【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ア行>( 385 )

e0033570_20423954.jpg映画としてのお色直しということで、新アレンジの主題歌を歌っているのは ささきいさお。
同時期に放送開始されたTVシリーズ「ザ・ウルトラマン」の主題歌も歌っているし、20年後には「ウルトラセブン」の主題歌もカバーしているというのは案外知られていないようで。
この新録主題歌はあまり評判良くなかったみたいですけど、僕はあんまり抵抗なかったですね。
むしろオリジナル版主題歌の方が古臭く感じられて、こっちの方が良いんじゃないの?なんて思ったり…。
今でも嫌いじゃないですが、この映画以外で聴く機会がないのが残念。
「ディスコ・ウルトラマン」なんかよりよっぽど時代にも作品にもマッチしていたんではないか
――なんてことをつらつらと書き連ねていると、バカにされそうなのでここまでにします。

前回の記事では「ジャミラは元からあんな顔だったのか?」とか、「ハヤタはスプーン置いて駆け出して行ってるのに、手に持っていたスプーンはどこから?」とか書いたんですが、こういうのは一応「愛あるツッコミ」ということで宜しいですかね。

こういうの、挙げだすとキリがないです。
「人間らしい心はもう無くしちまったのかよ!」と叫ぶイデに、一瞬歩みを止めるジャミラ、という感動的なシーンに、「はて、ジャミラは日本語が理解できたのかしらん?」とのツッコミは無用ですね。

シーボーズを宇宙に返すため、ロケットをウルトラマンの姿に似せるという必然性はどこに?
似ても似つかない上に、結局はウルトラマンがロケットまで誘導するんだから短時間でロケットの修理と改造をしたスタッフの苦労が報われてるとはとても思えません。

科特隊にはシフトという概念がないブラックな職場みたいですし、慌てて制服を後ろ前に着るキャップ、それって普通に着るより難しいですよ、きっと。

サングラスを外した地底人、目が退化したって解釈なんでしょうけど目隠し貼り付けてるのはいただけないなあ、とか、そんなことを思いつつも、やっぱり「ウルトラマン」って偉大な、エポックメイキングな作品なんだなあということを再発見した今回の観賞でした。
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by odin2099 | 2017-03-08 20:45 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
劇場限定の先行発売版Blu-rayを買っちゃうので、いつもはもうこれでいいや、と思っちゃうんですが、今回は何となく使命感に駆られ?2度目の乗艦。
といっても知人の中には試写だけで4~5回、公開初日だけで5~6回、公開開始二日間で二桁鑑賞、以後も連日映画館通いを続け…という人が幾人かいますので、2度や3度の観賞じゃ自慢にもなりません。
それでも映画ファンでもヤマトファンでもない人に「2度見たよ」と言ったならば、引かれることは間違いないでしょうね。

さて、そろそろ小出しにネタバレしても良いかな。
というか、ネタバレ解禁の基準って難しいですよね。
試写会みたいなごく限られた人しか見られない機会であれば、これは自粛すべきだなあと思います。
しかし例え先行上映とはいえ、一般の人が自由意思で見られる状態で公開されたなら、もうオープンなんじゃないのかなあと考えています。

e0033570_00502926.jpgたまたま初日には行けなくて2日目に行くからカンベン、という人もいるでしょうし、2週目に行くから最初の1週間は待って、という人もいるでしょうが、そうなると上映が終了するまで待てとか、ソフト化するまで駄目とか、ドンドン後へずれて行ってしまいます。
都合が付いて、見たいという人が全て身に行ける段階、つまり一般公開されたら、あとは見る見ない、いつ見るかはその人の自由。
ネタバレが嫌ならば、見た人にネタバレしないのがマナーだと頼むのではなく、自ら情報をシャットアウトするのがマナーなんではないかなあ、と思うのですが、如何でしょう?

