【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ア行>( 380 )

e0033570_21035661.jpgいきなり戦争状態、X-MENたちが次々と斃れていくという衝撃のオープニング。
しかもX-MENとマグニートーが共闘していることで、弥が上にもミュータントたちにとって最大の危機が迫っていることを伝えてくれるという、正に掴みはOK。

時系列的には色々とややこしいことになっていて、冒頭部分は「ウルヴァリン/SAMURAI」から続いているのだろうけれど、5~10年くらいは経ているのだろう。
ウルヴァリン(の精神)がタイムトリップする先(過去)は「ファースト・ジェネレーション」の約10年後。
「ファースト~」ではキューバ危機を描き今度はベトナム戦争の時代が舞台なので、ここで出てくる大統領というのはニクソンのこと。JFK暗殺犯としてエリックが逮捕(曲る銃弾!)されているというのはいいとして、JFKがミュータントだったというのは何か意味があるのだろうか。
そして事件が解決後のウルヴァリンが戻って行くのはいつなのだろう?歴史が改変された後の同じ年なのか。

タイムパラドックスを如何に感じさせないかが勝負でもあるのだが、戻った過去と残った現在が同時進行という設定はちょっと面白い。
戻った時点で並行して同じだけ時間が過ぎている。あちらで過ごした1時間はこちらでも1時間。向こうで何日過ごそうが、旅立った直後の時間に戻ってくれば良いじゃないか、という疑問への答えとなる。だからクライマックスは過去と現在に同時に危難が襲い掛かり、同時にそれを回避するというケリの付け方だ。
深く考えればそれでも矛盾は生じるものの、映画を見ている間だけ勢いで疑念を抱かせなければそれで良いのだ。

ただこの手の作品だとギリギリで間に合ってメデタシメデタシが相場だが、この作品はほぼ全滅に近いバッドエンドなのが珍しい。
もっとも歴史が変わったことで分岐点が生まれ、別ルートを辿った世界(ウルヴァリンが最終的に戻って行った世界)では全員生還のみならずこれまでの作品で死んだメンバーも復活、おまけにこれまでの作品を全てリセットさせたのでまた自由なストーリー作りが出来るようになるという荒業を披露しているのでアッパレなのだが。

ラストには次回作への前フリが用意されているが、これは過去篇の続きとなるらしい。
X-MENユニバースもまだまだ続きそうだが、キャストは何人か入れ替えが予定されているのでどうなることやら。
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【ひとこと】
長髪でやさぐれてるマカヴォイがラッセル・クロウに見える…
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<過去記事>
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by odin2099 | 2016-02-01 21:10 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
サム・ライミ版に比べるとスパイディのコスチュームが鮮やかな青と赤。
それに全体的にNYも明るい雰囲気がある。

e0033570_08195919.jpgピーターとグウェンのラブラブっぷりも微笑ましい。
その後に破局が報じられたりしたが、前作の時からアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンは私生活でも恋人同士なのは知られていたから、何だか見ているこちらも気恥ずかしくなるくらい。
だからこそグウェンが死んでしまう結末は、より悲劇性が強調されることに。

今回は原作におけるピーターのもう一人のガールフレンド(そしてサム・ライミ版のヒロイン)であるメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)の登場も予定され、実際にシェイリーン・ウッドリーがキャスティングされて撮影までされたもののカットになってしまったが、これも悲劇性をより高めるためだったのだろうか。
もしグウェンを喪って悲しむピーターの傍らにMJがいたりして、それが立ち直りの切っ掛けとなったとしたら、ピーターが移り気に見えてしまうかも知れない。
幻に終わった3作目で新たなヒロインとしてMJが出てくるなら、少しはそういったショックも和らいだかも(サム・ライミ版では逆に3作目にグウェンが出てくるが、扱いがちょっと中途半端)。

それにしても、返す返すもこの2作目でシリーズが打ち切りになってしまったのは残念。
ピーターの両親については本作で幾つかの謎が明かされたものの、まだまだオズコープ社との繋がりや、オズコープ社そのものが抱える闇の部分がベールに包まれたままだ。
ハリー・オズボーンのその後も気になるし、例えば今製作中のアニメーション映画版などでこれらの設定を拾ってくれないものだろうか。

見ているとエンドロールの途中で急に画像が乱れる場面がある。
確か劇場公開時にはこの部分に、唐突に「X-MEN/フューチャー&パスト」の本編映像(ベトナム戦争時にミスティークが軍事キャンプへ潜入し、ストライカーの元からミュータントたちを開放する場面)が挟み込まれていたのだったっけ。
これは何のアナウンスもない、あまりに不親切なもので、変に勘繰った観客もいたのではなかろうか。

