【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<カ行>( 386 )

e0033570_16363758.jpg昨日の深夜にテレビで放送していたので、録画して久々に見ました。
この作品は日本では1977年のお正月映画として公開されたのですが、初めて(本格的に)洋画を映画館で見たという、自分にとっては記念すべき作品です。
その一年前に公開された『ジョーズ』が洋画初体験という人が多かったので、同級生の中では遅い方だったかも知れませんが。

で、このリメイク版『キングコング』、後にオリジナルを見てからは尚更なんですが、当時からそれほど面白いとは思えませんでした。でもそもそも『キングコング』というのはこんなお話だなぁと思っていたし、ヒロインを演じたジェシカ・ラングの魅力は今の目で見ても決して色褪せてはおらず、何となく不当に低く評価されているような気もするのですが、どうでしょう?
皆してボロクソにコケ下ろすほどの駄作だとも思えないんですけれど、最新作が公開された今となっては再評価への道程は遠そうですね。もっともこちらの方が最新作よりも良かった、と言っている人が同じ職場にいますけれど(苦笑)。

ちなみに公開から10年後、ありえないことに続編まで作られています
流石によほどの篤志家でさえ弁護が難しい作品じゃないかと思うのですが、こちらは今晩放送されます。
えらいぞ(?)、TBS。
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by odin2099 | 2005-12-27 23:18 |  映画感想<カ行> | Trackback(2) | Comments(0)
e0033570_23332639.jpg1976年夏の<東映まんがまつり>で上映された一本で、『マジンガーZ対デビルマン』に始まる劇場用マジンガー・シリーズのトリを取る作品。

宇門大介ことデューク・フリードの操縦するグレンダイザー、剣鉄也の駆るグレート・マジンガー、流竜馬・神隼人・車弁慶が操るゲッターロボG、そして兜甲児の乗るダブルスペイザー。
それぞれ番組の主役を張った四大ヒーローが一同に会し、強大な敵と戦うというシチュエーションだけでも圧倒されっぱなしで、公開当時に既に劇場に2回も見に行き、その後も2度(だったかな)のテレビ放映もチェック。
さらにビデオ化されれば安価とは言えなかったソフトを購入し、以後もレーザー・ディスク、DVDとメディアが変って発売されるごとに買い直し、はたして何回見たのやら。間違いなく一番回数を見ている作品だ。既にサイトにも感想をupしている。

e0033570_16375320.jpg正直言えばキャラクターが右往左往しているだけの、決して傑作とは呼べない出来の作品で、見直す度に粗が目立つのだけれども、作品そのものに対する愛情には些かの陰りもない。
また、欠陥だらけな反面、意外な部分にファン心をくすぐるセリフ、リアクション、シチュエーションが隠されている点も見逃せない。

そして、黄金期のロボットアニメを彩る声優陣の熱演もまた然り。富山敬、石丸博也、野田圭一、神谷明らの武器や技の名前を連呼する”叫び”、それを支える渡辺宙明、菊池俊輔のBGMを聴いているだけでも充分だ。

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by odin2099 | 2005-12-22 21:00 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(1)
久々に見てみたくなってDVDを引っ張り出してきた。
スーパー1はシリーズ7作目、通算9人目の仮面ライダー。惑星開発用に生み出された改造人間という出自のほかに、”赤心少林拳”の使い手としての側面をも持ち、格闘技を前面に押し出したアクションが特色である。

e0033570_16413356.jpgこの1981年春の<東映まんがまつり>で上映された映画版では、世界征服を企むドグマがマタギの里・山彦村に伝わる古代中国の”空飛ぶ火の車”を強奪。それを阻止せんとするスーパー1との対決を描いているのだが、山彦村は赤心少林拳の流れを汲む”マタギ拳法”の使い手が暮らす村であり、対するドグマの新怪人たちも”地獄谷五人衆”と呼ばれる拳法使いの顔を持ち、それぞれの変身前のアクション・シーンにも力が注がれている。それはスピーディーなカット割り、テンポの良い編集と相俟って、今日の目で見てもなかなか魅せるものであり、単なるお子さま向け映画とバカにしたものではない。特にスーパー1=沖一也(演じているのは、元・自衛隊レインジャー部隊出身だという高杉俊价)の師・玄海(幸田宗丸、好演!)が、素手で怪人を倒してしまうのに至っては、爆笑一歩手前の素晴らしさ。
上映時間も45分程度の中篇であり、”空飛ぶ火の車”の都市破壊シーンだけでなく、お約束の再生怪人軍団の登場、歴代の8人ライダーの客演と画面上の見せ場も充実。本来8人ライダーの登場は予定されていなかったそうで、素顔での客演もなく(V3の声のみ宮内洋が担当している)取って付けた印象は拭えないのだが、TVシリーズでの客演が叶わなかったことを考えれば、これは素直に劇場へ足を運んだ子供たちへのサービスだと受け止めよう。<まんがまつり>で上映されたライダー映画の中では一、二を争う出来栄えだ。

