【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_19282637.jpg劇場用新作「仮面ライダー」の2作目。
前作「仮面ライダー対ショッカー」と合わせて「いいとこどり」すると大傑作が生まれそうな気がします。

前作は1号と2号、ダブルライダーの共演が売りでしたし、大集結する再生怪人部隊が圧巻でした。
ただアクションはモタモタしてたり、お話の組み立てには粗があったりしてたんですが、逆に今回は変身前、変身後どちらもアクションが充実。

e0033570_20052170.jpg富士の裾野で一大ロケーションを敢行し、バイク戦、騎馬戦など趣向をこらし、再生怪人も一挙に出てくるのではなく、次から次へと襲ってくるという具合に変化があります。滝和也も本郷猛も実に強そうに見えるので、例えショッカーに襲われても安心して逃げられそうです。
その反面、映画というお祭りならではの要素として、まだテレビでは実現していなかった新1号と新2号の共演、なんていう目玉を用意してくれていても良かったんじゃないかなあ、とも思います。

ということで折衷すればホントに面白いものが出来そうなんですがねえ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22776159/
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by odin2099 | 2017-01-31 19:23 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
コジラ版「若大将」シリーズなどと呼ばれたりもしている通算7作目。

海で遭難した兄を探しに田舎から出て来たあんちゃんが、偶然知り合った大学生や金庫破りを巻き添えにして勝手にボートで船出。
嵐に遭い、更に怪獣エビラに襲われボートは壊れ、ようやく島へと辿り着いたと思ったら、そこには悪い「赤い竹」という連中がいて、しかも近くの島民を掻っ攫って来て重労働を科していた。
辛うじて脱出した島民の美女と仲良くなって聞いてみると、彼女たちはインファント島の住人達。そしてどうやらその島には、難船の生き残りの兄がいるらしい。
なんとか「赤い竹」を出し抜いて、インファント島の人たちを救い出して、と思ってると、なんと島にはゴジラが眠っていた…!

ということで前作までとはガラっと違った作風。
お話も殆どこのレッチ島に限定され、怪獣映画の醍醐味でもある都市破壊などのスペクタクルシーンは愉しめない。
ゴジラは人間の都合で眠りを覚まされ「赤い竹」やエビラと対峙させられるが、当人にしてみりゃ勝手に敷かれたレールの上を走らされた結果、不本意ながら相手をしてるといったところ。

金庫破り役の宝田明の軽妙な演技や、砂塚秀夫、当銀長太郎、それに「赤い竹」の平田昭彦や田崎潤ら濃いメンツの印象が強く、これまた怪獣映画らしからぬ雰囲気。
ヒロインの島娘・水野久美も良かったんだけど、エビラはともかく、ゴジラもモスラもなかなか出てこないので、お子様向けとは些か言いかねる面が。

e0033570_20021127.jpgモスラの代弁者、小美人は今回も出てくるが、キャストはザ・ピーナッツからペア・バンビに交代。
誰それ?って感じだけど、実はザ・ピーナッツよりも先にデビューしてる当時の人気者だったという話。
「へー?!」だけどね。
ただザ・ピーナッツに比べると、メイクのせいもあるのかもしれないが、より南洋の島の妖精っぽい気がする。

さんざ人間どもに利用されるゴジラだけど、その分登場人物たちは感情移入しちゃったらしく、最後はもうすぐ爆発する島から「逃げろ~!」の大合唱。
結局助かって一同ヤレヤレと胸をなでおろす一幕も。
ゴジラの正義の味方化はこのあたりから始まるんだな。

ちなみにこの作品、元々「ロビンソン・クルーソー作戦/キングコング対エビラ」というキングコング主演作として用意されたもの。
アメリカ側が難色を示したためにボツになり、代わりに「キングコングの逆襲」が作られ、一方ボツになった台本は主役をゴジラに書き換えて使われたというワケ。作風の違いはこんなところにも原因があるんだろう。

【ひとりごと】
着ぐるみの造形のせいなのか、それとも劣化したからなのか、本作のゴジラは終始顔が(顎が)上がってるような。
常に上の方を見つめてるようで、視線が定まってないのが気になるな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9797892/


