【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ア行>( 389 )

以前にも書きましたが、初めて映画館で観たミュージカル映画がこの「アニー」です。
1982年の暮れの公開、1983年のお正月映画でした。
「E.T.」とどっちを先に観ようかな?なんて悩んだのも遠い思い出です。

そんな作品を久しぶりに鑑賞。今回は吹替版です。
字幕スーパー版と日本語吹替版を同時期にロードショー公開したというのは、当時としては画期的だったと思います。
しかも歌も全部吹替たというのは子供たちをターゲットにしたからでしょうね。

e0033570_19300997.jpgウォーバックス役のアルバート・フィニーの吹替は上條恒彦、グレース・ファレル役アン・ラインキングは今陽子、ミス・ハンニガンのキャロル・バーネットは藤田淑子で、ルースター・ハンニガンのティム・カリー(痩せてる!)を尾藤イサオ、リリー・レジス役バーナデット・ピーターズが天地総子なのは、声優としての力量よりも歌えることを重視した配役でしょう。昔からミュージカル映画ではありがちなパターンではあります。

面白いのは主人公のアニー。
演じてるのはオーディションで選ばれた当時9歳だったかのアイリーン・クインですが、日本語版では台詞を子役として活躍していた片岡身江、歌を高山知也の分業制。それ自体はさほど珍しくはないのですが(ディズニーアニメなどでもそのパターンは少なくありません)、そうなんです、アニーの歌を歌ってるのは男の子なんです。
これがまあ聴いていても男の子の声だとは全然わからないから凄いもので、この吹替版製作に当たってもオーディションは相当繰り返したものと思われます。

近年作られたリメイク版は現代を舞台にするだけでなく色々と改変されていますが(例えばミス・ハンニガンが早々に改心しちゃったり)、映画ならではの見せ場として用意されたと思しき鉄橋の上でのアニーとルースターの追いかけっこを丸ごとカットしたのは思い切ったなあと感じました。
実際のところハラハラドキドキの盛り上がりはあるものの、突然の大アクションシーンは作品全体のトーンからすると浮いて見えるので、まあなくても良いシーンかなとは思うのですが(本来の舞台版にはありませんし)、その分こじんまりと解決しちゃう感じがするのも物足りなかったりで、これはないものねだりでしょうね。

で、この吹替版、以前にテレビ放送された際にも一度見たことがあったのですが、イメージと違っていたり、あるいは台詞回しに難があったりと少々微妙な仕上がりです。
リメイク版の方の日本語吹替版では歌は原語のままを選択し、吹替キャストそのものは本職で固めていましたが、こういうのは色々と難しいところではあります。

【ひとこと】
アニーやウォーバックスさんが出演するラジオ番組の司会者、子門真人だったんですねえ。
全然覚えてなかったですが、歌声聴けば一発でわかりますね、流石に。


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by odin2099 | 2017-02-13 19:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
最初は「ウルトラマン」の新作映画を撮る企画もあったのだが、何せスケジュールの問題からTVシリーズも終わらせたくらいだから、更に映画を撮るなんて土台無理な話だったのかも。
ということで栄えあるウルトラ作戦第一号、もとい劇場用ウルトラ映画の第一号となったのはこれ。
円谷一が監督したTVの4話分の再編集版だ。

e0033570_21580220.jpg以前にも書いたけど、ファーストエピソードではウルトラマンの出番なし。ウルトラマンはハヤタの乗るビートルと衝突し、ハヤタの命を奪った挙句一心同体となるところまで。
フィルムを無理矢理繋ぎ、ベムラーは科特隊が単独で倒したことになっている。
だから肝心のウルトラマンがなかなか出てこない。
当時の映画館ではヤキモキした子供たちも多かったのでは?

続いて「怪獣無法地帯」多々良島へ。
ここでレッドキングやらチャンドラーやらピグモンやら、怪獣が一挙に出演。
これって当時のゴジラ映画と比べても、かなーり豪華な絵作りな気がする。
しかもベムラーやその後に出てくるゴモラも合わせりゃ、再編集とはいえ登場する怪獣はゴジラ映画に比べても遜色ないと思う。まだ「怪獣総進撃」が作られる前だし。
しかし「ナパームを使う時は一緒だ」と言っときながら、「早くナパームを投げろ!」とハヤタに命じるムラマツキャップって一体…?

