【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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実写版の『ルパン三世』観てきました~!


…あれ、違う?


えー、ルパンに目黒祐樹、峰不二子に江崎英子、銭形に伊東四朗、それに次元大介に田中邦衛を配した伝説の一本ですな。五ェ門はいません。
企画が赤塚不二夫と中山千夏の連名というのが結構謎だったりするけれど、監督の坪島孝はクレージーキャッツの映画を沢山撮ってた人。
一番最初に観たのはTVで放送された時だったなあ。キョトンとしながら観ていたっけ。


e0033570_17570634.jpg最初のTVアニメシリーズ放送終了後の映画化だけど、良くも悪くもアニメ版は意識していない様子。まあ最初のアニメは低視聴率で打ち切られた筈だから、それを念頭に置いてないのはある意味じゃ当然。にも拘わらず実写映画化の企画が通ったということは、原作漫画そのものはそれなりにネームバリューがあったんだろうね。当時の状況はわからないけど。


なので、アニメ版とは無関係に愉しむことが出来るのはマル。
時事ネタや流行語は今となってはキツイし、笑いのツボが自分と違うせいかちっとも笑えはしないのだけど、クレージー映画とかが好きな人ならいいのだろうね。


安西マリア、前川清、人見明、江幡高志、山本麟一、藤村有弘、E・H・エリック、天本英世、常田富士男、大泉滉、堺左千夫、塩沢とき、石山克己、うえずみのる、小島三児、青空球児・好児、ポピーズ…お馴染み東宝の大部屋俳優の皆さんやお笑い芸人、人気タレント、アイドル…の方々がちょこちょこ出てるのも貴重だろう。


そういやノンクレジットだけど畠山麦の姿をみーっけ。
他にもルパンを狙うマカ・ローニ一家の指令の声は大平透で、これは完全に『スパイ大作戦』のパロディ。


丁度この作品から40年後に作られた新たな実写版も、これぐらいアニメ版から距離を取れば良かったのになあ。
江崎英子の不二子ちゃんも黒木メイサよりはむしろイメージ近いと思うし、目黒祐樹の軽やかな身のこなしもルパンっぽいといえなくもない。


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by odin2099 | 2014-08-31 17:59 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(2)

伏見城へは京都駅から近鉄京都線に乗り桃山御陵駅で降りて歩きましたが、帰りは京阪本線の伏見桃山駅から乗り、そのまま淀駅へ出ました。
2つ目のお城、淀城へ行くのが目的です。

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松平氏、永井氏、石川氏、戸田氏、稲葉氏などが歴代城主で石垣、堀、天守台などが残り淀城跡公園となっています。
天守台は何故か立ち入り禁止になってましたが。
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また櫓を復元するなど、この公園を拡張・整備する計画もあるようです。城の周囲は駐車場になっていたりで、せっかくのロケーションが台無しになっていますので実現すると良いですね。もっとも計画そのものは十年以上前に立案されたもののようなので、道は険しいのかも。
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今回は回りませんでしたが、実は淀城の跡地はもう一つあります。
室町時代に築城され、織田信長に反旗を翻した足利義昭側の拠点になったり、山崎の合戦では明智光秀側の拠点となったり、豊臣秀吉が側室茶々の産所としたり――なので茶々は「淀殿」と呼ばれるようになったのですね。

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最後は豊臣秀次の切腹に、家老だった城主も連座して廃城…と、こちらの方がドラマティックなんですけどね。
石碑のみで何の遺構もないらしいのが残念。
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by odin2099 | 2014-08-30 20:08 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

『ウルトラ銀河伝説』でデビューしたセブンの息子・ウルトラマンゼロですが、彼を主役に作られたのがこの作品。地球人とじゃないですが、人間と一体化して変身、というウルトラシリーズお馴染みのパターンが初めて登場します。

またゼロ以外にもミラーナイト、グレンファイヤー、ジャンボットという新ヒーローが登場しますが、ウルトラシリーズにウルトラ戦士以外の(つまり「ウルトラマン○○」と名乗らない)ヒーローが出てきて欲しいというのが個人的な願望だったので、それが叶ったのも嬉しかったです。
それもミラーマン、ファイヤーマン、ジャンボーグAのリファインというのも味があります。
オリジナルの方の各ヒーローたちも、そのままの姿で今後の作品で共演して欲しいものですが。


ゼロの本格的デビュー&ベリアルのリベンジ・マッチに、ウルトラシリーズの新たな可能性をまた一歩広げた世界観。それに川井憲次の音楽の素晴らしさ。
これまたウルトラ映画史上に残る快作!


