【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

今年の2月16日から22日まで全10ステージ、シアター1010で上演された<TOEI HERO NEXTステージ>のDVDが先日発売されたので早速観賞。

e0033570_20071577.jpgDVDに収録されてるのは22日の千穐楽公演の模様だけれども、自分が見た回(18日夜公演)とは細かい台詞が随分と違うなあ。
映像特典として千秋楽のアフタートークと、公演別エンディング、それに千穐楽カーテンコールの模様が収録されているけれど、これ見るとエンディングは毎回殆どアドリブの嵐だったようで、そうなると本編もかなりラフな感じで演じられていた様子。
こういうのってリピーターにはたまらないよねえ。

ボーナスディスクには残りのアフタートーク全公演分も収録。相変わらずの自由な空気、良いなあ。
<スーパー戦隊>の絆もあるけれど、若手注目株が揃ってキャスティングされてるだけあって、他の現場でも一緒になったりで元々縦も横も繋がりは密みたい。そういった素の顔が愉しめるのも、こういった公演ならでは。
自由すぎる冨田翔、それにツッコミを入れる林剛史、ヒーローの面影はもはや無いわな。

しかしながら肝心の本編ストーリーは、ちょっとキャラクター増やし過ぎな感があるのと、それに伴って主役が劇団バズーカじゃなくなってるのがちょっと物足りない。
それもあって、今後の予定はまだ発表されていないけれど、「俺たち賞金稼ぎ団」の続編になるかどうかはともかく、次の<TOEI HERO NEXTステージ>も是非やって欲しい。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25398748/
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# by odin2099 | 2017-06-26 20:09 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
e0033570_19441063.jpgスケジュール表をチェックしていて、久々に幸田さんのコンサートに行けそうだ、と思っていたのだけれど、よくよく見たら、え?村治さんとジョイントコンサート?!

ピアノの藤満健さんはわかりますけれど、まさかまさかの「村治佳織」の名前。
そもそもソプラノ歌手とギタリストという組み合わせ自体が珍しいと思いますが、これは想像もしなかった”夢の共演”!

ということで紀尾井ホールへ行ってきました。
ここは座席数が800席くらいらしいですが、SOLDOUTで当日券も出ておりませんでした。
流石に人気者同士の競演だけのことはあります。

プログラムの第1部は
◆モンテヴェルディ:オペラ 『オルフェオ』より“私は音楽”(ソプラノ+ピアノ)
◆ヘンデル:オペラ 『ジュリアス シーザー』より
 “2つの瞳よ”/“それにしてもこう、1日のうちに~わが運命を嘆こう”(ソプラノ+ピアノ)
◆J.S.バッハ/グノー:「アヴェ・マリア」(ソプラノ+ギター)
◆J.S.バッハ:プレリュードとフーガ BWV 998より(ギター)
◆J.S.バッハ:カンタータ第51番『すべての地にて歓呼して神を迎えよ』より
 第1曲アリア”全地よ、神に向かいて歓呼せよ”(ソプラノ+ピアノ)

第2部は 
◆マンシーニ(編曲:藤満健):ムーンリバー(ソプラノ+ピアノ+ギター)
◆E.クラプトン&W.ジェニングス:ティアーズ・イン・ヘヴン(ギター)
◆ハーライン (編曲:藤満健):星に願いを(ソプラノ+ピアノ)
◆R.ロジャース(編曲:藤満 健):『サウンド・オブ・ミュージック』よりメドレー(ソプラノ+ピアノ+ギター)
でした。

ギターの音色と幸田さんの声の相性はなかなかのもの。そしてこれにピアノが加わると無敵です。
最初にこのコラボが実現したのは第2部冒頭の「ムーンリバー」でしたが(これ、最初は藤満さんだけステージに登場してピアノを弾きはじめ、途中から幸田さん村治さんが参加する、という構成でした)、藤満さんのアレンジも素晴らしく、しばらくぼーっと聴き惚れてしまいました。最後の「サウンド・オブ・ミュージック」も圧巻でしたね。

アンコールはドヴォルザークの「家路」。
今回が初コラボだそうですが、次にも期待したいところですね。
なんといっても美女二人のステージは華やかですし。


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# by odin2099 | 2017-06-25 19:46 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
救いを求める未知のメッセージを受け取った旧ヤマト乗組員たち。
繁栄に酔い痴れる司令部は、これをまともに取り合おうとはしない。
宇宙の危機に対し、反逆者の汚名を着ても飛び立つヤマト。
追撃の命令を受け、ヤマトの前に立ちはだかる新鋭戦艦アンドロメダ。
一触即発!
だがヤマトは己が道を突き進んでゆく――

e0033570_19312173.jpgということで物語は「宇宙戦艦ヤマト2」とほぼ同じペースで進んでいきます。
もちろんそれだけではなく「2199」を踏まえた「2202」独自の展開も用意されています。
早すぎる地球の復興、そのからくり。そこにはガミラスの思惑が密接に絡み合っていますし、旧作以上に膨らんだレギュラーキャラクターたちにはそれぞれのドラマが用意されています。
しかし技巧派の躱すピッチングで行くのかと思いきや、時折変化球は交えるものの、基本はストレートでグイグイ押すスタイルなので、すんなりと物語世界に入り込むことが出来ました。

次なる第三章は「純愛篇」と銘打たれ、先が読めません。
普通に考えれば古代進と森雪の関係にスポットが当たるのかなと考えられますが、それならわざわざこんなサブタイトルにはしないでしょうから、もっと色々な意味が込められているのでしょう。

公開は10月14日
この日は「宇宙戦艦ヤマト2」の放送が始まった日なのですが、意図的に合わせたのでしょうか?

それにしても本作でのガミラスは地球やヤマトに対し、妙に卑屈に振舞っています。
「2199」の時はイスカンダルに対して畏怖と崇拝を示していましたが、もしかするとガミラス人というのは、ある種絶対的な存在に対しては盲従する気質の持ち主なのかもしれませんね。


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# by odin2099 | 2017-06-24 19:33 |  映画感想<ア行> | Trackback(4) | Comments(0)
e0033570_22280910.jpg「惑星ロボダンガードA」に「宇宙海賊キャプテンハーロック」、「SF西遊記スタージンガー」ときて、これが<東映まんがまつり>で上映された最後の松本零士原作のアニメ映画。
アニメが「子供のもの」から「若者のもの」へと移り変わっていったことの象徴みたいなものですね。既に2時間クラスの大作として、一般映画枠でヒットを飛ばしているのですから。
それを考えるとブームの末期に放送され打ち切りの憂き目を見た「無限軌道SSX」などは、逆に<まんがまつり>で劇場版を公開し、新たなファン層獲得を目指しても良かったのかも。

e0033570_22275223.jpgお話はテレビシリーズの一挿話として既に映像化されている「ガラスのクレア」のリメイク。キャラクターも設定もテレビ版に準じているものの、キャストやBGMは劇場版からの逆輸入。
元々のお話が良く出来た小品ということもありますが、これがよく効いています。
初期「999」の雰囲気を上手く伝える作品になっているのではないかなあと思います。

大作は大作として、それとは別に<まんがまつり>として小品のリメイクもシリーズとして続けていくのも面白かったかもしれませんね。テレビは反対に「君は戦士のように生きられるか!!」とか「永遠の旅人エメラルダス」みたいなスペシャル版志向に変わって行ってましたから、それらとは棲み分けが出来たらメディアミックスの先駆けになれたように思います。

その際には「蛍の街」なんかどうですか?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22779305/


