【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<タ行>( 260 )

e0033570_19052909.jpgシュワルツェネッガーがターミネーター(ではなく今回は”ガーディアン”)で復帰したシリーズ5作目を観てきました。

ジェイソン・クラークが”人類の救世主”ジョン・コナーを演じ、エミリア・クラークがその母親のサラ・コナー、そしてジェイ・コートニーがカイル・リース役。
イ・ビョンホンがなんとロバート・パトリックに代わるT-1000役で出ていますが、出番は前半のみです。
監督は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を手掛け、TVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』で既にエミリア・クラークと組んでいるアラン・テイラーが起用されています。


T4』でシリーズをかなり大胆に方向転換させたものの、結局支持は得られなかったためか、今回は違う方向へと大きく舵を切ってかなり「禁じ手」と言える要素を持ち込んできています。
ここからはネタバレ全開になりますが、先ずは『T1』、『T2』をなかったことにしたことが挙げられます。


e0033570_19051967.jpg基本のストーリーはもちろん同じなのですが、未来世界から過去世界へサラを援けるためにやってきたカイルは、自分がジョンから教えられたのとは違う世界に戸惑います。そして何も知らないか弱い女性だった筈のサラが、逞しい女戦士と化していることにも。大きく時間軸が変わったことで、当然のことながら『T3』や『T4』の世界は閉ざされました。
一応は発端部分は『T2』の地続きと解釈出来ますので、この世界は『T5』でありながら新しい『T3』ともいうべきややこしいことに。


そして最大の「禁じ手」はジョン・コナーの設定。
機械軍に勝利したと思ったのも束の間、なんとジョンは新型ターミネーターに襲われ機械化されてしまい、自ら過去へ飛ぶとサラとカイルを殺しスカイネットを起動させようと画策します。
つまり今回のラスボスはジョン・コナー! 
これはアイディアだと思いますが、一歩間違えるとシリーズ全否定に繋がりかねませんから思い切ったことをやったものだなあと感心しました。


シュワちゃん演じるT-800が経年劣化してるというのもアイディアもんです。
『T3』では似てはいるものの別型のターミネーターという設定だったようですが、今回は以前よりも過去の時間に飛ばされ、そのままその世界に留まっているために表面上は人間と同じように歳を重ねているということにして、演じるシュワちゃん自身の加齢を納得させるだけでなく、『T1』のフッテージを再利用して若きシュワちゃんを登場させ、シュワちゃんVSシュワちゃんのドリームマッチまで実現させているのです。


e0033570_19050244.jpgタイムトラベル物に付きもののモヤモヤだけじゃなく「あれ、これはどうなってるの?」と思う部分も幾つかありますが、3D映像の迫力もあるし、アクションの派手さ、そして「禁じ手」のどんでん返しと最後まで飽きさせない工夫もあり、実際のところかなり楽しめました。
特にサラ役のエミリア・クラークが出色で、童顔でありながら経験豊富な女戦士っぷりのギャップに萌え
彼女主役でシリーズを続行して欲しいものですが、どうやら本国での興行成績はあまり芳しくないとの噂が…。
新たな三部作になるというような話もありましたが、また白紙に戻ってしまうんですかねえ。
『T4』の時も同じような噂があったのですが。


【ひとこと】
シリーズ5作とも製作・配給会社が違うこのシリーズ、今回手掛けたスカイダンス・プロダクションは他にも「ミッション:インポッシブル」や「スター・トレック」も手掛けているだけに、こちらも何とかして欲しいものです。


【ひとりごと】
タイムスリップ装置、二人の人間を同時に送り込むことも出来るんだ?!
そのおかげで、サラとカイルが全裸で抱き合って転移というトンデモなシーンが出来上がりましたが…(註・喜んでます)。

【もうひとこと】
サラを守るようにプログラミングして1973年(だったっけ?)に送り込んだのは誰だ?


