【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ア行>( 389 )

e0033570_0195078.jpg主演映画の失敗によって、今や落ち目となってしまった映画スターのジャック。そんな彼にオファーされたもの、それは往年の人気テレビドラマ『奥さまは魔女』のリメイク企画でした。何とかこの作品で人気回復を図りたいジャックは、自分を引き立たせるために魔女サマンサ役に無名の新人女優を希望します。ポイントはもちろん、オリジナルのエリザベス・モンゴメリーのようにチャーミングに鼻を動かせること。しかしオーディションを繰り返すものの、なかなか「これは!」という女優にめぐり合えないジャック。そんな時に彼は、街中で器用に鼻をピクピク動かしている女性と出会います。その女性イザベルを、強引に口説き落としてサマンサ役に抜擢するジャック。そして撮影がスタートし、いがみ合いながらも惹かれ合うジャックとイザベルの二人だったのですが、でも実はこのイザベル、人間の世界に憧れて魔法界を飛び出してきた”本物の魔女”だったのです・・・。

というわけで『奥さまは魔女』を劇中劇扱いにした、変則的リメイク映画です。ストレートにオリジナルをリメイクした作品も見たかったのですが、これはこれで悪くありません。ラスト・シーンが割りとあっさりしていることを除けば、これと言って不満もなく楽しめました。
主演のニコール・キッドマンはどことなくオリジナルのエリザベス・モンゴメリーを彷彿とさせますし、”クール・ビューティー”のイメージが強い彼女が、”恋に恋する女の子”を演じているのも新鮮です。父親役のマイケル・ケイン、劇中劇の母親役のシャーリー・マクレーンといった芸達者なベテランが脇を固めているのも、画面全体を引き締めています。
ただダーリン役のウィル・フェレルが(あちらでは知らない人がいないというくらいの人気コメディアンだそうですが)、日本での知名度が低いためか興業的に苦戦しているらしいのが残念ですね。もしこの役が当初名前が挙げられていたようにジム・キャリーだったなら、作品の評価はともかく観客動員はもう少し変わっていたかも知れません。もっともジム・キャリーだったなら、ニコールとのバランスを取るのが難しかったでしょうね。

e0033570_020645.jpg別のキャスティングといえば、一時は主役にリース・ウィザースプーンなんて声も挙がっていましたっけ。オリジナルの雰囲気にはニコールの方が近そうですが、コケティッシュな魔女としてはリースも捨てがたかったかな、と思います。というか、正直言ってしまえば30代後半に差し掛かったニコールでは、”恋を夢見る女の子”、”世間知らずの若妻”を演じるのは些かキツく感じられるのも確かです。

既に公開は打ち切られてしまっていたために見られなかった吹替版は、松田聖子がイメージソングを歌っているということだけが話題になっていたけれども、岡本麻弥に山寺宏一という主役コンビに加えて、オリジナルTVシリーズのナレーションを務めた中村正や、オリジナルのサマンサ役の北浜晴子を抜擢したり、脇にも野沢雅子、長島雄一、水島裕、内田直哉、大塚芳忠らを配した豪華なものだったよう。こちらも是非見たかったものです。DVD待ちになるかなぁ。
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by odin2099 | 2005-09-17 23:55 |  映画感想<ア行> | Trackback(14) | Comments(4)
e0033570_22455749.jpg今日発売の『オペラ座の怪人』ですが、『ローレライ』で懲りたので昨日きちんと買いに行きましたよ、大雨の中。
実際はほとんど雨降ってない時だったし、ホントは買ったわけじゃなくてポイント引き換えだったんですが、そんな細かいことはさておいて、今度も<コレクターズ・エディション>の方、高いです(買ったんじゃないけど)。つくづく「初回限定生産」って言葉に弱いなぁ・・・。

