【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<タ行>( 257 )

「地球署史上、最凶最悪の事件発生!!」というコピーは「踊る大捜査線」っぽいけれど、メカ人間に襲われるレスリー星の描写は多分「ターミネーター3」を意識してるんだろうな。
2004年の夏公開の映画ということは、今から13年前の作品。
こういうのって時が経つと出典がわからなくなることもあれば、懐かしく思えることもあるね。

e0033570_22074685.jpgお話はゲストヒロインのマリーを演じた新山千春とデカレッド役さいねい龍二との淡いラブストーリーが中心で(事務所の先輩後輩繋がりかな)、デカレンジャーらしいキャラクター同士の掛け合いは少ない。
「ジャスミンはエスパーである」とか「これはセンのシンキングポーズである」とかの定番ナレーションに、ウメコの入浴シーンなどお約束は盛り込んではいるものの、如何にもな番外編なのはちょっと寂しいところ。
ただゲスト悪役は遠藤憲一だから、単なる話題性だけでない実力派キャストの参戦、ということに一応なるのかな。中途半端に芸人呼んでくるよりは志が高くてヨロシイ。<スーパー戦隊>の夏映画では当たりの部類。

といっても設定には粗が目立ち、なんでメカ人間にするウイルスを直接デカレンジャーたちに打ち込んじゃわないの?とか(それで悪側の目的は殆ど達成できるはず)、マリーには時間を止める特殊能力があるんだから、それを上手く使えばその時点で事件解決なんじゃねえの?とか、ツッコミどころは色々。

そういや当時は何てことないことだったはずだけれども、レスリー星の少女を演じているのが子役時代の志田未来というのは、今となっては貴重なお宝映像ということになるのかな(顔があんまりハッキリとは映らないけど)。
実は彼女、OVの「ウルトラセブン」やTVの「仮面ライダー龍騎」、映画の「仮面ライダー555」にもゲストで出てるんで、「こちら側」の女優さんと言えそうなんだけど、それって結構有名な話?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/5643814/


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by odin2099 | 2017-06-11 22:11 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
そういやこの作品、オープニングでクレジットされるのって「プロデューサー」と「音楽」、それに「監督」だけなんだよね。これってかなり珍しい。
っつーか、他にあるのかな。
大概は「脚本」や「出演者」くらいはクレジットされるもんだけど。

出演者のビリングトップは南翔太。しかしレイが出てくるのは20分過ぎ。
それまではメビウスが中心だし、ゼロが出てきちゃうとそっちに中心が移るので、主人公がリレー方式で代わっていくというかなり歪な構成。
でも見ていて違和感を抱かないのは、物量作戦でグイグイ押していくからだろうね。
その局面局面でタロウだったりセブンだったり、十分に主役級の見せ場を与えられているキャラが他にもいるし。
それでも破綻しなかったのは脚本と演出の力なんだろうなあ。

e0033570_23241981.jpgということで、事実上日本初見参となった坂本監督だけど、プロデューサーの第一の功績はいわば無名の、しかも円谷プロとは仕事をしたことない人間を監督に据えたことだろう。
興行成績は芳しくなかったようだし、アクが強いだけにその演出技法や作品へのスタンスには批判もあるけれど、今日の特撮界、ヒーロー映画界への坂本監督の貢献度はかなりのもの。
実際この人がいなかったら、ウルトラマンも仮面ライダーもスーパー戦隊も、今日ここまで盛り上がっていなかったんじゃないのかなあ、大げさに言うけれど。

この人の「好きなことを徹底的に貫く」という姿勢は、従来の製作陣にはあまり見られなかったもの。
第一期ウルトラシリーズ世代にはとりあえず目をつぶり、第二期シリーズ世代にターゲットを絞ったことも功を奏したと言えそう。
これにはもちろんベースになった「ウルトラマンメビウス」という作品が、この第二期シリーズ作品に回帰して、ウルトラの星やウルトラ兄弟の設定を臆面もなく前面に出していたから、というのもあるけれど、照れずにそれを押し通した監督、それを許したプロデューサーたちの頑張りがあったればこそ、だろう。