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# by odin2099 | 2017-06-23 22:30 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21560652.jpg天才少年を浚い、フーマの教育を受けさせ、優れた戦士として全宇宙に売り捌こうという遠大な計画が今回の柱。
輸出して資金を確保するのも大切でしょうが、その前にその戦力を持ってシャイダー抹殺に振り向けるとか、地球侵略に使うとか、そっちの方が先じゃないの?
と色々突っ込みたくもなりますが、この時期の子供番組にそこら辺は期待しちゃいけませんね。
窮地の若き宇宙刑事コンビが、如何にこの危難を乗り越えるか、がこの映画の主題。

で、二代目シャイダーこと烏丸舟とタミーのコンビも良いけれど、やっぱり初代シャイダー・沢村大とアニーのコンビの方がいいなあ、と改めて感じた今回の再観賞。
生真面目とか爽やかとか、健気とか可憐とか儚げとか、そんな言葉が浮かぶ初代コンビに対して、軽薄とか凶暴とか凡そ真逆な言葉しか浮かんでこない二代目。
ここまで極端に違うからこそ、まあまあ許せるというところだなあ。

e0033570_20372267.jpg「ガールズ・イン・トラブル」ではタミーにまたまたキスシーン。
しかも今回のお相手はウメコ!
……なんだかどんどんネタキャラにされていく。

そんなこんなでオリジナルの「宇宙刑事」、きちんと最初から見直したくなってきた。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23314184/


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# by odin2099 | 2017-06-22 21:58 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
シリーズ最新作へ向けてのおさらいは続行中です。
今回はシリーズ3作目の「ワールド・エンド」、最初から三部作構想ではなかったと思いますが、結果的に三部作完結編となりました。
「スター・ウォーズ」のように2作目が「次へ続く」で終わっているので、さてどうなるんだろう?と公開を楽しみにしていたんですが、ちょっと、というよりかなーり期待外れでしたね。

e0033570_22273688.jpgまずキャラクターが多過ぎです。個性豊かな海賊たちが沢山出てきますが、個性豊かに見えたのは外見だけ。
中身は誰が誰やらで、何かあると右往左往するだけの烏合の衆。
その中の一人、サオ・フェンはチョウ・ユンファが演じるということで注目を集めてましたが、正直言ってどうってことないポジションです。
ジャック・スパロウのお父さん役でキース・リチャーズも出てきますけど、これも「悪ノリ」してるだけですねえ。まあ、こちらは大物のお遊び出演ということで許せるところではありますが。

そしてお話がもう何が何やら…。
これは登場人物が多過ぎることも原因ですが、誰が何を考え誰と手を組み、そして真の目的は何なのか?
裏切りに次ぐ裏切りで、落ち着いて大冒険を楽しむゆとりがありません。
それにエリザベスのお父さんとか、リントンさんとか、1作目からのレギュラーメンバーがあっけなく退場してしまいます。

それに最後のウィルとエリザベスの運命は…あれで良かったんですかねえ。

今度の5作目となる最新作にはウィルとエリザベスの息子が登場し、この二人も重要な役どころで出演する、と伝えられてますが、そうなると次の4作目はどういう扱いになっているのでしょうか?
まあ期待せずに見に行きます(^^;

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/6260606/


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# by odin2099 | 2017-06-21 22:29 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
出演者が木下あゆ美、菊地美香、森田涼花、桃瀬美咲、川本まゆ、原幹恵、佃井皆美、遊井亮子…って、これって監督念願の「スーパーヒロイン大戦」じゃないですか?!
男性キャラで名前があるのってドギーくらいしか出てきません。
現場、楽しかったんだろうなあ。「こっちがメイン」とか発言してたし。

「スペース・スクワッド」の前日譚ってことですが、ここで既にジャスミンとウメコは紅牙と接触してるんですな。だから「スペース・スクワッド」で紅牙が出てきても驚かない。
また紅牙は紅牙で、この時にシェリーの能力を知ったから「スペース・スクワッド」では彼女をターゲットにする、という具合に繋がっとります。

e0033570_21511401.jpg「幻魔空界」の十二使徒のひとりとして登場するのはヘルバイラ
これは「時空戦士スピルバン」のキャラですが、デザイン以外に共通項は無し。
一応「二面性のあるキャラ」という部分は残してますけど、これはちょっと物足りないかなあ。

「スペース・スクワッド」本編ではあまり出番がなかったジャスミンが、ここではウメコと並んで大活躍。タミーも得意の空手アクションを見せてくれますが、シシーはまたもアクションなし。そしてシェリーはこっちでも徹底的に痛めつけられます…。

原幹恵はここでも監督の寵愛を受けてるようだし、ネオクリン星(なんじゃそりゃ?)担当の宇宙刑事マキ役の佃井皆美もそんなに出番は多くないものの、キレのあるアクションを見せてくれます。
そういや常々彼女でビジンダー、というよりマリ役で「キカイダー01」をリメイクしたら雰囲気出るんじゃないかなあと思ってるんですが、どうでしょう? ちょっとあの頃の志穂美悦子を彷彿とさせるようなルックスだと思ってるんだけど。

銀河連邦警察の新長官ソフィも硬軟併せ持つ掴みどころのないキャラで面白く(でもギャバン教官の方が長官より偉いの?)、こりゃ本編のみならずこっちの外伝の方も、何としても続編頼んまっせ。
で、もし続編作られたとしたら、二役でシンケンイエローやキョウリュウシアン登場、なんてこともあるかな。そして監督が続投なら、ハリケンブルー、イエローバスター、キョウリュウピンク、モモニンジャーあたりは出てくるだろうな。


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# by odin2099 | 2017-06-20 19:45 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
東映版「アベンジャーズ」、日本版「アベンジャーズ」なんていう謳い文句を聞く度に「またそんなこと言って」と思っていたけど、まさかまさか、ひょっとするとひょっとするかもしれない新路線の誕生?

簡単に言うと恐るべき巨大な犯罪組織「邪神教・幻魔空界」に二代目ギャバンとデカレンジャーが立ち向かうというお話なのだが、この両雄の共闘が実にスムーズだしお互いのキャラも立っている。
やっぱり単に仮面ライダーやスーパー戦隊を一杯出して共演させれば良いってもんじゃないよね。

e0033570_21505970.jpg対する敵方、「幻魔空界」十二使徒のひとりとして登場するのが「ギャバン」とも「デカレンジャー」とも無関係のマッドギャラン(「巨獣特捜ジャスピオン」)と、「幻魔空界」諜報員のくノ一・紅牙(「世界忍者戦ジライヤ」)なのも不思議と違和感はないし、ドギー・クルーガーが一乗寺烈と旧知の仲だったり、初代ギャバンのレーザーブレードがエジンの星で鍛えられたものだったりと、小ネタもかなり放り込んできてる。なんせ非公認戦隊ネタまで…?!

ラストは新しく組織された<スペース・スクワッド>のキャップにギャバン=十文字撃が任命され、これからメンバーをスカウトしていく、というところで終るのは、おお、アベンジャーズ! 
<マーベル・シネマティック・ユニバース>!

この時にメンバー候補として映し出されるのがシャリバンやシャイダーは当然として、ジャスピオン、ジライヤ、ジバン、エクシードラフト、ジャンパーソン、ブルースワット、ビーファイター、デンジマン、フラッシュマン、ファイブマン、ギンガマン……本当に呼ぶのか?
そして幻魔空界の次なる刺客はクールギン(!)だそうで、ここまでやったら是非ともシリーズ化して欲しい。

キャストに目を転じると、二代目がすっかり板についてきた石垣佑磨が相変わらずの暑苦しい演技とアクションを披露。この昭和っぽいヒーローっぷり、嫌いじゃないぜ。
デカレンジャーサイドでは、ウメコの菊地美香の出番が多めで今回のヒロイン格。反対にバン役のさいねい龍二はスケジュールの都合かあまり出てこない。
声だけだったけどマッドギャランの春田純一は流石の存在感だったし、元祖ギャバンの大葉健二は今回もキレのあるアクションを見せてくれる。レジェンドだよなあ。

ギャバンの相棒シェリー役の森田すーちゃんは、見ていて可哀想になるくらい徹底的に痛めつけられるし、紅牙の原幹恵、なんか一番目立ってませんか、監督? ちゃっかり生き残ってるから、こりゃ続編にも出演必至でしょう。

ということでこのシリーズ、変に大所帯になって「スーパーヒーロー大戦」みたいに収拾がつかなくならなければ、和製「アベンジャーズ」、行けるかも!

