【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2015年 10月 13日 ( 1 )

英国から他国への頭脳流出問題を追っていたTV局の取材班は、その内の何人かが行方不明になっていることを突き止める。
また事故で急死した電波天文学者が、死の直前に旧友の新聞編集者宛に謎のテープを送っていたことも判明した。
更に取材班の元には、その学者と亡くなる前にNASAで会ったという男からの連絡が。
一見するとバラバラに思えた数々の事件がやがて一つに結びついた時、巨大な陰謀が露わになる――!


これ、本気で信じかけました。
e0033570_22343749.jpg自分が初めて観たのは、1982年に日テレの「木曜スペシャル」で放送された時。
元々はイギリスのアングリアTVが1977年に放送したモキュメンタリー(フェイク・ドキュメンタリー)番組で、日本でも翌年にフジテレビが一度放送したものだそう。
「木スペ」での放送は当然のように矢追さんプレゼンツで、確かその後にこれを題材とした本を何冊か出していたはず。また本国でもノベライズされて、その翻訳版はあの韮澤社長のたま出版から発売、と完璧な布陣!
放送から10年後くらいにビデオソフト化された時も、すぐに借りてきて見直したもんです。


まあ良く出来てはいるんですよ。
この当時にはまだ一般化していなかった「地球温暖化現象」をいち早く取り上げ、このままでは人が住めない環境になってしまう。それを回避するために幾つか計画が立案されるものの、一番実現可能なのが3番目の選択――人類移住計画だった、失踪した人たちはそのために選ばれたメンバーだったというオチがつくのです。


番組中に出てくる科学者やジャーナリストや家族などの一般人は全て俳優が演じているので、最後まで見れば出演クレジットでわかるんですが、司会進行を務めているのが本職のニュースキャスターの方(というか元キャスターで、この時は俳優に転身を遂げていたとのこと。そして後に政治家へ更に転身)なので説得力は十分。
最後に謎のテープの再生に成功し、映し出されたのが米ソ共同で打ち上げた火星の無人探査衛星の映像。
時は1962年、火星には大気も生物もいる、という感動的な終わり方なのです。


インタビューされる証言者の中には月面に着陸した元宇宙飛行士という人物がおり、「我々は間違えた場所に下りてしまった」「既に奴らがいた」「自分たちはカモフラージュだった」などと口走るんですが、これが非常に気になる存在。
宇宙飛行後に精神に異常をきたした、という設定なのですが、それに近い境遇の元宇宙飛行士って実は存在してるんですよね。
DVDに収録されているメイキングでも、製作スタッフは「全て作り物」と言い切っているのですが、それでも幾許かの真実が盛り込まれているのでは?という思いは今日になっても拭い去ることが出来ないでいます。


【ひとこと】
これ、全てホントのことなんじゃないの?ねえ?ねえ?


【ついでに】
以下に「ビバ!びでお」に書いた記事を転載しておく



1977年にイギリスで放映された科学ドキュメンタリー番組。
日本では1982年に、お馴染みYディレクターがアレンジしてスペシャル番組としてオンエアー。その後唐突に1990年になってビデオ化された。だがその内容故にSF映画コーナーに置いているビデオ店も少なくはない…。


そもそも「第3」の選択とはなんぞや? 
その発端は前途を嘱望されている若き科学者や技術者が、より良い待遇を求めて英国を出て海外へ行ってしまうという、「頭脳流出」問題の取材中から始まる。
海外へ転出したはずの人々が実は忽然と姿を消しているケースが多発していることが明らかになったのだ。彼らははたしてどこへ行ったのか?

地球は「温室効果」により今や人類滅亡の危機を迎えていた。それを回避するためにいくつかの方法が検討されていた。
「第1」案は大気中で核爆発を起こし炭酸ガスの層に穴をあけようという計画だった。しかしこれはオゾン層までも破壊してしまうために却下される。
「第2」の案は地下都市を築いて移住しようというもの。しかし海面の上昇により水没の恐れがあるためにこれも見送られる。
そして残された「第3」の選択こそが、他の惑星への人類移住計画。行方不明になった人々はこの計画に選ばれていたのではないか、との疑惑が持ちあがってくる。

更にスタッフは極秘の映像を入手。そこに映し出された映像は、なんと1962年に米ソ両国が極秘裏に共同で打ち上げた火星探査船からの火星表面の画像! 
その時点で火星には大気もあり、生物の存在すら確認されているのだ(バイキングが到達するよりも14年も前だ)。
なおも番組には元アポロ宇宙飛行士も登場。月面に人類で初めて到達したはずの彼は、既に先客がいたことを語っている…。


相当胡散臭い内容である。このまんま全てを鵜呑みにする人は少ないだろう。
特に日本では間に入ってしまった人物故に、更にリアリティーを失ってしまった感がある(その人個人がどうこうということではなく、世間一般的なイメージ上のことであるが)。
だが「100%嘘っぱちだ!」と断言するのが躊躇われるような、不思議なリアリティー(という表現が妥当かどうか)を持った内容でもある。
番組に登場するアル中になってしまった元アポロ宇宙飛行士というのは架空の人物だが、そのモデルと思しき人物は実在する。しかも精神に異常をきたしてしまった(とされる)人物なのだ。

また、今世間に流布しているバイキングからの最初の火星表面の写真が、実は後日差し替えられたものだということはご存知だろうか。
最初に公表された火星は青い空(!)と赤茶けた大地の写真であった。しかしコンピューターの画像処理ミスということで、今見られるような赤い空の写真に修正された経緯がある。
ところが、この後から公開された方の写真は何故か不鮮明で、全体的に赤みがかっている。そう、まるで赤いフィルターをかけて現像したかのように…。

――これでも「なーに言ってんだか」と片付けられてしまいそうなので、これ以上は見た人個々人の判断にまかせるが、米ソの宇宙計画は、その全てが世界中に公開されていると考えている人は流石にいないだろう。
そこに、何らかの理由によって情報操作がなされているのではないか、という声は根強い。
とすれば、その真相はどこに隠されているのだろうか。


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by odin2099 | 2015-10-13 06:11 | テレビ | Trackback | Comments(0)

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