【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ハ行>( 243 )

e0033570_1793920.jpg世界の一流サーファーを集めて、2001年から3年かけて地球最大の波を探し出すというプロジェクトに密着したドキュメンタリー映画。
70フィート(21.3メートル)級の波に乗るには、通常のパドリングでは無理。そこでジェットスキーで沖合いまで引っ張っていって波に乗るというトゥイン・サーフィンという方法で挑戦する。気象データの解析などテクノロジーの進化がこのプロジェクトを可能にし、マウイ、タヒチ、スペイン、フランス、コルテスバンクなど世界各地へ死と隣り合わせの挑戦は続く。

サーフィンなんかやらないくせして、サーフィン映画はかなり好き。雄大な自然にチャレンジするクレージーな連中の姿に、理解できないまでも強烈に惹かれるものがあるからだろう。そこでこの映画も、都内ではテアトルタイムズスクエアの独占、しかも3週間限定のレイトショー公開という厳しい条件ではあったが、楽しみに見に行った。
ここは以前アイマックス・シアターだったところで、ミニシアターとしてはスクリーン・サイズがかなりデカイ。一般映画を見るのならば後ろのほうへ行かないと辛いだろうけれど、こういった大自然の迫力を堪能する作品は前の方が楽しめる。洋画の場合は字幕が読みにくいという欠点があるし、この手の映画は吹替版というかヴォイス・オーヴァーでやってくれると有難かったりするのだが

それにしてもそんなに宣伝してるわけじゃなかろうに、土曜の晩ということもあってか結構客が入っていた。みんなどこで情報仕入れているんだろう?
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by odin2099 | 2005-07-31 10:31 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_17305159.jpg他力本願ばかりだった試写会ですが、ようやく自力で当てました。
ワーナー・マイカル・シネマズ合同の試写会だったので、会場は近所の映画館。それでも場内はほぼ満席だったので、よく当たったなぁと今更のように驚いたりして。

内容は原作読んでないと辛い部分もあり、そうは言っても原作読んだのは随分前だったので細かい部分は忘れちゃったし、というところなんですが、真田広之、寺尾聡、佐藤浩市、中井貴一をはじめとするキャスティングが素晴らしいので、見応えも十分。

それより何より「いやぁ、ホントに映画にしちゃったよ・・・」というのが正直な感想ですね。
映画にして欲しいなーと思いつつ、いやこのスケールを映画にするのは日本じゃ無理だ、やってもどうせチャチなものになるさ、なんて思っていましたが、なかなかどうして凄い作品に仕上がってます。
『ローレライ』『戦国自衛隊1549』に続く福井晴敏原作モノですが、個人的には一番納得かな。
続きはサイト(「しねま宝島」)の方へ後で書き込みます。

* * * * *

追記 以下「しねま宝島」より転載
某国工作員と共謀した副長の宮津により、訓練航海中に自衛隊のイージス艦「いそかぜ」が乗っ取られる。艦内にはアメリカが密かに開発した強力なガス兵器<GUSOH>も持ち込まれていた。幹部を残し乗員を全て退艦させ、全ミサイルの照準を東京へ向けて政府に要求を突きつける実行グループ。最新鋭の防空システムを持つ艦を前に、なすすべもない政府首脳。しかし艦内の構造を誰よりも知る先任伍長の仙石は、「いそかぜ」を取り戻すべく密かに艦内に舞い戻っていた。そしてもう一人、艦内には謎の乗組員・如月行の姿も・・・。
宮津副長が反乱を決意したのは何故か? テロリストたちの真の目的は何か? 如月の正体は? そして仙石は「いそかぜ」を奪還することが出来るのか?

