【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2017年 06月 11日 ( 5 )

この映画を初めてみたのは今から30年以上も前の話。
丁度ビデオデッキを買ったばかりで、テレビの情報誌を片手に面白そうな作品を見つけては録画チェックを繰り返していた頃に出会った一本だ。オープニングから流れるフランキー・レーンが歌う主題歌がひたすら耳に残ってる。
この時に見たのはおそらく30分程度短くされたもので、バート・ランカスターが演じたワイアット・アープの吹替は瑳川哲朗でドク・ホリディのカーク・ダグラスは宮部昭夫だったと思うが、短縮版でも十分に楽しめた(後で全長版のビデオを借りて見たけど初見時のインパクトに勝るものなし)。
ワイアットとドクの付かず離れずの”友情”が良かったなあ。

e0033570_22353356.jpgジョニー・リンゴに挑発されても、ワイアットとの約束を守って屈辱を受け、決斗のことを知るや病を押して助太刀に赴く漢気を見せるなど、実に格好良いドク。それに比べるとワイアットはかなりの問題児だ。

ドクをならず者と軽蔑しておきながら、いざとなると恥も外聞もなく、また有無を言わさず自分に協力させようとしたり、目を付けた美人(ローラ)に対してもさんざアバズレだの何のと暴言を吐いておきながら、実はこっそりとストーカー行為を繰り返しての強引な口説き。
それに他人に対して偉そうに説教垂れ乍ら、いざ弟を殺されると前後の見境なく復讐に走るなんざ、凡そ”英雄”と呼ばれるに相応しい性格だとは思えない。
まあこのどうしようもないワイアットに、自分の命を省みずあくまで義理立てするからこそドクが引き立ち、あっさりと恋に落ちるからローラがヒロインとしての存在感を示せてるのだが。

この決斗が行われた時、ワイアットの実年齢は33歳、ドクは30歳前後だったようで、演じてる役者は概ねプラス10歳ってとこだが、この映画はあくまで史実をベースにしたフィクションということでOKだろう。
同じ題材を扱った作品は、例えば「荒野の決闘」とか、カート・ラッセルの「トゥームストーン」、ケヴィン・コスナーの「ワイアット・アープ」なんかも見てるけど、この作品が一番だ。

今回はDVD収録の吹替版で再見。
青木義朗と中谷一郎のワイアットとドクはちょっとイメージ違うけど、二人の”友情”の成り立ちや、なんでアープ兄弟とクラントン兄弟が対立してるのかとか、そういった細かい人間関係がやっと得心がいった次第。
それでもドクとケイトの共依存の関係はよく分からない。


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by odin2099 | 2017-06-11 22:36 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
第1作目の「ゴジラ」が作られたのは1954年のこと。
その後次々と続編が作られましたが9年間の休息期間に入り、久々に作られたこの16作目は30年後の1984年に公開されました。
全ての作品が繋がっていたとは言い切れない部分もありますが、一応緩やかな流れがあったシリーズですが、この時に2作目から15作目は無かったことにされ、1作目に直結するお話としてリブートされたのです。

しかし気が付くとこの16作目公開から既に33年、1作目から16作目まで以上の時間が流れています。
クライマックスの舞台となっている新宿の高層ビル群も今とは異なる様相を呈していますが(まだ都庁も出来る前ですし)、不思議と古さが感じられません。自分にとって馴染みある新宿の原風景だから、ということもあるのかもしれませんが。

e0033570_22203108.jpgゴジラというと敵怪獣と戦ってナンボ、というイメージが特に<東宝チャンピオンまつり>世代には強いと思いますが、そんな中でのゴジラ単独主演作。もし実際に怪獣が現れたら、政府は、マスコミはどう対応するのか?というシミュレーション要素を前面に押し出したこの映画は、当時のファンにはなかなか受け入れられなかったようで、ゴジラ復活の機運がかなり高まっていたタイミングだった割に期待していたほどの興行成績は上げられなかったんでしょうね。「次」が作られるまで5年程要しました。

前にも書きましたが、自分はこの作品は映画館ではなくテレビ放送の時が初鑑賞なんですが、その時はやはりどっちかというと詰まんないかも、という感想でした。それが今ではシリーズ中、かなり上位の「好きな作品」になっているのですから面白いものです。
昨年公開された「シン・ゴジラ」も、怪獣シミュレーション映画、ポリティカル・サスペンスとして作られていて、この作品との類似性も指摘され注目度が上がっている様子なので、この機会に多くの人から再評価されると嬉しいな、と思っております。

それにしても自衛隊の誤射やゴジラによって倒壊の恐れもあるビル内で、エレベーターで避難しようとする主人公たちの行動は何度見ても不可解…。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/10526034/