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by odin2099 | 2017-01-30 20:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
VOL.2にはEPISODE5「火の海」、6「濡れ衣」、7「スティック」の3篇を収録。

e0033570_21044155.jpgフィスクの不興を買い、壊滅させられるロシアン・マフィア。
マードックはそのボスを助け、フィスクの悪事の証人にしようとするが、逆にフィスクは街に起こした災厄の罪をマードックに被せようとする。
警察に追われるマードックは、何とかしてこの窮地を脱しようとするが…。
またユーリックの元で独自の調査を進めているカレンは、結果的にフォギーを巻き込むことに。
点と点が一つずつ繋がりを見せはじめ、チームでありながらお互いに極秘に行動しているマードック、それにフォギーとクレアがそれに気づくのはいつのことなのか。

マードックとクレア、フィスクとヴァネッサ、フォギーとカレン?とラブロマンス風味を加味しながら、街のため他人のためといいつつ、結局は己のためが行動原理の男女のドラマは折り返し地点へ。
またマードックの師スティックが登場することによって、そのバックボーンの一端が明かされるのも興味深い。
そしてこのスティックがまた別の裏世界と関係を持っているようで、なかなか一筋縄でいかないキャラクターなのも、「次」の展開を期待させる。
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by odin2099 | 2017-01-29 15:13 | テレビ | Trackback | Comments(0)
e0033570_21212342.jpg傲慢な性格ながら天才的な技量を持つ外科医スティーヴン・ストレンジ、だが彼の栄光は突如終わりを告げた。
交通事故に遭い一命を取りとめたものの、彼の両手はその機能を失ってしまったのだ。
度重なる手術にリハビリを繰り返しても全てが徒労に終わり、彼は自暴自棄になる。だが奇跡的に快復した重症患者がいることを知り、一縷の望みを託し彼を癒したという謎の場所を探しネパールへと向かう。
そこで彼はエンシェント・ワンと出会い、この世には物理的なものばかりではない、常識では計り知れない神秘的なものがあることを知り、魔法の修業へと入るのだった。

<マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)>の第14弾。
本国アメリカでは昨年の11/4に公開されたが、わが国ではまさかまさかの約3カ月近く遅れの1/27までお預けを喰らうことになった。
一時は昨年12/10に公開という非公式情報も流れていたが、配給元のディズニーとしては次週12/16より上映される「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に注力したかったのであろう。
ならば11月中に日米ほぼ同時公開してくれれば良いのに、と思わないでもないが、こちらは11/23から公開となった「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」との魔法被りを避けたものと思われる。

<MCU>の作品群の魅力は振り幅が広いこと。
メカニカルな「アイアンマン」の次にバイオテクノロジーの「インクレディブル・ハルク」、神話世界に足を踏み入れた「マイティ・ソー」もあればアナログなミリタリーテイストの「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」あり、お祭り騒ぎの「アベンジャーズ」の後には内省的な「アイアンマン3」があり、シリアスなサスペンス物「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の後に陽気な宇宙冒険活劇「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、大風呂敷を広げた「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の次は、子供部屋が戦場になる「アントマン」といった具合。
今回も前作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」とは180度違ったテイストの作品を用意している。それでいながら同じユニバースとしてのまとまり感は保ってるのだから凄いことだ。

そしてこの作品はとにかく驚きの映像の連続。技術の発達が可能にした幻想的なビジュアルの数々には目を奪われずにはいられまい。
正直に言うとキャラクターの設計や物語の展開には些かなりと疑問符が付く。
ティルダ・スウィントン演じるエンシェント・ワンは年齢・性別を超越した魅力を秘めているものの、その行動原理や目的は必ずしも肯定できるものではないし、悪役となるマッツ・ミケルセン扮するカエシリウスも師や仲間へ反旗を翻すに至った動機付けが弱く(前日譚となる公式コミックを読むとその理由がもう少し明確になるのだが)、何故この両者が対立しなければならないのかがわかりにくい。

e0033570_21210996.jpgだがそれもこれもベネディクト・カンバーバッチが体現したドクター・ストレンジという、単純なようでいて複雑な主人公の圧倒的な存在感の前には些末なことに思えてくるから不思議だ。
このキャラクターも十二分に描かれているとはいえない部分もあるにはあるが、演者のキャラクター造形が一貫してぶれていないため、他の全てを内包し凌駕するだけのパワーを発しているように感じられるのだ。
スティーヴン・ストレンジは間違いなくこのユニバースの中で、トニー・スタークやスティーヴ・ロジャースと並び立つ存在になるだろう。

