【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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どういう巡り会わせか、今年は多感な時期に影響を受けた著名人の訃報に接する機会が多い。
今日伝えられたのは、映画監督・実相寺昭雄の訃報。
2月には名コンビの脚本家・佐々木守が鬼籍に入り、今度は実相寺監督まで。
遺作となったのが、TVドラマ『シルバー仮面』のリメイクであり、佐々木守の遺稿となった『シルバー假面』だというのも何かの縁か。

<追記>
『ウルトラマン』繋がりという訳でもないだろうが、引き続いて、今度は作曲家・宮内国郎の訃報まで・・・?!
呆然・・・
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by odin2099 | 2006-11-30 22:52 | ニュース | Trackback(1) | Comments(4)
ロジャー・ムーアの勇退作となったシリーズ14弾で、今度の相手はナチの戦犯が行った遺伝子実験で産み落とされた、狂気の天才マックス・ゾリン。自らが経営する会社がマイクロチップ市場を独占するために、シリコンバレーを壊滅させんと企み、それをボンドが阻止するというもの。

e0033570_23205569.jpg登板した当初は若々しさを売り物にしたムーアも、早や還暦間近。流石にクローズアップ・ショット等では老いが目立ち、アクション・シーンはスタントマンばかり。序盤のパリ市内での追跡戦(エッフェル塔を舞台にした追いかけっこ)からラストの金門橋の上のシークエンスまでアクションも充実しているが、スタントがバレバレでは興醒めである。ただ編集のテクニックは見事で、知らずに観ていれば気付かないかも?

但し相変わらず余裕タップリのロジャー・ムーアの演技は良い味を出しているし、対するゾリン役のクリストファー・ウォーケン(デヴィッド・ボウイも候補だったとか)やそのボディ・ガードということで異色のボンド・ガールとなったメイ・デイを演じたグレース・ジョーンズらも熱演。殊に女版”ジョーズ(リチャード・キール)”といった感じの役どころのジョーンズはちょっとした儲け役。
正規の(?)ボンド・ガールが『チャーリーズ・エンジェル』のタニヤ・ロバーツ、脇に『おしゃれ(秘)探偵』のパトリック・マクニーといったジャンル作品の主演クラスを揃えたのは、スタッフの遊び心だろうか。

競馬場、更には馬の競売から遂にシリコンバレーの壊滅へと向かうストーリーのヒネリ具合やスケール感もなかなかだと思うが(プロットそのものは『ゴールドフィンガー』の焼きなおしだ)、過剰なというか不必要なユーモアが盛り込まれ過ぎた結果、冗漫な印象を与えているのは残念。娯楽作品としては水準以上だと思うが、有終の美を飾った、とはちょっと言い辛いか。
また今作を最後に、マニーペニー役のロイス・マックスウェルもシリーズを降板している。Mは途中で役者が代り、Qは登場しない作品があるので、シリーズ皆勤賞は彼女だけである。
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by odin2099 | 2006-11-29 23:21 |  映画感想<タ行> | Trackback(4) | Comments(4)
『スター・ウォーズ』は3作ずつを一纏めにした全9作品からなり、1983年に公開された『ジェダイの復讐』をもって中間の三部作は幕を閉じ、次は時代を遡っての三部作が公開され、最後におしまいの三部作が公開されて2001年に完結する、というのがこの頃の定説だった。しかし一向に新作の情報が流れず、ファンがヤキモキしていた1991年に突然発表されたのがこの小説版。それもれっきとしたオフィシャルな(?)続編ということでファンが飛びつき、一気に『スター・ウォーズ』ブームが再燃した感がある。