三つめのエピソードはゴモラ登場の、「ウルトラマン」唯一の前後編。
一回戦の途中でベーターカプセルを落としてしまい、大慌てのハヤタ隊員。
前のエピソードでもベーターカプセルなくしてるし、意外におっちょこちょいなハヤタ、いやウルトラマン?
大阪城を舞台にしたゴモラとの攻防戦は、これは劇場映画と遜色ないくらい特撮が充実していて、前にも書いたけど「ゴジラの逆襲」よりも迫力がある。
大阪城内のゴモラの進行コースがイマイチわからないのだけれど、誰かまとめた人いないかな。
今度大阪城へ行ったら、そのコースを追体験してみたいんだけど。
ところで続けて見ると、ゴモラのいたジョンスン島って多々良島にソックリだねえ。
怪獣の生息しやすい立地条件なんだろうな。

ということで一本の映画としての構成、まとめ方はイマイチどころかイマニ、イマサンくらいだと思うけれど(余韻もへたくれもなしにブツっと終わっちゃうし)、何よりもTVが終わってすぐの子供たちへのプレゼント、いわばカーテンコールとしてのこの作品、満足度は高かったんだろうな、と思う。
今となっては、よっぽどのマニアじゃなければ無理して見るほどのこともないだろうけど。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8600734/


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by odin2099 | 2017-02-12 21:59 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
新作公開に合わせシリーズ全部を見直す余裕も、またその気も起きないんですが、そんな時に有難いのが総集編の存在。
まだ気が早いですが「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」も完結した暁には総集編が作られるでしょうか?

e0033570_20304536.jpgさてさてかなりしつこいくらいに見直してるこの作品なんですが、あれ?あんだけ見てるのに意外に覚えてない???
最後に見てから1年半以上はゆうに経ってるんですが、こんなシーンあったっけ?こんな繋ぎ方だったっけ?と心もとない有様。
老化現象、やばいですね。。。

カットされたり変更されたり色々と不満点については過去につらつらと書き連ねてきましたが、今となってはどうでもよくなってきてます。
といっても投げやりになっているのではなく、勝手に脳内補完されちゃうんですね。
なので、みんなあった気になっちゃいます。自己修復機能みたいなもんでしょうか。

ヤマト発進から冥王星攻略、七色星団の決戦、ガミラス本星の攻防に加え、異次元断層の話やらバラン星(モドキ)にビーメラ星のエピソードも詰め込んでるのに、旧作パート1総集編映画とランニングタイムがほぼ一緒というのも不思議ですね。旧作はブツ切りな上にいっぱいいっぱいな印象がありますが、こちらは何とか一本の映画として見られるようになってます。
こういうのを見てしまうと、旧作パート1も新しく総集編作り直してくれないかなあと思ったり…?

さて待望の「2202」は、この総集編からもOKなお話なのか、それともきちんと本編というかシリーズ全話を見ておかないと矛盾点やら不明点やらが出てしまうのか、そんなイジワルな楽しみ方も出来そうです。

【ひとりごと】
沖田艦長ってば、二言目には「敵中に活路を見出すのだ!」しか言ってなくないか?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23203784/


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by odin2099 | 2017-02-10 20:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20574801.jpgミケランジェロ・アントニオーニが執筆した短編小説を、ヴィム・ヴェンダースを共同監督に迎え、自ら監督したオムニバスドラマ。
主人公というか、狂言回しはジョン・マルコヴィッチ扮する「映画監督(私)」で、彼が映画の題材を求めて旅をする、という構成。

「ありえない恋の物語」は、旅先で魅力的な女性と知り合い恋に落ちる青年の物語。互いに惹かれながらも何も起きず、数年後二人は偶然に再会するのだが…。
結局青年は彼女を抱くこともせず再び別れるのだが、正直いってこの心情がわからない。
何か純粋な想いがあるのかもしれないが、女性からすると単に弄ばれたように感じるのではないだろうか。
美しい女教師にイネス・サストル、青年にはキム・ロッシ=スチュアート。
絵にかいたような美男美女っぷりで、イネス・サストルのヌードは特に美しい。