e0033570_17312580.jpg公開は7/30からだが、一足お先に試写会にて拝見。
小説読んだときから「映画になれば面白そうだな」とは思っていたものの、「映画化は無理だろうな」「もし映画化されても、しょぼい映画になっちゃうだろうな」と半ば諦めかけていたのだが、見終わった正直な感想は「よくこれだけの映画にしたなぁ」というものだった。
もちろん不満点は多々ある。例えば仙石役の真田広之は原作イメージからすればミス・キャストだし、宮津副長の寺尾聰は部下に慕われているカリスマ的自衛官には到底見えない。そもそも原作の宮津は艦長なのだが、「艦長自ら反乱を起こすという設定はまずい」ということで副官に変更したらしいのだが、その必然性は皆無。結局決起の前に艦長を殺してしまっているので、よりクーデターの正当性が高まったとはとても思えない。それ以外にも原作を改変した部分は多々あり、登場人物の多さから、その個々の関係や背景は原作未読者には甚だわかり辛いという欠点もある。それに小説を読んでいる時はあまり気にならなかったのだが、映画というフィルターを通して見ると、『ダイ・ハード』というか『ザ・ロック』的というか、意外なほど独創性を感じなかったのもマイナス要因かもしれない。
しかし映画的に見れば真田=仙石は正解であり、宮津=寺尾も結果的にキャラクターの人間性というか悲劇性が高まっているのでプラスに作用していると言って良い。中井貴一、佐藤浩市、そして真田といった同世代の役者陣のぶつかり合い。原田芳雄、岸辺一徳、佐々木勝彦、平泉成、安藤政信、原田美枝子、吉田栄作、谷原章介、真木蔵人クラスを大胆に脇に配する贅沢さ。そして一番の要注目キャラである如月を演じた勝地涼のフレッシュさ。どれも映画的に見ての正解というか、見所になっているのだ。
『ローレライ』、『戦国自衛隊1549』、そして本作と今年は福井晴敏のベストセラー小説の映画化が3本続いたが、個人的にはこの作品が一番納得出来た。日本映画にはなかなかないスケール感を味わうためだけでも、映画館に足を運んでみては如何だろうか。
それにしても数年前には、同工のポリティカル・フィクションである麻生幾のベストセラー『宣戦布告』の映画化が、防衛庁や自衛隊の協力が得られずに中途半端な仕上がりになってしまったのとはエライ違いである。今回は防衛庁と海自、空自の全面協力。時代は変わったということだろうか。

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by odin2099 | 2005-07-19 22:57 |  映画感想<ハ行> | Trackback(10) | Comments(4)
また試写会のお裾分けに与りました。
設定一新、シリーズ久々の新作です。

クリスチャン・ベールがバットマン=ブルース・ウェイン、トム・クルーズとの交際が話題のケイティ・ホームズがヒロイン、そしてマイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマン、ルドガー・ハウアー、モーガン・フリーマン・・・と脇を固める豪華な顔触れ。

でも一番注目なのは、渡辺謙でしょう、日本人としては(苦笑)。

e0033570_1573072.jpgただ、ケン・ワタナベ目当てでこの作品を見ると、本筋を見失う可能性大です。
残念ながら、主人公のバックボーンとしての存在感は大きいですが、出番そのものは「その他大勢」に毛の生えた程度。出演時間が短いとは聞いてましたが、ここまでとはね・・・。
しかもそれがもっと分散していれば印象にも強く残ったんでしょうけれど、割りと集中してしまっているので余計あっけなく感じられます。
まぁそれでも胡散臭い役を、どっしり構えて演じていますので楽しめますが。
 × × ×
旧ブログコメント:
>少しなのね…
先日、朝の芸能ニュースで、謙さんが出演しているシーンを見たのですが、もしかするとあれで全カットだったりして…というか、ほとんど見てしまったことになるのかも…。でもその短いシーンのために映画の為に作られたという何トカ語を覚えたそうですね。ちゃんと法則があるので、その法則が分かれば何を言っているかすぐにピンと来るとか。「ツバクカンサルマ!」のようなもの?(笑)
 by 久保田R   Friday, 17, Jun 11:07
---------
>どうやら
ホントにそうらしい・・・?
ビデオが出たら確認しようっと。

 by Excalibur   Saturday, 18, Jun 11:05
  × × × ×

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by odin2099 | 2005-06-15 22:52 |  映画感想<ハ行> | Trackback(15) | Comments(6)
もうじきシリーズ最新作が公開されるのにタイミングを合わせて、第一作目をTVで流していたので久々に見ました。マイケル・キートンの山寺宏一、内海賢二のジャック・ニコルソン、小山茉美のキム・ベイシンガーを始め、大塚周夫、田中信夫、江原正士、内田稔、大木民夫、藤本譲、飯塚昭三らベテランを揃えた<吹替版>は、実に安定していて楽しめますね。これがビデオ&DVD版だと渡辺裕之、デーモン小暮、宮崎ますみという妙ちきりんなトリオを起用しているので、どうにもこうにも居心地悪いんですが。どうせならDVD発売の際には、音源を差替えて欲しかったくらいです。
ただこのTV放送、W杯出場を決めたサッカーの予選中継と見事に被ってしまいましたので、宣伝効果は疑問です。途中で「出場決定」のニュース速報流れてるし(苦笑)。