e0033570_551163.jpg物語は『ジェダイの復讐』の5年後。<エンドアの戦い>で皇帝もろともデス・スターを葬り去った同盟軍だったが、帝国は未だ滅びておらず、新たに強力な指導者スローン大提督が出現するに至り、再び反撃を開始してくるというのが発端。
ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レーア・オーガナ・ソロ(ハンと結婚し双子を身篭っているという設定)、ランド・カルリシアン、チューバッカ、C-3PO、R2-D2、さらにウェッジ・アンティルスやアクバー提督、モン・モスマら映画で御馴染みのキャラクターに加え、スローン指揮下のスター・デストロイヤーを操るペレオン艦長、ジェダイの長の生き残りジョルース・クボース、密輸業者のタロン・カルデ、カルデの片腕にしてルークを付け狙う謎の女戦士マラ・ジェイド、共和国内にあって実験を握らんとする野心家の政治家ボースク・フェイリャなど、一癖も二癖もある新キャラクターも目白押し。正に「The Saga Continues...」といったところである。

マーク・ハミルやハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーらを起用しての新たな冒険の映像化は、イメージの点からも難しかろうが、小説ならばそのあたりは自在なわけで、これは着眼点としては良し。ただこれがなまじ当たってしまっただけに、以後は小説版、コミック版等々で<スター・ウォーズ・ユニバース>が拡大しすぎてしまったという弊害も起こってはいるが。
なお、この作品も映画本編同様の3部作構成の、その第1作目である。
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by odin2099 | 2006-11-28 05:52 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_22354352.jpg<東映まんがまつり>が<東映アニメフェア>に刷新された際に、実写ヒーロー作品は除外されてしまいました。一時は<東映スーパーヒーローフェア>という枠も出来ましたけれど、結局は定着するに至らず、本作がスーパー戦隊シリーズとしては久々の劇場用作品。併映が『仮面ライダーアギト/PROJECT G4』ということで、日曜朝の気分をそのまんま映画館へ持ち込んだのが功を奏したのか、以降この組み合わせで6年連続して新作が作られ続けています。おそらく来年もやることでしょう。

物語は、別次元へと飛ばされたガオレンジャーたちが、やはりそこでも暴虐の限りを尽くしていたオルグに対し、レジスタンスを助けて戦いを挑むというスケールアップを図った番外編になっていて、新しいパワーアニマルが登場したり、主題歌を出演者が歌うヴァージョンに差し替えたりと、「東映創立50周年記念作品」にして「スーパー戦隊25周年記念」に相応しいお祭り要素が満載の内容になっています。
逆に色々な要素を詰め込みすぎて消化不良をおこしている部分もないではないですが、終始子供の視線を失わない作りは充分評価に値すると思います。

e0033570_223697.jpgゲスト主役は大沢樹生と佐藤康恵の二人で、これは映画ならではの豪華なキャスティングということになるでしょうが、その一方でこの作品をステップに金子昇や玉山鉄二、或いは監督としても活躍している堀江慶ら新たなスターも誕生しています。
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by odin2099 | 2006-11-27 22:36 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
2週続けて奥村愛のコンサートへ出掛けてきました。昨日の会場は光が丘のIMAホール。キャパは500席だったと思いますが、だいたい9割くらいは埋まっていましたので、先週のことを考えてちょっと安心(?)。
ただ今度は自分の方に問題があって、風邪だか何だか知りませんけれど体調がサイアク。正直コンサートなんか行ってる場合じゃなかったんじゃないかと思いつつ、ちょいと無理してしまいましたので終始ボーっとしてましたが、それでもなんとな~く演奏を聴いて元気を貰ったような気分でもありました。これも音楽の効用なのかな。

e0033570_916696.jpg演奏曲は前半がアイルランド民謡の「サリーガーデン(柳の庭)」、ブルッフ「スコットランド幻想曲」から第3楽章、マスネの「タイスの瞑想曲」、クライスラー「愛の悲しみ」、ベートーヴェン「ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調op.27-2『月光』」、それにバルトークの「ルーマニア民族舞踊」。
このうちベートヴェンの「月光」のみが近藤嘉宏のソロでした。「月光」というとどうしても第1楽章の緩やかなメロディーが有名でしょうが、実は第2楽章以降はかなりアップテンポで激しいもの。生で通して聴いたのは初めてだったのですが、その格好良さには改めてしびれましたね。この曲聴けただけでも「来て良かった」と思いました。