基本は着ぐるみによるコスチュームプレイが中心なだけに、監督のもう一つの持ち味であるところの「女性」要素は皆無に近いけれど、よくよく見るとハルナ隊員はそれほどでもないものの、ウルトラの母やユリアンの動きはどことなく色っぽい…?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22279019/


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by odin2099 | 2017-05-27 23:25 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
気が付くともう10年前の作品になりましたねえ。
このシリーズ、どうもノレないもので1、3作目は映画館へ観に行ってるけれど2作目はDVDのみ。4作目に至っては未だに見ていないという為体。
今夏には最新作(最終作の第一弾とかいうワケわかんない位置付け)も公開されるので、この際おさらいしておこうかな。

e0033570_20555513.jpgカタールのアメリカ基地に未確認物体が飛来。それは既に撃墜された筈の軍用ヘリだった、という導入部はすっかり忘れてました。
これがディセプティコンの擬態で、軍の重要機密を盗み出そうとして…って、そういう話だったか。これに憧れの女の子を口説くのに必死なボンクラ少年の話が絡み、どう繋がるのやらと危惧していると、これが少しずつ力技でまとまっていくあたりは割と好き。

ヒロインのミカエラを演じるミーガン・フォックスのビッチな雰囲気もなかなかで、ケバくてエロくてセクシーという類型的なキャラクター。
しかしそれじゃ「オタクの女神」としてはどうなのよ?と思ってると、実は家庭環境に問題があり、実は「純な女の子」だったというエクスキューズが入るので、ボンクラ少年でも安心して近づける配慮がある。
まあ実際のミーガン・フォックスはどちらかというと見た目通りのキャラらしく、2作目の時はスタッフサイドと激突し、3作目を降板する羽目になってますけどね。

アニメ版に比べるとオートボットもディセプティコン側も、ゴチャゴチャしてるだけでキャラクターの認識がしづらく、サムや家族、ミカエル、それにハンブルビーに対する国家権力の横暴さが目立ち、非常に不快な思いをさせられるシーンが多いのがこのシリーズにノレない大きな要因なのですが、ま、とりあえず最新作まで付き合うか。

【ひとこと】
「アルマゲドンの100倍すげー!」とかいう台詞があって笑った。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/6256241/


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by odin2099 | 2017-05-07 20:58 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
1968年、革命前夜のパリ。アメリカ人留学生のマシューは、入り浸っているシネマティークでイザベルとテオという双子の姉弟と出会い意気投合。彼らのアパルトマンに滞在し、映画のマニアっぷりを競うゲームに興じるようになる。
両親不在の家で姉弟の性に奔放な様子を見せられたマシューは抵抗を感じるが、やがて互いに挑発しあう二人に挟まれる中でその関係に溺れてゆく。
世間とは隔絶された空間の中で、腐敗と堕落に満ちた生活を送る三人。だが時代は大きく動き出しており、また三人の距離にも微妙な変化が生まれてきていた…。

e0033570_20123717.jpg劇中で三人が映画の一場面を再現して「これは何の映画?」とクイズに興じるシーンが度々出てきますが、元ネタがさっぱりわからないのが残念です。また物語の背景には「五月革命」があるのですが、これに対する知識も無し。ということはおそらくこの映画の愉しみは半減、もしくはそれ以下になってしまっていたかもしれません。

が、まあイザベルを演じたエヴァ・グリーンのダイナミックなヌードがたっぷりと楽しめればOKという部分もありますし(ついでにマシュー役のマイケル・ピットとテオ役のルイ・ガレルの股間にも再三モザイクがかけられますが、三人とも撮影時は二十歳そこそこだったはずで、よくやったものだと思いますが)、あまり深くは考えてはいけないのかも。

一卵性双子と称するイザベルとテオは一心同体。そこにマシューが入り込み、イザベルと結ばれることで危うい三角関係が醸成されますが、かといってテオはマシューを排除しようとする訳でもありません。またこれまでテオが全てだったイザベルにとって初めての他者であるマシューに大きく惹かれるものの、やはりテオの存在は別格。
マシューはそんな二人の関係が成長への障壁となっていることを説くのですが、所詮はそこまで。マシューもまた、現実から目を背けて生きているからです。

