【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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妄想を撮影する男子禁断の夢、実現しました。」と帯にありますが、写真集としてはスマッシュ・ヒットになっているようです。
「堂々と見せられるエロなんてまーったく興味なし!」「かわいいコの服の下をただ妄想する・・・そんな男子中学生マインドを今も心に持ち続ける男たちへ。」というコピーが付いていますが、これはなかなかのアイディア本だなぁと思います。雑誌「KING」での連載をまとめたものとのこと。

e0033570_2320629.jpgアイドルが水着になったり下着になったりする写真集は珍しくも何ともありませんが、これは日常風景と水着や下着姿を組み合わせたもの。
例えばただ椅子に座っているだけの写真でも、着衣のものと水着姿とを同じポーズで2枚撮影し、これを重ね合わせ、一部を破りとって服の下の水着や下着をチラっと見せるという趣向。別々に2枚の写真を見せられたならどうってこともないのでしょうが、こうすることで随分とエロティックになるものですねぇ。


モデルになっているのは、杏さゆり、安藤沙耶香、磯山さやか、今宿麻美、甲斐麻美、加藤理恵、川村ゆきえ、木口亜矢、小泉麻耶、小阪由佳、KONAN、スザンヌ、辰巳奈都子、谷桃子、谷村美月、次原かな、長崎莉奈、原田麻衣、堀田ゆい夏、真理、八代みなせ、山本梓、吉井怜と、グラビア等で一線で活躍している面々。第2弾も出るでしょうか。
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by odin2099 | 2008-06-30 23:21 | | Trackback | Comments(3)
今日のWOWOWは『ロッキー』シリーズ6作品を一挙放送していましたが、それとは関係なく『スター・ウォーズ』です(笑)。
まぁ『ロッキー』のイッキミも一度はやってみたい気もしますが、結構体力要りそうですな。

e0033570_2129196.jpgさてこの作品は、削除シーンを復活させた一作目、ディティール・アップを施した二作目に続いて、新規撮影シーンを含めたパワーアップ版となった<特別篇>第三弾。
ジャバ・ザ・ハットの宮殿での踊り子やエイリアン楽団のシーンが新たに追加撮影されていますが、知らなけりゃ気付かないくらい自然です。この踊り子さん、14年前のオリジナル版と同じ人なんだとか?!プロポーションが変ってなかったからの再起用だそうですが、それも凄いことですねぇ。
そしてエンディング・シーンも、エンドアの森でのささやかな祝勝パーティという雰囲気から、首都惑星コルサントのショットが追加されたりと、銀河を挙げてのお祭りムードへとスケールがアップしております。ショットの順番を入れ替えたり、一続きのシークエンスだったものを途中で他のショットを挿んだりと、かなり細かく手を入れられていますし、音楽もこの作品のために新たに書き下ろされています。
まぁ、オリジナル版のラストでは<中間三部作>のフィナーレとしては兎も角、サーガ全体のフィナーレとしては物足りないからでしょうね。

ただ、小説やコミック等ではこれ以降のドラマが数多く発表され、ハンとレイアの子供やルークの子供も出てきたり、と世代交代も図りながら物語は続いていますので、これも何か中途半端な気がしますが。
ちなみにこの作品直後の物語はこちら(『バクラの休戦』)へ。

ところで前二作ではケノービのことを「ベン」としか呼ばなかったルークが、この作品に限っては「オビ=ワン」としか呼びません。何故でしょう? 父親のことで嘘をつかれた、裏切られた、という思いから余所余所しくなったのでしょうか。
またダース・ヴェイダーはルークに対して、「オビ=ワンはよく仕込んだ」てなことを連発しますが、どっちかというとルークを鍛えたのはヨーダの方。でもヨーダについては一言もありません。ヨーダのことを知らないわけじゃないはずなんですが、それだけオビ=ワンに対するこだわりが強かったのかな。もっともオビ=ワン同様、ヨーダまでもが生き延びていたことを知らなかっただけなのかなぁ。
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by odin2099 | 2008-06-29 21:31 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(4)
こちらはメディアミックス作品『帝国の影』のコミック・ヴァージョンで、ストーリーはジョン・ワグナー、ペンシラーはキリアン・プランケット、カラーはキャリー・ポーター、そしてカバーアートはクリス・モーラー。