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by odin2099 | 2017-06-11 22:22 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22164860.jpgその前の夏映画(「特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE/フルブラスト・アクション」)はちょっと余所行きなところがあったけれど、こちらのVシネはより通常のフォーマットに近い感じ。
お馴染みの「デカレンジャー」世界に、ちょっと異質な存在として紛れ込んでるのがアバレンジャー。というところで、二大戦隊の対立から共闘へとお話は進んでいきます。バンだけはなかなか打ち解けませんが。

しかしいつもながらこの二大戦隊のVSシリーズって、お互いにお互いを認識してるかどうかがいっつも微妙。
独立した二つの番組を強引にドッキングさせるのだから矛盾点があるのは仕方ないんですが、今回のパターンだとデカレンジャーはアバレンジャーを知らなかった様子。一方のアバレンジャー側がデカレンジャーを知っていたのかどうかはハッキリしないけれど、公的機関(宇宙警察)なだけにどうやら知っていたっぽい?

e0033570_22171601.jpg公的な戦隊と私的な戦隊だからこの認識の差は不自然じゃないけれど、地球に赴任した当初のドギーは「恐竜や」の常連だったという小ネタを挟んでくる割に、この一年で大企業に急成長した「恐竜や」の存在をデカレンジャー側が誰も知らなそうなのはちょいと変な感じもしますがね。この「恐竜や」ネタ、VSシリーズのVシネではしばらく引っ張ります。

レギュラーメンバーが殆どみんな顔を揃え、最後はワイワイガヤガヤで終る、VSシリーズでも上位に来る愉しい作品でした。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/14476753/


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by odin2099 | 2017-06-11 22:21 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_22110032.jpg劇場公開された<マジンガー>シリーズの記念すべき第一弾で、公開されたのはテレビがスタートして1クールを過ぎ、15~6話あたりを放送していた頃。
まだリアルタイムでテレビを鑑賞していなかったのだけれども、始まって割と早い段階から人気があったように記憶してるので、もう軌道に乗ってたのかな。
<東映まんがまつり>の一本として選ばれたのはテレビ版第5話だけれども、時期的に考えるとオンエアしてすぐにラインナップされたのかもしれない。

ヒーロー物の定番の一つ、偽物が出てくるお話だけれども、実際に偽物のマジンガーZを作るのではなく、映像を使ってあたかもマジンガーが暴走してるかのように見せかけ、実はその裏で機械獣が暴れてた、というパターンは新しいかも。

ドクターヘルの策略に乗ってエネルギーが尽きかけたマジンガーZ、さやかのアフロダイAの援護も期待出来ず、シローやボスが人質に取られ絶体絶命の窮地!
そこからあっさりと起死回生の逆転劇を演じてしまうあたりは物足りないけれど、まだ番組フォーマットが確立する前、スタッフも試行錯誤を繰り返していた段階の作品ながらも、「マジンガーZ」の愉しさは伝わってくる。
e0033570_22101649.jpg
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23607640/


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by odin2099 | 2017-06-11 22:12 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
「地球署史上、最凶最悪の事件発生!!」というコピーは「踊る大捜査線」っぽいけれど、メカ人間に襲われるレスリー星の描写は多分「ターミネーター3」を意識してるんだろうな。
2004年の夏公開の映画ということは、今から13年前の作品。
こういうのって時が経つと出典がわからなくなることもあれば、懐かしく思えることもあるね。

e0033570_22074685.jpgお話はゲストヒロインのマリーを演じた新山千春とデカレッド役さいねい龍二との淡いラブストーリーが中心で(事務所の先輩後輩繋がりかな)、デカレンジャーらしいキャラクター同士の掛け合いは少ない。
「ジャスミンはエスパーである」とか「これはセンのシンキングポーズである」とかの定番ナレーションに、ウメコの入浴シーンなどお約束は盛り込んではいるものの、如何にもな番外編なのはちょっと寂しいところ。
ただゲスト悪役は遠藤憲一だから、単なる話題性だけでない実力派キャストの参戦、ということに一応なるのかな。中途半端に芸人呼んでくるよりは志が高くてヨロシイ。<スーパー戦隊>の夏映画では当たりの部類。

といっても設定には粗が目立ち、なんでメカ人間にするウイルスを直接デカレンジャーたちに打ち込んじゃわないの?とか(それで悪側の目的は殆ど達成できるはず)、マリーには時間を止める特殊能力があるんだから、それを上手く使えばその時点で事件解決なんじゃねえの?とか、ツッコミどころは色々。

そういや当時は何てことないことだったはずだけれども、レスリー星の少女を演じているのが子役時代の志田未来というのは、今となっては貴重なお宝映像ということになるのかな(顔があんまりハッキリとは映らないけど)。
実は彼女、OVの「ウルトラセブン」やTVの「仮面ライダー龍騎」、映画の「仮面ライダー555」にもゲストで出てるんで、「こちら側」の女優さんと言えそうなんだけど、それって結構有名な話?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/5643814/


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by odin2099 | 2017-06-11 22:11 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

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