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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『機動警察パトレイバー』(1989)

e0033570_22311273.jpgレイバーが突然暴走する事件が続出した。その共通項を洗っているうちに、それが最近開発されたレイバー用の新型OSにあるのではないか、との疑惑が持ち上がる。しかしその開発者は、先ごろ謎の投身自殺を遂げていた。だが更に調査を進めていく過程で、彼が残したプログラムには恐るべきウィルスが仕掛けられていることが判明し・・・。

コミックとアニメーションのメディア・ミックス作品で、警察官が巨大ロボットを操るという発想が面白かったですね。
映像メディアでは最初にOVAシリーズとして作られ、これが評判になったために実現した劇場用映画版がこの作品。
一応お話はOVAの続きということになっているようですが、キャラクターのデザインも若干変わり、シリーズにあったバラエティさやコミカルな面が影を潜め、かなりハードな作風になっています。
廃墟などを丹念に描いた場面など、アニメというよりも実写映画のような趣があります。
その一方でアクション・シーンなどは、これぞロボットアニメ、というような迫力ある描写で、作品の二面性というか懐の深さが味わえます。
これももう20年も前の作品ですが、古臭さは感じませんねぇ。今見直しても充分に楽しめました。

この後でTVのシリーズになり、その続編としての新しいOVAシリーズが作られ、映画版の2作目が作られ、更に番外編的な3作目の映画が作られ・・・という展開を見せた『パトレイバー』ですが、僕が観てるのは初期のOVA版と2本の劇場版のみ。他にはコミック版や小説版も読んでますけれど、それぞれが微妙に異なる世界のようなので知らないとちょっと混乱しますし、自分の好みと合わない雰囲気のものもあるので『パトレイバー』そのものが好きなのかと言われると悩みますが、少なくてもこの映画版は結構気に入ってます。
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by odin2099 | 2009-03-11 22:30 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from のほほん便り at 2009-03-13 07:43
タイトル : 機動警察パトレイバー 劇場版
ここのところ、新作映画公開の関係か、押井守監督作品が、がんがんオンエアされて嬉しいかぎり。 劇場公開は、1989年、だったんですね。 以前、さくっと見た時は、「なるほど。これが、噂のパトレイバーかぁ…」と、好奇心半分にチェック。 冒頭とクライマックスの、音楽と映像センスのかっこよさ。全体のシリアス・トーンや、ディテールの遊び心。緻密なロボット描写に感心したのですが 今回、とくにファースト・ガンダム、攻殻機動隊シリーズと、金字塔作品を集中的に見た後だと「…なるほどなぁ」。なかなか...... more

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