『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)
2007年 01月 27日
新作観に行く前にシリーズ全作を見直してからとのんびり構えていたら、とうとう公開も終わりになってしまいました。もうちょっとやってくれると思っていたんですが、かれこれ2ヶ月近く上映していたわけですから文句も言えません。で、駆け込みで慌てて観て来ました。まだ観直していない作品が3作あるんですけどね。
原作もかなり昔に読んだもので、内容を覚えていなかったから読み直したかったのですが・・・。
原作『カジノ・ロワイヤル』は栄えある「007」シリーズの1作目であり、当時唯一映画化権を入手できなかった作品で、既にアメリカでTVドラマ化されたり、他社がハチャメチャなパロディ映画に仕立て上げたりしています。という意味では今回が初の映画化と言っても良いかも知れません。
ボンド役もピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグに交代し、凄腕から駆け出しへと設定もリセット。初の金髪ボンドだとか、スペクター顔だとか、ファンからも散々な言われようでしたが、これはもう新シリーズの1作目と言うべきでしょう。
御馴染みオープニングのガンバレルもなく(ちょっと捻った形で出てきます)、「ボンド、ジェームズ・ボンド」という名乗りも行われず、また音楽担当者代れど必ず流れていた<ジェームズ・ボンドのテーマ>も、劇中ではハッキリした形では使われません。観ている間は若干の違和感もありますが、最後にはきちんと溜飲が下がる仕掛けになっているのです。
凄みもあり、身体も良く動くダニエル・クレイグは、アクション映画のヒーローとしては今後もかなり期待出来そうです。今回の最終的な有力候補だったと伝えられるユアン・マグレガーとは全くタイプが違いますが、ファンが望む原作のハードなボンド像も、彼なら体現してくれるかも知れません。この際ですから『カジノ~』を1作目として、原作を順番にリメイクしていくというのも一つの手段かも知れませんね(そういえば『カジノ~』再映画化は、シリーズへの参加をオファーされていたというクエンティン・タランティーノ監督が、ピアース・ブロスナンの主演で暖めていた企画でもありました。アイディアを盗用されたとして、製作側にクレームを付けたようですが)。
一方で、最後まで「007」映画を観たという気分にはなれなかったのも事実です。原作をあまり知らない自分にとって、「007」はあくまでも映画版のイメージ。初代のショーン・コネリーから始まり、ジョージ・レイゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、そしてピアース・ブロスナンとボンド役者は交代していきましたが、それでもある一定のトーン、テイストは受け継がれていたように思います。それが今回は完全にと言ってよいほど断ち切られました。長く続いたシリーズの命脈を保つためには必要な処置、カンフル剤なのでしょうが、やはり違和感は拭い去れません。
次回作以降、シリーズがどのような舵取りを行うのか(従来のイメージに近い路線へ戻るのか、それともあくまで新しい道を歩むのか)は現時点では不明ですが、それまでは一抹の寂しさを抱えながら、旧作を楽しみたいと思います。
監督 : マーティン・キャンベル 出演 : ダニエル・クレイグ /エヴァ・グリーン /ジュディ・デンチ / ... more
CAST:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、ジュディ・ディンチ 他 STORY:暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は「00(ダブルオー)」の地位に昇格する。そして最初の任務は世界中のテロリストの資金源となっている男とのポーカーゲームだった・・・ 007シリーズ、これまで1本ぐらい見たことあったかなぁ・・・程度の記憶。 って事で、殆ど初ボンドです。 で、最新007はボンドの最初の任務、そして本気で愛した女性との物語。 勿論アクションはすごい!! も...... more
