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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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東京文化会館小ホールは、本人も「まさかの完売です」と言ってましたが、満員でした。
それとは別に、個人的には結構緊張しましたね、今日のコンサートは。
というのも座席が最前列の、ほぼ正面!
手を伸ばせば届きそうな、2~3メートルの至近距離に演奏者本人がいるんですからね。
おまけに、写真なんかで見るよりも遥かに可愛い。というか綺麗で余計ドギマギ。
ついつい見惚れちゃいました。
それに「寝ちゃいけない」という緊張感もあり、なんだか疲れた~。
といいつつ、二部ではちょっとした危機が・・・!
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前半はエルガーの「愛の挨拶」で始まり、ショパンの「ノクターン 遺作」と「序奏と華麗なるポロネーズ」を、高橋多佳子のピアノを伴奏に続けて演奏。
その後がヴァイオリニストの﨑谷直人を迎えてのショパン「恋の二重唱」、それにハイドンの「ピアノ・トリオ第39番≪ジプシー風≫」という選曲。
後半はやはりピアノと組んでシューマンの「アダージョとアレグロ」、それにショパンの「チェロ・ソナタ ト短調 作品65」という構成でした。
アンコール曲は、最初がチェロのソロで「鳥の歌」、もう一曲が三人でメンデルスゾーンのピアノ・トリオ。
休憩15分を挟んで2時間強というボリュームです。
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合間合間では彼女のトークが入るのですが、まだ慣れてないのか、それとも緊張していたのか、話がダラダラと長い部分もあったのですが、一生懸命に音楽の話をしている姿には好感が持てました。
玄人はだしで盛り上げるトーク術を持っている演奏家もいますけれど、彼女のような存在も今は結構新鮮かも知れません。変に喋りが上手くなって欲しくないなぁ、なんてことも思ったりして。

また今回のコンサートは、彼女にとって節目とのこと。
形の上では昨年秋に出た3枚目のCDの発売記念ということですが、実際は高校、大学、そして研究科とずっと過ごしてきた桐朋学園をこの春卒業し、更に上を目指すべくヨーロッパへ行くのだそうです。
感極まったのでしょうかね、アンコール曲を演奏している時の彼女は、涙を堪えている風でした。それに釣られたのか、ピアノの高橋さんまで表情を崩しながらの演奏になっていたのには、驚くと同時に感動しました。
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by odin2099 | 2010-01-31 21:12 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ガンマンワールドで繰り広げられる、蛮機族ガイアークの害統領バッチードとゴーオンジャーの大バトル! だがゴーオンジャーの面々はバッチードの罠にはまり、それぞれ別々のワールドへと飛ばされてしまう。
一方、外道衆出現!と駆けつけたシンケンジャー達だったが、いつもとはちょっと様子が違う。そこへやってきたのはゴーオンレッドこと江角走輔とボンパー。連中は外道衆ではなく、ガイアークだったのだ。
事情を知ったシンケンジャーだったが、シンケンレッドこと志葉丈瑠は、走輔の戦いは素人だと断じ、協力の申し出を断る。走輔も、ふんぞり返っている”殿様”に家来にされては叶わない、と単身でガイアークに挑むことに。
だがその頃、バッチードは外道衆と手を組み、恐るべき計画を企てていた。
そして丈瑠以外のシンケンジャーのメンバーも、バッチードによって別のワールドに飛ばされ、更に日下部彦馬とボンパーも人質として捕えられてしまう。
はたして二人のレッドは、この危機にどう立ち向かうのか?!

e0033570_20252081.jpg<スーパー戦隊祭>に行ってきました。
公開劇場の数が少ないからか、それともやっぱりシンケンジャーは人気があるからなのか、結構お客さん入ってます。

で、今回の作品が、スーパー戦隊恒例のVSシリーズ16作目。
といっても、一本だけVSじゃない作品も混じっているが、公式に16本目となっているからこれでいいのだ。
これまではずーっと東映Vシネマとして作られていたけれど、前作『炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』でスクリーンに飛び出し、好評を受けての劇場版第2弾。
もっとも前作は従来通りVシネマとして作られていたものの、公開予定だった作品が急遽中止となり、穴埋め番組として抜擢されただけに、初めっから劇場用として作られたのは今回が初。その分、気合入ってます。

