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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<カ行>( 373 )

『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』(2015)

ディケイドとWの共演から始まった「MOVIE大戦」も今回が7作目。
この形式、一回限りかと思いきや、こんなに続くとは思いませんでした。ただ今回は従来のパターンを崩してきてます。

e0033570_20474460.jpg今までの作品だと基本的には「旧ライダーのパート」「新ライダーのパート」「新旧ライダー共演のパート」の3つに分かれていましたが、今回はこの垣根を撤廃。最初からライダー同士が共演してます。
「仮面ライダードライブ」は結局1話も見ないで終わってますし、「仮面ライダーゴースト」も今のところ見るつもりはないので、さてこの共演がTVシリーズ視聴者にも納得のものになっているのかどうかは不明ですが、イイところでブツ切り、次のパート、とはならずに一本の作品としては見やすくなってます。
ただそうなると春映画との差別化があまり図れず、「MOVIE大戦」でやる意味あるの?という疑問も生じてきてしまいますが。

お話は「ドライブ」の夏映画と同じくタイムトラベル物で、夏映画では未来から現在へ干渉してきてましたが、今度は現在から過去へと飛びます。ただ何故か電話で二つの時代が繋がり、両方の時代で同時並行で物語が進行していくというかなーりご都合主義的なものになってしまっています。
また過去へ飛ばされた主人公二人は「あっちの世界」でガッツリ絡みますが、居残り組となった「こっちの世界」とはクライマックスまで繋がらないので、オールスターの共闘モノとしては不満を覚えるファンもいるでしょうね。アイツとコイツは出会わないまま終わっちゃった、というような。あちらを立てればこちらが立たず…難しいところではありますが。

ただ「ドライブ」も「ゴースト」もロクに知らない自分でも(だからこそ?)、この映画にはすんなり入り込めました。
それぞれのキャラクターに思い入れがないからでしょうかね。
アクションシーンが些かどころかかなり長く、しつこく感じられましたが、父子の情愛とかアレレと思うくらい良く描かれていてなかなか感動的でした。西村和彦の押さえた演技、それにゴーストハンターとしての立ち回りにも説得力がありました。
それでも今後「ゴースト」を見よう!
…という気にはなかなかなれないんですけどね。複数のライダーが出てきて、対立したり共闘したりというややこしい展開がどうにもこうにも面倒で。

それにしても今回の映画、本筋に絡まないところで妙なサービス精神を発揮しております。
両作品のレギュラーである片岡鶴太郎と竹中直人の濃すぎる競演シーン。
聞けば殆どアドリブの一発勝負だったみたいですが、モノマネ合戦とか笑いながら怒る芸とか一体誰得?
子どもはキョトーンだろうし、その子どもたちを連れて来てるお父さんにしたって直撃世代じゃあないでしょうしねえ、もう。
まあちょっとした、いやかなり強烈なアクセントにはなっていましたが。

【ひとこと】
今回もだーりお見るための映画でした。
彼女が実にいじらしく、またエンディングの花嫁姿は実に美しい。このまま幸せになって欲しいものです。
…でも次の春映画にまたドライブは駆り出されるかも知れないし、その時に進ノ介と霧子はどうなっているんでしょうかねぇ。


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by odin2099 | 2015-12-16 20:29 |  映画感想<カ行> | Trackback(6) | Comments(0)
e0033570_23262979.jpg悪魔と契約することで、望まずヒーローになってしまったジョニー・ブレイズの活躍を描く<マーベル・コミック>の映画化作品。
以前、購入したDVDで鑑賞したところ、そちらは13分長い<エクステンデッド版>でした。
今回観たのはレンタル店にあるDVDで、こちらが<劇場公開版>とのことです。
セル版とレンタル版で差をつけたソフトというのは他にもありますが、どちらか片一方しか観られないというのは勘弁してほしいですね。レンタル版が<公開版>オンリーなのは理解できますが、それならばセル版には両方を収録するくらいのサービス精神が欲しいところです。

今回改めて<公開版>を観た訳ですが、正直言って<エクステンデッド版>がどうだったかは忘れてしまったので、どこがどう違うかはわかりません。ただ二回目ということもあって随分と見易く感じましたね。
それに「なんだろうな、このデザイン」と思っていたゴーストライダーも、見慣れてみるとなかなか格好良いもんです。

