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『だから歌舞伎はおもしろい』 富澤慶秀

報道部に務めていた新聞記者が芸能部へと異動。それを切っ掛けに歌舞伎の面白さに目覚めていく。素人ならではの疑問を持ち、その素人目線での歌舞伎入門書を、ということで書かれた一冊。

『だから歌舞伎はおもしろい』 富澤慶秀_e0033570_21361860.jpg確かに最初の方はそういう構成になっているのだけれども、途中から歌舞伎の解説に託けた思い出話などの比重が大きくなってきているようで、看板に偽りあり?
一風変った歌舞伎の解説本の類を読んでみたいなとこの本を手に取ったのだけれども、これなら普通の初心者向け解説本を選んだ方が良かったのかも。

実際自分は歌舞伎の初心者ではなく、「あぜくら会」の鑑賞教室などを含めて何度か足を運んでいるものの、文楽や狂言を含めて未だにのめり込むには至らないという半端者。
この際、再入門してみようと思っていたのだけれども当てが外れた感じ。むしろ素直に生の舞台を観に行った方が良いのかなぁ・・・。
Commented by みゆみゆ at 2007-08-10 22:01 x
最近はいろいろと伝統芸能の入門本も多いですよね。歌舞伎関連のは割りと目を通すようにしているんですが、これはまだ読んでいません。
そうですね、本からよりも実際の舞台の方が何倍もよいと思いますよ(^-^)

私は役者さんから入って、生で見たい!と思って、歌舞伎を見始めまして、現在に至ります(笑)
Commented by odin2099 at 2007-08-10 23:28
これ、初版は2005年の11月です。
なのであまり店頭にはないかも知れませんね。
僕はBOOK-OFFで見つけました(苦笑)。

漠然としたイメージだけで歌舞伎に惹かれて観始めたのですが、台詞が聞き取り辛かったり、音楽に馴染めなかったり、活劇場面といっても基本は踊りなので付いて行けなかったり、となかなか楽しむまでは至りません。
鑑賞中に記憶が遠退いた瞬間も・・・。
自分には合わないのかも知れませんね。
Commented by MIHO at 2007-08-12 02:52 x
私も役者さんから入ったというか、学校で連れて行かれたからというか・・・で、社会人になってからは年に2回は観に行くようにしていました。
今は、ぜんぜん行っていないけど。

初心者は、音声ガイドを使うと楽しめるって同僚が言っていましたが
私は使ったことはありません。
始まる前に、すじがきを読んだり パンフ読んだりしてお話の概要を
掴んでから観るようにしているので あまり苦労したことはないです。
まあ、好きな役者さんを観に行っているから 大丈夫なのかもしれないですけどね(笑)。
Commented by odin2099 at 2007-08-12 19:46
團十郎も猿之助も観に行ってるんですけどね(苦笑)。
今度は橋之助とか海老蔵とか、もうちょい若手を観ようかな。
あ、でも勘三郎の”平成中村座”は興味あります。
by odin2099 | 2007-08-10 21:36 | | Trackback | Comments(4)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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