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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ:演劇( 113 )

<スーパー戦隊>の卒業生たちが賑やかに楽しくやる「俺たち賞金稼ぎ団」。
前回の再演ではなく、映画「俺たち賞金稼ぎ団」、舞台「俺たち賞金稼ぎ団」に続く第三弾。前回の続編だ。

メンバーは結構様変わりしていて――
鈴木勝吾(翠斗)、斉藤秀翼(黒田賢)、馬場良馬(水野智)、森高愛(桃瀬仁依菜)、中村嘉惟人(黄島礼人)、金城大和(青木純蔵)、丸山敦史(金原寿朗)、聡太郎(原千代)、松本寛也(尾藤蓮太)、窪寺昭(輝石祐二)、平牧仁(瑠璃)、林剛史(藍)、富田翔(蒼)、幸(阿晴恵美)、藤沢玲花(津山凛香)、岩﨑名美(石原絵梨佳)、秦瑞穂(麦倉寧音)という顔触れ。
演出:きだつよし、脚本:酒井善史、音楽:三澤康広、アクション監修:坂本浩一は変わらず。
アフタートークスペシャルゲストとして中尾暢樹、松本岳、今野鮎莉、清水一希、小澤亮太、細貝圭、渡邉剣、伊勢大貴、塩野瑛久、相馬圭祐が参加。自分が見た回は清水一希。

e0033570_20183410.jpgホストの翠斗を殺すという手紙が届いたとオーナーの輝石から相談を受けた青木は、金原たち劇団バズーカにホストクラブへ潜入しボディガードをするように依頼するが、金原はスランプに陥り思うような台本が書けず、潜入捜査は進まない。
No.1ホストを目指し攻撃的な態度を取る翠斗は他のホストからの反発を買っており、誰が殺意を抱いていても不思議ではなかった。
そしていよいよNo.1ホストが決定する日、事件は起きる。

今回はライバルとなる劇団ブルース(このネーミングは青ヒーローを演じた役者の集まりからだろう)の登場ということもあって、メインキャラクターが増え、なおかつ主人公がバズーカの人間じゃないということで前2作とはかなり趣の違う内容に。
愉しいことは愉しいんだけど、全体的にちょっと収拾ついてないんじゃないのかなあという部分も幾つかあるのが気になるといえば気になるけど…まあ、いいか。
ババリョー熱演、勝吾くん歌上手い。そういや今回、一人も悪人出なかったなあ。
最後はメデタシメデタシで、これで「さらば」なんて言わないでもっと続けて欲しい。

劇場は前回同様、北千住にあるシアター1010。
そういえばこの建物って上の階に東映ビデオだかの事務所が入ってるんじゃなかったっけ?


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by odin2099 | 2017-02-20 20:20 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
初演の青山劇場から新国立劇場へ。
初演版の中継映像を見直し、劇場版も観に行って準備万端で再演を観に行ってきました。

e0033570_19054049.jpg開巻すぐに生の太鼓の音がドンドコドンドコドン!
これがアクセントになっていて、初演版からパワーアップしてるなあと感じさせてくれます。
まあしかし迫力あり過ぎて…劇中でも何度か「太鼓うるさい!」てな台詞もありましたけれど…。

台本は基本的に初演版と同じものなんだと思いますが、追加されたシーン、削られたシーン、意外に目立ちますので初演版を観た人でも違いを探す楽しみがかなーりあります。
まずはオープニングのナレーション、初演版では故・坂東三津五郎が担当してましたが今回は中村橋之助。
今日から始まる十月大歌舞伎で八代目中村芝翫を襲名するのですが、今回は「色々あったけど襲名おめでとうございます」と主演の勘九郎からツッコまれる羽目に…(^^;

