【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_21432263.jpgジャック・マイヨールが自ら命を絶ってから、もう7年近くになるんですね。あのニュースは驚きでした。

この本は1993年に出版されたものの文庫版です。
何故今頃になって文庫化されたのかはわかりませんが、何度か繰り返して読んだのでもうボロボロ。そんな時に文庫になったわけですから、すぐに飛びつきました。
映画『グラン・ブルー』の主人公のモデルとしても知られるフリー・ダイビング(素潜り)の第一人者ジャック・マイヨールの、一種の自伝といってもいいだろう。
実際はエッセイ風の散文を、訳者が独自に解説を加えて構成したもので、マイヨール自身の文章は全然まとまりがないのだが、逆にこれが、読み手にストレートにメッセージが伝わる作りになっているのは結果オーライ? 分量としては、解説の方が遥かに多いはず。
いつかヒトは、イルカに近づいたヒトイルカになれるのかもしれない。
――そんなマイヨールの夢は、そう簡単に実感出来るものではないと思うが、それでも「素敵なもの」と感じさせてくれる。
「こちら閲覧室」から引用、転載しましたが、文庫化にあたっては構成にも若干手が加えられているので、以前よりも読みやすくなっています。
この機会に多くの人に手にとって貰いたいなぁと思う次第です。
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by odin2099 | 2008-09-30 21:44 | | Trackback | Comments(0)
1994年の春先に発売されたビデオ作品で、これまでの「宇宙戦艦ヤマト」というシリーズを振り返りつつ、当時製作中だった2本の新作、新しいヤマトの旅立ちを紹介しようという意図で作られたものです。
正直、TVの特番だとか、無料のプロモーション・ビデオというのならば納得なのですが、ただの”長いCM”を商品として売るという姿勢には疑問がないでもありません。
しかし今となっては、こういった形で残っていることで往時に想いを馳せ、実現しなかった夢を再び追いかけるという楽しみも与えてくれます。

e0033570_23465740.jpgさて、このビデオで云うところの2本の新作というのは、1本はOVAとして企画された『新 宇宙戦艦ヤマト』です。
従来のシリーズから約300年後の世界を舞台に、若者たちが新たなヤマトを建造して冒険の旅に出るというストーリーで、この年の秋に『YAMATO2520』とタイトルを改めた後に正式にスタートしました(その後、ご存知のように中断したままで、続巻の発売は絶望的です)。

そしてもう1本が、劇場用作品として企画された『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』
これは『完結編』から19年後、再びあのヤマトが復活するというもので、なんと原案はあの石原慎太郎・現東京都知事です。
こちらは10年以上経った今でも実現しておらず、数年前にも企画が立ち上がりましたが頓挫し、最近ようやく始動したという話です。今度こそ実現するでしょうか。

どちらの作品も製作の過程を紹介し、設定画やイメージボード、それにテストフィルムを見せるなど弥が上にも期待を盛り上げてくれていますが、その後の経緯を知っているだけに、今見ると虚しく感じられてしまいますね。
この時に両作品とも無事に完成(完結)していたならば、と悔やまれてなりません。

またこのビデオには,旧作品の名場面や新作のプロモーション映像だけでなく、かつての「ヤマト」に携わったスタッフや新しい「ヤマト」に関わっている人たち(勿論両方に参加している人も)が、何人かインタビューを受けて出演しています。
西崎義展プロデューサーを筆頭に、豊田有恒、松本零士、舛田利雄、山本暎一、藤川桂介、白土武、宮川泰、羽田健太郎、徳永二男、阿久悠、シド・ミード、前田真宏、平野靖士、高山秀樹、北爪宏幸、小林誠、大倉雅彦、庵野秀明、結城信輝、石原慎太郎等々・・・。

この中には数年後、製作会社が倒産し、西崎プロデューサーが破産し、その後に銃刀法違反や覚せい剤所持で逮捕された後に声高に批判をしたり、権利関係で訴訟を起こした人もいるのですが、何故この時点ではこういった作品への出演を許諾したのでしょうね。
このビデオ、客観的に「ヤマト」を捉えているわけではなく、あくまでも製作側からのプロモーション作品なのですから、無理して出演する義理はなかったのではないかと思うのですが・・・。