「女と犯罪」は、映画監督の実際の体験談ということになるのだろうか。
自分の父親を殺したという女性と出会い一夜を共にするというお話で、この女性役がソフィー・マルソー
映画全体のキービジュアルにソフィー・マルソーが起用されていることからもわかるように、この映画そのものの最大の見どころが彼女のオールヌードといっても過言ではないだろう。
ただそれが、ジョン・マルコヴィッチとの大胆な絡みのシーンというのがどうにも…。
女性は自らの罪を告白し、男はそれを聞くが彼女から去る(逃げる)という結末で、最後にくどくどとその言い訳を独白するが、「映画監督」としてその姿勢は如何なものか。

3つめのエピソード「私を探さないで」は、妻ファニー・アルダンがありながら、若い女性キアラ・カゼッリとも関係を持つピーター・ウェラーの話と、忙しさにかまけて過程をないがしろにしてきた男ジャン・レノが妻に逃げられる話の二本立て。別々のお話のように見えて、最後には夫の元を去ったファニー・アルダンが、賃貸アパートの広告を見てジャン・レノの家にやってくるという形で繋がる。
毎回毎回反省の言葉を口にしつつも好き勝手やってるうちに、妻に三下り半を突きつけられる男の方はまだわかるが、仕事人間で愛想を尽かされる男はちょっと気の毒。夫婦のあり方の多様性を描いているのかと思いきやそうでもなさそうだし。
その中ではレイプまがいのピーター・ウェラーとキアラ・カゼッリのSEXシーンにインパクトあり。

その後で画家のマルチェロ・マストロヤンニと、その友人ジャンヌ・モローの断章的な短いエピソードを挟み、最終エピソード「死んだ瞬間」へ。
謎めいた女性イレーヌ・ジャコブに一目惚れしたヴァンサン・ペレーズが必死に彼女を口説こうとするが、彼女は明日修道院へ入ると告げる、というお話。単に若いアンちゃんがナンパに失敗したってだけではあるのだが、舞台装置として教会を用意し、神を持ち出してくるとそれが高尚なもののように映る。
メインキャストの中でイレーヌ・ジャコブだけ脱いでいないのが残念。

映像は美しいし、出てくる美人女優の裸は沢山拝めるし、雰囲気も良いのでそれなりに愉しめるのだが、今回が何度めかの観賞なのだがお話としては理解できない。
第2話を除けば、「私」が耳にした話を再構築しているというフィクションの体裁なのだろうが、あまりに現実離れしてる、いや良く言えば幻想的すぎる第2話すらも「私」の妄想と受け取ることも出来るというあやふやさ、不確かさが微妙な居心地の悪さを醸し出しているのだろうか。
お目当てのシーンだけ早送りして見る、という鑑賞方法もありなのかもしれない。


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by odin2099 | 2017-02-09 21:00 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
しばらく「宇宙戦艦ヤマト」から意識的に距離を置いていましたが、そろそろ「ヤマト」モードへ切り替えねば。
そのためにちょっと敬遠していたこの作品を引っ張り出してきました。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」……

e0033570_20254741.jpg「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編は作って欲しかったのですが、正直言って「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクは望んでいませんでした。
もちろん「2199」でガトランティスをあれだけ引っ張った以上、その続編が対ガトランティス戦になるのは必然でしょうが、場合によっては「新たなる旅立ち」や「ヤマトよ永遠に」の要素を借りてきてもかまわないので物語は別物にして欲しかったのです。
結局はこの「さらば」と「宇宙戦艦ヤマト2」を新解釈を交えながらもかなり忠実にトレースするような話も伝わってきていますが、それは自分の望む「新しいヤマト」とは違いそう。
期待と不安の入り混じった気持ちで、来月の新しいヤマトの旅立ちを見送ることになりそうです。

新造戦艦アンドロメダの記念式典、雪は長官のお供で出席してますが、長官秘書としての公務ですよね?
私服で参加してるけどいいの?

瞬間物質移送機!デスラー戦法か?!
いやいや、そりゃ七色星団の決戦におけるドメル将軍の戦法でしょ?
むしろその後で小ワープでデスラー艦に接舷し、白兵戦を挑む君たちの戦法の方がデスラー戦法っぽいけれど…。

デスラーの言い残した白色彗星の弱点「渦の中心核を狙え!」
…結局この攻撃は役に立ったんでしょうか?
まあカムフラージュの彗星を吹き飛ばして都市帝国の全容を露わにはしましたが、それで止めを刺したとか戦局が有利になったとは必ずしも言えませんねえ。

地球への帰路を急ぐあまり、度重なるワープを行うヤマト。
雪の容態が悪化したのはそのためだな。

ズォーダー大帝陛下、一人称「私」と「俺」が混在してますよ。
地球語(日本語)に不慣れなのか、翻訳装置が故障してるか、そのどちらかでしょうね。

沖田艦長の亡霊に唆され、ヤマトでの特攻を決意するヤマト。
…って結局ヤマトは何をしたの?
反物質のテレサが一緒に突っ込んで行ってくれたから超巨大戦艦倒せたんだよね?
干渉しないと言ってたテレサをその気にさせたのが、ヤマト特攻の最大の功績?