そして土屋太鳳の清楚で凛としたお姫さまっぷり。
今や売れっ子女優の仲間入りを果たした彼女の原点としての意義も大いにあり。
しかしこのお姫さま、正式名を「エメラナ・ルルド・エスメラルダ」といい、まるで早口言葉状態…。

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【ひとりごと】
クライマックスシーンはどうしても「ガンダム」「イデオン」を思い出しちゃうなあ。
宇宙戦艦群をバックに出撃するモビルスーツ部隊、超巨大兵器ガンド・ロワ……。

過去記事はこちらこちら


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by odin2099 | 2014-08-29 22:26 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

マイフェイバリット・ムービーの中に『ツイスター』を入れてる身としては、これは劇場に体感しに行くしかありません。


お話は大きく二つのグループに分かれて展開してきます。
e0033570_21494007.jpg一つは高校教師の父親と高校生二人の息子、母親が亡くなってからギクシャクしっぱなし、という家族三人組。もう一つは「竜巻命」のストームチェイサー連中と、メンバーに雇われもう3カ月も娘に逢えないシングルマザーの気象学者というグループ。
この一見すると何の接点も持たない二つのグループが、街を竜巻が襲撃したことで出会い、互いに協力しながら危機を脱していくというのがメインストーリーで、これに遊び半分で竜巻を追っかけるボンクラコンビが、コメディリリーフの役割を果たします。


二組の親子関係の葛藤なんかもありますが、面倒臭く辛気臭い湿っぽい流れにはならない代わりに、長男クンの憧れの彼女への片想いストーリーも大きな変化は迎えない辺りは、人間ドラマがどーのと言いたがる人にはもどかしいかも知れませんね。


正直言うとお話の方はもうちょい何とかならなかったのかなとか(逆にもっとシンプルでも良かったのに)、メイン格のキャラクターが意外にも何人か犠牲になっちゃう辺りに、もっと娯楽作なりの救済の手を差し伸べても宜しいんじゃないのか(これがリアリティ重視?)とか、色々と考えてしまうことは多いのですが、竜巻の描写は迫力あるし、実際に被害に遭われた方、近しい人が犠牲になられた方には申し訳ないですが、やはり台風近づくとワクワクするタイプの人間だけに快感を覚えてしまいます。


興味のある方は、これは是非劇場でご覧になることをお勧めしますねぇ。
っつーか、どうしてこういう題材の映画こそ3Dで作らないんだろう?


【ひとこと】
上映時間89分っていうのがイイネ! 潔い。


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by odin2099 | 2014-08-28 21:52 |  映画感想<ア行> | Trackback(26) | Comments(4)

e0033570_22003910.jpgWOWOWは劇場公開版『宇宙戦艦ヤマト2199』を2回も放送してくれて、もうじき3回目もやってくれるらしいので感謝の極み。
でもソフト版出ないかなあ。
冒頭に「これまでのあらすじ」を付けた<劇場公開再現版>(第七章は初公開版=未完成版と完成版、同時収録で)を出してくれたら間違いなく買うのに…。


で、これまた劇場以来久々に公開版の第三章を見ました。
今回はどちらかというと人間ドラマというのかな、キャラクターの表層だけでなく内面を描くエピソードが多い印象です。
これによってかなりキャラクターの幅が広がり、かつ『2199』が単なる旧作のリメイクではないことも明らかになってきています。


しかし今回の4つのエピソードは、作品のテイストがバラバラですね。
最初から一本の映画として構成するなら失敗です。
でもそこがいいんですね。
次がどう来るかわからないハラハラドキドキさ。
これぞヤマト!