このビデオが発売された当時は、新作映像が見られるのは嬉しいものの、一本の作品としては価値を見出せなかったのですが、逆に今となってはお宝映像の数々が詰まっていると言えるかも知れません。
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by odin2099 | 2008-09-29 23:48 | ビデオ | Trackback(1) | Comments(10)
e0033570_185395.jpg京極夏彦のベストセラー小説<百鬼夜行シリーズ(京極堂シリーズ)>の第2作だそうで、第1作『姑獲鳥の夏』に続いて映画化されました。
前作を観た際には何だか狐につままれたような印象が残りましたが、それでもシリーズ化されたら次も観に行きたいなぁ、などと記してますけれど、結局映画館へは行かずに自宅でのDVD鑑賞と相成りました。

監督は亡くなった実相寺昭雄に代わって原田眞人、スタッフもかなり入れ替わってるようですが、メイン・キャストは概ね前作からのスライド。
関口巽役が永瀬正敏から椎名桔平に交代した以外は、中禅寺秋彦(京極堂)役の堤真一、榎木津礼二郎の阿部寛、木場修太郎の宮迫博之、中禅寺敦子の田中麗奈らが続投しています。
原作を読んでいる人には納得のキャスティングかどうかわかりませんけれど、門外漢からすると、シリーズである以上キャストが踏襲されたのは有り難いですね。
そして今回のメインゲストには黒木瞳、宮藤官九郎、それに柄本明らが配されています。

いやぁ、前作もよくわかんないお話でしたが、今回もサッパリでした。事件の骨格というか、犯人探しは別に難しい訳ではありませんが、その目的や手段となるとちょっと・・・。
マッド・サイエンティストによる人体実験、猟奇的殺人と、京極堂が得意とする「憑物落とし」がどう関係してくるのか、観終わった後でも上手く繋がりません。結局は全て人の心の闇から発したもので、その闇を解放することが「憑物落とし」ということになるのでしょうか。
うーん、これはやはり原作を真面目に読まなければ駄目かなぁ・・・?
それでも同世代の役者を集めたキャスティングは見所があって、クライマックスで堤真一、阿部寛、椎名桔平らが並んで”悪の巣窟”(苦笑)へ乗り込んでいくシーンなどは、訳もなく感動したりしたのですが。

ところでこの作品、もうすぐ深夜枠ですがTVアニメにもなるんですね。
この映画版も原作とは随分とお話や設定が違うようですし、当然のことながらアニメ・シリーズも別物になるでしょうから、ちょっと興味があります。観てみようかな。
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by odin2099 | 2008-09-28 19:08 |  映画感想<マ行> | Trackback(15) | Comments(4)
e0033570_15203059.jpg何度も映画化の話が持ち上がり、かつてはトム・クルーズ主演で企画も進められていたというアイアンマン、初めての映画化作品。
ニコラス・ケイジ(またか)やレオナルド・ディカプリオの名前が挙がっていたこともあったらしいが、戦うセレブ、トニー・スタークを演じているのはロバート・ダウニーJR.。
マーベル・コミックが立ち上げた映画製作会社マーベル・スタジオの、第1回作品でもある。

天才発明家にして巨大軍事産業のCEOトニー・スタークは、アフガニスタンの地で米軍相手に最新兵器のデモンストレーションを行った帰途、武装テロリスト集団に襲われて重傷を負い、拉致監禁されてしまう。
同じく監禁されていた医師の手によって人工心臓を埋め込まれ、九死に一生を得たトニーだったが、自社の製造した武器をテロリストたちが手にしているのを見てショックを受ける。
テロ集団はトニーに武器を作ることを強要するが、隙を見て彼が作り上げたのはパワードスーツだった。それを装着して辛くも脱出に成功したトニーは、帰国後、兵器産業からの撤退を宣言。自宅に篭り改良型のパワードスーツ製作に着手する。
自分が開発した兵器で苦しんでいる人々を救いたい、というのがトニーの願いだったが、会社の株は下落、幹部会はトニーの解任を要求してきた。そしてトニーの知らないところで、会社はテロリストたちに武器を供給し続けており、その黒幕はトニーの身近なところにいたのである・・・。