『ゴーオンジャー』は観てなかったのであまり良く知らないけれど、それでもシンケンジャーとのキャラの違いは歴然。特にレッド同士の走輔と丈瑠は真逆と言っても良いくらい。
そんな二人がぶつからないワケはないのだが、のっけから色々とかましてくれます。それに対する他のシンケンジャーたちのリアクションも、キャラが立っていて最高。
そのぶつかりがクライマックスでの、まさかまさかのシンケンレッドVSゴーオンレッドの一騎打ちにまで発展し、ハラハラドキドキさせてくれるのだけれども、そこはそれ、最後はお約束の展開が待ってます。

時系列的には『ゴーオンジャー』の最終回以降で、『シンケンジャー』の35~40話あたり。シンケンハオーが出てくるし、腑破十臓と薄皮太夫が筋殻アクマロの手下になってます。
TVの方じゃ丈瑠が影武者だと判明して大騒ぎをしておりますが、この作品じゃ堂々たる殿様ぶり。やっぱ丈ちゃんは殿様じゃないとねー。
ただ突然、新番組『天装戦隊ゴセイジャー』の面々が闖入してくる場面もあるので、それを考えると時系列、メチャクチャ・・・。

レッド二人を残してみんな別行動なので、シンケンジャーは比較的出番があってキャラが活かされているものの、ゴーオンジャーとゴーオンウィングスの皆さんは、やや割を食った感じ。
従来の45分程度から今回は60分にボリュームアップしているけれど、みんなを活躍させるにはもっと時間がないとね。でも、一番の強敵はきっとスケジュール調整なんだろう。

さて、残すところ後2本で『シンケンジャー』ともお別れ。来年の今頃は『ゴセイジャーVSシンケンジャー』が観られるんじゃないかと思うけど、寂しいなぁ。
しかし『シンケンジャー』はVシネか映画で続きを作るとかどーとかって噂があるみたいだけど、本当? もしそうなら嬉しいんだけど。
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by odin2099 | 2010-01-30 20:25 |  映画感想<サ行> | Trackback(2) | Comments(0)
楽しみながら会計のお勉強が出来るシリーズの第2弾。
今回は領収書の偽造とか、インサイダー取引とか、資金管理だとか、商品評価のからくりだとか、そんなこんなで7篇を収録。中にはファンタジックな、ちょっとホロリとさせるお話もあったりで、お話としても充分楽しめる。
でも・・・

肝心の「会計のお勉強」の方はさっぱりだぁ~。
「学習まんが」を「まんが」として楽しんでしまって、ちっとも「学習」出来ない子どもの頃からの癖は直らない・・・。
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by odin2099 | 2010-01-30 08:16 | | Trackback | Comments(0)
「violinのRiyokoとpianoのChihiroによるDuo。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、同研究科修了。各々の演奏活動の合間を縫い2008年初夏、本格始動。」

e0033570_6473525.jpgヴァイオリニストの松井利世子が、ピアニストの丹千尋と組んだユニットのデビュー盤です。
「12人のヴァイオリニスト」から脱退し、ブログも閉鎖されちゃったのでどうしてるのかと思っていた松井利世子さんですが、いつの間にか別のところでブログが再開され、新ユニットでの音楽活動も始められたようで。

でもこのCD発売が一昨年の秋だなんてちっとも知りませんでした。インディーズ・レーベルですけど、もっと宣伝して欲しいぞ、と。
気付いたのが昨年の秋で、慌ててネットで購入。年末には彼女のリサイタルがあることもわかったんですが、こちらはスケジュール合わずに断念。
彼女の演奏、もう一度生で聴きたいもんですがねぇ。

肝心のCDですが、内容はクラシックあり、オリジナルあり、の構成。
まだ二人がどういう方向性を目指しているのかがわかりませんが、これからも応援していきたいと思います。
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by odin2099 | 2010-01-29 06:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_20474792.jpg新田次郎は実際に気象庁の職員として、富士山頂気象レーダーの建設に携わっていたという経歴の持ち主。
ということはこの作品、フィクションの体裁を取りながらも半ば実録小説ということになるのかも知れない。
主人公はプロジェクトの中心となる人物であり、公務員でありながら作家との二足の草鞋を履いているという設定そのものが、作者自身を投影したものなのだろう。