e0033570_1581650.jpgそれにしても、もう公開から15年。自分の映画に対する見方も随分と変り、今ではジャック・ニコルソンの怪演を楽しむ余地が出てきました。
当時のメモを見ると、自分が望むヒーロー像とは異なるものの、バットマンそのものは肯定的に捉えているんですが、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーには徹底的に嫌悪感を抱いた、とあります。登場人物が肉体的欠損を負うというシチュエーションが絶対的に駄目な自分にとって、ジョーカー誕生の件は正にそれ。ジョーカーにコミカルさを感じるどころか、本能的な恐怖感・嫌悪感からその存在を全否定しようと努めてしまい、極端な話、画面が正視出来ないくらいでした。それこそ彼が陽気に踊るシーンなど見せられた日には、映画館から逃げ出したくなるほどに。
今でもその傾向は強く、主人公が片腕を失う『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』や『スター・ウォーズ/エピソード2~クローンの攻撃~』、両腕を吹き飛ばされる『ロボコップ』あたりでさえ顔を顰めてしまいます。最初からそういった要素が予想出来るホラー映画、スプラッター映画などとは違い、曲りなりにもファミリー映画として公開している作品で描写されるということについては、決して慣れることは出来ないでしょう。
それでもこの作品に関しては普通に見られるようになったということは、感受性が鈍くなったということなのかもしれませんが、おそらくTV放送用にカットされていたという要素も大きかったのだと思います。また初見ではないので、ある程度免疫が出来たということなのかも。

そういえば、あちらでは当時、バットマン=ブルース・ウェインを演じるのがコメディアン(?)ということで不評だったらしいですが、日本じゃマイケル・キートンはさほど知名度もなかったからか、特に違和感なかったですね。あとで他の作品を見て、「そうか、こんな役も演じられるんだ」と逆に感心した覚えはありますけど。
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by odin2099 | 2005-06-12 21:25 |  映画感想<ハ行> | Trackback(9) | Comments(2)
e0033570_1932503.jpg『カントリー・ベアーズ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』に続いて、ディズニーランドのアトラクションを映画化しました!の第3弾。ネタ不足は深刻ですなぁ。

オープニングのタイトルバックがやけに豪華な雰囲気を漂わせているので、「お、これは?!」と期待していると、本編始まるとガクーンと落ちるそのギャップが何とも言えません。天下のディズニー・ブランドなだけに低予算映画ってワケはないですが、肩肘張らずにご家族みんなでどーぞ!という小品扱いなのかも知れません。

もっともご家族みんなで楽しめるかというと、かなり微妙・・・。
ホラーとしてはちっとも怖くないし、コメディとしてもせいぜい微笑(あるいは苦笑)どまりなので、きっと家族みんなで見ると、ほどほどに楽しめるというより、ほどほどにつまんないんじゃないかなーと思います。

主演がエディ・マーフィだということもさらに微妙でして、静のテレンス・スタンプ(執事の役)に対して動のエディという対比は確かに面白いんですけれども、この映画の真の主役はこのお屋敷なわけでして、エディが必要以上に目立ちすぎるのはマイナスでしかないんじゃないでしょうか。宣伝でもエディが主演だということは伏せて、とまで行きませんが控えめでしたので、それならいっそ初めっからキャスティングしなけりゃ良かったのに。エディが主演じゃなかったら、もうちょっと面白くなっていたような気もします
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by odin2099 | 2005-06-07 22:47 |  映画感想<ハ行> | Trackback(4) | Comments(0)
e0033570_8312311.jpg父親は自分の人生をいつも面白おかしく語って聞かせるが、出生の瞬間から他人と違い、幼い頃に魔女と出会って自分の死に方を聞き、生まれ故郷ではスター扱いされ、やがて心優しい巨人と出会って旅立ち、その最中に不思議な街にさ迷い込む。サーカスで働いて不思議な体験をし、母となる女性と運命的な出会いをした後、戦場で大活躍し、セールスマンとしても成功をおさめ・・・という波瀾万丈のエピソードの殆どはホラ話。小さい頃は喜んで聞いていた息子も、成長するにつれそんな父を理解出来なくなり、やがて疎遠になってしまう。しかし父が死期を迎えた今、息子は父親の本当の姿を知りたいと願うようになるのだが、相変らずホラ話を繰り返すばかりの父。だがやがて・・・。