個人的にはこの時の<まんがまつり>は、メイン・プログラムの『白鳥の湖』(DVD化希望!)をはじめ、『一休さん/春だ!やんちゃ姫』、それに『オタスケマン』と、いずれ劣らぬ秀作揃いだったと思っている。確か当時は映画館で粘って、全作品を都合3回くらいずつ見ているはずだ。

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by odin2099 | 2005-12-18 20:39 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
元々は公開初日にでも行こうか、と前売券をGETしていたんですが、思いがけずに試写会へ潜りこむチャンスを得、今日まで劇場鑑賞は延び延びになっておりました。
公開から既に3週間。
もういつ終ってもおかしくないので、前売り無駄にしてはならじ、と少々焦り気味。
上映回数減らしながらも、まだもう少し続映されるみたいですがね。

e0033570_1345974.jpg既に感想はサイトの方にも書いてありますが、伏線を全て知った上で見てもなお面白いかというと・・・
これがなかなか面白いんであります。
むしろ、ネタを全て知ってからの方が余計楽しめるような気もします
あのカップルの悲劇性も含めて、本郷、あすか、一文字ら三人の関係も、初見の時の違和感もなく、より味わい深く感じられました。

映画としてのスケール感の不足を指摘する声もよく耳にしましたが、本来仮面ライダーとは、表舞台に姿を見せることのないロンリー・ヒーロー
公的機関のバックボーンがあるわけではないので、あれくらいが丁度良いのではないでしょうか。

公開規模が小さいために、ライダーファンでさえ、ご覧になった方はあまり多くはないと思いますが、今後ビデオなりDVDがリリースされた暁には、一度ご自分の目で確かめられては如何でしょうか?

少なくても、『仮面ライダー響鬼』の劇場版よりは、こちらの方が自分は楽しめましたが(苦笑)。
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by odin2099 | 2005-11-27 21:26 |  映画感想<カ行> | Trackback(5) | Comments(12)
「ガンダム」ネタが続きますが、やっと見てきました。今回は厳しいなぁ・・・
1作目は評価してるんですがね。
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しかし「恋人たち」という今回のサブタイトルも「う~ん」だったんですが、
次回作の「星の鼓動は愛」って一体何のことやら???

  ×  ×  ×
以下、「しねま宝島」から転載。
『機動戦士Zガンダム』を<三部作>でまとめよう!という無謀な企画(笑)の第2弾。
パート1の怒涛の編集ぶりに富野監督の底力を改めて感じさせられたんですが、今回はちょっと厳しいですね。完全に一見さんお断りで、予備知識なしでは辛いどころか戦線脱落の恐れが・・・。

ベルトーチカ、フォウ、サラ・・・(他にもヤザンとかウォンとかステファニーとか色々)と新登場キャラ満載で交通整理に追われているのはわかるのですが、にもかかわらず随所で渋滞が発生している、というか事故まで起こっちゃった感じです。

オリジナル通りとはいえ主役メカのZガンダム初登場シーンはもう少し盛り上げられなかったのか、とか、フォウのエピソードを中途半端に端折るくらいなら、いっそロザミアの出番を削った方が良かったんじゃないか、とか、本筋に絡まないんだからシンタとクムは出さなくても良かったんじゃないの、とか色々と言いたいことも溜まります。

<ファースト・ガンダム>の2作目『哀・戦士篇』も、凝った構成の割に映画としては作劇上どうなのかな?という部分がありましたけれど、今回も同じ印象があります。そういえばどちらの1作目も、TVのエピソードを素直に順繋ぎしたものだったっけ。となると最終作は新作部分がいっぱいの、映画としての見応えは一番ある作品に仕上がるんでしょうか。そうであれば良いんですが。