で、注目なのは字幕!!
吹替版が作られなかったので仕方ないんですが、ザーッと見た感じ幾分か修正されてました!
でも観客のクレーム受け入れて直すんなら、初めから起用しなきゃいいのにね、この人を
しかしその修正は随分と中途半端で、かえってどツボにはまったような気がしないでもなし。困ったものじゃわい。
次なる被害者(?)『キングダム・オブ・ヘブン』も、再来月発売のDVDでは修正入れるんだとか。
重ね重ね、最初から起用しなければ・・・。

『スター・ウォーズ』<新三部作>なんか、全面的に別の人で作り直して欲しいもんなぁ。そうなれば買い直しますよ、私ゃ
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by odin2099 | 2005-08-27 00:12 |  映画感想<ア行> | Trackback(7) | Comments(13)
e0033570_10502734.jpg原作読んだことないけどジャンル的には興味あるし、京極夏彦って売れてるし、「京極堂シリーズ」って人気あるし、監督は実相寺昭雄だし、出演者は何気に気になるメンバーだし・・・ということで予備知識殆どナシで鑑賞。

主人公が古本屋の店主で、安倍晴明ゆかりの神社の神主(現代版の陰陽師?)で、なおかつ”憑物落とし”という設定も「?」だが、その友人には他人の記憶を見ることが出来る私立探偵がいて、という世界は、一見おどろおどろしいものの正当なミステリー・サスペンス物なのか、それとも妖怪やら魑魅魍魎が跋扈する妖しの世界を描いた作品なのか、一体どっちなんだろうか? 
監督が監督なだけに端からカルト作品になることは決定付けられているようなものだが、横溝正史モノみたいに「呪いだ!」「崇りだ!」と騒ぎつつも、所詮はトリック有りの人間の情念が生んだ事件なのかと思いきや、結局は超常現象が絡んできているようでもあり、クロスオーヴァーといえば聞こえはいいけれど、なんだかどっちつかずの印象。これならしっかりと妖怪変化でも出して、キワモノに徹してくれた方が面白かったかなァ、なんて考えてしまったくらい。
原作知らずして、勝手に『帝都物語』+『陰陽師』のような世界観を期待してしまった自分がいけないのだけれども。

e0033570_10504131.jpg映像的にはゲイジュツ映画というか、ジッソージっぽいというか、美術の頑張りもあって不思議な画面作りには成功しているし、意外や原田知世がキレイだったなぁという収穫もあるのだけれど(個人的に『時をかける少女』以降、あまり魅力感じてないもんで)、じゃあ面白いのかというと・・・ちょっとギモン。
何だかよくわからなかった、というのが正直なところで、これはちゃんと原作を読まなきゃいけないということかなぁ。
あと不満といえば堤真一の台詞回し。長台詞も多いのだけれど、聞いていてちょっと辛い箇所が幾つかあり。
それでも、もしシリーズ化が実現したならば次も見に行く可能性は大である。DVDも・・・買っちゃうかも?
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by odin2099 | 2005-08-08 20:53 |  映画感想<ア行> | Trackback(8) | Comments(4)
時代は西暦2654年。地球連合とキルラティ帝国との戦争を背景に、新しく赴任したパイロットたちの活躍を描くSF映画。原作は人気のゲームソフトで、小説やカードゲーム、TVアニメーションと続々と様々なメディアに派生していく中で、クリエイター自らが監督に当たって映画化を実現させた。

物語は時系列的にはゲーム版の前日譚になるようだが、作品の世界観や登場するキャラクターたち(特別な血筋である主人公の設定など)がわかりづらく、またビジュアル面でも戦闘機や戦艦が一発で敵味方を識別出来るほど個性的なデザインではないため、既にゲームをプレイしている人なら問題ないのかもしれないが、予備知識なしでは初心者には少々辛い。