ということで初演版と映画版、そしてこの再演版とキャストに変更がありますので、これをちょっとまとめておきますと――

猿飛佐助:中村勘九郎
霧隠才蔵:松坂桃李/松坂桃李/加藤和樹
火垂:比嘉愛未/大島優子/篠田麻里子
真田幸村:加藤雅也
根津甚八・豊臣秀頼:福士誠治/永山絢斗/村井良大
三好伊三:鈴木伸之/荒井敦史/荒井敦史
三好清海:駿河太郎
由利鎌之助:加藤和樹/加藤和樹/丸山敦史
筧十蔵:高橋光臣
海野六郎:村井良大/村井良大/栗山航
望月六郎:青木健
真田大助:中村蒼/望月歩/望月歩
仙九郎:石垣佑磨
久々津壮介:音尾琢真/伊武雅刀/山口馬木也
淀殿:真矢みき/大竹しのぶ/浅野ゆう子
徳川家康:平幹二朗/松平健/松平健

何気に結構変わってますねえ。
準主役の才蔵が松坂桃李から加藤和樹になったのは大きいですし、しかも初演と映画で鎌之助を演じていただけにややこしいです。
最初の名乗り、「お待たせいたしました~!あなたの霧隠才蔵です!」も少し変わって歌いながらの登場で、勘九郎から「ここは帝劇じゃない」とツッコミが。
そういや映画の才蔵は、この「女殺し」設定が無くなってましたけど、時間的な問題かしらん。

他には村井良太も初演・映画の海野六郎役から根津甚八へとシフト。演じる方も大変でしょうが、観ている方も色々と混乱します。
久々津のお頭も山口馬木也に交代してキャラ変。
初演も映画もラスボス的な立ち位置でありながら、残念ながらあまり存在感がなかったのですが、今回は大酒のみという特性が加わりました。またクライマックスの一大芝居場では、どうやら全てお見通しだったということらしいので、実は切れ者?

俳優さんが交代してないのに扱いが変わったのは筧十蔵と仙九郎で、二人とも出番が増えました。
十蔵だけじゃなく仙九郎もそっち方面のキャラにされ、二人の因縁も増え、早い段階から伏線も貼られてます。
また映画版から十蔵と鎌之助の絡みが増えましたが、それはこの再演版でも踏襲されています。物語の中でキャラクターが生きているということでしょうか。

出番が増えてキャラが変わったのは、映画には登場しなかった庄屋の娘おみつもそうですね。
再演版では最初から佐助にゾッコンで(「トム・クルーズそっくり」という台詞もあり)、許婚?も出てくるものの、ひたすら佐助を追いかけまわすというパワフルでいじらしい愛されキャラになっています。

ヒロインの火垂を今回演じるのは篠田麻里子。映画では同じAKB出身の大島優子が演じているというのも面白いところです。
初演では比嘉愛未が演じた役でしたが、3人の中では一番立ち回りが綺麗なのは篠田麻里子でしょう。しかし何故か比嘉愛未に比べるとフライングが少なめ。また映画では出番が減っているので大島優子はちょっと分が悪いですかね。
ただ火垂のツンデレの二面性を上手く出せていたのは比嘉愛未で、ギャップ萌えは彼女が一番。

e0033570_19060330.jpgギャグシーンでは早くも「シン・ゴジラ」ネタが…!
他にも「セカチュー」があったり、「パンチDEデート」があったり、「プリキュア」があったり、バルタン星人ネタがあったり、「ポケモンGO!」ネタがあったり、コーテンコールでは淀殿役の浅野ゆう子がジュリ扇持って踊ったり、と色々詰め込んでますが(他にも自分にはわからなかったですが、AKBネタもあったようで)、初演の時も感じたのですが本筋と関係ない部分で笑いを取る演出というのは個人的にはどうにも好きになれません。

特に大々的に取り上げられてるのが大河ドラマ「真田丸」ネタ。
これもある意味で自虐ネタなんでしょうが、どうも他人の褌でナントヤラな気がしてしまうのです。
また山口馬木也が、この作品と同時期に上演されていたTBS製作・上川隆也主演の「真田十勇士」(2013年初演、2015年再演)に服部半蔵役で出ていたことに絡めたネタもありましたが、これもどうなんでしょうかねえ。

