【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

<   2006年 02月 ( 52 )   > この月の画像一覧

e0033570_1442346.jpg『シャーロック・ホームズの宇宙戦争』 マンリー・W・ウェルマン/ウェイド・ウェルマン

H・G・ウェルズの『宇宙戦争』を土台にして、この一件の解決にシャーロック・ホームズが当たっていたら?というパスティーシュ。
しかもホームズに協力するのが、同じアーサー・コナン・ドイルが生み出したジョージ・E・チャレンジャー教授なのである。

翻訳が出たのは20数年前で、その頃『宇宙戦争』を読みかけで挫折したものだから、これなら読みやすいだろうと手を出したのだけれど、シャーロック・ホームズの正典にもきちんとあたっていなかったし、チャレンジャー教授モノも『ロスト・ワールド』さえ読んでいなかったのだから、楽しく読めたとは言っても邪道だったかなぁ。

今回も勢いで(?)読み返してしまったけど(一応『宇宙戦争』は読んだし、ホームズにもちょこっと手を出した)、それでもまだまだ語る資格なし?
解説読むと色々と奥が深そうだから、いずれ再挑戦してみよう。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-28 22:56 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_160582.jpg『宇宙戦艦ヤマト』に始まったアニメブームの、その萌芽とも言える作品『海のトリトン』は、前述の通り2本の劇場用作品としてまとめられました。これはその、結局は劇場未公開に終ってしまった後半部分です。
冒頭には前編のダイジェストが付いていますが、やはり2本続けて見るのが望ましいでしょう。

『トリトン』がアニメブームの萌芽と呼べるのは、大規模なファンクラブが結成されたりしてファン活動が活発化したことや、女子中高校生あたりにキャラクター人気が広まっていったなどの現象もありますが、製作サイドに目を向けると、これが『ヤマト』のプロデューサー西崎義展が初めて手掛けたアニメーション作品であることと、『機動戦士ガンダム』の原作・総監督である富野由悠季(喜幸)の初の総監督作品だからだという理由もあります。しかも原作は手塚治虫。ということは要するに、良くも悪くも日本のアニメーション界を引っ張っていったビッグネームが、並んでクレジットされている稀有な作品なのです。

実際は手塚治虫は作品製作にはノータッチで、その出来栄えには相当不満を持っていたのは有名な話であり、また西崎プロデューサーはまだそれほど現場に口を出すことはなかったようですし、またスタッフが揃わず、スケジュールもきつかったということもあって三者のコラボレーションが実現したわけではありませんが、勧善懲悪の物語だと思わせておいて、最後に善悪の価値観を逆転させて見せるあたり、アニメーションを子どものものから一歩踏み出させた、正しく後の『ヤマト』と『ガンダム』へと繋がるルーツだと言えるでしょう。

映画作品としては、ストーリーがぶつ切りなのは兎も角として、BGMまでもがブツブツ切れるのが非常に気になります。まぁこれには製作上の致し方ない事情があるのですが、それを言うならばTV作品を再編集して劇場に掛けるという、安易な製作体制を責めるべきかも知れませんが・・・。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-28 00:06 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(6)
e0033570_2363854.jpgある地図では二つの地下鉄が交差している。しかし別の地図では、同じ場所でありながら二つの地下鉄は遠く離れている。何故このようなことが起こるのだろうか?

――という疑問から推理を進め、色々な資料をあたるうちに、戦前の日本には銀座線しか存在しなかったはずの地下鉄が、実は数多く存在しており、今もなお東京の下には”もう一つの東京”とでも呼べるものが存在している、と結論付けたノンフィクション。

普段何気なく利用している地下鉄、地下街の実態を暴きだした力作であり、荒唐無稽だと一笑に付すどころか戦慄を覚える内容である。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-27 06:19 | | Trackback(3) | Comments(0)
e0033570_2341644.jpg『仮面ライダー』第13話「トカゲロンと怪人大軍団」を、タイトルを差し替え、サブタイトルをカットし、アイキャッチも削除した上で画面の天地を切ってワイド画面仕様に作り変えた作品で、1971年夏の<東映まんがまつり>上映の一本です。他の上映作品(新作を含む)を差し置いて、映画館へ駆けつけた子どもたちの中では一番人気だったとか。

