【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『アベンジャーズ』(1998)

日本では『おしゃれ(秘)探偵』(ホントは「マル秘」なんだけど表記出来ない・・・)という題名で放送されていた、60年代に人気を博したスパイ・アクション物TVシリーズを、主演にレイフ・ファインズとユマ・サーマン、そして悪役にショーン・コネリーを配して劇場用作品としてリメイク。といっても、オリジナルの香りは殆ど残っていないんだろうなぁ、見たことないけど。ただ、テーマ曲だけはオリジナルのものをアレンジして使っているらしい。

元々このシリーズは題名(「アベンジャーズ=復讐者」)から分かる通りかなりハードなものだったらしいけれど、途中からジョン・スティードとパートナーとのコンビを活かした形に変えられたらしい。特に2代目パートナーのエマ・ピールが一番人気だったそうで、今回の劇場版でもパートナーの名前はエマ・ピールになり、物語も彼女が中心になっている。

e0033570_22254621.jpg因みに初代パートナーを演じたオナー・ブラックマン、2代目エマ役のダイアナ・リグは共に「007」のヒロインに抜擢されており、オリジナルのスティードを演じたパトリック・マクニーも「007」に出演しているなど、両シリーズには不思議な縁があるのも面白い。そんなわけで、この劇場版に元祖ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーが出演しているのは必然? そもそも作品自体が「007」の影響下にあったことは否定出来ないだろうけど。

というわけで、この作品の本当の主人公はエマ・ピール。ユマ・サーマンの前では、本来の主役スティード役のレイフ・ファインズも、大仰な悪役コネリーもすっかり霞んでしまっている。世界征服を企んでいるはずの悪役も、気がつくとエマさんを追い掛け回してるだけというくらい御執心。
これにはユマとのラブ・シーンの追加を希望したコネリーの思惑も絡んでいたりするようだけど、当然のようにスティードとのラブ・シーンもあったりでエマさん、モテモテ。

しかし問題なのは、オリジナル版もそうなのだけど、彼女は「ミセス・エマ・ピール」、つまり人妻なんだよね。
英国紳士のモラルはどこへ行ったのだろう・・・?
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by odin2099 | 2007-06-14 22:26 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(0)
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