【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2017年 05月 07日 ( 2 )

気が付くともう10年前の作品になりましたねえ。
このシリーズ、どうもノレないもので1、3作目は映画館へ観に行ってるけれど2作目はDVDのみ。4作目に至っては未だに見ていないという為体。
今夏には最新作(最終作の第一弾とかいうワケわかんない位置付け)も公開されるので、この際おさらいしておこうかな。

e0033570_20555513.jpgカタールのアメリカ基地に未確認物体が飛来。それは既に撃墜された筈の軍用ヘリだった、という導入部はすっかり忘れてました。
これがディセプティコンの擬態で、軍の重要機密を盗み出そうとして…って、そういう話だったか。これに憧れの女の子を口説くのに必死なボンクラ少年の話が絡み、どう繋がるのやらと危惧していると、これが少しずつ力技でまとまっていくあたりは割と好き。

ヒロインのミカエラを演じるミーガン・フォックスのビッチな雰囲気もなかなかで、ケバくてエロくてセクシーという類型的なキャラクター。
しかしそれじゃ「オタクの女神」としてはどうなのよ?と思ってると、実は家庭環境に問題があり、実は「純な女の子」だったというエクスキューズが入るので、ボンクラ少年でも安心して近づける配慮がある。
まあ実際のミーガン・フォックスはどちらかというと見た目通りのキャラらしく、2作目の時はスタッフサイドと激突し、3作目を降板する羽目になってますけどね。

アニメ版に比べるとオートボットもディセプティコン側も、ゴチャゴチャしてるだけでキャラクターの認識がしづらく、サムや家族、ミカエル、それにハンブルビーに対する国家権力の横暴さが目立ち、非常に不快な思いをさせられるシーンが多いのがこのシリーズにノレない大きな要因なのですが、ま、とりあえず最新作まで付き合うか。

【ひとこと】
「アルマゲドンの100倍すげー!」とかいう台詞があって笑った。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/6256241/


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by odin2099 | 2017-05-07 20:58 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_00132726.jpg時は戦国時代。
百地三太夫率いる”百地党”と藤林長門率いる”藤林党”の争いが続いていた伊賀の国に、ワタリという少年と爺(四貫目)、二人組の謎の忍者が現れ、百地三太夫に下忍として仕えることになる、というところから始まる忍者映画の傑作で、百地三太夫や藤林長門だけでなく、音羽の城戸や楯岡の道順といった名前にワクワク出来る忍者好きの「おとな=こども」ならばオススメの一品。

「週刊少年マガジン」に連載されていた白土三平の漫画を、金子吉延、村井国夫、本間千代子、牧冬吉、天津敏、内田朝雄、ルーキー新一、瑳川哲朗、大友柳太朗らの出演陣に、特撮監督として倉田準二を迎え、船床定男がメガホンを取った。

同時上映は同じく「週刊少年マガジン」連載中だった石ノ森章太郎の「サイボーグ009」の長編アニメ版。ということで、これが元祖<東映まんがまつり>というワケだ。
30年ぐらい前にたまたまテレビでやっていたのを見て「面白いなあ」と思った作品を久々に見直したのだけれども、やっぱり面白かった。

ワタリと爺の目的は何か、”百地党”と”藤林党”を縛る「伊賀の掟」とは何なのか、といったミステリー物の要素もあるし、伊賀崎六人衆をはじめとする忍者たちの華麗な、時には荒唐無稽な技の数々も愉しい。
巨大化したり空を飛んだり、時には楽しく歌い踊ったりというミュージカル風の味付けもあって、これらが豪華に作られたセットや、大掛りな特撮、そして東映動画のスタッフを起用しての大胆なアニメーションとの合成で表現され、子どもの視点も忘れてはいない。もちろん大友柳太朗や天津敏といった名優たちも、子ども向けだからといって手を抜いたりはせず、真剣にワタリと対峙してくれている。
全編を通すと人の生き死にのシーンはかなり多く、子ども向け映画としてのテイストとの落差が生じてしまうのが欠点と言えば欠点か。

e0033570_00134385.jpg映画は大ヒットし続編の製作とTVシリーズの企画も動いたものの、映画の出来に原作者の白土三平が激怒したため白紙になってしまう(併映の「サイボーグ009」は続編が作られた)。
そこで急遽大体企画としてテレビで放送されたのが横山光輝を原作者に招いた「仮面の忍者赤影」だったのは有名な話で、この「ワタリ」のスタッフやキャストがそのまま流れている。
また同じく白土三平:原作の「忍風カムイ外伝」の後番組としてアニメ化の企画も立てられたものの、こちらも頓挫。
その代わりに放送されたのが、かの国民的番組「サザエさん」だった、というのも面白いエピソードだ。


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by odin2099 | 2017-05-07 00:16 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)

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