とはいうものの、殺陣は初演版を凌ぐ迫力で、フライングもそしておそらく手数も相当増えてるはずで、俳優さんたちの頑張りには頭が下がります。
この新国立劇場の中劇場は国内屈指の奥行のあるステージなんだそうですが、その距離感を十二分に生かし、また客席を使っての演出も初演以上。左右の通路寄りや中央後ブロック最前列のお客さんは何人かいじられてましたっけ。これは一生モンの思い出でしょうね。

さて、映画の感想の際に「舞台>映画」と書きましたが、改めてそれを感じました。
映画は映画で確かに凄いのですが、目の前で繰り広げられているスピード感あふれるアクションに、これはアドリブなんでしょうか小ネタを挟み込んできたり、今その場に自分がいるんだ、という感覚は映画では味わえない舞台ならではのものです。

出来得れば再々演も望みたいですし、この再演版もDVDが出れば嬉しいのですが、漏れ伝わってきたところによると映画版の興行成績があまり芳しくなく、また再演版の客足もそれほどではないのだとか…。
確かに初演版はチケット取るのに苦労しましたし、取れた席も後ろの方でしたけど、今回は前方のブロックの後方、それも中央寄りの席があっさり取れ、当日券も毎日出るとのこと。
満を持しての「真田イヤー」でこれではちょっと期待外れと言われてしまうのも致し方ないところでしょうか。

東京公演は明日が楽日。この後、横浜公演と関西公演が待っています。
これから興行が行われる地域の皆さん、前回観た人も観なかった人も、映画を観た人もまだ観てない人も、是非この舞台版をご覧になって欲しいなあと願ってやみません。
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by odin2099 | 2016-10-02 19:12 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
e0033570_20444175.jpg2014年に日本テレビ開局60周年特別舞台として上演された『真田十勇士』が、再演そして劇場映画化!
再演はともかく、映画化とは珍しいですね。
その前に前回の上演版を振り返りたいと思います。
最近になってようやくこの舞台版のDVD&Blu-rayが発売になりましたが、中身は以前WOWOWで放送していたのと同じでした。

舞台で一度観ているものを、映像でもう一度見直すというのはちょっと不思議な感じ。
劇場では後ろの方で見ていたのでよく分からなかった役者さんたちの表情を、アップで追体験するというのも面白いものです。なんせ微妙な表情などというものはわかりようがないもので。
その一方で舞台狭しと暴れまくる殺陣の迫力は、なまじ個々人のパフォーマンスのみアップにされるとダイナミズムに欠けるきらいがあるのは痛し痒しですねえ。
マルチアングル機能を搭載したDVD&Blu-rayソフトもありますが、その機能がもっと進化してもっと多くのカメラの映像から自分の見たいアングルのみを簡単に選んで再生できるようになると、一つのソフトを何度でも見たくなるはずなんですが。

それはさておき、何が嘘で何が真やら観客も煙に巻くこの「真田十勇士」、改めて見直しても面白かったです。
初見がこのライブ中継版だったら微妙だったかもしれませんが、生の舞台を体験しているだけに、映像を見ていると劇場での興奮が甦ってきます。
当時ちょっと影が薄いなあと思っていた十勇士メンバーもいましたが、こうしてみると適材適所かと。
再演版も劇場版も色々と手を変えてくるでしょうから、色々と見比べる楽しみがありますね。

そういえばこの舞台版で語りを務めたのは十代目坂東三津五郎。その前年に病に倒れ、この公演に際して主演の中村勘九郎から「舞台復帰、おめでとうございます」と声を掛けられていましたが、結局その一年後にお亡くなりに…。
再演版ではそのあたりもどうなっているのかが気になります。

【ひとこと】
舞台中継の収録は2014/1/23。
ということは自分はその翌日の公演を見に行っていたんですねえ。惜しい!(なにが?)
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by odin2099 | 2016-09-28 20:47 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
e0033570_07292486.jpg「日生劇場ファミリーフェスティバル」として上演されている舞台を観劇。2011年の初演から5年、満を持してリメイク再上演とのこと。