懐かしくも新しいレトロ・フューチャーな匂いのするデザインが秀逸なアイアンマンの冒険譚第1章(早くも続編製作決定!)。
グウィネス・パルトローやジェフ・ブリッジス、テレンス・ハワードら大人向けの役者陣を揃えながらも(ロバート・ダウニーJR.を含めて、皆アカデミー賞候補や受賞者ばかりだ)、プラモデルやフィギュア造りに勤しむ大の大人を中心に据え、”男の子の夢”を正面切って描いた作品かと思いきや、実は企業の買収・防衛というか会社乗っ取り劇を描いていたという社会派映画(?!)。
バットマンことブルース・ウェインもそうだけれど、セレブって大変なんですなぁ。ただトニー・スタークはブルース・ウェインほど屈折しておらず、挫折を味わった、改心した、といっても基本の”オレ様キャラ”は変わらない。ロバート・ダウニーJR.も胡散臭さ全開で、そこが彼の魅力だろう。
もっとも原作コミックではアルコール中毒になったり、路上生活者になったりと、毀誉褒貶激しい人らしいが、そのあたり、2010年公開と発表されているパート2ではどう描かれますやら。

e0033570_15205230.jpg続編と言えば、これまでは権利を売って他社との共同製作という形で映像化を進めてきたマーベル・コミックは、この作品を手始めに自らの手でヒーローをスクリーンに送り込もうと画策中。
以降、『アントマン』、『キャプテン・アメリカ』、『マイティ・ソー』らの映画版が出番を待っており、更にはスーパーヒーロー・チーム(勿論アイアンマンも参加)の活躍を描いた『アベンジャーズ』映画化まで漕ぎつけ、全てを収斂させようという壮大な計画をぶち上げてますが、そこまでヒーロー人気が持続するかどうか。
この作品のラストにも某大物スターがカメオ出演を果たし、意味ありげな台詞を残していたけれど、日本では公開が前後してしまった『インクレディブル・ハルク』のラストに、ロバート・ダウニーJR.がそのまんまトニー・スターク役で出ていた意味もここにある。
ただ、原作のアベンジャーズにはスパイダーマンやX-メンのウルヴァリンらも参加しているけれども、権利関係バラ売りしちゃってるし、スター俳優ばっかりだから、そこまでの召集は無理だろう。
実現すれば物凄いオールスター・ムービーになるけど、こりゃ夢物語だな。
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by odin2099 | 2008-09-27 15:06 |  映画感想<ア行> | Trackback(59) | Comments(12)
結局「探偵ガリレオ」シリーズの内、文庫で出ている作品は全部読んでしまいました。
前2作とは違って、こちらはシリーズ初の長編作品だとか。
湯川と草薙のコンビが難事件に挑むというスタイルは変りませんけれども、これまでの作品とは随分と趣が違います。オカルトじみた不可思議犯罪ではなく、容疑者に完璧なアリバイがあるという本格的なサスペンス物で、あの湯川が「天才」と認めた大学時代の友人・石神というライバルキャラクターが、二人の前に立ちはだかります。

e0033570_722542.jpgかつては天才数学者と呼ばれながら、今はしがない高校の数学教師となっている石神は、同じアパートの隣人・花岡靖子に秘かに想いを寄せています。彼女は夫と離婚し、今は中学生の娘・美里と二人暮らし。以前はホステスとして錦糸町のクラブで働いていましたが、今はそのクラブのママだった小夜子が経営する弁当屋を手伝っており、石神は彼女目当てで毎日のように弁当を買い求めていました。
そんなある日、彼女に復縁を迫り、元の夫である富樫が訪ねてきます。そして争ううちに靖子と美里は富樫を殺害してしまうのです。
途方にくれる二人の前に現れたのは石神でした。彼は二人を救うために冷静に計画を立て、死体を巧妙に隠し、二人のアリバイを作り、完全犯罪を企てます。案の定、草薙たちは靖子らを疑いながらも決定打を得られず、また石神の関与にも全く気付きません。
ところが湯川は草薙の口から隣家に石神が住んでいることを知り、彼を訪ね旧交を温めるのですが、その際にある疑問を抱くことになるのです。

