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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<サ行>( 307 )

e0033570_06272452.jpg映画が公開されたのは番組終了目前の時期。
ということは土曜の夜8時という遅い時間帯、しかもお化け番組と言われた「8時だョ!全員集合」の真裏という不遇な作品を、この機会に広くアピールする意図で作られたというよりも、そんな不遇な中でもある根強い人気が実現させたということだろう。
スケジュール的に余裕があったとも思えない中で鳥取砂丘ロケを行い、しかも立体映画!
これは「仮面ライダー」を凌ぐ破格の待遇。
それが逆に仇になっちゃって、再見やソフト化の機会になかなか恵まれないというのもまた不遇…。

e0033570_06283753.jpgこれ、もし今作ったとしたなら、おそらくクライマックスに新ヒーロー・キカイダー01を先行して登場させただろうね。
夏映画に次の仮面ライダーが、VSシリーズに次の戦隊ヒーローが出てくるのはお約束。劇場でデビューを飾らせて「次」へ興味を繋げようというのは戦略として間違ってはいない。
ヒーロー交代劇の先駆けともいえる「マジンガーZ対暗黒大将軍」はまだ公開前なので、それをやっていたら快挙だったか、それとも暴挙と叩かれていたのかも。
あるいはラストカットで、テレビに先行して強敵ハカイダーをチラッと映し、あれは何だ?と思わせるというのも手だったかも。

いずれにせよ、助っ人参戦なしで21体もの新生ダーク破壊部隊を葬り去ったキカイダーの強さ(あるいは再生されたダークロボの弱さ)が際立つ作品。
メインキャラクターは過不足なく登場するし(ミツコ、マサルの姉弟に光明寺博士、ハンペンこと服部半平、そしてプロフェッサーギル)、シリーズのフォーマットも一通り見せてくれるし、どんな番組かを紹介する上でも手頃な作品。
もっと多くの人の目に触れればいいのだけれども。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22781641/
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by odin2099 | 2017-02-21 06:29 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
先日「ドクター・ストレンジ」とこの作品をハシゴしてきました。
日本の公開順とは別に「ドクター・ストレンジ」→「ローグ・ワン」の順。
ウォルト・ディズニー・プレゼンツであり、マッツ・ミケルセン&マイケル・ジアッキーノ祭りでもあるんですね。
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最初は3D吹替で見た「ローグ・ワン」、二度目は2D吹替で見て、三回目は2D字幕で見ました。
吹替版だとタイトルがカタカナで「ローグ・ワン」と出るのでなんか間抜けな感じがしたのですが、字幕版で「ROUGE ONE」と出ても、あんまり格好良くはないですね…。

先に吹替見てるのでどうかなあと思ったのですが、主だったキャラクターのイメージはそのまんま。
ドニー・イェンの根本泰彦なんか、声質もかなり似てるんじゃないでしょうか。
またこの人が「ミッション:インポッシブル」シリーズや「スター・トレック」シリーズでサイモン・ペッグを当ててるというのもまた凄いことですが。

ジンはスカイちゃんとは違った雰囲気だしてますし、キャシアンもヴィジョンでもデッドプールでもありません。
ソウ・ゲレラもまんまイメージ通りで、この作品の吹替の配役は成功していますね。
そういえば同じディズニーなのに、マッツ・ミケルセンの吹替がこの作品では田中正彦、「ドクター・ストレンジ」では井上和彦と異なるのは何故なんでしょう?

逆に今回字幕スーパー版で見て、一番感激したのはやはりダース・ヴェイダーの声!
ジェームズ・アール・ジョーンズ健在なり(といっても正直言うと多少の違和感は拭えませんでしたが、御年86歳ですし、それは致し方ないところ)。

さて、「ローグ・ワン」の上映もそろそろ終わり。
4月の終わりか5月の初めにはソフトも出るでしょうから、そうしたら「新たなる希望」とまとめて楽しむことにしましょう。
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25147405/