脚本:中島淳彦、作曲:NAOTO、演出:田尾下哲は初演と同様で、出演者はダルタニアン:小野田龍之介、アトス:今拓哉、ポルトス:なだぎ武、アラミス:上原理生、リシュリュー枢機卿:福井貴一、アンヌ王妃:沼尾みゆき、ルイ13世:芋洗坂係長、コンスタンス:吉川友、バッキンガム公爵:宮下雄也、ミレディ:樹里咲穂と総入れ替え。

5年前の初演を観に行き、楽屋落ちネタで苦笑した以外にさっぱり楽しめなかったのだが、今回はアンヌ王妃役で沼尾みゆき嬢がキャストインしていると知りチケット購入。
e0033570_07291572.jpg前回の印象が良くなかっただけに全くと言って良いほど期待していなかったのだが、大筋はそのままに細部にはかなり手を入れたせいか、今回はかなり見られるものに。

出演者に芸人がいるせいか、ヘンに笑いを取ろうとしている場面が気にはなるが(客席のこどもたちには受けていた)、脱線しすぎている場面はないのでこれなら二度三度と観てみようかという気になる。

期待していたみゆき嬢だが、歌が2曲だったか。せっかくのクリスタル・ヴォイスもこれでは宝の持ち腐れ。
また彼女の真摯な演技は、こういったテイストの作品だと若干浮き気味なのが残念だった。


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by odin2099 | 2016-08-09 07:33 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
松本零士の『宇宙海賊キャプテンハーロック』ではなく、それをリブートした嶋星光壱の『キャプテンハーロック/次元航海』が舞台化され、6/8~12まで新宿村LIVEにて上演されるということで観に行ってきました。

原作・総設定・デザインは松本零士、脚本・演出が原田光規、脚本協力:安斉勝則、音楽は杉浦タカオと天宮コージー、振付が後藤健流、アクションコーディネーター:岩尾隆明、そして製作総指揮として越康広。

e0033570_21553099.jpg出演は、林野健志(ハーロック)、鈴木勤(台羽正)、伊藤えみ(波野静香)、ヒロム(ダイバー・ゼロ)、霜月紫(キリタ・イソラ)、柴小聖(ミーメ)、山本夢(有紀螢)、山田崇夫(ヤッタラン)、松田好太郎(ドクター・ゼロ)、岩尾隆明(魔地機関長)、☆★朋★☆(マス)、西泰平(サブ)、校條拳太朗(ヤス)、後藤紗亜弥(ジョジベル)、羽渚さやか(クレオ)、藤本かえで(エルザ)、西條瑠美(ヌレーム)、亀井理那(ヒステリアス)、水元まこと(ゴクワルド/台羽博士)、菅井義久(ワイショウ/クスコ教授)、音河亜里奈(ヒステリアス部下・ケラス)、本山由乃(ヒステリアス部下・プルヌ/ピラミッドの女)、堀籠沙耶(ヒステリアス部下・セラス)、久織じゅん(マゾーン精鋭・メール)、未依(マゾーン精鋭・フィメール)、藤井桂枝(マゾーン精鋭・マナムーメ)、五十嵐妃奈乃(マゾーン戦士・カプセラ)、希美(マゾーン戦士・バルサ)、松樹侑奈(マゾーン戦士・バストリス)、山田英真(乗組員・キッドッド)、西脇大河(乗組員・瀬戸内海太郎)、サトシ(乗組員・村上)、伊藤直樹(乗組員・伊予)、ファイヤー(乗組員・九鬼)、長谷川和輝(乗組員・来島)、矢那居秀樹(乗組員・熊野)、杉浦タカオ(トチロー:声)、久保亜沙香(クイーン・エメラルダス:声)、ミスターK(地球連邦・首相:声)、柴田秀勝(藤堂長官:映像出演)、扇けい(ラフレシア)という顔触れ。

実は映像で参加の柴田秀勝と声のみ出演の杉浦タカオ久保亜沙香の二人以外に出演者には知っている人が一人もおらず、上演されるのも小さな小屋ということで「どうせ大したことはないだろう」と観る前は思っていたのですが、どうしてどうして力の入った舞台で御見それいたしました。

