【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ハ行>( 237 )

TVシリーズ第15話「青い大要塞!大暴れバリブルーン」を再編集した『秘密戦隊ゴレンジャー』劇場版2作目。


e0033570_20310603.jpg日輪仮面が(レギュラー幹部として)登場し、今回のメインゲスト、虹仮面と対立。
太陽と虹だから何らかの因縁があるのかと思いきや、この二怪人の名前は単なる偶然? 
ライバル心剥き出しにするならそこら辺を絡めればもっと面白くなりそうなんだけれど、そこまで求めるのは酷かな。


今回はアオレンジャーのメイン回。
奪われたバリブルーンを取り戻すべく新命明が孤軍奮闘。

宮内洋がロープウェイで片手宙吊りアクションを披露するのはこれが初めてじゃない(!)が、急にロープウェイが止まったので落下しかけたという恐怖のスタント。
もしかすると「ゴレンジャー」が遺作になっていたのかも…?

ただこのシーン、顔があんまりハッキリ映っていないのが残念。
今はCGで誤魔化せちゃうし、そもそも撮影許可が下りないかな


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/14400850/


[PR]
by odin2099 | 2015-10-14 19:51 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

おそるおそる…という感じで観てきました。


e0033570_09442344.jpgそもそも「ファンタスティック・フォー」をリブートする必要があったのかなあ、というところから不安は始まっています。
2本作られた旧作は、製作サイドが思い描いていた大ヒットではなかったかも知れませんが、決して失敗作ではなかったと思います。役者さんの都合とかもあるのかもしれませんが(なにせヒューマントーチは今やキャプテンアメリカですから)、素直に続編作ってくれればいいのに、というのが素朴な意見。
それとも「X-MEN」とのコラボありきで、世界観を近づける必要性からトーンを調整する必要があったんでしょうかね。


そして伝わってくる製作中の数多のトラブルに、本国公開時や試写会での酷評の数々……
もう完全に腹をくくって観に行きましたとも。


見終わった感想は、というと不安は杞憂に終わったとは言いかねますが、こぞって酷評されるほどではないかな、というところで、マーベルの作品としては標準的な出来ではないでしょうか。
「X-MEN」や「デアデビル」よりつまらないか?と問われれば個人的にはノーですね。


もちろん不満点は多々あります。
まずキャストが地味。元々F4のメンバーはマーベルヒーローでは古参ですから派手さには欠ける部分がありますが、人間ドラマ重視という趣向だったのでしょうが、ヒーロー物にはハッタリも必要。
その点で主役の4人以外の全員に言えますが、ちょっとオーラに乏しいのかなあ、と。


e0033570_09443398.jpgそしてDr.ドゥームを含めてメインは癖のあるメンバー揃い(の割に没個性ですが)で、序盤から中盤にかけてはいがみあいや葛藤があるのですが(リチャードに才能の面でもスーを巡っても嫉妬心を抱いているビクター、ジョニーと父Dr.フランクリンの確執などなど)、中盤以降は急に結束したり離反したりと目まぐるしいので一貫性を書いています。
元のシナリオからしてそんな描写だったのかどうかはわかりませんが、容赦なくハサミが入れられた結果なのかも知れません。


肉体が変化してしまったメンバーの苦悩はちょいとホラーテイストでなかなか面白く、このあたりはミュータントを社会的弱者、マイノリティとして描いている「X-MEN」と共通する部分ですが、その路線で押し通すわけでもなく終盤はごくごく普通にヒーロー映画と化します。
といってもアクションシーンの爽快さや一件落着のカタルシスは全くなく、なんとなーくあっさりと解決しちゃうのは残念というか勿体ないというか…。


なので結果としては「わざわざリブートしなくても良かったのでは」というところに落ち着きます。
早々に続編の製作が発表されていた本作ですが、今のところ実現するかどうかは微妙なようで情報が錯綜しています。
再々度のリブートは(少なくてもすぐには)ないと思いますが、「X-MEN」たちとの共演作も作られるのかどうか。アメリカ以外の興行成績やDVDなどソフトの売り上げ次第といったところでしょうか。


そういえば「X-MEN」とのコラボは当初からアナウンスしていたように記憶していますが、今回特に伏線を張っている様子はなかったですね。
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の方がその点では上手いというか、あざといというか。製作裏側のゴタゴタが表面化してしまったのなら、今後の「X-MEN」とのコラボを前面に押し出して宣伝するという選択肢もあるのではないかなと思いました。

e0033570_09483090.png
【ひとりごと】
堀北真希の吹替、思いの外違和感ありませんでした。
彼女の声質は自然に入ってきますので、意外に向いているのかも。