ところでこの映画を見る前に「宇宙戦隊キュウレンジャー」Space.18「緊急出動!スペースヒーロー!」を見たのだけれど、これって映画の前日譚という位置付けなのか。
あんまりうまく繋がってるようには思えなかったけどね。
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# by odin2099 | 2017-06-19 21:52 |  映画感想<サ行> | Trackback(1) | Comments(0)
なんとマッドギャランが遂に復活!と巷の噂に聞いたので(?)、ものすごく久方ぶりに「ジャスピオン」と再会。
これ、ビデオデッキ買ったばかりの頃に放送していたので、リアルタイム視聴だけでなく録画して何度も何度も見てたなあ、途中まで…。

<宇宙刑事>シリーズの後ということで凄く期待していたのだけれど、出来上がった作品は色々とモヤモヤが溜まる作品に。

宇宙刑事じゃないのに、宇宙刑事の色違いのようなジャスピオンのデザイン。
最初のうちは目立った必殺技はなかったのに、中盤からはブレーザーソードをプラズマブレーザーサードにチャージさせてからの「コズミックハーレー!」が登場。
これって「ダイナミック!」とか「クラッシュ!」とか「ブルーフラッシュ!」とかと変わんないよなあ。

巨大怪獣モノが不在の時に敢えて巨大怪獣=巨獣を前面に押し出した意欲は買うけど、巨大ロボットで立ち向かうというのは<スーパー戦隊>との差別化が図られてるとは言い難いもんね。
それにせっかくの巨大戦も走査線剥き出しのビデオ合成で描かれては興醒めもいいとこ。予算面で本格的な特撮シーンを作り出すことが無理なら、変に背伸びしないで身の丈に合った作品作りで良かったような。

e0033570_06445343.jpgまた<戦隊>だと、等身大戦があって一度は決着がついた後、リターンマッチという形で巨大戦があるというフォーマットが定着していたけれど、「ジャスピオン」では巨獣も被害者という立場なので、等身大戦、巨大戦どちらに比重を置くか、バランスを欠いてるエピソードも多かった。肝心要の巨獣が物語展開の枷になっていたんじゃないのかな。
サタンゴースの設定も微妙。
本来なら「宇宙の絶対悪」として、半ば抽象的な存在として描くべきなんだろうけど、ダース・ヴェイダーを彷彿とさせるようなメカニカルなデザインは完全に狙いから外れていたような。
終盤では実はこれが殻で、脱皮して大サタンゴースと化すのだけれど、今度は生物感を押し出し過ぎて潜在的恐怖感を殺してしまう結果に。

マッドギャラン(春田純一、好演!)も四天王(仁礼美佐は可愛かった)もギルザ(高畑淳子)とギルマーザ(賀川ゆき絵)の銀河魔女姉妹も活かしきれていたとは言い難いし、男言葉を喋る女アンドロイド・アンリ(塚田きよみ)も序盤のみで設定変更されてしまい魅力半減だったし、演者自身の都合もあるけれどブーメラン(渡洋史)の扱いの中途半端さ。最終決戦の時ぐらい、戻ってきてくれても良さそうなのに…。

ただ、もっとも大きな問題は主演の黒崎輝の演技に全く乗れなかったこと。
というか「伊賀野カバ丸」見ても「コータローまかりとおる!」見ても「影の軍団」見ても、この時期の黒崎輝がどうして人気あったのか全くわからない。高木淳也共々”第二、第三の真田広之”と持て囃されていたのも納得いかないし、子供番組のヒーローとして相応しかったのかどうか。
スケジュールが多忙だったので変身後の出番が増え、せっかくの本人アクション披露の場もそれほど多くなく、また髪型がしょっちゅう変わっちゃうのもマイナスイメージ。

東映ヒーローとしてはかなりの大冒険をしたつもりなんだろうけど、変えるべき点はそのまま、変えなくて良い部分を変え、やらなくて良いことをやり、やって欲しいことをやりきれなかった勿体ない、残念な作品がこの「ジャスピオン」という作品だった、というのが正直な感想だ。お話も大河ドラマ的構成かと思いきや、最後はやっぱり尻つぼみ…。

今回「スペース・スクワッド」にマッドギャランが参戦したことで、今後「ジャスピオン」という作品そのものにもスポットが当たる可能性が出てきたが、はたして再評価、復権の目はあるだろうか?

このビデオはジャスピオンとアンリの進行で作品を振り返る、放送終了後に発売された1時間足らずの総集編(今はDVD最終巻に特典映像として収録)。これ見るのも発売当時以来かなあ。
ストーリーの順を追って、ではないので、これだけ見てもどんなお話かは分かりづらいだろうけれど、「巨獣特捜ジャスピオン」という番組のプロモーションビデオにはなっている。
ジャスピオンとアンリがダイレオン艦内を歩きながら会話するという新撮シーンは船の科学館で撮影されたらしいが、この部分はビデオ撮りなので本編部分(フィルム撮り)との落差が激しいのはなんだかなあ…。
また巻末には黒崎輝、塚田聖見、春田純一のインタビューコーナーもあるものの、短すぎて淋しい。


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# by odin2099 | 2017-06-18 06:57 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
「忍風戦隊ハリケンジャー」の成功を受けて、「デカレンジャー」も10年後を描いた新作Vシネマが作られた。
残念ながらその後に続く戦隊がないのは、キャスト陣の熱意やスケジュールの問題か、それとも需要がないのか、はてさて…?

10年も経っているから、かつてのメンバーが今でも仲良くチームを組んで活動してる、ってワケもない。それぞれの道を歩んでいて、それでもデカレンジャーは新メンバーを加えて健在、というのはなかなかリアルな設定。私的な民間人の集まりの戦隊ではなく、公的組織な戦隊ならでは、というところ。

e0033570_16340648.jpgそこに新たな犯罪が起こり、今はバラバラになったメンバーはそれぞれの持ち場・立場で事件に挑み、最後は再び一丸となって解決するという正攻法な展開も、それだから余計に盛り上がるというもんである。
時折テレビシリーズの映像が挟み込まれ、否が応でも現役時代と今現在の姿を対比せざるを得なくなるのだが、成長を感じさせることはあってもイメージを損なっているメンバーは一人もいない。極めて幸福な旧友との再会の場と言えよう。

あれから2年、デカレンジャーのメンバーが今回、再び新作で帰ってくる。
ファンに愛され、スタッフ、キャストが誇りを持っている作品の生命は永遠だ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23854606/
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# by odin2099 | 2017-06-17 16:34 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
「シャリバン」編に続き、今度はシャイダー=烏丸舟を主人公にした「NEXT GENERATION」の後編。この両作品では別々の事件が描かれるが、ギャバン=十文字撃が追いかけている更に別の事件が二つの物語を繋ぐ、という構成になっている。
このパターン、同じ坂本浩一監督の「仮面ライダーフォーゼ×仮面ライダーオーズ MOVIE大戦MEGA MAX」と似た趣向で、あちらでは「オーズ」の物語と「フォーゼ」の物語を、インターミッションで登場する仮面ライダーWが繋ぐ、という流れになっていた。

シリアスな「シャリバン」編と打って変わり、こちらはかなりのドタバタ劇、気恥ずかしくなるくらいのラブコメを正面切って描いている。シャイダーとタミーのバカップルっぷりは、微笑ましいというより呆れるほど。しかし根底にはハードな隠しテーマも内包されているので、終盤ではお笑い一辺倒ではない熱いドラマも繰り広げられる。