まぁ確かにイベント要素も満載だし、低視聴率に喘いでいただけに、映画館で初めて『仮面ライダー』を見たという子どもたちも少なくなかったんだと思います。そういう子どもたちにとっては、劇場用新作であれTV作品そのままであれ、面白ければOKということになるのはある意味当たり前ではありますが。
かくいう自分も、つい数ヶ月前に見ているのにまた見直してしまいました(苦笑)。
作品の詳細はサイト内の「しねま宝島」へ。

 × × × ×

以下、「しねま宝島」より転載

ショッカーは再生怪人軍団を使って原子力研究所を襲ったが、研究所を守るバーリヤの前に頓挫。そこでプロ・サッカー選手の野本健を怪人トカゲロンに改造して、バーリヤ破壊ボールを使って再度の襲撃を計画する。それを阻止せんと立ちはだかる仮面ライダーだったが、トカゲロンの必殺シュートの前に一敗地に塗れ、猛特訓の末に新必殺技”電光ライダーキック”を編み出してショッカーの野望を粉砕するのだった。

e0033570_2385853.jpg1971年夏の<東映まんがまつり>で上映された劇場版『仮面ライダー』の記念すべき一本目。
といっても新作ではなく、所謂<旧1号ライダー編>の最終話となるTVシリーズ第13話「トカゲロンと怪人大軍団」を劇場用にブローアップしたもの。
TV放映から一ヶ月足らずでの劇場公開だったが、タイトルを『ゴーゴー仮面ライダー』に改めたオープニングを新規に作り、サブタイトルと中CM前後のアイキャッチはカット。更にはフィルムの上下を切ってワイド・サイズに変更するなど、劇場用としてのお色直しも施されている。

復活した怪人軍団に立ち向かう仮面ライダーという物語構成は、以後の劇場用新作の基本パターンとなるなど娯楽的要素も満載。そのせいか、メイン・プログラムの『アリババと40匹の盗賊』や他の併映作品を差し置いて、当時の子供たちからの反響はナンバー・ワンだったようだ。

e0033570_2326946.jpg初期『仮面ライダー』は低視聴率に苦しめられ、しかも主役が撮影中の事故で出演続行が不可能という緊急事態だったが、ガラっとムードの変った<2号ライダー編>もスタートしたことで徐々に子供たちにも浸透し始めていた時期の公開だったことを考えると、これが後の空前のライダー・ブームを引き起こした切っ掛けの一つだったのかもしれない。

なお周知の通り、負傷によって降板を余儀なくされた藤岡弘は本作には出演していない。
そこでそれ以前に撮影されたフィルムから幾つかのシーンを抜き出し、さらに本郷猛の出番を変身後の仮面ライダーに振替えることで不在を補っている(セリフは全て納谷六朗の吹き替え)。
また、ゲスト・キャラクターのトカゲロンこと野本健に扮するのは、東映ヒーロー番組の悪役としては御馴染みの堀田真三である。

[PR]
by odin2099 | 2006-02-26 21:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
あの『あらいぐまラスカル』が帰ってくる!
映画化企画がボツになったと思ったら、TVでリメイクされるのね。
と思って公式サイトを覗いたら・・・・

なんじゃこりゃー?!?!?!
[PR]
by odin2099 | 2006-02-26 10:49 | アニメ | Trackback(6) | Comments(16)
e0033570_163344.jpg『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』のアンコール上映企画、1979年の<宇宙戦艦ヤマト・フェスティバル>で同時上映された作品です。

当初はTVシリーズ全27話を1時間程度でまとめるという話がありましたが、流石に無謀だと気付いたのか前半の12話までを約70分でまとめることになりました。
後半部分も作られ、いつの日か劇場公開もしくはTV放映を、というプロデューサー・メッセージもありましたが結局は実現せず、後にビデオ、LDそしてDVDで前後編がまとめてリリースされています。