【ひとこと】
ピーターの携帯の着メロは、その昔放送されていたアニメ版「スパイダーマン」のテーマ曲。
サム・ライミ版三部作でも随所に使われていた。

【ひとりごと】
フェリシティ・ジョーンズ演じるセクシーなハリーの秘書フェリシア、出番が少ないけれど今後重要なポジションを担いそうだったのに勿体なかった。
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<過去記事>
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by odin2099 | 2016-01-31 08:22 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20015902.jpg「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」に続く、ウルヴァリンを主役に据えたスピンオフの第2弾。
といっても前作の続編ではなく、時系列的には「X-MEN/ファイナル・デシジョン」の続き。つまりウルヴァリン二部作は、正編のX-MEN三部作の前と後に位置してサンドイッチする形になっている。
現在ウルヴァリンの3作目を製作中だが、ヒュー・ジャックマンはその作品に置いてシリーズからの卒業を宣言。その前に本人の希望通り「アベンジャーズ」と共演させてあげたかったな。

今回の作品の舞台は日本。
スクリーンに日本が映し出されると、途端に近未来感、SF感が薄れてくるのは、見慣れた光景に痛烈に日常を意識させられるからだろう。
外国人にはこの日本の風景、どう映るんだろうか。
日本人みたいに現実に引き戻されることはないだろうが、かといって「日本、すげー!」とはならないんだろうなあ。
まあこちらも日本人に見えない日本人が右往左往してると、「あ、やっぱり勘違いハリウッド映画か」なんて思ってしまうのだけれども。
例によってお話は自分好みではないものの、X-MENの中では上位の部類。

エンドロールの後のオマケシーンは何故か本編の2年後。
マリコやユキオはどうなったんだろう?とちょっと気になる。
ユキオは「あなたのボディガードよ」と言いながらウルヴァリンに付いて行ったんじゃなかったっけ?
そして復活してくるマグニートーとプロフェッサーX。
プロフェッサーなんて死んだ筈なのに(一応”復活”することは匂わせてはいたけれど)しれっと登場。
何やら大変なことが起りそう、というのは次回作「フューチャー&パスト」への前フリってことなんでしょうね。

【ひとこと】
エンドクレジット、日本人スタッフ名が漢字表記。
あれ、劇場公開時からそうだったっけ?
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by odin2099 | 2016-01-26 20:05 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_16293500.jpgフェイズ2へ移行した<MCU>の第一弾。通算では7作品め。
フェイズ1もフェイズ2も6作品ずつだったのは単なる偶然なのか、それとも元々考えられていたものだったのか?
でもフェイズ3は6作品じゃ済まなそうなので、多分偶然なんだろうなあ。

今のところ「アイアンマン4」はアナウンスされていないので、アイアンマン=トニー・スタークの物語としてはこれが一応の完結編ということになるのだろう。
もっともこの後も「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で色々とやらかしてくれたし、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ではおそらく準主役級の扱いだろうから落ち着くどころの話じゃない。
気になるのはロバート・ダウニーJr.がいつまで出演してくれるかで、「アベンジャーズ3」までは何とかお願いしたいところ。
別人が演じるトニー・スタークは見たくないなあ。

スケールの大きな「アベンジャーズ」の後で、パーソナルな戦いになった「アイアンマン3」、その発端となる過去の回想シーンでトニー・スタークの命の恩人インセンがちょこっと出てくるのは嬉しいサプライズ。
こういう細かいネタを拾ってくれるのは嬉しい。しかも単なる通行人ではなく、いわば今回の物語の水先案内みたいな役回りだから「小さいけれど大きな役」とも言えよう。
エンドロールはシリーズ3作の名場面集なのは、これはこれで完結編っぽくて良い。

しかしスケールが大きくないと言っても、NY決戦ほどではないにせよ大統領が脅迫され、拉致監禁され、多くの犠牲者が出たのだから、シールドが一切絡まないしキャップもブラック・ウィドウやホークアイも出てこないというのは些か不自然かな、と繰り返し見ているうちに思うようになってきた。この頃みんな何やってたんだろう?
TVシリーズ「エージェント・オブ・シールド」の第1話はこれの後日談になるんだろうし、シールドが内部崩壊するのはもうちょっと後だから誰かしら動いていても良さそう。
その代わりと言っちゃなんだがブルース・バナーが出てくるものの、これはホントのお客さんでお話とは全く無関係だしなあ。
そういやこのエクストリミスの研究って、バックにオズコープ社がいたとしても不思議じゃないような。
「アメイジング・スパイダーマン」のコナーズ博士も人体組織の再生の研究をしていたんだしね。上手くすればそういうところで繋げられたんじゃないかなあという妄想は募る。