また旧作からの繋がりとしてはアニー役の森永奈緒美と、大山小次郎の鈴木正幸の出演が嬉しい。
特に昔のまんまの「小次郎さん」の姿は、オールドファンには感泣モノ(写真のみ出演の沢村大=円谷浩も…)。ぜひ次の機会には一乗寺烈や伊賀電との再会も描いて欲しいものだ。

e0033570_06400771.jpg最後は「シャイダー」編だけでなく「シャリバン」編から続いていた、大きな事件の黒幕が明らかになる展開が用意され、そこで初めて3人の宇宙刑事が揃い踏み。その鍵を握る少女を演じているのが、坂本組常連の山谷花純で、彼女の狂気に囚われた演技は必見。その後も順調にキャリアを重ねている彼女、監督は見る目があったんだなあ。

せっかく復活した<宇宙刑事>だったが、この2作品に続く新作は作られ仕舞いで残念な思いをしていたが、ようやく「特捜戦隊デカレンジャー」との共演という形で新作が作られることに。今度こそ、本格的に<宇宙刑事>を復活させて欲しいものだ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22552824/


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# by odin2099 | 2017-06-16 06:41 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_06363993.jpg<X-MENユニバース>はまだまだ続くようですし、水面下では<マーベル・シネマティック・ユニバース>とのコラボも噂されてますが、2000年の「Xーメン」以来全作品(!)でウルヴァリンことローガンことジェームズ・ハウレットを演じ続けてきたヒュー・ジャックマンは、本作をもって勇退です。
加えて、同じく1作目からプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを務めて来たパトリック・スチュワートも今回が最後になるとのこと。お疲れさまでした。

今回のお話は、殆どのミュータントが既に死んでしまい、また新たなミュータントが誕生しなくなってしまった近未来が舞台です。
ローガンは治癒能力を失い、チャールズは自分のテレパシー能力をコントロール出来なくなり、ひっそりと世間から隠れて暮らしています。
不死身ではなくなった初老の男と、痴呆症の性で時折暴走してしまう老人、かつての超人兵士の末路としては非常に憐れです。

そこへ一人の少女を連れた女性が現れ、ローガンに救いを求めます。
チャールズは少女の存在を予知していましたが、ローガンは取り入りません。しかし武装した集団が少女=ローラを連れ去ろうとした時、遂にローガンは立ち上がるのです。
謎の武装集団の目的は何か、ローガンと似た能力を持つ少女ローラの正体は何か、ローガンの最後の戦いが始まる、というのが大筋です。

時系列的にはシリーズ中で一番の未来、「X-MEN/フューチャー&パスト」後の世界を描いているのかなと思えるのですが、色々と矛盾点も生じているそうなので、これまでとは別のタイムライン、パラレルな世界だと受け取っていた方が良さそうです。

e0033570_06365337.jpg<X-MEN>シリーズどころかアメコミ映画の最高傑作、という声も聞くのですが、残念ながら自分好みの作品ではありませんでした。
ヒュー・ジャックマンもパトリック・スチュワートも、それからローラを演じた撮影当時11歳のダフネ・キーンも素晴らしいと思いますし、アメコミ映画の枠を超えたジェームズ・マンゴールドの重厚な演出も良いとは思うのですが、ただただ自分には合わなかった、ということですね。
これで<X-MEN>シリーズは9作目(「デッドプール」を含めると10本目)ですが、その中で自分が面白いと思えたのは二、三本。つくづく自分とは相性の悪いシリーズだなあと苦笑するしかありません。

シリーズ自体は来年怒涛の新作ラッシュで、4月に「X-MEN/ニュー・ミュータンツ」、6月に「デッドプール2」、11月に「X-MEN/ダーク・フェニックス」が予定されていますが、チャールズの方は既にジェームズ・マカヴォイにバトンタッチしていますけれど、もし別人が演じるウルヴァリンが出てきたらちょっと嫌ですね。

ただ今回の「ローガン」が、全世界で大ヒットながらも3カ月遅れで公開されたわが国では大苦戦と伝えられているので、順当に公開されますかどうか。
同じマーベル陣営が2月「ブラックパンサー」、5月「アベンジャーズ/インフィニティウォー」、7月
「アントマン・アンド・ザ・ワスプ」とぶつけてきますし、他にも強力なライバルがいそうですし、これまた心配…。

【ひとりごと】
「デッドプール」の新作からお呼びがかかれば、再びチャールズ役で出演する可能性が無きにしも非ずなことを仄めかしたパトリック・スチュワートに対し、ヒュー・ジャックマンは復帰を完全否定。
もっとも、もし「アベンジャーズ」参戦の可能性があったら、一作限定でも良いから戻ってきて欲しいですなあ。


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# by odin2099 | 2017-06-16 06:38 |  映画感想<ラ行> | Trackback(9) | Comments(0)
「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」「スーパーヒーロー大戦Z」もギャバンが主役で、シャリバン、シャイダーはゲスト扱いだったが、今度はその二人をそれぞれ主役に据えたVシネマが作られた。
それぞれ独立した作品でありながら、実は裏では繋がっていて実質的には前後編になっているという贅沢な作りで、ソフトは間を開けて別々に発売されたが、試写会で二本続けて見ることが出来たのは幸いだった。

e0033570_21362584.jpg「シャリバン」編はかなりハードな作り。
ネオマドーを名乗る犯罪集団にシャリバンと、同郷の宇宙刑事エステバンが挑むが、その一方でシャリバンには銀河連邦警察内のスパイを暴く別命も与えられていた。
何事も計算づくでクールに振舞うシャリバン=日向快が、計算だけでは解決できないこともあることを悟り、熱い人間性を開放するという成長譚になっていて、初代シャリバン=伊賀電が投げかけた「宇宙刑事って何だ?」という問いかけが全編に重くのしかかる。

シャリバン役・三浦力のストイックな演技、エステバン役・馬場良馬の振り幅の広い芝居、テレビシリーズよりも踏み込んだバイオレンス描写が特徴な<宇宙刑事>版のフィルム・ノワールといった重厚な仕上がりだ。

坂本浩一監督のミューズ(何人いるんだ?)の一人桃瀬美咲がシャリバンのパートナー、シシー役で愛嬌を振りまいている。
本来はアクションの出来る娘だが、今回はそれを封印してるようでちょっと勿体ない。
そして伊賀電役の渡洋史が画面を締めている。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22469858/
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# by odin2099 | 2017-06-14 21:44 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_21323416.jpgマジレンジャーとデカレンジャーが共演するVシネだけど、のっけからウメコが単独で出てくるし、ジャスミンも単独で敵のアジトに潜入するし、で意外や意外、デカレンジャーの出番は多い。デカレンジャーが公的組織だから動かしやすいということもあるんだろうけど、ゲストというよりはW主役といった感じ。
二大戦隊の共闘も、真っ直ぐすぎる二人、マジレッドとデカレッドがいきなり衝突するのを除けば、早い段階から融和ムード。その分、マジレンジャー側はデカレンジャー側に若干食われ気味なところも…。

ヒカルとテツが女装するという悪趣味な展開もあるけれど、ジャスミンとウメコがナイとメアの衣装、麗と芳香がジャスミンとウメコ、そしてナイとメアがジャスミンとウメコ並びに麗と芳香の衣装にそれぞれチェンジするというお遊びのシーンがあり、特にジャスミン・ウメコのゴスロリファッションは可愛いの一語。

e0033570_21321896.jpg「デカレンジャー」は「ハリケンジャー」の成功を受けて「10 YEARS AFTER」というVシネの新作が作られ、その撮影現場には「マジレンジャー」のメンバーも顔を出し、後に続けとばかりに企画を立てていたようだけれども、結局は実現しなかったのは残念。6人中3人が芸能界を既に引退したりでスケジュール調整が難しかったのかな(引退したメンバーも一時的に復帰するつもりだったようだけど)。
そういえば今現在、レギュラーメンバーの中で一番売れてるのは、ナイ役のホラン千秋だったりする?