人付き合いが苦手で風采の上がらない男が、元ホステスである女性に寄せる純愛物、といった内容でした。
一方の靖子はそれなりに男性との付き合いもあって、娘の美里も富樫ではなく最初の結婚相手の子ども。そして事件を知って心配して声を掛けてきた、以前の固定客だった工藤からも交際を申し込まれるという華やかさも(本人は自覚していないとしても)持ち合わせています。いわば住む世界が違う二人が結ばれるのか否か、というのもポイントの一つでしょうね。
完全犯罪のトリックも面白かったのですが、同情も共感も出来ないものの、身につまされるというか、やはりこの石神というキャラクターには惹かれるものがあります。
この作品、今度映画になるわけですが、どのように映像化しているのか興味が湧いてきました。
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by odin2099 | 2008-09-27 07:11 | | Trackback(15) | Comments(2)
ティム・バートン監督作『バットマン』の大ヒットを受け、1992年から放送が始まったTVアニメーション・シリーズで、DVD『ゴッサム・ナイト』の特典ディスクに入っていたのでこちらも観てみました。
映画との相乗効果もあってこのTVアニメ版もヒットし、1999年ぐらいまで放送は続いたようで、並行して『スーパーマン』のアニメ版が放送されたり、スーパーマンやワンダーウーマンらと共演したオールスター物『ジャスティスリーグ』へと引き継がれていっています。
お気に入りの長編アニメ『バットマン/マスク・オブ・ファンタズム』は、このシリーズをベースにした劇場用作品です。

ディスクに収録されているのは4つのエピソード。

e0033570_220396.jpg「ダークナイトの伝説」は、子どもたちが語るバットマンの都市伝説の数々を描いたもの。『ゴッサム・ナイト』の1stエピソード「俺たちのスゴい話」も似たようなお話ですが、あちらはややグロテスクな部分があるのに対して、こちらは子どもの純粋な(?)夢という形になっています。

「氷の心を持つ男~怪人ミスター・フリーズ~」は、映画『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』の元ネタ。妻を愛する悲劇的な怪人の復讐譚。ただ、デザインは全くの別物です。

「最大の危機」は、目の前で死んだバットガールが最愛の娘バーバラだったことを知ったゴードン本部長が、バットマンの正体がブルース・ウェインであることを付き止め、娘の復讐のために追い立てるというお話。ナイトウィングこと初代ロビンのディックや執事のアルフレッドまでが犠牲になって・・・というハードなストーリーですが、オチはきちんと付きます。

そして「闇の騎士」は、自分の失態でゴードン本部長に重傷を負わせてしまったバットマン=ブルースが自責の念にかられ、今までしてきたことは無駄だったのかと問いかける重たい内容になっています。

ロビンがいたりいなかったり、バーバラが子どもだったり成長していたり、と製作時期はおそらくバラバラなのでしょう、続けて観ると混乱してきますが、個々のエピソードはなかなかの力作揃い。
また絵柄は子ども向けと思えるのに、内容はかなり大人向けだったりというアンバランスも楽しめます。

全話を観てみたいとまでは思いませんが、他にも代表的なエピソード、傑作、秀作があれば観たいなと思わせる出来でした。
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by odin2099 | 2008-09-26 21:42 | テレビ | Trackback | Comments(0)
e0033570_6275933.jpgある日、彗星が地球に大接近。このまま行くと激突して、地球は滅びてしまう?!ということで、ムーミン谷は大騒ぎ。
ムーミントロールとスニフは遠くの天文台まで彗星のことを調べに行く途中、スナフキンやスノーク、スノークのおじょうさん等と出会って友だちとなるのですが・・・。

