【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カルト的人気を誇る「ゴジラ」シリーズの11作目。
ですが、前にも書きましたけど、この映画はどこが面白いのかわからない~。
サイケデリックな映像は斬新かもしれませんけど、ぶっちゃけお話が面白くないんですな。

e0033570_00021383.jpg主人公は冴えないオジサンで、途中からは寝たきり…ではないですが、活動に制限がかかっちゃうし、一見主人公っぽい柴俊夫は無軌道な若者の象徴? 
本筋には絡まないままだし、最後はあれ、死んじゃったの?
そのガールフレンドだかはこの映画の主題歌を歌ってる歌手ですが、これも紅一点の割に魅力薄。

理科の実験レベルにしか見えない研究と、その割にやたら理屈っぽい説明台詞(さっぱりチンプンカンプン)、人の息遣いの感じられない都市部でのゴジラとヘドラの戦い。ギャグにしか見えない自衛隊のやりとり…と挙げだすとキリがないですなあ。
出演者に東宝特撮のお馴染みさんが全然いないのも盛り上がらない要因です。
真鍋理一郎の音楽も、なんだか気の抜けた、しまらないファニーなものですし。

僕らの世代だとこの作品が劇場での「ゴジラ」初体験という人が少なくないと思うんですが、当時のみんなは愉しめたのかなあ。
同時上映だった、グドンとツインテールが出てくる前後編を一本にまとめた劇場版「帰ってきたウルトラマン」の方が、遥かに怪獣映画らしくて面白いと思うんですが。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9446028/


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# by odin2099 | 2017-03-05 00:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
最初の「仮面の忍者赤影」は別として、変身ブームの真っ最中に作られた立体映画が、「仮面ライダー」ではなく「人造人間キカイダー」に「イナズマン」だったのは何故だろう?
スケジュールに余裕があったのか、それとも知名度や人気の面でライダーに劣るヒーローの救済作戦、というと大げさだが、広くアピールする場に相応しいという判断なんだろうか。
それでもライダーと戦隊しかない今よりは恵まれた環境だったなあ。
e0033570_07434160.jpg
劇場映画のお約束として、この作品にも再生怪人軍団が登場。
しかしキカイダー映画もそうだったけど、イナズマンも無双。
「ライダーは助け合いでしょ?」だけど、キカイダーもイナズマンも味方となるヒーローいないから、一人で頑張るしかない。

e0033570_06272452.jpgとなると必然的に強く見えるワケで、これはヒーロー物の難しいところですな。
この「強いヒーロー」がどうしても歯が立たず、そこに助っ人参上なら盛り上がるけれど、最初から手分けして対処してると、個々のヒーローの強さが引き立たないからねえ。

しかし伴大介(伴直哉)VS安藤三男、そしてBGMが渡辺宙明!
――という組み合わせは良いですなあ。
「宇宙刑事ギャバン」のクライマックスを彩った、あの泣かせの名曲(ヴァージョン違いだけど)も聴けるし。

【めもめも】
マフラーが黄色じゃなく橙のイナズマン、唐突に出てくるゼーバー。
「メガネをかけろ」「はずせ」の指示は、「キカイダー」ではナレーターだったけど、この作品では渡五郎本人。
しかし「応援してくれ」じゃなく「応援しよう」と客観的なのはなんで?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23296240/
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# by odin2099 | 2017-03-04 07:45 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
人気怪獣が続々と登場する「ゴジラ」映画10本目の記念作品!
――のような雰囲気を漂わせてはいますが、見終ってそういう気持ちになる人は少数派でしょうな。
なんせゴジラもミニラも架空の存在、少年の心の中に住んでいる、そういった世界観なんですから。
シリーズ唯一のメタフィクションですねえ。

だからなのか、出てくる怪獣は殆ど流用フィルムでの登場。
e0033570_22101516.jpgそう、映画の中に出てくる少年は僕らと同じで、きっと映画館やテレビでゴジラの勇姿を応援しているのでしょう。
でも少年の分身=ミニラと向き合う場面は当然新作。
そのミニラがいじめっ子怪獣ガバラと戦うシーンも新作。ガバラというのも、自分をいじめるガキ大将のアバターですからね。
「ガバラなんて怪獣、いたっけ?」と死神博士、じゃない発明家のおじさんに突っ込まれちゃうことからもこれは明白。ゴジラやラドンはきちんと認知されてるんですからねえ。

実際のところは予算がなくて旧作からの使いまわし前提でお話組み立ててるんでしょうけど、それにしちゃあよくやってると思います。
知らないで見れば、確かに色々な怪獣が出てくる豪華な映画だと思ったかもしれません。
ただこの<東宝チャンピオンまつり>時期の「ゴジラ」映画を続けて見ると、ものすごーく辛い、というか飽きる。
なんせ怪獣大暴れ、都市破壊シーンの大半が見たことのある映像、しかも前作、前々作でも使っていたものだったりで、ホントにお金がなかったんだなあ。

ところで最後、いじめを克服した一郎くんが、今度は悪ガキの仲間入りしたのはハッピーエンドと受け取って良いのかいな?
「やったぜベイビー!」とか浮かれてる場合じゃございやせん。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8925959/


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# by odin2099 | 2017-03-03 20:16 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
これぞロボットアニメの最高傑作!
…とまでは言わないけれど、もっともっと評価されても良いと思っている一本。

e0033570_21384525.jpg……と以前書いたのですが、やっぱり知名度低いし、知ってる人も「グレンダイザー」の原型としてしか認識してないし、もっとたくさんの人に見て欲しいなあと思います。
でもレンタル屋さんに置いてあったり、テレビなんかで繰り返し放送してくれないとダメかなあ。

ラブストーリー、悲恋物と言われますが、よくよく見てみるとテロンナはただひたすらデューク・フリードを愛していますが、はてデュークの方はそこまでテロンナを思っていたのか、というとこれが甚だ疑問。
地球までデュークを追いかけて来たテロンナですが、デュークの方はただの幼馴染としか思ってなさそう。
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いや、デューク・フリードって一見すると熱血漢っぽいですが、その実は結構ドライな性格なのかもしれません。
慕ってくれてる(ことには気付いてるだろうけど)牧野ひかるには割とあっさり別れを告げるし、養父の宇門源蔵博士には一言もなしで去ってゆくし…
まあ、それが格好良くもあるのですが。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22908199/


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# by odin2099 | 2017-03-02 19:30 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20564454.jpgトリプルX」、「トリプルX/ネクスト・レベル」に続くシリーズ第3弾。主演にヴィン・ディーゼルがカムバック。
半ばリブートに近い新作かと思っていたら、きちんと3作目になっているのには驚いた。

3作連続出演しているのはギボンズ役のサミュエル・L・ジャクソンのみ。
冒頭でネイマール(なんで本人出演?)をトリプルXに勧誘するが、当人はアベンジャーズの勧誘だと思ってたという楽屋落ちネタをかました直後に大爆発に巻き込まれ絶命。事件には恐るべき軍事兵器が絡んでいることが判明する。
そこでNSAは引退していたザンダー・ケイジを探し出して現役復帰。
あれ?2作目で「死んだ」って台詞があったはずだけど。

e0033570_20562428.jpgザンダーはNSAが用意したチームをお払い箱にして、自ら気の合う仲間たちを集めていざ出陣。今までは「007」っぽかったけど、今度は思いっきり「ミッション:インポッシブル」風。
そういや序盤でザンダーに情報を齎してくれるセクシー美女。どっかで見たことあるなあと思ってたら、「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」でチョイ役ながら強烈な印象を残したハーマイオニー・コーフィールドちゃんじゃありませんか。

ところが同じ兵器を狙うグループがもう一組。
これがドニー・イェン(ジャン)、トニー・ジャー(タロン)という強烈な組み合わせに、紅一点のディーピカ・デュコーン(セリーナ)。セクシーでアクションも出来るというインドのスーパー・アクトレス。
で、この二組が互いに先に手に入れようと競い合うのですが、実は事件の黒幕はCIA長官。
ということで二組は最終的に手を組み(実はジャンやセリーナもトリプルXだったというオチ)、追い詰めるものの…

e0033570_20561543.jpg更にその裏で色々画策してるのが、ギボンズに代わって現場の指揮を執るジェーン・マルケだったという二重三重のオチが。演じてるトニ・コレットはなかなかおっかない面構えのお姐さんです。
で、ザンダーたちの絶体絶命の窮地に颯爽と駆けつけるのが、なんとダリアス・ストーン!
前作の主人公!