物語は原作同様、地球の輸送船団がハーロックによって襲われるところから始まります。
ここでアルカディア号乗組員たちの生身のアクションシーンがあるのですが、皆さん動く動く。
ことに有紀螢を演じた女優さんのスキルはなかなかのものと推察いたしました。

続いて父とクスコ教授を相次いで殺された台羽正が登場し、連邦政府に対してマゾーンの脅威を訴えますが投獄され、そこでヤッタラン副長と出会うことでアルカディア号へと導かれます。
ここで原作と違うのは、首相秘書の波野静香が台羽と共にアルカディア号に乗り込むこと。といっても旧作のように密航するのではなく、正式に乗艦します。
この前の場面で既に静香がマゾーンの幹部・パフィオであることは観客に明らかにされていますので、これは新たな展開です。
またもう一人、アンドロイドのダイバー・ゼロがアルカディア号の乗組員であることも原作との相違点です。

e0033570_21552290.jpg女王ラフレシアを頂くマゾーンとて一枚岩ではなく、女王への忠誠心は持ちながらも幹部たちには野心もあり、また女王と共に地球を目指している純粋な?マゾーンと、静香のような地球生まれ地球育ちのマゾーンとは物の考え方も違うことが明らかにされていきます。

そして捕えられたヌメールの自爆、バミューダの海底ピラミッドに眠るマゾーン、ジョジベルの白兵戦…と原作をなぞる形でクライマックスを迎えますが、静香とゼロの存在が物語の流れを大きく変えていきます。

地球で生まれ育ち、地球を愛している静香はマゾーンと地球人類との共存の道を求めていて、その礎になるべく台羽に自らの正体を明らかにするのです。
そして静香は改めてアルカディア号の乗組員として皆に認められ、いよいよマゾーンの中央艦隊と雌雄を決するべく舵を取る、というところで幕が下ります。

舞台版ならではのストーリーのアレンジはありましたが、それも概ね納得出来るもの。オリジナルの『宇宙海賊キャプテンハーロック』、今回の原作版となる『キャプテンハーロック/次元航海』、更にはTVアニメ版『宇宙海賊キャプテンハーロック』などの雰囲気を上手く舞台上に再現しており、ハーロックらしさという点ではあのCGアニメ版を遥かに凌駕していると言って良いでしょう。

ハーロック役の人は195センチの長身で、ちょっと小柄な台羽正役の人と並んだ姿はビジュアルイメージ通り。
ヤッタラン役の人の身長が高すぎるのはご愛嬌だったり、魔地機関長やドクター・ゼロがやや遠いことを除けば許容範囲でしょう。
また有紀螢やマゾーン戦士たちを演じた女優さんが、いずれもタイトなボディスーツに身を包んでアクションやダンスを披露してくれるのは正に眼福。
ミーメが萌え系で、おまけにちょっと不思議ちゃん入ってるのは意外でしたが、ラフレシア共々ヴォーカル曲があり(ミュージカルというほどではありませんでしたが)、これはこれで面白い試みだなあと思いました。

プロフィールを拝見すると、出演者の皆さんはダンサーや声優として活動されてる人も多いですし、漫画原作のいわゆる「2.5次元」の舞台を経験されてる方も多いようで、おそらく熱狂的なファンが数多くついているのでしょうね。
最後には「to be continue」と出ますが、まだ続編の製作が決まったわけではないようです。
これで終わりなのはあまりに勿体ないので、是非とも今回の再演と、更に続編の上演が実現することを願っております。
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by odin2099 | 2016-06-13 06:53 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
映画の愉しさをそのまま舞台に持ってきました~!
という「俺たち賞金稼ぎ団」の続編、その公演を収録したライヴDVDをじっくりと鑑賞しました。

e0033570_09313930.jpg公演が行われたのは昨年12/4(夜)・5(昼・夜)・6(昼・夜)・7(夜)・8(昼・夜)・9(昼・夜)の全10ステージで、そのうち収録されたのは千秋楽のもの。
丸山敦史の声はもうガラガラだし、他の出演者も体力的にはかなりギリギリな状態だったんじゃないかと思いますが、最後まで元気いっぱいに弾けていました。
見てる間はライヴだということを忘れ、普通に映画やドラマを見ているかのように集中できましたし、劇場で見た時には気付かなかった小ネタや細かいリアクションも楽しめて、改めて「良いもの見たんだなあ」という気分にさせてくれました。
これに続く<TOEI HERO NEXT ステージ>もやって欲しいし、映画でも舞台でもTVシリーズでもVシネでもいいから「俺たち賞金稼ぎ団」をシリーズ化して欲しいもんですねえ。