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by odin2099 | 2017-02-11 16:14 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
先日の松方弘樹の訃報には驚きました。
闘病中なのは知っていましたが、そこまで深刻な病状だったとは…。
そこで、久しぶりに見てみようかなと思いつつも、昨年の真田ブームに際してはタイミングを逸してそのままになってしまっていたこの作品を、追悼も兼ねて見直すことにしました。

e0033570_19492659.jpgさてこれは、東映が「柳生一族の陰謀」「赤穂城断絶」に続く<復活時代劇シリーズ>(?)の第3弾として用意した作品でして、主役の真田幸村役の松方弘樹をはじめ、寺田農、あおい輝彦、ガッツ石松、森田健作、火野正平、岡本富士太、真田広之、秋野暢子らが真田十勇士に、御大・片岡千恵蔵が幸村の父・昌幸を、梅宮辰夫が兄・信之を演じ、更に淀君役に高峰三枝子、加藤清正に丹波哲郎、大野治長に戸浦六宏、後藤又兵衛に成田三樹夫、豊臣秀頼には小倉一郎を配し、他にも浜村純、金子信雄、小林昭二、曽根晴美、梅津栄、萩尾みどり、香川良介、江波杏子、上月左知子、桜町弘子ら豪華な顔触れを揃えた大作になっています。
前2作で主演を務めた萬屋錦之介は特別出演とクレジットされていますが、脇に回って実にしぶとく憎々しげな徳川家康を怪演。その扱いは「忠臣蔵」映画における吉良上野介のような感じですが、流石の貫録を見せてくれます。

「柳生一族の陰謀」も史実をひっくり返した大胆なアレンジが話題になっていましたが(「夢だ、夢だ、夢でござる!」)、この作品では更に踏み込んでいて、単なる時代劇ではなくSF映画と呼んでも良いような怪作に仕立て上げてしまってます。
特撮監督としてわざわざ矢島信夫佐川和夫の二枚看板がクレジットされていますしね(同じ東映で「バトルフィーバーJ」を手掛けていた頃ですかね)。

冒頭からいきなり妖星は飛来するわ、真田丸は浮遊するわ(幻覚ですが)、ラストシーンで今度は猿飛佐助が妖星と化して飛び去ってゆくわ、と書くと「それ一体何のお話?」と思われるかもしれませんが、そういう映画なのだから仕方ありません。
しかもこれらの要素が肝心の物語と有機的に結びついているかというと、お世辞にもイエスと言える状況ではなく、単に奇を衒った小道具でしかないというのがどうにも。

集団の馴れ合いではなく、個々の、ぶつかり合う人間として描かれている十勇士の姿など、見るべき点もあるのですが、そうは言っても十勇士個々の出自・過去がドラマに厚みを増しているのかといえばノーですし、清海が女性である(しかもその正体は「ジュリアおたあ」!)必然性はあるのかといえば、これは女性キャストを増やす方便でしかないですし、ぶっちゃけ途中でだれてくるのも確かなんですよねえ。

結局製作者たちは、どのような層をターゲットにしてどのような映画を作りたかったのかが不明という点では正に怪作で、そういえばこれってヒットしたんでしたっけ?
<復活時代劇シリーズ>はこの後に第4弾として「徳川一族の崩壊」という作品が作られていますが(これだけ未見です)、それで打ち切りになってしまいました。

【ひとりごと】
冒頭の妖星=佐助=ラストの妖星、しかも初登場シーンは猿の姿(見間違いという解釈?)ということから佐助は宇宙人だった(!)という解釈をしてる人が多いでしょうし、自分もそう考えていた時期もあったんですが、だとすると戸沢白雲斎の元で修業して、という件と矛盾してしまうんですけど…?
まさか「草の者=宇宙人」とするには無理がありすぎるしなあ…。

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by odin2099 | 2017-01-26 19:52 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
2回目の観賞です。
前回はスクリーンから発信される膨大な情報を受け止めるだけで必死でしたが、今回は少しは消化できたかな?

e0033570_22573711.jpg正編ではないという区別からでしょうが、オープニングクロールがないのは良いとしても、タイトルが出ずお馴染みのメインテーマも流れないとなると、いくら「遠い昔/遥か彼方の銀河で」とテロップが出ても「スター・ウォーズ」気分にならないのは、もう「そういうものだ」と刷り込まれてしまっているだけに仕方ないですね。
ただ冒頭シーンが宇宙空間で、頭上から何かがやってくる、というのは共通点。基本は抑えてるといったところでしょうか。

