【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 01月 06日 ( 1 )

e0033570_21134400.jpg4時間近い大作「美しき諍い女」を監督本人が2時間10分ほどに短縮編集。
なんでもテレビ放映を前提にしたものなんだとか。
確かに4時間の作品、それも大半がヌードシーンという映画をテレビで放送するのは難しいだろう。

日本では劇場公開されたので見に行っているし、以前はビデオソフトも発売されていたのだけれども、その後商品化はされず、「美しき諍い女」の再DVD化及び初のBlu-ray化に伴い、Blu-rayソフトのみの特典ディスクに収録され、久々に日の目を見ることに。

正直言うと4時間もの長い間お付き合いするのはかなり辛いので、その約半分で済むというのは有難い。
その分監督の意図が上手く伝わっていないのではないか、との声もあるようだが、一般向けにはこれで十分な気も。どうせ観客の目当ては殆どエマニュエル・ベアールの裸にあるんだろうし。

e0033570_21133269.jpg当然彼女のヌードシーンもその多くがカットされてはいるものの、それでも無粋な修正もないその美しい曲線は十分に堪能できるし、物語そのものもわかりやすくなっていると思う。ただ「ディヴェルティメント」と謳われているほどの娯楽性はまだ感じられず、十分「芸術映画」だと言い訳しながら鑑賞できるレベルに留まってる。

ちなみにこのヴァージョンは単純に場面を削って短くしただけでなく、別テイクを使ったり、シーンの順番や台詞を差し替えたりしているので、独立した別映画として捉えた方が良いのかも知れない。


[PR]
by odin2099 | 2018-01-06 21:18 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
ブログトップ