新作部分といえば、今回は前作以上に手直し部分が気になりました。ハッキリ言って、フォウもサラもレコアもナミカー(!)も、み~んな別人!これは酷すぎます。そこまで手直しにこだわるなら、あと2年ぐらい時間をかけて完全新作にして欲しかったくらい。
それにオリジナル・キャストの”老い”も前作以上に気になりましたし、新キャストも気になりました。セリフ変えちゃってるのも、う~ん。「パプテマス様」と呼ぶからサラなのに、「シロッコ様」ではねぇ。それに「今でもカミーユって名前は好き?」と聞くフォウ、それじゃ意味が通らないって。
大丈夫なのかな、3作目・・・。

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by odin2099 | 2005-11-05 21:54 |  映画感想<カ行> | Trackback(8) | Comments(0)
試写会に行ってきました。
またまたF20!センセのおかげです。感謝感謝!e0033570_1432830.jpg会場は新橋ヤクルトホール、ここは座席数が574名分あるそうですが、残念ながら満席にはならず。時間前に会場に到着したこともあって、余裕・・・とは言えませんでしたが、後方の中央よりというまずまずの席を確保することが出来ました(本来は時間前なのに、既に入場開始していたのは何故だ?)。
作品についての詳しいコメントは後日サイトの方へ書き込みますが、感想としては「これも”有り”だな」という感じです。
『仮面ライダー』1号・2号のリメイクということで、どの辺りに関心があるかによって受け取り方は違うと思いますが、○か×かなら間違いなく○。脇筋に力が入りすぎ、これが長い伏線になっている(苦笑)のに閉口したことを除けば、概ね及第点です。大風呂敷をたたみ損なっている部分もないとは言えませんが。
それにしても高野八誠、上手くなったよなぁ・・・。
 
  *  *  *  *  *

「しねま宝島」より転載
スーパーマン、スパイダーマン、バットマン・・・アメコミのヒーローたちはその長い歴史の中で、何度か自分自身をリセットしてきた。最近でも大作映画としては5本目になる『バットマン・ビギンズ』では、1作目の『バットマン』とは異なった<誕生編>が描かれ、キャラクターの設定から世界観そのものまで、これまでのシリーズとは一線を隔されている。

翻って我が国のヒーローたちを見ると、ウルトラマンにしろ仮面ライダーにしろ何度か原点回帰が叫ばれたものの、基本的にオリジナルは神聖不可侵の存在でそれに手を加えようとはせず、常に新しいヒーローを付け加えることで存続してきた。
劇場用映画としては最新作となる『ULTRAMAN』では初代『ウルトラマン』の第1話を現代的にアレンジすることが試みられたが、それでもヒーローは初代ウルトラマンとは別個の存在として確立、認知されているし、一度は過去との接点を断ち切ったかに見えた『仮面ライダーBLACK』(仮面ライダー”0号”という位置付け)でさえ、結局は単なる11号ライダーになってしまっている。
過去に一度、『仮面ライダーZO』企画時に主人公を1号ライダー=本郷猛とすることが検討されたことがあったが、この時も1号ライダーを再創造するわけではなく、従来の強化、パワーアップの延長線上の扱いに過ぎなかった。

そんな中で登場したのがこの作品である。
題名に『THE FIRST』とある通り、1号・本郷猛と2号・一文字隼人が堂々と復活を果たしている。
しかも続編や番外編ではなく、シリーズとしては初めてリメイクに挑戦しているのだ。主人公は改造人間であるという、最近の<平成ライダー>シリーズでは封印されていたタームを持ち出し、敵はショッカー! 

34年前のテレビ・シリーズのリメイクではなく、同時期に発表されていた原作者・石ノ森章太郎自身の手になるコミック版をベースに再構築したという触れ込みで、改造されて常人以上の力を得てしまった本郷の苦悩、恋人を本郷に殺されたと思い込んでいるヒロイン・緑川あすか(原作版の緑川ルリ子に相当)との複雑な恋愛模様などは、制約のある中でコミック版の要素を巧く取り入れたと言えよう。
また仮面ライダーへの変身も、派手なポーズを取るのではなく仮面を装着するという形なのはコミック版を踏襲したものだ。

だが、1号・2号共にテレビ版初期のデザインをリファインしてコスチュームであり、オープニングでは懐かしい「レッツゴー!ライダーキック」も流れ、1971年の気分も味合せてくれるのは嬉しい配慮だ。
<デジタル出演>と銘打って故・天本英世の映像を再活用した死神博士(声は別人による吹き替えだろう)の復活、あの”立花藤兵衛”役でゲスト出演(尤も劇中では名前も出ず、「おやっさん」とも呼ばれないが)している仮面ライダーV3=風見志郎こと宮内洋の起用には賛否両論あるかもしれないが。