それでもニコラス・ケイジのヒーロー像というのはどうにもこうにもしっくりきませんね。情けないったらありゃしない。
特に若い頃のジョニーを演じていたマット・ロングがなかなかのイケメンなだけに、これが成長してどうしてこうなるのか、色々苦労したんだね、ちょっとやさぐれちゃったかな…などとバックボーンを妙に勘繰ってしまいそうです。
ヒロインのロクサーヌは、若い頃のラクウェル・アレッシ、長じて後のエヴァ・メンデスと美人度は変わらないのに(若干ケバくなっちゃったきらいはありますが…)。

e0033570_23261584.jpgそのエヴァ・メンデスは必然性ゼロで、終始胸元のザックリ開いた(いや、収まりきらずに弾けてるといった方がいいのかな)服装でいるのが非常にエロっぽくて良いのですが、可愛らしさも表現しているので下品になりきっていないところが実に良いと思います。この映画の見どころの一つです。

映画を見ている限りではそんなに強そうに思えませんが、このゴーストライダーは<マーベル・コミック>世界では「最強」の部類に入るヒーローなんだそうです。
悪党に過去の行状を見せて贖罪を強いるという、ちょっとエグいヒーローらしからぬ技を持っていて、情け容赦なく懲らしめるのはいいんですけど、そのとばっちりを周囲の人間も食らってるような気がするのは…考え過ぎですか?

さて、今は映画化権がマーベルに戻ってきているゴーストライダー、今後<マーベル・シネマティック・ユニバース>に参戦する機会は訪れるでしょうか。
その暁には是非とも主演はニコラス・ケイジ以外でお願いしたいですね。
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【ひとりごと】
先代のゴーストライダー、カーター・スレイドに象徴されるように西部劇テイストを持ち込んでいるのですが、それが作品と上手く馴染んでいないようなのが残念ですね。
それに最後にもうちょっと見せ場があっても良かったんじゃないかなという気がします。
目的地まで並走するんじゃなく、ピンチのジョニーを颯爽と助けるとか。


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by odin2099 | 2015-12-02 23:31 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_10525477.jpgこれが第1期<仮面ライダー>シリーズ最後の劇場版で、第7話「ライダー大逆転!!」を短縮してブローアップしたもの。
当初はラインナップに入っておらず急遽追加されたとかいう話は、一世を風靡したシリーズ作品のラストとしてはちょっと悲しいですね。

番組終了直後のお正月には新撮を交えたシリーズの総集編(『全員集合!7人の仮面ライダー!!』)が放送されましたが、貢献度を考えれば更にその後の春の<まんがまつり>でも何らかのイベント作品が欲しいところです。
30分程度でも7人勢揃いの新作だったら嬉しいですが、『ストロンガー』のデルザー軍団編、ぶっちゃけ歴代ライダーが客演するラスト5話分の再編集版とかでも子供たちは大喜びしたと思いますけどね。

さて、今回のエピソードで特筆すべきは
「そんなこと俺が知るか!」
の名(迷?)セリフでしょうか。

奇械人ワニーダのガスによって捕えられた城茂は基地ごと爆破されてしまうのですが、勝ち誇るワニーダの前に死んだ筈のストロンガー(=城茂)が!
「何故ガスが効かなかったんだ?」と驚くワニーダに言い放ったのがこの一言。
まあ、それを言っちゃおしまいよ、てな感じですけれどね。しかも一度しか使えないですし。

【ひとこと】
鎌倉ロケを敢行していて鶴岡八幡宮や大仏が出てくるんだけど、ただ映るだけ。
お話にきちんと絡ませろ、とは言わないですがなんか勿体ない気が。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/12783961/


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by odin2099 | 2015-11-29 10:56 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_09495496.jpg冷戦の最中、1960年代――核兵器を使って世界を破壊しようと目論むテロ組織の存在を知ったCIAとKGBは、そのカギを握るギャビーという女性を確保するため、恩讐を越えて手を組むことを決断、それぞれナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンを選んで送り込み、コンビを組んで任務を果たすよう命令する。
だがスパイとしては超一流ながら、何から何まで対照的な二人の相性は最悪。果たして世界的な危機を彼らは阻止することが出来るのか――?!