失敗作だったというのでなかったことにされたのかと思いきや、何とも美味しい登場の仕方。
事前に情報何もなかったので、アイス・キューブが出て来た時にはビックリ仰天。

最後は自分の葬儀にしれっとギボンズが現れ、「死を偽装するのは君だけの特技じゃない」とかなんとか宣い、ああ、やっぱりザンダーって死んだことにはなってたんだな、と見事にシリーズ3本が繋がります。
しっかしこの出方、本当にニック・フューリーだよ、サミュエル。

ドニーのアクションは凄まじく、全編通して文字通り目にもとまらぬ早業を繰り出してるのですが、クライマックスバトルではセリーナとザンダーの相棒アデル(演じてるのはルビー・ローズ)との女性二人のコンビネーションアクションや、メガネをかけたNSAのドジっ娘(実際は兵器開発担当)ベッキー(こちらはニーナ・ドブレフが演じてる)の思わぬ?活躍などなどがあり、全体的に女性の活躍が目立ってましたね。ザンダー・ケイジの存在感すら霞むくらい。

セクシー美女が続々と登場し、ハデなドンパチが炸裂し、と何も考えずに愉しめる一篇。
この際、本格的にシリーズ化しましょうよ。


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# by odin2099 | 2017-03-01 21:01 |  映画感想<タ行> | Trackback(9) | Comments(2)
これは<12人のヴァイオリニスト>のメンバーとして活躍していた美佳さんのオリジナルアルバムです。
よく彼女のことを初期メンバーとか初代メンバーとして紹介してる文章を見かけるんですけど、正確に言うと彼女は結成当時のメンバーじゃありません。ファーストアルバムにも参加してません。
ただ比較的早い段階から参加してますし、長くグループに残って牽引役として頑張っていたのだから、実質的には初期メンバーと言っても差し支えないですかね。結成時のメンバーって三分の一ぐらいは一年ぐらいで脱退してますし。

e0033570_00232944.jpg収録されているのは「はじまり~Hope of the road~」、「あんたのおかげ」、「涙だけあたたかい」、「出会い」、「こんな日常」、「これから」の6曲。
トータルタイムも25分ほどなので、ミニアルバムという方が正確でしょうか。
<12人>からの盟友・藤﨑美乃さんも加わって全曲オリジナルで構成されています。

で、普通ならヴァイオリニストのソロアルバムだから、ヴァイオリン曲ばかりだと思うじゃないですか。
ところが6曲中5曲がヴォーカル曲!
彼女の美しい歌声が堪能できます。

しかもポップス調だったりジャズっぽかったりとバラエティに富んだものばかり。
逆にクラシック畑の人のアルバムにはあまり聴こえないかもしれませんね。
今後の活躍にも期待してます。


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# by odin2099 | 2017-02-28 00:24 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
「昭和~平成」でこんなに変わった歴史の教科書とコピーがついてますけど、最近でも「鎖国」の表記がなくなったとか、「聖徳太子」が「厩戸王(聖徳太子)」になったりと日進月歩の感がある歴史ですが、この本は3年ぐらい前に買ったままになってたものです。

流石に内容は古いかなあと心配したんですが、ざっと紹介すると――

 最古の人類はアウストラロピテクスではない
 蘇我氏と物部氏の対立は仏教が原因ではなく政治的なもの
 倭寇に日本人は殆どいない
 北条早雲の前身は素浪人ではなく、れっきとした侍だった
 今川義元は文武に秀でた武将だった
 種子島に鉄砲を伝えたのはポルトガル船ではなく、中国人倭寇の船
 比叡山焼き討ち、延暦寺は少ししか焼けてない
 島原の乱は「島原・天草一揆」だった
 「由井正雪の乱」は「乱」ではなく「事件」に格下げ
 鎖国はなかった
 黒船来航は一年前から幕府は察知し、準備も進められていた

――等々、まだ大丈夫みたい。
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他にも近年では肖像画の問題がありますよね。
源頼朝も足利尊氏も武田信玄も、今じゃみんな別人判定ですもんね。

いやあ、これだから歴史は面白い。


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# by odin2099 | 2017-02-27 19:55 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_10233611.jpg待望の「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、「さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち」と「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイク。
時代設定は旧作では西暦2201年で、ヤマトがイスカンダルから帰還して一年後だったが、流石に復旧には早すぎるということで今回は3年後の2202年に変更。
しかし「2199」でヤマトが帰還したのは2199年12月、劇中で英雄の丘に旧ヤマト乗組員が集まるのは沖田艦長の命日という設定なので、このままでは物語が始まって程なく年越しを迎えそう…。

正式リリース前ということで詳細は控えるが――

いきなり地球・ガミラス連合艦隊とガトランティスとの艦隊戦からスタート。
軍国主義まっしぐら?
スターシャの願いに応えた波動砲の封印も、「あれは一戦艦の艦長の口約束にすぎず、地球全体の意思ではない」との傲岸不遜さ。何やらキナ臭い世界観が浮き彫りに。

ともあれ、ここで古代の成長ぶりを見せ、今ヤマトはどうなってるのかを点描して見せる。
「2199」シリーズよりも、「星巡る方舟」の延長線上にある古代だ。

テレサのメッセージも不特定多数へ向けての呼びかけではなく、ピンポイントの狙い撃ち。
これは後に出てくるであろうヤマトクルーの「反逆行為」への説得力を持たせる試み。
またテレサの存在はガトランティスだけでなくガミラスも知っているというのは、ヤマトクルーの立ち位置にも微妙に影響してきそうだ。

e0033570_10234616.jpg「2199」の始まりの時も期待より不安が上回っていたが、終わってみればオリジナル版よりも好きかもしれない、と改心したが、今回も同様。
というより全く白紙状態で公開を待っていた「2199」の時に比べ、既に「2199」という先例があるだけに危惧はより強い。

しかも、おそらく結末は違うだろうが、必要以上に「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクである点を強調した宣伝も、アンチ「さらば」派である自分にはマイナスにしか働いていないのだが(「さらば」と「ヤマト2」の知名度と人気を比較すれば、「ヤマト2」を前面に出すことは考えにくいのは致し方ないところではあるが)、少なくてもこの第一章を見る限りではとりあえずの不安は払拭された。

一応の区切りまで描かれた「2199」の第一章と違い、この「2202」の第一章は中途半端。一本の映画としては頂けないが、TVの1話と2話を繋いだだけなので多くは語るまい。

「第二章 発進篇」は6月24日の公開。
最終の第七章は来年秋の予定ということで、これから約一年半、ヤマトの新しい旅が始まる。


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# by odin2099 | 2017-02-26 10:26 |  映画感想<ア行> | Trackback(5) | Comments(0)
NSAの秘密基地が襲撃され、16名のエージェントが殺害された。
辛うじて脱出したギボンズは服役中の元部下ダリアス・ストーンを脱獄させ、新たな<トリプルX>に任命し捜査を開始する。
事件の首謀者は国防長官のデッカートだった。
彼は軍縮政策を取ろうとする大統領以下の首脳陣を暗殺し、その罪をギボンズやダリアスに被せ、自らは合法的に大統領の座に就こうと画策していたのだ――!

e0033570_19394524.jpgヴィン・ディーゼルが降板し、ギボンズ役のサミュエル・L・ジャクソンと、武器調達係のシェーバース(演:ミヒャエル・ルーフ)のみ続投させ、アイス・キューブを新主役に迎えて製作された「トリプルX」の続編。
NSAのエージェントであるカイル・スティール役のスコット・スピードマンが副主人公格で、ダリアスの元カノ、ローラ(演:ノーナ・M・ゲイ)が一応のヒロインということになるのかな、出番は少ないけど。

ジャケットにデカデカと登場しているセクシー美女のチャーリー(演:サニー・メイブリー)がヒロインなのかと思いきや、彼女は実は悪役でやっぱり出番は多くはない。
初登場のシーンから見るからに胡散臭さ全開だったウィレム・デフォーは、やっぱり悪いデッカート長官役だった。

興行的に振るわなかったので日本ではDVDスルー。
まあ確かにアイス・キューブにヴィン・ディーゼルのような個性や存在感を求めても無理だし、わかりやすくなったものの、ストーリーも今一つ際立つものがないので手放しで褒めるというワケにはいかないが、それでも単純に「失敗作」の烙印を押してしまうのはちょっと勿体ない気が。

ただ前作の主人公ザンダー・ケイジを「ボラボラ島で暗殺された」なんて台詞一つで抹殺しちゃうのは、B級映画の続編にはよくある手だけどこのクラスで適用しちゃうのはどうなのかねえ。
本作のラストでもダニエルは健在だけど、ギボンズやスティール、シェーバースらは「さて次の<トリプルX>を探そう」という台詞で締めくくられるし。

ちなみに<トリプルX>はエージェントのコードネームじゃなく、ザンダー個人のニックネームじゃなかったか?