休憩時間を挟んで後半はドビュッシーの「夢」、リストの「パガニーニ大練習曲」から第3番「ラ・カンパネラ」、この2曲がピアノのソロです。そしてフォスター「金髪のジェニー」、黒人霊歌の「深い河」と続いて、最後はブラームスの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ短調op.108」という構成。
ドビュッシーの「夢」は大好きな曲ですが、こういうなかで聴いてしまうと周囲に埋没してしまうというか、あんまり目立たない曲なんだなぁということがわかり、ちょいとショック。ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ」は今回初めて聴きましたが、難曲だとのことですが、なかなか格好良いですね。

5時から始まったコンサートでしたが、終わったのは7時20分近く。奥村愛曰く「私たちが喋りすぎた」とのことですが、二人のトークも音楽のことから脱線することもしばしばですけれど、かえってその方が面白かったりして。次回も機会があれば足を運びたいと思います。
なお、アンコールではフォーレ作曲「夢のあと」が演奏されました。
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by odin2099 | 2006-11-26 09:17 | 音楽 | Trackback | Comments(4)
e0033570_9513713.jpgポニーの家に里帰りし先生や子供たちと再会を喜ぶキャンディは、来たばかりで馴染めないアリスという少女と出会う。そこでキャンディは、自分の生い立ちやこれまでの生活を話し、彼女を勇気付けようとするのだった。

<東映まんがまつり>で上映された劇場版『キャンディ・キャンディ』の一作目(厳密に言えば劇場公開されたものとしては2本目)で、新作を交えて構成された総集編。
アニーと一緒にポニーの家の前に捨てられていた経緯から、アニーとの別れ、ニールとイライザのいじめ、丘の上の王子さまとの出会い、アンソニーとの淡い恋、そしてテリィのことなど主要なエピソードを一気に見せてくれ、最後は「看護婦になる」との決意を述べて幕。『キャンディ・キャンディ』がどんなお話なのか、基本設定を把握するには丁度良い一本。というよりも、自分もこの映画で描かれているくらいの知識しか持っていないのだが・・・。
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by odin2099 | 2006-11-25 09:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(2)
e0033570_221754.jpg作曲家・吉松隆が、クラシック音楽の中から交響曲をピックアップして、その音楽の成り立ちや形式(約束事)などを解説し、さらに代表的な作品を紹介するという一冊。

作曲家のセンセイと、センセイが仕事場として借りているビルのオーナー(センセイの旧友)の、その高校生と思しき娘さんとの会話という形で進められていくので大変読みやすく、普段何気なく耳にしている交響曲を、今度はちょっと意識しながら聴こうかなと思っている人にはお勧め。

もっとも、理屈がどうのこうのと言うよりは――という人は直接CDなりを聴くほうが良いだろうが(百聞は一見にしかず、ではなく”一聴にしかず”か)、それでも、どれから聴いたら良いかわからないというならば参考になるのでは。

書名からすると「協奏曲入門」とかの続巻もありそうなので、そちらにもちょいと期待。
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by odin2099 | 2006-11-24 22:01 | | Trackback | Comments(0)
『レイダース/失われた≪聖櫃≫』の続編――ではなく、『レイダース』の一年前、1935年を舞台にしたインディアナ・ジョーンズ教授の大冒険第2弾。余談だが、「インディ・ジョーンズ」という日本語表記が使われるようになったのはこの作品から。「インディ」は愛称で、「インディアナ・ジョーンズ」がフル・ネームという強い拘りがあるので、未だにこれには馴染めなかったりする。