【ひとこと】
「オーダーW6を実行」という台詞、「シスの復讐」だよな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/14489766/
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# by odin2099 | 2017-06-14 21:40 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
「テルマエ・ロマエ」を意識したのかなあというオープニングに続き、いきなり始まるギャバン対ウィザード! 
世界観の違うヒーロー同士の出会いというのは燃えますな。
その後もウィザード対キョウリュウジャーといった異種格闘戦が描かれ、ライダーと戦隊が潰し合うだけの前作「スーパーヒーロー大戦」よりも期待が高まります。

ところがワクワク感があるのもここらあたりまで。
ギャバンは一貫して出番があるので、この映画は実質的に「宇宙刑事ギャバン2」と言っても良いくらいの内容になってますが、ウィザードもキョウリュウジャーも途中で退席。どっか行っちゃってクライマックスまで帰ってきません。

e0033570_21294543.jpg代わりに頑張るのがゴーカイシルバーの鎧くんとイエローバスターのヨーコちゃん。
ヒロムとリュウさんも出てきますがすぐにやられちゃうし、宇宙海賊は終盤になってマベちゃんだけがオリジナルの声で出て来るだけなので、二人とも孤軍奮闘。
一見豪華で華やかな映画に見えながら、実は案外地味なメンバーが頑張ってるのがこの映画なのです。

先代ギャバンの烈隊長はトンデモな性格になっちゃってるし、シャリバンも頑固で融通が利かないし、イナズマンやキョーダインの登場も、メタルヒーローのレンジャーキーもなんだかなあという感じ。物語にちっとも活かされてません。
オリキャスの出演も少ないし、音楽も歴代ヒーローの流用曲なんて殆どないし、でクライマックスも盛り上がらず。そもそもレイダーがマドー復活に尽力してる段階で嘘つけ、てなもん。
春映画はつまらないもの、という評価はこの段階ですっかり定着しちゃいましたね。

ラストに思わせぶりに出てくるキカイダーはなんだったのか。この年にリメイクしたかったのかなあ。
実際はこの一年後に実現し、見事に轟沈…(だよね?)

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22366508/
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# by odin2099 | 2017-06-14 21:37 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
満を持して宇宙刑事ギャバン復活!
そして主演は大葉健二!
……と思いきや、石垣佑磨?!

e0033570_21151604.jpgということで期待から一転不安を感じさせるスタートとなってしまった新生宇宙刑事シリーズ。お話も壊滅したはずのマクーの復活を阻止っていうのは既に「ゴーカイジャーVSギャバン」でやってるじゃん?
コム長官が健在なのは嬉しいけれど、しれっとした顔で出てくる二代目シャリバン、シャイダーは、先代に遠く及ばない薄っぺらさ。
中途半端に大山小次郎なんて名前を使ってオールドファンに媚び得る姿勢も気に入らないし、何なのこの全体的にむず痒くなる三角関係がもつれた挙句の痴話喧嘩は?

しかし何度も見ると、そこら辺は些末なことで、もうどうでもいいや、という気分にもなってくる。
石垣佑磨はアクション頑張ってるし、滝裕可里もこの作品の前に「仮面ライダーW RETURNS」、この後には「ウルトラマンギンガS」、そして「ウルトラマンX」と「仮面ライダーゴースト」へのゲスト出演と、すっかり「こちら側」のヒロインとして活躍してくれているし、何といっても大葉健二!
次の「スーパーヒーロー大戦Z」でのギャバン=一乗寺烈はかなり残念な役どころだったけれど、最新作には復帰してくれるようで今から楽しみ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22362525/


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# by odin2099 | 2017-06-13 21:23 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21103896.jpg15分程度の短編とはいえ、こんな映画が作られたということは、如何に当時のUFOブームが凄かったのかの傍証になるでしょう。
ドキュメンタリータッチのアニメ映画、というのもその特殊性を際立たせています。

以前にも書いたかもしれませんが、この映画から得たUFOの知識って多いですね。
まあ実際はこの映画から直接、ではないんですが、定番中の定番の情報は短い時間ながら詰め込まれています。
マンテル大尉事件、ケネス・アーノルド事件、ヒル夫妻誘拐事件などの有名エピソードや世界各地に残された宇宙人?の壁画や遮光器土偶などの紹介と、ハッタリも効いていて実に夢がありました。

あれから40年以上の年月が過ぎましたが、UFOを取り巻く状況はあまり変わっていないような…?
むしろ、マンテル大尉事件は宇宙人とは何の関係もない、軍の秘密兵器絡みの事故だった、というのが公式見解として定着するなど、一歩も二歩も後退してしまってる気がします。

物語のラストには新作映画として「宇宙円盤大戦争」の告知付き。
そのためこの作品は、本来何の関係もなかったはずの劇場版<マジンガー>関連のソフトに収録されるようになり、一時の流行の仇花的な存在でありながら、比較的今日でも目にする機会が多いものとなっています。
e0033570_21105556.jpg
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3487664/


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# by odin2099 | 2017-06-13 21:18 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
本来ならVSシリーズは「ゴーカイジャーVSゴセイジャー」か、あるいは「ゴセイジャーVSスーパー戦隊」になってたんだろうけど、先行して「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」というどっちの要素も盛り込んだ作品を作っちゃっていたので、さてどうするのかなあと思ってると、まさかまさかの宇宙刑事ギャバンの参戦!
まあ何となくそんな噂は流れてきてはいたんだけれどねえ。

e0033570_21072479.jpgそしてこれが紛れもないギャバンの復活だったから二度ビックリ。
銀河連邦警察ではなく宇宙警察所属だったりという意味不明の改変もあったけれど(もしかしてスタッフが設定知らなかった?)、一乗寺烈のコスチュームも変わらないし、ギャバンのデザインも装備もそのまんま。
変にパワーアップしたりせずに電子星獣ドルを駆り、レーザーZビームやスパイラルキック、それにもちろんレーザーブレードで戦う姿の圧倒的な現役感。

そして渡辺宙明BGMに乗せて一乗寺烈=大葉健二が、あの頃と変わらぬアクションを見せてくれる。それだけでこの映画は大成功だ。
ゴーカイジャーだって大先輩のギャバンに遠慮して大人しくしてる、なんていうこともなく、丁々発止、がっぷり四つに組んでの大暴れ。だからこそより作品が盛り上がるという寸法。

更に悪ノリなのが”スーパー大葉健二大戦”とでも呼びたくなるくらいの一人三役。
ギャバン=一乗寺烈だけでなく、バトルケニア=曙四郎、デンジブルー=青梅大五郎も演じ、最後には三人同時変身!
…メインターゲットのはずの子供たちに、その面白さは伝わったのかなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22361175/


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# by odin2099 | 2017-06-13 21:16 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ウィーン美術史美術館改装の舞台裏を描いたドキュメンタリー映画。
てっきり美術館やその収蔵物を紹介している映画なのかな、と思い込んでいたので、いきなり無造作に床に穴を開け、壁をむしり取り、天井をはがす様が映し出されたりで、その点はちょっと面喰いました。

e0033570_20441545.jpg館長だけでなく、学芸員や美術史家、修復家、運搬係や清掃員にまでスポットを当てているのはユニークではありますが、そこで描かれているのは美術館としてのプライドとお金とにまつわる理想と現実のギャップ、待遇面での不満等々、どこの組織でも見られるであろう組織の暗部。
プロフェッショナルの矜持といえば聞こえはいいが、実際のところは我の押し通しに終始しているようで、その生々しさというか淡々とした描写は、時に睡魔を呼び込むことに…。

