【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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『血の本』や『ヘル・レイザー』などでファンの多いホラー作家のクライヴ・バーカーが、初めて挑戦したというファンタジー小説です。
といっても、書名も著者名も知っていますが、読んだことはありませんし、今のところ読むつもりもありません(笑)。
なのでそのことがどれ程の”事件”なのかはわかりませんが、かなり話題になっていたようです。

僕が気になったのは、『オズの魔法使い』『ナルニア国ものがたり』の影響を受けて書かれた、ということと、全4部作構想で既にディズニーでの映画化が決まっている、ということでした。
翻訳が出たのは2002年の末のことだったと思いますが、帯にも「ディズニー映画化」の文字が躍っていますし、2004年クリスマスに公開、なんていう具体的な話もありましたっけ。とっくに2004年のクリスマスは過ぎてしまいましたが、さて、どうなってしまったのでしょうね?
確か去年の秋ごろには、脚本家が決まったのどうの、というニュースも流れていたいましたけれど、最近は話題にもなっていません。
一頃はファンタジー小説の映画化権を取ろうと躍起になっていたディズニーも、結局は『ナルニア国物語』映画化に一枚噛むことになったので、優先順位が下がったのかもしれません。

e0033570_0154765.jpgそれはさておき、ハードカバーで現在2巻まで翻訳が出ているこのシリーズですが、クライヴ・バーカー自身の手になる挿絵の素晴らしさもあって買ってしまったのですが、そのまま打っ棄っておいたら最近1巻が文庫本になってしまいました(苦笑)。
買い直すのも癪ではあったんですが、やはり手頃なんで購入。読んでみました。

お話を簡単に説明すれば、異世界<アバラット>に彷徨いこんだ少女キャンディの冒険物語、ということになるのですが、一つの時間ごとに一つの島があるというこの不思議な世界の設定、これがまずピンときませんでした。
登場するキャラクターも一癖も二癖もある連中ばかりですが、その造型も含めて作者の奔放なイマジネーションの嵐には翻弄されっぱなしで、つくづく自分は想像力が乏しいなぁと痛感した次第です。
まだまだ物語は端緒に着いたばかりということもありますが、どうも今ひとつ馴染めません。これで2巻、3巻、そして完結の4巻まで読めば納得出来るのでしょうかねぇ。ちょっと不安ではありますが、でもせっかくの乗り掛かった船、最後まで乗って行きたい気持ちは充分にあります。
また、読む前は『ハリー・ポッター』の肖り作品なんじゃないの、と思ったりもしたんですが、ちょっと毛色が違います。ああいうテイストを求めている人には全く向かない作品だと思います。

なお挿絵が素晴らしいと書きましたが、残念ながら文庫本では全て割愛されてしまっています。この挿絵あっての『アバラット』ですから、これから読もうかなと思っている人には、なるべくなら文庫本ではなく、ちょっと大変ですけれどもハードカバーの方をお奨めしておきます。
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by odin2099 | 2005-11-30 22:58 | | Trackback | Comments(0)
昨日の高嶋ちさ子つながりで、CDもご紹介。
CDデビュー10周年記念なんだそうで、最近彼女のベスト盤が2枚も発売されました
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1枚目は<クラシカル・セレクション>と題されたもので、チャイコフスキーの「花のワルツ」や、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」、エルガーの「愛の挨拶」、ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」等々、曲名を聞いただけではピンと来ない人も、おそらくメロディーを聴けば「ああ、これか」と思うであろうような曲が、全部で15曲が収められています。
中にはサルトリ・フランチェスコの「タイム・トゥー・セイ・グッバイ」などという最近のヒット曲もありますが、これが全く違和感ないのが凄いところですね。勿論原曲の良さもあるのですが、他の純然たるクラシック曲がかなりモダンなアレンジを施されているからでもあります(おっと、”モダン”ってもう死語ですか?)
この中でのお気に入りはフォーレの「シシリエンヌ」、そして何と言ってもカッチーニの「アヴェ・マリア」ですね。「アヴェ・マリア」は数あれど、自分にとってはカッチーニ版が最高です。
実はこの曲の存在を知ったのは割りと最近で、本田美奈子のアルバムの表題曲になっていたからなんですが、それ以降色々な演奏を楽しんでいます(先日追悼の意をこめて、改めて本田美奈子の歌で聴いてみましたが、やはり心に響くものがあります・・・)