回想シーンから始まり、ワンクッションあって現代へと繋げるという導入部も異例です。
また逆にラストシークエンスに台詞があるのも異例なら、間髪入れずエンドロールへと移行するのも異例。
ここでようやくメインテーマのアレンジ曲が流れ、正編と同じような終わり方をするので、見終った後は「最初はどうなるかと思ったけれど、やっぱりスター・ウォーズだったな」という気分にさせてくれるので、そこまで考えていたとしたら製作サイドは大したものだと思います。

e0033570_22572769.jpg正編とのリンク、色々。

ジェダでジンに絡んできた二人組。
崩壊するジェダを運よく脱出した彼らはタトゥイーンへ着き、モス・アイズリーの酒場でルークにちょっかいを出したところ、オビ=ワンに腕を切られる羽目に。
まあロクな奴らじゃないですが。

レッド5は今回スカリフの戦いで戦死。
欠員が出たのでヤヴィンの戦いではルークがレッド5のコールサインを引き継ぐんですね。
でもそれならビッグスやウェッジ、ポーキンスも出して欲しかったです。せめて名前を呼ばれるだけでも。

ジンの回想(フラッシュバック)に登場するコルサント時代のアーソ家。
熱心なファンが調べたところによると、その窓越しに見える風景はエピソード3のアナキン&パドメの家からの眺めと同じなんだとか。
ということはこの両家は同じ時期に同じ建物(マンション?)に住んでいた可能性があるってことですよね。これは意外な繋がり。

――これからもドンドン出てきそうで楽しみです。

先ごろレイア役のキャリー・フィッシャーが急逝し、エピソード9がどうなるのか非常に不安。
エピソード8の撮影は終えていたということですが、エピソード9では更に重要な役どころになる予定だったとのこと。
はたして台本を変更してレイアの出番を減らす、もしくは無くしてしまうのか、それとも代役を立てて故人の顔をデジタル合成するのか。

という目で改めて見ると、ターキン総督の演技は自然です。
ところが最後にチラっと出てくるレイアはちょっと気持ち悪い。これは男性よりも女性の方が再現するのが難しいということなんでしょうか。
これを見る限りではデジタル・キャリー・フィッシャーにはハッキリと限界がありそうなのですが、はたしてルーカス・フィルム=ディズニーがどのような決断を下すのか。続報を待ちましょう。

その前にもう1回か2回、映画館でこの作品を見直そうと思っています。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25069267/


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by odin2099 | 2017-01-10 22:59 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22422869.jpgスーパー戦隊VSシリーズでいきなり前作の主人公から物語が始まるのは珍しいですね。
大抵は現役ヒーローの活躍を見せてから先輩ヒーローとの邂逅となるのがパターン。それが友好的なものになるか衝突するかはケースバイケースですが。

そして本編が始まると、カメラは殆ど走輔と丈瑠についているので他のメンバーはちょっと割を食っています。
シンケンジャー側はまだ良いですが、ゴーオンジャー、特に早輝と範人はほぼ見せ場なし。
逢沢りなのスケジュールの関係かしらん。この頃の彼女はドラマや映画に何本か出ていたようですし。
その後の「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」「海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE/空飛ぶ幽霊船」にチョイ役ながら参加してるのはその埋め合わせだったりして?

e0033570_22424532.jpg松坂桃李が主演俳優らしい貫録を見せ、それを音楽が盛り上げる。
個人的な好みは別にしても、スーパー戦隊の映画の中では上位に来る出来栄えだと思います。

【ひとこと】
完全にギャグメーカーというかネタキャラに堕してしまった感のある流之介。
ジャンクワールドに飛ばされてボロボロになりますが、本来はそんなにメンタル弱くなさそうなんですけどねぇ。
あ、ファザコンにマザコンでしたっけ?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22330235/
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by odin2099 | 2017-01-10 20:30 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22424532.jpgもう8年も前の作品なのに、未だにハマっている「侍戦隊シンケンジャー」。
流石にテレビを全部観直す時間はないので、ついつい手に取るのがこの劇場版。
新しくメンバーに加わったばかりの源ちゃんはぎこちないものの(なんせこの映画の撮影が初変身だったとか)、他の5人はクランクインからおそらく数カ月経っている頃なので、キャラクターも確立してきているのでヒーローっぽい逞しさも出てきています。