[PR]
by odin2099 | 2015-10-11 09:48 |  映画感想<ハ行> | Trackback(13) | Comments(2)

e0033570_20310603.jpg2年に亘って放送された人気作品となった『秘密戦隊ゴレンジャー』は、劇場作品も5本公開(といっても地方のみ公開の冬興行作品が2本あるが)。
その1本目がこの第6話「赤い謎!スパイルートを海に追え」の再編集版。


アカとミドだけ先行して出動し残りはお留守番なのはいいけれど、それが失敗しても次の手を打たなかったり、秘密を守る部屋にしてはセキュリティがザルだったり(これならわざわざ設計図を手に入れるまでもないんじゃ?)、色々とツッコミどころはあるものの、「ゴレンジャー」のキャストは子供番組などの経験者が多く年齢も上なせいか、プロフェッショナルというか節度ある大人の集団という雰囲気がある。
近年の「若さ」を売りにしている戦隊とは一線を画していて、そちらに慣れてしまうと異質ではあるが新鮮。
そして困っている時に助けてくれそうだという信頼感にも溢れていると思う。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3393864/


[PR]
by odin2099 | 2015-10-07 20:32 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_00072032.jpgソニーの「スパイダーマン」、20世紀FOXの「デアデビル」「X-MEN」、それにユニバーサルの「ハルク」と製作・配給会社が違っていても、例のパタパタというマーベルのトレードマークが冒頭に出ると何となく統一感が出るのはいいもんですね。
しかしこの「ハルク」だけマーベルロゴが赤地でなく緑地なのが芸コマ。


さてこの作品、堂々たる大作の風格に溢れてます。
主役はブルース・バナーですが、真の主人公はその父デヴィッドといっても過言ではなく、ブルースは父の行動に翻弄されるだけです。
ちなみにデヴィッドというのは、ハルクがTVドラマ化された時の主人公の名前なので(原作ではブライアンというそうな)、端からW主人公という含みがあったのでしょう。


ただその風格が邪魔をしたのか、期待していただけの成績は上げられなかったようで、マーベル・サイドはリブートを決めたわけですが、もしこの作品が大ヒットしていたら、少なくても今見るような形での<マーベル・シネマティック・ユニバース>の展開はなかったわけですから、残念なような結果オーライのような…。


リブート版の『インクレディブル・ハルク』に比べると、ブルースはある程度怒りをコントロールしているようですし、ハルク化しても知識や記憶を失うこともないようです。
それにベティが傍らにいることが多く(実はブルースとベティは元恋人同士ということになってますが)、軍に囚われてるシーンが長いこともあって、孤独な逃亡者という側面は殆ど感じられません。そして基本的には受動的なキャラクターです。


どちらが人間的に深みのあるキャラクターになるか、というのは難しいところですが、この重さを反省して軽快なアクション映画としてリブートした作り手側の考えもわからないではないですね。
能動的・行動的になったからこそ、ブルースが他のキャラクターたちと関わるシーンも自然に感じられますし。


このままで行っても良かったような気もするし、リブートして正解だった気もするし…
う~ん、難しいところです。
ただ、どちらが好きかと言われれば……リブート版の方かなあ、やはり。

e0033570_10191343.png
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8779042/


[PR]
by odin2099 | 2015-09-25 00:09 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_08035214.jpgかつてNASAが打ち上げた、地球外生命体へのメッセージを搭載したロケット。その中に含まれていたビデオゲームの映像を地球人からの宣戦布告と受け取った宇宙人が、そのゲームをコピーした侵略兵器を開発し攻撃を開始した。この地球消滅の危機に立ちあがったのは、当時のゲームチャンピオンたちだった…!