まあ今回も小出しに留めておきますが、古代と再会した雪、有名な
「あと三日ね」
の台詞がありませんでしたが、今回は挙式を間近に控えて、という設定ではないのかな。
それとも3話以降、古代が旅立ちを決意する件で出てくるんでしょうか。
しかし、古代が雪を地球に残そうとしたり、雪が黙って密航したり、というのは今度の二人にはあまりそぐわないシチュエーションかなとも思うのですが、そこら辺は原典を忠実にトレースするのかねえ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25445720/


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by odin2099 | 2017-03-07 00:51 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
最初の「仮面の忍者赤影」は別として、変身ブームの真っ最中に作られた立体映画が、「仮面ライダー」ではなく「人造人間キカイダー」に「イナズマン」だったのは何故だろう?
スケジュールに余裕があったのか、それとも知名度や人気の面でライダーに劣るヒーローの救済作戦、というと大げさだが、広くアピールする場に相応しいという判断なんだろうか。
それでもライダーと戦隊しかない今よりは恵まれた環境だったなあ。
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劇場映画のお約束として、この作品にも再生怪人軍団が登場。
しかしキカイダー映画もそうだったけど、イナズマンも無双。
「ライダーは助け合いでしょ?」だけど、キカイダーもイナズマンも味方となるヒーローいないから、一人で頑張るしかない。

e0033570_06272452.jpgとなると必然的に強く見えるワケで、これはヒーロー物の難しいところですな。
この「強いヒーロー」がどうしても歯が立たず、そこに助っ人参上なら盛り上がるけれど、最初から手分けして対処してると、個々のヒーローの強さが引き立たないからねえ。

しかし伴大介(伴直哉)VS安藤三男、そしてBGMが渡辺宙明!
――という組み合わせは良いですなあ。
「宇宙刑事ギャバン」のクライマックスを彩った、あの泣かせの名曲(ヴァージョン違いだけど)も聴けるし。

【めもめも】
マフラーが黄色じゃなく橙のイナズマン、唐突に出てくるゼーバー。
「メガネをかけろ」「はずせ」の指示は、「キカイダー」ではナレーターだったけど、この作品では渡五郎本人。
しかし「応援してくれ」じゃなく「応援しよう」と客観的なのはなんで?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23296240/
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by odin2099 | 2017-03-04 07:45 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
これぞロボットアニメの最高傑作!
…とまでは言わないけれど、もっともっと評価されても良いと思っている一本。

e0033570_21384525.jpg……と以前書いたのですが、やっぱり知名度低いし、知ってる人も「グレンダイザー」の原型としてしか認識してないし、もっとたくさんの人に見て欲しいなあと思います。
でもレンタル屋さんに置いてあったり、テレビなんかで繰り返し放送してくれないとダメかなあ。

ラブストーリー、悲恋物と言われますが、よくよく見てみるとテロンナはただひたすらデューク・フリードを愛していますが、はてデュークの方はそこまでテロンナを思っていたのか、というとこれが甚だ疑問。
地球までデュークを追いかけて来たテロンナですが、デュークの方はただの幼馴染としか思ってなさそう。
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いや、デューク・フリードって一見すると熱血漢っぽいですが、その実は結構ドライな性格なのかもしれません。
慕ってくれてる(ことには気付いてるだろうけど)牧野ひかるには割とあっさり別れを告げるし、養父の宇門源蔵博士には一言もなしで去ってゆくし…
まあ、それが格好良くもあるのですが。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22908199/


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by odin2099 | 2017-03-02 19:30 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_10233611.jpg待望の「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、「さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち」と「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイク。
時代設定は旧作では西暦2201年で、ヤマトがイスカンダルから帰還して一年後だったが、流石に復旧には早すぎるということで今回は3年後の2202年に変更。
しかし「2199」でヤマトが帰還したのは2199年12月、劇中で英雄の丘に旧ヤマト乗組員が集まるのは沖田艦長の命日という設定なので、このままでは物語が始まって程なく年越しを迎えそう…。

