【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『シルバー假面』(2006)その2

<シルバー・サーガ>三部作の中間、第弐話「於母影(おもかげ)」は北浦嗣巳の監督作品。
主としてヒロイン・ザビーネの回想で語られるシルバー假面の発端篇ですが、森鴎外が謎々遊び(?)で魔物から金銀二つの指環を手に入れるという経緯は唖然。おとぎ話調でもありますし、『指輪物語』風でもありますな。偉そうにふんぞり返っていたくせに、指環を失うと途端に従順になる魔物が哀れというか何と言うか。

e0033570_1958737.jpgそして金の指環は鴎外自身が持ち、銀の指環は愛するエリスに託して日本へと帰国してしまうのですが、その後エリスとザビーネ母子は放浪の旅へ。途中立ち寄った村で親切にされたものの、人助けのつもりで指環の魔力を使ってしまうと、今度は一転して魔女狩りの標的に、という具合に波乱万丈の展開が待ち構えています。この過程でカリガリ博士との因縁も生まれるというわけです。

実相寺監督の第壱話のテイストはそのままに、更に現実世界と虚構世界の境界線を曖昧にした演出は難易度がグーンとアップ。
ドイツの片田舎が舞台で、出てくるのもドイツ人ばかりのはずなのに、何故か皆たどたどしい日本語で会話する(しかも訛っている!)シュールさには、付いていけない人が続出でしょう。反対に、好きな人はとことん好きなんでしょうけれど、商業映画としてはどうなんでしょうね。

さて、残り一話で物語にはきちんと結末がついているのやら・・・?
ところで銀の指環にはシルバー假面への変身能力があるのですが、もう一つの金の指環には変身能力ないのかなぁ。
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by odin2099 | 2007-05-04 19:58 |  映画感想<サ行> | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 猫姫じゃ at 2007-05-05 03:29
タイトル : シルバー假面 07098〜9
シルバー假面 2、3  1はこちら 2006年   実相寺昭雄 総監修  佐々木守 ・実相寺昭雄 原案         実相寺昭雄 (第壱話)・北浦嗣巳 (第弐話)・服部光則 (第参話) 監督内田仁菜  渡辺大  水橋研二  石橋蓮司  山本....... more
Commented by 猫姫少佐現品限り at 2007-05-05 03:30 x
こんばんは!
あたしはあの、ドイツ人の日本語劇、
良かったです、、、
早く3、見て下さいyo。
Commented by odin2099 at 2007-05-05 05:31
ドイツ人の日本語劇、凄く胡散臭かったですねぇ(苦笑)。
でそのせいで、せっかくの石橋さんの怪演(カリガリ博士!)が埋もれてしまった気が・・・。

「3」、近々に見たいと思います。
まさかラストで旧TVシリーズにリンクしたり・・・は、ないですよね?

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