過酷な環境の中で、国家的プロジェクトに邁進する作業員たち。次々と襲いかかる困難を乗り越え、遂に大事業は達成される。
まるでNHKで放送されていた『プロジェクトX』の世界だが、実際に第一回放送分で取り上げられたのがこの富士山レーダー設置作業だったそうだ。

しかしそれ以上に印象に残ったのが、予算を獲得するまでの攻防や、プロジェクトを推進していく上での他の部署との軋轢などの、所謂”お役所的体質”に関する件と、レーダーの建設作業の受注を狙うメーカー同士の鍔迫り合いといった面。
それは決して『プロジェクトX』的美談では語られることのない姿。
しかしこの大事業は、こういった醜い部分を内包しながら成し遂げられたのである。
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by odin2099 | 2010-01-28 20:48 | | Trackback | Comments(0)
今度の訃報は夏夕介さん…。
『突撃!ヒューマン』、『宇宙鉄人キョーダイン』、『特捜最前線』…
もう言葉がありません…。
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by odin2099 | 2010-01-27 23:28 | ヒーロー | Trackback | Comments(2)
子ども番組、ヒーロ番組出身の俳優さんは、その番組では人気者になっても、なかなか「その後」が続かない場合が多いですね。
業界では1ランク下の存在に見られちゃうのか、それとも周囲も本人も役柄とのギャップに悩むのか。元ヒーローの俳優さんは数あれど、5年後10年後にも俳優として活躍してる人は、ほんの一握りと言ってもいいんじゃないかな。

女優さんの場合はちょっと特殊で、いきなりセクシー路線でイメージチェンジを計り、雑誌のグラビアや写真集、映画やドラマなどでセミヌードやヌードを披露する人もいますが、やっぱりその中で「脱皮」に成功する人は僅かで、後は知らないうちにリタイヤしてるというケースが殆どじゃないかなと思います。ま、一般人にとってはその女優さんは自分の知らないキャリアの持ち主でしょうし、リアルタイムで見ていた子どもにとってはショックなことだろうし、喜ぶのは”大きなお友だち”ぐらいでしょうからね。

e0033570_22482873.jpgで、彼女=西島未智も子ども番組出身者です。
6~7年前、『爆竜戦隊アバレンジャー』で正ヒロインではなく、マスコット的存在でレギュラー出演していたので覚えている人もいるんじゃないかな。その後も映画やTV、舞台などに出演してるみたいですが、目立った活躍は見当たりません。でもまだ芸能界で頑張っているんだから、彼女は「勝ち組」の部類に入れても良いかもしれません。

しかしこの写真集を出したことにはビックリでした。
発売されたのは2年ぐらい前だから、その頃彼女は22歳かな。いくら子ども番組出身者の定番コースとはいえ、路線変更にはまだ早すぎると思うんですがねぇ。当時のファンもショックだったんじゃないかなぁと思います。
いやそれとも、単純に「えみポン」が脱いだって喜んだのかなぁ???
ちなみにその後、更なるグラビアや写真集にチャレンジしたり、ドラマ等でラブシーンやベッドシーンを演じたという話も聞きませんが、はてさて、彼女は一体何をやりたかったのやら。
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by odin2099 | 2010-01-27 22:48 | | Trackback | Comments(0)
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突如旋風神と轟雷神が街を破壊しはじた。アバレンジャーたちが立ち向かうが、逆に爆竜たちはダメージを負ってしまう。
これはウェンディーヌとフラビージョの仕業で、彼女たちはエヴァリオンと手を組み、伝説の魔王・邪忍イーガの封印を解き放ってしまう。
共通の敵を前にするアバレンジャーとハリケンジャーだったが、互いのプライドが邪魔をし、いがみ合ってしまう。

