【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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オーケストラ・トリプティークのコンサートへ行ってきました。
場所はお馴染み、渋谷区文化総合センター大和田のさくらホール。
…といいつつ、毎回迷うんですけどね、渋谷駅から出る時に(^^;
ああ、渋谷駅はダンジョンだ。

伊福部昭、渡辺宙明のコンサートをそれぞれ何回か聴いてきましたが、芥川也寸志や黛敏郎はよくわからないのでパス。
今度はいつかなあ、なんて思っていたところ、佐藤勝を取り上げるということでいそいそと参上。

e0033570_21200024.jpg第一部は山田洋次監督作品「幸福の黄色いハンカチ」からスタート。
続いて名コンビともいえる岡本喜八監督作品から「独立愚連隊」、「肉弾」、「吶喊」。
そして最後は黒澤明監督作品の中から「隠し砦の三悪人」、「用心棒」、「赤ひげ」。

実を言うと、この中で見たことある作品は「独立愚連隊」、「隠し砦の三悪人」、「用心棒」の三作だけ。
知らない曲の方が多いプログラムとなってしまいましたが、逆に知らないから新鮮。「赤ひげ」とか「肉弾」とか、こんな綺麗なメロディー使われていたんだなあ、と感動しました。

第二部はとにかく「ゴジラ」、ひたすら「ゴジラ」。
ゴジラの逆襲」メインタイトルに続き、「ゴジラの息子」組曲、そして圧巻の「ゴジラ対メカゴジラ」へ!

「ゴジラの息子」の冷凍ゾンデ実験のシーンにかかる軽快なメロディも好きなんですけど、やっぱりメカゴジラ登場シーンは格好良いっすなあ!
テンション上がりまくります。

アンコールはその「メカゴジラのテーマ」と、後は上がった血圧を鎮静化させるために、と「赤ひげ」から。
若干空席目立ちましたけど、客席にはご家族や所縁の方、著名人のファン等々かなり豪華な顔触れが並ぶ素敵なコンサートでした。
アンケートでリクエストを募っていたということは、次もあるんでしょうかね。
「椿三十郎」や「独立愚連隊西へ」と共に、誰もリクエストしなさそうな(?)「地球へ…」、「戦国野郎」、「雨あがる」なんていうところを書いておきましたが、採用されますかどうか……。

次回のスリーシェルズ、オーケストラ・トリプティークのコンサートは9月の「渡辺兵夫音楽祭」へ行く予定ですが、今後の予定表を見ると11月に「菊池俊輔音楽祭」! 
そして来年4月には「伊福部昭百年紀Vol.6」もあるようで、こりゃあ楽しみが増えました。


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by odin2099 | 2017-07-31 21:22 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_19221072.jpg「ミイラ再生」「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」も、元々は大神官(高僧)と王女(王の愛人)の悲恋が発端。最愛の人を蘇らせようとして復活したミイラが事件を引き起こすのだけれども、この作品では王女=ミイラで、身勝手な冒険家ニックことトム・クルーズがうっかり彼女を起こしちゃったので、さぁ大変、というお話に。
ミイラの行為に同情の余地はないし、トム、お前が余計なことをしなければ世界は平和だったのに。

その軍人にして泥棒というニックの前に現れるのがラッセル・クロウ扮するヘンリー・ジキル博士。
言わずとしれた「ジキル博士とハイド氏」のジキルなワケだけど、最初っからエキセントリックなアブナイ人で、これじゃあ二重人格も何もあったもんじゃない。
この人も自分で傷口広げておき乍ら、あとは知らん顔という大変メイワクな御仁。
この調子でドンドン犠牲者を増やしながら、今後の<ダーク・ユニバース>を引っ張っていくのだろうかと考えるとかなーり不安を覚える。

e0033570_19222179.jpg今回も自らアクション頑張ってるし、少々チャラいトムを楽しみたい人ならOKなんだろうけど、そうじゃないと辛い。
共演者も、ニックの恋人となる考古学者ジェニー役のアナベル・ウォーリス、ニックの相棒クリスのジェイク・ジェイソンは個性を出し損ねてるようだし、反対に王女アマネットを演じたソフィア・ブテラは、個性が色々と強烈すぎて好き嫌いが分かれるだろうし、元々期待値は高くはなかったんだけど、その予想すら下回った感じ。