過去記事はこちらこちら


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by odin2099 | 2014-08-27 22:02 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

連中に再会したくなってBlu-rayセットしてみましたが、この作品って傑作なんじゃないの?と思えてきた(いまさら…?)。


e0033570_21481390.jpg予備知識なしでいきなりこの作品観た人がどう思うかわからないけど、最初の方できちんと各人の紹介がなされ(”大物”のトップバッターがブルース・バナーなのは、キャスト変更があったから早めに観客に馴染ませようってこともあったんだろうね)、そのバックボーンの全ては無理でもその一端だけでも見せてくれるという親切設計。


で、これだけ個性的で我の強い連中がすぐにまとまるワケもなく(おまけに首謀者がニック・フューリーだし)一悶着も二悶着もあり、ここでこれまで各作品の橋渡しをしてきたエージェント・コールソンを大々的にフューチャーし、結果的に彼らが団結することに。


また決戦が始まると、百戦錬磨のキャプテンが的確な指示を出し、猛者連中を上手く使う使う。あのトニーでさえ、最終的にはキャップを認めてるしね。
「アベンジャーズ」といいつつ、同列に並べるには彼らはあまりに個々の戦力差があり過ぎるのだけれど、このキャップの指揮ぶりにその辺りは気にならなくなるという展開の巧さ。
途中まで圧倒的に優勢だったロキが、最後は気の毒になるくらい…。


「アベンジャーズ・プロジェクト」も今度公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一区切り付いて、次はいよいよパート2となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。今度も奇跡的な強者集結ムービーとなるのか、それとも奇跡は一度しか起こらないのか――?


【ひとりごと】
コールソンの上着のポケットにあったという、血まみれのキャップのカード。
その後のマリア・ヒルの台詞「あれ、ロッカーにあったものですよね?」はてっきりコールセンが生きてるという伏線なのかと思ったんだけど…?
TVシリーズ『エージェント・オブ・シールド』に出てくるコールソンは、「生きていた」んじゃなくて「死んで、何らかの力で復活した」ということらしいので色々と謎は残る。
しかし生き返ったコールソン、自分のお宝が血まみれにされたことを知ったら、フューリーに怒りまくるんじゃなかろうか…?


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by odin2099 | 2014-08-26 21:49 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

Vシネマで発売されてきた<スーパー戦隊VSシリーズ>初の劇場版、と書くと混乱する人もいるだろうけど、前作『炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』は従来通りVシネとして製作されたものの、上映予定作品が急遽中止となったためにピンチヒッターとして公開されたもので、「劇場版」として製作されたのはこの作品が最初ということになる。


e0033570_19513729.jpg『侍戦隊シンケンジャー』としては夏の劇場版に次いで2本目の劇場作品で、これ以降<スーパー戦隊>は年間に複数の劇場版に登場することが恒例となった。またタイトルにある2大戦隊以外に、春の新番組となる新戦隊のお披露目も兼ねるようになったのもこの作品から。ということで、色々とエポックメイキングな作品だったりもする。


松坂桃李のファンの中には、既にこの作品に出ていた頃を知らない・観てないという人も多くなったのだろうな。しかしそんな人にも是非見て欲しいくらい、本作の松坂桃李=志葉丈瑠は格好良いし、丈瑠以外のメンバーも皆それぞれ格好良い。
それになんといっても音楽の素晴らしさ。『シンケンジャー』の最大の魅力の一つと言って良いと思う。


それにしても劇中の丈瑠の台詞、「本物は強い…」は色々な意味で深い。
この作品の撮影当時、松坂桃李は丈瑠の正体について知らされていたのかどうかわからないが、最終回までの展開を踏まえた後だと色々な解釈が出来、唸らされる。

過去の観賞記事はこちらこちら


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by odin2099 | 2014-08-25 19:55 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