毎年恒例の二大戦隊競演のスペシャル。
『ハリケンジャー』の後日談になっていて、ハリケンジャー、ゴウライジャーに加え、館長やおぼろさん(前作『ハリケンジャーVSガオレンジャー』を踏まえた楽屋落ちセリフもあり)まで勢揃い。
最初は七海と一鍬はスペインで別行動を取っているが(どこでロケしたんだろ)、これは長澤奈央がNHKのスペイン語講座に出てることに引っ掛けたお遊びだろう。上手いのかどうかわからないが、スペイン語も披露している。

ジャカンジャからはウェンディーヌとフラビージョの二人が参戦しているが、ラストバトルでの爆発の衝撃で時空の裂け目からダイノアースへ飛ばされて助かっていたという設定。
クライマックスにはシュリケンジャーまで顔を見せるが、こちらは何の説明もなし。この分だと次に作られるはずの『デカレンジャーVSアバレンジャー』には、シレっとした顔でアバレキラーも復活するんだろうなー。

邪忍イーガによってハリケン、アバレンメンバーは変身能力を封じられるというシチュエーションがあるので、各人の生身のアクションが多めなのが今回の新機軸。
撮影スケジュールは厳しかったと思うが(小グループに分れての別行動が多い)、みんな頑張っているので楽しめる作品になった。出来れば今後は劇場版で競演シリーズをやって欲しいものだが。


  × × × ×

「ビバ!びでお」からの転載です。奥村公延さんの追悼というワケではなかったのですが、久々に観たくなって引っ張り出してきました。
出番は少ないですが、西田健・高田聖子の「ハリケンジャー」コンビと共に、奥村さんの画面をしっかりと締めるベテランの味が懐かしいですね。改めて、得難い役者さんだったなぁと感じています。

それにしても、福澄美緒って凄~く色っぽかったんですねー。
この人、『仮面ライダーアギト』の序盤にゲスト出演していた時はあまり魅力を感じなかったので、そのまま『ハリケンジャー』もスルーしちゃってたんだけど、なんか勿体ないことしたなぁ。『ハリケンジャー』、真面目に観てりゃ良かったなぁ。
前後して雑誌のグラビアでもセクシーショット(?)を披露してましたけど、確かこの後で結婚・引退しちゃったんですよね。うーん、残念。

ちなみに長澤奈央や いとうあいこ にはあまり魅力を感じないんですよね(苦笑)。
山本梓も、ちょっとしたスキャンダル写真が出回ったせいでイメージダウン。その割に今でも活躍してるのはある意味で立派。
それ以外でも両戦隊のメンバー、現役で頑張ってる人が多いのは、それだけ粒が揃ってたということなんでしょう。
アバレッドから一転、悪役で先日の『仮面ライダーW』にゲストで出てきた西興一朗、なんて意外性もありましたが。
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by odin2099 | 2010-01-27 06:48 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
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といっても日光ではありません。
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以前にも紹介したましたが、上野公園の中にある東照宮なのです。
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前回行った時は工事中でしたが、今回はどうかな?
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・・・と思ったけど、やっぱり工事中。
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騙された?
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上野と言えばこの人。
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・・・じゃないや、間違えた。
こっちだね。
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えっ? 上野に大仏があるの?!
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by odin2099 | 2010-01-26 21:58 | 史跡 | Trackback | Comments(0)
先週末で殆どの劇場での公開は終了しました。
『崖の上のポニョ』超えを宣言していた監督兼プロデューサーにとっては、『ワンピース』にさえ惨敗という結果は想定外かも知れませんが、これが現実と言うものでしょう。
公開期間5週間はかなり健闘した部類だと思いますが、大半のシネコンでは一日1~2回しか上映されなかったのは寂しい限りです。
個人的には同じ劇場で(といってもシネコンなので別のスクリーンでしたが)、初日の初回と最終日の最終回を鑑賞するという貴重な経験もさせて貰いましたね。

川島和子のスキャットが流れ、「無限に広がる大宇宙・・・」で始まるナレーションが被さっただけで、自分はすんなりと「ヤマト」ムードに浸ることが出来ましたが、はたして他の人たちはどうだったのでしょうか。
物語に違和感を覚えた人も少なくなかったようですが、自分には非常に「ヤマト」らしいシチュエーションに、お話だなぁと思えたのですが。