というワケで、今じゃすっかり一般社会からドロップアウトしてしまったヲタクたちが、そのスキルを如何なく発揮して大活躍するというお話なのだが……あんまりワクワクしないのは何故だ?
ここに描かれているヲタクたちがステレオタイプすぎるのか、ダメ人間たちが活躍するのがわざとらしすぎる、如何にもなヲタクたちの理想像すぎるのか――その両方なのかな。


e0033570_08040125.jpgこの作品も予告編を観て凄く期待していたのだけれども、自分にはゲームヲタクの要素が皆無だからなのか、どうもイマイチ。劇中に出てくるゲームも殆どプレイしたことないし、その面白さ、再現度の高さなども理解しきれなかったのが敗因だろうな。

それに主役の吹替が酷すぎて、ちっとも画面に集中出来やしない。
本田貴子に神谷明、沢城みゆき、一城みゆ希、原康義、玄田哲章、山寺宏一etcと、脇にはチョイ役でもかなりの大物を起用してるのに…。 


【ひとりごと】
日本版主題歌もいらないね。
あと原語版で何と言ってるかは知らないが、「あばよ」「モッコリ」「お前はもう死んでいる」とか中の人繋がりの台詞はやめません?


[PR]
by odin2099 | 2015-09-22 08:05 |  映画感想<ハ行> | Trackback(24) | Comments(6)

e0033570_21534039.jpg銀幕でマーベル・ヒーローが大暴れする切っ掛けとなった『ブレイド』の続編。
ヴァンパイアたちに浚われ”父とも慕うウィスラー老人”を救出するシーンから始まるのだが、あれ?この人って前作で死んだんじゃなかったっけ?
ま、いいけどこの人がヴァンパイアにされちゃったんだか、人間に戻れるんだかって思わせぶりな台詞が出てくるので、最後まで「いつ裏切るんだろう?」なんて思いながら観ていたんだけど…なんだかなあ。


ヴァンパイアの新種<死神族(リーパーズ)>が出現したので、さー大変とばかりに宿敵ブレイドと手を組むことにしたヴァンパイアたちは、打倒ブレイドを目的に結成された精鋭部隊「ブラッドパック」の指揮をブレイドに任せて対決させようとしたのだが、メンバー内に内通者がいたり<リーパーズ>が訳ありだったりで話はグダグダ進みます。


最初から伏線貼りすぎて、親切どころか回収し損ねてるんじゃないの?という懸念もないではないけれど、前作から引き続き登場のクリス・クリストファーソンはじめ、ロン・パールマン、ルーク・ゴス、トーマス・クレッチュマン、ドニー・イェンと一筋縄では行きそうもない曲者揃い。
そして前作よりも派手でスタイリッシュなアクション・シーンに、美しいラストシーン…で、なかなか楽しませてくれる。
多少の寄り道はあるにせよ、大筋が一直線な分、前作よりもイケるかも。


【ひとりごと】
前作ラストでちょっといい感じになった姉ちゃんはどうなったの?

e0033570_10191343.png



[PR]
by odin2099 | 2015-08-18 21:55 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(0)

e0033570_21203821.jpg人間と吸血鬼(ヴァンパイア)のハーフとして生まれたブレイドが、吸血鬼ハンターとして活躍するというアクション映画。

マーベル・コミックが本格的に映画界に参入した最初の作品で、いわば同社にとって名刺代わりなのだが、かなりマイナーなキャラになってしまったのは戦略というよりは有名キャラの映画化権を既に各方面に売ってしまったからだろう。


主演はウェズリー・スナイプス、監督はスティーブン・ノリントン。
吸血鬼ハンターらしく銀の銃弾なども使うものの、ブレイドはマーシャル・アーツが専門。
吸血鬼相手のワイヤーアクションもちょっと斬新だった。


マイナーキャラだけに自由度が効いたのか2本の続編が作られ、更に世界観を受け継ぐTVシリーズまで生み出すスマッシュヒットに。次回作の『X-MEN』を経て、今日のマーベル映画化作品隆盛の礎となった。

e0033570_10191343.png


[PR]
by odin2099 | 2015-07-24 06:20 |  映画感想<ハ行> | Trackback(2) | Comments(0)

『ひつじのショーン』って「テレビ点けてやってると見る」程度の認識しかないんですが、長編映画化となると俄然興味が湧いてきて劇場へと足を運びました。


e0033570_23080954.jpgショーンは仲間の羊たちや牧場主、牧羊犬のビッツァーと一緒に毎日暮らしてますが、ある時いたずらを思いついて、寝ている牧場主をトレーラーに閉じ込めて起きないように細工をし、のんびり過ごそうと計画を立てます。
まんまと成功して自由を謳歌しようとした矢先、トレーラーが動き出してしまいビッツァーはそれを追いかけて都会へと彷徨いこみます。
最初はのびのびしていたショーンたちも次第に淋しくなり、牧場主を探して大都会へとやってきますが、ビッツァーは動物収容センターのハンターに捕まり、牧場主はあろうことか記憶喪失にかかっていたのでした。
はたしてショーンたちは無事にみんなで一緒に牧場へと帰ることが出来るでしょうか?