e0033570_18224579.jpgしかし全体的に安っぽさはあるものの(これはCGの多様が原因か)、宇宙空間を舞台にした戦争モノは意外に少ないので結構楽しめる。ゲーム自体は『スター・ウォーズ』のフォロワーの一つで、ゲームのムービー部分では主人公をマーク・ハミルが演じていたりするそうだが(他にもマルコム・マクダウェルやジョン・リス・デイビスが出ているらしい。また本作品ではノン・クレジットで声の出演も?)、本家『スター・ウォーズ』も宇宙でのドッグ・ファイトは比較的少ないのでこれは貴重。
また時代設定は未来だが、どことなく第二次大戦あたりの雰囲気が漂うのは意図的なものだろう。主人公が女性上司(彼女が”ウィング・コマンダー”だ。主人公は最後まで”ウィング・コマンダー”にはならず仕舞い)と恋愛関係になるなんざ、『トップガン』かと思うくらい。なお日本版の予告編では堂々と”連邦軍”だの”ニュータイプ”だのといった単語をちりばめているが、どちらかといえば「ガンダム」というより「ヤマト」寄りの感じだ。ノリの良いテーマ音楽はデヴィッド・アーノルドの担当

類型的なキャラクターが多い中では、主人公の相棒を演じたあの『スクリーム』のマシュー・リラードが儲け役になっているが、何故かこの人、主役のフレディ・プリンゼJr.との競演が多い。『シーズ・オール・ザット』、『スクービー・ドゥー』、『サマーリーグ』、『スクービー・ドゥー2/モンスター・パニック』、そしてこれという具合に5作品もあるのは珍しいのでは。私生活でも古くからの付き合いで仲が良いらしい。また脇をチェッキー・カリョやユルゲン・プロホノフ、デビッド・スーシェ、デビッド・ワーナーら渋い面々が固めているが、今ひとつ活かされていないのは残念。
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by odin2099 | 2005-07-30 23:55 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22433734.jpg今年の2月に日本公開された作品(当時の感想はこちら →追記:下記に転載)が、半年弱でDVDリリース。正式発売は明日ですが、前日に入荷するのはお約束。早速買ってまいりました。

2種類あるうち、迷わず<Premium Edition>を選択
値段が極端に高かったり、いらないオマケが付いてるんじゃない限り、無理してます。その分優越感に浸れますし。

まぁ3時間近い長尺なのでパラパラと見た程度ですが、注目なのは日本語吹替版。
情報量多いから字幕追ってると辛いので、公開当時から吹替版作って欲しかったんですけど、劇場公開なし。最近の傾向からすればあって当然かなぁ、なんて思っていたんですがね。

e0033570_22435724.jpgで、やっと今回吹替付きでリリースされたわけなんですけれど、うーん、コリン・ファレルが浪川大輔? アレキサンダーとしての年齢設定からすれば「あり」なんですが、コリン・ファレルとしては少々若すぎの嫌いが・・・。
<『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のフロド、『スター・ウォーズ』新三部作のアナキンのイメージ強いからかもしれませんがね。
結論はいずれじっくりと鑑賞するまで保留ですけれど。

もう一枚、『ゴジラ/FINAL WARS』のDVDも購入。
こちらも<通常版>ではなく<スペシャル・エディション>です。
今夏はシリーズ全作を順番にDVDでおさらいするつもりだったんですが、これはちょいと延期になりそう。

  ×  ×  ×  ×  ×

以下、「しねま宝島」より転載
老いたプトレマイオスが語るアレクサンドロス大王の一代記。

沢山出てくる人物関係がわかりづらいし、東征で出てくる土地の位置関係や距離感も掴みづらいし、途中で時系列はいじくるし、ということで173分は随分長いぞ、の超大作。

もう少し切り詰めてくれた方が良かったよなぁ。殊に再三同性愛について言及するシーンがあるのに、結局上手く活かしてるとも思えないので、その辺バッサリと切ってくれればもっと見やすくなったのに(逆にそこらへんに期待している人もいるだろうけど、大したことありません)。
その割りに面白くなりそうな場面を、プトレマイオスのナレーションであっさり処理しちゃうあたりが何とも。それに「彼は愛されていた」とか「彼はもはや愛されていなかった」というナレーションが入るんだけど、これがちっとも愛されてたように見えないのはどうかと思う。もっともこれが、最後のどんでん返しに繋がる皮肉混じりの伏線だとしたら見事なんだが・・・それは考えすぎだろうな、やっぱり。