(原題:CASINO ROYALE) 【2006年・アメリカ/イギリス】試写会で鑑賞(★★★☆☆) 007シリーズ21作目は、ジェームズ・ボンド誕生を描いた作品。 イアン・フレミングの007シリーズ第1作目を映像化。 英国情報部MI6の【00】ナンバーを持つ諜報員になったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。初の任務は、世界中のテロリストを資金面で支える男、ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の資金を絶つこと。やがて、ル・シッフルがモンテネグロの【カジノ・ロワイヤル】で大勝負に出ることが明らかと...... more
素敵ぃ〜♪(人´〜`*) ダニエル・クレイグの「クラッシック・ボンド」は最高!!! まず、なにが良いと言ってシリーズ初の「金髪・碧眼のボンド」ということもありますが、私としては彼が、私の大・大・大好きなスティーヴ・マックイーンに雰囲気が似てるってことです〜☆ ほら、似てませんか?! 私にはテイストが近い気がして、終始スクリーンの彼に見惚れておりました! 『007』シリーズ21作目にして一新された本作。 ピアース・ブロスナンから替わってボンド役を射止めたD・クレイグは、欧米では...... more
原題: CASINO ROYALE 監督: マーティン・キャンベル 原作: イアン・フレミング 出演: ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マッツ・ミケルセン ジュディ・デンチ ジェフリー・ライト ジャンカルロ・ジャンニーニ サイモン・アブカリアン カテリーナ・ムリーノ イワナ・ミルセヴィッチ セバスチャン・フォーカン ...... more
最初の任務は、自分の愛を殺すこと。 ■監督 マーチン・キャンベル■脚色 ニール・バーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス■原作 イアン・フレミング(「007カジノ・ロワイヤル」東京創元社刊)■キャスト ダニエル・クレイグ、エバ・グリーン、マッツ・ミケルセン、カテリーナ・ムリーノ、ジュディ・デンチ □オフィシャルサイト 『007 カジノ・ロワイヤル』 イギリスの諜報機関MI6からの依頼をクリアし、諜報部員“007”になったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)...... more
【監督】マーティン・キャンベル 【出演】ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/マッツ・ミケルセン/カテリーナ・ムリーノ/ジュディ・デンチ/ジェフリー・ライト 【公開日】2006/12.1 【製作】米、英、独、他 ... more
21作目にしてジェームズボンドのピュアなラブストーリーにも触れる今作品。公開に先がけて見てまいりました。 かなりボンドのイメージと違うとかなんとか色々言われ続けてきたらしいダニエル・グレイクのジェームズ・ボンド・・・ボンドのイメージというと私にはショーン・コネリーなんだけど、ショーン@ボンド以上の活躍を魅せてくれて私はご満悦{/hearts_red/} で、なんでグレイクがボンドのイメージじゃないのかー??「レイヤーケーキ」での彼を見ていたらかなり期待大でしたのよ。「ミュンヘン」のダニエル…とよく...... more
最初の任務は、自分の愛を殺すこと。 2006年 アメリカ/イギリス/チェコ 監督 マーティン・キャンベル 出演 ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/マッツ・ミケルセン/ジュディ・デンチ/ジェフリー・ライト/ジャンカルロ・ジャンニーニ/サイモン・アブカリアン/カテリーナ・ムリーノ/イワナ・ミルセヴィッチ/セバスチャン・フォーカン 原作 イアン・フレミング あらすじ 英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして...... more
6代目ジェームズ・ボンドとして ダニエル・クレイグを迎えて 基本に立ち返る感じで、 ジェームズ・ボンドが 007になる前というか なったばかりの物語です。 00ナンバーを取得するには、2人を殺さなきゃいけない って言うのは、へぇ〜〜〜って感じでしたが・・・ 金髪、碧眼のダニエル・クレイグのボンドは なかなかいけていました。 派手なアクションシーンはあまりなかったけど、 走る!駆け上がる!飛び越える!といった 身体をはったシーンは結構すごかったです。 あと、カジノでのポーカ...... more
「007ダブルオーセブン」シリーズの最新作・・・見てきました。 主人公のジェームス・ポンドが交代して、ダニエル・クレイグに・・・。 しかも、1967年製作の同シリーズのリメイクだとか。 ... more