【ひとこと】
死んだ筈のザンダー・ケイジが主人公の「トリプルX/再起動」、どんな理屈をつけて戻ってくるのやら。


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# by odin2099 | 2017-02-25 19:40 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23200214.jpgお城歩きの本ではありません。
あくまで城下町を散策した際のエッセイです。

村上市、行田市、朝倉市、飯田市、土浦市、壬生町、米子市、安中市、岸和田市、掛川市、西尾市、亀山市、木更津市、沼田市…etc、行ったことのある城下町は、「ああ、そんな感じだったなあ」と思い出します。

「オール讀物」で2010年から2014年にかけて掲載されたものに、書き下ろしをプラスして単行本化。
それを今回文庫化されたものを読んだのですが、ひょっとするとこれが生前最後に書かれた文章だったりするのでしょうか。
最後の原稿掲載が2014年2月号、単行本の出版が2014年6月、作者が亡くなったのは2014年3月ですしね。


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# by odin2099 | 2017-02-24 23:20 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_21355879.png前回がグレートマジンガーとゲッターロボの共演だったから、次はパワーアップしたゲッターロボGが出てくるのは当然と言えば当然なのだけれども、例えばグレートとマジンガーZの共演という選択肢はなかったものかな、とふと思った。

「仮面ライダー」シリーズではテレビでも映画でも1号と2号の共演とか、3人ライダー、5人ライダー揃い踏みというイベントがあったのだから、テレビでの共演に先んじてダブルマジンガーの共闘があっても、子供たちにはビッグイベントだったと思うのだけれども…後の「グレンダイザー対グレートマジンガー」なんかより。
もちろんZ、グレート、ゲッターが勢揃いならもっと良いんだけれどね。

ともあれグレートとゲッター共演第2弾は、まずはテレビではとっくに死んじゃってるムサシの最後の奮戦が見られます。
グレートが出撃出来ない隙をついて早乙女研究所を襲う謎の宇宙人。
「二度とゲッターロボは発進出来ん!」と高らかに宣言するものの、実はとっくに出撃していたゲッターチーム。
それを見て「誘いに乗ってきたな」…? なんか言ってることがヘンな宇宙人です。

「チェンジ、ゲッター1!スイッチオン!」の台詞は久々だっただろうリョウの一声で臨戦態勢に入るゲッターロボ。
ここで ♪ガンガンガンガン 若い命が真っ赤に燃え~て~ と主題歌が流れますが、2本のゲッター映画で主題歌が流れるのは実はこのシーンが最初で最後! 
前作はメロオケだけだったのよね。不遇なゲッターロボ…。
空魔獣グランケンに苦戦するゲッターでしたが、ムサシの捨て身の特攻攻撃で九死に一生…じゃないんですよね、ホントは。あれ、衝突しちゃってるんです。結果オーライ。

乱戦の最中の出来事ですが、自分を責めるリョウとハヤト。なのに早乙女博士の言葉は「人間には止めようとしても抑えられない個性の限界がある」って意味わかんないんですが。
ムサシがリョウとハヤトを庇って自爆したっていうのなら別ですけど、あれは出合頭の事故ですから。

e0033570_21384525.jpgともかく新ゲッターロボをいつの間にか用意していた早乙女博士、そして補助要員として訓練してきたベンケイの登用。訓練中にはリョウ・ムサシ・ベンケイとか、ベンケイ・ハヤト・ムサシとか、そんなフォーメーションも存在していたんでしょうか。想像するとちょっと凄いものがあります。

新ゲッター発進シーンに流れるのは挿入歌「われらのゲッターロボ」。
後にある二度目のゲッタードラゴンへの合体シーンにもこの曲のインスト版が流れ、本作においては完全にゲッターGのテーマ扱い。
というか、この曲って主題歌候補だったんじゃないかなあと長年疑っているのだが、真相は如何に。
「G」編になって作られたのは、この歌とエンディングに使われた「不滅のマシンゲッターロボ」の2曲だけでシングルレコードとしても発売されているが、当初主題歌も変えようということで作ったものの、結局オープニングはそのままにすると決められボツになったんじゃないのかなあ。

10倍パワーアップした新ゲッターだったが、光波獣ピグドロンには歯が立たず。せっかくのデビュー戦なんだから花持たせてやれよと思うのだけど、主役はグレートなんですね。
新兵器グレートブースターで形勢逆転…なんだけど、これってそんなに凄い武器かね。
ちなみにゲッターが止めを刺すのは「決戦!大海獣」で、グレンダイザー、グレートマジンガー、ダブルスペイザーを差し置いて「シャインスパーク」を決めてくれます(その後でちゃっかりグレートがサンダーブレーク見舞ってますが)。
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最後はしんみり、湿っぽく終わりますが、ムサシの復讐劇ということで首尾一貫。前作の展開を受けてのことか、両チームも仲良しで共闘もスンナリ。
上映時間の短い中、詰め込み過ぎではあるものの、しっかりまとめ上げている明比監督(クレジットは演出)の手腕は評価されるべき。

そういやベンケイは全然セリフがないのお。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22853288/


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# by odin2099 | 2017-02-23 21:39 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
病気療養中だった彼女の復活を告げる、5年ぶりのニューアルバム。

なのですが…
去年の10月に発売されてすぐに購入して何度も聴いているのですが、どうにもピンとくるものがない…。
聴きこんでレビューします、なんて安請け合いしてしまったものの、今日まで延び延びになってしまったのは、なんてコメントして良いかわからなかったから。

収録曲は以下の通り
e0033570_21484964.jpg 1~7. ラプソディー・ジャパン(藤井眞吾) 
 8. 花は咲く(菅野よう子/小関佳宏編)
 9. 島の記憶~五島列島にて~(村治佳織)
 10~13. ≪コユンババ≫ 作品19(ドメニコーニ)
 14. 一輪のスノードロップ(村治佳織)
 15. 雨を見つける(村治佳織)
 16. バガモヨ~タンザニアにて~(村治佳織)
 17. カヴァティーナ(マイヤーズ)
初回限定版は「花は咲く」「雨を見つける」「カヴァティーナ」のミュージックビデオを収録したDVD付き。

オリジナル曲が多く、それが自分の好みと合わなかっただけなのかなあ。


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# by odin2099 | 2017-02-22 21:51 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_19282637.jpgタイトルに「仮面ライダーX」の文字がなく、「五人ライダー」。
ということは「仮面ライダーX」ベースとはいえ、五人ライダーは同格扱いの映画。
その証拠?に神敬介役の速水亮の出演シーンはトータルで1分半ほど。
あとは変身後のXライダーのみの登場で、殆ど「声優」としての出演作だ。

同じように歴代の四ライダーも変身後のみの登場。
1号、2号、V3はそれでもオリジナルキャストの藤岡弘、佐々木剛、宮内洋が「声優」として参加しているからまだしも、ライダーマンは山口暁(山口豪久)の都合が付かなかったのか、林一夫が代役を務める羽目に。
そのせいなのかどうなのかはわからないが、何故かこの4人の名前がクレジットにない。
前作「仮面ライダーV3対デストロン怪人」でも藤岡、佐々木の両名は「声優」のみの参加だったにも関わらず一枚タイトルで出てきていたのに何故なのだろう?
e0033570_19350942.jpgまた厳密に言えば、「仮面ライダー対ショッカー」と「仮面ライダーV3対デストロン怪人」からの流用とはいえ、一応は素顔で登場して変身シーンを披露してくれているのだから、その仕打ちはないだろうと思うのだが。