レギュラーである彦馬さん役の伊吹吾郎に加えて、この劇場版では脂目マンプクの声が大和田伸也、初代シンケンレッド=志葉烈堂役が合田雅吏という具合に、2代目、3代目、5代目の格さん揃い踏みになっているのもお楽しみというところ。

e0033570_22422869.jpg2020年には「シンケンジャー」が放送終了から10年を迎えます。
「忍風戦隊ハリケンジャー」「特捜戦隊デカレンジャー」はVシネマで「10 YEARS AFTER」という作品が作られましたが(確か「魔法戦隊マジレンジャー」も当時の出演者たちが動いていたはずですが、実現には至らなかった模様)、是非シンケンジャーは作って欲しいですね。
もっとも当人たちの意思、スケジュール、事務所の意向等々を考えると難しいのかなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/21394905/
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by odin2099 | 2017-01-08 22:45 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_10593861.jpgジャングルでオオカミに育てられた人間の子モーグリ。しかし人間を憎むトラのシア・カーンによって、群れを追い出されてしまう。
父代わりの黒ヒョウのバギーラは人間の村へとモーグリを返そうとするが、そこにシア・カーンが襲ってきた。
離れ離れとなってしまったモーグリはクマのバルーと出会いやがてバギーラとも再会するが、今度はギガントピテクスのキング・ルーイの元へ連れ去られてしまう。
バルーとバギーラによって助け出されたモーグリは、シア・カーンによってオオカミのリーダーが殺されたことを知り、仲間の元へと帰ることを決意する。

ラドヤード・キップリングの原作小説は読んだことがないけれど、1967年のディズニーアニメ版、1994年のスティーヴン・ソマーズ監督版も見ているのに全然ストーリーを覚えていなかった…。

そんなこんなで劇場公開時はスルーしちゃったけれども(同時期に似た雰囲気の「ターザン/REBORN」をやっていたということもあるけれど)、ソフト化されたのでレンタルで鑑賞。

吹替キャストが松本幸四郎に西田敏行、宮沢りえやら伊勢谷友介やらということで心配したものの割と卒なくこなしているし、「アイアンマン」を手掛けたジョン・ファヴロー監督は流石に手堅くまとめているのでなかなか楽しめた。
原語だと声の出演はビル・マーレイ、ベン・キングズレー、イドリス・エルバ、ルピタ・ニョンゴ、スカーレット・ヨハンソン、クリストファー・ウォーケンとなかなか渋い顔ぶれ。今度は字幕スーパーでも見てみるか。
公開前から続編の製作がスタートしてるようだけれども、今のところディズニーアニメの実写化作品はいずれも好評のようなので、この路線はまだまだ続くようだ。

しかしこの映画、モーグリ少年以外の動物たちは全てCGIで描かれてるとのこと。
そういう作品を果たして「実写映画」と呼んで良いものかどうか。
段々と「実写映画」「アニメーション映画」というジャンル分けが無意味になってきているな。

【ひとこと】
オープニングのシンデレラ城、いつもと違うパターンだね。


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by odin2099 | 2017-01-03 11:00 |  映画感想<サ行> | Trackback(13) | Comments(0)
2016年最後の(だと思いたい)衝撃。。。
キャリー・フィッシャーの訃報が届きました。

e0033570_22211754.jpg心臓発作を起こして倒れたとの第一報の後、割と楽観的なニュースも流れていたので安堵していたファンも多かったと思いますが、深刻な状況を伝えるニュースが別に聞こえてきていたので案じておりました。
「スター・ウォーズ」的に表現するならば、「嫌な予感がする(I have a bad feeling about this.)」といったところでしょうか。
図らずもそれが的中してしまいました。

つい最近も見直したばかりですが、今夜は「スター・ウォーズ」を再観賞。
レイア姫の思い出に浸りたいと思います。

来年12月公開予定のエピソード8の撮影は、既に今年の6月頃に終えていたとのこと。
「フォースの覚醒」よりも大きな扱いになっているんだそうです。
楽しみではありますが、遺作ということもあって見るのが辛いですね。

e0033570_22214351.jpgまた更に続く2019年公開予定のエピソード9の撮影は来春からスタートの予定。当然レイア姫の活躍も用意されていたはずですが、そちらはどうなるのでしょうか?