またこれだけコスチューム・プレイ物が作られた後だと、後発作品はどうしても損だ。色々新しいことをやっていても、どっかで見たなぁという気になってしまう。
特に、時代は違うとはいえ同じギリシャを舞台にした『トロイ』にはデジャ・ヴが
そもそもアレクサンドロス大王は『イーリアス』が愛読書、好きな英雄はアキレスというだけあって、劇中でも何度か”トロイヤ戦争”、”パトロクロス”、それに”アキレス”の名前が出てくるが、そうするとどうしてもブラット・ピットの顔が浮かんでしまうんだよね。まぁ公開順が逆じゃなかったことが、かえって良かったのかもしれないけれども。

で、全体的には冗漫な印象が強いこの作品の、一番の見所はアンジェリーナ・ジョリーだろう。主人公はアレクサンドロス大王だけれども、物語の最初から最後まで色濃い影を残しているのは、その母親オリンピアス。アンジェリーナ・ジョリーは正にこのキャラクターにピッタリで、真の主役は私よ、と言わんばかりで貫禄充分。それに父であるフィリッポス二世を演じたヴァル・キルマーも、かつての二枚目ぶりはどこへやらの怪演を見せてくれるのが楽しい。コリン・ファレルは・・・まあいいや。

そういやこの作品、本来なら競作になるはずで、バズ・ラーマンが準備していたのはレオナルド・ディカプリオの主演でニコール・キッドマンが共演。なんとなくこちらの方が品がありそうだけど、スピード競争に負けて立ち消え。かと思いきや、このストーン監督版がラジー賞6部門ノミネートの健闘振り(?)を見せたので企画が再浮上とか。まぁ期待せずに待ちましょう(っつーか、元々は4作品も企画が挙がってたんだよね、メル・ギブソンがプロデュースするTV版も含めて。ディカプリオは最初、もう一本のマーティン・スコセッシ版への出演を決めていたのが心変わりし、結局スコセッシ版はラーマン版に吸収されちゃったという経緯があるから、まだまだスンナリいくとは思えない・・・)。

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by odin2099 | 2005-07-28 23:08 |  映画感想<ア行> | Trackback(9) | Comments(12)
e0033570_19274073.jpg氷河期(アイス・エイジ)を舞台に、人間の赤ん坊を拾ったマンモス、ナマケモノ、サーベルタイガーの珍道中を描いたCGアニメーション。
三者三様のキャラクターたちが最初のうちは反発しあいながらも、やがて友情で結ばれていくというわかり易いお話だし、画面も綺麗なのでお子様は大満足。

所々に現れながらも、本筋に全く絡まないリスが秀逸で笑わせてくれる
e0033570_19275082.jpgただ王道を行き過ぎる展開は、ご都合主義で物足りなくもあり、余韻を味あわせるよりも笑いを取ったラスト・シーンはちょっともったいない。

爆笑問題の太田光、山寺宏一、それに竹中直人という顔合わせの吹替版も評判だったが、山ちゃんはどちらかというとミス・キャストだし、あとの二人は過剰演技が鼻につく。
やっぱりタレント吹き替えは難がありすぎで、「思ったよりも良かった」というのが誉め言葉になってしまうレベルでは困りものだ。
予告編は全く別キャストだったが、プロを揃えたそちらの方が当然ながら出来は良い。
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by odin2099 | 2005-07-18 00:37 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_1734543.jpg一昨々日の日記に、好調な幕開けの『宇宙戦争』と書きましたけれども、アメリカ本国では不振のようです。
今年の『スター・ウォーズ/エピソード3』や去年の『スパイダーマン2』に比較しても見劣りし、『スパイダーマン2』の凡そ半分程度の成績だとか。全体的にアメリカの映画界は相当厳しいそうですが。
昨日私も映画見てきましたけど、内容もかなり厳しいものがありました。
感想はこちら(追記:下記に転載)。