専用のロゴまで用意した<ダーク・ユニバース>、今後のラインナップは「フランケンシュタインの花嫁」、「大アマゾンの半魚人」、「透明人間」、「ヴァン・ヘルシング」、「狼男」、「フランケンシュタイン」、「魔人ドラキュラ」、「オペラの怪人」、「ノートルダムのせむし男」etcのリメイク(リブート)作品が並んでるけど、今回の「ザ・マミー」を見る限りかなり厳しいかなあ。

監督や主演俳優には大物を予定してるようだが、「次」への伏線の貼り方は上手くないし、何といっても次回作の公開予定が2019年というのは遅すぎる。こういうのは年に一作ぐらいずつ作って一気呵成に行かなければ…。
自信がないので「ザ・マミー」の結果を見てから判断、なんて考えてるなら端からユニバース構想なんかぶち上げなけりゃ良いのだ。
「ドラキュラZERO」、どうなったんだよお。

まあ、「次」でどう立て直すかお手並み拝見だが、興行的にも作品内容的にもあまり芳しくないようで、はたして「次」があるのかどうか…?


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by odin2099 | 2017-07-30 19:23 |  映画感想<サ行> | Trackback(18) | Comments(1)
「写真集」をキーワードで検索して拙ブログへ辿り着く方は、実は結構多いようで。
あまり写真集のことダラダラ書いてるところってないんでしょうね。
ちょい久々の更新ですけど、相変わらずの書きなぐりでございやす。

京佳ファースト写真集「Thankyouka!!!」
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メンバーに色々とゴタゴタがあったものの、ようやく軌道に乗ってきたと思われるアイドルグループ”夢みるアドレセンス”から、荻野可鈴志田友美に続いて写真集をリリース。
メンバー最年少乍ら、メンバー随一の爆乳の持ち主。
最近はまた「童顔ロリ巨乳」のグラドルが持て囃される傾向にありますが、彼女も注目株でしょう。実際に彼女はまだ17歳、現役JKというのも大きいと思います。
ただ年齢的なこともあるのでしょうが、全体的にぽっちゃりかなあと感じる部分もありますので、ここ数年でどれだけ化けるか、でしょうね。今度はメンバー勢揃いの写真集なんかにも期待したいところですが。

濱松恵写真集「BEYOND THE LIMITS」
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最近何かとお騒がせなタレントさんが、更に話題に乗っかって過激な写真集をリリース、というわけです。
稼げるうちに稼いでおけ、ということなんでしょう。
その点、この写真集は潔いです。下品、ケバいがイコール、セクシー、というのを端的に表現しています。
ただ見る側も当然色眼鏡をかけてしまうので、タレントさんの写真集というよりは単にエロ本としか受け取れないかもしれません。

松嶋えいみ写真集「きすみぃえいみぃ」
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顔立ちはちょっと癖があるので好き嫌いは分かれるところかもしれませんが、「ミラクル神ボディ」と呼ばれるプロポーションの持ち主で、その9頭身のスタイルの良さを遺憾無く発揮しています。
ファースト写真集としてはむしろ頑張り過ぎで、局部以外は全部見せつけてる、ほぼヌードと呼べる写真ばかり。となると2冊目以降は辛いかもしれませんね。
一気に先へ進んでフルヌード解禁するのか、それとも一歩も二歩も後退してファンをガッカリさせるのか。
まあ後戻りはできないだろうけど、先へも進めないから方向転換するんじゃないかと思いますが。
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by odin2099 | 2017-07-29 18:04 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_22090949.jpg「邪神教・幻魔空界」次なる使徒はクールギン!
さて、「スペース・スクワッド」シリーズ化なるかな?

クールギンも格好良いし、「メタルダー」という作品そのものも好きなので、これが復活に繋がってくれたら嬉しい限り。
まあもしリブートなんていうことになったら、クールギンの設定はもうちょい何とかして欲しいんですがね。