[PR]
by odin2099 | 2015-07-18 19:14 |  映画感想<タ行> | Trackback(30) | Comments(4)

e0033570_20222952.jpgおさらいシリーズの第4弾。
『T3』から地続きの世界なのかはわからないけれど、ジョン・コナーとケイトが結婚していることや、ジョンが『T3』で得た知識を活用していることから、どうやらその延長線上にあると推測できる4作目。
公開された頃は『T3』とは別の時間軸という話が流れていたけれど、結局どうなったのやら。
もっともTVシリーズもあったりで、もう「ターミネーター」というシリーズに整合性を求めるのは無意味なのかもしれん。


単に年齢を重ねたってことだけじゃなく、『T3』とは役者が交代したこともあってジョンもケイトも渋みを増した。
ジョンは抵抗軍のリーダーではないものの、一つの舞台のリーダーを任せられるほど成長し、伝説のカリスマ的指導者の片鱗は見せてくれる。
これでやっと『T1』に繋がるかな。


繋がると言えば、今回はジョンとカイル・リースの出会いも描かれている。
続篇であり前篇でもある、というのがタイムトラベル物のユニークなところ。
ニワトリが先か、卵が先か…。


瀕死の重傷を負ったジョンは辛うじて一命をとりとめたが、マーカスがどうなったのかは不明。
何らかの移植手術を受けたはずだが、本物の(生身の)心臓なのか、それとも機械のパーツだったのか。
もし機械と戦う抵抗軍のリーダー・ジョンが半身機械のサイボーグになっていたとしたら、これはなかなか皮肉の効いた結末なのだけれども。

そのマーカスを演じたサム・ワーシントン、他にも『アバター』やら『タイタンの戦い』やらSF大作に起用されてるのだが、いまいちブレイクしないなあ。


【ひとりごと】
なに?Blu-ray版に収録されてるのは<ディレクターズカット版>なの? 知らなかったよ…:


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/10385901/


[PR]
by odin2099 | 2015-07-15 20:25 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)

e0033570_20525665.jpgおさらいシリーズの第3弾。
あんまり評判良くない『T3』ですけど、アクション娯楽大作としては十分に合格点あげられると思うんですけどねえ。
元々「ターミネーター」って低予算のB級SF映画だったんだから、その流れから言うと『T2』よりも単純なアクション映画としては良く出来てる…は言い過ぎかもしれないけれど、決して駄作扱いすべきでもないと思うんだがなあ。


まあジョン・コナーを演じた役者のルックスとかヒロインのルックスとか、色々と目をつぶらなきゃいけない部分はあるし、あの詐欺みたいなラストシーンを許せるかどうかは議論の余地がありそうだけど、『T1』の焼き直し&セルフパロディに走った『T2』よりは、ストーリー面で工夫の跡が窺えるかな、と。
いや、なんで私ゃこの作品を弁護してるんだろか…(^^;


【ひとりごと】
『T2』のエドワード・ファーロングといい、本作のニック・スタールといい、ジョン・コナーを演じた後に躓いてるのはなんでだろう?
負の連鎖はとりあえず『T4』のクリスチャン・ベールが断ち切ったようだけど。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/10366940/


[PR]
by odin2099 | 2015-07-15 05:05 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)

e0033570_20505460.jpg『ゴーゴー仮面ライダー』として劇場公開もされた「仮面ライダー」13話と同工異曲の、再生怪人軍団+強力新怪人登場! 必殺技敗れる!というパターンのお話で、TV版14話「魔人アリゲルゲと13のドルゲ魔人」の劇場公開版。

まあ子供にはアピールする内容だろうけど、併映は『仮面ライダー対じごく大使』だし『変身忍者嵐』もあるしで、もう少しバラエティに富んだプログラムでも良かったかも。
逆にいっそ『嵐』も再生怪人軍団が登場する14話をチョイスして物量作戦で行くとか?!


バロム爆弾パンチが通用しない相手に対し、バロムワンは大特訓。
その相手を務めるのが松おじこと木戸松五郎。ポジションは立花藤兵衛+滝和也ってとこですかね。
まああんまり役に立ってるような気もしませんが、ライダーと同じ落下する岩を跳ね返す特訓を続けて、遂に編み出した新必殺技が「必殺爆弾パンチ!
…あんまり強そうじゃありませんね。「電光ライダーキック」の方が凄そうなんだけど。


【ひとりごと】
塩屋翼が顔出し出演。
時期的には『海のトリトン』が終わって『ガッチャマン』に出てる頃ですな。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/4386429/