監督:マーティン・キャンベル 出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジャンカルロ・ジャンニーニ、カテリーナ・ムリーノ他 導入部分、振り返って銃を撃つ瞬間が一番シビレタ。その瞬間のキレにゾクゾク..... more
今度のジェームズ・ボンドの声はステキ☆ 『CASINO ROYALE』 公開:2006/12/01(12/01鑑賞) 製作国:アメリカ、イギリス 監督:マーティン・キャンベル 原作:イアン・フレミング 『007/カジノ・ロワイヤル』(東京創元社刊) 出演:ダニエル・クレイグ、...... more
『CASINO ROYALE』 アメリカ・イギリス/2006 監督:マーティン・キャンベル 出演:ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マッツ・ミケルセン ジュディ・デンチ ジェフリー・ライト サイモン・アブカリアン ジャンカルロ・ジャンニーニ カテリーナ・ムリーノ 公開時コピー 最初の任務は、自分の愛を殺すこと。 ピアース・ブロスナンの契約が終了し、難航した新生ジェームズ・ボンドに選ばれたのはそれまでのイメージを大きく変える金髪、碧眼のダニエル・クレイグ...... more
CASINO ROYALE 監督: マーティン・キャンベル 出演: ダニエル・クレイグ ジェームズ・ボンド エヴァ・グリーン ヴェスパー・リンド マッツ・ミケルセン ル・シッフル ジュディ・デンチ M ジェフリー・ライト フェリックス・レイター ジャンカルロ・ジャンニーニ マティス 殺しのライセンス00(ダブルオー)を取得したばかりのエージェント、ジェームズ・ボンドは、テロ...... more
映画館にて「007/カジノ・ロワイヤル」 ジェームズ・ボンドのスパイ・アクションのシリーズ第21弾。 今流行の“ビギニング”ということでボンドが殺しのライセンスを持つ007になる前からストーリーは始まるのだけど、時代設定は現在。ボンド最初の任務は、世界のテロリストに資金を提供する死の商人とカジノで対決して彼を窮地に追いやること。ストーリーにはサスペンスが上手く練りこんであり、身体を張ったアクションも多く、ポーカー対決のスリルあり、恋模様ありで非常に楽しめる作品になっていた。 まずはオープニングが...... more
監督:マーティン・キャンベル 製作総指揮:アンソニー・ウェイ 、カラム・マクドゥガル 原作:イアン・フレミング 脚本:ニール・パーヴィス 、ロバート・ウェイド 、ポール・ハギス 出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン 、 ジュデ...... more
ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン主演 英国諜報機関MI6に所属するジェームズ・ボンド 00の殺しのライセンスを取得するには2人の犯罪者を殺す事でした これをこなしたボンドはMI6の責任者Mから新しい任務を命ぜられる その任務とはテロリストの資金源を操る謎の人物を捕らえる事でした 007シリーズは全て観ています 殺しのライセンス、危機一髪、ゴールド・フィンガーあたりから お正月映画と言えば007が私の定番で タイトル・バックを観ると心が躍る 何時も楽しみにしていました 観た後には主題歌が...... more
007になるまでの物語。とは言えど舞台は完全に現代ですね。シリーズ21作目の作品です。 オープニングタイトルから、何故か巧妙に引き込まれます。モノクロのシーンでジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)の昇格試験(2人殺さなければなら....... more
お手並み拝見 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ いやぁ~、早いものでこのシリーズも21作目ですか・・・ 金髪と青い目のボンドちゅーことで ファンの方の間では色々ご不満なぞもあったようですが お嬢はそんな気にならなかっ... more
購入後、放置状態だったDVDを昨晩観ました。 OO7シリーズの最新作「カジノ・ロワイヤル」です。 アクション映画は、あまり観る方では無いのですが、実は007シリーズだけは全部観ているんですよね〜。 監督は「マ... more
