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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『モスラ対ゴジラ』<再編集版>(1970)

e0033570_21173696.jpg第4回の<東宝チャンピオンまつり>の目玉商品は、東宝が生んだ二大怪獣、モスラとゴジラが初めて邂逅した記念すべき作品。

前作『キングコング対ゴジラ』では、アメリカの雄キングコングと、日本が生んだゴジラとの夢の共演が売りでしたが、世界観の融合という点ではイマイチでした。ところが本作では同じ東宝の二大怪獣の共演ですから、そのあたりの違和感はありません。

モスラは、単独主演作『モスラ』で成長した成虫モスラがそのままスクリーンに復帰したと受け取れますし(劇中の登場人物たちがモスラを知らないようなので、実は『モスラ』との連続性は曖昧ですが)、一方のゴジラは、前作ラストで熱海城を壊して海に没した後に、眠りから復活したと受け止めることが出来ます(今回は東海地方と思しき干拓地から出現します)。
この作品以後、ゴジラは他の怪獣との共演が主になりますが、そのターニングポイントとなった作品とも言えそうです。

<チャンピオンまつり>での上映ということで、オリジナル版よりも15分ほど短縮されたこのヴァージョンですが、ゴジラとモスラの激突に関してはほぼオリジナル通りということで、憎々しいまでに凶暴なゴジラと、健気なモスラとの対決がタップリと楽しめるお子さま向け。
その分、人間側のドラマが希薄になり、今ひとつ展開がわかりづらい箇所も出て来ていますが、歯切れの良いテンポでの編集ということもあり、怪獣映画としての魅力は充分に堪能出来ます。
むしろ、贅沢に凝縮したと受け止め、その濃縮ぶりをとっくりと味わうのがオツってもんかな???
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by odin2099 | 2008-11-26 21:20 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)
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Commented by Brian at 2008-11-28 05:49 x
たぶん、オリジナル版だと思うんだけど、「モスラVSゴジラ」が最初に映画館で観たゴジラ映画です。
同時上映が長嶋さんの映画だったから・・・。(笑)
子供心に、ワクワク♪o(^o^o)(o^o^)oワクワク♪して行きました。
来場記念で偶然来てた兄からもらったお小遣いで、モスラのおもちゃを買いました。(笑)
Commented by odin2099 at 2008-11-28 21:18
>Brianさん

長嶋さんの映画というのは『燃える男長嶋茂雄 栄光の背番号3』のことでしょうか?
記録によりますとこの映画は、『モスラ』短縮版と『緯度0大作戦』短縮版との併映、もしくは『エスパイ』と同時上映されたようです。
ただ<チャンピオンまつり>は地域によって独自のプログラム編成を行ってるケースもあったようなので、『モスラ対ゴジラ』と併映されたこともあった野かも知れませんね。
ただ、その場合でもオリジナルのノーカット版での上映の可能性は、極めて少ないんじゃないかと思います。
この時期にご覧になってるとすると、この短縮版だったのではないでしょうか。

ちなみに『ドラえもん/のび太の恐竜』と二本立て公開されたのも、これとは別編集ですが短縮版です。

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