というのもネロス帝国四軍団の一、ヨロイ軍団を指揮する凱聖クールギンは初戦からメタルダーと一対一で対決するなどシリーズ通じてのライバルキャラになり得る存在。
またネロス帝国で事実上ナンバー2にいたと言っても過言ではない実力者で、ネロスの忠実な腹心としても、またネロスの地位を狙っているとしても、どちらにも転がせるポジションでした。
また何といってもメタルダーとの因縁も匂わせ、その正体はメタルダー=剣流星のモデルとなった古賀竜夫(設計者である古賀博士の戦死した息子)本人じゃないか?なんて当時思っていたファンは多かったんじゃないですかねえ。

e0033570_22082394.jpg結局はゴッドネロスこと桐原剛造の影武者、ということで落ち着いたんですが、もし番組打ち切りがなかったならば…?!
これ、前の記事にも書いたんですが、もしクールギン=影武者が当初の予定通りだったら、この劇場版のストーリーに矛盾が生じてしまうんです。
シナリオライター同士で連携が取れてなかったんじゃない限り、これは十中八九後付けだと思うのですが、だとするとクールギンの本当の正体は?なんて妄想が膨らむんですよね。

あと、これまた前回も書いてますが、見直す度に青田浩子が痛々しくて…。
なんてことないワンピースの水着なのに、何故かおっぱいの形が丸わかり。それにムチャクチャ寒そう。
撮影時期は4月の終わりか5月の頭、遅くても5月半ばくらいじゃないかと思うから本当に水が冷たかったんだろうね。ロケの場所がどこの川かわかりませんが。
なんかスタッフ、彼女をイジメてない?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23355797/
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by odin2099 | 2017-07-28 22:11 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
先日はベラ・ルゴシの「魔人ドラキュラ」を見たので、今度はボリス・カーロフの「ミイラ再生」を。
この作品もオープニングタイトルに流れるのはチャイコフスキーの「白鳥の湖」
なんでこの曲を選んだのかねえ。

e0033570_21094987.jpgどちらも85年以上前の作品だから古臭いのは仕方ないし、演出のテンポも間延びしていて自分のリズムとは合わないし、技術的に稚拙だと見えるし、ぶっちゃけ退屈する場面も多々ある。正味70分ほどなのに、もっと長く感じられもする。
今作ればもっと凄い迫力の映像に、畳みかけるようなアクション、ショック描写のオンパレードも可能なはず。
ただこの作品で言えばボリス・カーロフ、その演技というか圧倒的な存在感、これを現代に蘇らせることは至難の業だろう。

いよいよ日本でも公開される<ダーク・ユニバース>第1作「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」はこの作品のリメイク。
以前にも「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」としてリメイクされたこともあるが、今回どれだけ原典の魅力を残し、新たな魅力を付け加えているのだろうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8106576/


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by odin2099 | 2017-07-27 21:10 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
商売上は「ガールズ・イン・トラブル」を単独で第一弾とするのは難あり、と判断したんでしょうが、あちらが後付けの「エピソード0」ではなく、しっかりと伏線張って終わっていますので、先にあちらを見た方がこちらを楽しく見ることが出来るでしょうね。
特にシェリーの変身能力がこのお話の肝になっていますが、そのことはこの作品ではさらっと流されるだけ。
ついでに紅牙が元・宇宙刑事という設定に言及したのもあちらなので、やはり先に見ておいた方が良いかなあ、と。

e0033570_22333055.jpg「ゴーカイジャーVSギャバン」の時は曖昧だった警察組織の問題も、今回のシリーズで解決。
銀河連邦警察は「宇宙警察内部にあって組織犯罪対策を担っている」とのこと。
十文字撃はデカレンジャーたちに対して「あんたら所轄とは違う」と言ってますけど、そういうことなんですね。
また一乗寺烈とドギー・クルーガーが旧知の仲であるという、いわばファン発の後付け設定が今回のドギーの台詞で公認となったワケですが、今度は初代ギャバンとデカマスターが並んで戦う姿が見たいもんです。

紅牙は今回もちゃっかり生き残り、次なる使徒クールギンの元へ。
毎回毎回逃げ延びて次のエピソードへの橋渡しをする役回りだったりすると、それはそれで面白そうですし、監督の寵愛を受けてるだけになまじあり得ない話ではない?
ソフィ長官は彼女のことを知らなそうでしたが、元・宇宙刑事という出自を活かした彼女メインのエピソードも作れそうですし、初代のギャバンやシャリバンのかつての教え子だったり、というような設定はないのかなあ。

こちらのオーディオ・コメンタリーは石垣佑磨・さいねい龍二・林剛史・伊藤陽佑・吉田友一・坂本浩一監督。まあ想像つくように全編通してうるさいうるさい。
現場の楽しげな様子は伝わってきますし、石垣佑磨は意外に?進行を気にしていて、場面ごとの裏話とか補足を入れてきてるので、お宝度もあったりします。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25858802/