それにしても長嶋さん、元気というより痛々しかったなぁ・・・。

  × × × × × × × ×

「しねま宝島」より転載
「吹替版には、予告編同様に津嘉山正種のナレーション付き!タイトルクレジットも日本語だ!!」

ブルーカラーの港湾労働者トム・クルーズ(声:森川智之)は、別れた奥さんミランダ・オットー(声:本田貴子)から、ティーン・エイジャーの息子ジャスティン・チャットウィン(声:野島健児)と、幼い娘ダコタ・ファニング(声:三村ゆうな)を週末に預かることになる。ところが奇妙な雷の後、地中から巨大な戦闘マシーンが出現、街は大パニックとなってしまう。父親に反抗的な息子と妙に達観した娘を連れ、ダメ親父の必死の逃避行が始まるのだが・・・?!

コミニュケーションもろくに取れない崩壊したトム・クルーズ一家は、侵略者そっちのけで自分の都合で怒鳴り散らすだけなので、それだけで見ていてイライラ。行き当たりばったりで逃げ惑うばかりで何もせず、ふと気がつくと助かっていました~というラストの唐突さ。で、このパニックを乗り越えて家族の絆が復活したかというと、それも怪しい。色々評判聞いていたけれど、これほどまでにつまらないとは思わなかった

見所はダコタ・ファニングの鬼気迫る怪演のみ。主人公を科学者に変えてしまった前回の映画版に比べると、一般人視点の今回は原作には近いけれども、展開は原作よりも前回の映画版をなぞった感じ。流石に侵略者は火星人じゃないが、どこから来たどういう存在なのかは一切不明。そいつらが人類誕生以前から地球侵略を狙っていたというのも悠長すぎるし、準備万端整えていたなら、何故ずーっと待っていたのかという疑問符がつく。どうせ同じようなネタを扱うなら、映画的ハッタリをかまし映像的快感がタップリの『インデペンデンス・デイ』の方が遥かにマシだ。結局一番恐ろしいのは、侵略者ではなく人間の心だとでも言いたいんだろうか。吹替版の後は字幕版でもう一度と思っていたけど、止めようかな。

本来ならこの時期、スピルバーグは『インディ・ジョーンズ4』を撮り、トム・クルーズは『M:I-3』に出ているはずだったのが、どちらも延期になったのでこの作品が実現したわけだが、さてどっちが良かったんでしょうかね。
ちなみに原語版のナレーションはモーガン・フリーマンらしい。

 × × ×

「『宇宙戦争』ふたたび」

どうしようかなーと悩みつつ、結局は字幕版を見に行った。
二度目だし、かなり時間をおいたので冷静に見られるかなと思ったのだけれども、やはり不満しかない。一見ハッピーエンド風でも、崩壊したトム・クルーズ一家には何の救いもないラストも後味悪し。
ちなみにこの時トム・クルーズを出迎える元妻の両親を演じているのは、旧作のヒーローとヒロインのカメオ出演。このあたりは粋な計らいと言えなくもないけれども、面影残っているわけじゃなし、もっと宣伝してくれないとわかりゃしない。
それにしてもで原語で聴くと、改めてダコア・ファニングの破壊力の凄まじさを実感。ハッキリ言って、この映画で一番怖いのはダコタの悲鳴だ
  × × × ×

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by odin2099 | 2005-07-04 06:07 |  映画感想<ア行> | Trackback(17) | Comments(10)
ギャラクシー・エネルギーを復活させるために、大王星を目指すオーロラ姫御一行様の冒険を描いたTVシリーズの番外編で、恋人や仲間をスペース・モンスターに殺され、復讐に燃える戦士団が今回のゲスト・キャラクター。
例えモンスターであっても生命を奪ってはいけない、と主張するオーロラ姫との対立が見物。

e0033570_2314772.jpg昭和54年春の<東映まんがまつり>上映作品ということは、シリーズがスタートして約一年。スタッフ、キャスト共に作品やキャラクターを充分に把握した頃だろう。予定調和だけれどもソツなくまとめてあり、シリーズ未見の人でも何となく付いて行ける展開は嬉しい。