まあそんなつまらないことが気になるのは、映画そのものもつまらないからで、メインとなるゲスト子役の破壊的な棒読み演技や、天候が悪く屋内での撮影を余儀なくされたというアクションシーンのキレのなさ、妙に間延びした効果音等々、どうしてここまで?!というくらいのクオリティだ。
救いはゲストヒロイン水の江じゅんの美しさ。
といっても彼女、この作品の後ぐらいに引退してしまったのだなあ。

【ひとこと】
五人ライダー対コウモリフランケンのシークエンスに、ゴレンジャーの原型を見た。
e0033570_19384623.jpg
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22830421/


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# by odin2099 | 2017-02-22 19:40 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
こういうのって結構信じちゃう性質なので、「偽史」とか「奇書」とか決めつけられるのはあんまり良い気分はしないのだが、人目を惹くキャッチーなタイトルということでとりあえず自分を納得させておく。

荒唐無稽だ、デタラメだ、と決めつけずに「もしかすると」「ひょっとすると」という観点からこういったものに興味を持つ人が、この本を切っ掛けに増えたとしたら面白いな、と思いつつ。

しかし取り上げる内容が広くて浅い。
e0033570_06303541.jpg「竹内文書」や「九鬼文書」、「東日流外三郡誌」、「日本国未来記」、それに「甲陽軍鑑」、「武功夜話」、「川角太閤記」や「東方見聞録」、果ては「成吉思汗ハ源義経成」などを同列に語るのは些か無理があるような…?
それもこれも、「こういった書物があるよ」というカタログとしてなら、まあいいだろう。

いくら自分でも、太古の昔に日本人の祖先が地球全域を支配し、モーゼやブッダやイエス、マホメッド、孔子らの偉人は皆日本で修業し、源義経は衣川で戦死せずに大陸へ渡りジンギスカンになり、徳川家康は影武者で、真田幸村は豊臣秀頼を奉じて薩摩へ逃れた――といった諸々を全て頭から信じている訳ではないのだから。

もっとも「歴史上の常識」とやらは近年ドンドン書き換えられているので、そう遠くない将来にこの中から「事実認定」されることが出てこないとは限らないな。
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# by odin2099 | 2017-02-21 06:31 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_06272452.jpg映画が公開されたのは番組終了目前の時期。
ということは土曜の夜8時という遅い時間帯、しかもお化け番組と言われた「8時だョ!全員集合」の真裏という不遇な作品を、この機会に広くアピールする意図で作られたというよりも、そんな不遇な中でもある根強い人気が実現させたということだろう。
スケジュール的に余裕があったとも思えない中で鳥取砂丘ロケを行い、しかも立体映画!
これは「仮面ライダー」を凌ぐ破格の待遇。
それが逆に仇になっちゃって、再見やソフト化の機会になかなか恵まれないというのもまた不遇…。

e0033570_06283753.jpgこれ、もし今作ったとしたなら、おそらくクライマックスに新ヒーロー・キカイダー01を先行して登場させただろうね。
夏映画に次の仮面ライダーが、VSシリーズに次の戦隊ヒーローが出てくるのはお約束。劇場でデビューを飾らせて「次」へ興味を繋げようというのは戦略として間違ってはいない。
ヒーロー交代劇の先駆けともいえる「マジンガーZ対暗黒大将軍」はまだ公開前なので、それをやっていたら快挙だったか、それとも暴挙と叩かれていたのかも。
あるいはラストカットで、テレビに先行して強敵ハカイダーをチラッと映し、あれは何だ?と思わせるというのも手だったかも。

いずれにせよ、助っ人参戦なしで21体もの新生ダーク破壊部隊を葬り去ったキカイダーの強さ(あるいは再生されたダークロボの弱さ)が際立つ作品。
メインキャラクターは過不足なく登場するし(ミツコ、マサルの姉弟に光明寺博士、ハンペンこと服部半平、そしてプロフェッサーギル)、シリーズのフォーマットも一通り見せてくれるし、どんな番組かを紹介する上でも手頃な作品。
もっと多くの人の目に触れればいいのだけれども。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22781641/
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# by odin2099 | 2017-02-21 06:29 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<スーパー戦隊>の卒業生たちが賑やかに楽しくやる「俺たち賞金稼ぎ団」。
前回の再演ではなく、映画「俺たち賞金稼ぎ団」、舞台「俺たち賞金稼ぎ団」に続く第三弾。前回の続編だ。

メンバーは結構様変わりしていて――
鈴木勝吾(翠斗)、斉藤秀翼(黒田賢)、馬場良馬(水野智)、森高愛(桃瀬仁依菜)、中村嘉惟人(黄島礼人)、金城大和(青木純蔵)、丸山敦史(金原寿朗)、聡太郎(原千代)、松本寛也(尾藤蓮太)、窪寺昭(輝石祐二)、平牧仁(瑠璃)、林剛史(藍)、富田翔(蒼)、幸(阿晴恵美)、藤沢玲花(津山凛香)、岩﨑名美(石原絵梨佳)、秦瑞穂(麦倉寧音)という顔触れ。
演出:きだつよし、脚本:酒井善史、音楽:三澤康広、アクション監修:坂本浩一は変わらず。
アフタートークスペシャルゲストとして中尾暢樹、松本岳、今野鮎莉、清水一希、小澤亮太、細貝圭、渡邉剣、伊勢大貴、塩野瑛久、相馬圭祐が参加。自分が見た回は清水一希。

e0033570_20183410.jpgホストの翠斗を殺すという手紙が届いたとオーナーの輝石から相談を受けた青木は、金原たち劇団バズーカにホストクラブへ潜入しボディガードをするように依頼するが、金原はスランプに陥り思うような台本が書けず、潜入捜査は進まない。
No.1ホストを目指し攻撃的な態度を取る翠斗は他のホストからの反発を買っており、誰が殺意を抱いていても不思議ではなかった。
そしていよいよNo.1ホストが決定する日、事件は起きる。

今回はライバルとなる劇団ブルース(このネーミングは青ヒーローを演じた役者の集まりからだろう)の登場ということもあって、メインキャラクターが増え、なおかつ主人公がバズーカの人間じゃないということで前2作とはかなり趣の違う内容に。
愉しいことは愉しいんだけど、全体的にちょっと収拾ついてないんじゃないのかなあという部分も幾つかあるのが気になるといえば気になるけど…まあ、いいか。
ババリョー熱演、勝吾くん歌上手い。そういや今回、一人も悪人出なかったなあ。
最後はメデタシメデタシで、これで「さらば」なんて言わないでもっと続けて欲しい。

劇場は前回同様、北千住にあるシアター1010。
そういえばこの建物って上の階に東映ビデオだかの事務所が入ってるんじゃなかったっけ?


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# by odin2099 | 2017-02-20 20:20 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
e0033570_11570010.jpgアメリアという女性の調査を行っていた私立探偵のマーチは、彼女の依頼を受けたという腕力でトラブルを解決している男ヒーリーにボコボコにされる。ところがアメリアを探す二人組に襲われたことから彼女の身を案じたヒーリーは、逆にマーチを強引にパートナーにしてアメリアを探すことに。
押しかけ助手となったマーチの娘ホリーを加えて捜索を進めていくと、何故か連続不審死事件へ行きつき、いつしかアメリカ国家の根幹を揺るがしかねない巨大な陰謀劇へと繋がってゆく…

場内が爆笑の渦に包まれてる中、結構きょとんとしている時間が長かったです。
ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングの凸凹コンビのやりとりにはニヤニヤさせられっぱなしでしたが、コメディかと思えばドシリアスな展開が待っていたり、途中で登場人物の関係がわからなくなったり、お話の肝が理解出来なくなったり……読解力なくなったなあ。

しかし何といってもホリー役のアンガーリー・ライスが超絶カワイイ
最初から最後まで彼女が輝いてます。
マーチは元々娘のホリーのために頑張ってますが、やさぐれた荒くれモノだったヒーリーを「改心」させたのも彼女の存在ゆえ。
単なる紅一点ではなく(実際セクシーな女性キャラは沢山出てくるし)、真の主人公は彼女だったのです。
次は「スパイダーマン/ホームカミング」で彼女に再会できそうで楽しみ。

キーパーソンかと思ったら意外に出番の少なかったアメリア・カットナーってアンディ・マクダウェルのお嬢さんだったのね。この娘もネクストブレイク候補。
そしてその母親役のキム・ベイシンガー、相変わらず綺麗だなあ。60代には見えない。