頭でっかちで偉そうなことをぶってはいても、所詮は子供の彼ら。
最後は現実の波に飲み込まれ彼らは決別するのだが、作り手(=語り手)が過去を正当化あるいは美化してノスタルジイに浸るタイプの結末はどうも落ち着かないですね。
マシューを最後まで狂言回しとして使うのならば、例えばその眼前でイザベルとテオが警官隊に襲われ倒れる、くらいの描写をし、その決別が永遠のものだと匂わせるくらいでも良かったのではないかと思うのですが、如何でしょうか。


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by odin2099 | 2017-05-06 20:14 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
「超人バロム・1」の劇場公開版は14話をベースにした再編集版。
ドルゲの新しい作戦、復活するドルゲ魔人たち、そして必殺技爆弾パンチが通用しない新たな魔人の登場…と、TV版13話をベースにした「ゴーゴー仮面ライダー」そっくりのお話です。
立花藤兵衛や滝和也に代わって、バロム・1のパートナーを務めるのは「松おじ」こと木戸松五郎。
崖の上から岩を落としての特訓シーンまでそっくり。
まあお約束のパターンということで(^^;

e0033570_22003332.jpg「ゴーゴー仮面ライダー」時のライダーといい、本作のバロム・1といい、あるいは「飛び出す人造人間キカイダー」のキカイダーといい、復活再生された怪人軍団に一人で立ち向かうヒーローというのは良いですね。
というか仲間や先輩・後輩らが大挙して助っ人に来ちゃう流れになれてると凄く新鮮。そして圧倒的な絶望感!
一人で敵うワケないじゃん、と思ってしまうんですが、いやいや一人でも(一人だから?)強いんです。
きっと仲間が出来ると、きっと困った時には助けてくれるよ、という依存心が芽生えるのかも?!

ところでバロム・1は白鳥健太郎と木戸猛という小学生二人の合体変身ですが、これは正体バレしにくいですね。
仮面ライダーが本郷猛や一文字隼人だってことは、日ごろの言動見てれば登場人物たちにもバレバレのはずで、一部の人たちしか知らないというのは不自然に感じますけど、バロム・1と健太郎と猛の二人とはイメージ結びつかないし、秘密にしておけるよなあと思いました。
その反面、偉そうなこと言ってるけど中身はあの二人かよ、と考えちゃうと、バロム・1の言動にイマイチ説得力がなくなるような…?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23406032/


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by odin2099 | 2017-04-19 22:15 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19341605.jpg春の「8人ライダーVS銀河王」の評判が良かったのか、夏の「デンジマン」も長尺となりました。

テレビシリーズからかなりの流用シーンというか名場面ダイジェストを挟んで水増ししているので、実際のところはテレビの1エピソードとさほど変わらない長さじゃないかと思うのですが、何度も見直しているうちに一本の作品としてはそれなりに見応えがあるなあと感じるようになりました。

テレビシリーズではじっくりと触れられていなかったデンジ姫に焦点を当て、宇宙規模の壮大な叙事詩である「デンジマン」のバックボーンを大スクリーンに描き出し、一見すると番外編に思えながらもその実はシリーズときっちりリンクするエピソードになっているので、<まんがまつり>なりのプレミアム感は出ています。

宇宙を駆ける帆船、その帆船に乗り星から星へと旅を続けるデンジ姫。
そのビジュアルイメージはロマンを感じさせますね。
e0033570_20271643.jpg
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22932112/


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by odin2099 | 2017-03-14 20:29 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21062098.jpg猛暑で宿題どころではないのび太は、ドラえもんの提案で漂流する巨大氷山へ。そこで10万年前の氷の中に埋まっていた不思議なリングを発見する。
その落とし主を探そうとジャイアン、スネ夫、しずかと一緒に氷山のルートを辿ると、それは南極大陸へと続いており、その氷の下には謎の古代都市が眠っていた。
謎を解くためにタイムベルトを使って10万年前の世界へやってきたドラえもんたちは、そこでヒョーガヒョーガ星からやってきたというカーラという一人の女の子と出会う。ここは彼女の先祖たちが築いた都市で、彼女とヒャッコイ博士は、故郷の星を氷漬けにした石像ブリザーガを封印するリングを探し求め、ようやくそれを手に入れたものの落としてしまったのだという。
だが遺跡を守っている石像たちに襲われ、更にブリザーガが復活!
はたしてドラえもんたちは地球を氷漬けにされる前に、ブリザーガを封印することが出来るのか?