ところでこの作品は時系列的には<MCU>のどこに位置するのだろうか?
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の中ではインサイト計画のターゲットとしてストレンジの名前が挙がっているが、これが魔法使いとして覚醒した後だとするならば「アベンジャーズ」か「アイアンマン3」あたりと同じ時期の物語となりそうだし、前日譚コミックではダークエルフについて触れている箇所もあるので、そうなると「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」よりは後ということになる。
またエンドロール後のオマケ映像からすると「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と同じ頃か?という推測も出来るのだが…。

またこのエンドロール後のカメオ出演、公開前からトニー・スタークが出てくるんじゃないかと話題になっていたが、まさかこの人だったとは。
それに本国公開からこれだけ経っても情報が洩れてこなかったことにも感心する(自分は吹替版のキャスト一覧を見た時にわかってしまっていたが)。
おそらくこのシーンは次の次の次の<MCU>作品とリンクするシーンだと思うが、今から公開が楽しみだ。本国では今年の11月公開なので、今回の「ドクター・ストレンジ」と同じ轍を踏まなければ年内には見られるだろうが、やはり今年もその後に「スター・ウォーズ/エピソード8」が控えているだけに似たような処置を取られるのではないかと心配ではある。

【ひとりごと】
原作コミックの設定や内容を知らなかったので、エンドロール後の二つ目のオマケ映像は驚きだった。
原作ファンからすれば「やはりこうなるのか」と思ったのかもしれないが、純粋に映画だけを見ていると実に意外な展開。
ただこれを今後の「アベンジャーズ」で拾うのか、それとも単独の「ドクター・ストレンジ2」で描くのかでは扱いが随分と違ってくるだろう。単独の続編の方が良さそうだが、今のところ正式決定は下されていないだけに今後の情報を待ちたい。

【ひとこと】
冒頭の方でストレンジにもたらされる患者の情報の中に「落雷の直撃を受けた女性患者」というのがあるのだが、これが「キャプテン・マーベル」の伏線ではないかとの噂が。
映画公開は約2年後だが、あり得ない話ではない。
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by odin2099 | 2017-01-28 21:45 |  映画感想<タ行> | Trackback(17) | Comments(3)
予告通り?<スーパー戦隊>シリーズにも手を出しました。
シリーズとしての初の劇場版で、TVシリーズの第58、59話と同時進行で撮影された由。
ただ人気作品故に2年も放送されたとはいえ、劇場版が製作されたのが番組が始まってから1年3カ月ほど経ってからというのは異例ですねえ。
そういや本放送中にも数回再放送を運ぶくらいだったから、製作スケジュールはかなりタイトだったのかも。

e0033570_19341605.jpgゴレンジャー御一行は黒十字軍の秘密計画を追って四国へ。
さんふらわあ号に乗って、ホテル奥道後に泊まり、というのはその3年前に作られた「仮面ライダーV3対デストロン怪人」と同じコース。こういうのも比較してみると面白いですね。
ただ、人目につかないように移動したいなら、さんふらわあに乗るよりバリドリーンで乗り込む方がたやすい気もしますけど。

船上のプールではビキニのセクシー美女が登場。
ちなみにペギー松山はワンピース、それに連絡員007号は上に羽織ってしまって見せてくれないのが残念。鹿沼絵里はこの後はポルノ映画とかで活躍するんですが…。
ただ問題なのがこの美女が黒十字総統の変装した姿だということ。
違う意味で目立っちゃってますけど、なんでわざわざ総統自ら乗り込んでくるのやら。