物語は本郷とあすかの葛藤を中心に、これに本郷抹殺の刺客として送り込まれながらも、あすかに惹かれていく一文字が絡んでくるという流れだが、あすか役の小嶺麗奈のやや生硬な演技は気になるものの、3人とも概ね好演している。
特に本郷を演じている黄川田将也には、『美少女戦士セーラームーン』でのややコミカルな演技の印象しかなかったので不安もあったのだが、結構演技の引き出しは多そうなので今後に期待が持てそうである。
そして高野八誠。『ウルトラマンガイア』でウルトラマンアグル=藤宮博也を演じ、『仮面ライダー龍騎』で仮面ライダーライア=手塚海之を演じ、史上初めてウルトラマンと仮面ライダー両方に変身した役者となった彼が、今度は一文字と、殺されてしまうあすかの恋人矢野克彦の二役を担当しているのだが、『ガイア』の頃と比べるのは失礼ながら上手くなったなぁと実感した。

この三角関係とは別に、もう一組の、少年少女のカップルも登場し、脇筋とは言え比重はかなり高い。
昨今のトレンドとなっている感のある”難病モノ”の要素も匂わせるこのサブプロットが、実は作品の悲劇性をより高めるための長い伏線となっていることは最後に判明するのだが、1時間半という上映時間を考えるとこれは詰め込みすぎだろう。このプロットを削り、もっとショッカーの強大さ、巨大さを前面に押し出し、人知れず一般社会に深く浸透しているという恐怖感を煽る方が得策だったように思う。社会の暗部で孤独な戦いを繰り広げるところに、原点である『仮面ライダー』の魅力はあったはずなのだから。

ショッカーの改造人間は一定期間に身体中の血液を交換しなければ生きていけないという設定があり、そのため裏切り者となった一文字はリジェクション反応に苦しむという描写があったのだが(しかも徐々にその期間が短くなっているという伏線まで張りながら)、最終決戦を前にその設定はどこかに行ってしまったようだし、本郷にはその反応が全く見られない点を「初めての成功体かもしれない」の一言で片付けてしまう(ここは本郷が科学者であるという設定を生かして、何らかのエクスキューズを用意して欲しいところだ)など脚本の不自然さが残る部分は多々あるものの、正直言って期待していなかった分かなり好印象だった。

元々劇場用作品ではなく、ビデオ発売を前提にされていた企画だったとの声も聞き、そのせいか公開時期、公開規模ともに恵まれているとは言えないのだが、我が国のヒーロー史上画期的な作品であり、是非この試みが成功して欲しいと願っている。

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by odin2099 | 2005-10-20 23:31 |  映画感想<カ行> | Trackback(4) | Comments(8)
実は未だにオリジナルの『がんばれ!ベアーズ』を見たことがなかったりするのだが、これは良い。旧作と比較してどうこうということは言えないけれども、おそらくそれを貶めるようなリメイクにはなっていないように思う。

e0033570_1713921.jpgストーリーはシンプルで、落ちこぼれの少年野球チームが、飲んだくれの元メジャーリーガーのコーチの下、あれよあれよと快進撃を始めるというもの。それに”人間再生”なんていう説教くさい場面もなく、落ちこぼれの子供たちは、最後には見事に立派な悪ガキになるのだ。これも”人間的成長”と呼んでも良いだろうけど。

主演のビリー・ボブ・ソーントンをはじめ、子供たちも野球経験者を集めるというこだわりが功を奏して、野球シーンは臨場感タップリ。劇場の隣の席に座っていた子供が、途中から画面に向って声援を送っていたのが印象的だった。それぐらい熱くなる映画だったということだ。オリジナル版はシリーズ化されているが(テレビドラマにもなっている)、このリメイク版も是非同じキャストでシリーズ化して欲しい。

しかしこの作品、殆どの劇場が<日本語吹替版>での上映。原康義、内田直哉、弘中くみ子、三村ゆうな等のキャスティングに不満はないけれども、もっと<字幕スーパー版>の公開があっても良かったと思う。また子供をメイン・ターゲットにするつもりなら、9月末という公開時期も疑問だし。
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by odin2099 | 2005-10-02 23:55 |  映画感想<カ行> | Trackback(3) | Comments(0)
e0033570_1482621.jpgこれまたテレビの『仮面ライダー響鬼』は一度も見たことがなく、予備知識はごく僅か。
ただこちらはテレビの前日譚というか、戦国時代を舞台にした別物、スタッフも一部入れ替えた外伝的な時代劇版だということで安心していたのだけれども、現代と過去を行ったり来たりする構成や、何の説明もなくゾロゾロ登場するキャラクターたちに付いて行けず、かなり辛い思いをした。