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by odin2099 | 2017-07-26 22:34 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
「スペース・スクワッド」の円盤を入手したので、今度は時系列順に見直します。

e0033570_21395161.jpgこの映画、オープニングからミスリードを誘う演出が満載。
怪しげなホラーガールとヘルバイラをカットバックで見せ、ジャスミンとウメコはあっさりと惨殺。
と思いきやリセットされ、ループ展開に「?」となってると、ここで種明かし。
シシーが出てきて一気に作品の雰囲気が変わりますが、桃瀬美咲、やっぱ可愛いですねえ。
メイキング映像見ると、ちょっとお肌が荒れてるようなのが気になりますが。
ムードといえば、ジャスミンのポクポクチンも場違いといえば場違いですが、ジャスミンらしいといえば言えるのかなあ。
しかしよく「一休さん」なんて知ってたね、ジャスミン。それに東映+テレ朝だからオッケーなのかしらん?

シェリーとタミーとの邂逅もスムーズですし、謎の女性(苦笑)マキの登場も格好良く演出されてます。
これは川本まゆと佃井皆美の二人がちゃんと動けるからで、それに引っ張られるように森田のすーちゃんも絶妙のやられっぷりを見せてくれてます。その分ジャスミンとウメコは割を食った印象がありますが、主役の彼女たちは最後まで出ずっぱりですからね。

ホラーガールもとい銀河連邦警察のバーディー刑事部長から一連の経緯が説明され、物語は第二ステップへ。
ここからは紅牙が登場したりで、序盤のホラームードとは別の殺伐とした展開が待っているのですが、圧巻なのは原幹恵の身体能力の高さでしょうね。
ただ可愛い女の子がワーワーキャーキャー言ってるだけじゃアクション映画としては面白くもなんともありません。うわー、すげえ!というシーンがスタント丸出しじゃなく、本人がきちんとこなしていることがわかって初めて感激も倍加するワケです。

紅牙は途中で離脱して本編へ(笑)。
ヘルバイラはアリエナイザーとして見事にデリート許可!
ということで55分間はあっという間に終わります。
メイキング見ると楽しそうだし、人見早苗が演じたビビアン以外、名前がクレジットされない女性警官たちもきちんと設定されてることがわかりますし、木下あゆ美・菊地美香・森田涼花・桃瀬美咲・川本まゆ・坂本監督によるオーディオ・コメンタリーの噛み合わなさには失笑を禁じ得ませんし、人を選ぶタイプの作品なので好き嫌いはあるかと思いますが、僕個人としては全面的に応援します。
次もヨロシク!

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25860832/


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by odin2099 | 2017-07-25 21:42 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
シリーズの3作目、こちらは映画館で見ました。
未見だった2作目を見てから行ったのはいいのですが、1作目のおさらいを忘れていたのでキャラクターが何だかわからなかった、という悔恨の思いだけが残ってますね。

e0033570_21184173.jpgお話の方は、米ソ宇宙開発競争の裏側やチェルノブイリの原発事故の背景にエイリアン、というよりトランスフォーマーの存在があった、というトンデモな設定が大好物なもので素直に入り込めました。
JFKやらオバマやら実名・実映像で出てきたり、”二番目に月面に降り立った男”バズ・オルドリンが本人役で登場し、アポロ計画には極秘の任務があったんだ、などと解説してしまう胡散臭さもたまりません。

ところが本編が始まっちゃうと、サムと新恋人カーリーのイチャイチャ話とか、相変わらず鬱陶しいサムの両親の本編に微妙に絡まないギャグシーンとか、主人公なのに事件の中心に置いてもらえないサムの孤軍奮闘ぶりとか、やたらうるさくて画面が揺れまくり、ダラダラと長いだけのアクションシーンに辟易してしまうのはいつものこと。
どうしてこれを2時間半じゃなく2時間でまとめられないんでしょうかねえ。

新ヒロイン、カーリー役のロージー・ハンティントン=ホワイトリー。
ミーガン・フォックスと比べるとボリュームがやや足りないですが、負けず劣らずのセクシー美人。サムの趣味にブレはないってことか。
本業はモデル?
その後は「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」くらいしか目立った出演はないみたいですが、旦那さんはジェイソン・ステイサムだったよな、確か。

クライマックスバトルの舞台としてトランプタワーが出てきますが、本人は喜んで許可を出したんでしょうかね?
ボコボコにされますけど。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/15239285/