この謎の美女を演じたのは風間千代子という女優さんで、「脱走遊戯」や「激突!殺人拳」、「前科おんな/殺し節」、「夜のならず者」、「脱走遊戯」、「青い性」、「女番長ブルース/牝蜂の挑戦」などに出演してるようなので、アクションやエロティックさを売りにした作品中心の活躍だったのでしょう。

e0033570_19335896.jpg劇場版ならではの再生怪人軍団といったお約束の展開はないものの、劇場版のみの新怪人は登場。その名も「鋼鉄剣竜」というのですが、これはちょっとスペシャルなネーミング。
何がスペシャルかというと、TVシリーズに出てくる怪人たちは皆「○○仮面」、という具合に名前に「仮面」の文字が付くのがネーミングルールなんですが、それとは外れているんです。
番外怪人というか、特別な怪人という雰囲気がネーミングからも伝わってきます。こういうのが嬉しいんですよねえ、子どもにとっては。

そういえばこのホテル奥道後、その後は経営不振に陥り、今は「奥道後 壱湯の守」としてリニューアルオープンしてるようです。
危険なアクションの舞台となったロープウェイは休止、金閣寺そっくりの錦晴殿も土砂崩れで流失してしまったんだと。
あちらに行く機会があれば、ちょっと覗いてみたかったな。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22802362/
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by odin2099 | 2017-01-27 19:37 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
先日の松方弘樹の訃報には驚きました。
闘病中なのは知っていましたが、そこまで深刻な病状だったとは…。
そこで、久しぶりに見てみようかなと思いつつも、昨年の真田ブームに際してはタイミングを逸してそのままになってしまっていたこの作品を、追悼も兼ねて見直すことにしました。

e0033570_19492659.jpgさてこれは、東映が「柳生一族の陰謀」「赤穂城断絶」に続く<復活時代劇シリーズ>(?)の第3弾として用意した作品でして、主役の真田幸村役の松方弘樹をはじめ、寺田農、あおい輝彦、ガッツ石松、森田健作、火野正平、岡本富士太、真田広之、秋野暢子らが真田十勇士に、御大・片岡千恵蔵が幸村の父・昌幸を、梅宮辰夫が兄・信之を演じ、更に淀君役に高峰三枝子、加藤清正に丹波哲郎、大野治長に戸浦六宏、後藤又兵衛に成田三樹夫、豊臣秀頼には小倉一郎を配し、他にも浜村純、金子信雄、小林昭二、曽根晴美、梅津栄、萩尾みどり、香川良介、江波杏子、上月左知子、桜町弘子ら豪華な顔触れを揃えた大作になっています。
前2作で主演を務めた萬屋錦之介は特別出演とクレジットされていますが、脇に回って実にしぶとく憎々しげな徳川家康を怪演。その扱いは「忠臣蔵」映画における吉良上野介のような感じですが、流石の貫録を見せてくれます。

「柳生一族の陰謀」も史実をひっくり返した大胆なアレンジが話題になっていましたが(「夢だ、夢だ、夢でござる!」)、この作品では更に踏み込んでいて、単なる時代劇ではなくSF映画と呼んでも良いような怪作に仕立て上げてしまってます。
特撮監督としてわざわざ矢島信夫佐川和夫の二枚看板がクレジットされていますしね(同じ東映で「バトルフィーバーJ」を手掛けていた頃ですかね)。

冒頭からいきなり妖星は飛来するわ、真田丸は浮遊するわ(幻覚ですが)、ラストシーンで今度は猿飛佐助が妖星と化して飛び去ってゆくわ、と書くと「それ一体何のお話?」と思われるかもしれませんが、そういう映画なのだから仕方ありません。
しかもこれらの要素が肝心の物語と有機的に結びついているかというと、お世辞にもイエスと言える状況ではなく、単に奇を衒った小道具でしかないというのがどうにも。

集団の馴れ合いではなく、個々の、ぶつかり合う人間として描かれている十勇士の姿など、見るべき点もあるのですが、そうは言っても十勇士個々の出自・過去がドラマに厚みを増しているのかといえばノーですし、清海が女性である(しかもその正体は「ジュリアおたあ」!)必然性はあるのかといえば、これは女性キャストを増やす方便でしかないですし、ぶっちゃけ途中でだれてくるのも確かなんですよねえ。