ちなみに副題に「ハプスブルク家からの招待状」とありますが、この美術館にはハプスブルク家歴代君主の収集品が多く収められているということから付けられたものでしょう。
主体はハプスブルク家にはありませんし、映画の内容は「招待状」という言葉から受ける優しいイメージとは程遠いものです。厳しい仕事の現場が映し出されたものになっています。


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# by odin2099 | 2017-06-12 20:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22110032.jpg本編とは関係ありませんが、「ゲッターロボ」のオープニング映像って良く出来てますねえ。
まず主題歌が格好良いのは当然として、ゲッターロボの特色である3つの形態への変型、その特徴ある戦いぶり、そしてそれぞれを繰る3人のメインパイロット(リョウ・ハヤト・ムサシ)たちを過不足なく紹介し、その上でヒロインであるミチルの存在もきっちりフォロー。
どなたがコンテを切ったのかは存じ上げませんが、小松原さんの流麗な絵の魅力と相俟って、番組の顔としては申し分ない出来です。

e0033570_20414896.jpgこの<東映まんがまつり>上映版はテレビの第6話。
リョウは学級委員とか生徒会長タイプでちょっと融通が利かなそう。ハヤトは自信過剰で自己中心的、尊大で本当に嫌な奴。ムサシもリョウとは違うものの曲ったことは大嫌いでピュア、と三者三様で、こりゃぶつかるのも仕方ないなあと思えるくらい仲が悪い。いやリョウとムサシは良識的な常識人だから、ハヤト一人で輪を乱してる。
この三人が抜群のチームワークを見せるのって何話くらいからだったんだろう?
この映画が公開された時は17話あたりを放送していたはずだけど、この頃はもう抜群のコンビネーションを見せていたんだっけ?

そういえばパンフレットなどの宣材を見ると当初は、爬虫類嫌いのムサシに代わって早乙女博士が出撃しようとする第2話の上映が予定されていたのかな、と思えるのだけれども宣伝のミスなのか、それとも急遽差し替えられたものなのかな?
斯く言う自分も、映画館で第2話を見た、という記憶があったんだけれども…。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23757386/


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# by odin2099 | 2017-06-12 20:47 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
地球侵略を狙うザンギャックの圧倒的な物量作戦の前に、大ピンチのゴセイジャー! 何度見ても燃える開幕です。
駆け付けたアカレンジャーとビッグワンに導かれ、ゴセイジャーは歴代33のスーパー戦隊と合流し、ここに「レジェンド大戦」が始まります。
この戦い、時間にすればものの数分、決着がついた後を含めても10分に満たないのですが、ここだけエンドレスにしたいくらい大興奮!真に贅沢なアバンタイトルであります。

いざ本編が始まると、実質的には毎回年明けにお披露目となる<VSシリーズ>の新作、「ゴーカイジャーVSゴセイジャー」を前倒しでやっているのと変わらないので若干トーンダウンしてしまいますが、いつもより長尺なこともあって各キャラクターがじっくり描かれているので見応えは十分。

e0033570_20385729.jpg不満と言えば、本来のウリであるところの歴代戦隊とゴセイジャー、ゴーカイジャーの激突シーンが長いこと(敵は歴代戦隊のレンジャーキーを使い、いわば”偽物”を生み出して二大戦隊を襲ってくるのです)と、二大戦隊の危機脱出に際しての”奇跡”が二回も起ること(レンジャーキーに宿ったレジェンド戦士たちの想いを受け、必殺武器「スーパー戦隊バズーカ」が登場する一連の流れと、応援する人々の声が集まりバリブルーン、スカイエース以下歴代のロボットが復活する件)、、それに一般人の代表(これがクライマックスへの伏線にはなるんですが)を巡る脇のストーリーが浮いてしまってること等々でしょうか。
自分はこの辺りでだれたり飽きたりしちゃったのが正直なところですが、劇場で子供たちが楽しめたのならいいのですがね。

余談になりますが、前倒しでゴーカイジャーとゴセイジャーの共演作が作られたのは結果的に大正解でした。
というのもゴセイジャーのメンバーはこの後、引退や活動休止が相次ぎ、今では全員が顔を合わせることが困難な状態だからで、もし例年通りのスケジュールだったら製作できなかった可能性があるからです。
またゴセイジャーとの共演が繰り上がった代わりにVシネでゴーカイジャーと共演することになったのが宇宙刑事ギャバン!
これが好評で「ゴーカイジャー」世界も拡大し、かつ宇宙刑事復活に繋がったのも嬉しい誤算と言ったところでしょうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22355543/


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# by odin2099 | 2017-06-12 20:45 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
この映画を初めてみたのは今から30年以上も前の話。
丁度ビデオデッキを買ったばかりで、テレビの情報誌を片手に面白そうな作品を見つけては録画チェックを繰り返していた頃に出会った一本だ。オープニングから流れるフランキー・レーンが歌う主題歌がひたすら耳に残ってる。
この時に見たのはおそらく30分程度短くされたもので、バート・ランカスターが演じたワイアット・アープの吹替は瑳川哲朗でドク・ホリディのカーク・ダグラスは宮部昭夫だったと思うが、短縮版でも十分に楽しめた(後で全長版のビデオを借りて見たけど初見時のインパクトに勝るものなし)。
ワイアットとドクの付かず離れずの”友情”が良かったなあ。

e0033570_22353356.jpgジョニー・リンゴに挑発されても、ワイアットとの約束を守って屈辱を受け、決斗のことを知るや病を押して助太刀に赴く漢気を見せるなど、実に格好良いドク。それに比べるとワイアットはかなりの問題児だ。

ドクをならず者と軽蔑しておきながら、いざとなると恥も外聞もなく、また有無を言わさず自分に協力させようとしたり、目を付けた美人(ローラ)に対してもさんざアバズレだの何のと暴言を吐いておきながら、実はこっそりとストーカー行為を繰り返しての強引な口説き。
それに他人に対して偉そうに説教垂れ乍ら、いざ弟を殺されると前後の見境なく復讐に走るなんざ、凡そ”英雄”と呼ばれるに相応しい性格だとは思えない。
まあこのどうしようもないワイアットに、自分の命を省みずあくまで義理立てするからこそドクが引き立ち、あっさりと恋に落ちるからローラがヒロインとしての存在感を示せてるのだが。

この決斗が行われた時、ワイアットの実年齢は33歳、ドクは30歳前後だったようで、演じてる役者は概ねプラス10歳ってとこだが、この映画はあくまで史実をベースにしたフィクションということでOKだろう。
同じ題材を扱った作品は、例えば「荒野の決闘」とか、カート・ラッセルの「トゥームストーン」、ケヴィン・コスナーの「ワイアット・アープ」なんかも見てるけど、この作品が一番だ。

今回はDVD収録の吹替版で再見。
青木義朗と中谷一郎のワイアットとドクはちょっとイメージ違うけど、二人の”友情”の成り立ちや、なんでアープ兄弟とクラントン兄弟が対立してるのかとか、そういった細かい人間関係がやっと得心がいった次第。
それでもドクとケイトの共依存の関係はよく分からない。


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# by odin2099 | 2017-06-11 22:36 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
第1作目の「ゴジラ」が作られたのは1954年のこと。
その後次々と続編が作られましたが9年間の休息期間に入り、久々に作られたこの16作目は30年後の1984年に公開されました。
全ての作品が繋がっていたとは言い切れない部分もありますが、一応緩やかな流れがあったシリーズですが、この時に2作目から15作目は無かったことにされ、1作目に直結するお話としてリブートされたのです。

