【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_22354065.jpg銀河100年戦争末期に惑星リンボスに沈没した第17代宇宙戦艦ヤマト。そこでナブはデータディスクを見つけ、仲間たちと共にセイレーン軍の廃工場で自分たちの手で戦艦を建造しようとしていた。しかし彼らの不穏な動きはセイレーン軍の知るところとなる。
一方、沈没戦艦がヤマトだと知ったブローネ皇帝は、何としてもデータディスクを回収し、それが叶わない場合はリンボスそのものを犠牲にしてでもデータボックスを破壊するように娘のアメシス少尉に命じていた。そのディスクには「それを制するもの、宇宙を制す」とまで言われた古代ゴーダ文明の謎を解き明かす鍵が隠されている可能性があったのだ。
その頃ようやくナブたちの戦艦は完成に近付きつつあったが、遂にリキヤード少佐はYAMATO破壊の命を下す・・・!

データディスクには設計図が収められ、そしてきちんと設備の整った工場を使うとはいえ、素人だけであっさりと戦艦が作れてしまうという設定には納得がいかないものの、その発想や描写そのものは面白いし、若者たちが試行錯誤をしながら作り上げていく過程も楽しい。
そしてYAMATOの存在を察知したセイレーン軍が、発進を阻止しようと出撃、はたしてYAMATOの完成は間に合うのか?というサスペンスも盛り上がる。そういえば敵の大型ミサイルを間一髪でかわしての発進、というのはパート1と同じパターン。ここにも「ヤマト」らしさが伺える。
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by odin2099 | 2009-03-31 22:37 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_23204832.jpgスニの部族であるラク族と合流したグインたちは、辛うじてモンゴールの追っ手を退けた。だが敗走するモンゴール部隊を追ったグインたちは、モンゴールの大部隊を発見する。モンゴールはかねてよりノスフェラス侵攻を企て、その準備を着々と進めていたのである。
急を知らせるべくラク族の村へと急ぐグインたちだったが、その行く手には不定形の食肉生物イドの大群が待ち受けていた・・・。

自然に物語の中心に立ち、周囲の人々に多大な影響を与え続けるグイン。その存在感がいや増してきた第3巻。
巻頭に”混沌の時代”と題された一章が設けられ、未来の視点から過去を振り返るという形で今後の展望が記されているが、今になってこれを読むとなかなか意味深だったりもする。
それにしてもこれを読んでいた当時は、アムネリスにしろアストリアスにしろ、もっと活躍するものだと思っていたのだが・・・。
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by odin2099 | 2009-03-30 23:21 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_9254745.jpg陥落するスタフォロス城から辛くも逃れた”パロの二粒の真珠”王女リンダと王子レムス、蛮族の娘スニ、”紅の傭兵”イシュトヴァーン、そして豹頭の超戦士グインの五人。だが彼らを追って、モンゴールの右府将軍にして大公の娘アムネリス率いる大軍も妖魔の跳梁する地ノスフェラスへと歩を進める・・・。

もうすぐTVアニメがスタートする<グイン・サーガ>の第2巻。この巻からアムネリスが登場。作者の弁によれば、これであと二人を除けば主要キャラが出揃ったということだが、実はその二人が未だによくわからない。ナリスとマリウスかなぁと最初のうちは考えていたが、ヴァレリウスやスカールだっているし、一体この時点では誰を想定していたんだろう。

兎にも角にもこうやって久々に読み返すと、リンダもレムスもイシュトも、そしてグインさえも初々しくて新鮮。
それにこの頃のアムネリスは魅力的だったんだなあと改めて感じたりして。その後はどんどん情けなくなり、そしてあんなことになるなんてねぇ。
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by odin2099 | 2009-03-29 09:25 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_2045426.jpgいくら『ウィキッド』中毒気味だからといって、二週連続で観に行こうと思うほど重症ではありません。
でも、ちょっとした手違いでチケットが取れてしまい、勿体無いや、ということで(?)先週に続いて今週も汐留シオサイトまでやってきてしまいました。
始まる前は、流石に飽きて弛れてくるかなぁなんて思ってたんですけど、始まっちゃうとあっという間。
ストーリーはおろか台詞や音楽の大半も頭に入っているので幾分か冷めた気分では観てるんですが、こりゃ実はかなりの重症なのかも。

本日の出演者は以下の通り。
 グリンダ/苫田亜沙子  エルファバ/樋口麻美
 ネッサローズ/山本貴永  マダム・モリブル/八重沢真美
 フィエロ/北澤裕輔  ボック/金田暢彦
 ディラモンド教授/前田貞一郎  オズの魔法使い/飯野おさみ
たった一週間なのに、もうネッサとオズ陛下のキャストが変ってます。
このあたり、四季は油断も隙もあったもんじゃないですな。

