【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『スパイダーマン』(1978)

東映とマーベル・コミックスが提携して製作した第1弾が『スパイダーマン』(第2弾は『バトルフィーバーJ』)で、これはそのTVシリーズをベースに<東映まんがまつり>用に作られた劇場拡大版です。
e0033570_8431330.jpg元々TVシリーズを殆ど知らないので思い入れも何もないのですが、お話もこれといって特筆すべき点はありません。主演の香山浩介(藤堂新二)の出番が殆どなく、専ら変身後のスパイダーマンばかり画面に出てくるのもキャラクターの魅力を損ねていると思います。
おそらくTVシリーズと並行しての撮影だったため、スケジュール面を考慮した結果なのでしょうが。

原作からはキャラクター・デザインのみを借りて、全く別種の変身ヒーロー物として作られていますので、昨今のハリウッド版で興味を持っただけの人にはお勧めしかねます。
きっとガッカリなさると思いますので。

ただ一つだけ確実に誇れるのは、独特のスパイダーマン・アクション。担当したのはJAC(当時)の古賀弘文ですが、CGを使わない生身のアクションはハリウッド版にも優ります
この時期に本国アメリカでも『スパイダーマン』の実写ドラマ版が放送されていたのですが、原作者であるマーベル・コミックスの総帥スタン・リーも、この日本版アクションには太鼓判を押したとか。
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by odin2099 | 2007-03-03 08:44 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(2)
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Commented by はぎお at 2007-03-04 13:48 x
こんにちは。
「スパイダーマン」、覚えてます。どちらかというと、アメリカ版よりこちらの印象が強かったりして。あのアクションは子供の私には衝撃でしたね。ストーリーは何だか暗かった記憶がありますが・・・
Commented by odin2099 at 2007-03-05 22:23
アメコミに興味を持ち始めた頃だったので、第1話を観て「なんだ、ただの変身ヒーロー物じゃないか」とガッカリしたことを覚えています。
その後でマニア層からも比較的好意的な感想が寄せられていたことを知り、再放送等で何本か観ています。
変身ヒーロー+巨大ロボットというフォーマットは、『バトルフィーバーJ』以降、現在まで続くスーパー戦隊シリーズへ受け継がれていますし、渡辺宙明の音楽も「宇宙刑事」シリーズに流用されたり、と80年代の東映ヒーロー物を語る上では欠かせない作品と言えそうです。

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