【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ:音楽( 340 )

e0033570_22511498.jpg渡辺宙明、伊福部昭、佐藤勝、渡辺兵夫ときて、今年5本目のスリーシェルズのコンサートへ。
場所はお馴染み、と言い乍ら毎回毎回迷う渋谷区文化総合センター大和田のさくらホール。
指揮は山崎滋、そして演奏は勿論オーケストラ・トリプティークの皆さん。Twitterもフォローしてくださっております。

第一部は「菊池俊輔音楽祭オープニング曲集」からスタートです。
「Dr.スランプ アラレちゃん」から「ワイワイワールド」、「仮面ライダー」から「レッツゴー!!ライダーキック」、「仮面ライダーV3」から「戦え!仮面ライダーV3」、「新造人間キャシャーン」から「たたかえ!キャシャーン」、「UFOロボ グレンダイザー」から「とべ!グレンダイザー」、「宇宙パトロールホッパ」の主題歌、そして「暴れん坊将軍」からオープニングと立ち回りBGM!

「アラレちゃん」だけ2コーラスでしたが、あとは1コーラスのみ。やはり1コーラスだと物足りないですね。
でも「ライダー」や「V3」は後奏?に中江真司の、「キャシャーン」の前奏には納谷悟朗の、「暴れん坊将軍」では若山弦蔵の、それぞれナレーションが聞こえてくるようでした。
演奏する方は大変でしょうけれど、聴く方としてはオープニング曲集だけで1時間くらい欲しいくらい。
「破裏拳ポリマー」とか「電人ザボーガー」とか「仮面ライダーX」とか「タイガーマスク」とか「アイアンキング」とか「氷河戦士ガイスラッガー」とか「ジャンボーグA」とか…って挙げだすとキリがないので、この辺にしておきます。

続いて「ゲッターロボ組曲」。これが今回の個人的な白眉です。
主題歌から始まり、メカザウルスの出現、ゲットマシン発進、戦闘…と続くと、音楽と共に神谷明の絶叫が甦ってきます。これだけで満足でした。
そして第一部の最後は「バビル2世組曲」。
実は「バビル2世」って放送当時も再放送も見てなくて(ビデオなどで2~3本を見た程度)、音楽が全然わかりませーん。
曲としてはユニークでなかなか面白いものが多いという印象を受けましたが、全くといってよいほど馴染みがないと、こういう時はちょっと辛いですね。同じ東映動画作品に流用されたりしたこともあったんでしょうか?

第二部は「ドラえもん組曲」。
主題歌、サブタイトルブリッジ、そして曲を聴いているだけで、あ、スネ夫が出て来た、ジャイアンが出て来た、秘密道具キター!
…となるのが凄いところですね。
ただ「ドラえもん」も初期の頃や劇場版くらいしかきちんと見ていなかったので、全部の曲に聴き覚えが…というわけではありませんでした。
アンコールとしてプログラムにはなかった「青空っていいな」と「ぼくドラえもん」も演奏してくれたのですが、「青空っていいな」が使われてた頃はもう全然見ていないので全く馴染みがありません…。

最後は今回のコンサートの目玉、「ドラゴンボールZ組曲」。「ナメック星編」中心に構成したものとのことで、演奏時間も最長だったのでは?
しかしこれこそ馴染みがないどころか全く見たことも聴いたこともない作品なので、途中で……

アンコールはもう恒例になってますけれど、みんなで歌いましょうのコーナーです。
レッツゴー!!ライダーキック」、「バビル2世」、「ゲッターロボ!」。
勿論歌詞カードなんか見なくても歌えます。やはり燃えます!菊池俊輔メロディー!!

ということで素晴らしい演奏を十分堪能はしたのですが、個人的にはちょっと辛い選曲・構成のコンサートだったかなあ…。
その辺りは次回以降に期待したいと思います。
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「宇宙円盤大戦争」「グレンダイザー」「大空魔竜ガイキング」あたりは組曲でじっくりと聴きたいですし、仮面ライダーシリーズのバトルミュージック・コレクション的なコーナーもあると嬉しいなあ。
「V3」とか「X」とか挿入歌にも燃える曲が多くアクションシーンを盛り上げていましたからねえ。
時代劇では「長七郎天下ご免!」と「若大将天下ご免!」を是非にも!
――などと妄想は果てしなく広がるのでありました。