で、僅か一週間なのにメインの三人――グリンダ、エルファバ、フィエロ――の台詞回しが違ってました。
ホント、芝居は生き物です。
次は機会があったら二日連続か、あるいは一日二公演の時の両方を続けて観てみたいもんですね。
それでどれくらい芝居が違ってくるのか興味があります。

今回二度目の苫田グリンダ、声の出し方、台詞の言い回しを含めて全体的にかなりオーバーアクトなんですけど、これは結構ツボです。
メイクのせいなのかちょっと顔立ちがきつく見えてしまう点を除けば、もしかすると一番好きなグリンダかも。
でもまぁ声そのものも、そして顔立ちも含めるとやっぱり沼尾グリンダが現時点では最高かな・・・?

<過去記事>
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目

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by odin2099 | 2009-03-28 20:47 | 演劇 | Trackback | Comments(2)
星歴2520年、地球連邦とセイレーン連邦との<銀河100年戦争>停戦から17年。セイレーン軍が駐屯する惑星リンボスに住む少年ナブは、この抑圧された環境から逃れ、大宇宙へ飛び出すことを夢見ていた。
そんなある日、ナブとライバルのアガの二人は、セイレーン軍の警戒空域ギリギリまでどちらが高く飛べるかを競い合っていた。だがヒートアップした彼らはその一線を越えてしまったため、セイレーンはミサイルを発射。両陣営の緊張は一気に高まってしまう。
セイレーンのパトロールの目を逃れようとしたナブは”地底軍艦”と呼ばれる廃船に逃げ込んだが、この船のコンピューターはまだ生きており、そこでナブはデータディスクを発見。これを使って自分たちの手で船を作り上げようと計画を立て、仲間を集めるのだった。
だがナブたちは知らない。この沈没した廃船こそ、かつての地球連邦軍の旗艦だった第17代宇宙戦艦ヤマトであり、<100年戦争>末期にある重要な任務を携えていたことを・・・。

e0033570_21461184.jpg『完結編』から300年ほど未来から始まる、新たな「宇宙戦艦ヤマト」の物語。
そのバックボーンに関しては既に「VOL.0」で紹介はされているが、この作品の冒頭でもブローネたちがセイレーン連邦を築くまでの経緯や、地球連邦との対立の要因などが改めて語られている。

従来とはガラリと変わった世界観、松本零士タッチとは大きく異なるキャラクター・デザインなど、およそかつての「ヤマト」を髣髴とさせるものはない。実際、最初に絵を見、粗筋を読み、一部とはいえ動く新ヤマトの姿を見たときも、これがはたして「ヤマト」の名を冠するにたる作品なのだろうかという疑問、不安で一杯だった。
ところが「企画・原作・製作総指揮:西崎義展」のクレジットを見、そして映像を観ているうちに自然と物語の中へ入り込んで行けたのは我ながら驚きだった。素直に「ヤマト」を見たんだ、という気持ちになれたのだが、それは条件反射のようなものなのかも知れない。
「ヤマト」はパート1が全て、あるいは許せるのはせいぜい『さらば』まで、というファンには到底受け入れられない作品だと思うが、『完結編』まで付き合い、更に『オーディーン/光子帆船スターライト』にも「ヤマト」の面影を見てしまうという人ならば一見の価値はある、と申し上げておこう。

沈没した戦艦からデータディスクを抜き取り、自分たちの手でYAMATOを再生し、窮屈な惑星から飛び出そうとする若者たちの姿を捉えてこの第1話は幕を下ろす。
従来のシリーズよりもタップリと時間をかけて描かれた序章、新生「ヤマト」の旅立ちには相応しい一本だ。
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by odin2099 | 2009-03-27 21:46 | ビデオ | Trackback | Comments(2)
e0033570_23292792.jpg小野篁と小野小町の二人に纏わる妖しの物語。
――ということで興味深く読み始めたが、思いの外難儀した。

なにせ文体が古めかしい。
これは著者の狙いだろうが、
「驕慢、最も甚だしう。
あまたの文(ふみ)かき暮れて降る五月雨(さみだれ)に、ただ一度(ひとたび)の返事(いらへ)も遣(や)らず、芳帳(はなのとばり)の裏(うち)に籠せられて戸外に歩まず。珠簾(たまのすだれ)の内に愛せられて傍門(もんのすだれ)に行くこともなし。」