特典映像は12/9夜公演のアフタートークと「日替わりヘルズフェイス」。
物語のラストに登場する”舞台でヘルズフェイス役を演じることになる俳優”は、12/4は塩野瑛久、5は小澤亮太、6は小野健斗、7は松本寛也、8は平牧仁、そして9は長濱慎という具合に日替わりのシークレットゲスト。この登場シーンだけを集めております。
自分が見に行ったのは12/6の昼公演だったので、ゴセイブルーこと小野健斗でしたね。
塩野瑛久、小澤亮太、平牧仁、長濱慎はアフタートークにも参加してましたが、贅沢なゲストの使い方です。

ボーナスディスクには最終公演以外の9ステージ分のアフタートークを一気に収録。
こちらの日替わりゲストは12/4が塩野瑛久、5が小澤亮太、6が竜星涼、7が今野鮎莉、8が平牧仁、9が長濱慎。
12/7からこのコーナーのMCが平田裕香に代わるんですが、それから俄然トークの内容が面白くなり、爆笑の嵐。
口惜しかったのは、自分が参加したのが他の公演回と比べるとイマイチだったこと…。
まあ全公演分が楽しめたので良しとしますか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23938706/
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by odin2099 | 2016-04-10 09:34 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
少年社中というのは実は全然知らないんですが、出演者の顔ぶれを眺めていて観賞を決め、週末サンシャイン劇場まで行ってきました。

e0033570_20322528.jpg脚本・演出:毛利亘宏、出演は井俣太良、岩田有民、堀池直毅、廿浦裕介、加藤良子、長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文、川本裕之、小澤亮太、松田凌、松田岳、白又敦、松本寛也、唐橋充、吉井怜、鈴木勝吾という面々。
東映とのコラボということでニチアサ所縁のキャストがずらりと並んでいますねえ。
「海賊戦隊ゴーカイジャー」の小澤亮太、「侍戦隊シンケンジャー」の鈴木勝吾、「魔法戦隊マジレンジャー」「特命戦隊ゴーバスターズ」の松本寛也、「仮面ライダー鎧武」の松田凌、松田岳、白又敦、「仮面ライダードライブ」の井俣太良、吉井怜、「仮面ライダー555」「シンケンジャー」の唐橋充…ということで客席は殆ど20~30代と思しき女性客で占められていました。

e0033570_20323612.jpgお話はというと、明智コゴロウやコバヤシ少年、黒トカゲにカイジン20面相、更には江戸川乱歩その人まで登場するというミステリー作品
……という触れ込みで観たワケですが、うーん、なんだこれ。

2階席の一番後ろに座ってたということもあるんですが、演じているのは誰が誰やらさっぱりわからないとか、一本調子で叫んでばかりの台詞回しが気になるとか、そういった些末なことを横においても、頭の中に何も入ってこないというか、心に響くものがなにもないというか、困惑だけで終わってしまった2時間でした。

一応は作品世界の構造だとか、大枠のストーリーそのものは理解できたつもりですが、さりとて、では一体何が言いたいの?と聞かれてしまうと答えに窮するというか。
場内はかなり爆笑の渦に包まれたりもしていたんですが、くすりとも笑えませんでした。
そういえば帰りに、大声で不満を並べ立ててた女性客のグループがいましたけど、全面的ではないものの幾つかの指摘にはウンウンその通り、なんて思ってしまいました。