【ひとこと】
アイアン軍団って質より量? 
割とあっけなくやられちゃうんだけど、遠隔操作などでは限界がありトニーが着てナンボってことなのかな。
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by odin2099 | 2016-01-23 16:32 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20054909.jpgサム・ライミ監督&トビー・マグワイヤ主演の「スパイダーマン」より、やっぱりこっちの方が好きだなあ、というリブート版。
ウジウジしすぎて気持ち悪いトビー・マグワイヤよりは、オタクに見えないけれど爽やかイケメンのアンドリュー・ガーフィールドの方が好感持てます。
それに男性依存度が強い恋愛体質で結構自分勝手で我儘なキルスティン・ダンストのメリー・ジェーンよりも、勘が良くて積極的な行動派で、しかも包容力のあるエマ・ストーンのグエンの方が良いに決まってます(叩かれまくってましたがキルスティン・ダンスト自身は好きなんですが)。

全て(ピーターがスパイダーマンになったことなど)が偶然として進行する旧作に対し、この新作では全てが必然として描かれるのには賛否両論あるでしょうが、リブートする以上差別化は必要。
失踪?死亡?したピーターの両親はまるでシールドのエージェントみたいな扱いになってましたが、このアップトゥデイトも決して悪いとは思いません。
そう、どことなく作品のテイストが<マーベル・シネマティック・ユニバース>に近いように感じられるんですよね。

これは世界観を共有するというよりはお遊びに近いものだったと思うのですが、「アベンジャーズ」に登場するニューヨークの風景の中に、本作に登場するオズコープ社のビルを合成するというコラボの話が一時は進んでいたそうですが、結局は製作スケジュールの都合でボツに。
ただそういった先入観のせいか、どこか「アベンジャーズ」で描かれたニューヨークと、本作のニューヨークは同じ世界だなあという気がしてなりません。

今は更なるスパイダーマンのリブート企画が進行中で、その結果めでたく<MCU>にスパイダーマンの参戦が決まりましたが、もしこの時のコラボ企画が実現していたら、案外そのまんま素直に二つの作品世界が融合していたのかも?と想像してみるのは愉しいこと。
新しいスパイダーマンを見てみないことには何とも言えませんが、個人的にはこのまま合流して欲しかったなあと現段階では思います。
まさかこのリブート版が、多くの伏線残したまま2作で打ち切りになるとは思いませんでした。

ラストの思わせぶりなシーンからすると、続編でコナーズ博士がピーターの両親について何らかのサジェスチョンを行ったり、密かにピーターを手助けするというような展開も期待したのですが、再登場はならず。
そういやベンおじさんを殺した犯人も、結局は捕まらず仕舞いに終わっちゃいましたねぇ。
サム・ライミ版は閉鎖された世界(ピーター、MJ、ハリーの3人だけ)で物語が完結していたのに対し、こちらは外との繋がり(アベンジャーズとの合流も)を感じさせてくれていたのに、色々な意味で勿体ない作品でした。
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by odin2099 | 2016-01-20 20:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_18291994.jpg昨年の夏にテレビ放送した時も観ているけれど、あれは確かに「神編集」と称えられるのもわかる出来栄えだった。
143分もある「アベンジャーズ」を2時間枠で放送しようという無謀な企画、2時間枠といったらCM除くと実質1時間半強しかないんだよ。
単純計算で50分カット、50分といえば約三分の一!
ズタボロになって見るも無残な残骸になり果てるのは火を見るより明らか!