作者自身が何度も手を入れたことで発表が遅くなったとのことですが、実際にはシリーズとしては2作目ぐらいになるそうです。
この作品で初めてムーミントロールは、スナフキン、スノーク、スノークのおじょうさん、じゃこうねずみ、ヘムルさん達と知り合いになるのです。

それはさておきこのシリーズ、自分が思っていた世界とは随分と隔たりのあるものですねぇ。これで3冊読んだわけですが、未だに世界観もキャラクターも掴めずにいます。
哲学的というか、不条理というか、お子さま向けではないシュールな物語の数々。
なんだかムーミン谷で迷子になっちゃった気分・・・。
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by odin2099 | 2008-09-26 06:28 | | Trackback(2) | Comments(4)
e0033570_2271688.jpg映画『終りなき夏〔エンドレス・サマー〕』に憧れた二人のサーファーが、伝説的なムービーに準えて”終りなき夏”と”完璧な波”を求めて世界中を旅するという、同工異曲のロードムービー。
脚本・監督は前作同様ブルース・ブラウンで、30年ぶりの第2弾。

30年前の出演者が元気に姿を見せたり、前作と同じ場所を訪れて30年間の変貌ぶりを見せたりと、”続編”としての色付けも十分。
あれからサーフィンを取り巻く環境は変わり、サーファー人口は増え、テクニックも道具も進歩を続けてきているが、サーファー魂そのものは変わっていないことを声高に主張している。

サーフィンにさほど興味がなくても、二人の青年の珍道中を観ているだけで何となく楽しい気分になってくる一本。
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by odin2099 | 2008-09-25 22:08 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
映画の『X-メン』『X-MEN2』は観ましたが、X-メンって確かこんなお話じゃなかったよなぁ~となんとなく違和感があったので、3作目を観る前にアニメシリーズも観てみることにしました。

e0033570_22133380.jpgでも今DVDで入手出来るのは、昔TVでちょこっと観たことのある『X-MEN』じゃなくて、リメイク版の『X-MEN/エボリューション』だけなんですな。
これ、X-メンたちがティーン・エイジャーになってるという設定の学園モノ。
一応はサイクロップスが主人公でウルヴァリンたちは脇役になってますが、やっぱり違和感は拭えない~。

このvolume1には3話を収録。
スタート時点でX-メンなのはプロフェッサーX以下、サイクロップス、ジーン・グレイ、ウルヴァリン、ストームの5人。
第1話「闘いのはじまり」でナイトクローラーが、第2話「新たな才能」でシャドウキャットが仲間入り。
第3話「ローグの悲劇」でローグが登場しますが、このエピソードではまだ仲間入りはしていません。今後の展開では、一旦はマグニートー側に付いた後で、X-メン側へと移るようです。
その後、スパイクも仲間になってレギュラー・メンバーは9人ということになるようですが、うーん、あんまり続きを観たい!と思わせる内容ではないですねぇ・・・。
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by odin2099 | 2008-09-24 22:14 | テレビ | Trackback | Comments(0)
前回観に行ってからまだ一月経ってないんですが、またもや汐留へやってきました~!
早くも3回目です!!
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1回目の感想はこちら
2回目はこちら
今回2回目を観に行きましたが、何れまた観に行きたいとも考えています。その際には、今度は別キャストでも観てみたいものですね。沼尾グリンダと濱田エルファバは素晴らしいですが、果たして他のキャスティングでも楽しめるかどうか。その時に本当に自分がこの作品を好きなのかどうかがわかると思いますので。
・・・と前回書いたのですが、今月に入ってからキャストが次々と異動。
とうとうメイン3人が総入れ替えになったものですから、チャンス!と思いチケットを取りました。
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今日のキャストは以下の通り。
 グリンダ/西 珠美  エルファバ/樋口麻美
 ネッサローズ/山本貴永  マダム・モリブル/武 木綿子
 フィエロ/北澤裕輔  ボック/金田暢彦
 ディラモンド教授/前田貞一郎  オズの魔法使い/松下武史
オズの魔法使いは初演キャストに戻ったことになりますね。
で、今回はもう露骨にキャスト比較をしてしまいました。というより、どうしても観ていて、聴いていて気になります。