『ヤマト』の西崎義展プロデューサーにとって、この『トリトン』は初めて手掛けたアニメーションにあたり、あたかも映画館は”西崎劇場”、”西崎まんがまつり”といった趣きでした。
ちなみにこの<フェスティバル>は東映邦画系の夏休み興行だったわけですが、この時だけ一般劇場での<東映まんがまつり>は休止されています。

e0033570_162952.jpg『トリトン』はこの頃既に”幻の名作”という扱いで、シリーズを見たことがなかった自分はとても楽しみにしていたのですが、お話がブツブツ切れ、しかも途中で「つづく」となってしまう構成には大いに不満でした。
まぁ、元々消化不良になるであろうことは覚悟の上だったのですが、それでも欲求不満に陥ってしまいました。

ただその一方で、初めて触れた『トリトン』の片鱗には物凄く惹かれるものがあったことも事実です。
後になって後編を含めて一挙に通しで見たのですが、同じような構成だった『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版に比べると、一本筋の通ったお話になっていることもあって楽しめました。もちろん純粋な映画としてその出来を評価するならば、かなり低い点数を付けざるを得ないのですが。

e0033570_162545.jpg最近、当時の思い入れの強い作品を、(概ね)公開順あるいは鑑賞順に見直しているのですが、やっぱり名作と評されるだけのものが『トリトン』にはある、と改めて実感した次第です。いずれTVシリーズも全話きちんと見ないといけないな、というのも長年の宿題の一つです。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-26 09:19 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(4)
e0033570_1438637.jpg映画、コミック、小説、TV、ゲーム等々広がり続けている『スター・ウォーズ』。
その世界を時系列順に歴史書という体裁でまとめた『スター・ウォーズ・クロノロジー』の増補改訂版

以前のものは『エピソード1』公開後、『エピソード2』公開前というタイミングで出版されていたために、<クローン大戦>前後の事情は帝国によってデータが改竄されたり、埋もれていたりという想定でぼかしてあったのだが、今回は『エピソード3』が公開された後なので、新たな資料が発見された、という設定付けでまとめなおされている。

上巻で描かれているのは、『エピソード4』(これが基準年となっている)から10万年も昔、まだ共和国が誕生する以前から、<クローン大戦>が終結し反乱軍が密かに活動を始めた頃まで。
中心になっているのは『エピソード1』から『3』までの<新三部作>で描かれた”事件”ではあるが、その前後だけではなくエピソード間を繋ぐ”事件”も多々紹介され、後追い設定の割りによく繋いでるなぁと感心することしきり。その大半は、たとえ熱心な『スター・ウォーズ』ファンと言えども、映画しか知らなければチンプンカンプンだろうが。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-25 22:32 | | Trackback | Comments(0)
やはり気になるので先行で見てきました。
予めチケットを押さえておいたので余裕で出掛けたのですが、場内はガラガラ・・・。のんびり見られるのは嬉しいですけれど、これでは先が思いやられます。一般公開後はヒットしてくれることを願うのみです。

物語は心配していたよりも遥かに原作に近いものでした。
省略されたり改定されたりしている部分は確かにあります。例えばペベンシー兄弟たちは原作ほど良い子たちではなく、結構いがみ合ったりしています(逆にそれがリアルな感じもしますが)。動物たちの出番も総じて少なめな印象ですし、それにクライマックスの戦争シーンは原作ほど長閑な感じではなく、やはり生と死を賭けた大規模なものになっています。
そういった意味では、原作の持つ牧歌的な雰囲気を大切にしたい人にはこの作品は向かないかもしれません。ただ全体的には、この程度なら許される範囲のアレンジではないかな、と思います。もっとも原作に対する思い入れが強くないので、かなり寛容な気持ちで見ていられたのかも知れませんが。
キャスティングではタムナスさんを演じたジェームズ・マカヴォイと、白い魔女のティルダ・スウィントンが出色です。特にクライマックスの大戦争シーンの白い魔女はひたすら格好良く、思わず見惚れてしまいました。