台本を書き替えて出番を減らし、代役を用意し(例えば「ローグ・ワン」でレイアを演じたイングヴィルド・デイラや、キャリー・フィッシャーの娘ビリー・ラードなど)、キャリーの生前の顔をデジタル合成して…というようなことになるでしょうか?

それともそれとも、エピソード8からストーリーを改変し、ハン・ソロに続いてレイアも劇中で死なせてしまうのでしょうか???
ルーカス・フィルムの判断を待ちたいと思います。

今はただ一言
フォースの共にあらんことを  ”May the Force be with you.”」

【ひとりごと】
去年の今ごろ、日本テレビ「金曜ロードショー」で放送された時に録画したものを見ているのですが、2時間枠での放送ということでおそらく30分ほどカットしてるのでしょう。
ただお話がわからなくなってたり、音楽がブツ切りになってもおらず、比較的良心的な編集版でした。
しかし吹替キャストも鬼籍に入られた方が増えましたね。
納谷悟朗、大平透、野沢那智……名人芸ももう聞けません。


<追記>
翌29日、今度は母親のデビー・レイノルズも倒れ、還らぬ人に。
銀河の彼方で、母娘仲良く暮らしているのでしょうね…


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by odin2099 | 2016-12-28 22:23 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<DCフィルムズ>第三弾「スーサイド・スクワッド」のDVD&Blu-rayが発売になりました。
セル版のBlu-rayには、「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」に続いて長尺の<エクステンデッド・エディション>を収録、ということでこちらを鑑賞。

e0033570_20511176.jpg劇場版123分に対してエクステンデッド版は135分、大した違いじゃないかなと思いきや、作品の印象が随分と変わります。
軍団の個々のメンバーの描写がかなり増え、キャラクターに幅が増えました。ジョーカーも、ちょこちょこ出てくるワケわからんヤツではなくなっています。
なかでもやはり出番が多くなったのはハーレイ・クイン
物語上の中心にいるのはデッドショットですけれど、作品全体のイコンは彼女ですねえ。
ウザいながらもキュートで、これで彼女のファンが更に増えそうな予感。

にしてもなんで最初からこちらのヴァージョンを公開しなかったのでしょう。
たかだかランニングタイム十数分の違いなら一日の上映回数にも大した影響は及ばさないだろうし、劇場公開時の不満の声もかなり抑えられたはずです。

前作「バットマンVSスーパーマン」も劇場版ではなくアルティメット版が「真の姿」という感じでしたが、こちらもエクステンデッド版が完成形だと感じました。
ワーナー・ブラザーズ、判断ミスが続いているんじゃないですかねえ。

【ひとりごと】
ハーレイ・クインの初登場シーンに流れる曲、あれを聴くとどうしても つちやかおり のデビュー曲を思い出してしまう。
「恋と涙の17才」、カバー曲で彼女はデビューしたんだよね。
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by odin2099 | 2016-12-27 20:55 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
ネタバレします。

ルーカス・フィルムのロゴ、「遠い昔、遥か彼方の銀河で」というお馴染みのテロップに続き…
オープニングテーマなしでいきなり物語は始まります。
正編ではない、スピンオフならではの趣向でしょうか。
エピソード4「新たなる希望」のオープニング・クロールに描かれた、反乱軍のスパイによるデス・スター設計図奪取のミッション、それを一本の映画としてまとめたのが本作です。
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冒頭でヒロインとなるジン・アーソの過去、そして舞台背景が語られます。
その後はひたすら戦いの連続、息つく暇も与えません。もう少し緩急をつけて欲しいな、と素直に思いました。
見終ってこれだけ疲労感を覚えた映画も久しぶりかと。
集まった個性的なメンバーも、その個性を掘り下げる時間は与えられず、何となく成り行きで危険なミッションに放り込まれた体が…。

e0033570_15190661.jpg勿論強制ではなく皆ジンの考えに賛同し、むしろ命令違反を犯してでも自らの信念に従って行動するのですが、不本意ながらデス・スターの設計に加担し、その重要な欠陥を指摘し(というより罠としてそれを仕掛け)た父ゲイリン・アーソのメッセージを受け取った彼女はともかく、他のメンバーの動機付けは些か弱い気がします。
そしてその全員がヒロイックではなく、あっけなく命を落としていきます。