もう1枚は<クロスオーバー・セレクション>
こちらにもJ.S.バッハの「主よ人の望みの喜びよ」や、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」などのクラシック曲はありますが、彼女が司会していたTV番組『芸術に恋して』のテーマ曲「シンバ」(大島ミチル作曲)や、ポール・マッカートニーの「LIVE AND DIE」(『007/死ぬのは奴らだ』の主題歌)、バート・バカラックの「雨にぬれても」、それに『となりのトトロ』などなど、名前に恥じないくらいごった煮の選曲がなされています(こちらも全15曲)。彼女自身が作った曲も入っていますので、多角的多面的に彼女を知るには格好のサンプル盤かも知れません。

とまぁ色々と書いてみましたが、やはりクラシックということで「敷居が高い」と感じてしまう人は多いのでしょうね。
彼女のソロアルバムだけではなく、フジテレビの軽部真一アナと組んだ「めざましクラシックス」や、コンポーザー・ピアニスト加羽沢美濃とのユニット「CHISA&MINO」からも選ばれているだけあって、純粋なクラシックの名曲アルバムとは呼べない、一筋縄ではいかない作品揃い(苦笑)。この弾け具合は、むしろクラシック初心者というか、クラシックに関心が薄い人にこそ相応しいと思うのですが。
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by odin2099 | 2005-11-29 22:50 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_16592732.jpgここは”映画鑑賞ブログ”というわけではないので(苦笑)、たまには最近読んだ本の紹介なんぞをしてみたいと思います。

本屋さんを覗くと、最近は初心者向けのクラシックのガイド本が沢山並んでいます。
そんな本を手に取りながら、「さて、どれから聴くのがいいんだろう?」なんて悩んでいる人もいるかもしれませんが、僕に言わせればそんなのは邪道です!(笑)
クラシックに限らず音楽というものは、無理矢理聴くものじゃありません
自然に耳に入ってきたときに馴染むかどうか、それが大切なんだと思います。
だからクラシックに興味を持ち始めた人は、ガイドブックを手にするよりも、喫茶店などに入ってBGMに耳を傾けるか、FM放送でも流しっ放しにしておいた方が、手っ取り早いように思います。
またガイドブック一冊買う余裕があるのなら、廉価盤の名曲集のようなCDも出てますので、それを買って聴いてみるのも良いでしょう。
ただ、やっぱり聴くだけじゃ物足りない、もう少し薀蓄が知りたいというのならば、この本をお奨めしておきます。

著者はヴァイオリニストの高嶋ちさ子
最近は一部で、”ヴァイオリンも弾けるタレント”と思われている節もあるようですが(苦笑)、そういった”エンターティナーのちさ子さん”だからこそ、のコメントの数々が楽しめます。
取上げられているのは、有名どころが50曲。
そして、その内の11曲を収めたCDまでおまけに付いております!
残念ながらちさ子さんの演奏じゃありませんが(版権の関係などで無理なのはわかっていますけれど)、なかなか聴きやすい演奏なので、入門編としては良いんじゃないでしょうか。
実際にこのCDを聴いてみて、1曲でも2曲でも気になるものが見つかれば儲け物です。
これで¥1,300はお買い得!・・・とファンの一人として宣伝しておきましょう(笑)。
発売は幻冬舎から。

e0033570_1702826.jpgただ難を言えば、同時期にちさ子さんはPHP新書で
『ヴァイオリニストの音楽案内/クラシック名曲50選』という著書も上梓しているのですが、内容が被ってるんだよなぁ・・・(爆)。
ちなみにこちらは¥740・・・って、こっちの方が安いじゃん!
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by odin2099 | 2005-11-28 21:34 | | Trackback | Comments(0)
僕の場合、メインなのは久保田rさんと共同運営している
CHAOS ∞」というサイトの方です。

