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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2011年 01月 11日 ( 1 )

『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』(2010)

昨年に引き続き、お正月映画に「仮面ライダー」が登場。4月には40周年記念作品も公開されるようなので、これで「仮面ライダー」は冬と夏、それに春から初夏にかけて、の3番組体制が確立してきましたね。
そして<戦隊ヒーロー>は夏と早春の2回。ヒーローべったりですが、あまりに依存し過ぎるのも考えものですが、いつまで続くことやら。

e0033570_20392414.jpg今回も昨年の『MOVIE大戦2010』同様の三部構成で、第一部が「仮面ライダーW/仮面ライダースカル メッセージ for ダブル」、第二部が「仮面ライダーオーズ/ノブナガの野望」、そして第三部が「MOVIE大戦CORE」
「W」と「オーズ」は別々の話が展開され、最後の「MOVIE大戦CORE」でドッキングするという構成も前回同様。

「W」編は最終回の後日談として始まるものの、途中で物語は過去へ飛び、仮面ライダースカル=鳴海壮吉が主人公となります。
壮吉がスカルになった経緯、決め台詞「お前の罪を数えろ」の由来、そして何故娘の亜樹子を避けていたかの謎が描かれるという、いわば鳴海壮吉にとっての「ビギンズナイト」のお話です。

翔太郎もフィリップも照井竜も脇に回り、ビリングトップも壮吉役の吉川晃司。セルフパロディ的な場面もあったりで笑えるシーンも盛り込みつつ、ひたすらハードボイルドな男の生き様が描かれて行きます。
過去世界で壮吉を慕う風都の歌姫メリッサが、亜樹子に瓜二つと言うか性格まで似通っていて、当然のように山本ひかるが二役で演じてますが、何か伏線でもあるのかと思いきや何もナシなのは拍子抜けしましたが、これはちょっとしたお遊びなのでしょうか。
兎にも角にも壮吉が格好良すぎで、また何かの機会にスカルが主人公になるお話、観てみたいと思います。

「オーズ」編は、TVシリーズを全然観ていないのでキャラクターの設定や世界観が今一つわからない、ということを抜きにしてもちっとも面白くありません。
いきなり織田信長のクローンを出されましてもねぇ・・・というところ。
今年のNHK大河ドラマが浅井三姉妹の末娘を主人公にしているので、それにあやかってるんでしょうかね。
これが「オーズ」単独の劇場版ならば、従来通りTVの番外編として楽しめば済むことですが、「W」編と並べると陳腐過ぎます。

そして「MOVIE大戦CORE」ですが、これまた無理矢理くっつけました感がありあり。
前回も必然性はないに等しかったのですが、それでも勢いで突っ走り、最後には見事に両シリーズの融合を果たしていましたが、今回は唐突に二人のライダーが出会ってそのまま共闘という流れです。
『仮面ライダーダブル FOREVER/A to Z 運命のガイアメモリ』で既に共闘らしきことをしているので、ダブルとオーズは互いに旧知の中になってますが、それでも唐突に思えてしまいますね。
フルCGで描かれる仮面ライダーコアも何が何だか。”仮面ライダー”である必然性も感じられません。
「W」世界にオーズがゲスト出演、もしくは「オーズ」世界にWが助っ人的な”共演”に留めておいた方が良かったのではないでしょうか? また次も「MOVIE大戦」ならばもう少し練って頂きたいものです。
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ということで次の「仮面ライダー」は、4/1公開予定の”仮面ライダー生誕40周年記念映画”の『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』、更に『W』スピンオフのVシネマ『仮面ライダーW RETURNS』が2本――4月の『仮面ライダーアクセル』と7月の『仮面ライダーエターナル』――が出るワケですが、単に「作りました」という作品にはなっていないことを願います。
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by odin2099 | 2011-01-11 20:41 |  映画感想<カ行> | Trackback(14) | Comments(2)

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