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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<カ行>( 373 )

e0033570_21355879.png前回がグレートマジンガーとゲッターロボの共演だったから、次はパワーアップしたゲッターロボGが出てくるのは当然と言えば当然なのだけれども、例えばグレートとマジンガーZの共演という選択肢はなかったものかな、とふと思った。

「仮面ライダー」シリーズではテレビでも映画でも1号と2号の共演とか、3人ライダー、5人ライダー揃い踏みというイベントがあったのだから、テレビでの共演に先んじてダブルマジンガーの共闘があっても、子供たちにはビッグイベントだったと思うのだけれども…後の「グレンダイザー対グレートマジンガー」なんかより。
もちろんZ、グレート、ゲッターが勢揃いならもっと良いんだけれどね。

ともあれグレートとゲッター共演第2弾は、まずはテレビではとっくに死んじゃってるムサシの最後の奮戦が見られます。
グレートが出撃出来ない隙をついて早乙女研究所を襲う謎の宇宙人。
「二度とゲッターロボは発進出来ん!」と高らかに宣言するものの、実はとっくに出撃していたゲッターチーム。
それを見て「誘いに乗ってきたな」…? なんか言ってることがヘンな宇宙人です。

「チェンジ、ゲッター1!スイッチオン!」の台詞は久々だっただろうリョウの一声で臨戦態勢に入るゲッターロボ。
ここで ♪ガンガンガンガン 若い命が真っ赤に燃え~て~ と主題歌が流れますが、2本のゲッター映画で主題歌が流れるのは実はこのシーンが最初で最後! 
前作はメロオケだけだったのよね。不遇なゲッターロボ…。
空魔獣グランケンに苦戦するゲッターでしたが、ムサシの捨て身の特攻攻撃で九死に一生…じゃないんですよね、ホントは。あれ、衝突しちゃってるんです。結果オーライ。

乱戦の最中の出来事ですが、自分を責めるリョウとハヤト。なのに早乙女博士の言葉は「人間には止めようとしても抑えられない個性の限界がある」って意味わかんないんですが。
ムサシがリョウとハヤトを庇って自爆したっていうのなら別ですけど、あれは出合頭の事故ですから。

e0033570_21384525.jpgともかく新ゲッターロボをいつの間にか用意していた早乙女博士、そして補助要員として訓練してきたベンケイの登用。訓練中にはリョウ・ムサシ・ベンケイとか、ベンケイ・ハヤト・ムサシとか、そんなフォーメーションも存在していたんでしょうか。想像するとちょっと凄いものがあります。

新ゲッター発進シーンに流れるのは挿入歌「われらのゲッターロボ」。
後にある二度目のゲッタードラゴンへの合体シーンにもこの曲のインスト版が流れ、本作においては完全にゲッターGのテーマ扱い。
というか、この曲って主題歌候補だったんじゃないかなあと長年疑っているのだが、真相は如何に。
「G」編になって作られたのは、この歌とエンディングに使われた「不滅のマシンゲッターロボ」の2曲だけでシングルレコードとしても発売されているが、当初主題歌も変えようということで作ったものの、結局オープニングはそのままにすると決められボツになったんじゃないのかなあ。

10倍パワーアップした新ゲッターだったが、光波獣ピグドロンには歯が立たず。せっかくのデビュー戦なんだから花持たせてやれよと思うのだけど、主役はグレートなんですね。
新兵器グレートブースターで形勢逆転…なんだけど、これってそんなに凄い武器かね。
ちなみにゲッターが止めを刺すのは「決戦!大海獣」で、グレンダイザー、グレートマジンガー、ダブルスペイザーを差し置いて「シャインスパーク」を決めてくれます(その後でちゃっかりグレートがサンダーブレーク見舞ってますが)。

最後はしんみり、湿っぽく終わりますが、ムサシの復讐劇ということで首尾一貫。前作の展開を受けてのことか、両チームも仲良しで共闘もスンナリ。
上映時間の短い中、詰め込み過ぎではあるものの、しっかりまとめ上げている明比監督(クレジットは演出)の手腕は評価されるべき。

そういやベンケイは全然セリフがないのお。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22853288/