よろずエンターテインメント感想文サイト”なんぞと銘打って(?)おりますが、
要は本、映画、音楽、ゲームetc、面白そうなものは何でも取上げちゃおう♪
という欲張りサイト(当人たちは”ごった煮サイト”と称しております)であります。
このブログはあくまでその一コンテンツ
”管理人の日記”ということで使っているのです。

ただ最近はメイン・サイトよりも、こちらの方が遥かにアクセス数も多く(苦笑)、
かつ両管理人とも何かとバタバタしているということから、
なかなかサイトの更新がままなりません
そんなこんなで当面はこのブログが中心になるやも知れませんが、
どうかお見捨てなきよう。
まぁ出来れば年内中、遅くても年明けくらいには
本腰を入れて取り組める腹積もりではおりますし、
何と言っても、もうじき開設してから6年目に突入するのです!
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by odin2099 | 2005-11-28 21:09 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
元々は公開初日にでも行こうか、と前売券をGETしていたんですが、思いがけずに試写会へ潜りこむチャンスを得、今日まで劇場鑑賞は延び延びになっておりました。
公開から既に3週間。
もういつ終ってもおかしくないので、前売り無駄にしてはならじ、と少々焦り気味。
上映回数減らしながらも、まだもう少し続映されるみたいですがね。

e0033570_1345974.jpg既に感想はサイトの方にも書いてありますが、伏線を全て知った上で見てもなお面白いかというと・・・
これがなかなか面白いんであります。
むしろ、ネタを全て知ってからの方が余計楽しめるような気もします
あのカップルの悲劇性も含めて、本郷、あすか、一文字ら三人の関係も、初見の時の違和感もなく、より味わい深く感じられました。

映画としてのスケール感の不足を指摘する声もよく耳にしましたが、本来仮面ライダーとは、表舞台に姿を見せることのないロンリー・ヒーロー
公的機関のバックボーンがあるわけではないので、あれくらいが丁度良いのではないでしょうか。

公開規模が小さいために、ライダーファンでさえ、ご覧になった方はあまり多くはないと思いますが、今後ビデオなりDVDがリリースされた暁には、一度ご自分の目で確かめられては如何でしょうか?

少なくても、『仮面ライダー響鬼』の劇場版よりは、こちらの方が自分は楽しめましたが(苦笑)。
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by odin2099 | 2005-11-27 21:26 |  映画感想<カ行> | Trackback(5) | Comments(12)
来夏公開予定で製作が進められているようです。
来週末には神戸ポートアイランドでロケ撮影も行われるようですが、
というと、これはボツになった『ULTRAMAN2』の再始動?
あれも、震災から復興なった神戸を舞台にする、というような内容がアナウンスされていましたけれど。

映画の『ULTRAMAN』はコケて、TVの『ウルトラマンネクサス』は打ち切り
ということで、もうウルトラも終わりかなぁと思っていたんですが、
現在放映中の『ウルトラマンマックス』で何とか持ち直して、
後番組の企画(『ウルトラマンメビウス』?という噂が飛び交っております)も進んでいるとのこと。
やっぱり嬉しい話ですね。

にしても、『ネクサス』も『マックス』も全く見ておりません。
そろそろ見ないといけないなぁ(といいつつ、実は『ウルトラマンコスモス』も途中から見てないけど)。
映画は見に行くと思いますが、期待はしてません(苦笑)。
オール・ウルトラマン物だったら期待するんですが、それはないだろうな・・・。
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by odin2099 | 2005-11-27 09:25 | 映画雑記 | Trackback(1) | Comments(6)
ブルース・ウィリス主演のヒット・シリーズ第4作目、その監督候補にリュック・ベッソンが挙がっているらしい。
まぁ今更ジョン・マクティアナンでもないだろうからねぇ。

しかし今度こそ動き出すのかな、この企画?
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by odin2099 | 2005-11-26 12:38 | 映画雑記 | Trackback | Comments(4)
今年の個人目標「100冊100本」
――本を100冊読んで、映画を100本見る――が、とうとう達成出来ました!
今日現在で読み終わった本は100冊丁度、そして見た映画は109本。