e0033570_16573555.jpgハン・ソロを救い出そうとするルーク、レイア、ランドらと、”帝国の影”で暗躍する<ブラック・サン>とプリンス・シゾールを描くというストーリーは小説版と同じですが、どちらかというとルークやレイア、シゾールらの出番は少なめで、それに代って小説版では名前しか出て来なかったボバ・フェットの出番が大幅に増えています
ダース・ヴェイダーからハンを受け取ったボバは、何故か真直ぐにタトゥーインのジャバ・ザ・ハットの元を訪れず回り道をするのですが、その理由は小説版では明らかにされません。登場人物たちも訝る描写がありますが、このコミック版を読めば原因はたちどころに判明します。ジャバの元へ向かう途中、ボバはソロを横取りしようとする賞金稼ぎ連中との抗争に巻き込まれてしまうのです。
また、シゾールに対抗しようとするヴェイダーの動きも膨らまされていて、ルークを生け捕りにするために配下の荒くれ者ジックスをジャバの元へ送り込んだりと、これまた小説版を読んだだけではわからない裏側も明らかにされます

このあたりは事前に調整がされていたそうで、ゲーム版では新キャラクターのダッシュ・レンダーが主人公になっているのだとか。どれか一つのヴァージョンを押さえておけば良いと言うことではなく、他を知っていればより楽しめるという趣向で、正しくメディアミックス作品ならではということでしょう。
そして物語は『ジェダイの帰還(ジェダイの復讐)』へと続きます。
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by odin2099 | 2008-06-29 17:00 | | Trackback | Comments(0)
生前のアガサ・クリスティーが、自作の中でのお気に入りの一つに挙げていたという『無実はさいなむ』を映画化したもので、製作はEMIに替わってキャノン・フィルム。この頃のキャノンの躍進振りは凄まじいものがあった。
監督はデスモンド・デービス。

e0033570_1147395.jpg海辺の町のとある屋敷を、一人の男が訪ねて来た。二年ぶりに南極探検から戻ってきた彼は、その屋敷に住む知人の以前落とした住所録を届けに来たのだが、実はそこでは二年前に夫人が殺されるという事件が起っており、件の知人はその犯人として既に処刑されているというのだ。犯行時間には自分と一緒にいたことから知人が無実であることを知る彼は、残された家族や警察に再審を掛け合うのだが、何故か一家は口を閉ざしたままで今の結末に満足しているという。無実の男を処刑台に送り込んだことで負い目を感じた彼は、警察の妨害にも関わらず独自に調査を始めるのだが、やがて一家に纏わる様々な思惑を知ることになる。そして誰もが動機を持っていることを。やがて第二の殺人事件が起ってしまう・・・。

クリスティーの映画化というと「オールスター・キャストの華やかなもの」というのが定番だが、この作品の出演者はドナルド・サザーランドを筆頭に、フェイ・ダナウェイ、クリストファー・プラマー、サラ・マイルズ、ダイアナ・クイック、イアン・マクシェーン、アネット・クロスビーという具合にかなり渋いもの。ポワロやマープルといった名探偵も登場せず、主人公は大学教授の素人探偵で、展開もかなり地味である。そして画面も暗く、邦題の如きスケールの大きな超大作ではないし、モダン・ジャズを使った音楽も、画面を盛り上げているとは言いがたい。

ということもあってか、この作品を観るのは初めてじゃないにも関わらず、ストーリーは全くと言って良いほど覚えていなかった。
その分、犯人探しの楽しみは再び味わうことが出来たのだけれども、何となく後味の悪い結末といい、面白かったとはとても言えそうもない。聞けば原作小説とはかなり趣を異にしているとのことなので、先ずはそちらを読まねば。
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by odin2099 | 2008-06-28 11:47 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_2150666.jpg世界各国の国境にまつわるネタを集めた一冊。