「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」では、こういったツッコミは無用になっているといいなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2794886/


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by odin2099 | 2017-01-24 20:26 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22053750.jpg<MCU>フェイズ2の締めくくり。
お祭り映画の「エイジ・オブ・ウルトロン」で締めくくらず、何故この作品をトリに持って来たんでしょうね。
フェイズ3の始まりがこの作品でも良いように思いますけど、フェイズ2は純粋に終わらないぞ、フェイズ3は波乱の幕開けだぞ、というメッセージだったのでしょうか。

しかし小さいながらもでっかい活躍のアントマン、出足こそそれほどではありませんでしたが、終わってみればスマッシュヒット。アベンジャーズへの合流は既定路線でしょうけれど、単独での続編映画の製作も決まったのは嬉しい誤算だったんじゃないでしょうかね。

とにかくこの映画、♪ちゃんちゃんちゃちゃんちゃんちゃんちゃちゃん というリズミカルなテーマ曲が耳にこびりついて離れません。
でっかい蟻さん(じゃなくてアントマンが縮んでるんですけれど)は虫嫌いとしてはカンベンして欲しいところですが、続編には期待。このテーマ曲はそのまんま次回作でも使って欲しいと思います。

冒頭にはCGIで若返ったマイケル・ダグラスが出てきますが、それに驚いちゃいけませんね。
「シビルウォー」ではロバート・ダウニーJr.も若返って出てきますし、最近ではキャリー・フィッシャーが若返ったり、亡くなったピーター・カッシングが甦ったりと技術の進歩は目覚ましいものが。
もう何でもありですねえ。

時系列的には「エイジ・オブ・ウルトロン」の後半と同じ時期でしょうか。
アベンジャーズは街を落下させるので忙しいとかなんとか、そんな台詞もありました。
その後でスタークの古い倉庫へ忍び込むというシーンがありますが、行ってみたらそこはアベンジャーズの新しい基地。
お留守番のファルコンさんがいましたので、やはり「エイジ・オブ・ウルトロン」と同時並行なんだあと思っていましたが、いや待てよ、ここが新しく基地になったのは前作のラストでしたっけ。
ファルコンは「エイジ・オブ・ウルトロン」より出番が多いですね、多分。

続編ではピム博士の妻、ホープの母が出てきて、これをシャロン・ストーンが演じるという噂もありますが、「氷の微笑」とはキャラクターイメージ重ならないし、確かに面白いとは思いますが必然性はねぇ。
むしろキャサリン・ゼタ=ジョーンズだったら、そっちの方が面白かったりして。

【ひとこと】
小さくなるのは便利な機能だけど、小さくなると移動距離も長くなるからアントマンってメチャ疲れそうなんだよね。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24116681/


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by odin2099 | 2016-12-26 22:07 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
いきなりアベンジャーズ殴り込みシーンから始まる本作、一応第二弾なのでお馴染みキャラの紹介は最小限に食い止めて、観客を物語の中に早く取り込んでしまおうという作戦でしょうかね。
多分シリーズで一番長いアバンで、確かに「掴みはOK」です。

e0033570_09383636.jpg前作では最初はいがみ合っていて、終盤で再集結してからは一気呵成で盛り上がってましたが、今回は序盤は仲良し軍団で、その後でバラバラになって、最後はまた一致団結…と思いきやわだかまりは残ってる、というのは「シビルウォー」への伏線だったんでしょうね。
まあ全員集合のアクションシーンはやっぱり燃える、と思ったらウォーマシンさん、その中にいないで単独行動してましたっけ。それにファルコンはお留守番でしたね。

そのアベンジャーズのお歴々、結構毀誉褒貶が激しいような。
前作ではロキに操られ、本作では序盤で重傷を負わされるクリントさんが不憫。
また前作ではナターシャと結構良いムードと思いきや(それとも事情を知らないトニーが勝手に「殺し屋カップル」って呼んでただけ?)、いつの間にか結婚して子供もいるってなんなんだ?
まあこれくらいやらないと個性的なメンバーの中では埋没しちゃいかねないっていうのはわかりますけれどね。
一歩外へ出たら、君はアベンジャーズだ」なんて決め台詞も用意されているし。
で、ナターシャはナターシャで、お相手がバナー博士っていうのは唐突すぎます。
バナー博士もバナー博士、ベティはどうしたのよ?