ようやく盗み出し転送に成功したものの、今度はそれを受信した船がダース・ベイダーに襲われ、乗組員たちはデータを奪われまいと次々と手渡しで護り続けます。
そして最後にそれを手にするのがレイア姫。
それが「新たなる希望」冒頭の、タンティヴィIVを追撃するスターデストロイヤーへと繋がっていくのです。
正に命のバトンリレー。

全員玉砕のラストはある程度予想していましたが、それでも実際にそれを見せられるとやはり辛いですね。
各人に思い入れを感じるところまで行く前にラストへと辿り着いてしまいますが、誰か一人か二人生き残って後世にそのミッションを語り伝えるとか、そういう展開があっても良かったとは思います。
が、むしろそれをなくすことで潔さが出ているのも確かです。
絶望的な状況でありながら、美しい「絵」で締めくくられる彼らの行動の結果。
「希望」は確かに「次」へと受け継がれていくのです。

e0033570_15191778.jpgメインキャラは新顔で馴染みのないメンバーばかりですが、脇を固めるのは旧作所縁のキャラクターたち。
反乱軍を率いるのはモン・モスマにベイル・オーガナ、作戦指揮を執るのはジャン・ドドンナ将軍。
モン・モスマを演じているジュヌヴィエーヴ・オライリー「シスの復讐」の撮影にも参加していたものの、出番は全てカット。その時の削除シーンやスチール写真を見る限り「ジェダイの帰還」で演じたオリジナルの女優さんには似ていないなと思ったものですが、今回は結構似てるなと感じました。衣装や髪型のせいもあるのかもしれません。
ベイル・オーガナは「クローンの攻撃」、「シスの復讐」に続いてジミー・スミッツが演じており、吹替も同じくてらそままさきです。

反乱軍側ではレッドリーダーとゴールドリーダーが旧作のフッテージを使っての再登場という話で、他のパイロットのうち何人かも旧作の未使用カットを使用して出撃しているようです。
しかしここではどうせならビッグスとウェッジを出して欲しかったところでもあります。そうすれば「新たなる希望」でのデス・スター攻略シーンの重みが増したと思うのですが、如何でしょう?
他にはC-3POとR2-D2がワンポイント出演。3POの声はオリジナルのアンソニー・ダニエルズ(吹替では岩崎ひろし)のようですね。
そしてラストに出てくるレイア・オーガナ姫。イングヴィルド・デイラという新進女優が演じていますが、ソックリというより、これはキャリー・フィッシャーの顔とCGIで挿げ替えたものでしょうか。写真見る限りでは彼女の方がキャリー・フィッシャーよりも可愛いようですが…。

似たような形なのが、意外に出番の多かったターキン総督。
「シスの復讐」ではウェイン・パイグラムという人が扮しロングショットしかありませんでしたが、今回はガイ・ヘンリーという役者さんが演じていて、これも「誰が見てもターキン」。
元々の面差しもちょっと似通っているように思いますが、これもCGIの賜物でしょう。昨今の技術の進歩は目を見張るものがありますね。
実は今後のシリーズ作品にユアン・マグレガーではなくアレック・ギネス演じるオビ=ワン・ケノービが再登場するという噂もあるのですが、それも現実味を帯びてきた感じです。

e0033570_15192713.jpg旧作所縁のキャラといえば、その筆頭がやはりダース・ベイダーでしょう。声もジェームズ・アール・ジョーンズが続投です(吹替は楠大典)。
出番は決して多いとはいえませんが、登場するや否やその場を掻っ攫ってしまうのは流石千両役者!
「帝国の逆襲」の時より一歩進んだメンテナンス中?の描写に、全盛期のアナキン・スカイウォーカーの動きを彷彿とさせるアクションシーンなど見どころも多岐に亘っています。
そういえばベイダーが根城にしているのは、テロップこそ出ませんがあのムスタファーとのこと。言わば自分の原点ともいうべき地に根拠地を設けているのですね。