結局製作者たちは、どのような層をターゲットにしてどのような映画を作りたかったのかが不明という点では正に怪作で、そういえばこれってヒットしたんでしたっけ?
<復活時代劇シリーズ>はこの後に第4弾として「徳川一族の崩壊」という作品が作られていますが(これだけ未見です)、それで打ち切りになってしまいました。

【ひとりごと】
冒頭の妖星=佐助=ラストの妖星、しかも初登場シーンは猿の姿(見間違いという解釈?)ということから佐助は宇宙人だった(!)という解釈をしてる人が多いでしょうし、自分もそう考えていた時期もあったんですが、だとすると戸沢白雲斎の元で修業して、という件と矛盾してしまうんですけど…?
まさか「草の者=宇宙人」とするには無理がありすぎるしなあ…。

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by odin2099 | 2017-01-26 19:52 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<東映まんがまつり>の作品は短編、中編が主なので、時間が空いた時なんかに見直すには丁度良いですね。
「マジンガー」を見ると「ライダー」も見たくなります。
次は「スーパー戦隊」かな。

e0033570_19412926.jpgさて記念すべき「仮面ライダー」劇場版第一作。同じ「ライダー」映画でも、「平成ライダー」とはまるで雰囲気違いますね。
あっちが大人向けでこっちが子供向けだとも思いませんが、同じシリーズの作品とは思えないほど隔たりを感じます。
これは作り手だけでなく、受け手の意識の変化もあるんでしょうけれども。
それが良いことだったのか悪いことだったのかの判断は、次の次くらいの世代にお任せしたいと思います。

佐々木剛、藤岡弘、天本英世、小林昭二…と今見ても色あせない良い俳優さんが揃ってますね。
昨今のライダーにはない、一文字隼人、本郷猛、あるいは滝和也の頼れるアニキっぷり。
メイクやライティングだけでない、圧倒的な存在感で恐怖を体現する死神博士。
ライダーも子供たちも等しく扱ってくれる立花のおやっさんの包容力。
今はもう再現できませんね。というか、作り手側にも再現するつもりはないでしょうし、今の子供たちには受けないかもしれません。
でも良い年したリアルタイム世代が今のライダーに物足りなさを感じるのは、こうした部分なんですよねえ。

e0033570_19282637.jpgこの頃の作品はオールアフレコだと思いますが、台詞と口パクが合ってないショットがチラホラ。撮影時と台詞、変えたんですかね。
空中回転の最中、脱げかけたマスクを押さえる1号ライダー。
撮影時に気付かなかったのか、NG出してる余裕のない現場だったのか、どちらでしょう。

それらの粗を含めての昭和の「仮面ライダー」でした。

【ひとこと】
「大人しく退散したまえ!」
ショッカーの改造人間に対し、紳士的に振る舞う本郷猛が格好良いですな。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22765720/


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by odin2099 | 2017-01-25 19:36 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
しばらく「宇宙戦艦ヤマト」から意識的に距離を置いていましたが、そろそろ「ヤマト」モードへ切り替えねば。
そのためにちょっと敬遠していたこの作品を引っ張り出してきました。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」……

e0033570_20254741.jpg「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編は作って欲しかったのですが、正直言って「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクは望んでいませんでした。
もちろん「2199」でガトランティスをあれだけ引っ張った以上、その続編が対ガトランティス戦になるのは必然でしょうが、場合によっては「新たなる旅立ち」や「ヤマトよ永遠に」の要素を借りてきてもかまわないので物語は別物にして欲しかったのです。
結局はこの「さらば」と「宇宙戦艦ヤマト2」を新解釈を交えながらもかなり忠実にトレースするような話も伝わってきていますが、それは自分の望む「新しいヤマト」とは違いそう。
期待と不安の入り混じった気持ちで、来月の新しいヤマトの旅立ちを見送ることになりそうです。

新造戦艦アンドロメダの記念式典、雪は長官のお供で出席してますが、長官秘書としての公務ですよね?
私服で参加してるけどいいの?