…と絶望していたのですが、これがまあ、見たい場面はとりあえず入ってる、キャラもストーリーもひとまずわかる、という代物になっていたので驚いたのなんのって。

じゃあこの映画は無駄が多い冗長な作品だったのかー?!
いやいや、そんなことはありません。それを今回は再確認いたしました。
やっぱり完全版、見て下さい。

時間がない、でもどうしても「アベンジャーズ」見たい!という時ならテレビ放映されたダイジェスト版もいいですが、それじゃあ勿体なさすぎます。元々無駄なんてないんですからね。
過去作見ないでいきなり本作見ようという人は、特にダイジェストじゃない方が愉しめるはず。

さてさて前に、この作品の前作にあたる「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」は、「アベンジャーズ0.5」か「0.8」ぐらいと書きましたけど、回想シーンで前作からのフッテージの流用があったり(他の作品からはありません)、前作と同じシーン(サンドバッグを叩くスティーブの元をフューリーが訪れる件)があったり、あとは音楽担当者が同じだからか前作のモティーフがチラチラ顔を出したりと、前後編に近い構成になってるんですね。
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【ひとりごと】
トニーがソーに向かって「シェイクスピア芝居」とか言うシーンがあるけれど、これって「マイティ・ソー」の監督がケネス・ブラナーだってことに引っ掛けたジョークなのかな。
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by odin2099 | 2016-01-19 18:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19295375.jpg「マイティ・ソー」に続いてこの作品を観ていてちょっとした違和感が。
なんでだろう?とデータをチェックしていて気付いたのだけれど、日本だと公開順が逆だったんだね。
今回は製作順に観直しているので「ソー」→「ファースト・ジェネレーション」の順番になったのだけれど、日本では「ファースト・ジェネレーション」→「ソー」の順に公開されたので、自分もその順で劇場で観ていたからだ。
この「ファースト・ジェネレーション」は本国とは一週間遅れくらいで日本でも上映してくれたが、「ソー」の方は2か月遅れだったんだもんなあ。

さて本作は「X-MEN」シリーズとしては5作目。スピンオフ第2弾として企画され、時系列的には三部作の前日譚にあたる。
スピンオフ第1弾の前作「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」の方がより過去を描いているが、ストーリーが繋がっていないので本作が「エピソード1」というか「エピソード0」というか、X-MEN始まりのお話になっている。
ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役でカメオ出演しているが、これも記憶を失った後ということになるのだろう。

若かりし頃のプロフェッサーXことチャールズ・エグザビアと、マグニートーことエリック・レーンシャーが後の姿と全く結びつかないのが困りものだが、かえって想像もできない活躍を見せてくれて面白い。
チャールズは結構ナンパだし、エリックは生真面目。そしてエリックの能力はチャールズの導きがあってのこと、なんていうのは後の(というかかつてのというか)三部作からは感じ取れないものなあ。
でもこの二人のコンビネーションはある意味で最強。

そして今回「X-MEN」シリーズの観直しをしてきて思ったのが、やっぱり面白く感じるのはこの作品以降だな、ということ。
自分にとってはこれこそ「X-MEN」ビギンズだ。
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【ひとりごと】
この作品に関してはキャスト変更の話が色々聞こえてきてる。
ローズ・バーンが演じたモイラはロザムンド・パイクの予定だったし、ジャニュアリー・ジョーンズが演じたエマ・フロストはアリス・イヴ、ハンク・マッコイはニコラス・ホルトじゃなくてベンジャミン・ウォーカーだったとか。
むしろ『007/ダイ・アナザー・デイ』でミランダ・フロストを演じたロザムンド・パイクがエマで、『スター・トレック/イントゥ・ダークネス』のキャロル・マーカス役だったアリス・イヴがモイラの方が雰囲気じゃないかなあ。
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<過去記事>
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by odin2099 | 2016-01-11 19:35 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_09482029.jpg「アイアンマン」の続編。
<マーベル・シネマティック・ユニバース>に関して言えば「続編の続編」と言えなくもないけれど、この作品を愉しむだけならば「インクレディブル・ハルク」は無理して観なくても大丈夫。
時系列的にはこの映画のラスト以降に「ハルク」のラストが来るので、気になったら後で観ても大丈夫だろう。お話も前作のラストから直結しているし。
ただし「アイアンマン3」が本作の続編だと思っていると、今度はサッパリついていけなくなるだろうからご用心ご用心。
その前作直結の冒頭シーン(トニーの記者会見)、前作からの流用かと思っていたけれど、ひょっとすると新撮してる?