キャストといえば、ジャン・クーゴの石丸博也、サー・ジョーゴの富山敬は同時間帯の前々番組『UFOロボ グレンダイザー』の主役コンビ。ドン・ハッカ役の富田耕生も『グレンダイザー』、『惑星ロボ ダンガードA』に続いてのレギュラー出演なので安定感バツグン。おまけにゲストが前番組『ダンガードA』及び後番組『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』の主役の神谷明。今更ながらこの人たちの声を聞くと安心する
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by odin2099 | 2005-06-14 23:55 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
H・G・ウェルズの古典的名作を、『地球最後の日』、『80万年後の世界へ/タイムマシン』、『月世界征服』などのプロデューサー、ジョージ・パルが映像化した、これまた古典的なSF名作。
原作の舞台は執筆当時の19世紀末だが、これを現代(製作当時の20世紀半ば)に変更。主人公を科学者に変え、軍隊を前面に押し出して火星人との対決色を強めた。

e0033570_217486.jpgお話が原作とは全くといって良いほど異なる点(シチュエーションは多少活かされているが)や、終盤のパニック・シーンからメロドラマへの転換がちょっと頂けないものの、サスペンス物、アクション物の要素もふんだんに盛り込まれ、序盤から快調なテンポで1時間半弱を一気に見せる。当時としては大掛かりな特撮やロケーションを敢行、火星人のマシーンも秀逸で、センス・オブ・ワンダーに溢れた快作である。

結末は些かあっけないというか唐突に映らないでもないが(理由は原作通り)、ラスト・シークエンスで原作には登場しない教会へ主人公達を導くことによって、神への祈りが奇跡を呼んだのだと解釈する余地を残したのだろう。

火星人が攻めてくるというシチュエーションはもはや今日的とは言えず、今度公開されるリメイク版でもそのあたりは変更されているが――それを逆手にとってパロディ化して見せたのが、ティム・バートン監督の『マーズ・アタック!』だ――、実は30年近く前に本作がTV放映された時にも、翻訳で勝手に”琴座のベガ星人”に変えられていたそうである。
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by odin2099 | 2005-06-09 23:50 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(0)
e0033570_21631.jpg唐の国からやって来た狸御殿の狸姫と、自分より美しい者は例え息子であっても存在を許さないという、がらさ城城主・安土桃山に命を狙われる嫡男・雨千代との、ミュージカル仕立てのラブ・ストーリー。

しかし出演者の顔触れを見て、大いなる期待を寄せてしまったのが大間違いだった。舞台の書割のような平面なセット、奔放なイマジネーション溢れるというよりも、行き当たりばったりで投遣りな印象さえ受ける編集等々、作り手は面白いと思ってやっているのだろうが、見ている方は感情が寸断され、思考停止状態に陥ってしまうのでちっとも楽しめやしない。それに、”オペレッタ”というのは”喜歌劇”とも訳されるくらいハッピーエンドが定番なのに、この結末では納得いかないね。実に勿体無いことである。

よって見所はチャン・ツィイーのみ! 最初カタコトの日本語喋り出した時は、全篇こんな調子かと愕然としたもんだったがトータルではまぁまぁ。あとは薬師丸ひろ子が意外な拾い物だったくらいか。

この作品のアピール・ポイントに、美空ひばりの<デジタル出演>というのがある。この<デジタル出演>、てっきり過去の出演作品から適当な映像を抜き出してデジタル合成しているのかと思いきや、CGで姿も声もゼロから作られたものだというから驚きである。しかし台詞もあって歌も”披露”してくれていて、その技術力の高さをアピールしてはいるものの、結果的には下手なタレントの中途半端なモノマネ演技を見せられているような気がして落ち着かない気分にさせられるのはどうも・・・。
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by odin2099 | 2005-05-29 16:17 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(2)

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