客席には例によって宙明先生のお姿がありましたが、菊池俊輔先生はいらっしゃらなかったのかな。


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by odin2099 | 2017-11-11 22:55 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ソロアルバムをリリースすることはなかなかなくなってきているものの、ここ数年CDそのもののリリースは増えてる印象の松井利世子。
今年の春にこんなアルバムが出ていることに最近になって気付いた。
ハープの清水彩華とのデュオ・アルバムで、二人は高校、大学の同級生とのこと。
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収録されているのは――

 1. ロッシーニ:アンダンテと変奏 ヘ長調
 2. モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
 3. カッチーニ:アヴェ・マリア
 4. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅰ
 5. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅱ
 6. クライスラー: テンポ・ディ・メヌエット
 7. サンサーンス:白鳥
 8. ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 9. マックスウェル:引き潮
 10. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第1楽章
 11. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第2楽章
 12. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第3楽章
 13. マスネ:タイスの瞑想曲

ヴァイオリンとハープという組み合わせをじっくり聴くのはもしかすると初めてかもしれないが、双方が出しゃばって打ち消し合うこともなく、互いに引き立て合って奏でられる演奏は美しい。
ピアノとは違う繊細で優しいハープの音色は、案外バイオリンに合うのだなと認識を新たに。

「ニュー・シネマ・パラダイス」、「白鳥」、「引き潮」、「タイスの瞑想曲」…
初めて聴く曲も多く、そういった意味でも新鮮だったけれど、やはり白眉は「カッチーニのアヴェ・マリア」。
これは泣ける…。


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by odin2099 | 2017-11-10 22:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
7年ぶりのオリジナル・アルバムは、ソニー・ミュージック移籍第1弾でもあるとのこと。
3つのパートに分かれていて、いずれも和洋折衷の妙味が楽しめます。
「展覧会の絵」を和楽器で演奏するなんて、なかなか思いつかないだけに新鮮。
何曲かは再演奏版だけれど、既存のアルバム収録Versionnとも一味違ってます。
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【赤の月】
1.月のワルツ
2.赤い月
3.恋のアランフェス ~レッド・ヴァイオリン 「アメノウズメ」編
4.流浪の女
5.大地の歌
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【真白の月】
6.ホワイト・レジェンド「復活」 ~「白鳥の湖」より~
7.時の彼方に
8.展覧会の絵 ~日本の情景~
9.草原の弓
10.さくら
11.宵待の月
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【群青の月】
12.群青の宙
   (BS フジ「小山薫堂 東京会議」特別編エンディングテーマ)
13.ミッドナイト・ロード
   (映画「ミッドナイト・バス」テーマ曲)
14.流星
   (「ジャコメッティ展」テーマ曲)
15.夕顔 ~源氏物語より~ 「平安」編
16.Polo ~7 つのスペイン民謡より~
17.ブルーバード ~尺八ver.~
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それにしてもジャケットの写真、エロすぎるんですけど…(^^;


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by odin2099 | 2017-11-08 18:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
こちらは一足早いクリスマス用のコンピレーション・アルバム。
まだ出たばっかの新譜です。

収録曲は
 1.そりすべり
 2.ウインター・ワンダーランド
 3.シンコペーテッド・クロック
 4.ジングル・ベル
 5.行進曲~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 6.トレパーク~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 7.花のワルツ~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 8.クリスマス・キャロル・メドレー:荒野の果てに~諸人こぞりて~牧人ひつじを
 9.おもちゃの兵隊の行進曲
 10.サンタが街にやってくる
 11.ホワイト・クリスマス
 12.主よ、人の望みの喜びよ
 13.高き御空より我は来たれり
 14.目覚めよと呼ぶ声が聞こえ
 15.ブランデンブルグ協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047 第3楽章:Allegro assai
 16.ハレルヤ・コーラス
 17.アヴェ・マリア(バッハ=グノー)
 18.星に願いを
 19.アヴェ・ヴェルム・コルプス
 20.きよしこの夜
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加羽沢美濃さんのピアノがあったり、アキラさん指揮:大阪フィルの演奏があったりが珍しいところ?
しかしあんまりクリスマス・ムードが感じられないのは何故だろう?
選曲(曲というよりも演奏)や構成のせいだろうか。