正式リリース前ということで詳細は控えるが――

いきなり地球・ガミラス連合艦隊とガトランティスとの艦隊戦からスタート。
軍国主義まっしぐら?
スターシャの願いに応えた波動砲の封印も、「あれは一戦艦の艦長の口約束にすぎず、地球全体の意思ではない」との傲岸不遜さ。何やらキナ臭い世界観が浮き彫りに。

ともあれ、ここで古代の成長ぶりを見せ、今ヤマトはどうなってるのかを点描して見せる。
「2199」シリーズよりも、「星巡る方舟」の延長線上にある古代だ。

テレサのメッセージも不特定多数へ向けての呼びかけではなく、ピンポイントの狙い撃ち。
これは後に出てくるであろうヤマトクルーの「反逆行為」への説得力を持たせる試み。
またテレサの存在はガトランティスだけでなくガミラスも知っているというのは、ヤマトクルーの立ち位置にも微妙に影響してきそうだ。

e0033570_10234616.jpg「2199」の始まりの時も期待より不安が上回っていたが、終わってみればオリジナル版よりも好きかもしれない、と改心したが、今回も同様。
というより全く白紙状態で公開を待っていた「2199」の時に比べ、既に「2199」という先例があるだけに危惧はより強い。

しかも、おそらく結末は違うだろうが、必要以上に「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクである点を強調した宣伝も、アンチ「さらば」派である自分にはマイナスにしか働いていないのだが(「さらば」と「ヤマト2」の知名度と人気を比較すれば、「ヤマト2」を前面に出すことは考えにくいのは致し方ないところではあるが)、少なくてもこの第一章を見る限りではとりあえずの不安は払拭された。

一応の区切りまで描かれた「2199」の第一章と違い、この「2202」の第一章は中途半端。一本の映画としては頂けないが、TVの1話と2話を繋いだだけなので多くは語るまい。

「第二章 発進篇」は6月24日の公開。
最終の第七章は来年秋の予定ということで、これから約一年半、ヤマトの新しい旅が始まる。


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by odin2099 | 2017-02-26 10:26 |  映画感想<ア行> | Trackback(5) | Comments(0)
e0033570_07115162.jpg「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち~第一章 嚆矢篇~」の公開も近づいてきましたので、おさらいも急ピッチ。
いよいよ続編では本格的にガトランティスが出てくるわけですが、その前哨戦としての本作です。
短期間にかなり繰り返して見たので、結構飽きちゃったなあと思っていたのですが、久しぶりに見直すと面白いですねえ。
最初は正直「ながら見」していたんですが、すぐに引き込まれました。

旧作世代だと戦闘指揮を執る古代というのはスンナリきます。
時に旧作の古代は無為無策というか、行き当たりばったりで戦闘指揮を執ってる風に見えるんですが、本作の古代は周囲の状況をきちんと把握し考えながら組み立ててる感が出ていて、見ていて安心です。
旧作古代だとかなーり無茶な命令出すこともありますしねえ。

途中で例の大和ホテルに辿り着いてからが多少なりとも退屈しちゃう部分なんですが――これ、物語の中心になるのが桐生とか沢村とか或いはガミラス側のメンバーだとか馴染みの薄い連中だからで、これが島や雪や真田、加藤といったメインクルーだったらもう少し違っていたでしょうね――、これだけ長時間ヤマトが出てこないエピソードというのも珍しいでしょう。
だからこそクライマックスのヤマト・ガミラス連合艦隊VSガトランティス艦隊が引き立つんだと思いますが。

試写会や先行上映の評判は上々の由。
期待よりも不安が未だ大きい「2202」ですが、百聞は一見に如かず、公開を楽しみに待ちたいと思います。

【ひとりごと】
e0033570_07130888.jpg何度も書いてますけど、「蛮族襲来」を聞く度にアキラさんが手がけたミュージカル『GANKUTSU-OH』を思い出すんですよねえ。
このミュージカル、DVDで出してくれないかなあ。
WOWOWで放送した時の録画と、VHSで出たビデオテープは持ってるんですが。