最後は父子の和解というお定まりの結末へと向かうのだが、父親の奔放なイマジネーションの世界に、結局はそれを嫌っていた息子が染まっていき、そして父親のホラ話が単なるホラ話ではなかったことに気付くラストには、不覚にもホロっとさせられた。荒唐無稽といってしまえばその通りだが、見ていると画面に、作品世界の中へ引き込まれてしまう柔らかさ、優しさに満ちた作品である。

e0033570_8315056.jpg父親の若かりし頃を演じたユアン・マグレガーが好演。『スター・ウォーズ』ではアレック・ギネスの若き日を演じている彼が、ここでは”若い”アルバート・フィニーの役なのは少々無理があるように思えるが、見ているうちに段々と気にならなくなってはくる。というよりもむしろ、”老いた”ユアン・マグレガーであるところのアルバート・フィニーの方に違和感がある、というべきだろうか。ただ、ハイスクール時代もユアン・マグレガーが演じているのはちょっと笑ってしまう。その点、『マッチスティック・メン』で24歳にして14歳の少女を演じきったアリソン・ローマンには、女子大生(母の若かりし頃)なんてお茶の子さいさい(?)だ。そして彼女が歳を経てジェシカ・ラングへと変わってゆくのは、何となく納得してしまうのだが・・・。

映画館で見逃したのでDVDで鑑賞したが、吹替版キャストは森川智之、石田太郎、平田広明、唐沢潤、佐藤しのぶといった面々。”ユアン・マグレガー=森川智之”の組み合わせは作品数も多いが、これはなかなかの填り役で安心である。
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by odin2099 | 2005-05-28 23:20 |  映画感想<ハ行> | Trackback(9) | Comments(4)
e0033570_0295725.jpg前作のラストシーンに直結したパート2で、ホラー色は更に弱まり完全なアクション・ムービーとなった。
前作が『エイリアン』なら本作は『エイリアン2』、正しく「今度は戦争だ!」という内容で、単純に比べるならばこちらの方が面白い。
監督もポール・W・S・アンダーソンが『エイリアンVSプレデター』に専念するためにプロデューサーに退いたので、新人へ交替。

今回はミラ・ジョヴォヴィッチ扮するアリスだけではなく、もう一人ジル・バレンタインという新キャラクターが登場。
中心は勿論アリスなのだが、ジルにも充分見せ場というか役割が割り振られているので、ダブル・ヒロイン・アクション物としても出色。
e0033570_0303069.jpgゲーム版をプレイしていないので今一つ実感がわかないが、このジルというキャラはゲーム版の主人公とのこと。
ゲームを楽しんだ人にはその扱いは物足りないのかも知れないが、演じたシエンナ・ギロリーはゲームの映像ソックリに扮してるので、その点ではファンも満足?
他にもゲーム発のキャラが多数取り込まれているようだが、ファンの反応は様々のようだ。

ラストは完全にパート3を踏まえた展開で、製作も決定。今度は劇場へ見に行くかな。
女性キャスターを演じていたサンドリーヌ・ホルトは、かつて『モアイの謎』や『ポカホンタス』(ディズニー・アニメじゃなく実写版の方)で気になる存在だったのだけど、さっぱりわからず。
e0033570_0305268.jpgキャスト表で気付いた次第で、すっかり変わっちゃったなぁ。
また最後の最後にイアン・グレンが出てきたけど、パート3への伏線か。
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by odin2099 | 2005-04-29 23:55 |  映画感想<ハ行> | Trackback(17) | Comments(10)
e0033570_8292981.jpg題名からどんな作品を想像するだろうか?
美術館のガイド的なもの? それとも昨今流行りの美術品や美術史に秘められた謎を解くといったミステリー調の物語だろうか?
実際はそのどちらでもなく、ルーヴル美術館で働く1200名ものスタッフを追ったドキュメンタリーである。

倉庫の中で目当ての作品が見つからず途方にくれるスタッフ、展示スペースをどう活用しようかと悩むスタッフ、人海戦術で美術品を搬入・掲示するスタッフ、展示品を補修するスタッフ、消火訓練や救急医療訓練を受けるスタッフ、厨房や食堂、トレーニング・ルームまで、一般人には窺い知れない巨大な美術館の裏側は一見の価値はある

1990年の作品だが、日本では一昨年の暮れから昨年にかけてようやく公開され、見に行きたかったのだがなかなか時間が合わずに断念したのだが、ただナレーションもなく美術品の直接的紹介もなし、無作為に映し出される映像の羅列は1時間半弱という上映時間にも拘らず、かなり辛い。眠れない夜には最適の一本と言えるかも知れない。
監督はニコラ・フィリベール。
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by odin2099 | 2005-04-29 23:05 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)
e0033570_22475246.jpg前作同様に、こちらもジャンル・クロスオーヴァーな作品である。前半は麻薬犯罪に対するダニー・グローバーの奮闘ぶりが中心で、後半は再び襲来したプレデターとの対決がメインとなる。