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by odin2099 | 2017-11-06 20:18 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
タイミングを逸しちゃいましたけど、こんなCD見つけました。
うーん、先週なら良かったんだけどなー。
以前紹介した「クラシカル・クリスマス・ナイト!」の姉妹編といったところでしょうか。帯に宣伝が載ってました。
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10曲ずつの二つのパートに分かれてるらしく、<WONDER>と名付けられてる前半部分は――

 1. 「オペラ座の怪人」~序曲/A. L. Webber
 2. 前奏曲 嬰ハ短調「鐘」/ S. Rachmaninov
 3. 歌曲「魔王」/F. Schubert
 4. 山の魔王の宮殿で[付随音楽「ペール・ギュント」より]/E. Grieg
 5. 交響詩「禿山の一夜」/M. Mussorgsky
 6. 小人の行進(抒情小曲集 第5集より]/E. Grieg
 7. 怒りの日[レクイエム ニ短調より]/W.A. Mozart
 8. 組曲「仮面舞踏会」~ワルツ/A. Khachaturian
 9. 交響詩「魔法使いの弟子」/P. Dukas
 10. ドラマ「ミステリー・ゾーン」~テーマ The Twilight Zone/M. Constant

ラフマニノフの「前奏曲 鐘」って今回初めて聴いたかも?
なかなかドラマティックで、これ、「宇宙戦艦ヤマト」で使っても違和感なさそう…?
モーツァルトの「怒りの日」は、最近じゃCMなどで多用されてるからちょっとコミカルなイメージが付いちゃってる気がします。
ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」は近年、フィギュアスケートですっかりお馴染み。

後半の10曲は<MYSTERY>、こちらは――

 11. ヴァイオリン・ソナタ ト長調「悪魔のトリル」第2楽章 アレグロ/G .Tartini
 12. 妖精たちの行進曲 [劇音楽「真夏の夜の夢」より]/F. Mendelssohn
 13. 組曲「動物の謝肉祭」~水族館/C. Saint-Saëns
 14. バレエ「眠りの森の美女」~ワルツ/P. Tchaikovsky
 15. グノシエンヌ 第1番/E. Satie
 16. 操り人形の葬送行進曲/C. Gounod
 17. こんぺい糖の踊り[バレエ「くるみ割り人形」より]/P. Tchaikovsky
 18. 精霊の踊り/C.W. Gluck
 19. 火祭りの踊り[バレエ「恋は魔術師」より]/M. Falla
 20. 映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」~ハリーの不思議な世界/J. Williams

こういったコンピレーション・アルバムの良さは、新発見、再発見があること。
メンデルスゾーンもサン=サーンスも、サティやグルックの曲も、聴いたことはあるもののあまり馴染みがないものだったので、凄くお得な気分になりました。
グノーの「マリオネットの葬送行進曲」といえば「ヒッチコック劇場」。前半に「ミステリーゾーン」のテーマが入っているのと対比されてるんでしょうかね。

以前にも「恐怖音楽」集みたいなアルバムは聴いたことがありますが、ハロウィンはおどろおどろしいだけではなく、どことなくコミカルというかユーモラスがあるのが特徴というところでしょうか。
こういう企画モノ、どんどん出して欲しいものです。


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by odin2099 | 2017-11-04 18:40 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_19394001.jpg割と最近コンサートへ行ってたように記憶してましたけど、振り返るとけっこう久しぶりの12人のコンサートでした。
前回行ったのも、このサンアゼリア大ホールだったかなあ。

ちさ子さんのみステージに登場し、12人の面々は客席から登場するパターンのオープニングはどうやら定着した模様。
途中で12人の自己紹介&バイオリンの奏法披露、というのももうお約束ですね。
しかし2年目、3年目のメンバーが何人かいて、顔と名前がなかなか一致しません。個性豊かでユニークな顔触れがそろっているのですがね。

いつの間にか加入し、一度もステージでお目にかからないうちに卒業しちゃった人もいるみたいで、今年が結成11年目とはいえメンバーの変動はなかなか激しいです。
しかも公式HPなどではメンバーの異動、変遷については触れられず、何人かが公式ブログやTwitterでコメント残すのみなので、全貌がなかなかつかめないのが辛いところ。

e0033570_19433620.jpg後半ではちさ子さん抜きの演奏があったり、「バイオリン・コーナー」でステージに上がった方が、思いの外上手にこなして意外にスンナリ進行したり、でも結局は予定時間をオーバーしての相変わらず愉しいコンサートでした。
重層的、多角的に聴こえてくる「モルダウ」など、12人ならではの迫力です。