氷山はどうやって誕生したのか?というウンチク話に、南極大陸の氷の下に眠る超古代文明、はたしてこれは伝説のアトランティスなのか?というロマン溢れる展開、それにドラえもんと偽ドラえもん、ちゃんと本物を見分けることが出来るのか?とのび太とドラえもんとの絆の深さが試される局面があったりと、雄大かつ壮大な音楽に彩られ最初から最後までワクワク。
長篇映画37作目、実に久しぶりに劇場のスクリーンで見る「ドラえもん」だったが、十二分に楽しめた。
過去の世界に取り残されてしまったドラえもんを救うべく、計画を立てリーダーシップを取るのび太の姿が逞しい。

ヒョーガヒョーガ星人が連れて来た動物がパオパオで、ヒャッコイ博士の着るスーツがジャングル黒べえソックリなのはファンサービス?
ただブリザーガの描写が、どことなく「もののけ姫」に出て来たシシ神(ディダラボッチ)っぽいのは気になった。


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by odin2099 | 2017-03-10 21:37 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(2)
「これは事実に基づくフィクションであり
登場人物の多くは架空である。
劇中における行動や発言は創作であり
実在の人物はいかなる責任も負わない。」

e0033570_21000637.jpg情報が上がって来ず、右往左往する官邸。
専門的知識を持ち合わせていなかったり、危機感の欠如した原子力委員会の面々。
唯一現場とのパイプを持ちながら、それを開示しない電力会社。
決死隊を作り、太陽に蓋をした現場作業員。
何も知らされず、ただ不安な日々を過ごすだけの一般市民。

リアルに描こうとすればするほど、滑稽さが際立って行く。
これはもう、良質なブラックコメディだと思うしかないだろう。

ジャーナリストを主人公にしているが、政府の対応に徹底的に批判的な態度を取るでもなく、また逆に同情的になっているわけでもなく、かといって客観的視点を持ち合わせているのでもないという、狂言回しにもなりきれない立場なのは気になるが(結局彼は何もしない。ただ有象無象の情報に流されているだけだ)、それがかえって当時の混迷ぶりを象徴しているようでもある。

当時の政府に対して擁護する姿勢が目立つという批判の声もあるようだが、その対応の仕方を批判するだけではただの糾弾映画になってしまう。

3・11には是非見て、語り合うべき映画だ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24583047/
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by odin2099 | 2017-03-09 21:00 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_20564454.jpgトリプルX」、「トリプルX/ネクスト・レベル」に続くシリーズ第3弾。主演にヴィン・ディーゼルがカムバック。
半ばリブートに近い新作かと思っていたら、きちんと3作目になっているのには驚いた。

3作連続出演しているのはギボンズ役のサミュエル・L・ジャクソンのみ。
冒頭でネイマール(なんで本人出演?)をトリプルXに勧誘するが、当人はアベンジャーズの勧誘だと思ってたという楽屋落ちネタをかました直後に大爆発に巻き込まれ絶命。事件には恐るべき軍事兵器が絡んでいることが判明する。
そこでNSAは引退していたザンダー・ケイジを探し出して現役復帰。
あれ?2作目で「死んだ」って台詞があったはずだけど。

e0033570_20562428.jpgザンダーはNSAが用意したチームをお払い箱にして、自ら気の合う仲間たちを集めていざ出陣。今までは「007」っぽかったけど、今度は思いっきり「ミッション:インポッシブル」風。
そういや序盤でザンダーに情報を齎してくれるセクシー美女。どっかで見たことあるなあと思ってたら、「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」でチョイ役ながら強烈な印象を残したハーマイオニー・コーフィールドちゃんじゃありませんか。

ところが同じ兵器を狙うグループがもう一組。
これがドニー・イェン(ジャン)、トニー・ジャー(タロン)という強烈な組み合わせに、紅一点のディーピカ・デュコーン(セリーナ)。セクシーでアクションも出来るというインドのスーパー・アクトレス。
で、この二組が互いに先に手に入れようと競い合うのですが、実は事件の黒幕はCIA長官。
ということで二組は最終的に手を組み(実はジャンやセリーナもトリプルXだったというオチ)、追い詰めるものの…

e0033570_20561543.jpg更にその裏で色々画策してるのが、ギボンズに代わって現場の指揮を執るジェーン・マルケだったという二重三重のオチが。演じてるトニ・コレットはなかなかおっかない面構えのお姐さんです。
で、ザンダーたちの絶体絶命の窮地に颯爽と駆けつけるのが、なんとダリアス・ストーン!
前作の主人公!