アーノルド・シュワルツェネッガーの後任がダニー・グローバーでは些か心もとないというか力不足かなぁというイメージが強いが、これがどうしてなかなかのタフネスぶりを発揮。メル・ギブソン抜きの一人『リーサル・ウェポン』という感じで頑張っている。その理解者なんだか敵対してるんだかわからない上司がロバート・ダビ(出番少ないぞ)、新たに配属されたお調子者の部下(実は結構優秀?)が『エイリアン2』でエイリアンとも戦ったビル・パクストン、そして全てを知るCIAの男がゲイリー・ビジーと脇も曲者が揃っており、変わり映えしないジャングルよりも大都会でのアクションの方が見せ場も派手に作れる、ってんで実は前作よりも単純には面白く見られる。

続編を匂わせるラストだったが、『プレデター3』の企画は頓挫。ただ最近また企画が動き出した、との情報も。

e0033570_821862.jpgところでラストバトルではプレデターのマスクを脱がし、「なんて醜いんだ」と言わせるのがシリーズのお約束になっているが、シュワルツェネッガーやダニー・グローバーの顔を見たプレデターたちも同じことを思ってたりして
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by odin2099 | 2004-12-20 23:55 |  映画感想<ハ行> | Trackback(3) | Comments(0)
南米のジャングルで行方不明となった大臣の救出に、CIAの命を受けて特殊コマンド部隊が出動する。だが彼らを待ちうけていたのはゲリラだけでなく、宇宙から来訪した恐るべきハンターだった。

e0033570_8215340.jpgオープニングは地球に飛来する謎の宇宙船の映像で、SF映画らしい開巻だなと思っていると、タイトル後は荒くれ男たちによるゲリラ掃討作戦が始まり、一体何の映画なんだろうと狐につままれたような気分になる。『コマンドー』『ゴリラ』に続くシュワルツェネッガーの主演作でその延長線上の雰囲気を漂わせているのだが、やがて真の相手である宇宙人が全面に出だすと一転してモンスター・ムービーのムードが高まるというジャンル・クロスオーヴァーな、一粒で二度美味しい作品

透明に偽装して襲いかかる宇宙狩人と、追いつめられ一人また一人と狩られていく特殊部隊員との知力体力駆使しての息詰まる対決を描いている・・・はずだが、結局最後にはシュワちゃんと宇宙怪人が素手で殴り合いをおっぱじめるという、知能指数の低い体育会系映画になってしまった。これがシュワちゃんの持ち味といえばその通りで、変身も特殊装備の強化服も纏わずに怪物に立ち向かえるのはこの人ぐらいなものだろう。もっとも当初は、先ごろ亡くなった『スーパーマン』ことクリストファー・リーヴ主演で用意されていた企画だったそうなので、完成作品とはかなりイメージが違うものだったのだろう。

プレデターのアイディア、アクション・シーンの演出など見るべき点は多いのだが、今一つ盛りあがらない。カール・ウェザースがシュワちゃんのかつての相棒で、部隊を結果的に死地に送ることになるCIAのエージェント役で出ており、よくある裏切り者的キャラクターになっているが、それも実は大臣が行方不明ではなくて機密書類が持ち出されそうになっていた、という程度の可愛いもの(?)で、プレデターの存在を知っていて隠蔽していたとかいうヒネリもないのでかえってまだるっこしい。

プレデターのアイディアといえば、彼らは生体の熱反応を感知して襲ってくるという設定らしいが、途中でシュワちゃんは相手に感知されなくなる。てっきりその直前に水に落ちたので体温が下がったのが原因なのかと思っていたのだが、どうやら偶然身体に付着した泥のおかげらしい(?)というのはちょっとヘン。

尚このプレデター、着ぐるみの中に無名時代のジャン=クロード・ヴァンダムが入っているというのは広く知られているようだが、関係者の証言によればそれはテスト撮影の段階のみで、本編撮影時には解雇されていたということだそうである。また、このデザインの元ネタは、やはりファンからの指摘通り『電撃戦隊チェンジマン』に出てくる大星団帝国ゴズマの副官ブーマだそうだ。
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by odin2099 | 2004-12-19 23:30 |  映画感想<ハ行> | Trackback(6) | Comments(2)

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