しかし気が付くとこの16作目公開から既に33年、1作目から16作目まで以上の時間が流れています。
クライマックスの舞台となっている新宿の高層ビル群も今とは異なる様相を呈していますが(まだ都庁も出来る前ですし)、不思議と古さが感じられません。自分にとって馴染みある新宿の原風景だから、ということもあるのかもしれませんが。

e0033570_22203108.jpgゴジラというと敵怪獣と戦ってナンボ、というイメージが特に<東宝チャンピオンまつり>世代には強いと思いますが、そんな中でのゴジラ単独主演作。もし実際に怪獣が現れたら、政府は、マスコミはどう対応するのか?というシミュレーション要素を前面に押し出したこの映画は、当時のファンにはなかなか受け入れられなかったようで、ゴジラ復活の機運がかなり高まっていたタイミングだった割に期待していたほどの興行成績は上げられなかったんでしょうね。「次」が作られるまで5年程要しました。

前にも書きましたが、自分はこの作品は映画館ではなくテレビ放送の時が初鑑賞なんですが、その時はやはりどっちかというと詰まんないかも、という感想でした。それが今ではシリーズ中、かなり上位の「好きな作品」になっているのですから面白いものです。
昨年公開された「シン・ゴジラ」も、怪獣シミュレーション映画、ポリティカル・サスペンスとして作られていて、この作品との類似性も指摘され注目度が上がっている様子なので、この機会に多くの人から再評価されると嬉しいな、と思っております。

それにしても自衛隊の誤射やゴジラによって倒壊の恐れもあるビル内で、エレベーターで避難しようとする主人公たちの行動は何度見ても不可解…。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/10526034/


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# by odin2099 | 2017-06-11 22:22 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22164860.jpgその前の夏映画(「特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE/フルブラスト・アクション」)はちょっと余所行きなところがあったけれど、こちらのVシネはより通常のフォーマットに近い感じ。
お馴染みの「デカレンジャー」世界に、ちょっと異質な存在として紛れ込んでるのがアバレンジャー。というところで、二大戦隊の対立から共闘へとお話は進んでいきます。バンだけはなかなか打ち解けませんが。

しかしいつもながらこの二大戦隊のVSシリーズって、お互いにお互いを認識してるかどうかがいっつも微妙。
独立した二つの番組を強引にドッキングさせるのだから矛盾点があるのは仕方ないんですが、今回のパターンだとデカレンジャーはアバレンジャーを知らなかった様子。一方のアバレンジャー側がデカレンジャーを知っていたのかどうかはハッキリしないけれど、公的機関(宇宙警察)なだけにどうやら知っていたっぽい?

e0033570_22171601.jpg公的な戦隊と私的な戦隊だからこの認識の差は不自然じゃないけれど、地球に赴任した当初のドギーは「恐竜や」の常連だったという小ネタを挟んでくる割に、この一年で大企業に急成長した「恐竜や」の存在をデカレンジャー側が誰も知らなそうなのはちょいと変な感じもしますがね。この「恐竜や」ネタ、VSシリーズのVシネではしばらく引っ張ります。

レギュラーメンバーが殆どみんな顔を揃え、最後はワイワイガヤガヤで終る、VSシリーズでも上位に来る愉しい作品でした。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/14476753/


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# by odin2099 | 2017-06-11 22:21 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_22110032.jpg劇場公開された<マジンガー>シリーズの記念すべき第一弾で、公開されたのはテレビがスタートして1クールを過ぎ、15~6話あたりを放送していた頃。
まだリアルタイムでテレビを鑑賞していなかったのだけれども、始まって割と早い段階から人気があったように記憶してるので、もう軌道に乗ってたのかな。
<東映まんがまつり>の一本として選ばれたのはテレビ版第5話だけれども、時期的に考えるとオンエアしてすぐにラインナップされたのかもしれない。

ヒーロー物の定番の一つ、偽物が出てくるお話だけれども、実際に偽物のマジンガーZを作るのではなく、映像を使ってあたかもマジンガーが暴走してるかのように見せかけ、実はその裏で機械獣が暴れてた、というパターンは新しいかも。

ドクターヘルの策略に乗ってエネルギーが尽きかけたマジンガーZ、さやかのアフロダイAの援護も期待出来ず、シローやボスが人質に取られ絶体絶命の窮地!
そこからあっさりと起死回生の逆転劇を演じてしまうあたりは物足りないけれど、まだ番組フォーマットが確立する前、スタッフも試行錯誤を繰り返していた段階の作品ながらも、「マジンガーZ」の愉しさは伝わってくる。
e0033570_22101649.jpg
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23607640/


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# by odin2099 | 2017-06-11 22:12 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
「地球署史上、最凶最悪の事件発生!!」というコピーは「踊る大捜査線」っぽいけれど、メカ人間に襲われるレスリー星の描写は多分「ターミネーター3」を意識してるんだろうな。
2004年の夏公開の映画ということは、今から13年前の作品。
こういうのって時が経つと出典がわからなくなることもあれば、懐かしく思えることもあるね。

e0033570_22074685.jpgお話はゲストヒロインのマリーを演じた新山千春とデカレッド役さいねい龍二との淡いラブストーリーが中心で(事務所の先輩後輩繋がりかな)、デカレンジャーらしいキャラクター同士の掛け合いは少ない。
「ジャスミンはエスパーである」とか「これはセンのシンキングポーズである」とかの定番ナレーションに、ウメコの入浴シーンなどお約束は盛り込んではいるものの、如何にもな番外編なのはちょっと寂しいところ。
ただゲスト悪役は遠藤憲一だから、単なる話題性だけでない実力派キャストの参戦、ということに一応なるのかな。中途半端に芸人呼んでくるよりは志が高くてヨロシイ。<スーパー戦隊>の夏映画では当たりの部類。

といっても設定には粗が目立ち、なんでメカ人間にするウイルスを直接デカレンジャーたちに打ち込んじゃわないの?とか(それで悪側の目的は殆ど達成できるはず)、マリーには時間を止める特殊能力があるんだから、それを上手く使えばその時点で事件解決なんじゃねえの?とか、ツッコミどころは色々。

そういや当時は何てことないことだったはずだけれども、レスリー星の少女を演じているのが子役時代の志田未来というのは、今となっては貴重なお宝映像ということになるのかな(顔があんまりハッキリとは映らないけど)。
実は彼女、OVの「ウルトラセブン」やTVの「仮面ライダー龍騎」、映画の「仮面ライダー555」にもゲストで出てるんで、「こちら側」の女優さんと言えそうなんだけど、それって結構有名な話?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/5643814/


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# by odin2099 | 2017-06-11 22:11 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
そういやこの作品、オープニングでクレジットされるのって「プロデューサー」と「音楽」、それに「監督」だけなんだよね。これってかなり珍しい。
っつーか、他にあるのかな。
大概は「脚本」や「出演者」くらいはクレジットされるもんだけど。

出演者のビリングトップは南翔太。しかしレイが出てくるのは20分過ぎ。
それまではメビウスが中心だし、ゼロが出てきちゃうとそっちに中心が移るので、主人公がリレー方式で代わっていくというかなり歪な構成。
でも見ていて違和感を抱かないのは、物量作戦でグイグイ押していくからだろうね。
その局面局面でタロウだったりセブンだったり、十分に主役級の見せ場を与えられているキャラが他にもいるし。
それでも破綻しなかったのは脚本と演出の力なんだろうなあ。

e0033570_23241981.jpgということで、事実上日本初見参となった坂本監督だけど、プロデューサーの第一の功績はいわば無名の、しかも円谷プロとは仕事をしたことない人間を監督に据えたことだろう。
興行成績は芳しくなかったようだし、アクが強いだけにその演出技法や作品へのスタンスには批判もあるけれど、今日の特撮界、ヒーロー映画界への坂本監督の貢献度はかなりのもの。
実際この人がいなかったら、ウルトラマンも仮面ライダーもスーパー戦隊も、今日ここまで盛り上がっていなかったんじゃないのかなあ、大げさに言うけれど。