瞬間物質移送機!デスラー戦法か?!
いやいや、そりゃ七色星団の決戦におけるドメル将軍の戦法でしょ?
むしろその後で小ワープでデスラー艦に接舷し、白兵戦を挑む君たちの戦法の方がデスラー戦法っぽいけれど…。

デスラーの言い残した白色彗星の弱点「渦の中心核を狙え!」
…結局この攻撃は役に立ったんでしょうか?
まあカムフラージュの彗星を吹き飛ばして都市帝国の全容を露わにはしましたが、それで止めを刺したとか戦局が有利になったとは必ずしも言えませんねえ。

地球への帰路を急ぐあまり、度重なるワープを行うヤマト。
雪の容態が悪化したのはそのためだな。

ズォーダー大帝陛下、一人称「私」と「俺」が混在してますよ。
地球語(日本語)に不慣れなのか、翻訳装置が故障してるか、そのどちらかでしょうね。

沖田艦長の亡霊に唆され、ヤマトでの特攻を決意するヤマト。
…って結局ヤマトは何をしたの?
反物質のテレサが一緒に突っ込んで行ってくれたから超巨大戦艦倒せたんだよね?
干渉しないと言ってたテレサをその気にさせたのが、ヤマト特攻の最大の功績?

「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」では、こういったツッコミは無用になっているといいなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2794886/


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by odin2099 | 2017-01-24 20:26 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
年末から始めた<MCU>のおさらいはここまで。
いよいよ最新作「ドクター・ストレンジ」の公開も間近です。これまでとは一線を画する作品になっているようで愉しみ楽しみ。

e0033570_21272361.jpg冒頭から重苦しい展開が続きます。これまでアベンジャーズが「護ってきた」「勝利を収めた」と思ってきた戦いが、実は大きな悲劇を生み出していたことが明らかになるからです。

いみじくもスティーブが「すべては救えない」と呟きますが、確かにアベンジャーズは多くの人々を救ってきたものの救えなかった命は決して少なくはないですし、またアベンジャーズが介入したことによって逆に命を落とすことになってしまった人たちもいるのでしょう。
ヒーロー物を突き詰めた場合に出てくる「正義とは何か」「何が正義か」は避けて通れない問題ですし、<MCU>もそれを避けず、むしろ正面から堂々と描くことを選びました。
スティーブとトニー、二人に代弁させる形で。

ただそれでも映画そのものが終始暗いムードに包まれているかと言えばそうではなく、それはキャラクター同士の軽妙なやり取りだったり、信念を貫き通そうとする真っ直ぐな姿勢に爽快感を覚えるからだったり、これまでの作品群が積み上げてきた軌跡の上に成り立つ世界だからでしょう。
いきなりこれを見せられたらカルト作品にはなっても、全世界大ヒットの娯楽作品にはなり得なかったでしょうなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24343761/
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by odin2099 | 2017-01-23 21:29 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「マジンガーZ」と「デビルマン」を共演させようと考えた人は誰なんでしょうね。
「激マン!」などを読む限り、少なくても永井豪&ダイナミックプロ側からの持ち込みじゃないようですし、後々までの影響を考えると凄いことだったんだなあ、と。
「キングコング対ゴジラ」「座頭市と用心棒」ともちょっと趣きが違うし。
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この作品はテレビで「マジンガーZ」が始まって9カ月近く経過した時期に公開されてますが、ようやく自分も「マジンガーZ」を見始めた頃でした。
この時間帯、裏で「アイアンキング」を見ていたんですよね。
なのでこの作品だけ劇場で見てません…。
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e0033570_09592416.jpgワイド画面を意識したレイアウトが多々飛び出すだけに、是非ともおっきなスクリーンで見たいもんですが、何かそういう機会がこないもんですかねえ。
え?ドリパスでリクエストしろ?

それにしてもこの作品、デビルマンもデーモン族も大口叩く割に弱い弱い。
どっちも双方にとってあまり役に立ってるようには見えません。
ドクターヘルも余計なことをせず、ひたすら物量作戦で光子力研究所とマジンガーZを攻めた方が勝機があったんじゃないのかなあという気もします。

なんか「生身より鉄の方が信頼できる」という、某トニー・スターク氏の発言を思い出しました。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22771769/
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by odin2099 | 2017-01-22 10:02 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(6)

by Excalibur
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