e0033570_1645369.jpg今回は字幕スーパー版で見たのですが、まだチケット持ってますので次は日本語吹替版で見に行くつもりです。
パンフレットに載っているキャスト表を見ると、一般公募したペベンシー兄弟や白い魔女の大地真央はともかく、タムナスさんを関智一、カーク教授を中村正、モーグリムを遠藤憲一、サンタクロースを大木民夫、それにオリジナル版ではリーアム・ニーソンが声を担当したアスランを予想通り(そして希望通り)津嘉山正種が演じているというので、どんな感じに仕上がっているのかとても楽しみです。
ちなみに字幕担当は松浦美奈(例の字幕女王ではありませんでした/苦笑)。原作本の瀬田貞二訳にこだわっていないのも好印象でしたが、これは煩型のファンは納得しないかもしれませんね(爆)。

ついでに――

『エラゴン』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』のチラシをもらってきました。
『エラゴン』の方は「2007年 世紀のロードショー」となってますね。公開は来春になるのでしょうか。

『パイレーツ~』は予告編も上映していましたけれど、完全にジャック・スパロウ中心の編集。ジョニー・デップが映りまくりです。
オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイは申し訳程度に出てくるだけですが、映画そのものの比重もそうだったらつまらないですねぇ。

予告といえば、見ました!『ゲド戦記』!!
ゲド、妙に若くありませんか?(苦笑)
それにタイトルが出なかったら、これが『ゲド』の予告だとわからないくらい、原作のどのシーンを映像化してるのかサッパリ・・・(汗)。
こりゃやっぱり相当な覚悟で見に行かないといけないようで・・・。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-25 16:24 |  映画感想<ナ行> | Trackback(90) | Comments(36)
e0033570_1654580.jpgという題名で放送されたはずの、TVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2』の総集編です。多分2度目の再放送から『宇宙戦艦ヤマト2(総集編)』という味気ないものに替わり、そのままソフト化されて今日に至っております。

『宇宙戦艦ヤマト2』は映画『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』をTVシリーズに引き写したもので、『さらば』のラストで「ヤマトは二度と姿を現しません」と宣言してしまった関係から、本来なら最後の「ヤマト」となるはずのものでした。
ところが人気は依然衰えず、というよりも正にピークを迎えており、また全員玉砕の『さらば』ラスト・シーンを巡っては、プロデューサー西崎義展と監督・総設定の松本零士の対立が激しかったこともあり、ラスト・シーンが変更されることが決定。必然的にシリーズの続行が決められたという経緯があります。
『さらば』の公開が1978年の8月、『ヤマト2』の放送が10月から翌年の3月までですが、放送開始前からラスト変更の噂は伝えられており、更に1979年の年明け早々には続編(『宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち』)が、夏にTVスペシャルとして作られることが公表されておりました。

e0033570_22554898.jpg内容に関してはサイト内(「お茶の間」)の感想を参照していただくとして、この総集編が作られたのは1979年の10月、既に『新たなる旅立ち』の放送が終った後で些か唐突な感は否めませんが、一つには『さらば』からでは『新たなる』には物語が続かないので、TVシリーズのパート1をダイジェストで映画化したように、パート2のダイジェスト版が必要になったからだと解釈出来るでしょう。
もっとも今ひとつの理由の方が大きそうで、これは同じ西崎プロデューサーが”ポスト・ヤマト”をにらんだ作品『宇宙空母ブルーノア』を製作・放送するにあたって、その前宣伝を兼ねたものだということです(この総集編放送の翌週から、同時間帯で放送が始まっています)。
まぁ、この作品に関してはいずれ別の機会に。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-25 10:58 | テレビ | Trackback | Comments(0)
金メダル獲得!
荒川選手、おめでとう!!
[PR]
by odin2099 | 2006-02-24 07:00 | スポーツ | Trackback(6) | Comments(4)

by Excalibur
ブログトップ