e0033570_23081767.jpg「ウォレスとグルミット」シリーズを引き合いに出すまでもなく、アードマン作品は動きがダイナミックです。
クレイアニメで良くもそこまで、というくらいのスピード感、これはもう職人技なんでしょうね。
そしてお話も決して「お涙ちょうだい」ではないのですが、ちょいホロっとさせられる部分もあったりで、子供向けだとバカにしたもんじゃありません。
全編通じて台詞が一つもありませんが(厳密に言えば喋ったり歌ったりはしてるんですが、何を言ってるのかはわからないようになっています)、それでもきちんと伝わるのも凄いことです。


[PR]
by odin2099 | 2015-07-05 23:11 |  映画感想<ハ行> | Trackback(7) | Comments(2)

最近は<まんがまつり>ブログと化しておりますが、好き好んで<まんがまつり>制覇を狙っているわけではなく、なかなか一般映画を観る時間が取れない欲求不満を晴らしているんでございます……。


e0033570_20505460.jpgさて、菊池俊輔メロディーに中江真司のナレーション、そして悪のボスの声が納谷悟朗、と『変身忍者嵐』は正に”時代劇版”「仮面ライダー」! 化身忍者は改造手術というより魔法っぽいが、それもかえって時代劇っぽくて良かったのかも。
まあ中江さんのナレーションは早口で、時に何を言っているのかわからない時もあるけれど、妙な説得力があるのも確か。わからないなりに子供は納得していたんです。当時は観てませんでしたけどね、裏番組が『ウルトラマンA』だったから。


<東映まんがまつり>で上映されたこの劇場版は、TV版第6話「怪奇!死人ふくろう!!」のお色直し版。
ヒーロー物にありがちな「かつての親友が裏切って襲ってくる」というお話で、その理由付けは「騙されていた」でも「仕方なく(例えば家族を人質に取られている)」でもなく、「実は主人公に対してコンプレックスを抱えていた(嫉妬していた)」というパターン。このパターンの理由付けにはバリエーションが色々あるからね。


「林寛子が可愛い」くらいしか感想はないのだけれども、東京近郊で時代劇に相応しいロケ地を探すのは大変だったろうなあ、とスタッフの苦労に頭が下がります。今ならもっと厳しいだろうなあ。


<過去記事はこちら>
http://odin2099.exblog.jp/7139733/


[PR]
by odin2099 | 2015-07-03 20:55 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

『リトル・マーメイド』を観たので、次は『美女と野獣』行きます!
DVD持ってるけどBlu-rayも買っちゃったくらい大好きな作品。だけど実は3D版がある以外に仕様は殆ど変ってなかったり…(゜o゜)


e0033570_21252630.jpg本編は<スペシャル・リミテッド・エディション版>と<オリジナル劇場公開版>、それに<ワーク・イン・プログレス版>の3ヴァージョンを収録してますが、今回は<オリジナル劇場公開版>をチョイスしました。
何度か劇団四季による舞台版も観ていて、あちらには「このシーン、いらないんじゃないの?」と思う個所が幾つかあるんですが、このアニメ版には本当に無駄がないですね。


アラン・メンケンの音楽もピタリ。
冒頭の「これまでの経緯」を説明する短いシーンに流れる切ないメロディから、一転してベルを大々的に紹介する長い曲への切り替えは、正に掴みはOK! 
この中でガストンの為人にも触れていて、これからの展開を暗示させるのも上手い手法です。ここまでで一気に物語に引き込まれます。


「ビー・アワ・ゲスト」の盛り上がりは舞台版の方が華やかで良いかなあと思わないでもないですし、目の前で繰り広げられる生の迫力は感動ものですが、やはり完成度としてはアニメ版に軍配が上がりますね。
ベルとビーストが踊るシーンに流れる主題曲、からの一気呵成のクライマックス、そして死と再生…
思わず涙する感動のシーンの連続です。
何度でも観直したくなる珠玉の一篇。


過去記事はこちら。
http://odin2099.exblog.jp/8375282/


[PR]
by odin2099 | 2015-06-30 21:28 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
ブログトップ