京都へ行こうと決めた時、どうしてもお城にも行きたいと思いました。
しかし二条城は前回行っているので他のお城を、と色々と探してリストアップしたのが5か所。
そのうちの筆頭が伏見桃山城でした。

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この伏見城、実は以前に来たことがあります。
といってもかれこれ30ン年前。歴史やお城に興味を持ち始めた小学生の頃で、父に連れられ大阪城、二条城と共に訪れています。
まだ「伏見桃山城キャッスルランド」が出来て十数年といった頃だったでしょうか。

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模擬天守は小天守を伴った豪華なもので、当時はそんなことは知らなかったので「太閤のお城だ」と感激した覚えがあります。
天守内部は、先に見た大阪城同様に美術館や博物館のようだったし、遊園地そのものもショボいなあと思いましたけれども。

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その後は城に対する知識が段々高まるにつれ、見かけは立派だけどモドキ品、実際の場所に建っていないニセモノという意識が強くなり関心が薄れていったのですが、遊園地の閉鎖、そして天守の解体という話が出るようになり、再び気になるようになりました。

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市民の要望によって天守は残されることになり、映画のロケに使われたと聞いて生き延びる道が見つかったかなとも思いましたが、一方で耐震基準を満たしていないから内部は非公開とのことで、今は一体どうなっているんだろう?早く行かないと間近で天守を拝める機会がなくなるかもしれないという気持ちが優ってきたのです。

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久々の対面。
昔見た威容はそのままでしたが、建物自体はハッキリと老朽化の跡が窺えました。
遊園地の閉鎖に伴う取り壊しは免れましたが、そう遠くない未来、完全に姿を消すことになるかも知れませんね。支援する個人なり企業なりが出てきてくれないことには。
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by odin2099 | 2014-08-24 09:39 | 旅行 | Trackback | Comments(2)

e0033570_19512269.jpg10月からTV放送がスタートする「機動戦士ガンダム」新シリーズの1~3話を、放映に先駆けて劇場でイベント上映。
総監督は富野由悠季で、配給は意外なことに松竹ではなく東宝映像事業部。


フォーマットは最初に映倫マーク付きのOPタイトルが出て、各話がサブタイトル付きで上映され、途中でアイキャッチが2回だったかな、挿入され、最後に3話分まとめてのEDが流れるというもので、各話の繋ぎ処理はこれといってなされていない様子。TV放映される時には普通にOPとEDが付くのかも知れない。
最後に次回予告の類はなく、関連作品(例えば『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』など)の特報なども一切付かなかった。


物語の舞台はR.C.1014年の地球。
R.C.=リギルド・センチュリーは宇宙世紀(U.C.)の次の世紀で、U.C.が何年まで続いたのかは明らかにされていないものの、少なくてもかつての「ガンダム」世界からは1000年以上経た未来世界ということになる。但しその先には『∀ガンダム』で描かれた(未来世紀やアフター・コロニー、アフター・ウォー、コズミック・イラ、西暦、アドバンスド・ジェネレーションなど全ての「ガンダム」世界を内包した)正歴の世界が待っている、ということらしい。
……流石に無理があるだろうけど、作劇上ではなく営業上の都合なのだろうから致し方ない。


劇中ではモビルスーツという呼称も出てくるし、宇宙世紀の過ちを繰り返さないために、という台詞も出てくるために、この物語が「宇宙世紀ガンダム」と地続きであることはわかるのだが、地球と宇宙の懸け橋となる「キャプタル・タワー」と呼ばれる起動エレベーターが存在していることや、全体的に何らかの宗教的支配を受けているらしい世界観であることなど、「宇宙世紀ガンダム」との違いが前面に押し出されている。
あのスペースコロニー群もどうなったかは現時点では明らかではなく、勿論「ガンダム」という名称も出てこないので、観ていて「ガンダム」の新作を観ているという気分には殆どならなかった。


