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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_2372629.jpg時代は21世紀。家出少年のジョニーはホヴァーシップに密航するが、事故により船は沈没。ところが彼はイルカたちに助けられ、<イルカ島>と呼ばれる島へと辿り着く。そこは人間とイルカが、意思の疎通を果たしている世界だったのだ。やがてジョニーは、島で研究者たちと暮らすようになり・・・というジュブナイルSF。

イルカが好きで、イルカと友達になりたい、一緒に暮らしたいという夢を一度は持ったことのある人ならば、この物語に引き込まれること間違いなし。
読んでいてジョニー少年の境遇が本当に羨ましく思えたものだ。

最初は表紙のカバー写真に惹かれて手に取ったのが始まりだったが、読んで損はなかった。
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by odin2099 | 2007-11-29 23:08 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_2315840.jpg江戸川乱歩作品の明智小五郎、横溝正史作品の金田一耕助と並んで<日本三大名探偵>と称されるのが、この高木彬光作品に登場する神津恭介なのだそうである。
シリーズを読むのは今回が2冊目で、ジョセフィン・テイの『時の娘』に触発されて書かれたという『成吉思汗の秘密』は繰り返して読んだほどお気に入りの作品だが、同工のベッド・ディテクティブ物として書かれたのが、この『邪馬台国の秘密』。例によって病気で入院する羽目になった神津恭介は、その退屈を紛らすために「邪馬台国はどこにあったのか」「女王卑弥呼とは一体誰なのか」を解き明かそうと試みるという展開で、推理小説という体裁はとっているものの、その実、学術論文のような内容である。

本書の肝は、先ず最初の上陸地である末盧国を従来の定説とは違ったところにおき、更に「水行十日陸行一月」を出発地から目的地までのトータルの日程だと解釈していることだろう。結果、邪馬台国を宇佐に、卑弥呼は宇佐神宮の中央に祭られている比売大神と比定している。個人的には鯨統一郎・著『邪馬台国はどこですか』で披露された岩手県八幡平という説がお気に入りだが、これもなかなか説得力がある。この神津恭介=高木彬光説というのが専門家にどのように受け取られているのかは知らないが、畿内だ九州だと古くから論争が繰り広げられながらも未だ解決の目処さえ立たないこの大問題、案外素人視点の方が本質を鋭く突くのかも知れない。
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by odin2099 | 2007-11-28 23:03 | | Trackback | Comments(0)
シャーロック・ホームズにシェイクスピア、アーサー王伝説、ロンドン塔、ストーンヘンジ、バイロン卿、シェリー夫妻、ロビン・フッド、ジーキル博士とハイド氏、竜、魔女に妖精、そしてネス湖のネッシーetcと、イギリスは不思議と怪奇の宝庫と言っても良いのでしょう(著者は「幻想王国」と表現しています)。そんな側面からイギリスを扱った、ちょっと異色なガイドブックが本書です。
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元々は1980年に『イギリス怪奇物語』として出版されたものを、手を加えて文庫化したものですが、初版から既に13年が経過し今では絶版になっているようですね。購入したことすら忘れていたのですが、先日蔵書の整理をしていて見つけたので読んでみたのですが、なかなか興味深く読みました。いつか実際にこの目で確かめてみたい場所ばかりです。
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by odin2099 | 2007-11-27 22:31 | | Trackback | Comments(2)
主演は嵐の櫻井翔
なんでそうなるかなぁー。
まぁそれよりも、問題はドロンジョ、トンズラー、ボヤッキーの3悪のキャスティングだけど、こちらはまだ未発表。来年1月中には決まる予定らしい。
ちなみにヤッターマン2号のアイちゃんのキャストは来月とか。
期待せずに待ちましょ。
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by odin2099 | 2007-11-26 06:32 | 映画雑記 | Trackback(1) | Comments(4)
e0033570_2021100.jpgTVシリーズの4年後を描く劇場用新作。封印したはずのアンデッドが甦り、一度は戦いを捨てたはずの彼らが再び戦場に赴くという設定は、TVシリーズ終了後ならともかく放映中は如何なものだろうか。
というのも、これからのTVでどれだけ大団円が描かれようと、それは失敗だったと言っているに等しいからだが、物語の展開も含めて、なんとなく虚しくなる内容だった。

もっとも実際の最終回は、この映画の冒頭には到底繋がらない結末を迎えたようなので、ありえたかも知れないもう一つの物語ということになるのかも知れないが。

e0033570_2022240.jpgここまでで『仮面ライダー』は4年(4作)連続の映画化だが、ライダー同士が対決するのにもいい加減飽きてきた。今年の『電王』でもこのパターンからの脱却は見られなかったが・・・。

ただ、クライマックス・バトルにおけるブレイド、ギャレン、レンゲルの3人同時変身や、カリスを加えた4人のバイク併走シーン、巨大な敵に対する4人ライダーの総攻撃などは、往年の客演ライダーの雰囲気が残っており、年配のファンには見所だろうか。

ある意味では<戦隊シリーズ>のヴァリエーションの一つという見方も出来るかと思う。

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by odin2099 | 2007-11-25 20:11 |  映画感想<カ行> | Trackback(2) | Comments(0)
ヴァイオリニスト高嶋ちさ子とコンポーザー・ピアニスト加羽沢美濃の2枚目のコンビ作。といっても、確かこちらの方を先に聴いたんだと思う。
最初にちさ子さんに興味を持ち、オムニバス・アルバムでコンビの存在を知り、それで「どんなものかな?」と手に取ったはず。