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by odin2099 | 2017-07-24 21:20 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
ジョン・ウィリアムズ、ハンス・ジマー、ジョン・デブニー、クリストファー・ヤング、レイチェル・ポートマン、トレヴァー・ラビン、ハワード・ショア、デヴィッド・アーノルド、パトリック・ドイル、エリオット・ゴールデンサール、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ、ダニー・エルフマン、トーマス・ニューマンらハリウッドを代表する作曲家たちや、ジェームズ・キャメロンら映画監督へインタビューを敢行したドキュメンタリー映画。
「カリコレ2017」での上映を前にWOWOWで放送してくれたので、そちらで鑑賞。

e0033570_22341878.jpg無声映画時代から映画に音楽は付き物で、革新的な存在になったのがマックス・スタイナーの「キング・コング」。
以後、「欲望という名の電車」、「めまい」、「続・夕陽のガンマン」、「サイコ」、「猿の惑星」、「タイタンズを忘れない」、「ショーシャンクの空に」等々、映画音楽史に残る作品を取り上げ、作曲家や音楽関係者、時には本人のコメントと共に創作の秘話に迫っていく。
映画音楽全体の流れと、映画音楽のつけ方の変遷を説明してくれるので、音楽の門外漢にもわかりやすい内容だ。

街中に張り出された映画の宣伝ポスターに自分の名前があると焦りを感じるとか、録音するスタジオによって音楽は変わるだとか、あるいは実際の録音風景に密着しての当事者ならではの発言が興味深い。
モティーフの解説ではハワード・ショアが自作「ロード・オブ・ザ・リング」を例に、その音楽構成について語っているのも貴重だろう。

中でも多くの時間が割かれているのがジョン・ウィリアムズで、「ジョーズ」、「未知との遭遇」、「スター・ウォーズ」、「インディ・ジョーンズ」、「E.T.」、「ジュラシック・パーク」などについてハンス・ジマーが熱く語る姿は印象的だ。
もちろんハンス・ジマーにも時間は割かれていて、「グラディエーター」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」が同業者から絶賛されている。

映画音楽という括りを離れても、一つの映画が「ロッキー」のテーマ曲で幕を開け、「ピンク・パンサー」や「007」、「バットマン」や「アベンジャーズ」、「ハリー・ポッター」、「ブレイブ・ハート」、「トランスフォーマー」、「ファインディング・ニモ」、「カールじいさんと空飛ぶ家」などの名場面を愉しめるなんて贅沢な体験である。

本心を隠してのおしゃべりは楽しいが、音楽は全てをさらけ出すとのハンス・ジマーの言葉は重い。

エンドロールでは「ジェームズ・ホーナーを偲んで」と題して、ジェームズ・キャメロンが「タイタニック」製作当時の思い出を披露。本来は映画本編で大きく取り上げる予定だったのだろう。


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by odin2099 | 2017-07-23 22:35 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
オーディオブックの最後は<特典DISC>。
Disc13は「対談1」(田中芳樹、古川登志夫、塩屋浩三、佐々木望、安達裕章、横溝克文)と「対談2」(榊原良子、佐々木望、安達裕章、横溝克文)、Disc14は「対談3」(郷田ほずみ、安達裕章、横溝克文)と「郷田ほずみ朗読」、それに「対談4」(下山吉光、横溝克文)、最後のDisc15は「下山吉光朗読」を収録。

e0033570_22003515.jpg「郷田ほずみ朗読」で取り上げられているのは、「第5巻九章『急転』より抜粋」、「第8巻五章『魔術師、還らず』より抜粋1」、「第8巻五章『魔術師、還らず』より抜粋2」、「下山吉光朗読」で取り上げられているのは「第5巻第五章『暁闇』」
郷田ほずみ、そして下山吉光演じるヤン・ウェンリーの競演ということになる。

対談では図らずも富山敬の思い出話に終始。同盟側のキャストが揃ったのだから、これは致し方ないところ。劇中でのヤンの死と、現実での富山敬の死がリンクして感じられるのも当然と言えば当然。出演者のみならず、リアルタイムで作品に接していたファンの共通認識でもあろう。

そして「銀河英雄伝説」はまた、思い出の中に還っていくのだ…。


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by odin2099 | 2017-07-22 22:02 | アニメ | Trackback | Comments(0)

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