【追伸】
譜めくりのお姉さんが美人だったなあ。


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by odin2099 | 2017-10-15 19:45 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
渡辺宙明、伊福部昭、佐藤勝に続いて今年4本目のスリーシェルズ企画のコンサートへ。
会場は新宿文化センター、演奏は松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘)、特別ゲストが前川陽子、トークゲストが藤田純二、司会は貴日ワタル、アシスタントが向井理絵

オープニングは前川陽子の歌う「キューティーハニー」
この人のパワフルヴォイスは衰え知らず。歌い方の変化は致し方ない面もあるものの、それほど崩すことなく当時のイメージ通りに歌ってくれるのはファンとしては嬉しいことだ。

続いて「白い巨塔」組曲
何度か映像化された作品だが、渡辺兵夫が担当したのは1978年に田宮二郎主演で作られたドラマ版。ただ残念乍ら一度も見たことがなく、よってこの音楽も今回初めて聴いた。時期的には「機動戦士ガンダム」の前年ということもあり、ちょっと似た感じのフレーズもあるなと感じた。

e0033570_21542531.jpg次が「バカ田大学校歌」(♪都の西北 早稲田の隣り~というアレ)、そして「天才バカボン」組曲
再放送で見てはいたけれど、どちらかというと「元祖天才バカボン」世代なもので音楽には殆ど聴き覚えなし。

そして一部のラストは「巨人の星」組曲
今回のコンサートで演奏される組曲の中ではおそらく最長。構成者の趣味剥き出しといったところだが、途中に青雲高校の応援歌「青雲健児の歌」も挟み、ドラマティックに盛り上がる曲あり、リリカルでセンチメンタルな曲あり、緊迫感溢れる曲あり、と聴いているだけで場面が浮かんでくる。外連味溢れる大仰な演出は、これらの名曲が支えていたのだと改めて感じた。

第二部は渡辺兵夫が手掛けた主題歌の数々からスタート。
「アルプスの少女ハイジ」の主題歌「おしえて」「フランダースの犬」「よあけのみち」をそれぞれインストルメンタルで演奏した後は、再び前川陽子登場で「魔女っ子メグちゃん」
欲を言えば「ハニー」も「メグちゃん」も、オープニングテーマだけじゃなくエンディングテーマも歌って欲しいところだけれども、それは次回のお楽しみにとっておこう。

そして「機動戦士ガンダム」組曲
この作品は弟子にあたる松山祐士との共作なので、当初は渡辺兵夫の曲のみで構成する予定だったらしいが、作品全体から選曲することに方針転換。
結果、割合としては殆ど松山祐士の曲ばかりになったものの、「ガンダム」の代表曲は概ね網羅されていると言えそう。こちらもいつか完全版の組曲を聴きたいものである。

アンコールは例によって皆で歌おうという趣向。
「機動戦士ガンダム(翔べ!ガンダム)」、「巨人の星(ゆけゆけ飛雄馬)」、「天才バカボン」を歌った後で、前川陽子を迎えて「魔女っ子メグちゃん」と「キューティーハニー」。
最後まで元気一杯、トークもノリノリの前川さんだった。

演奏は相変わらず素晴らしいものだったが、気になったのは客の入り。
このホールは1800席ぐらいあるのだが、どれくらい入っていたのだろうか? 二階席の様子はわからないが、一階席は半分も埋まってなかった印象。
アンコールもいつもは総立ちだが今回は斑でノリも悪く、アンケートによれば二回目開催の可能性もあるようだが、これでは実現は難しそうだ。

都合がつき、無事にチケットが取れれば、年内にもう一度スリーシェルズのコンサートに行く予定。こちらは満員盛況となるかどうか。

そういや今回も宙明先生いらしてましたな。


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by odin2099 | 2017-09-03 21:57 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
オーケストラ・トリプティークのコンサートへ行ってきました。
場所はお馴染み、渋谷区文化総合センター大和田のさくらホール。
…といいつつ、毎回迷うんですけどね、渋谷駅から出る時に(^^;
ああ、渋谷駅はダンジョンだ。