収録曲は下にメモしているが、そのヴァラエティに富んだ収録曲もさることながら、ライナーノーツの面白さに一遍でファンになった次第だ。”chat room!”と題して2人で顔文字多用しながら曲目解説をやっているのだが、ボケとツッコミのはまり具合はさながらお笑いコンビのようだ、と思ったのだが、実際のコンサートでのトークはそれに輪をかけた面白さ。やっぱりこのコンビにはライヴ盤のリリースが不可欠だろう。
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 <収録曲>
 1.G線上のアリア(J.S.バッハ)  2.夢の中の夜明け(加羽沢美濃)
 3.明日の風に吹かれて(高嶋ちさ子)  4.カタリカタリ(サルヴァトーレ・カルディルロ)
 5.フィドル・ファードル(ルロイ・アンダ-ソン)  6.故郷(岡野貞一)
 7.哀しみのアリオーソ(加羽沢美濃)  8.ねむの木の子守歌(山本正美)
 9.波(A.C.ジョビン)
 10.ミュ-ジック・オブ・ザ・ナイト~「オペラ座の怪人」より(A.ロイド=ウェッバー)
 11.私のお父さん~「ジャンニ・スキッキ」より(プッチーニ)  
 12.白鳥の湖メドレー(チャイコフスキー)
 13.愛の挨拶(エルガー)
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by odin2099 | 2007-11-25 08:48 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_19401063.jpgヤクザ者の親分たちと城代家老らが結託して、利権をほしいままにしている或る小藩の町奉行所に、江戸から町奉行が赴任してくる。放埓を極め”どら平太”と仇名されるこの新任の町奉行は、実は藩の腐敗を正すという任務を帯びていたのだ。

という具合に、体制側の人物が体制側の悪を懲らしめるという、時代劇としてはちょっと変わった構図になっていて、ヒーローが精錬潔白ではなく型破りなのが特色。役所広司をはじめ役者陣の好演もあって楽しめるのだが、淡々としすぎている嫌いはあって、もうちょっと盛り上がりが欲しいところ。”痛快な娯楽作”と呼ぶには、今一つ突抜けた爽快感というものに乏しいのが残念でもある。

原作は山本周五郎で、脚本として黒澤明木下恵介市川崑小林正樹の名前が並んでいる。これは元々4人が共同で監督しようとして果せず、唯一存命している市川崑が単独でメガホンを取ったという次第。出来得れば黄金期に実現して欲しかった企画で、当時の新聞記事には「三船敏郎・中村錦之助・石原裕次郎・勝新太郎が共演」とあり、更に上記4名の名前が「監督」として連名でクレジットされる様を想像するだけでワクワクしてくるが、これだけ個性派のビッグネーム揃いではどのみち「怪作」になっていたやも知れぬ。
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by odin2099 | 2007-11-24 19:41 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_943331.jpg<CG世界遺産シリーズ>と同じく双葉社スーパームックの一冊です。今度は最初からシリーズと銘打ち、一挙に三冊出版されました。発売後、店頭で見かけてすぐに三冊とも購入しております。

<CG世界遺産>の方では実景にCG再現したものを合成したり、といった遊び心がありましたが、こちらにはそういう工夫がありません。その点で物足りない面もあるのですが、何といっても取り上げられているのが清洲城(織田信長)、長浜城(豊臣秀吉)、岡崎城(徳川家康)、躑躅ケ埼館(武田信玄)、春日山城(上杉謙信)、小田原城(北條早雲)という、一般的にはあまり知名度の高くない城ばかり取り上げられているのが嬉しい。
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by odin2099 | 2007-11-24 09:44 | | Trackback | Comments(0)
本国ではそろそろ公開も近付いているはずだが、我が国で見ることが出来るのは来年3月。随分と早い宣伝展開だなぁと思うのだが、「ムービー・ストーリーブック」や「ザ・ストーリー・オブ・ザ・ムービー」などと一緒に店頭に並んでいる。これは配給会社としても勝負を賭けていると見た。
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パラパラとページを捲って眺めているいるだけでも、ビジュアル面では問題なさそう。あとは映画として面白いものになっているかどうか。ただ製作・配給会社が同じだからといって、あまり『ロード・オブ・ザ・リング』を引き合いに出しすぎるのも如何なものか。”ファンタジー”ということで一括りにされてしまうのかも知れないが、作品のテイストはまるで別物なので、むしろあれの延長線上を期待されてしまっては困るのではなかろうか。
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by odin2099 | 2007-11-23 18:18 | | Trackback | Comments(0)
ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の再演奏盤で、共演はビクトル・パブロ・ペレス指揮のガリシア交響楽団。
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ということで注目されているようだけれども、「ヒラルダの調べ~セビーリャ幻想曲」と「ある宴のための協奏曲」というレアな曲(どちらもあまりCD化されていないらしい)が収められていることの方が価値がありそうだ。自分も今回初めて聴いたのだけれども、もっと広まっても良い曲だなと感じた。
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by odin2099 | 2007-11-23 08:19 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

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