さて日本でもヒットした「アイアンマン」、前作公開までは知名度ゼロに等しかったのに何故?
というと、これは宇宙刑事ギャバンの存在が大きかったんではないかなあと思う。
ギャバンがヒットして宇宙刑事がシリーズ化され、その流れを汲む作品群が”メタルヒーロー”として親しまれるようになった、という素地があえばこその「アイアンマン」かな、と。
「ロボコップ」もそれに近いけれど、「アイアンマン」ほど親しまれてはいないようだし。
まあ、そんなことを考えながら観るのも愉しい。
<マーベル祭り>もやっと半分を越えました。
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【ひとりごと】
ミッキー・ローク、手先が不器用そうで天才科学者には見えないんだなあ。
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by odin2099 | 2016-01-09 19:12 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「X-MEN」は3作で完結して、その後はウルヴァリンとマグニートーのスピンオフを作って…とかいう話でしたが、いつの間にかスピンオフ作品の方が多くなり、しかもそちらが本流になってきました。主客転倒ですね。

e0033570_21475737.jpgそのスピンオフ第一弾は時系列を遡ってのウルヴァリン誕生秘話。人気キャラのガンビットやデッドプール、あるいは本編登場以前のサイクロプスやプロフェッサーXを出したりと盛り沢山ではありますが、どうやらデッドプールなどは原作とはイメージが違うようですし、なまじストライカーなどの本編登場キャラを出してしまったことで色々と矛盾点も出てきてるとかで、ファンにはあんまり評判が宜しくない様子。

原作知らない身としてはその辺りのファンのガッカリぶりというのはよくわからないので置いておくとして、誰が敵で誰が味方なのか?的な二転三転ドラマはまあまあ楽しめましたし、アクションシークエンスはなかなか素晴らしく、ヒュー・ジャックマンも格好良いなあとは思うものの、やっぱりこのシリーズは自分に合わないんですよね。ぶっちゃけウルヴァリンのキャラにも共感出来ないもので。
ただし「この次」の作品から段々と面白く感じられるようになりました。

「デッドプール」も「ガンビット」も独立した映画が作られるようですし、「ファンタスティック・フォー」との世界観の共有は失敗した感もありますが、「X-MEN」もユニバース化してこれからも続く様子。スピンオフのテレビドラマの企画にもどうやらゴーサインが出たようですし、遂に「アベンジャーズ」とのクロスオーバー作品の噂も出ては消え、消えては出て…という具合。

ということで<マーベル祭り>はまだまだ続きます。
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【ひとこと】
ローガンとサイク、すれ違ってるようなすれ違ってないような…だけど、この時はお互いに認識出来なかったんですかね。面識あり設定でもおかしくないような?
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/12287790/


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by odin2099 | 2016-01-08 20:38 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21134269.jpg幼い頃からの親友同士のロズとリル。それぞれの息子トムとイアンも仲が良く、二組の親子は美しい海辺の街で、あたかも一つの大きな家族のような生活を満喫していた。だがある夏、イアンはロズへの秘めた想いをぶつけてくる。
息子同然のイアンからの告白に戸惑いながらも、ロズはイアンとの関係を持ってしまう。またそれを知ったトムもリルと一線を越えてしまう。
甘美な幸せに酔いしれる四人だったが、その禁断の愛は当人たちだけでなく、その周囲を取り巻く人々の運命も狂わせていく……。

主演がロビン・ライトとナオミ・ワッツだから成立する映画。
40代半ばで堂々と官能的な水着姿を、しかも過度に下品にならずに披露できる二人だからこそ、このリアリティが欠如した物語にも説得力をもたらしている。

ロズとリルは劇中の台詞では互いに否定していたものの、精神的なレズビアンとも言える。
ロズの夫の仕事の関係でこの土地を離れることになったときには頑強に抵抗し、結局二人は別れることになる。夫よりも親友を選んだ訳だ。
それぞれの息子と関係を持つのも、単に息子たちが若く美しいからではなく、おそらく母子という血を分けた存在=分身だから、互いの代用品としての意味合いもあったのではないだろうか。

また息子たちの普段の生活についての描写は殆どないが、幼い頃から絶えず四人で過ごしてきたことから、おそらく友人は多くないだろうし、異性に対しても接する機会が少なかったのではないかと思う。
そういう育ち方をしたが故に身近な異性として若く美しい母を意識し、近親相姦的願望を少なからず持っていたのかもしれない。実の母ではないとはいえ(だからこそ禁忌の意識は薄れる)、母親同然の存在に恋情を抱くのは当たり前のこととは言えないだろう。

邦題とは裏腹に、ラストシーンは「美しい絵の完成」に見えた。
そして四人にとって刹那的な幸せに身を任せ、並んで寝転ぶ姿はあたかも墓地のようでもあった。


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by odin2099 | 2016-01-07 21:16 |  映画感想<ア行> | Trackback(9) | Comments(2)

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