【ひとこと】
ラッセル・クロウ、もう少し痩せてくれ。
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# by odin2099 | 2017-02-19 11:57 |  映画感想<ナ行> | Trackback(8) | Comments(2)
飛鳥凛写真集「凛」
e0033570_11482437.jpg
未だに「仮面ライダーW」の、と冠がついてしまうのはちょっと寂しいですねえ。
もう番組終って6年半近く経っているのに…。
そんな彼女が復活した日活ロマンポルノ主演を機に写真集を発売。
同じように今回のロマンポルノ出演者で写真集を出してる方もいますが、彼女の場合はしっかりと脱いでいます。
全裸のショットは少ないですし、基本はバストトップだけですが、大々的に「ヌード写真集」と銘打ちながら、結局肝心の部分は見せていない人も多い中、彼女の頑張りは評価したいですね。
出し惜しみするのなら脱がなきゃいいのに、と思ってしまうもので。
ただグラビアアイドルのようなメリハリボディの持ち主ではない彼女の場合、女優としての芸術性は感じるものの、どこか薄倖な、幼気な感じが先に立ってしまいます。
それも含めて彼女の魅力、と言ってしまえばそうなのですが…。

佐藤依里子写真集「尻愛体」
e0033570_11484156.jpg
何とも凄いタイトルですが、表紙からしてストレートに自分のセールスポイントをアピールしています。
「さとうえりこ」というと同じ名前の別の方を連想しますが、こちらは「平成のサトエリ」とか呼ばれてるレースクイーン、グラビアアイドルだそうで、これはちょっと彼の方に失礼な言い回しのような…? 「過去の人」には程遠い活躍ぶりですからね、彼女は。
まあグラビア界に限ってはそういうことなんでしょうけれども。
さてこの写真集、確か「ヌード写真集」という宣伝はしてなかったと思いますが、思い切った脱ぎっぷりです。
バストトップとヘア以外は全部見せてます。
「脱いでます」といって見えなければ文句の一つも言いたくなりますが、「脱いでる」と言ってなくて見せてくれれば嬉しいのは当たり前。
またよーく目を凝らせば、「~以外は」の部分が何やらチラチラと…。
となると次はフルヌード写真集に挑戦するんでしょうか。

白石麻衣写真集「パスポート」
e0033570_11481955.jpg
発売前から大量の増刷がかかったということで話題になってる一冊です。
露出としてはランジェリーフォトまでですが、フォトジェニックですね、彼女は。
清楚なルックスではありますが、目力があるので時に妖艶に見えます。
そのギャップを愉しむのも一興かと。


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# by odin2099 | 2017-02-19 11:49 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_07115162.jpg「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち~第一章 嚆矢篇~」の公開も近づいてきましたので、おさらいも急ピッチ。
いよいよ続編では本格的にガトランティスが出てくるわけですが、その前哨戦としての本作です。
短期間にかなり繰り返して見たので、結構飽きちゃったなあと思っていたのですが、久しぶりに見直すと面白いですねえ。
最初は正直「ながら見」していたんですが、すぐに引き込まれました。

旧作世代だと戦闘指揮を執る古代というのはスンナリきます。
時に旧作の古代は無為無策というか、行き当たりばったりで戦闘指揮を執ってる風に見えるんですが、本作の古代は周囲の状況をきちんと把握し考えながら組み立ててる感が出ていて、見ていて安心です。
旧作古代だとかなーり無茶な命令出すこともありますしねえ。

途中で例の大和ホテルに辿り着いてからが多少なりとも退屈しちゃう部分なんですが――これ、物語の中心になるのが桐生とか沢村とか或いはガミラス側のメンバーだとか馴染みの薄い連中だからで、これが島や雪や真田、加藤といったメインクルーだったらもう少し違っていたでしょうね――、これだけ長時間ヤマトが出てこないエピソードというのも珍しいでしょう。
だからこそクライマックスのヤマト・ガミラス連合艦隊VSガトランティス艦隊が引き立つんだと思いますが。

試写会や先行上映の評判は上々の由。
期待よりも不安が未だ大きい「2202」ですが、百聞は一見に如かず、公開を楽しみに待ちたいと思います。

【ひとりごと】
e0033570_07130888.jpg何度も書いてますけど、「蛮族襲来」を聞く度にアキラさんが手がけたミュージカル『GANKUTSU-OH』を思い出すんですよねえ。
このミュージカル、DVDで出してくれないかなあ。
WOWOWで放送した時の録画と、VHSで出たビデオテープは持ってるんですが。

【ひとこと】
本作の沖田艦長、全体的に柔和な表情のシーンが多く、なんだか顔立ちそのものも丸っこくて可愛らしい。
頑固オヤジというより好々爺ですな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23204859/


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# by odin2099 | 2017-02-18 07:14 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
世界の脅威だった怪獣たちが一か所に集められ、コントロールされる未来(「20世紀の終わり」とナレーションにある)が舞台。
ということでこの作品を「ゴジラ」サーガの最終章と呼んでる人もいました。
実際この作品でシリーズ打ち止めという意向もあったという話ですし、変な例えですがこの怪獣ランドが怪獣たちの老人ホームや姥捨て山に見えてしまうことも…。

e0033570_20092518.jpg「ゴジラ対ガイガン」や「ゴジラ対メガロ」の頃ですと、ゴジラは怪獣島(怪獣ランドのこと?)から出撃するというパターンが出来上がり、怪獣島はいわばゴジラの基地のような扱いになるのですが、それを当然のようにこの作品以降の話として見るのではなく、前史なのだという見方をしてるのが最終章と呼んでいる人たちなんですね。
怪獣たちがやってきたといっては、都市部だろうがなんだろうが郊外にあると思われる基地から容赦なくミサイル攻撃をかけたり(ハッキリ言って怪獣よりも破壊してる)、その都市部も何やら武装している軍事国家みたいな日本は、これは実現して欲しくない未来ですが。

今回も宇宙から飛来するのはキングギドラ。
もう一体ファイヤードラゴンという未知の新怪獣も出てくるのですが、実は…と些か拍子抜けする正体が明かされるので除外しますが、最初はゴジラ・モスラ・ラドンの3怪獣、続いてゴジラ・ラドンの2怪獣を相手にハンディキャップマッチで善戦したキングギドラも、流石に地球怪獣連合軍相手には分が悪く、今回だけは逃げ帰ることが出来ずに絶命です。
そう、「ゴジラ対ガイガン」に出てくるキングギドラは2匹めなんですよね。怪獣図鑑の類でも明記してないケースが多いようですが。
その後は「流星人ゾーン」で、ゾーンファイターと前後編で死闘を繰り広げます。

怪獣は沢山出てくるし、地球の主要都市は派手にぶっ壊されるし、宇宙空間を舞台に宇宙人とのドッグファイトもあるし、お馴染みの俳優さんもそれなりに出てくるし、久々の本多猪四郎・円谷英二・伊福部昭のトリオ揃い踏みだし、東宝の怪獣映画・SF映画の集大成の趣き。
そんな詰め込み過ぎの豪華さもあって、昭和期ゴジラでは好きな作品の一本です。

【ひとりごと】
この作品で最初のゴジラの対戦相手アンギラスが復活。
以後の作品では何故かラドンに代わってゴジラのタッグパートナーを務めることに。

【ひとこと】
万能すぎる小松崎茂デザインのスーパーメカSY-3だが、劇中では「エスワイスリー」とか「エスワイサン」とか呼び方まちまち。統一しろよ~。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9974400/


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# by odin2099 | 2017-02-17 20:10 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20114238.jpg2009年1月15日、USエアウェイズ1549便は、ラガーディア空港離陸直後にバードストライクによって両エンジンが停止。サレンバーガー機長は苦渋の末に市街地を避けハドソン川への不時着水を敢行。乗員乗客155名に一人の犠牲者も出さなかったその決断は賞賛され、一躍英雄となる。
ところが事故の原因究明に当たった運輸安全委員会(NTSB)は、収集したデータやシミュレーションの結果から空港への着陸は可能だったと結論付け、機長の判断の是非が問われることになった。
そして全ての判断は公聴会の場へ――。