60年代に放送され人気を博したTVドラマ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイク版。
『宇宙大作戦』『スパイ大作戦』『ミステリーゾーン』『おしゃれ(秘)探偵』『宇宙家族ロビンソン』など往年のTVドラマの続編、あるいはリメイクされた劇場版が作られた際には、慣れ親しんだTVドラマの邦題ではなく原題に近いものに変えられる傾向が多いが、今回も同じ。
しかもそれを前面に押し出した宣伝展開はこれといってされてはいない。今更それが集客に結びつくとは考えていないのだろうか。

オリジナル版の『0011ナポレオン・ソロ』のことは殆ど知らないが、予告編を観ると古き良き時代のスパイ映画の匂いがプンプン。
実際、物語の時代背景も当時と同じ60年代で、安易に現代版としてアップトゥデートしなかったのは評価に値する。アメリカとソ連、二大強国が已むに已まれず共闘せざるを得ない、というシチュエーションが危機感を煽るからだ。

しかし出来上がった作品は期待していたのとは些か違うものになっていた。
『0011ナポレオン・ソロ』の魅力としてよくあげられるのは、ソロとイリヤの掛け合い(日本語版で吹替を担当した矢島正明と野沢那智の軽妙なやり取りもあってのことだろう)なのだが、この作品では出会ったばかりでライバル意識むき出しなのでバディ物としての醍醐味はかなり薄れている。

またオリジナル版のロバート・ヴォーンとデビット・マッカラムはルックスからして好対照だったが、今回のヘンリー・カビルとアーミー・ハマーはどちらもさほど個性的ではないルックスの二枚目で(だからこそヘンリー・カビルは6代目ジェームズ・ボンド役を逃し、現役のスーパーマン役者になったとも言える)、設定ほどキャラクターが描き分けられているようにも感じられなかった。

もっと軽快でコミカルな要素を持った作品だと勝手に期待していただけに鑑賞後は若干の落胆を味わったが、昨今の「007」に欠けていて、是非付け加えて欲しいと望む部分がこちらにはある。
また続編が作られればカビルとハマーのコンビもグンと良くなることだろう。
カビルはトム・クルーズの代役だが、看板シリーズとしてイーサン・ハントを演じ続けているクルーズでは新鮮味に乏しいので、これは代えて正解。
もっとも興行的には微妙らしいので、シリーズ化されるかどうかは不透明らしい…。

【ひとこと】
ヒロインのアリシア・ヴィキャンデルはとってもキュート。日本でもこれから人気が出そう。続編があれば、彼女の続投も(あるいはスピンオフも)熱望。
対する悪女役のエリザベス・デビッキは、もうちょっと色気とか貫禄があれば良かったなあ。


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by odin2099 | 2015-11-15 09:52 |  映画感想<カ行> | Trackback(30) | Comments(6)
以前にも書きましたが、タイトルロゴがTVシリーズのものとは違うのは何故でしょう?
それだけ力の入った劇場版、ということでしょうか。

e0033570_20555078.jpg力の入ったといえば、アクション出来なさそうな洋子先輩こと榎田路子が結構動かされていて、見ていてちょいとお気の毒。また彼女は、アイドル時代はなかなか可愛かったんですけど、この頃はかなりポチャッとしちゃってるのが残念でした。番組終った翌年だったかに結婚・引退しちゃったようですが、近況は如何に?
そういえば「ジバン」の後番組『特警ウィンスペクター』のヒロイン役に起用された中西真美は、榎田路子と同じアイドルグループにいたんですが、何か繋がりがあっての抜擢だったんでしょうかね。

さて、「機動刑事ジバン」といえば宙明先生の音楽。
宙明先生はきちんと「音楽集」CDをリリースできるほどの曲数をきちんと書いているのですが、何故か炸裂する流用BGMの数々!
中には宙明先生が音楽を担当した番組のものでありながら、他の作曲家が書いた挿入歌まで引っ張ってきたり、「ここでこの曲使うなよ!」と言いたくなるほどのセンスの悪さが際立ったりと散々なんですが、その理由については関係者の証言や様々な憶測が飛び交うものの、本当の真相が明らかにされることはあるんでしょうかね。
まあ来年の宙明先生のコンサートではこの番組も取り上げられるようなので、何らかの説明はあるかもしれないですが。

【ひとりごと】
ロボコップの歩き方を意識してるジバン、デザインもロボコップ並みというと語弊があるけれど、東映ヒーローとしちゃ地味だよね。


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by odin2099 | 2015-11-06 21:05 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22231521.jpg地球へ逃れマス家の養子となりそれぞれエドワウ、セイラを名乗り平穏に暮らしているキャスバルとアルテイシア兄妹。だがザビ家の隆盛ぶりに不満を隠せないジンバ・ラルは密かにアナハイム・エレクトロニクスと接触、武装蜂起を企てるもののそれはザビ家の知るところとなり、ジンバは殺害され兄妹は辛くも難を逃れる。
もはや自分には二人を守ることが出来ないと痛感した養父テアボロ・マスは旧知のシュウ・ヤシマの助言を受け入れ、サイド5のテキサスコロニーへと移住を決意する。
そこでエドワウ・マスことキャスバル・ダイクンは一人の青年と運命的な出会いをする。その名はシャア・アズナブルーー!