正直言えば、夏頃にはクリアは無理だろうなぁと思っていたんですが、思いのほか早期に達成出来たのは嬉しい驚き。
ここの所ちょいと忙しく、またこのまま年内はドタバタしそうなので、もうあまり数字が伸びそうにないのはちと残念なんですけれど。

究極は「1年間で映画を365本見る!」なんですけれど、流石にそれは無理(苦笑)。
映画100本も、本当は「全て映画館で」達成したいけれど、そんなお金もないしねぇ。
来年は少し変化をつけて、新たな目標を決めたいと思います。

記念すべき100冊目は
 ヴァレンタイン・デイヴィス著 『34丁目の奇跡』

e0033570_0115846.jpgそういやそんな題名の映画があったっけ、と思う人もいるでしょうが、これは映画を作るための基になった「原作小説」でもなく、また映画を基に小説化した所謂「ノベライズ」でもなく、映画用に作者が思いついたアイディアを基に、映画製作と同時進行で書かれた小説ヴァージョン、つまり映画ヴァージョンとは、同じ親から生まれた兄弟みたいな関係だと言えば良いでしょうか。

映画は1947年に公開され、1994年にはリメイク版も作られています。
僕はリメイク版を先に見て、確か同じ日にオリジナル版をビデオで見ています。
そして昨年、ようやっと舞台でのミュージカル版を見て、今回小説版を読み終わったんですが、やっぱりどのヴァージョンも楽しめます。
個人的にはクリスマスにさほど思い出はないんですが、なんとなく”クリスマスの奇跡”というものを信じたくなる、そんな素敵なお話です。

ちなみに、オリジナル版映画の邦題は『三十四丁目の奇蹟』となっていますが、今見られるビデオでは『34丁目の奇蹟』となっています(更にDVDは『三十四丁目の奇跡』となっていてややこしい・・・)。

リメイク版映画の邦題は『34丁目の奇跡』ですので、お間違えなきよう。


映画の100本目は、DVDで見直した『仮面ライダー対じごく大使』!でした(笑)。
一ヶ月くらい前にこちらは達成しています。
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by odin2099 | 2005-11-25 23:14 | 雑感 | Trackback | Comments(7)
TSUTAYAへ行ったら、『ハリー・ポッターと混血のプリンス』の予約票がおいてありました。

しかし!

2006年夏頃発売予定!」・・・って。

<追記>
タイトルは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に決定。
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by odin2099 | 2005-11-25 06:38 | | Trackback | Comments(0)
去年の11月27日公開だったので、丁度一年経ってのDVD発売
e0033570_1714198.jpg公開から半年足らずでDVD化されるのが当たり前になりつつある中では異例の長さだけれども、題材を考えるとこれも仕方ないだろう。
なんせクリスマスを舞台にした、ハート・ウォーミング・ピクチャーなんだから!
サイトの感想では結構きついことも書いてますが(苦笑)、決して嫌いな作品じゃありません。
というか、期待がちょっと大きすぎたので不満もまた大きかったんですが、むしろ好きなタイプの作品に属します。
DVDも早速買ってきました!
もち、特典ディスク付き(2枚組)の方です。
劇場では字幕版しか見なかったので、今度ゆっくり唐沢寿明の吹き替えを見てみようと思っております。
イヤなんだけどね、ホントはこういうの(苦笑)。
声優としての唐沢寿明そのものは悪くないと思ってはいるんですが、役柄に合ってるとは思えないんだなぁ・・・。

最近その他に買ったDVDは、『宇宙戦争』と『ハウルの動く城』などなど。
で、どっちもサイトの感想ではボロクソ書いてるんですが(爆)、やっぱり好きなんだな~、この手のジャンル、この手の作品。
良いじゃないですか、きちんとお金払って買ったDVD。
それを見ながら悪態ついたって!!

あ、『スター・ウォーズ/エピソード3~シスの復讐~』は勿論買いましたし、『バットマン・ビギンズ』も近日中の購入予定に入っております。
う~ん、つくづく話題作に弱いなぁ~っと。メーカーの思う壺ですな、こりゃ。
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by odin2099 | 2005-11-24 21:13 |  映画感想<ハ行> | Trackback(10) | Comments(6)

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