【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2009年 02月 10日 ( 2 )

昭和47年春の<東宝チャンピオンまつり>のメインプログラムにして、これが僕の「ゴジラ」デビュー作!
通算12作目の「ゴジラ」物で、地球を征服しようとするM宇宙ハンター星雲人がキングギドラとガイガンを呼び寄せるが、異変を察知したゴジラがアンギラスを伴って迎撃するという4大怪獣のタッグマッチ戦が見もの。

e0033570_20202.jpgで、リアルタイムで映画館へ観に行ってるのだけれども、子ども心にも「つまんない」と感じた一編。何故か当時から「ゴジラは古いもの」という認識があって、それに引っ掛かっていたのかも知れない。
ほんの数年前の作品のはずの『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』でさえ古臭く感じていたから、単にリアルタイムで知らないものは全て古いと思っていたのかも。翌年にはTVシリーズ『流星人間ゾーン』にゴジラは準レギュラーとして登場するし、その翌年も翌々年も新作映画が作られたのだから、ゴジラはまだまだ立派に現役ヒーローだったのにね。
その後はTV放映やビデオ、DVD等で何度か観ているのだけれども、「古い」はともかく「つまんない」という印象は変わらず。

ただ、後付け知識を持って観直すと色々と興味深い点があって、例えば音楽。
この作品では『怪獣総進撃』以来久しぶりに「伊福部昭」の名前がクレジットされているのだが、実はこの映画のための作曲されたものは一曲もなく、全て既存の東宝映画や万博の三菱未来館用に書かれた音楽の流用だということ。これなんか知らなければ素直に伊福部メロディーに感激するだろうと思う。

また流用と言えば映像もそうで、この作品ではゴジラ、アンギラス、キングギドラ、ガイガンの4怪獣が暴れるパノラマティックな画面作りもあったりするのだが、その一方でギドラの都市破壊シーンやゴジラやアンギラスと戦うシーンなどにはかなりの量の旧作からの使いまわしがある。それでも編集の巧みさもあって、これも知らなければかなり贅沢な画作りをしている映画だなと嬉しくなるのではなかろうか。

もっとも石川博、梅田智子、高島稔、藤田漸、清水元・・・と出演者の名前を並べても馴染みのない人ばかりだし、村井国夫や西沢利明も異質な感じだし、菱見百合子(ひし美ゆり子)が出ていてもアンヌ隊員の面影はないし、という具合に何となく「ゴジラ」っぽくないのは寂しいし、フキダシ付きでゴジラとアンギラスが会話しちゃうのはどうかと思うし、今回もゴジラは苦戦しっ放し、アンギラスは頼りない、となると怪獣映画としての楽しみも少ないなぁ・・・。

流用BGMばかりのこの作品で唯一新規製作されたのが、主題歌「ゴジラマーチ」。
「ガメラマーチ」は知ってても「ゴジラマーチ」は知らないぞ、という人も少なくないだろうけれど、作曲は当然のように伊福部昭ではなく、『ウルトラQ』、『ウルトラマン』の宮内國郎。『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』の時は、BGMは担当したものの主題歌は別人のものが使われたが、この作品では主題歌のみの担当なのが面白い。
歌ってるのは石川進だが、マーチといってもあまりテンポは早くなく、かなーり渋い曲になっている。『ウルトラマン』というよりも、同時期に手掛けていた『宇宙猿人ゴリ』(→『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』→『スペクトルマン』)の方が近いかも知れない。
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by odin2099 | 2009-02-10 20:02 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
珍しく三週連続で観ている『仮面ライダーディケイド』。
「クウガ」編が終わり、次回からは「キバ」編が始まるらしい。
ちょっと湿っぽい終り方になっちゃったし、これでグロンギが滅んだのだとしたら随分とスケールダウンだが、Wライダーのコンビネーションプレイなど、まぁまぁ悪くない。

しかしそれにしても、早くも劇場版のニュースが飛び込んできた。
5月1日公開で、タイトルは『超・仮面ライダー電王&ディケイド』?!
おいおい、「電王」ってば、「さらば」ぢゃなかったの???

設定、キャストを一新し、舞台は室町時代なんだとか。
といっても、おそらくモモタロスやキンタロスらはヴォイス・キャスト含めてそのまんまなのだろう。
ま、彼らが健在ならば「電王」らしさは出るに違いない。
他の連中は、もうスケジュールが抑えられないくらい売れっ子になっちゃった?

ゲストは南明奈。
映画になるとアイドルの起用が目立つな、最近・・・。
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by odin2099 | 2009-02-10 06:33 | ヒーロー | Trackback(3) | Comments(2)

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