いきなりオープニングで「エニシング・ゴーズ」が流れた時は映画を間違えたかとビックリしたが、ジェームズ・ボンドばりに白のタキシードに身を包んだインディが現れるとたちまちアクション映画へ。「007」映画の監督をやりたかったスティーブン・スピルバーグに、もっと良いアイディアがあるぜ、と「インディ」の企画を持ちかけたジョージ・ルーカスだったが、結局は二人とも「007」をやりたかったのだろう

e0033570_18203738.jpgこのオープニングからして前作とは雰囲気が随分違うが、本編も前作同様のものを期待すると裏切られる。
とにかく暗いのだ。ルーカス&スピルバーグとは思えない残酷描写もあって、本国ではレイティングが問題になってしまったくらいである。
トラブルに巻き込まれた形のインディは終始受け身であり、サラーもブロディもマリオンも、前作と共通するキャラクターは一切登場せず、大学で教えるシーンもないために、せっかくの二面性(大学教授にして冒険家)も活かされないまま精彩を欠き、新ヒロインのウィリーもただうるさいだけの足手まとい(兼お笑い要員)。インディの相棒ショーティも一見目立っているようで実は物語上役立っていないし、対する悪役が邪教集団というのも前作に比べるとスケール不足。
この手の作品をよく<ジェット・コースター・ムービー>などと称し、実際にこの映画にはジェット・コースター(もどきのトロッコ)に乗るシーンもあるのだが、そのスピード感も同時期にスピルバーグの弟子筋のロバート・ゼメキスが監督した『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』に軍配が挙がってしまう有様。なんとなく無理矢理作りましたという感じがしてしまうのだが・・・。

今回はやっと買ったまんまだったDVD版を観たけれど、目立った手直しはナシ。しかし吹替版は微妙。以前にビデオで出ていたものと同じでインディの村井国夫は文句なしだが、ウィリーの吉田理保子とショート・ラウンドの野沢雅子は浮きすぎである。いや、二人ともベテランなので上手いのだが、それ故にキャラクターにというか、元の役者に合ってないのだ。
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by odin2099 | 2006-11-23 18:20 |  映画感想<ア行> | Trackback(12) | Comments(8)
初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーを主演に迎えたシリーズ番外編。権利関係のゴタゴタから別スタッフに手によって誕生した、『007/サンダーボール作戦』のリメイクである。よりによって『サンダーボール作戦』をリメイクしなくても、とは思うのだが、製作総指揮のケビン・マクローリーはこの作品の権利しか持っていないので致し方ない。
その後も再々映画化を企て、一時はローランド・エメリッヒ監督、リーアム・ニーソン主演と具体的な名前も挙がったりしていたのだが、結局はボツになり現在は権利関係は落ち着いているはずだ。

e0033570_22102036.jpg巨大犯罪組織スペクターに強奪されたNATOの核弾頭を取り戻すべく再びボンドが立ち上がるという内容で、閑職に追いやられていたボンドが一線に復帰するという展開は本家への皮肉? と同時に元祖としての「続編」を意図していたのかも知れない。
ストーリーは概ね『サンダーボール作戦』と同じだが、いくつか細かい相違点があり、事件の発端部分を例に取るとこんな具合。オリジナル版では軍のパイロットを買収して核ミサイルを搭載したままの戦闘機を盗ませている。それがリメイク版では、大統領の網膜パターンを移植された将校に演習用のミサイルを本物とすりかえて発射させ、それを回収するという手の込んだものに。リアリティという点ではオリジナル版に分があるように思える変更である。当然キャラクターにもアレンジが施されているが、これは一長一短。二人のボンド・ガール、ドミノとファティマに関しても甲乙つけがたい。ドミノを演じているのはまだまだ無名だった頃のキム・ベイシンガーだが、歴代随一のHな感じのするボンド・ガールである(無名といえば、あの”Mr.ビーン”ことローワン・アトキンソンがチョイ役で出演、笑いを誘っている)。

さて12年ぶりのボンド役復帰ということで、「年齢的に大丈夫なのか」と危惧されたコネリーだったが、実は現役ボンド(当時)であるロジャー・ムーアよりはコネリーの方が3つ程若い。
また上手く年輪を重ねた感があって、本家シリーズの最終作となった『007/ダイヤモンドは永遠に』の頃よりも颯爽としていて、かつては第一線で活躍しながらも上司とそりがあわずリストラされかかったベテラン、だがまだまだ健在、てな雰囲気はよく出ていた。