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by odin2099 | 2017-02-23 21:39 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19282637.jpgタイトルに「仮面ライダーX」の文字がなく、「五人ライダー」。
ということは「仮面ライダーX」ベースとはいえ、五人ライダーは同格扱いの映画。
その証拠?に神敬介役の速水亮の出演シーンはトータルで1分半ほど。
あとは変身後のXライダーのみの登場で、殆ど「声優」としての出演作だ。

同じように歴代の四ライダーも変身後のみの登場。
1号、2号、V3はそれでもオリジナルキャストの藤岡弘、佐々木剛、宮内洋が「声優」として参加しているからまだしも、ライダーマンは山口暁(山口豪久)の都合が付かなかったのか、林一夫が代役を務める羽目に。
そのせいなのかどうなのかはわからないが、何故かこの4人の名前がクレジットにない。
前作「仮面ライダーV3対デストロン怪人」でも藤岡、佐々木の両名は「声優」のみの参加だったにも関わらず一枚タイトルで出てきていたのに何故なのだろう?
e0033570_19350942.jpgまた厳密に言えば、「仮面ライダー対ショッカー」と「仮面ライダーV3対デストロン怪人」からの流用とはいえ、一応は素顔で登場して変身シーンを披露してくれているのだから、その仕打ちはないだろうと思うのだが。

まあそんなつまらないことが気になるのは、映画そのものもつまらないからで、メインとなるゲスト子役の破壊的な棒読み演技や、天候が悪く屋内での撮影を余儀なくされたというアクションシーンのキレのなさ、妙に間延びした効果音等々、どうしてここまで?!というくらいのクオリティだ。
救いはゲストヒロイン水の江じゅんの美しさ。
といっても彼女、この作品の後ぐらいに引退してしまったのだなあ。

【ひとこと】
五人ライダー対コウモリフランケンのシークエンスに、ゴレンジャーの原型を見た。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22830421/


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by odin2099 | 2017-02-22 19:40 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
世界の脅威だった怪獣たちが一か所に集められ、コントロールされる未来(「20世紀の終わり」とナレーションにある)が舞台。
ということでこの作品を「ゴジラ」サーガの最終章と呼んでる人もいました。
実際この作品でシリーズ打ち止めという意向もあったという話ですし、変な例えですがこの怪獣ランドが怪獣たちの老人ホームや姥捨て山に見えてしまうことも…。

e0033570_20092518.jpg「ゴジラ対ガイガン」や「ゴジラ対メガロ」の頃ですと、ゴジラは怪獣島(怪獣ランドのこと?)から出撃するというパターンが出来上がり、怪獣島はいわばゴジラの基地のような扱いになるのですが、それを当然のようにこの作品以降の話として見るのではなく、前史なのだという見方をしてるのが最終章と呼んでいる人たちなんですね。
怪獣たちがやってきたといっては、都市部だろうがなんだろうが郊外にあると思われる基地から容赦なくミサイル攻撃をかけたり(ハッキリ言って怪獣よりも破壊してる)、その都市部も何やら武装している軍事国家みたいな日本は、これは実現して欲しくない未来ですが。

今回も宇宙から飛来するのはキングギドラ。
もう一体ファイヤードラゴンという未知の新怪獣も出てくるのですが、実は…と些か拍子抜けする正体が明かされるので除外しますが、最初はゴジラ・モスラ・ラドンの3怪獣、続いてゴジラ・ラドンの2怪獣を相手にハンディキャップマッチで善戦したキングギドラも、流石に地球怪獣連合軍相手には分が悪く、今回だけは逃げ帰ることが出来ずに絶命です。
そう、「ゴジラ対ガイガン」に出てくるキングギドラは2匹めなんですよね。怪獣図鑑の類でも明記してないケースが多いようですが。
その後は「流星人ゾーン」で、ゾーンファイターと前後編で死闘を繰り広げます。

怪獣は沢山出てくるし、地球の主要都市は派手にぶっ壊されるし、宇宙空間を舞台に宇宙人とのドッグファイトもあるし、お馴染みの俳優さんもそれなりに出てくるし、久々の本多猪四郎・円谷英二・伊福部昭のトリオ揃い踏みだし、東宝の怪獣映画・SF映画の集大成の趣き。
そんな詰め込み過ぎの豪華さもあって、昭和期ゴジラでは好きな作品の一本です。