【ひとこと】
本作の沖田艦長、全体的に柔和な表情のシーンが多く、なんだか顔立ちそのものも丸っこくて可愛らしい。
頑固オヤジというより好々爺ですな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23204859/


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by odin2099 | 2017-02-18 07:14 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
以前にも書きましたが、初めて映画館で観たミュージカル映画がこの「アニー」です。
1982年の暮れの公開、1983年のお正月映画でした。
「E.T.」とどっちを先に観ようかな?なんて悩んだのも遠い思い出です。

そんな作品を久しぶりに鑑賞。今回は吹替版です。
字幕スーパー版と日本語吹替版を同時期にロードショー公開したというのは、当時としては画期的だったと思います。
しかも歌も全部吹替たというのは子供たちをターゲットにしたからでしょうね。

e0033570_19300997.jpgウォーバックス役のアルバート・フィニーの吹替は上條恒彦、グレース・ファレル役アン・ラインキングは今陽子、ミス・ハンニガンのキャロル・バーネットは藤田淑子で、ルースター・ハンニガンのティム・カリー(痩せてる!)を尾藤イサオ、リリー・レジス役バーナデット・ピーターズが天地総子なのは、声優としての力量よりも歌えることを重視した配役でしょう。昔からミュージカル映画ではありがちなパターンではあります。

面白いのは主人公のアニー。
演じてるのはオーディションで選ばれた当時9歳だったかのアイリーン・クインですが、日本語版では台詞を子役として活躍していた片岡身江、歌を高山知也の分業制。それ自体はさほど珍しくはないのですが(ディズニーアニメなどでもそのパターンは少なくありません)、そうなんです、アニーの歌を歌ってるのは男の子なんです。
これがまあ聴いていても男の子の声だとは全然わからないから凄いもので、この吹替版製作に当たってもオーディションは相当繰り返したものと思われます。

近年作られたリメイク版は現代を舞台にするだけでなく色々と改変されていますが(例えばミス・ハンニガンが早々に改心しちゃったり)、映画ならではの見せ場として用意されたと思しき鉄橋の上でのアニーとルースターの追いかけっこを丸ごとカットしたのは思い切ったなあと感じました。
実際のところハラハラドキドキの盛り上がりはあるものの、突然の大アクションシーンは作品全体のトーンからすると浮いて見えるので、まあなくても良いシーンかなとは思うのですが(本来の舞台版にはありませんし)、その分こじんまりと解決しちゃう感じがするのも物足りなかったりで、これはないものねだりでしょうね。

で、この吹替版、以前にテレビ放送された際にも一度見たことがあったのですが、イメージと違っていたり、あるいは台詞回しに難があったりと少々微妙な仕上がりです。
リメイク版の方の日本語吹替版では歌は原語のままを選択し、吹替キャストそのものは本職で固めていましたが、こういうのは色々と難しいところではあります。

【ひとこと】
アニーやウォーバックスさんが出演するラジオ番組の司会者、子門真人だったんですねえ。
全然覚えてなかったですが、歌声聴けば一発でわかりますね、流石に。


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by odin2099 | 2017-02-13 19:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
最初は「ウルトラマン」の新作映画を撮る企画もあったのだが、何せスケジュールの問題からTVシリーズも終わらせたくらいだから、更に映画を撮るなんて土台無理な話だったのかも。
ということで栄えあるウルトラ作戦第一号、もとい劇場用ウルトラ映画の第一号となったのはこれ。
円谷一が監督したTVの4話分の再編集版だ。

e0033570_21580220.jpg以前にも書いたけど、ファーストエピソードではウルトラマンの出番なし。ウルトラマンはハヤタの乗るビートルと衝突し、ハヤタの命を奪った挙句一心同体となるところまで。
フィルムを無理矢理繋ぎ、ベムラーは科特隊が単独で倒したことになっている。
だから肝心のウルトラマンがなかなか出てこない。
当時の映画館ではヤキモキした子供たちも多かったのでは?