ジョン・ウィリアムズに代わってサーガに新しい音楽を付け加えたのは「Mr.インクレディブル」、「ミッション:インポッシブルIII」、「スター・トレック」、「カールじいさんの空飛ぶ家」、「SUPER8」、「ジョン・カーター」、「猿の惑星/新世紀」、「インサイド・ヘッド」、「ズートピア」、「ドクター・ストレンジ」と、大作・話題作の経験豊富なマイケル・ジアッキーノ

既に「ジュラシック・ワールド」でウィリアムズの音楽とのコラボは経験済みの彼は今回も手堅い仕事ぶりを発揮しているのですが、全体を通して印象に残るメロディが少なかったのはちと残念です。
それというのもおそらく音楽担当として予定されていたアレクサンドル・デスプラが急遽降板し、いわばピンチヒッターとしての起用だったので時間をかけられなかったというのも理由だったのでしょう。

ウィリアムズのスコアの中では「フォースのテーマ(ベンのテーマ)」、「ダース・ベイダーのテーマ(帝国軍マーチ)」を何度か取り込んでますが、よくよく考えると反乱軍側のテーマ的に「フォースのテーマ」を使うのはちょっとおかしいですね。ただ個人的には一番好きな旋律なだけに、流れてくれるだけで嬉しいというのもありますが。

物語のラストはかなり駆け足で、「え?ここで終わるの?」と随分と唐突な印象を受けましたが、その後はシリーズでお約束のように「スター・ウォーズのテーマ」のファンファーレが流れてきてエンドロールが始まりますので、オープニングでの違和感とは違い、「ああ、やっぱりスター・ウォーズだったんだ」という気分に浸って見終ることが出来ます。

「新たなる希望」のオープニングから逆算して作られた本作ですが、上手く作られてると思います。
それよりも追加撮影やら再撮影やらの話が聞こえてきて、果たしてどうなるんだろう?と気を揉んでいたのですが、それも杞憂に終わりました。
もっとも予告編と本編を見比べると予告にあって本編にないシーンが随分と散見されますので、そのオリジナル版がどうだったのかも気になります。
同じように「新たなる希望」から逆算して作られた<プリクエル・トリロジー>と比較してどうの、という意見も見られますが、一つのエピソードに絞った本作と<プリクエル・トロロジー>を比較しても詮無いことでしょう。

e0033570_15195013.jpgそしてやはり「新たなる希望」を見直したくなりますね。
実際、映画館からの帰宅後に見直したのですが、「シスの復讐」後に見方が変わったのと同じように、今回も何度となく見て来た「新たなる希望」が一味違って見えました。

そこで思ったのが、「新たなる希望」の更なる<特別編>もありかなあ、ということ。
ベイル・オーガナやモン・モスマの登場シーンを挿入したヴァージョンを作ったら「ローグ・ワン」と前後編のような感じになるかなあということなんですが、これは熱心なファンからは怒られそうですね。
でも例えばヤヴィン4で戦況を見つめる首脳陣の中や、マサッシ神殿での記念式典にモン・モスマがいても自然だなと思うのです。蛇足と言えば勿論蛇足は承知ですけれども。

さて、今度はエピソード8公開まで一年を切りました。
その後にはハン・ソロを主人公としたスピンオフ第2弾の製作も始まっています。
「フォースの覚醒」以降のディズニー版「スター・ウォーズ」は、ジョージ・ルーカス抜きなので結局のところ公式に行われている二次創作ですからあまり大きな期待は抱いていないのですが、それでも駄作は許せませんし、スタッフも意地でも仕上げてくるでしょうから、これから毎年が楽しみです。

【ひとこと】
「インフェルノ」と本作の二本でフェリシティ・ジョーンズに完全に惚れた。。。


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by odin2099 | 2016-12-18 15:31 |  映画感想<サ行> | Trackback(27) | Comments(6)

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