映画は時系列を追って描かれるのではなく、まず事故後のNTSBによるサレンバーガー機長やスカイルズ副機長への審問から始まる。
次々と付きつけられるデータは、ラガーディアへ引き返しても、近くの他の空港へ向かっても、無事に着陸出来たであろうことを明らかにしていく。
また機体の損傷についても、サレンバーガーらが思うよりは軽微であった可能性も示唆していく。

これにサレンバーガーの若かりし頃、パイロットを目指していた時分のものや、事故当日の映像を回想として挟むことにより、自分の判断が本当に正しいものだったのかと苛まれる様を描いて行く。
そこに登場するのは、英雄とは程遠い、不安におびえるちっぽけな男の姿だ。
いわば「老け役」に挑戦したトム・ハンクス(実際には当時のサレンバーガーと撮影時のトム・ハンクスはほぼ同年齢のはずだが)が、この時は本当に小さく、弱々しく見える。

クライマックスとなるのが公聴会のシーンで、コンピューターが導き出した結論には「人的要因」が欠けていると主張。見事に自らの正しさを証明する件では実に堂々とした英雄らしい態度を見せ、やはりこの人は巧いなあと感心させられた。
クリント・イーストウッド監督の演出も、奇を衒うでもなく、また必要以上に英雄視することもなく、淡々とした描写を積み重ねることでサレンバーガーという人物を浮き上がらせることに成功している。
上映時間が1時間半強とコンパクトなのも良い。

【ひとこと】
トム・ハンクスの吹替と言えば何人かが担当しているものの、やはり江原正士のイメージが強いが、この作品では立川三貴。なんとなく必要以上にトムがくたびれて見えてしまうのは、この作品に限ってはプラス材料か。


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# by odin2099 | 2017-02-16 20:13 |  映画感想<ハ行> | Trackback(21) | Comments(2)
e0033570_21103086.jpgテロリスト・グループへ潜入させた工作員がことごとく殺された。
ワルにはワルを――次にNSA(国家安全保障局)がスカウトした人材は、エクストリーム・スポーツの天才だった。
自分の罪を帳消しにするのと引き替えにシークレット・エージェントになった<トリプルX>ことザンダー・ケイジは、見事に敵組織への潜入に成功するが…。

「新種のシークレット・エージェント誕生!!」というコピーが付けられているが、スパイ・アクション物に変化球を投げ込んだところこれが見事に効を奏し、早々に続編製作が決定。
毒をもって毒を制する式の設定はそれほど斬新だとも思えないが(『ワイルド7』だって『スケバン刑事』だってそうだ)、あちらでは新鮮に受けとめられたのか。
この秋一番の超話題作!などと過度な期待を抱かなければ充分に楽しめる作品ではある。

映画は、前半が<トリプルX>がスカウトされ、スパイになることを承伏するまで。
後半は、正体がバレて脱出した後に、計画を止めるべく再度アジトへ突入するクライマックスが中心で、実は潜入捜査を行ってるパートが意外に少ない。
ヒロインとのちょっとしたラブ・ロマンスを含めて、もっとユーモアたっぷりに描いてくれても良かったのに、とも思う。

e0033570_21104484.jpgユーモアといえば、満載されたアクション・シーンは凄いを通り越して、むしろバカバカしい。
飛行機からパラシュートで雪山へ降下、そのまま足につけたボードで、わざわざ爆弾を投げて起こした雪崩よりも早く滑り降りるなんざ、ただただ笑うしかない。
序盤からムチャクチャなパフォーマンスを見せて、<トリプルX>ってのはこんなヤツなんだよ、というのを見せているからとりあえず納得出来るシーンで、勿論計算ずくでやっているんだろう。

またヴィン・ディーゼルの面構えが、これまた説得力を持たせてくれている。
ただこの強烈な個性、他の作品では上手く活かされるだろうか。
「シュワルツェネッガーやスタローンの次の世代を担う」と期待は大きいようだが、これまでそう呼ばれたアクション派の俳優が何人いたのやら。数年後に、レンタル・ビデオ屋の片隅にまとめて置かれていないことを祈る。

ヒロインのアーシア・アルジェントは、前半のけだるそうな雰囲気と、一転して後半の精悍な表情の切換が頼もしく、脇のサミュエル・ジャクソンはすっかり「大作の顔」としての風格を漂わせていてマルなのだが、相手方が揃いも揃ってチンピラ風というのは迫力不足。
<トリプルX>のキャラには合っているんだけど、計画がどでかいだけにギャップが…。

それにしても非常にウルサイ映画。ガンガンにロックは流れるわ、爆発音は座席を揺るがすわ、ランディ・エデルマンの音楽はなんだかハンス・ジマー調だわ、見終わって席を立った時に「映画館のロビーってこんなに静かだったっけ」と感動してしまった。

――と、これは「しねま宝島」からの転載(一部改訂)。

この作品はソニー・ピクチャーズが「007」に対抗して作り上げたスパイアクション物で、スマッシュヒットを記録。
勢いに乗って続編(未見)を作ったものの、ヴィン・ディーゼルが降板したせいか失敗に終わり、第三弾は頓挫。
そうこうしているうちにソニー・ピクチャーズは「007」の権利を手に入れたので、シリーズは終了と思いきや、最近何故か復活。
本家「007」が主役の降板騒ぎがあったりで次回作のめどが立たないから、その合間にということで復活したのかな。

ということで見直してみたけれど、サミュエル・ジャクソン、今見るとニック・フューリーの原型だなあ、このキャラ。
それにザンダーの動機付けが少し弱い気もするけど、好き勝手やっててついでに世界の平和も護っちゃうというノリも悪くはない。


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# by odin2099 | 2017-02-15 21:13 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
謎の言葉を残し、不可解な死を遂げた祖父。ジェイクは残された祖父の言葉を頼りにとある島を訪れる。
その島の森の奥深くひっそりと佇む屋敷には、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちが暮らしていた。祖父が生前度々ジェイクに語っていた不思議な物語は、作り話ではなく事実だったのだ。
閉ざされた空間の中で、永遠の一日を繰り返し繰り返し送る子供たちにジェイクはどんどん惹かれて行くが、一見平和に見える屋敷での暮らしにも密かに恐るべき脅威が忍び寄っていた…。

e0033570_19170167.jpgランサム・リグズの小説「ハヤブサが守る家」をティム・バートンが監督。
原作は未読、それに予告編は奇妙な感じだったし、ティム・バートン作品との相性もあまり良くないので観ようかどうしようか悩んだのだが、多少毒のある描写には辟易しながらも最後まで愉しく見ることが出来た。

それは多分にヒロイン格のエマという少女の魅力に負うところ大で、その可憐さにはジェイク少年ならずとも一目惚れ。
タイトルロールにもなっているペレグリンを演じているエヴァ・グリーンは妖艶でキツメの顔立ちだが、それと対照的なルックスはひときわ映える。

で、演じているエラ・パーネルのプロフィールを見てみると――
そうか、「マレフィセント」でアンジェリーナ・ジョリーの少女時代を演じてた娘か。
あの作品でも実に可愛かったけれど(その更に幼少期を演じたイソベル・モロイも)、美少女から美女へと堂々たる変貌ぶりは頼もしい限り。それに「ターザン:REBORN」でジェーン(演:マーゴット・ロビー)の少女時代を演じていたのも彼女だったんだなあ。

バートン監督作品の中では「ビッグ・フィッシュ」にちょっと似た感じを受けた。
あちらでは父と子、こちらでは祖父と孫の絆が軸になっているが、時間を超越した描写があって、更にホラ話だと思っていたものが実は…という件にも何やら共通性が。
お得意のダークファンタジーではあるもののコミカルな部分も多く、当初受けたイメージよりは敷居が低い作品だった。

最後もハッピーエンドで満足なのだが、おそらく原作小説では、映画ではさらっと流してしまっている第二次大戦時の暗部などをもっと描き、違った意味でダークな部分が多いのだろうと思うのだがそちらにも興味を惹かれた。

【ひとこと】
サミュエル・ジャクソンはともかくジュディ・デンチは勿体ない使い方だ。


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# by odin2099 | 2017-02-14 19:24 |  映画感想<マ行> | Trackback(8) | Comments(2)
e0033570_09592416.jpg映画の序盤はグレートマジンガー側とゲッターロボ側がほぼ同格に扱われ、出番が均等に割り振られていますが、中盤以降はグレートが主でゲッターが従になってしまいます。