続いて「怪獣無法地帯」多々良島へ。
ここでレッドキングやらチャンドラーやらピグモンやら、怪獣が一挙に出演。
これって当時のゴジラ映画と比べても、かなーり豪華な絵作りな気がする。
しかもベムラーやその後に出てくるゴモラも合わせりゃ、再編集とはいえ登場する怪獣はゴジラ映画に比べても遜色ないと思う。まだ「怪獣総進撃」が作られる前だし。
しかし「ナパームを使う時は一緒だ」と言っときながら、「早くナパームを投げろ!」とハヤタに命じるムラマツキャップって一体…?

三つめのエピソードはゴモラ登場の、「ウルトラマン」唯一の前後編。
一回戦の途中でベーターカプセルを落としてしまい、大慌てのハヤタ隊員。
前のエピソードでもベーターカプセルなくしてるし、意外におっちょこちょいなハヤタ、いやウルトラマン?
大阪城を舞台にしたゴモラとの攻防戦は、これは劇場映画と遜色ないくらい特撮が充実していて、前にも書いたけど「ゴジラの逆襲」よりも迫力がある。
大阪城内のゴモラの進行コースがイマイチわからないのだけれど、誰かまとめた人いないかな。
今度大阪城へ行ったら、そのコースを追体験してみたいんだけど。
ところで続けて見ると、ゴモラのいたジョンスン島って多々良島にソックリだねえ。
怪獣の生息しやすい立地条件なんだろうな。

ということで一本の映画としての構成、まとめ方はイマイチどころかイマニ、イマサンくらいだと思うけれど(余韻もへたくれもなしにブツっと終わっちゃうし)、何よりもTVが終わってすぐの子供たちへのプレゼント、いわばカーテンコールとしてのこの作品、満足度は高かったんだろうな、と思う。
今となっては、よっぽどのマニアじゃなければ無理して見るほどのこともないだろうけど。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8600734/


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by odin2099 | 2017-02-12 21:59 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
新作公開に合わせシリーズ全部を見直す余裕も、またその気も起きないんですが、そんな時に有難いのが総集編の存在。
まだ気が早いですが「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」も完結した暁には総集編が作られるでしょうか?

e0033570_20304536.jpgさてさてかなりしつこいくらいに見直してるこの作品なんですが、あれ?あんだけ見てるのに意外に覚えてない???
最後に見てから1年半以上はゆうに経ってるんですが、こんなシーンあったっけ?こんな繋ぎ方だったっけ?と心もとない有様。
老化現象、やばいですね。。。

カットされたり変更されたり色々と不満点については過去につらつらと書き連ねてきましたが、今となってはどうでもよくなってきてます。
といっても投げやりになっているのではなく、勝手に脳内補完されちゃうんですね。
なので、みんなあった気になっちゃいます。自己修復機能みたいなもんでしょうか。

ヤマト発進から冥王星攻略、七色星団の決戦、ガミラス本星の攻防に加え、異次元断層の話やらバラン星(モドキ)にビーメラ星のエピソードも詰め込んでるのに、旧作パート1総集編映画とランニングタイムがほぼ一緒というのも不思議ですね。旧作はブツ切りな上にいっぱいいっぱいな印象がありますが、こちらは何とか一本の映画として見られるようになってます。
こういうのを見てしまうと、旧作パート1も新しく総集編作り直してくれないかなあと思ったり…?