伊福部昭、渡辺宙明のコンサートをそれぞれ何回か聴いてきましたが、芥川也寸志や黛敏郎はよくわからないのでパス。
今度はいつかなあ、なんて思っていたところ、佐藤勝を取り上げるということでいそいそと参上。

e0033570_21200024.jpg第一部は山田洋次監督作品「幸福の黄色いハンカチ」からスタート。
続いて名コンビともいえる岡本喜八監督作品から「独立愚連隊」、「肉弾」、「吶喊」。
そして最後は黒澤明監督作品の中から「隠し砦の三悪人」、「用心棒」、「赤ひげ」。

実を言うと、この中で見たことある作品は「独立愚連隊」、「隠し砦の三悪人」、「用心棒」の三作だけ。
知らない曲の方が多いプログラムとなってしまいましたが、逆に知らないから新鮮。「赤ひげ」とか「肉弾」とか、こんな綺麗なメロディー使われていたんだなあ、と感動しました。

第二部はとにかく「ゴジラ」、ひたすら「ゴジラ」。
ゴジラの逆襲」メインタイトルに続き、「ゴジラの息子」組曲、そして圧巻の「ゴジラ対メカゴジラ」へ!

「ゴジラの息子」の冷凍ゾンデ実験のシーンにかかる軽快なメロディも好きなんですけど、やっぱりメカゴジラ登場シーンは格好良いっすなあ!
テンション上がりまくります。

アンコールはその「メカゴジラのテーマ」と、後は上がった血圧を鎮静化させるために、と「赤ひげ」から。
若干空席目立ちましたけど、客席にはご家族や所縁の方、著名人のファン等々かなり豪華な顔触れが並ぶ素敵なコンサートでした。
アンケートでリクエストを募っていたということは、次もあるんでしょうかね。
「椿三十郎」や「独立愚連隊西へ」と共に、誰もリクエストしなさそうな(?)「地球へ…」、「戦国野郎」、「雨あがる」なんていうところを書いておきましたが、採用されますかどうか……。

次回のスリーシェルズ、オーケストラ・トリプティークのコンサートは9月の「渡辺兵夫音楽祭」へ行く予定ですが、今後の予定表を見ると11月に「菊池俊輔音楽祭」! 
そして来年4月には「伊福部昭百年紀Vol.6」もあるようで、こりゃあ楽しみが増えました。


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by odin2099 | 2017-07-31 21:22 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_19441063.jpgスケジュール表をチェックしていて、久々に幸田さんのコンサートに行けそうだ、と思っていたのだけれど、よくよく見たら、え?村治さんとジョイントコンサート?!

ピアノの藤満健さんはわかりますけれど、まさかまさかの「村治佳織」の名前。
そもそもソプラノ歌手とギタリストという組み合わせ自体が珍しいと思いますが、これは想像もしなかった”夢の共演”!

ということで紀尾井ホールへ行ってきました。
ここは座席数が800席くらいらしいですが、SOLDOUTで当日券も出ておりませんでした。
流石に人気者同士の競演だけのことはあります。

プログラムの第1部は
◆モンテヴェルディ:オペラ 『オルフェオ』より“私は音楽”(ソプラノ+ピアノ)
◆ヘンデル:オペラ 『ジュリアス シーザー』より
 “2つの瞳よ”/“それにしてもこう、1日のうちに~わが運命を嘆こう”(ソプラノ+ピアノ)
◆J.S.バッハ/グノー:「アヴェ・マリア」(ソプラノ+ギター)
◆J.S.バッハ:プレリュードとフーガ BWV 998より(ギター)
◆J.S.バッハ:カンタータ第51番『すべての地にて歓呼して神を迎えよ』より
 第1曲アリア”全地よ、神に向かいて歓呼せよ”(ソプラノ+ピアノ)

第2部は 
◆マンシーニ(編曲:藤満健):ムーンリバー(ソプラノ+ピアノ+ギター)
◆E.クラプトン&W.ジェニングス:ティアーズ・イン・ヘヴン(ギター)
◆ハーライン (編曲:藤満健):星に願いを(ソプラノ+ピアノ)
◆R.ロジャース(編曲:藤満 健):『サウンド・オブ・ミュージック』よりメドレー(ソプラノ+ピアノ+ギター)
でした。

ギターの音色と幸田さんの声の相性はなかなかのもの。そしてこれにピアノが加わると無敵です。
最初にこのコラボが実現したのは第2部冒頭の「ムーンリバー」でしたが(これ、最初は藤満さんだけステージに登場してピアノを弾きはじめ、途中から幸田さん村治さんが参加する、という構成でした)、藤満さんのアレンジも素晴らしく、しばらくぼーっと聴き惚れてしまいました。最後の「サウンド・オブ・ミュージック」も圧巻でしたね。