ただその熱演虚しく映画そのものの出来は芳しくなく、同時期に公開され「本家VS元祖の対決」と話題になったムーア主演の『007/オクトパシー』にも興業面で惨敗、コネリーの演技のみ絶賛される結果になってしまった。本家シリーズの一本として製作されていたら状況はかなり違ったものとなっていただろうが、現時点では残念ながら「007=コネリー」を信奉するオールド・ファン向けとしかいいようがない。
せめてアクション・シーンにお馴染みの<ジェ-ムズ・ボンドのテーマ>を使えていたら、オープニングがガンバレルで始まっていたら・・・少しは印象が変っていたかも知れない。
実際観ているうちに、どうしても頭の中に<ボンドのテーマ>が流れてしまうシーンが幾つかあるし、新任という設定のMは兎も角(本家シリーズでも、演じていたバーナード・リーの死去に伴い二代目が登場している)、マネーペニーはロイス・マックスウェルに、Qはデズモンド・リューウェリンに脳内変換してしまうのだ。
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by odin2099 | 2006-11-22 22:10 |  映画感想<ナ行> | Trackback(4) | Comments(6)
e0033570_23203725.jpg長年に渡るファンからの要望が通り、現在では『ジェダイの帰還』と邦題が改められているが、今回はリミテッド・エディションDVDで初公開版を見直したので、タイトルは敢えて「復讐」のままにした。『スター・ウォーズ』サーガの「エピソード6」で、かつては「中間三部作完結編」と紹介されていたけれども、ジョージ・ルーカスがエピソード7以降の製作を否定してしまった今となっては、シリーズ全体の完結編。

「エピソード4」では反乱軍が帝国に一矢を報い、「エピソード5」では一転して帝国軍が反撃に徹して反乱軍は追いつめられ、そしてこの「エピソード6」では題名から察するに、再興されたジェダイ騎士団が立ち上がり、遂に帝国にとどめを刺す――そういうお話だと思っていたものだ、製作が発表された時には。
ところが出来上がった作品は、壮大な作品世界を完結させるにしては些か風変わりなものになっていた。風変わりという表現では足りないかもしれない。なんせそこに描かれていたのは、なんと熊ちゃんが銀河を救うというお話だったのだから。

この熊ちゃん、もといイウォーク族は、惑星エンドアの衛星に住む原始的な生物。紆余曲折あって知り合ったレイア姫を手助けして帝国軍と戦うのだが、このハイテクとは無縁の森の住人の強いこと強いこと! もし彼らがいなかったら、反乱軍は殲滅させられていたこと間違いなし、というとんでもない存在なのだ。当初からルーカスには、原始的な存在が帝国を打倒するという構想があったようだが(その名残がチューバッカである)、そのあまりの大活躍の前にはその他の出来事が全て翳んでしまった。

e0033570_23205913.jpgルークとレイア、ハンの三角関係はどうなるのか、ヨーダとケノービの会話に出てきたルーク以外の「もう一人の希望」とは誰なのか、そしてダース・ヴェーダーは本当にルークの父親なのか? 前作から引っ張ってこられた様々な興味にも回答は与えられているものの、やはり主役はイウォークでそれ以外の要素は全てサブ・プロットのような感じを受けてしまうのは私だけではないだろう。森の中でイウォークたちとドンチャン騒ぎして終るラスト・シーンも、「中間三部作完結編」なら許せても、サーガ全体のフィナーレとしてはどうにも軽すぎる

後の<特別篇>やDVD化の際の再改訂版では、首都惑星コルサントなど銀河を挙げてのお祭りムードへとスケールアップさせたものの、既に小説やコミック版ではルークたちの冒険はまだまだ続いている。それを考えるとまだまだ。出来得れば「エピソード7」以降(という形でなくても良いが)の映像化を、何とか実現させて欲しいと切に願う。
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by odin2099 | 2006-11-21 23:21 |  映画感想<サ行> | Trackback(2) | Comments(4)

by Excalibur
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