さて待望の「2202」は、この総集編からもOKなお話なのか、それともきちんと本編というかシリーズ全話を見ておかないと矛盾点やら不明点やらが出てしまうのか、そんなイジワルな楽しみ方も出来そうです。

【ひとりごと】
沖田艦長ってば、二言目には「敵中に活路を見出すのだ!」しか言ってなくないか?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23203784/


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by odin2099 | 2017-02-10 20:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20574801.jpgミケランジェロ・アントニオーニが執筆した短編小説を、ヴィム・ヴェンダースを共同監督に迎え、自ら監督したオムニバスドラマ。
主人公というか、狂言回しはジョン・マルコヴィッチ扮する「映画監督(私)」で、彼が映画の題材を求めて旅をする、という構成。

「ありえない恋の物語」は、旅先で魅力的な女性と知り合い恋に落ちる青年の物語。互いに惹かれながらも何も起きず、数年後二人は偶然に再会するのだが…。
結局青年は彼女を抱くこともせず再び別れるのだが、正直いってこの心情がわからない。
何か純粋な想いがあるのかもしれないが、女性からすると単に弄ばれたように感じるのではないだろうか。
美しい女教師にイネス・サストル、青年にはキム・ロッシ=スチュアート。
絵にかいたような美男美女っぷりで、イネス・サストルのヌードは特に美しい。

「女と犯罪」は、映画監督の実際の体験談ということになるのだろうか。
自分の父親を殺したという女性と出会い一夜を共にするというお話で、この女性役がソフィー・マルソー
映画全体のキービジュアルにソフィー・マルソーが起用されていることからもわかるように、この映画そのものの最大の見どころが彼女のオールヌードといっても過言ではないだろう。
ただそれが、ジョン・マルコヴィッチとの大胆な絡みのシーンというのがどうにも…。
女性は自らの罪を告白し、男はそれを聞くが彼女から去る(逃げる)という結末で、最後にくどくどとその言い訳を独白するが、「映画監督」としてその姿勢は如何なものか。

3つめのエピソード「私を探さないで」は、妻ファニー・アルダンがありながら、若い女性キアラ・カゼッリとも関係を持つピーター・ウェラーの話と、忙しさにかまけて過程をないがしろにしてきた男ジャン・レノが妻に逃げられる話の二本立て。別々のお話のように見えて、最後には夫の元を去ったファニー・アルダンが、賃貸アパートの広告を見てジャン・レノの家にやってくるという形で繋がる。
毎回毎回反省の言葉を口にしつつも好き勝手やってるうちに、妻に三下り半を突きつけられる男の方はまだわかるが、仕事人間で愛想を尽かされる男はちょっと気の毒。夫婦のあり方の多様性を描いているのかと思いきやそうでもなさそうだし。
その中ではレイプまがいのピーター・ウェラーとキアラ・カゼッリのSEXシーンにインパクトあり。

その後で画家のマルチェロ・マストロヤンニと、その友人ジャンヌ・モローの断章的な短いエピソードを挟み、最終エピソード「死んだ瞬間」へ。
謎めいた女性イレーヌ・ジャコブに一目惚れしたヴァンサン・ペレーズが必死に彼女を口説こうとするが、彼女は明日修道院へ入ると告げる、というお話。単に若いアンちゃんがナンパに失敗したってだけではあるのだが、舞台装置として教会を用意し、神を持ち出してくるとそれが高尚なもののように映る。
メインキャストの中でイレーヌ・ジャコブだけ脱いでいないのが残念。

映像は美しいし、出てくる美人女優の裸は沢山拝めるし、雰囲気も良いのでそれなりに愉しめるのだが、今回が何度めかの観賞なのだがお話としては理解できない。
第2話を除けば、「私」が耳にした話を再構築しているというフィクションの体裁なのだろうが、あまりに現実離れしてる、いや良く言えば幻想的すぎる第2話すらも「私」の妄想と受け取ることも出来るというあやふやさ、不確かさが微妙な居心地の悪さを醸し出しているのだろうか。
お目当てのシーンだけ早送りして見る、という鑑賞方法もありなのかもしれない。


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by odin2099 | 2017-02-09 21:00 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

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