つい最近、似たような本(『世界がもっと面白くなる! 国境の秘密』)を読んでいるのだけれども――実は書店で2冊並んでいるのを見て、どっちにしようか迷った末に両方買っちゃいました・・・!――、流石にネタが被ってます。

あちらは面白ネタを中心に構成した感じですが、どちらかというとこちらは笑えるネタだけでなく、宗教的、民族的紛争のことなどにも細かく触れている感じ。どちらが良いかは各人の好みの問題ですね。
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by odin2099 | 2008-06-27 21:50 | | Trackback | Comments(0)
先ごろ亡くなった”宇宙軍大元帥”野田昌宏といえば、<スターウルフ>や<キャプテン・フューチャー>、それに<スター・ウォーズ>などの翻訳、あるいは<銀河乞食軍団>シリーズの執筆や、はたまたNASAの伝道師(?)の如き著作などでも知られていますけれど、代表作となるとこの本になるんでしょうかね。

e0033570_22322388.jpg1930年代、40年代のアメリカのパルプ雑誌を彩った数々のヒーローを、日本で本格的に紹介した初めての本ということで、紹介されているのはエドガー・ライス・バロウズ<火星シリーズ>、フィリップ・フランシス・ノウラン<バック・ロジャース>、ニール・R・ジョーンズ<ジェイムスン教授シリーズ>、E・E・スミス<スカイラーク・シリーズ>、<レンズマン・シリーズ>、C・L・ムーア<ノースウェスト・スミス・シリーズ>、アーサー・K・バーンズ<ゲリー・カーライル・シリーズ>、そしてエドモンド・ハミルトン<キャプテン・フューチャー・シリーズ>ら錚々たる顔触れ。

単行本として出版されたのが1969年、文庫になったのが1979年、自分がそれを買ったのが13~4年前だけれども、今でも現役で書店の店頭に並んでいるというロングセラー。そもそもは1963年から65年にかけて、「SFマガジン」誌に連載されていたコラムが元になっているというのですから恐れ入ります。自分、生まれてないや・・・ということもありますが、その頃にこれらのヒーローたちの名前を知っていた日本人の読者というのはどれくらいいたのでしょう? この本に影響されたSF作家や関係者は数多いと言われていますが、宜なるかな。また続々とこれらシリーズの翻訳本が出版されるようになったのも、この本の存在あればこそ、でしょうね。
単純にこの本を読んでも面白いですし、やっぱり作品そのものを読みたくなってきます。
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by odin2099 | 2008-06-26 22:33 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_21502743.jpg大物総会屋が証券会社の利益供与事件で逮捕され、大手銀行に不正融資疑惑が持ちあがる。
初めは危機感を持たなかった役員たちも、東京地検特捜部の捜査が入り、書類が押収され、事情聴取が始まるにつれパニック状態へ。遂に逮捕者も出てしまう。
そんな中で上層部の態度に業を煮やしたミドル達が、銀行再建へ向けて悪しき因習(呪縛)を断ち切るために立ちあがる。

金融業界の内幕を描いた高杉良のベストセラー小説(『呪縛/金融腐蝕列島2』)を映画化。
役所広司、椎名桔平、風吹ジュン、若村麻由美、矢島健一、石橋蓮司、遠藤憲一、もたいまさこ、本田博太郎、黒木瞳、丹波哲郎、多岐川裕美、根津甚八、佐藤慶、仲代達矢ら若手、中堅、ベテランの役者が入り乱れる集団劇で、ハリウッド映画に引けを取らない重量感を持ち、かつ堅苦しくない娯楽作品に仕上がっている。これは”ビジネス・パニック大作”とでも呼べば良いだろうか。

e0033570_21505456.jpgただ、かなりのボリュームを持つ原作小説故の消化不良なのか、終盤が急転直下で忙しない印象なのが惜しい。肝心の、銀行再生のプロセスがすっぽりと抜け落ちているのである。
せっかくのエンターテインメント作品、最後には何らかのカタルシスが欲しいところなのだが・・・。
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by odin2099 | 2008-06-25 21:52 |  映画感想<カ行> | Trackback(2) | Comments(0)
e0033570_23454723.jpgシリーズ3本と番外編『スーパーガール』を作ったサルキンド父子から、当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった今は亡きキャノンフィルムへと、権利関係が移転してから作られたシリーズの第4弾。

