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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2017年 09月 03日 ( 1 )

渡辺宙明、伊福部昭、佐藤勝に続いて今年4本目のスリーシェルズ企画のコンサートへ。
会場は新宿文化センター、演奏は松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘)、特別ゲストが前川陽子、トークゲストが藤田純二、司会は貴日ワタル、アシスタントが向井理絵

オープニングは前川陽子の歌う「キューティーハニー」
この人のパワフルヴォイスは衰え知らず。歌い方の変化は致し方ない面もあるものの、それほど崩すことなく当時のイメージ通りに歌ってくれるのはファンとしては嬉しいことだ。

続いて「白い巨塔」組曲
何度か映像化された作品だが、渡辺兵夫が担当したのは1978年に田宮二郎主演で作られたドラマ版。ただ残念乍ら一度も見たことがなく、よってこの音楽も今回初めて聴いた。時期的には「機動戦士ガンダム」の前年ということもあり、ちょっと似た感じのフレーズもあるなと感じた。

e0033570_21542531.jpg次が「バカ田大学校歌」(♪都の西北 早稲田の隣り~というアレ)、そして「天才バカボン」組曲
再放送で見てはいたけれど、どちらかというと「元祖天才バカボン」世代なもので音楽には殆ど聴き覚えなし。

そして一部のラストは「巨人の星」組曲
今回のコンサートで演奏される組曲の中ではおそらく最長。構成者の趣味剥き出しといったところだが、途中に青雲高校の応援歌「青雲健児の歌」も挟み、ドラマティックに盛り上がる曲あり、リリカルでセンチメンタルな曲あり、緊迫感溢れる曲あり、と聴いているだけで場面が浮かんでくる。外連味溢れる大仰な演出は、これらの名曲が支えていたのだと改めて感じた。

第二部は渡辺兵夫が手掛けた主題歌の数々からスタート。
「アルプスの少女ハイジ」の主題歌「おしえて」「フランダースの犬」「よあけのみち」をそれぞれインストルメンタルで演奏した後は、再び前川陽子登場で「魔女っ子メグちゃん」
欲を言えば「ハニー」も「メグちゃん」も、オープニングテーマだけじゃなくエンディングテーマも歌って欲しいところだけれども、それは次回のお楽しみにとっておこう。

そして「機動戦士ガンダム」組曲
この作品は弟子にあたる松山祐士との共作なので、当初は渡辺兵夫の曲のみで構成する予定だったらしいが、作品全体から選曲することに方針転換。
結果、割合としては殆ど松山祐士の曲ばかりになったものの、「ガンダム」の代表曲は概ね網羅されていると言えそう。こちらもいつか完全版の組曲を聴きたいものである。

アンコールは例によって皆で歌おうという趣向。
「機動戦士ガンダム(翔べ!ガンダム)」、「巨人の星(ゆけゆけ飛雄馬)」、「天才バカボン」を歌った後で、前川陽子を迎えて「魔女っ子メグちゃん」と「キューティーハニー」。
最後まで元気一杯、トークもノリノリの前川さんだった。

演奏は相変わらず素晴らしいものだったが、気になったのは客の入り。
このホールは1800席ぐらいあるのだが、どれくらい入っていたのだろうか? 二階席の様子はわからないが、一階席は半分も埋まってなかった印象。
アンコールもいつもは総立ちだが今回は斑でノリも悪く、アンケートによれば二回目開催の可能性もあるようだが、これでは実現は難しそうだ。

都合がつき、無事にチケットが取れれば、年内にもう一度スリーシェルズのコンサートに行く予定。こちらは満員盛況となるかどうか。

そういや今回も宙明先生いらしてましたな。


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by odin2099 | 2017-09-03 21:57 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

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