いや、実際の活躍場面はゲッターの方が多いかもしれませんが(ゲッター1だけじゃなくゲッター2やゲッター3も出てきますし)、それもグレートが出てくるまでの前座扱いなんですよね。

以前にも書きましたが、この世界ではミケーネ帝国も恐竜帝国もいないようなので、そもそもグレートやゲッターはなんのためにいるのかよくわかりません。
互いに出し抜き合ってるような雰囲気を序盤では受けますし、これまで協力したことはないんでしょうか。

「フフフ、剣鉄也め、今頃は口惜しがってる頃だろうよ」
なんていうリョウは見たくないですねえ。

それともやっぱり恐竜帝国やミケーネ帝国はいて、メカザウルスと戦うグレートとか、戦闘獣と戦うゲッターなんていう場面もあったのかな???
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22815075/
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# by odin2099 | 2017-02-14 19:20 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
以前にも書きましたが、初めて映画館で観たミュージカル映画がこの「アニー」です。
1982年の暮れの公開、1983年のお正月映画でした。
「E.T.」とどっちを先に観ようかな?なんて悩んだのも遠い思い出です。

そんな作品を久しぶりに鑑賞。今回は吹替版です。
字幕スーパー版と日本語吹替版を同時期にロードショー公開したというのは、当時としては画期的だったと思います。
しかも歌も全部吹替たというのは子供たちをターゲットにしたからでしょうね。

e0033570_19300997.jpgウォーバックス役のアルバート・フィニーの吹替は上條恒彦、グレース・ファレル役アン・ラインキングは今陽子、ミス・ハンニガンのキャロル・バーネットは藤田淑子で、ルースター・ハンニガンのティム・カリー(痩せてる!)を尾藤イサオ、リリー・レジス役バーナデット・ピーターズが天地総子なのは、声優としての力量よりも歌えることを重視した配役でしょう。昔からミュージカル映画ではありがちなパターンではあります。

面白いのは主人公のアニー。
演じてるのはオーディションで選ばれた当時9歳だったかのアイリーン・クインですが、日本語版では台詞を子役として活躍していた片岡身江、歌を高山知也の分業制。それ自体はさほど珍しくはないのですが(ディズニーアニメなどでもそのパターンは少なくありません)、そうなんです、アニーの歌を歌ってるのは男の子なんです。
これがまあ聴いていても男の子の声だとは全然わからないから凄いもので、この吹替版製作に当たってもオーディションは相当繰り返したものと思われます。

近年作られたリメイク版は現代を舞台にするだけでなく色々と改変されていますが(例えばミス・ハンニガンが早々に改心しちゃったり)、映画ならではの見せ場として用意されたと思しき鉄橋の上でのアニーとルースターの追いかけっこを丸ごとカットしたのは思い切ったなあと感じました。
実際のところハラハラドキドキの盛り上がりはあるものの、突然の大アクションシーンは作品全体のトーンからすると浮いて見えるので、まあなくても良いシーンかなとは思うのですが(本来の舞台版にはありませんし)、その分こじんまりと解決しちゃう感じがするのも物足りなかったりで、これはないものねだりでしょうね。

で、この吹替版、以前にテレビ放送された際にも一度見たことがあったのですが、イメージと違っていたり、あるいは台詞回しに難があったりと少々微妙な仕上がりです。
リメイク版の方の日本語吹替版では歌は原語のままを選択し、吹替キャストそのものは本職で固めていましたが、こういうのは色々と難しいところではあります。

【ひとこと】
アニーやウォーバックスさんが出演するラジオ番組の司会者、子門真人だったんですねえ。
全然覚えてなかったですが、歌声聴けば一発でわかりますね、流石に。


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# by odin2099 | 2017-02-13 19:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
昨日は朝から清水富美加のニュースで大騒ぎでした。
事務所側、教団側、双方の主張は平行線。
これに本人コメントや、同じ事務所に所属する他のタレントの発言も入り乱れ、真相は闇の中。
ただ一つ言えるのは、今正にブレイク中で得難いキャラクターの持ち主の、女優生命が終わろうとしてるということ。
本人が選んだ道ならば致し方ないですが、本当にそれで良かったのかなあ???

e0033570_19264022.jpgそのムードに押し流され、見るつもりなかったこの作品を再観賞。なんか見なきゃいけないような気にさせられました。

平成ライダー映画の中では上位に来る傑作で、一番回数見てるかもしれません。
渡辺秀も福士蒼汰も動けるし、吹替を上手く使ってるとはいえ他のキャストも様になってます。
そのあたり坂本監督は上手いですねぇ。

そんな中でもふみカスの芸達者ぶりは短い時間でも光っているのですが、明るく元気に振舞ってはいても実際はイヤイヤやってたのかなあ、なんて考えちゃうと素直に愉しめなくなりますね。
うーん、困っちゃったなあ。
「フォーゼ」の現場だけは楽しんでやっていた、と思いたいですが。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22381485/


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# by odin2099 | 2017-02-13 19:28 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
最初は「ウルトラマン」の新作映画を撮る企画もあったのだが、何せスケジュールの問題からTVシリーズも終わらせたくらいだから、更に映画を撮るなんて土台無理な話だったのかも。
ということで栄えあるウルトラ作戦第一号、もとい劇場用ウルトラ映画の第一号となったのはこれ。
円谷一が監督したTVの4話分の再編集版だ。

e0033570_21580220.jpg以前にも書いたけど、ファーストエピソードではウルトラマンの出番なし。ウルトラマンはハヤタの乗るビートルと衝突し、ハヤタの命を奪った挙句一心同体となるところまで。
フィルムを無理矢理繋ぎ、ベムラーは科特隊が単独で倒したことになっている。
だから肝心のウルトラマンがなかなか出てこない。
当時の映画館ではヤキモキした子供たちも多かったのでは?

続いて「怪獣無法地帯」多々良島へ。
ここでレッドキングやらチャンドラーやらピグモンやら、怪獣が一挙に出演。
これって当時のゴジラ映画と比べても、かなーり豪華な絵作りな気がする。
しかもベムラーやその後に出てくるゴモラも合わせりゃ、再編集とはいえ登場する怪獣はゴジラ映画に比べても遜色ないと思う。まだ「怪獣総進撃」が作られる前だし。
しかし「ナパームを使う時は一緒だ」と言っときながら、「早くナパームを投げろ!」とハヤタに命じるムラマツキャップって一体…?

三つめのエピソードはゴモラ登場の、「ウルトラマン」唯一の前後編。
一回戦の途中でベーターカプセルを落としてしまい、大慌てのハヤタ隊員。
前のエピソードでもベーターカプセルなくしてるし、意外におっちょこちょいなハヤタ、いやウルトラマン?
大阪城を舞台にしたゴモラとの攻防戦は、これは劇場映画と遜色ないくらい特撮が充実していて、前にも書いたけど「ゴジラの逆襲」よりも迫力がある。
大阪城内のゴモラの進行コースがイマイチわからないのだけれど、誰かまとめた人いないかな。
今度大阪城へ行ったら、そのコースを追体験してみたいんだけど。
ところで続けて見ると、ゴモラのいたジョンスン島って多々良島にソックリだねえ。
怪獣の生息しやすい立地条件なんだろうな。

ということで一本の映画としての構成、まとめ方はイマイチどころかイマニ、イマサンくらいだと思うけれど(余韻もへたくれもなしにブツっと終わっちゃうし)、何よりもTVが終わってすぐの子供たちへのプレゼント、いわばカーテンコールとしてのこの作品、満足度は高かったんだろうな、と思う。
今となっては、よっぽどのマニアじゃなければ無理して見るほどのこともないだろうけど。
e0033570_21541719.jpg
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8600734/


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# by odin2099 | 2017-02-12 21:59 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_11115832.jpg金を採掘し、町を牛耳っている資産家バーソロミュー・ボーグ。遂に町の住民たちはなけなしの財産をかき集め、ボーグ一味に対抗する用心棒を雇うことに。
集められたのは保安官にして賞金稼ぎのサム・チザム、ギャンブラーのジョシュ・ファラデー、伝説の狙撃手グッドナイト・ロビショー、孤高の暗殺者ビリー・ロックス、インディアン・ハンターのジャック・ホーン、流れ者のバスケス、それにコマンチ族のはぐれ者レッドハーベストの7人。
チザムは住民たちを指揮し、ボーグを挑発。
ボーグはそれを知り、大軍を率いて町へと戻ってきた。

