【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ガメラ対大悪獣ギロン』(1969)

e0033570_21583892.jpgいたずらっ子の明夫とトムは、着陸する円盤を目撃。中を探検しようと足を踏み入れ、装置をいじくっているうちに円盤は発進し、未知の惑星へと連れて来られてしまう。
そこは地球より遥かに進んだ文明を持っていた。
二人を出迎えたのはバーバラとフローラと名乗る謎の美女。彼女たちの話によれば、この星は太陽を挿んで地球の反対側に位置する”第十番惑星”であり、優れた文明を持ちながらも死にゆく惑星で、生き残っているのはもはや彼女たちだけだという。
その時、突如怪獣が現れた。それは地球に生息するギャオスに酷似した怪獣だったが、彼女たちが”番犬”と呼ぶ新怪獣ギロンによって退治される。
この星を脱出し、少年たちと一緒に地球へ行こうと言うバーバラとフローベラ。しかし彼女たちの真の目的は何か?
そして二人の少年の危機を察知したかのように、ガメラも十番惑星に向かいつつあったのだ・・・!

宇宙の彼方の未知の惑星を舞台にしたSF映画、というとスケールが大きそうだが、何のことはない、こじんまりしたセット中心に撮影した低予算映画だ。
大都市破壊のようなスペクタクル・シーンを撮る予算がないものだから、明夫くんの家の近所の空き地(円盤の着陸地点!)のロケ撮影と、テキトーに(?)小物を並べた異星のセットでお茶を濁しただけの話。
倉庫に残っていたギャオスの着ぐるみを引っ張り出してきて色を塗り替えた”宇宙ギャオス”を出したり、ガメラとギロンの対決シーンもオリンピックを模した演出を取り入れたり、と工夫は見られるものの、どうしても寂しい映画になってしまってるのは致し方ない。
まぁ、このチープさが好き、というガメラ・ファンは多いんだろうけれども。
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by odin2099 | 2008-11-20 22:12 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(4)
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Commented by samurai-kyousuke at 2008-11-20 22:08
「大悪獣」というネーミングからして素晴らしいですよね。(笑) ギャオスが輪切りにされるシーンが印象に残っております。耳(?)の辺りから手裏剣を飛ばしてた記憶もあるんですけど、ありました?
Commented by odin2099 at 2008-11-20 23:20
耳というよりは頭でしょうか。目の上、刀の柄の部分(?)から手裏剣が出ます。
それが手に刺さったガメラは甲羅の中に引っ込めることが出来ず、何とかして手裏剣を抜こうとする痛々しい場面があります。
青というか緑色の血ですけれど、流血シーンがあるのが「ガメラ」の特徴ですね。
「ゴジラ」には殆どないですし、「ウルトラ」シリーズなどは敢えて避けていたようですけれど。

次回作のジャイガーは「大魔獣」ですから、本作の「大悪獣」というのはインパクトありますねぇ(笑)。
Commented by ガメラ医師 at 2008-11-21 15:47 x
 こんにちは。以前5月に「対バイラス」の鑑賞記にコメントさせて頂いた「ガメラ医師のBlog」管理人でございます。相変わらずぼちぼちと更新を続けております。
 この度、拙Blog11月21日の更新、
「ガメラ:昭和(湯浅)版視聴記 2008/11/21」
にて、こちらの「対ギロン」レビューをご紹介させていただきましたので、ご挨拶に参上しました。差し支えなければどうかこれからも、宜しくお願い申し上げます。
Commented by odin2099 at 2008-11-21 23:14
>ガメラ医師様

いつも取り上げて頂き、有難うございます。

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