[PR]
by odin2099 | 2015-07-14 04:10 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

新作に合わせてのおさらいですが、<特別編>を観るのは今回初めて。
あ、テレビでやってた時に断片的に観たことあったかな。


e0033570_18551076.jpgお話は基本的に同じです(当たり前か)。
上映時間は公開版の137分から153分に延長。
サラの夢の中にカイルが出てくるなど公開版から削除されたシーンが復活したり、公開版にあったシーンを膨らませたりと様々。
細かいところはもう覚えちゃいませんが、全体的にわかりやすく、見易くなっているように思います。
「蛇足」というよりは、こちらの方が「完全版」という感じですかね。


斬新なSFXを駆使した超大作と当時は思ったものですが、よくよく見るとチャチなミニチュア爆発させたりで、無尽蔵に金掛けてたワケじゃなかったんだなあというのがわかります。
技術的な進歩は致し方ないですが、それでも液体金属の表現は今見てもハッとさせられたり。


サイバーダイン社の研究施設は破壊されたし、資料や残骸も処分されたし、研究者のダイソンさんも死んじゃったし、一応は未来を変えることには成功したのでここで終わりでも良かったんですよね。
でも実は今回もシュワちゃんのお手々の残骸が残っちゃってるので、いくらでも続編を作ることは可能、ってことで。


【ひとこと】
さらに3分長い156分の<拡張特別編>というのもあるんだってさ。


[PR]
by odin2099 | 2015-07-11 18:56 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22403306.jpg『宇宙刑事シャイダー』は2本の劇場版が作られたけれど、続く『巨獣特捜ジャスピオン』と『時空戦士スピルバン』はナシ。ようやく『超人機メタルダー』で劇場版が実現したものの、その後の『世界忍者戦ジライヤ』はまたもや作られず。<メタルヒーロー>物は<スーパー戦隊>よりもスケジュールがタイトなのか、予算の関係なんだろうか?

帝王ゴッドネロスが病に倒れ、ネロス帝国の跡目争いが勃発?というお話なのだが、ここでのヨロイ軍団長である凱聖クールギンの行動がおかしい。初めからクールギンもゴッドネロスとグルだったならともかく、本当に病床にあったらそれを伏せる役回りの筈。平癒を祈祷してる場合じゃないよね。やっぱり「クールギン=帝王の影武者」は後付設定だったのかな。

またメタルダーへの復讐に燃える豪将タグスキー、タグスロン兄弟は、死んだと受け止められる描写があるのだが、これは番外編と捉えるべきなのかな。後にTVシリーズにも再登場してくるあたりが矛盾なのか説明不足なのかがよくわからない。

ヒロインの仰木舞は登場時間の半分以上で水着を着用(もっとも出演シーンは元々少ないのだが)。露出面積は少ないのだけれども、身体のラインがクッキリ出ちゃってるのでなかなかエッチ。映画館でドキドキしちゃった男の子もいたんじゃないのかな。
それにしても水に浸かってるシーンの撮影は本当に寒かったみたいで、唇は変色してるし身体は小刻みに震えてるしでかなり可哀想な状況。夏休み映画だけど、撮影は春先だよね、きっと。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3407611/

[PR]
by odin2099 | 2015-07-01 22:42 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_19060125.jpg<吹替の帝王>シリーズを購入したので早速鑑賞。
日本語吹替音声が4ヴァージョンも入っているので選択に迷うなあ。
ちょこっちょこっと聞き比べをしてみたけれど、同じキャラクターでも声が違ったり、あるいは同じ声でも翻訳台本が違ったりで、同じ作品を多角的に楽しめるのは良い試みでありますな。
このシリーズ、可能な限り多くの作品をリリースし続けて欲しい。


さて、もうすぐ新作公開なのでおさらいで観てみたけど、やっぱり面白いね、これ。
上映時間が108分と比較的コンパクトなのもダレずに観られる程好い分量。
台詞の殆どない無機質なシュワちゃんの演技とは言えない演技も、”哀愁の未来戦士”マイケル・ビーンも、どちらも新星誕生といった按配で初々しい。

リンダ・ハミルトンだけは今一つ好みじゃないので萌えないのだけれども、それでもちょこちょこ露出もあったりでB級ヒロインとしては及第点。超大作としてシリーズ化したのは、もしかすると失敗だったのかもねえ。