シリーズ21作目。6代目ボンドにダニエル・クレイグ。実年齢より老けて見えるのは俺だけ?シリーズ云々は抜きにして、ホント普通によく出来たアクション映画だと思います。... more
007 / カジノ・ロワイヤル CASINO ROYALE 2006年 マーティン・キャンベル 監督ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マッツ・ミケルセン ジュディ・デンチ ジャンカルロ・ジャンニーニ ジェフリー・ライト カテリーナ・ムリノ ジェームズ・ボンドといえば...... more
「007」のジェームズ・ボンドの若き日を描いた作品。とは言っても、かつてのボンドとは年代設定が違い、若き日といっても冷戦時代を描いたものではなく、すっかり現代に置き換えられてました。新生ボンドの誕生ということらしいです。で、この新生ボンド役にはダニエル・クレイグ。本作「カジノ・ロワイヤル」には続きがあるそうなので、今後も彼がボンドを続けることになるのかな。 さて今回の話は、これまでの「007」シリーズとはかなり違っているようです。 なので、以前からのファンの人にすると、恒例だったことがなくなっていた...... more
シリーズ21作目、6代目ダニエル・クレイグ1作目。 微妙~!というかどっちかって言うとダメ。 何がダメってボンドが違うよ~。 イマドキ過ぎる! 私はブロスナンのレトロで熱い感じが好きだったのよね。 とにかくクレイグ・ボンドは、悪役顔! これに尽きる。 オープニング..... more
『最初の任務は、自分の愛を殺すこと。』 コチラの「007 カジノ・ロワイヤル」は、007シリーズとしては21作目、そして6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグのお披露目となるワケなんですが、先週12/1公開となりましたね。既にご覧の方も多いかと思いますが、....... more
2006 イギリス, チェコ, ドイツ, アメリカ 洋画 アクション スパイ 作品のイメージ:カッコいい、ドキドキ・ハラハラ、スゴイ 出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、カテリーナ・ムリーノ 「007 慰めの報酬」の予習のための鑑賞だったのだが、「バットマンビギンズ」と同様、その目的以上... more
原題「Casino Royale」 2006年 公式サイトEnglish 原作:イアン・フレミング 昇格最後の条件、2件の暗殺を無事成功させたジェームズ・ボンド(ダニエル・グレイグ)は、殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”の称号を得た。最初の任務は犯罪組織の資金源を断つというもの。..... more
この映画はやっぱりおもしろい。その一言に尽きる。モノクロで静かなプロローグが終わったと思いきや、鮮やかな絵と激しいロック「ユノウマイネーム」でオープニング。いつものガンバレル・シークエンスやテーマ曲はないがひきつけられる。続きを読む... more
英国秘密情報部の諜報員ジェームズ・ボンドの縦横無尽な活躍を描くシリーズ21作目となるスパイ・アクション・ムービー「007カジノ・ロワイヤル」(2006年、米英独など、144分、コロンビア映画配給)。この映画は、6代目となる新生ボンドのアクションやギャンブル、ロマンスなどを満載した超娯楽大作だ。ボンド役には、「ミュンヘン」のダニエル・クレイグが抜擢。監督は同シリーズ「ゴールデンアイ」や、「マスク・オブ・ゾロ」のマーティン・キャンベル。本作は60年代のボンド映画とは大きく異なり、ストーリーの面...... more
この間、初めて「カウボーイ&エイリアン」でダニエル・クレイグを見て 結構良かったので、彼の出世作となった「007/カジノ・ロワイヤル」と「007/慰めの報酬」2本をレンタルし早速観てみました。 まずは「007/カジノ・ロワイヤル」 オフィシャルサイト⇒h...... more
なんとかギリギリセーフで間に合って良かったですねー♪
ダニエル@ボンド、公開前とは打って変わって好評に転じましたね。特に女子のハートをガッツリ掴まれたみたいで、その辺が成功の鍵かもしれません。
ちなみにダニエルさんってゲイに人気があるみたいで、彼自身、「次回作では同性愛をテーマに」と進言したとかしないとか。初のボンドボーイ登場?(笑)
ご心配おかけしました~!