時代は流れ、U.C.0071年から始まる<シャア・セイラ編>の第二章。
今回もクオリティが高く、1時間をじっくりと見せてくれる。
ジンバの死、キャスバルとアルテイシアの母ストライアの死、アルティシアの愛猫ルシファの死、それにマス家、ヤシマ家、アズナブル家の人々の登場と、出会いと別れが繰り返されるので若干忙しない印象を受けるし、模擬戦のシーンと、ザビ家によるマス家襲撃のシークエンス以外にはアクションシーンが殆どない地味な流れながらも飽きさせないのは演出の力量だろう。

今回もクラウレ・ハモンとランバ・ラルの比重が高く、お話そのものを進行させる役回りを担っている。加えてドズル・ザビが良い味を出しており、先々の展開が楽しみだ。
またアムロやミライの登場はファンサービスだろうが、今後の再登場も予定されているようなので、これが単なる顔見せに終わらないことを願う。

そして旧作の音楽の流用(再演奏・再アレンジだが)も「ガンダム」ムードに浸らせる良い効果をもたらしている。
従来の「ガンダム」シリーズは、同じ世界観であっても音楽を継承することはなかったので連続性が希薄になっていた部分もあったが、『機動戦士ガンダムUC』あたりから既成曲を”財産”として使うようになってきていて好感が持てる。
第三章「暁の蜂起」は来春公開予定。年内にはアフレコも行われるとのこと。

【ひとこと】
10代前半のシャア(エドワウ)を池田秀一、8歳ごろのアムロを古谷徹がそれぞれ演じているが、流石にキツイ…。

【ひとりごと】
四部作とアナウンスされているこの「THE ORIGIN 」だが、どうやらその先の展開も用意されている雰囲気が。
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by odin2099 | 2015-11-01 22:25 |  映画感想<カ行> | Trackback(4) | Comments(2)
『THE NEXT GENERATION パトレイバー/首都決戦<ディレクターズカット>』(2015)

e0033570_20535779.jpgGWに公開されたものに27分も追加したロング・ヴァージョン。
といっても後から手を加えたワケではなく、こちらがオリジナル。先行して公開された方が短縮ヴァージョンだった、ということらしい。

で、追加されたシーンはストーリーの進行上はあまり関係ない、キャラクターの日常描写やディティールアップの場面ばかりだが、これが上手く効いている。
確かに公開版の方がテンポよく進むので娯楽性は上なのかもしれないが、今回追加になっているのも冗漫に感じられる部分は殆どなく、監督はやはりこういうことがやりたかったのだな、というのが伝わってくる。

初見の人にはこちらをお勧めするし、公開版に納得できなかった人にも今一度こちらのヴァージョンを観て欲しい、そう思わせるだけの出来にはなっていた。

それにしてもこのラスト、続編を想定しているのだろうか。


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by odin2099 | 2015-10-21 21:06 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)

ゲストの安藤三男が怪演する第16話「ガランダーの東京火の海作戦!!」の劇場公開版。


e0033570_19560888.jpgゲンゴロウ獣人の人間態を演じ、当時の子供たちにはトラウマになったかもという不気味さを発揮。
リツコをターゲットにしてその血を啜るというシチュエーションはちょっと吸血鬼っぽい。
ゲンゴロウ獣人の声は林一夫かな?
わざわざ二人一役にせず、獣人態も安藤三男の声で良かったと思うのだけど、この頃の作品にはありがちな措置。
無駄に豪華ではある。


作戦のスケールはかなり大きく、その災害を表現するため『ジャイアントロボ』と、あとは『イナズマン』だったかな、大掛りな特撮ショットをライブラリーフィルムから挿入。
ファンやマニアなら「ああ、またか」と思うだろうけど、知らずに見ていれば「おおっ!」となったと思う。


それにしても「アマゾン特産ゲンゴロウ」って…アマゾンにゲンゴロウっているの?