過去記事はこちら。
http://odin2099.exblog.jp/10272437/


[PR]
by odin2099 | 2015-06-27 19:06 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_22405976.jpgディズニーにとっては『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に次ぐ今年のサマーシーズンの期待作
…のハズだったのが、いざ蓋を開けてみたら大コケだった?!というハナシ。

わが国でも「大ヒット上映中」との声は聞こえてこないけれど、そもそも認知度はかなり低かったろうし、出てる俳優も名のあるのはジョージ・クルーニーただ一人。
そのクルーニーにしたって決して集客力のあるスターじゃないから、仕方ないっちゃあ仕方ないだろうなあ。


お話の方も「なんじゃこりゃ?」で、意味がさっぱりワカラン。
結局あっちの世界は誰が何の目的で作ったのか、そこにいた人たちは誰だったのか(人類とどういう関係だったのか)、そういう種明かしなどが一切ないもんだから、登場人物たちに感情移入できないし、地球の危機とやらも実感できないままで終わってしまった。
しかも導入部がややこしいというかまどろっこしいというか、観ていて感情をぶつ切りにされた感じ。


救いは健気なAA=アテナ。演じたラフィー・キャシディちゃんの可憐さに免じて良しとしよう。
ケイシー役のブリット・ロバートソンはちっとも17歳には見えなかったけれど(撮影時には実年齢23~4歳くらいだったと思う)、頑張ってはいたからオマケ。


【ひとこと】
吹替版で観たけれど、志田未来はまま及第点を上げられる。
『借りぐらしのアリエッティ』の時も悪い印象じゃなかったから、若手の中ではそっち方面もイケる人材かも。

【ひとりごと】
「スター・ウォーズ」の音楽やキャラクターを堂々と使えるようになったのね。


[PR]
by odin2099 | 2015-06-21 22:44 |  映画感想<タ行> | Trackback(26) | Comments(0)

e0033570_08404572.jpgこの前の前の作品にあたる『ダイナマン』の頃からアニメ的要素を持ち込むようになったけれど、それがかなり実を結んだなと感じたのがこの『チェンジマン』。戦隊モノにまた興味を持ちだしたのもこの頃。
地球守備隊というチェンジマンをバックアップする組織を描いている点もポイント高し。
チェンジマンのメンバーもアニメっぽいといえばアニメっぽい設定かと。


この映画はTVシリーズのクランクインと同時期に撮影してる筈だから、まだまだ俳優さんがキャラクターをものにしていないのだけれども、設定がカッチリしてるせいかキャラが立っているのが凄い。
しかし地球を征服するために地球を灼熱地獄と化すという大星団ゴズマの皆さんの考えがわからないなあ。
そんな地球、何の価値があるんだろう。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/7046790/


[PR]
by odin2099 | 2015-06-20 08:44 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_08384331.jpg「ゴーグルファイブ」「ダイナマン」と春興行が続いていた<スーパー戦隊>が夏興行へ。
しかも「デンジマン」以来の長尺モノでメイン番組扱い。シリーズの人気も復権してきたということなんでしょう。

それに併映作が「宇宙刑事シャイダー」
特撮ヒーローが複数作品公開されるなんて78年の夏興行以来。
どうせなら「星雲仮面マシンマン」の劇場版も作って欲しかったけど、そこまで望むのは酷か。


まあ1984年という年は「ウルトラマン」が2本の映画で復活し、「さよならジュピター」が作られたり、年末には待望の「ゴジラ」新作があったりと、特撮ヒーロー物が復権した年でもあったんだな。なかなか後が続かなかったですがね。


e0033570_22241514.jpg久々の長尺版の<スーパー戦隊>ということですが、ちょっと時間を持て余し気味なのが惜しい。基本はアクションシーンで水増ししてる印象で、もうちょっとドラマ面で盛り上げて欲しかった。
でも坂元亮介以外のキャストの演技力を考えると、この程度で良かったのかも。


【ひとこと】
人質取られてるのに容赦ないな、バイオマン。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/15329657/


[PR]
by odin2099 | 2015-06-06 08:39 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
ブログトップ