せっかくのシチュエーション、設定なのだから、変にテレビ版との連携を取らずに徹底的に時代劇を目指しても良かったんじゃなかろうか。それに都合8人もの仮面ライダーが右往左往するのだけれども、これは多過ぎだ。特に『七人の侍』を意識したわけじゃないそうだが、主役の響鬼にしてからキャラクターが立っていないし、この上映時間ならせいぜい5人が良いところだろう。脚本か演出かはたまたプロデューサーの責任かわからないが、ライダー同士の抗争劇を持ち込むのにもいい加減飽きたし、それにラストバトルを、せっかく盛り上がったところで寸断してしまうのは理解に苦しむ。テレビ版を全く見たことないせいかもしれないが、多少なりとも期待していたのでちょっと残念な仕上がりだった。

e0033570_1604570.jpgなお、この劇場版を手掛けたプロデューサーと脚本家が、テコ入れと称してそのままテレビ・シリーズにスライドするらしい。なかなかファンには評判の良かったはずのテレビ版だが、突然のプロデューサー降板劇とは舞台裏で一体何があったのやら。
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by odin2099 | 2005-09-19 04:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_17242331.jpg予告編を見て、可愛いだけの映画だと思っているとちょっと当てが外れる
確かにペンギンたちの仕草は可愛らしいし、映画にはユーモアを感じるシーンも盛り込まれてはいる。しかし全編に渡って描かれているのは、過酷な生活環境の中で、子どもを産み、育て、そして生き抜くための厳しい戦いなのだ。そして、それを見つめている南極の美しい大自然も、カメラは余すところなく捕らえられている。
生半可な気持ちではなく、真摯な気持ちで画面と向き合って欲しい

・・・とはいうものの、体調が万全でないと、なかなか見ているのは辛い。なまじ画面が美しいだけに、すーっと意識が遠退くような感覚が・・・。
また今回は吹替版の公開がメインのようなので、字幕版で上映している映画館を探し出して見てきたのだけれども、こういうのはどちらが良いのだろうか。
フランス語のナレーションは耳に心地よいのだけれども、吹替の方が画面に集中出来るという利点はあるし。
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by odin2099 | 2005-08-13 23:55 |  映画感想<カ行> | Trackback(4) | Comments(0)
e0033570_17323946.jpg「全力でない者は死すべし!」がモットーの校長から、一勝も出来ない野球部の廃部を通告されたキャプテンの不屈闘志は、その場で甲子園出場を宣言。ナインもマネージャーも大慌てだが、不屈の熱い魂に感化された彼らは猛練習を開始する。しかしそんな彼らを次々と逆境が襲う。

何はともあれ、112-0で迎えた9回裏から「勝ってみせる」と豪語する、超ポジティブ・シンキングの不屈のキャラクターが秀逸。クールなイメージの強いタマテツにはどうかなぁと思っていたけれど、マンガに徹していてなかなかどうして好演なのだ。紅一点のマネージャー役・堀北真希も、今ひとつ弾け具合が足りないかなとは思うものの充分可愛いし、「野球は知らないが人生は知っている」監督役のココリコ・田中直樹も怪しさが前面に出ていてよろし。だがやはり一番光っているのは、唱えるモットーに説得力ありすぎの藤岡弘、校長。原作は島本和彦の熱血スポーツギャグマンガ(?)だが、正面切ってキャスト陣がまじめに取り組んでいるのが成功している。CG使ったり予算もそれなりに注ぎ込んだようで、お手軽なビデオ・ムービーにしなかったスタッフにも拍手だ

e0033570_17325792.jpgラスト・シーンがイマイチ納得いかないのだけれども、日本にはあまりないタイプのお馬鹿ムービーでマル。バカバカしい、しかし一生懸命!こりゃ原作を読みたくなってきたぞ。夏の大作、話題作に囲まれての公開も正に”逆境”。香港映画に負けるな!
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by odin2099 | 2005-07-18 21:53 |  映画感想<カ行> | Trackback(6) | Comments(8)

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