以前から何度か噂は流れていた「荒野の七人」のリメイクがとうとう実現。
ガンマンを演じるのがデンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン、ヴィンセント・ドノフリオ、マヌエル・ガルシア・ルルファ、マーティン・センズメアー、それに一行を集める実質的な主人公が夫をボーグに殺された未亡人のエマ(演:ヘイリー・ベネット)、という具合に女性が重要なポジションにいたり、メンバーが黒人や東洋人、ネイティブ・アメリカンらを含めて構成されていたりというのが、如何にも現代風のアレンジで、強大な敵に対する多国籍軍の様相。

もっとも20年ほど前だったかに第一報が流れた時は、クリント・イーストウッド、ブルース・ウィリス、シルベスター・スタローン、トム・クルーズ、ケビン・コスナー、キアヌ・リーブス、ブラッド・ピットの名前が挙がっていたので、これはこれで見たかった。

e0033570_11114589.jpgオリジナルの「七人の侍」や「荒野の七人」を見ていないとわからないのでは?と敬遠している向きもあるだろうが、特に予備知識はいらない。
最初のうちは多少混乱するかもしれないが、7人のキャラクターはきちんと描き分けられていて、それぞれ見せ場も割り振られている。
オリジナルと同じキャラは一人もいないが、旧作を知っていれば「このキャラクターのこの要素は、今度はこのキャラクターに割り当てられたんだな」という楽しみ方も出来るが、それはこの作品が気に入ったら後でオリジナル版を見ればいいだけのこと(ちなみに「七人の侍」と「荒野の七人」もキャラクターはかなり変えられている)。
オリジナルに比べて7人と町の住民たちとの交流が描かれてないとの声もあるが、むしろそれがないことで彼らの立ち位置がよりハッキリしているのではないだろうか。
義侠心や同情から彼らは集まっているのではなく、言ってみれば男が男に惚れるという「美学」で繋がっているからだ。

むしろ先日見直したところだが、アントワーン・フークワ監督の旧作「キング・アーサー」を見ておくと、その類似性が愉しめるかもしれない。
あれもリーダーに惚れた男たちが、強大な相手に命を投げ出して立ち向かっていくというドラマで、作戦の組み立て方などにも共通点が見て取れる。
つまり監督にとって好きな題材だったということなのだろう。

音楽のジェームズ・ホーナーはこれが遺作。完成前に事故死した彼の作業はサイモン・フラングレンが引き継いで完成させた。
時折オリジナル版のテーマ曲を彷彿とさせるメロディが流れてきてニヤッとさせられるが、エンドロールではそのエルマー・バーンスタイン作曲のオリジナル版テーマがしっかりと流れ、幸福な気持ちに包まれ劇場を後にした。

ところでこの作品、日米共に興行成績があまり宜しくないらしい。
特に日本ではあまり宣伝されているようにも感じないのだが、それにこの邦題が頂けない。
覚えにくいし、言いにくい。
本国から原題のカタカナ化を厳命されたのかもしれないが、ここはストレートに「新・荒野の七人」とか、「○○○○/荒野の七人」とか、徹底的にリメイクだということを前面に押し出した方が良かったんではなかろうか。


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# by odin2099 | 2017-02-12 11:18 |  映画感想<マ行> | Trackback(13) | Comments(6)
先日「ドクター・ストレンジ」とこの作品をハシゴしてきました。
日本の公開順とは別に「ドクター・ストレンジ」→「ローグ・ワン」の順。
ウォルト・ディズニー・プレゼンツであり、マッツ・ミケルセン&マイケル・ジアッキーノ祭りでもあるんですね。
e0033570_22354225.png
最初は3D吹替で見た「ローグ・ワン」、二度目は2D吹替で見て、三回目は2D字幕で見ました。
吹替版だとタイトルがカタカナで「ローグ・ワン」と出るのでなんか間抜けな感じがしたのですが、字幕版で「ROUGE ONE」と出ても、あんまり格好良くはないですね…。

先に吹替見てるのでどうかなあと思ったのですが、主だったキャラクターのイメージはそのまんま。
ドニー・イェンの根本泰彦なんか、声質もかなり似てるんじゃないでしょうか。
またこの人が「ミッション:インポッシブル」シリーズや「スター・トレック」シリーズでサイモン・ペッグを当ててるというのもまた凄いことですが。

ジンはスカイちゃんとは違った雰囲気だしてますし、キャシアンもヴィジョンでもデッドプールでもありません。
ソウ・ゲレラもまんまイメージ通りで、この作品の吹替の配役は成功していますね。
そういえば同じディズニーなのに、マッツ・ミケルセンの吹替がこの作品では田中正彦、「ドクター・ストレンジ」では井上和彦と異なるのは何故なんでしょう?

逆に今回字幕スーパー版で見て、一番感激したのはやはりダース・ヴェイダーの声!
ジェームズ・アール・ジョーンズ健在なり(といっても正直言うと多少の違和感は拭えませんでしたが、御年86歳ですし、それは致し方ないところ)。

さて、「ローグ・ワン」の上映もそろそろ終わり。
4月の終わりか5月の初めにはソフトも出るでしょうから、そうしたら「新たなる希望」とまとめて楽しむことにしましょう。
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25147405/


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# by odin2099 | 2017-02-11 16:14 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
2回目を観に行ってきました。

e0033570_16035957.jpg2回目ということで油断していたのか、上映中はしばしば睡魔に襲われました。
何故だろう?特に体調悪くはなかったはずなんですがねぇ。
毎回数秒から十数秒記憶が飛んでますので(といっても「音」はちゃんと聞いてたんですが)、トータルで1~2分は見逃してる場面がありそうです。

前回は3D吹替だったので、今回は字幕スーパー版。
ファンの方には悪いのですが、TV「シャーロック」もとい、「イン・トゥ・ダークネス」の吹替版から入ったもので、カンバーバッチ自身の声よりも、三上哲の声の方が何となくしっくりきます。
カンバーバッチの声は低くて深みがあるので、内心は兎も角表面は穏やかな感じですが、三上哲が吹き替えると相手を小ばかにしたような、上から目線が強調されるように思います。
それはそれで、どちらも魅力的なストレンジであることに変わりはないですが。

前回は煌びやかな画面を追いかけることに集中してましたが、今回はもう少しゆっくりと映画そのものに集中。
…のつもりが、睡魔との戦いに敗れかけましたが……。

集中といえば、スマホだかタブレットだかを見ながらの運転、しかもスピード出し過ぎは危険だよ、と思う間もなくの大事故。命が助かっただけでも良かったと感謝しなさい、ストレンジくん。
全ては自業自得なのに、やれ手術の腕が悪いだの、同情されるのは真っ平だの、言いたい放題、自分勝手で我儘なストレンジくんですが、エンシェント・ワンの能力を見せられるとコロッと宗旨替え。
後になってクリスティーンに疑念を持たれますが、これじゃホントにカルトに入信しかねないですな。

e0033570_16041380.jpgで、このあたりでもう少し描いて欲しかったのが、カエシリウスとの共通性。
エンシェント・ワンもモルドも、ストレンジがカエシリウスの二の舞になってしまうことを恐れていたんだと思いますが、二人の会話シーンを見る限りでは根本的に相容れないようで、ストレンジはカエシリウスの言葉に心を動かされてる様子はなかったですが、ここで「もしかして?」と思わせた方が作品に深みが出たかもしれませんね。
もっともそれがないから、ストーリーがまだるっこしくならず、展開がスムーズになったとも言えますが。

むしろショックを受けちゃったのはモルドの方で、ストレンジと袂を分かつのはいいとしても、最後のアレはやりすぎだよなあ。
ヒーロー・サイドからヴィランへの華麗なる転身、いや堕落?

最後は「ドクター・ストレンジは帰ってくる」と出ますが、上手く行けば年内にストレンジくんとは再会できそう。
「マイティ・ソー/ラグナロク」の日本公開が、本国とほぼ同時期の11月とアナウンスされています(今のところ)。
そうなると今年は5月の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、8月の「スパイダーマン/ホームカミング」、そして11月に「ソー3」と、年間に4本のMCU作品が見られるという画期的な一年になるかも。
他のシリーズ作品じゃ望めませんね、こんなこと。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25251374/


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# by odin2099 | 2017-02-11 16:05 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

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