…と前作に比べると不満点も多々あったりするんですが、ヘレン博士は可愛いし(演じてるのはスヒョンという韓国の女優さん。再登場するかなあ?)、アンディ・サーキスやらジュリー・デルピーやらリンダ・カーデリーニやら、チョイ役でも名のある俳優さん使うあたり手抜きはないし、これだから<MCU>はやめられません。
あ、でもソコヴィア浮上シーンで「1000年女王」を思い出すくらいの松本クラスタではあります、はい。

最後にひとこと。
マキシモフ姉弟を「ほんの子供」と仰ったクリントさんですが、ワンダさんのあの豊満なボディ、子供には見えませんってば。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24109740/
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by odin2099 | 2016-12-25 09:40 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>、フェイズ2へ移行。
そういやこれ、クリスマス映画だったっけ。あんまり季節感ないですが。

e0033570_22464634.jpgさて前2作の「アイアンマン」に比べると、今回のトニー・スタークはなんだか生き生きとしているように見えますね。

物語の中ではNY決戦の後遺症があったり、過去の亡霊?が敵として立ちはだかったり、最愛の人ペッパーが危機に陥ったりでズタボロのはずなんですが、今後の作品への伏線を張るでもなく、また過去2作や「アベンジャーズ」を引き摺ってもいない、いわば独立した作品になっているという自由さからなんでしょうか。
ちょっとスパイアクション物っぽい活躍を見せるトニーも新鮮です。

単独作としては「これが最後のアイアンマン」ということもあったのかもしれません。アイアンマンスーツや胸のアークリアクターと決別することで、きちんと三部作の完結編にもなり得ていますし。
といっても、すぐにトニーはまたスーツの開発や更にヤバいものの開発にも着手しちゃうんですがね…。

またこの作品はTVシリーズ『エージェント・オブ・シールド』の序章的作品でもあります。
ここに出て来たエクストリミス、この技術を持ったムカデと呼ばれる組織が、死の淵から舞い戻ったエージェント・コールソンらの当面の敵になるからで、その背後にヒドラの残党がいるというのはまた別の話。まあその辺りの映画とTVのリンクというのは、よくやってるなあと感心しきり。
しかしトニーはエクストリミスの解毒剤を発明してるはずなんですが、ムカデ相手では効き目がなかったんですかねえ。

この作品におけるトニー・スターク語録。

サインをねだってきた少年に対し、「君、クリスマス映画に出てたよね?」
うーん、マコーレー・カルキンには似てないぞ、あの少年は。

あんちゃんにタトゥーを見せられた際の一言「俳優のスコット・バイオ?」
誰だそれ?!――と思いましたが、ホントにそういう俳優さんがいるんですね。画像を見るとちょっと似てる?

他にもユル・ブリンナーとかメリル・ストリープなどの俳優ネタがありましたが、ブリンナーはまあルックス面からわかるけれど、ストリープは何のために引き合いに出したのやら…。

そして最後にひとこと。
ブルース・バナー、顔が違い過ぎて誰だかわからなかった~。
吹替版で見ていたので、声が宮内敦士だったから「もしや?」と気付いたのですが…。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24075031/


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by odin2099 | 2016-12-05 22:49 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23040826.jpg見直す度に「良く出来た映画だよなあ」という気分になる。
いきなり登場する強敵然としたサノス。その庇護の下で再起をかけるというか復讐に燃えるロキ。
その動きに呼応するかのように暴走を始める四次元キューブ。騒然となるシールド基地。何かとんでもないことが起りそうだという危機感に焦燥感。
ニック・フューリーにフィル・コールソン、セルヴィグ博士といったお馴染みの顔に加え、新登場のマリア・ヒル、それにこれが正式なお目見えとなるクリント・バートン(ホークアイ)もさらりと紹介する、ここまでがアバン部分。
弥が上にもワクワクとさせてくれる。

続いてナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)の大活躍があり、メインの大物たちが続々登場。
トップバッターがハルクことブルース・バナーなのは、キャストがエドワード・ノートンからマーク・ラファロに交代したことで早めに観客へ馴染ませる意図があるのだろう。
次に正統派のヒーローであるスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)、その後に一種の異端児であるトニー・スターク(アイアンマン)の順番なのも妥当なところ。特に今回が3作目の登場となるトニーは観客に最も浸透しているキャラクターだけに、今更こまごまとした描写も不要という判断もあるのだろう。
ソー・オーディンソンの出番が一番遅いが、これは異世界の住人であること、それに物語の進行上でも納得の行くところだ。

ホークアイがロキに操られその軍門に下るのも、彼を目立たせる為の仕掛けだろう。
最初からアベンジャーズ側にいたのでは出番が限られ、場合によっては個性豊かなメンバーの中に埋没しかねない。ロキの側に置くことで、アベンジャーズと違った見せ場が与えられるからだ。

集められたメンバーがすんなりと仲良し集団にならないのもリアル。
トニーのスティーブへの反発も、後の作品を見ると父ハワードへの複雑な想いに起因してるのもわかるし、一方でブルースと簡単に打ち解けるのは、おそらく「孤高の天才」であったトニーには似たようなバックボーンを持った知人友人がこれまで周囲にはいなかったのだろうなとの想像が付く。
そんな彼らの潤滑油になるのが、作品世界ではトニーと一番古い付き合いであり、ソーとも面識があり(その出会いの経緯を考えれば、ソーは必ずしも好意的なな感情を抱いてはいなかったと思われるが)、またキャップの大ファンだったというエージェント・コールソンの存在。

どうなるかは予想が付いたし、ネタバレ情報も流れてきてはいたものの、最初に見た時はやはりフィルが不憫でならなかったのだけれども、『エージェント・オブ・シールド』で見事に復活。
シーズン4まで続く人気シリーズになった今は、エージェント・コールソンが健在なことを承知しているので安心して見ていられる。

不満点が全くないかというとそんなことはないが、一つのフレームにアイアンマン、ハルク、ソー、キャップ、ホークにウィドウの6人が全員揃った図の説得力は凡百の言葉に勝る。
日本公開時に不評だったコピーではあるが、「日本よ、これが映画だ。
そういうことである。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24064369/
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by odin2099 | 2016-11-24 23:06 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
トニーが衝撃的な「私がアイアンマンだ」発言してから半年。
といってもその間にアントン・ヴァンコは死に、息子イワンは復讐の鬼と化し、一方のトニーもアークリアクターの悪影響で余命幾許もなく、というところから始まる続編。

e0033570_22521364.jpgコールソンさんの出番は減ったけれども、それを補って余りあるエージェント・ロマノフの大活躍。
また前作のカメオから堂々と出張ってきたボスのフューリー長官。
相手方もイワン・ヴァンコにジャスティン・ハマーとキャラクターが増え、かなり賑やかに。
でもその反面、お話がとっ散らかった印象もなくはなし…(^^;

ところでこの作品の中で、自分として納得がいかないのはトニーがスターク・エキスポの模型から新元素を発見する件。
まずあの新元素はハワードが発見して隠していたのか、それともたまたまトニーが模型を見ていてヒントにして見つけ出したのかということ。
もしハワードが隠していたのだとすると、それは何のためだったのでしょう?
成長したトニーに対する宿題みたいなつもりだったんですかね。トニー自身は「再発見」と表現してましたけれどね。

またその「再発見」した新元素が、都合よくアークリアクターに作用してトニーの命を救ったのは偶然なんでしょうか。
元々アークリアクター開発に伴って発見されたか、あるいは新元素ありきでアークリアクターが開発されたのかはわかりませんが、もし不可分の関係だったならばあんな形で隠さなくても良かったでしょうし(悪用を恐れた?)、たまたま上手く行ったのならばご都合主義すぎるなあと思っているのですが。

まあ映画を観ている分には、勢いで押し切られて何となく釈然としないものの、「面白かったからいいや」という気分にもなるんですけどね。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24036415/
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by odin2099 | 2016-11-16 19:12 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(0)

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