この人の「好きなことを徹底的に貫く」という姿勢は、従来の製作陣にはあまり見られなかったもの。
第一期ウルトラシリーズ世代にはとりあえず目をつぶり、第二期シリーズ世代にターゲットを絞ったことも功を奏したと言えそう。
これにはもちろんベースになった「ウルトラマンメビウス」という作品が、この第二期シリーズ作品に回帰して、ウルトラの星やウルトラ兄弟の設定を臆面もなく前面に出していたから、というのもあるけれど、照れずにそれを押し通した監督、それを許したプロデューサーたちの頑張りがあったればこそ、だろう。

基本は着ぐるみによるコスチュームプレイが中心なだけに、監督のもう一つの持ち味であるところの「女性」要素は皆無に近いけれど、よくよく見るとハルナ隊員はそれほどでもないものの、ウルトラの母やユリアンの動きはどことなく色っぽい…?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22279019/


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# by odin2099 | 2017-05-27 23:25 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
テレビシリーズ第1話の劇場公開ヴァージョン。
地底空洞説というのはなんかロマンがありますなあ。
ついつい見入ってしまいます。

e0033570_20241825.jpgザビタンがアクマ族を裏切った理由、イビルとガブラがザビタンに追随した理由、今作るならもう少し捻ったり、葛藤を入れたりするところかもしれませんが、割り切っちゃってるのもシンプルでいいもんです。
悪事に加担したくないザビタン、その心意気に惚れたイビルとガブラ。
一平もジュンも光彦も、最初のうちはザビタンの異形に驚いたが程なく打ち解ける、引っ張ろうと思えば3~5話分くらいのストーリーが出来そうですが、そういう時代でありました。

「仮面ライダーフォーゼ」の劇場版では、宇宙鉄人キョーダインに続いて悪役として復活しましたが、今一度正義の味方として活躍する姿も見たいものです。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23773117/


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# by odin2099 | 2017-05-26 20:24 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
年齢を考えれば大往生と言えるのかもしれませんが、最近まで元気に活躍していたイメージがあったので、その訃報はショックでした。
そこでロジャー・ムーアを追悼して何を見ようかな、と思案。
「007」じゃベタすぎるし、適度なサスペンス、アクション、それにユーモアがあって愉しめるだろうということで選んだのがこの一本。
実はDVDも持ってるんですけど、テレビ放送を録画したものが見つかったので、今回は気楽に吹替版を見てみることに。

e0033570_00084661.jpg石油の採掘基地がテロリストたちに襲撃され、施設内に爆弾を設置、さらに人質を取ってイギリス政府に身代金を要求するという事件が発生します。
政府は保険会社が雇ったプロを使ってテロリストとの交渉を行い、人質の解放と犯人の排除を画策します。
そこで呼ばれたのがロジャー・ムーア演じるフォークスという男で、部下たちを率い、海軍と協力してテロリストと対決するべく現場に向かう、というお話です。

このフォークスというのが変わり者で、外見は髭もじゃ、終始自信過剰な態度で尊大、おまけに極度の女性嫌い。その代わりに大の猫好きで家中を猫が徘徊しているという、まるでジェームズ・ボンドと真逆なキャラクター。これも一種のセルフ・パロディの範疇なんでしょうかね。
対するテロリストのリーダー、クレーマーを演じているのはアンソニー・パーキンス。迫力ある悪役ぶりで、相手にとって不足はなし。更に海軍提督役でジェームズ・メイソンが脇を固めていたりと、なかなか豪華なキャスティングです。

閉鎖された空間で、ヒーロー側と悪役があの手この手の駆け引きを行い、上手くいくかに思えた計画が些細な原因で失敗したり、逆に思わぬところから援けがあったりという展開は、今回見直していて気付いたのですが、後の「ダイ・ハード」や「沈黙の戦艦」などに通じるものがありますね。
監督がアンドリュー・V・マクラグレンなので多くを期待してはいけませんが、1時間半なりを十二分に楽しませてくれるものになっています。

ただブルース・ウィリスやスティーブン・セーガルと違うのは、アクションスターというレッテルを貼られてしまっているロジャー・ムーアではありますが、全編通して殆ど動かないことでしょうか。
「動」よりも「静」の魅力と言ってしまえばそれまでですが、アクション映画でこれほど主役が動かないのは珍しいかもしれません。それでも格好良いんですよねえ。

吹替キャストは広川太一郎、野沢那智、前田昌明、富山敬、梶哲也、谷育子、小川真司、玄田哲章、筈見純、大塚芳忠、西川幾雄、阪脩、若本規夫、加藤正之、鈴置洋孝、北村弘一、秋元羊介、榊原良子、立木文彦、石森達幸、塚田正昭、沢木郁也…と壮観な顔触れ。
このメンバーならば、例え元の映画がマイナス評価だったとしても、それをプラス評価に変えることも不可能ではないでしょう。
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# by odin2099 | 2017-05-25 00:10 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
国際線のアシスタントパーサーの美沙子は、後輩の亜矢、晴美、靖子とのフライトを終え、三日間の休暇へ。
晴美と靖子は商社マンとの合コン。亜矢はその約束をすっぽかし、先輩である美沙子の部屋で熟睡状態。
仕事に行き詰まりを感じていた美沙子は催眠療法を受けに行っていたが、アブナイ治療を受けそうになって慌てて逃げ出す始末。

e0033570_23080746.jpgその留守中、美沙子を訪ねて来たパイロットの片山は思わず亜矢と関係を持ってしまうが、帰宅した美沙子によって追い出され、彼女自身も家を飛び出し知り合ったばかりの占い師・野口の元へ。そこで彼から、マイアミへフライトすれば素敵なロマンスが生まれると告げられる。その言葉が気になった美沙子はフライトの変更を希望するが叶えられず、戻ってくると野口は怪しげな男と一緒に女装していた。失望し、走り出す美沙子。

翌日、美沙子は亜矢と一緒に出掛けるが、亜矢は途中で友人に届けるものがあると喫茶店へ入っていく。
そこへ現れたのは女装した野口たち。彼らは実は麻薬捜査官であり、スチュワーデス絡みで麻薬の密売が行われているとの情報を得て、ウエイトレスに扮装して潜入していたのだった。しかし亜矢も、そして美沙子もシロであり、野口は重大な失態を犯してしまう。

そんな野口の姿を見ていた美沙子は彼に惹かれるものを感じ、ふと店名に目を止める。そこは「マイアミ」という名の喫茶店だったのだ。

<にっかつロマンポルノ>として公開された作品で、出演は藍とも子、朝吹ケイト、室井滋、よしのまこと、田宮涼成、上田耕一ら。
脚本は渡辺寿と村上修の共同。監督は小沼勝。
藍ともこは「春画」に続いて二作目の<にっかつロマンポルノ>の主演作。

というワケで「メカゴジラの逆襲」と違い、この作品では作り物じゃない、藍ともこのホンモノのおっぱいが拝める。
どうせならあの頃に見たかったものだが、その間に峰岸徹と結婚、離婚を経て色々と心境に変化があっての決断だったのだろう。

しかしこのお話、メインとなる登場人物が多過ぎて、肝心の藍ともこのおっぱいをじっくり見られる時間が少ない。その分、他の3人の女優さんも頑張っているけれど、主演は彼女なのだからもっと見せ場が欲しいところ。
お話もあっち行ったりこっち行ったりで、どうしてそうなったのかとか、時系列もわかりづらいので面白さも半減なのが残念だけれども、室井滋のヌードが見られるのは貴重? 個人的には特に嬉しくはないのだけれども。


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# by odin2099 | 2017-05-24 23:08 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

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