江戸川乱歩!ミステリー!ということで、ちょっと過剰な期待を抱いてしまったのかなあ???
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by odin2099 | 2016-03-02 20:34 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
e0033570_20185932.jpg――とくれば、その後に続くのは「来たぞわれらのウルトラマン」というフレーズ。
黎明期の円谷プロ(当時は円谷特技プロ)にあって、脚本のみならず今でいうシリーズ構成的役割をこなし、若くして鬼籍に入った金城哲夫を主人公にした劇団民藝の舞台を見てきました。

二幕物で休憩時間15分を含め上演時間2時間程度の作品で、1972年の沖縄、ラジオの生放送中に自衛隊を賛美するかのような発言を行い、大問題を起こしてしまうところから幕が開きます。

遡って1965年、「ウルトラQ」を製作中で既に次回作の準備を進めている円谷プロへ同郷の上原正三を招き入れる金城。
「ウルトラマン」のヒットで怪獣作家とのレッテルを貼られたことで違和感を覚える金城。
「ウルトラセブン」終了後、「マイティジャック」の失敗から斜陽の時代を迎える円谷プロ。
沖縄へ帰郷後に一度円谷プロに顔を出し「帰ってきたウルトラマン」を執筆するに至った経緯。
そして二幕では沖縄と本土の懸け橋になろうと奮闘し、沖縄海洋博にも携わったものの、その失敗から楽天的な性格は影を潜め、精神的に追い詰められ、アルコールに逃避し…といった逸話が「実話を元にしたフィクション」という形で綴られていきます。

e0033570_20190874.jpgウルトラシリーズ作中からの引用も多く、例えば「ウルトラマン」33話「禁じられた言葉」でのメフィラス星人とハヤタ隊員とのやりとり、「ウルトラセブン」42話「ノンマルトの使者」の少年の台詞などを、沖縄と本土それに関わる自身の立ち位置に重ね合わせていたり、中でも「帰ってきたウルトラマン」11話「毒ガス怪獣出現」が大きくフィーチャーされているあたりに、作り手が安易にウルトラマンや金城哲夫を取り上げたのではなく、きちんとリサーチを行い脚本を読み込んだことが伺えて驚きました(「ウルトラマン」の主題歌やBGMも流れますが、「帰ってきたウルトラマン」のBGMも2曲、印象的に使われます)。
また作品としては、もう一人の主人公、金城哲夫と対極の存在として上原正三を取り上げ、結果的に彼を語り手として配置した構成の妙にも唸らされました。

劇場に足を運んだ観客の年齢層は高く、その大半は「ウルトラマン」にも「金城哲夫」にも関心がない、知識がないと思われますが、そういった人たちの胸にこの作品がどう響いたのか、非常に興味がありますね。
またウルトラシリーズのファンを自任されている方ならば、今後もし機会があれば一度はご覧になることをお勧めします。

作:畑澤聖悟、演出:丹野郁弓、出演:齊藤尊史、みやざこ夏穂、千葉茂則、岡山甫、桜井明美、友好珍獣ピグモンほか。
2016/2/20、紀伊國屋サザンシアターにて鑑賞。

【ひとこと】

上原正三が脚本を執筆した『走れ!ケー100』出演の件だけは年代が合わないのが残念。

撮影前に金城が亡くなり出演が叶わなかったかのように描かれているが、実際に死去したのは放送の翌々年。
お芝居のラストに持ってきたいが故の意図的な変更だろうと思いますが。


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by odin2099 | 2016-02-22 06:18 | 演劇 | Trackback | Comments(0)

<仮面ライダー>や<スーパー戦隊>で活躍した若手を起用し、新たな挑戦をする<TOEI HERO NEXT>シリーズ。
この枠の第4弾として製作・公開された『俺たち賞金稼ぎ団』の続編が、なんと舞台で実現!
今度は名付けて<TOEI HERO NEXT ステージ>だが、はたしてこちらも定着するだろうか。


e0033570_20074938.jpg劇場版のキャストからは斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史が残り(声のみの平田裕香も)、劇団バズーカの新メンバーは馬場竜馬、清水一希、森高愛。更に和田三四郎、秦瑞穂、唐橋充、及川奈央、伊勢大貴、細貝圭と何れも<戦隊>所縁のキャスト陣。あ、”非公認”の方もいらっしゃいますね。
脚本は酒井善史、演出きだつよし、アクション監督野口彰宏、アクション監修は坂本浩一。
そして日替わりアフタートークゲストとして塩野瑛久、小澤亮太、竜星涼、今野鮎莉、平牧仁、長濱慎の6人が参加。