【ひとりごと】
小田急線の駅が出てくるけど、あれはどこだろう?生田の方かな?


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/7130340/
http://odin2099.exblog.jp/19801481/


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by odin2099 | 2015-10-16 19:53 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

斎藤惇夫の『冒険者たち/ガンバと十五ひきの仲間』の二度目のアニメ化で、『ガンバの冒険』のリメイク、ではない。


e0033570_09450497.jpg街ネズミのガンバとマンプクは、「世界で一番広くて大きいものらしい」海を見たくなり港を目指す。
船乗りネズミたちの宴に参加した二匹は、そこで島ネズミの忠太に出会う。白いイタチ”ノロイ”の一族に襲われ、全滅寸前の仲間たちを援けて欲しいとの申し出に尻込みする船乗りネズミたち。しかし持ち前の正義感からガンバは、たった一匹で忠太に同行して島を目指す決心をする。
だが出港した船内には、船乗りネズミのリーダーのヨイショをはじめ、ガクシャ、イカサマ、ボーボ、それにマンプクも乗り込んでいた。皆ガンバの心意気に打たれたのだ。
島に着いたガンバたちは途中で”ノロイ”によって仲間を殺されたオオミズナギドリのツブリたちと出会い、遂には忠太の姉・潮路ら島ネズミの生き残りたちと再会を果たす。
だがその喜びも束の間、”ノロイ”率いるイタチの大群が、隠れ家に襲い掛かってきた…!


「ガンバ」をCGアニメ化と聞いた時は嫌な予感しかなかったのだけれど、どーしてどーして面白い作品になっていて、これは嬉しい誤算。
原作は読んだことがないので相違点はよくわからないし、昔の『ガンバの冒険』だって忘却の彼方だから、ということもあるんだろうけれど、画面全体から伝わる疾走感、海や空の美しさ、熱い男たちの友情、淡い恋、切ない別れ…
ガンバたちとノロイの息詰まる戦いはハラハラドキドキしながら手を握りしめ、悲しい運命が待ち受けているキャラクターには涙しと、どっかのアニメの謳い文句じゃないけれど「夢・ロマン・冒険心」が十二分に伝わる出来だった。


キャスティングもはまり役で、ヨイショの大塚明夫、ガクシャの池田秀一、イカサマの藤原啓治、ボーボの高戸靖広など適材適所。ツブリ役で”元祖ガンバ”野沢雅子の出演は嬉しいし、忠太の矢島晶子の健気さ、ガンバ役の梶裕貴の一本気なところも良い。それに潮路を演じた神田沙也加、もうすっかり”声優業”が板についた感じ。
ノロイ役の野村萬斎のオーバーアクト(本人曰く「ガッチャマン」のベルク・カッツェを意識したとか。なるほど!)は賛否分かれるかも知れないが、存在感はバッチリ。音楽も場面を大いに盛り上げていた。


構想から完成まで実に15年を費やしたという企画、これがヒットしたら続編の製作はあるのだろうか。
原作は三部作なだけにやりようはありそうだが、しかしまた15年ともなれば、完全にタイミングを逸するなあ。


【ひとこと】
エンドロールの歌、あれはいらない。


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by odin2099 | 2015-10-11 09:52 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)

e0033570_21514849.jpg<まんがまつり>の看板作品としてグレートマジンガーとの共演作が作られたため、「ゲッターロボ」単独作は第6話「恐竜!東京ジャック作戦」をブローアップしたこの一本だけ。


まあそれにしてもゲッターチーム、仲悪すぎ。ハヤトは完全にトラブルメーカーだよなあ。
ムサシは一貫してリョウとつるんでるのでリョウ&ムサシVSハヤトという対立構図が出来、その中心にいるのがミチルだから彼女の存在は罪だ。


そのミチル、偵察任務中に危機に陥ったら、すぐに連絡寄こせばここまで話はこじれなかったろうに、なんでだ?
通勤気が故障したとかいう描写もないのにね。
また静岡や長野、新潟あたりで大きな地震が度々発生してるのに、浅間山にある早乙女研究所では全く観測されないというのも不自然だけど、そこはツッコんじゃいけないところ?


ツッコんじゃいけないといえば、劇中では「ゲッターロボ」という人気テレビまんがが放送されてるそうだけど、メタフィクション設定だったのかいな?


【ひとこと】
元気くんのエピソード、これはいらない。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3400757/
http://odin2099.exblog.jp/18196870/


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by odin2099 | 2015-10-09 21:54 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

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