【ひとりごと】
この作品で最初のゴジラの対戦相手アンギラスが復活。
以後の作品では何故かラドンに代わってゴジラのタッグパートナーを務めることに。

【ひとこと】
万能すぎる小松崎茂デザインのスーパーメカSY-3だが、劇中では「エスワイスリー」とか「エスワイサン」とか呼び方まちまち。統一しろよ~。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9974400/


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by odin2099 | 2017-02-17 20:10 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_09592416.jpg映画の序盤はグレートマジンガー側とゲッターロボ側がほぼ同格に扱われ、出番が均等に割り振られていますが、中盤以降はグレートが主でゲッターが従になってしまいます。

いや、実際の活躍場面はゲッターの方が多いかもしれませんが(ゲッター1だけじゃなくゲッター2やゲッター3も出てきますし)、それもグレートが出てくるまでの前座扱いなんですよね。

e0033570_19551921.jpg以前にも書きましたが、この世界ではミケーネ帝国も恐竜帝国もいないようなので、そもそもグレートやゲッターはなんのためにいるのかよくわかりません。
互いに出し抜き合ってるような雰囲気を序盤では受けますし、これまで協力したことはないんでしょうか。

「フフフ、剣鉄也め、今頃は口惜しがってる頃だろうよ」
なんていうリョウは見たくないですねえ。

それともやっぱり恐竜帝国やミケーネ帝国はいて、メカザウルスと戦うグレートとか、戦闘獣と戦うゲッターなんていう場面もあったのかな???

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22815075/
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by odin2099 | 2017-02-14 19:20 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
昨日は朝から清水富美加のニュースで大騒ぎでした。
事務所側、教団側、双方の主張は平行線。
これに本人コメントや、同じ事務所に所属する他のタレントの発言も入り乱れ、真相は闇の中。
ただ一つ言えるのは、今正にブレイク中で得難いキャラクターの持ち主の、女優生命が終わろうとしてるということ。
本人が選んだ道ならば致し方ないですが、本当にそれで良かったのかなあ???

e0033570_19264022.jpgそのムードに押し流され、見るつもりなかったこの作品を再観賞。なんか見なきゃいけないような気にさせられました。

平成ライダー映画の中では上位に来る傑作で、一番回数見てるかもしれません。
渡辺秀も福士蒼汰も動けるし、吹替を上手く使ってるとはいえ他のキャストも様になってます。
そのあたり坂本監督は上手いですねぇ。

そんな中でもふみカスの芸達者ぶりは短い時間でも光っているのですが、明るく元気に振舞ってはいても実際はイヤイヤやってたのかなあ、なんて考えちゃうと素直に愉しめなくなりますね。
うーん、困っちゃったなあ。
「フォーゼ」の現場だけは楽しんでやっていた、と思いたいですが。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22381485/


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by odin2099 | 2017-02-13 19:28 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19572315.jpg全仮面ライダー映画の中で最高傑作!――と言ってしまうと色々と語弊があるけれど、昭和期のライダー映画の中では一、二を争う出来栄えだろう。
まあ他に比較する作品がちょっとアレだけど…

先日書いた通り、四国ロケを敢行したルートは後の「秘密戦隊ゴレンジャー/爆弾ハリケーン!」とほぼ同じ。
そのどちらの作品にも参加してるのは、これは偶然なんだろうけれどミスター・ヒーロー宮内洋。
見得の切り方などちょっと時代劇テイストだが、単に動けるとか、果敢にスタントに挑戦するだけじゃなく、常にカメラを意識してアングルなどを十分に心得た殺陣が出来る、こういうのをアクションスターと呼ぶんだろうな。
ちなみにまだこの頃は「ヘンシン、ブイスリー!」ブイスリァ!とは叫んでない。

e0033570_19282637.jpgタイアップ色が強すぎるのはこの映画の欠点だけど、そこはスポンサーだから我慢するとして、ちょっと残念なのは1号と2号があっさりと登場すること。
もうちょっと劇的に出てきて欲しかったなあ。