結局この物語を「ガンダム」でやる必要があったのかな、というのが率直な感想。
色々と新機軸を打ち出せば出すほど「ガンダム」世界から乖離してくるし、それなら「ガンダム」の名前を冠さないオリジナル作品として世に出せば良いのではないか。
それとも「ガンダム」の名を冠さなければ、純粋なオリジナル作品を発表する場さえ与えられない世の中になってしまったのだろうか。


でもその一方でこうも考える。
「ガンダム」の名を冠した作品世界だからこそ、意義があるのだと。
「ガンダム」の名の下で「ガンダム」を一度壊さなければ、更に未来へと続くコンテンツにはもうなり得ない、そんな岐路に来ているのかも、と。


秋から始まるTVシリーズは半年ほど続く予定とのこと。
シリーズを視聴するかどうかは現時点では未定だが、もしかするとこれが富野由悠季が手掛ける最後の「ガンダム」になるやも知れぬ。その着地点は見届けたい。


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by odin2099 | 2014-08-23 19:52 |  映画感想<カ行> | Trackback(5) | Comments(0)

前回の観賞から1年が経ちました。
観賞直後はすぐにも次が観たい!なんて盛り上がっていたのですが、日を経るにしたがって段々と熱意も薄れ流石に飽きも来て、もう打ち止めでもいいかなあという気持ちにもなってきてしまいました。


そうこうしているうちに東京公演の千秋楽も決まってしまい、少しは焦りも出てきたのですが、自分の中で今一つ燃えるものがなかったのですが、ここへ来てやはり観ておかないと後悔するだろうなという気持ちが勝ち、1年ぶりの四季劇場「海」です。

メインキャスト8人中、お初なのはグリンダ、エルファバ、ネッサローズ、マダム・モリブル、ボックと5人もいます。かなり若返った感じですね。

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グリンダは『リトル・マーメイド』でアリエルを演じていた人ですが、一生懸命感は伝わってきます。どのくらいキャリアのある方かわかりませんが(少なくても四季では4~5年ぐらいのようですが)、多分若手の注目株なんでしょうね。
また演出が変わったのか、彼女の独自解釈なのか、歴代のグリンダと比べるとアクションや台詞回しに随分と違いが。とはいいつつも、全体に歴代のコピーっぽさも感じられるのはこれは仕方ないでしょう。通算すると彼女は7代目くらいのグリンダ役で、僕自身にとっても4人目のグリンダですから。また台詞などの若干の違和感は、彼女が韓国出身の所為もあるのかもしれません。


e0033570_18585297.jpgエルファバも頑張ってます!というのはひしひしと伝わってきますが、この方は歌い方や台詞回しに特徴があるというか癖があるというか…。ただ「おバカ」のタイミングとか「キラキラ~キラキラ~」の件は上手く表現しているし、歴代で一番ドスの効いた喋り方も出来るので、色々な面でのギャップに味がありますね。


フィエロは1年前と同じ人ですが、鈍重というのとは違いますが、動きにちょっとキレがない感じ。ラストの案山子男の動きも微妙です。
マダム・モリブルは、従来のキャストの方々に比べるとちょっと線が細いようで。
ネッサローズは可もなく不可もなくで、ボックはどちらかというと不可の方かなあ。ただ「魔女を殺せ」は一番ストレートに声が出ていた印象があります。今まで観た方が辛そうに歌っていたもので。
ディラモンド教授は端正で穏やかな感じですが、鳴き声がイマイチ。
そしてオズの魔法使い陛下は唯一の初演キャストでしたっけ、流石の安定感です。


ということで最初は今更「ウィキッド」なんてなあと思いながら観ていたのですが、最後の「あなたを忘れない」では泣かされました。
ストーリーの展開や物語世界の設定には納得しがたい部分も多々ありまして、毎回毎回脳内補正をしながら鑑賞しているのは確かなのですが、やはり好きです、この作品。



<過去記事>
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
6回目
7回目
8回目
9回目&10回目
11回目
12回目
13回目


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by odin2099 | 2014-08-22 19:01 | 演劇 | Trackback | Comments(0)

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