といってもクリストファー・リーブのスーパーマンは健在だし、前作ではお休みだったジーン・ハックマンのレックス・ルーサーも復活。
前作では影の薄かったマーゴット・キダー演じるロイス・レーンもメデタク正ヒロインの座に返り咲き、レギュラー・キャラクターもそのまんま。そして勿論ジョン・ウィリアムズの手になるテーマ曲は高らかに鳴り響き・・・という具合に、驚くほど製作体制の一新を感じさせない作りになっている。
しかしお話の方は・・・。

前作の出来には相当不満を持っていたらしいクリストファー・リーブは、今回は自らストーリーを立案。スーパーマンを国連総会に乗り込ませ、核兵器廃絶を堂々と宣言させるという暴挙、いや快挙に出た。
社会派テーマを内包した娯楽作品を狙っていたのだろうけれど、現実社会に直面させるとスーパーヒーローは途端に精彩を欠く。スーパーマンが全力で、大真面目に核兵器を処分すればするほど、実際には未だ核の脅威にさらされ続けている現実世界とのギャップが浮き彫りになってしまう。やはり「現実」を前にすると、スーパーヒーローは無力だ。
そして皮肉なことに、このスーパーマンの”善意”が、「最強の敵」ニュークリアマンを生み出してしまうのだから。

このニュークリアマン、レックス・ルーサーが悪知恵を働かせ、スーパーマンのDNAから作り出した物質を核ミサイルに搭載し、それをスーパーマンが太陽に放り込んで処分しようとしたことから誕生した超人なのだ。
いわばスーパーマンのクローンなのだが、その割りに演じたマーク・ピローはちっともリーブに似てないけど、それでいいのか?

ま、ニュークリアマンが登場してから、些か説教臭かった前半部分に比べ、一気にマンガに徹した展開になってゆく。
「スーパーマン抹殺」を標榜しながら、この考えナシの筋肉バカは単に力勝負を挑むだけ。世紀の一戦というよりもじゃれ合ってるだけとしか思えない緊迫感の無さが、かえって「スーパーマン」らしいのだけれども、これじゃよっぽどのファンじゃなければ退くな・・・。

リーブ自身はどの程度出来栄えに満足していたのか知らないけれど、一般の観客は満足とは程遠かったようで、更なる続編は凍結。自分もこの作品だけ映画館で観ておらず、ビデオでの鑑賞のみだ。
その後のリーブの運命に関してはご存知の通りで、「スーパーマン」そのものの復活にも20年近い歳月を要する羽目になってしまったが、改めて観直すとリーブというのは上手い役者さんだったのだなぁと実感。この作品でもスーパーマンとクラーク・ケントを見事に演じ分けていて、これならば二人が同一人物だと周囲が気付かないのも宜なるかな。もう一本くらい、リーブのスーパーマン、観たかったものである。

ところでこの作品、邦題は『4』となっているのは何故だろう? 前作、前々作はそれぞれ『II』、『III』という表記なのに。
配給会社が代わったからだろうか。
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by odin2099 | 2008-06-24 23:56 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(4)
e0033570_20455828.jpg劇場版<スター・トレック>シリーズも、これで5作目。
3、4作目を監督したMr.スポックことレナード・ニモイが好評だったからか、「今度はオレにやらせろ」とばかりに主演のカーク役ウィリアム・シャトナーが監督に乗り出した。
一時はこれがシリーズ最終作という触れ込みだったし、原題も”THE FINAL FRONTIER”ということで、最後だからというお祭り気分だったのかも知れない。