「地球滅亡まであと××日」というタイムリミットの設定は、パート1や『ヤマトIII』だけでなく、『さらば』及び『ヤマト2』や『完結編』でも用いられているお馴染みのもの。
突然姿を現すカスケード・ブラックホールは『完結編』冒頭の二つの銀河の衝突を思い出させますし、災厄をもたらすべく地球へ刻々と近づいて行く様は、白色彗星やアクエリアスを想起させます。

敵対する側でありながら、武人の魂に目覚めてヤマトに与するエトス星のゴルイ提督は、ラジェンドラ号のラム艦長の、地球移民を受け入れるアマール星は、無抵抗主義を貫くシャルバート星の人々の相似形です。

乱暴な言い方をすれば『復活篇』は、『III』と『完結編』をミックスしたような作品とも言えるような気がします(相方さんは更に、『さらば』風の味付けを施した、と評してましたが)。

ご存知の通り、この作品には2種類の結末が用意されていました。
採用されたものはカスケード・ブラックホールの正体が判明し、ヤマトがそれを打ち破って地球を救うというもの。
もう一つの結末は、聞くところによれば、地球がブラックホールに飲み込まれて終わるというものだったそうです。

試写会で両方を上映し、ファンの反応を参考にして決めたとのことですが、地球が救われてメデタシメデタシは一見すると「ヤマト」らしいハッピーエンドと言えます。
ところが一つだけ未解決の問題が残されてしまいました。
言わずと知れた古代雪の消息です。

当初の構想では雪は消息不明、地球もブラックホールに飲み込まれ、第一部が終了。そして続編で(元々は三部作構想)雪との再会や地球の再生が描かれる、というものだったとか。
ところが実際に公開されたヴァージョンでは、雪の消息にさえ目をつぶれば物語は完結してしまっています。
SUS国を騙っていた異次元人との決着こそ付いていませんが、地球は健在、ヤマトも健在ならば万々歳です。

予定されている第二部では当然、この異次元人との対決と雪の捜索がメインになるものと思われますが、雪を探す為だけにヤマトが出航するのは無理がありますし、ワープの際に異次元に飛ばされた雪がそこに囚われている、というようなシチュエーションもありきたりです。
となれば、もしハッピーエンドを選択するならば、地球を救うだけでなく、雪も無事に帰還させて終わらせるべきではなかったか、と思うのです。
その上で、異次元人との最終決戦を第二部として描くべきでしょう。

e0033570_64923.jpg何れにせよ「第一部・完」と銘打ってしまった以上、その責任は取って欲しいものですが、その可能性はかなり低くなったと言わざるを得ません。
雪が行方不明のまま、「ヤマト」という作品の歴史が閉じてしまうとしたら、長年ファンを続けてきた者としては大変悲しいことです。

ところでこの作品には、ラストで亡くなられたスタッフやキャストの方に対する献辞が出ます。
宮川泰、羽田健太郎、阿久悠、富山敬・・・とファンなら納得の名前が並ぶ中に、一人だけ違和感のある実相寺昭雄の名前・・・。

正直言って、実相寺監督などよりもよほどシリーズに貢献した人が他にいると思います。
例えばパート1の美術監督の槻間八郎さん。
パート1と『ヤマト2』、『新たなる旅立ち』でナレーション、『さらば』と『2』で土方艦長、『ヤマトIII』でラム艦長を演じた木村幌さん。
あるいはスターシャ役の平井道子さん、etcetc。
そんな中でも、広川太一郎さんは別格ではないかと思います。

広川さんはパート1と『新たなる旅立ち』と『永遠に』での古代守、『さらば』のナレーションだけでなく、劇場版4作全てで予告編のナレーションを担当し、「オールナイトニッポン」での4時間生ドラマの第1作で古代守とナレーターを兼務。
その後も『胎動篇』や『YAMATO2520』でもナレーションを担当していました。『復活篇』を除けば、ほぼ全ての「ヤマト」に携わってきた出演者です。
献辞を捧げるべきは、やはり広川太一郎ではなかったか。
それを考えると残念な気持ちがしてなりません。

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by odin2099 | 2010-01-26 06:49 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(3)

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