まずグリンダ。
この人は先日静岡で観た『美女と野獣』でベルを演じていた人ですね(2ヶ月ちょっとの公演で、ベル役は何人か交代してるそうですが)。
その時も台詞が気になったのですが、プロフィールを拝見すると韓国のご出身のよう。それでは致し方ない面もありますけれど、ベルと違ってグリンダはシチュエーションや感情によって台詞を言う早さやトーン、イントネーションなどがコロコロ変わる役。普通に話しているのを聞いている分にはあまり気にならないのですが、早口台詞や逆にゆっくりとした台詞、感情を爆発させる台詞などはかな~り気になります
歌には定評のある人のようですが、沼尾グリンダに慣れてしまうと彼女の歌声には透明感がありません。高音部の伸びなどは素晴らしいと思いますが、意外に声が太くアンサンブルの中では埋没してしまっているのが残念。
そして歌や台詞だけでなく全体的な演技で気になってしまうのは、無理して明るく元気に振舞ってるなぁと感じられてしまうこと。やはり沼尾グリンダの弾けっぷりには叶わないですね。
逆に”美人度”で言えば沼尾グリンダよりも西グリンダの方が上。美少女然としていて最初の頃は、本当に嫌味な女に見えてしまいます。
天真爛漫であっけらかん、愛嬌があって美人過ぎないのがグリンダの魅力かなぁと思いますので、その点でも不満がないでもないですが、このあたりは回を重ねるごとに変わってくるでしょうからいつかまた観る機会があったら、その時は感想も随分変るでしょう。

次にフィエロ。
この人は声も朗々たる美声ですし、佇まいも端正。ハッキリ言って”脳みそカラッポのイケメン”フィエロにはミス・キャストだと思います。
二部での成熟したフィエロには悪くないかも知れませんが、一部でのヤンチャぶりとの対比がなければその魅力も半減。動きにも軽さがないですし、ちょっと期待外れでした・・・。

e0033570_20244846.jpg最後にエルファバ。
うーん、正直言ってこのキャラクターは、相手役のグリンダを誰が演じるかでかなり変わってくるような気がします。今日の舞台を観る限りではあまり呼吸が合ってるようには見えなかったので、エルファバの存在感がかなり霞んでしまっていた感がありました。
芝居も濱田エルファバに対してこれという特色が見えませんし、グリンダやフィエロに比べると新しいキャストによる新解釈ではなく、ただの代役にしか思えなかったですねぇ。本来はもっと実力のある女優さんなんだと思いますが。
歌に関しては、声量や高音部の伸びは流石だなと感じましたが、もしかすると音域が狭いのでしょうか。誤魔化して歌ってるというと語弊がありますが、何かその分をテクニックでカバーしてるように聴こえてしまいました。
歌手の歌としてならそれでも良いですが、役者の歌(キャラクターの言葉)としてはちょっと違和感を覚えましたね。まぁ自分の勘違いかも知れませんけれど・・・。

ということで3回目の鑑賞だったのですが、お話や歌が既に頭に入ってる分、冷静にというか、ちょっと引いて観てしまいましたね。前回鑑賞からまだそれほど日が経っていないせいもあるのでしょうが、のめり込めなかったのが自分としても勿体無かったなぁと反省しきり。主役の3人も熱演してはいるものの、決して二軍ではないものの、やはりサブのメンバーという感じがしてしまいました。
ただ、まだキャスト交代して日が浅い訳ですから、これから何日か、何週間か経てば変わってくると思います。結局役者さんが交代しても楽しめたということは、自分はこのミュージカルが好きなんだなぁということがハッキリしましたし、またこのキャストで、或いは更なる別キャストで4回目、5回目と観に行けたらなぁと思っております。

しかし原作小説も読んじゃったし、劇団四季キャスト盤のCDも買っちゃったし、舞台を3度も観に行くなんて、これほどハマるとは思わなんだ・・・。
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by odin2099 | 2008-09-23 20:30 | 演劇 | Trackback | Comments(2)

by Excalibur
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