本当はこの週末に行くつもりだったんですが、「終了予定」になっていなかったシネコンまでもが続々と昨日で終了することがわかって大慌て。
まぁ遠方まで足を伸ばせば後一週間くらい上映しているところもあるにはあるんですが、やっぱり近場で、と昨日のレイトショーに駆け込みました。文字通り最終上映(笑)。
おそらく次回作では慣れると思うんですが、やっぱりダニエル≠ボンド(苦笑)。
でも作品としては悪くなかったと思います。
原作にもある拷問シーンを、あそこまで描くとは思いませんでしたけれどね・・・。
今後はもうちょっと茶目っ気というのかな、余裕をかました姿も見てみたいもんですね。
当初は金髪碧眼ボンドにも非難いっぱいでしたが、考えてみるとこれって007の最初の物語ですから、実はボンドは最初金髪だった。その後気分を変えて髪の色変えたって事で上手く回避できませんかね?(笑
そいえば最近日曜のロードショーでも007シリーズが放映されてますね。昔のボンドも中々面白いっす。
いままでとちょっと毛色が違うボンドでしたが、
私は悪くなかったと思いました。
たぶん、ボンドに対してあまり思い入れがなかったせいかも・・(笑)
次回作で、どう転ぶかちょっと楽しみですね〜。
てっきり鑑賞済みだと思ってました。もう上映は終わってしまったんですね。
>最後まで「007」映画を観たという気分にはなれなかった
これは私も同じ気持ちでした。ダメだとは思わないのですがなかなか馴染めなかったですね^^;
そうか、なるほど!
・・・という具合にうまく行くでしょうかねぇ(苦笑)。
まぁ今までは役者が代っても、微妙にそれまでの作品の流れは受け継がれていましたけれど、今回は完全リセットですから、これまでのことは忘れなさいってことなのかも知れませんね。
これまでの「007」を引きずっていない人には、今回も無問題でしょうね。
とはいえ伝統的なシリーズですから、色々と難しい面はあるんですけど・・・。
今回のダニエル=ボンドは、これまでの中ではティモシー・ダルトンに近いラインだと思うのですが、ティモシー=ボンドも原作ファンや玄人筋からは好評だったものの、一般的にはあまり受けなかったことを考えると、次回作が正念場だと思います。
そうなのです、余裕かましてたら大変なことになるところでした(苦笑)。
おかげでシリーズのお浚いがストップしております。
このままだと、ゆかりんさんに抜かれるな(爆)。
これまでを忘れて、全く新しいシリーズだと思えば良いんでしょうね。
でも暗くて重たいし、キャストもあまり好みじゃなかったので(苦笑)、その点でもちょっと辛かったなぁ・・・。
いらっしゃいませ~。
そうですか、肉体派がお好きですか(笑)。ピアース・ブロスナンじゃ細身過ぎるかな。
でもダニエル・クレイグの筋肉の付き方って、なんかアンバランスな感じがしませんでしたか?
この人、脱いだらすごかった、、、ですね。
>茶目っ気というのかな、余裕をかました姿も見てみたい
って思いました。
やっぱりそれこそがボンドのあるべき姿だと思っています。
どうしても、ショーン・コネリー同等の濃さを求めちゃうんですよね~。
現在製作中の次回作も、どうやらこの新路線を行きそうなんですが、今度はダニエル・クレイグ自身がどこまで余裕をもって演じてくれるか、かなぁ。
ダニエル・クレイグのボンドもかなり趣向変えでしょうが、
クエンティン・タランティーノが監督したら007ではないような気もしました(´▽`*)アハハ
例えばロジャー・ムーア時代の作品を、ショーン・コネリーでは出来なかっただろうな、とか。
でも脇を固めるレギュラーはそのままだったりするので、あ、「007」だな、と認識出来るんですよね。
今回Mだけは留任ですけれど、シリーズのお約束事がなくなっていたり、変えられたりで、違和感は随分ありますねぇ。
ま、カンフル剤としては成功かな。