失敗作だったというのでなかったことにされたのかと思いきや、何とも美味しい登場の仕方。
事前に情報何もなかったので、アイス・キューブが出て来た時にはビックリ仰天。

最後は自分の葬儀にしれっとギボンズが現れ、「死を偽装するのは君だけの特技じゃない」とかなんとか宣い、ああ、やっぱりザンダーって死んだことにはなってたんだな、と見事にシリーズ3本が繋がります。
しっかしこの出方、本当にニック・フューリーだよ、サミュエル。

ドニーのアクションは凄まじく、全編通して文字通り目にもとまらぬ早業を繰り出してるのですが、クライマックスバトルではセリーナとザンダーの相棒アデル(演じてるのはルビー・ローズ)との女性二人のコンビネーションアクションや、メガネをかけたNSAのドジっ娘(実際は兵器開発担当)ベッキー(こちらはニーナ・ドブレフが演じてる)の思わぬ?活躍などなどがあり、全体的に女性の活躍が目立ってましたね。ザンダー・ケイジの存在感すら霞むくらい。

セクシー美女が続々と登場し、ハデなドンパチが炸裂し、と何も考えずに愉しめる一篇。
この際、本格的にシリーズ化しましょうよ。


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by odin2099 | 2017-03-01 21:01 |  映画感想<タ行> | Trackback(10) | Comments(2)
NSAの秘密基地が襲撃され、16名のエージェントが殺害された。
辛うじて脱出したギボンズは服役中の元部下ダリアス・ストーンを脱獄させ、新たな<トリプルX>に任命し捜査を開始する。
事件の首謀者は国防長官のデッカートだった。
彼は軍縮政策を取ろうとする大統領以下の首脳陣を暗殺し、その罪をギボンズやダリアスに被せ、自らは合法的に大統領の座に就こうと画策していたのだ――!

e0033570_19394524.jpgヴィン・ディーゼルが降板し、ギボンズ役のサミュエル・L・ジャクソンと、武器調達係のシェーバース(演:ミヒャエル・ルーフ)のみ続投させ、アイス・キューブを新主役に迎えて製作された「トリプルX」の続編。
NSAのエージェントであるカイル・スティール役のスコット・スピードマンが副主人公格で、ダリアスの元カノ、ローラ(演:ノーナ・M・ゲイ)が一応のヒロインということになるのかな、出番は少ないけど。

ジャケットにデカデカと登場しているセクシー美女のチャーリー(演:サニー・メイブリー)がヒロインなのかと思いきや、彼女は実は悪役でやっぱり出番は多くはない。
初登場のシーンから見るからに胡散臭さ全開だったウィレム・デフォーは、やっぱり悪いデッカート長官役だった。

興行的に振るわなかったので日本ではDVDスルー。
まあ確かにアイス・キューブにヴィン・ディーゼルのような個性や存在感を求めても無理だし、わかりやすくなったものの、ストーリーも今一つ際立つものがないので手放しで褒めるというワケにはいかないが、それでも単純に「失敗作」の烙印を押してしまうのはちょっと勿体ない気が。

ただ前作の主人公ザンダー・ケイジを「ボラボラ島で暗殺された」なんて台詞一つで抹殺しちゃうのは、B級映画の続編にはよくある手だけどこのクラスで適用しちゃうのはどうなのかねえ。
本作のラストでもダニエルは健在だけど、ギボンズやスティール、シェーバースらは「さて次の<トリプルX>を探そう」という台詞で締めくくられるし。

ちなみに<トリプルX>はエージェントのコードネームじゃなく、ザンダー個人のニックネームじゃなかったか?

【ひとこと】
死んだ筈のザンダー・ケイジが主人公の「トリプルX/再起動」、どんな理屈をつけて戻ってくるのやら。


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by odin2099 | 2017-02-25 19:40 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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