【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2009年 02月 11日 ( 2 )

4年ぶりくらいに試写会に応募したところ、珍しくも当たってしまいました。
350組700名ご招待!ということなんですが、確率はどのくらいだったんでしょうかね。とりあえずODNさん、有難う。
で、美女をお誘いしたんですが見事にフラれてしまいましたので(涙)、寂しく一人で虎ノ門はニッショーホールまで行ってきました。
実を言うと予告編なんか観た段階では、自分向きの映画じゃないよなぁとあまり気乗りしてなかったんですがねぇ。
じゃあなんで応募したんだ?と、もし外れた方がココをご覧になっていたら怒られてしまいそうですが、休日の試写会が珍しかったことと、まさか自分が当たるとは思ってなかったから、というのがその理由です・・・。
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e0033570_22481016.jpg第二次大戦前夜、帰らぬ夫を訪ねて英国からやってきたレディ・サラ・アシュレイは、そこで変わり果てた姿となった夫と対面する。
彼女に残されたのは広大な牧場と1500頭の牛のみ。
仕方なく彼女はカウボーイのドローヴァーに助力を請い、遠く離れた土地へ牛を連れて行って売ることにするのだが、貴族のサラと野生的なドローヴァーとは初対面から衝突ばかり。更には彼女の行動を快く思わない者もいて、道中には度々邪魔が入る。
しかしアボリジニの少年ナラとの触れあいや、ドローヴァーとの旅を通じてサラは少しずつ変わっていく・・・。

監督のバズ・ラーマン、主演のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンがオーストラリア出身ということで話題になっております。
最初はラッセル・クロウが主演候補だったはずですが、彼はオーストラリア出身じゃないから、これはヒュー・ジャックマンで正解でしょう。
他にもデヴィッド・ウェンハムやブライアン・ブラウンらオーストラリア出身者が参加してますが、現地ではお祭り騒ぎなのかも知れません。
我々にはわからないことですが。

わからないといえば、この映画のお話も良くわかりませんでした。
結局は何が言いたかったんでしょうか。

異文化とのカルチャーギャップを乗り越えたサラの変貌というか成長?
サラとドローヴァーとの恋愛模様?
ナラを交えた擬似家族の友愛?
アボリジニの神秘性?
それともそれとも戦争の悲哀?

e0033570_22482927.jpg確かにそれらの要素が描かれてはいますが、全体を通しての、格となるドラマ、芯となるテーマが自分には見出せませんでした。
映像は綺麗だし、重くて暗い内容の中に時折ユーモアを盛り込んだり、最後はハッピーエンドと呼べる結末を迎える等々、見応えはあるし後味も悪くないのですが、どうしても空虚な印象が拭い去れません。
それに・・・2時間45分はやはり長すぎます。
劇場でご覧になろうとしている方は、是非水分を控えめにして臨まれんことを。




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by odin2099 | 2009-02-11 22:50 |  映画感想<ア行> | Trackback(29) | Comments(0)
新米弁護士(ホカベン)の堂本孝の許を、5歳の娘を連れた若い母親・橋本雅子が離婚の相談に訪れた。
多くを語らない彼女だったが、堂本は夫・元樹のDV(ドメスティック・バイオレンス)が原因と推察、行動を開始するのだが、夫側の弁護士に機先を制され娘は連れ去られてしまう。
失意の堂本だったが、今度はその耳に雅子が元樹を刺殺したとの報せが入る。
計画的な保険金殺人なのか? 折しても雅子のマンションに出入りしている若い男の目撃証言も出るのだが、彼女は黙して語らない。
そして法廷の場で明らかにされた恐るべき真相とは・・・?

e0033570_802739.jpg不勉強なものでこの著者のことは何も知らなかったのだが、リーガル・サスペンスの旗手として注目されている作家なのだとか。
しかも現役弁護士とのことなので、とうとう日本にもこういったタイプの書き手が出てきたんだなぁと感じたのだが、既に15年近いキャリアのある人に対してはかなり失礼な話だろう。
この作品はページ数にして200ページほどの中編ながら、二転三転のどんでん返しが楽しめる。流石に<ジェット・コースター・ノベル>とまではいかないが、これならば他の作品にも期待出来そう。
リーガル・サスペンスといえばスコット・トゥローやジョン・グリシャムだが、法曹界に身を置きながら執筆活動を続けるのはアメリカ人の専売特許じゃない、ということで。

ところでこの作品、最初にコミックがあり、次にTVドラマ化され(主演:上戸彩)、それから小説が書かれたというちょっと変わった経緯があるらしい。
内容はそれぞれ違うらしいが、どんな内容になっているのかちょいと気になる。
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by odin2099 | 2009-02-11 08:00 | | Trackback | Comments(2)

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