アンコールはドヴォルザークの「家路」。
今回が初コラボだそうですが、次にも期待したいところですね。
なんといっても美女二人のステージは華やかですし。


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by odin2099 | 2017-06-25 19:46 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
渡辺宙明コンサートも順調に回を重ねていますが、伊福部昭コンサートも続行です。
今回も場所は渋谷区文化総合センター大和田4階のさくらホール。
駅から微妙な距離、そしてちょっとわかりづらい場所にあるのが玉に瑕ですね。
いや、何度も行ってる癖に毎回迷ってるのは自分だけ?
確かに新宿池袋はOKだけど、渋谷は苦手なんだよねー、昔から。

さて今回も演奏はオーケストラ・トリプティーク、指揮は松井慶太さん。
主催である伊福部昭百年紀実行委員会の実行委員長に名を連ねているのは、おおっと、中野昭慶監督?!
だからこの方が(客席から)開会宣言をしてたのね。
ムトウユージ監督とのプレトークもグダグダでしたけど…。

e0033570_19515951.jpgプログラム前半は「PR映画」組曲「大魔神」組曲「キングコングの逆襲」組曲
「PR映画」組曲というのは伊福部先生が担当した複数のPR映画から構成されたもの。CM音楽ということではなく、あくまで企業PRの為に作られた映画に付けられた音楽ということらしいです。
どこかで聴いたようなメロディが連発するので聴いていて飽きませんが、元々どんな映像に音楽が付いていたのかは気になりますね。

「大魔神」組曲はこのコンサートでは初めての大映映画からのセレクト。楽譜が残っていない曲を復元しての演奏、というのも本コンサートシリーズでは初めてのことかもしれません。
「キングコングの逆襲」組曲の演奏前にはゲストとして宝田明さん登場。
司会の小林淳さん曰く「ゴジラとキングコング、両方と戦った唯一の人」。そういえばそうでした。
話し足りなくて残念そうな宝田さんでしたが、演奏終了後のサプライズ、なのかな?ゴジラのテーマを絡めてのハッピーバースデーの演奏(昨日がお誕生日)には感極まって涙ぐむ一幕も。
御本人も乗り気でしたが、ハリウッドで作られるという”GODZILLA VS KONG”、出来れば出て頂きたいものです。

プログラム後半は「怪獣総進撃」組曲から。
客席にはこの作品のヒロイン真鍋杏子を演じた小林夕岐子さんのお姿も。
そして最後は「伊福部昭百年紀」組曲
これは「シン・ゴジラ」劇中に流用された伊福部音楽をメドレーで演奏しようという今回の目玉商品。
しかも台本には明記されながら実際には使われなかった「宇宙大怪獣ドゴラ」の「航空隊攻撃開始」も入れ込んでの特別ヴァージョンとのこと。そうかあ、ヤシオリ作戦中にこのメロディが流れる可能性もあったんですねえ。それはそれで聴いてみたかったものです。

アンコールは2曲を用意し、客席の拍手の大きさによって決めるという新しい趣向。
1曲は「怪獣総進撃」組曲からマーチ、そしてもう1曲は「伊福部昭百年紀」組曲の中の「怪獣大戦争」マーチからの「ゴジラVSメカゴジラ」というメドレー。
自分は前者に一票を投じましたが、実際に演奏されたのは後者でした。

今回は早めにチケットを取った関係で、前の方の真ん中の席が取れてしまいましたが、周りは関係者と思しき方々ばかりでした。後ろには某画伯夫妻がいらっしゃいましたし(そういえば宙明先生のコンサートの時は、後ろの席が某漫画家兼アニメーターの方でしたが)、宙明先生ご自身もいらっしゃいましたねえ。
これはどちらの先生のコンサートも、まだまだ続くぞ、という解釈で宜しいでしょうか?
その節はオーケストラ・トリプティークの皆さん、また素晴らしい演奏をお願いします!

さて、次は佐藤勝音楽祭だ。
e0033570_20165249.jpg
【ひとこと】
演奏中に携帯電話を鳴らす、という失態をやらかした人が近所にいました。
ライヴCDで音を拾われてなけりゃいいんですが。


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by odin2099 | 2017-04-30 19:54 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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