それに欲を言えば声だけじゃなく、変身前の二人も演じて欲しかった。
それに純子さんのビキニ、可愛いんだけどちょっとしか映らない……。

【ひとこと】
秘密の地図、勝手に高知城の天守に隠しちゃってるけどいいの?
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22797255/


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by odin2099 | 2017-02-09 19:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
8作目となった「ゴジラ」シリーズ、転換期(と呼んでいいのかな?)の作品。

始まって1分足らずでゴジラ登場は、これまでの最短記録。
このシーンではハヤタ隊員:黒部進がチラっと出てくるけど、当時の子どもたちは劇場ですぐに気付いたのかな。
またその相棒として出てくるのが、前作では主役級の一人だった当銀長太郎というのがなんとも…。
まあこの人はバイプレーヤーとして活躍した方ですがね。

e0033570_19190255.jpgそして主役は高島忠夫、そして久保明、平田昭彦、佐原健二、土屋嘉男と東宝特撮お馴染みの顔ぶれがズラリでオールスターキャストの趣き。
トータルの出演者が少ないだけに可能となった配役、と考えるのは早計だろうけれど、各人がそれぞれの持ち味を発揮し、要するにイメージ通りのキャラクターを演じているのもファンには嬉しいところ。例外は高島忠夫だろうけれど、これはこれで希少価値だろう。
グアム島ロケを行ったとのことなので、それなりに予算は潤沢だった?

それにしてもミニラはキモい。
キモカワイイ、なんて言えない。ホントにキモい。
またカマキラスやクモンガは生理的嫌悪感を抱かせる。
従来の東宝怪獣にはない感覚、といっても怪獣じゃなくて大きな虫なんだけどね。
面白い映像にはなっているのだけれど、クモやカマキリ相手のゴジラはちょっとねぇ。もっと怪獣らしい相手と戦わせてあげたかったかったもの。

そして今回も最後は「ゴジラ可哀想」なのは違和感あります。
怖がられる対象からアイドルに。
ということで最初に書いたように、ゴジラも転換期なワケです。

【ひとこと】
今回のゴジラも、幾つかのショットで視線が上の方を彷徨っておるな。
まあ同じ着ぐるみの流用なんだろうけれど。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/7080119/


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by odin2099 | 2017-02-08 19:19 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19282637.jpg劇場用新作「仮面ライダー」の2作目。
前作「仮面ライダー対ショッカー」と合わせて「いいとこどり」すると大傑作が生まれそうな気がします。

前作は1号と2号、ダブルライダーの共演が売りでしたし、大集結する再生怪人部隊が圧巻でした。
ただアクションはモタモタしてたり、お話の組み立てには粗があったりしてたんですが、逆に今回は変身前、変身後どちらもアクションが充実。

e0033570_20052170.jpg富士の裾野で一大ロケーションを敢行し、バイク戦、騎馬戦など趣向をこらし、再生怪人も一挙に出てくるのではなく、次から次へと襲ってくるという具合に変化があります。滝和也も本郷猛も実に強そうに見えるので、例えショッカーに襲われても安心して逃げられそうです。
その反面、映画というお祭りならではの要素として、まだテレビでは実現していなかった新1号と新2号の共演、なんていう目玉を用意してくれていても良かったんじゃないかなあ、とも思います。

ということで折衷すればホントに面白いものが出来そうなんですがねえ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22776159/
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by odin2099 | 2017-01-31 19:23 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
コジラ版「若大将」シリーズなどと呼ばれたりもしている通算7作目。

海で遭難した兄を探しに田舎から出て来たあんちゃんが、偶然知り合った大学生や金庫破りを巻き添えにして勝手にボートで船出。
嵐に遭い、更に怪獣エビラに襲われボートは壊れ、ようやく島へと辿り着いたと思ったら、そこには悪い「赤い竹」という連中がいて、しかも近くの島民を掻っ攫って来て重労働を科していた。
辛うじて脱出した島民の美女と仲良くなって聞いてみると、彼女たちはインファント島の住人達。そしてどうやらその島には、難船の生き残りの兄がいるらしい。
なんとか「赤い竹」を出し抜いて、インファント島の人たちを救い出して、と思ってると、なんと島にはゴジラが眠っていた…!