これは冒頭の一文だが、万事がこの調子である。

そして物語も時系列を入れ替え、直接的な描写を避け、行間というか言葉と言葉の間を読ませるような表現。
この作品では小野篁と小野小町は父娘ということになっているのだが、実は篁の最愛の女性は異母妹。逢うことを許されず女性は娘を産んで亡くなるのだが、篁はその妹の魂を娘に宿らせて現世に甦らせたのが小町だ、ということになるようだ。
小町は篁の孫とする説もあるようだし、実在そのものを疑う声もある以上その真偽を問うのは無意味だが、幻想譚と割り切ればなかなか面白い。
ただ偏に自分の読解力不足ゆえに、素直に楽しめなかったのが口惜しい。
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by odin2099 | 2009-03-26 23:29 | | Trackback | Comments(0)
JTBの「時刻表」が、昨日発売の4月号で通算「999」号となりました。
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前々から告知されていたけれど、表紙は松本零士描くところの999号とメーテル、鉄郎。
意味なくキャラクターを使うのはどうかと思いますけど、こういうコラボならいいですね。
松本センセのインタビューも載ってますし、上信電鉄のラッピング電車の「銀河鉄道999号」も紹介されちゃったりしてます。
次号の「1000」号と連動で色々な企画もあるようなので、純粋な鉄道ファンの方も是非♪


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by odin2099 | 2009-03-26 06:14 | | Trackback | Comments(4)
e0033570_23165990.jpg社内報の編集長を仰せ付かったOLの若竹七海。しかも娯楽面を強調するために小説を掲載せよとの上層部からのお達しが。
仕方なく小説書きを趣味にしていた大学時代の先輩を頼るのだが、彼自ら原稿を書くことは断ったものの、匿名を条件に書いてもいいという友人を紹介される。
かくして正体不明の作家から、毎月一編の短編小説が届けられることになったのだが・・・。

この本は連作の短編集ですが、ちょっと変わった構成になっています。
プロローグ部分は七海から先輩への原稿依頼の手紙、先輩から七海への返信(匿名作家の紹介)、そして更に七海から先輩への手紙(応諾)と続き、匿名作家が小説を発表することになった経緯の説明に当てられています。
続いて毎月の社内報からの抜粋という形で全部で十二編の物語が置かれていますが、このパートは社内報の目次部分も作られていたりでなかなか凝った仕掛けが施されています。
次が連載終了後に、七海が先輩と一緒に匿名作家を訪ねる話。ここで作者の正体や匿名を条件にした理由などが語られ、そしてエピローグ部分ではその作家から七海への手紙という形で締めくくられているのですが、この十二の短編は一つ一つは独立した内容でありながら全体で大きな一つの物語になっており、その物語が生み出されるに至った過程がまた、一つの大きな謎となっているのです。

それぞれの短編は怪談調だったり、ミステリーとは呼べないゆるーいラブコメ調のものがあったりとバラエティに富んでいますし、全体で一つの大きな仕掛けがあることから、きちんとしたミステリー物になっているという具合に一粒で何度も美味しく、なおかつ読みやすいお勧めの作品です。
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by odin2099 | 2009-03-25 23:16 | | Trackback(2) | Comments(0)
仕事中だったので詳しい経過は知らないんですけど、なかなか凄い試合だったようですね。
(しかも飲み会だったから、さっき帰ってきたところだし)

それにしてもアッパレ、侍JAPAN!
正直言うと連覇はおろか、4強入りも厳しいかなぁ、なんて思っていたんだけれども・・・・・・。
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by odin2099 | 2009-03-24 22:44 | 野球 | Trackback(6) | Comments(2)
e0033570_626964.jpg東海道新幹線に乗るときに、あまり風景を気にしたことはない。なんとなく、トンネルが多くてたいした景色は見られないという認識があって、家族や友人と一緒ならば食べたり飲んだり喋ったりしていることが多いし、一人旅ならば読書をしていることが殆どだ。
なので、こういった本は非常に新鮮。
東京から新大阪、文字通り東海道新幹線の車窓から見える風景を写したスナップ写真を集めた一冊。
でも名所旧跡や風光明媚な景色を捉えたような、ありきたりな写真集とはちと違う。
勿論、東京タワーや富士山、小田原城、名古屋城なんかの写真はあるけれど、大半は車窓から見える不思議な建物やヘンな看板などだ。
こうしてみると、一見殺風景に思える新幹線沿線も、結構刺激的だってことに気付かされる。
次に新幹線に乗るとき、ちょっと世界が違って見えるかも。
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by odin2099 | 2009-03-24 06:27 | | Trackback | Comments(0)

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