今回は国際指名手配されている爆弾テロの犯人を捕らえるべく新メンバーを加えた劇団バズーカの面々が奮闘するというもので、コメディでありながら終盤は謎解きのサスペンスの妙味も加え、もちろん大アクションシーンも用意されているという快作。
舞台狭しと若い役者陣が駆けずり回っているのを見ていると、こちらまで元気になってくる。


相変わらずハイテンションな芝居の丸山敦史と馬場竜馬、声が小さいという設定故に難役となっている斉藤秀翼も良かったが、思いの外芸達者ぶりを見せてくれたのが腐女子高生という役どころの森高愛。
この弾けっぷり、嫌いじゃありません。色々と今後の可能性を感じさせてくれてます。


舞台としてはまだ手探りというか粗削りな部分が多分にあって、例えば各人の台詞が聞き取りにくいとか完成度の面では課題は山積していると思うが、場内大爆笑の大盛り上がりのステージ、まずは成功と言って良いだろう。


自分が観た回のアフタートークは斉藤秀翼、金城大和、丸山敦史、それに竜星涼の4人。
丸山敦史が噛み噛みで暴走しまくるが、このグダグダぶりが「キョウリュウジャー」らしくて良い。
最後は観客として来ていた坂本監督までステージに上げられ、みんなで「キョウリュウチェンジ!」


【ひとりごと】
客席の大半は女性客。「熱暴走」とか「イマジネーション」とか「おじゃる」とか「シャットダウン完了」とか「何かを得るには…」とか「痛さは強さ」とか「ロジャー!」とか、どっかで聞いたような台詞の連発にも大興奮、といったところ。
それに最後にサプライズゲストまで登場するとは…?! これも日替わりなのか?


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by odin2099 | 2015-12-07 20:10 | 演劇 | Trackback | Comments(0)

e0033570_18303853.jpgこの週末、静岡へ遠征してきました。

今夏『リトル・マーメイド』のチケットが取れ『アラジン』も何とかなりそうだとなった時に、『ライオンキング』なら取れるだろうから、後は『美女と野獣』行ければ「ディズニー×劇団四季」制覇出来る!

――とその気になり、スケジュール調整した結果、一番移動に適さないお盆休みなら取れることが判明した、という次第です。
ホントはもう一本『アイーダ』が残ってるんですが、今はどこでも上演してないので仕方ないですねぇ。


今回は7年ぶりの静岡公演だそうですが、初めて『美女と野獣』を観たのも7年前、同じ静岡市民文化会館大ホールでした。
いつもの四季劇場よりもステージが広い分「ビー・アワ・ゲスト」などは迫力十分。
その反面、ステージと客席が離れてますので、真ん中のブロックとはいえ後方寄りだったもので俳優さんの表情などは殆ど見えないという弊害もありましたが、それでも最後まで楽しめましたし、客席も初めて観る人の方が多かったようで、歓声、どよめき、拍手が絶えない良い雰囲気に包まれていました。

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佐野さんのビーストはコミカルさも快調、そして苫田さんの歌唱力は安定してますね。
自分にとっては新顔の方が多いキャスティングでしたが、新鮮ではあるものの若干軽さが…。
それでも何度でも楽しみたい素敵な一本です。

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<過去記事>
1回目 http://odin2099.exblog.jp/8375016/
2回目 http://odin2099.exblog.jp/10807540/
3回目 http://odin2099.exblog.jp/13802366/
4回目 http://odin2099.exblog.jp/19438194/


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by odin2099 | 2015-08-16 18:38 | 演劇 | Trackback | Comments(0)

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