ということで前作までとはガラっと違った作風。
お話も殆どこのレッチ島に限定され、怪獣映画の醍醐味でもある都市破壊などのスペクタクルシーンは愉しめない。
ゴジラは人間の都合で眠りを覚まされ「赤い竹」やエビラと対峙させられるが、当人にしてみりゃ勝手に敷かれたレールの上を走らされた結果、不本意ながら相手をしてるといったところ。

金庫破り役の宝田明の軽妙な演技や、砂塚秀夫、当銀長太郎、それに「赤い竹」の平田昭彦や田崎潤ら濃いメンツの印象が強く、これまた怪獣映画らしからぬ雰囲気。
ヒロインの島娘・水野久美も良かったんだけど、エビラはともかく、ゴジラもモスラもなかなか出てこないので、お子様向けとは些か言いかねる面が。

e0033570_20021127.jpgモスラの代弁者、小美人は今回も出てくるが、キャストはザ・ピーナッツからペア・バンビに交代。
誰それ?って感じだけど、実はザ・ピーナッツよりも先にデビューしてる当時の人気者だったという話。
「へー?!」だけどね。
ただザ・ピーナッツに比べると、メイクのせいもあるのかもしれないが、より南洋の島の妖精っぽい気がする。

さんざ人間どもに利用されるゴジラだけど、その分登場人物たちは感情移入しちゃったらしく、最後はもうすぐ爆発する島から「逃げろ~!」の大合唱。
結局助かって一同ヤレヤレと胸をなでおろす一幕も。
ゴジラの正義の味方化はこのあたりから始まるんだな。

ちなみにこの作品、元々「ロビンソン・クルーソー作戦/キングコング対エビラ」というキングコング主演作として用意されたもの。
アメリカ側が難色を示したためにボツになり、代わりに「キングコングの逆襲」が作られ、一方ボツになった台本は主役をゴジラに書き換えて使われたというワケ。作風の違いはこんなところにも原因があるんだろう。

【ひとりごと】
着ぐるみの造形のせいなのか、それとも劣化したからなのか、本作のゴジラは終始顔が(顎が)上がってるような。
常に上の方を見つめてるようで、視線が定まってないのが気になるな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9797892/


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by odin2099 | 2017-01-30 20:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<東映まんがまつり>の作品は短編、中編が主なので、時間が空いた時なんかに見直すには丁度良いですね。
「マジンガー」を見ると「ライダー」も見たくなります。
次は「スーパー戦隊」かな。

e0033570_19412926.jpgさて記念すべき「仮面ライダー」劇場版第一作。同じ「ライダー」映画でも、「平成ライダー」とはまるで雰囲気違いますね。
あっちが大人向けでこっちが子供向けだとも思いませんが、同じシリーズの作品とは思えないほど隔たりを感じます。
これは作り手だけでなく、受け手の意識の変化もあるんでしょうけれども。
それが良いことだったのか悪いことだったのかの判断は、次の次くらいの世代にお任せしたいと思います。

佐々木剛、藤岡弘、天本英世、小林昭二…と今見ても色あせない良い俳優さんが揃ってますね。
昨今のライダーにはない、一文字隼人、本郷猛、あるいは滝和也の頼れるアニキっぷり。
メイクやライティングだけでない、圧倒的な存在感で恐怖を体現する死神博士。
ライダーも子供たちも等しく扱ってくれる立花のおやっさんの包容力。
今はもう再現できませんね。というか、作り手側にも再現するつもりはないでしょうし、今の子供たちには受けないかもしれません。
でも良い年したリアルタイム世代が今のライダーに物足りなさを感じるのは、こうした部分なんですよねえ。

e0033570_19282637.jpgこの頃の作品はオールアフレコだと思いますが、台詞と口パクが合ってないショットがチラホラ。撮影時と台詞、変えたんですかね。
空中回転の最中、脱げかけたマスクを押さえる1号ライダー。
撮影時に気付かなかったのか、NG出してる余裕のない現場だったのか、どちらでしょう。

それらの粗を含めての昭和の「仮面ライダー」でした。

【ひとこと】
「大人しく退散したまえ!」
ショッカーの改造人間に対し、紳士的に振る舞う本郷猛が格好良いですな。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22765720/


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by odin2099 | 2017-01-25 19:36 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

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