中立地帯の惑星で、地球人、ロミュラン人、そしてクリンゴン人の代表が人質に取られるという事件が発生し、カークたちは休暇を返上、トラブル続きで修理中のエンタープライズ号で発進するが、そこに現れた首謀者というのが何とスポックの異母兄。そんな人いたの?という感じだが、彼らにエンタープライズを乗っ取られ、銀河の中心にあるという「あらゆる謎に対する答えのある」という<シャカリー>という伝説の惑星へ向かうことに。この<シャカリー>、地球語では<エデン>のことだそうで、楽園へ神様探しに連れ出されるというのが今回のお話。

正直「なんじゃらほい」という内容だし、いきなり生き別れのスポックのお兄さんが出てきたり、とファンからの評判もすこぶる宜しくないとのこと。
クライマックスに出てくる神様とやらもコケ脅かしだけれども、その神様に食って掛かるカークが「らしい」とファンには受けてるようだ。
結局シリーズの幕引きには「これじゃあんまりだ」と思ったのか、次回作が実現。今度こそオリジナル・シリーズはファイナルを迎えることになった。

でも改めて観直してみると、案外捨てたもんじゃないなぁという気もする。
スポックの兄サイボックも根っからの悪人ではなく、情熱的な理想主義者といった趣で必ずしも憎めない人物だし、カーク、スポック、それにドクター・マッコイの3人にスポットライトを当て、この3人の絆が事件解決の鍵となるというのも悪くない。
3人が休暇でキャンプに出掛けるシーンで始まり、最後もキャンプで終っているのは映画としては見事な締めくくり。途中で大ボラさえ吹かなければ、ちょっとした小品として良い映画になったんじゃないかなぁ。
・・・とは思うのだけれども、それじゃやっぱり<スター・トレック>にならないか。

それにしても最近の<スター・トレック>関連のニュースというと、この作品にもレギュラー・キャラ、スールー(ミスター加藤)役で出ているジョージ・タケイの同性結婚とか、オリジナル・テーマ曲を作曲したアレクサンダー・クーリッジの訃報とか、あまりファンには楽しいとは言えない話題ばかり。
新作映画の公開までは後一年近くあるし、ちょっと寂しい時期ですな。
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by odin2099 | 2008-06-23 20:50 |  映画感想<サ行> | Trackback(4) | Comments(4)
ジェラルド・バトラーやサラ・ポーリー、ステラン・スカルスゲルトが出演した『ベオウルフ』、ロバート・ゼメキス監督がレイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、ロビン・ライト・ペン、それにアンジェリーナ・ジョリーらを起用してアニメーション化した『ベオウルフ/呪われし勇者』の2本が競作になってただけかと思っていたら、まだ他にも作られていた<ベオウルフ>物。

原題は”GRENDEL”、ということは主人公はベオウルフじゃなくてグレンデルなのか?!というと、そんなことはない。多分<ベオウルフ>の名前をタイトルに使えなかったか、或いは紛らわしいから(特徴付けるため)やめたのだろう。SCI FI PICTURESプレゼンツということだが、ユニバーサル・スタジオが製作しているようだ。

e0033570_2112027.jpgお話は伝説の前半部分、ベオウルフがグレンデルとその母親を退治するまでだが、ベオウルフはやや脇に回り、フィン(ベオウルフが仕える王の甥で、ベオウルフ自身も弟子として可愛がっている)という若者を中心にラブ・ロマンスの要素を加えていることと、王国とグレンデルとの間にある”契約”が交わされているというあたりが新機軸。まぁ何とか独自色を出そうと言う工夫の表れだろう。

監督はニック・オリン、出演はクリス・ブルーノ、チャック・ヒッティンガー、マイケル・J・ミノら知らない名前ばかりだが、ベン・クロスがフロースガール王に扮して画面を引き締めている。

低予算なのだろうがVFXは鑑賞に堪えるレベルだし、過剰な期待をしなければ1時間半は充分楽しめるだろう。あとはこれでもっと役者陣に華があればなぁ・・・というところ。
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by odin2099 | 2008-06-22 21:08 | テレビ | Trackback(2) | Comments(0)

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