【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

e0033570_23565711.jpg「軽井沢夫人」の一年前、五代高之と根岸由美(吉川由美)はこの作品で共演してるんですよね。
というか、テレビシリーズのクランクアップからこの映画のクランクインまで半年もなかったんじゃないかなあと思うのですが、現場で再会した時はどんな感じだったんでしょうかね。
ともあれオープニングではキュートなビキニ姿を見せてくれる美佐ちゃんですが、まさかその翌年にその中身を拝めるとは当時のファンは想像もしてなかったことでしょう…。

<東映まんがまつり>用の劇場版というと、TVシリーズと並行しての製作となるのでスケジュールがタイト、素面の俳優さんの出番が削られることも少なくないですが、後楽園球場から浜名湖へと大規模なロケも行い、おそらく実際に五代高之がヘリコプターに吊られるスタントもこなし(部分的に、だとは思いますが)、かなり力の入ったものになっているのが特徴です。

e0033570_23563246.jpgこの劇場版と並行して行われたであろうTV版が、主役交代、二代目バルイーグルのお披露目だったり、ブラックマグマ側でも新幹部アマゾンキラーが登場したりというイベント編なので、子どもたちに向けての必死のアピールだったのかもしれません。その反響はどうだったんでしょうか。

ただ前作「電子戦隊デンジマン」の劇場版ほどの予算はかけられなかったので、絵的にはそれほど充実してるようには感じられないのがちょっと残念です。
それにはサンバルカンのメンバーが3人しかいない、ということも影響してるように思いますが…。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23043760/


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# by odin2099 | 2017-07-05 00:01 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
主演に大映の清純派スターだった高田美和を迎え、通常のロマンポルノ3本分の予算をつぎ込んだという、<にっかつ創立70周年記念作品>と銘打たれたエロス大作。

e0033570_23181644.jpg夏のアルバイトで軽井沢へやってきた苦学生の青年が、女流階級の夫人と出会い、やがて互いに惹かれて一線を越えてしまう、というミステリータッチを織り込んだラブストーリーで、一見スマートに見えながら実は野心家の青年を五代高之が好演。

財閥の社長夫人であるヒロインを演じた高田美和は、撮影時35くらいだろうか。凛とした気品があり、かつ脆さもある佇まい、そして白い肌が実に官能的だ。
その夫である財閥の社長を土屋嘉男、カフェのオーナーに根岸明美、とある事件を追う警察官に江原真二郎と脇も豪華で製作陣の力の入れ具合が窺える。

小悪魔的な魅力を振りまき、もう一人のヒロインと呼べる存在の社長の姪を演じていたのは吉川由美。
上流階級という立場を享受し、刹那的な生き方をしながら青年を隷属させようとするものの、やがて共犯関係になり、次第に主従が逆転していく様は見物なのだが、実は吉川由美=根本由美
その一年前には五代高之(2代目バルイーグル/飛羽高之)と「太陽戦隊サンバルカン」で共演していた仲(太陽戦隊の嵐山長官の娘・嵐山美佐役)なので、「飛葉が美佐ちゃんをレイプ?!」などというシーンも出てきてしまうのが、「大きなお友だち」的には困惑すること必至。

ラストが重苦しいので何度も見たいと思う作品ではないのだが、それを補って余りあるほど高田美和の肢体は魅惑的である。


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# by odin2099 | 2017-07-04 23:19 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
Disc7「第七章 ドールトン事件」、Disc8「第八章 ベンチの秘密会議」、Disc9「出撃前夜」、それに特典としてオリジナルドラマ「忘れられない日」と「四十代に達成したいこと」を収録したBOX3。

これで「ユリアンのイゼルローン日記」は完結。
既に下山吉光による朗読版があるにも関わらず、敢えてアニメ版オリジナルキャストによる新録を試みたのは快挙だろう。
ただ出来得れば十年、いや二十年は前に録音して欲しかったなあと思わないでもない。
本音を言えばもちろん富山敬ご存命の頃なら文句ないのだが、その時点ではアニメ版もまだ完結していなかったのだから、言っても詮無いことは重々承知ではあるものの。

e0033570_23251321.jpgアニメ版全編を見直すのはなかなかの苦行難行ではあるが、このCDなら繰り返し何度でも聴ける。それはやはり「ユリアンのイゼルローン日記」が、本伝・外伝合わせてもっとも明るいストーリーだからというのもあるだろう。
原作小説でも何度も読み返してるのはこの作品だけだ。
その楽しさを今一度思い起こさせてくれただけでも、このCDは価値ある逸品といえよう。

これ以外のエピソードも全てオリジナルキャスト起用による再録版を作って欲しいところだが、諸々を考慮してそれは望むまい。
逆に、ここまでオリキャスで引っ張ってきているだけに、これから作られるリメイク版の「銀英伝」がどういう扱いになるのか、そちらの方が心配になってくる。
新作を作っているのに、旧作におんぶにだっこで良いのか?
それともこれは新作に対する絶大なる自信のなせる業か?


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# by odin2099 | 2017-07-03 23:26 | アニメ | Trackback | Comments(0)
e0033570_19552194.jpg当初は「キング・アーサー/聖剣無双」とサブタイトル付だったガイ・リッチーの監督版、ようやっと見に行ってきました。
しかし何らかのサブタイトルでも付けてもらわないと、ジェリー・ブラッカイマー・プロデュースのディズニー映画と区別がつかないじゃん。

さて、最初にガイ・リッチーがアーサー王伝説を映画化するというニュースが聞こえて来た時、そしていよいよ予告編というか劇中のフッテージが公開された時、いずれも嫌な予感がしたものですが、結論から言うと、控えめに言っても面白くありません。

実在を疑われてる伝説の人物なんだから、どんなアーサー像があっても良いとは思いますが、これ、アーサー王である必要、なくね?
逆に伝説に引っ張られて変な枷が出来ちゃってる分、完全オリジナルストーリーにした方が面白くなったんじゃないのかしらん?

主役をはじめ、登場人物たちにみな華がないし(画面が暗くて表情がよく見えないってこともありますが)、音楽はうるさくがなり立てるだけだし、時代設定がいつ頃なのか知りませんけど「ナポレオン」なんて名前、出しちゃっても良かったのかねえ。
途中でジュード・ロウが渡辺謙に見えてきちゃって、最後の最後までモヤモヤが…。

e0033570_19550931.jpg監督は以前、六部作構想をぶち上げてましたけど、あちらでは大コケしたらしく、全世界の興行成績をかき集めても続編製作にゴーサインは出なさそうな状況だとか。
続編作るなら、グウィネヴィアとかランスロットとか、今回はシルエットのみだったマーリンとかが出てくるのかしらん?
でも黒人のトリスタンとか、アジア系のカンフーマスターは出てくるアーサー王物語ってやっぱり違和感ありすぎ。このまま封印した方が良いんじゃないの?

【ひとこと】
そういやベッカム出てたんだよね。全然わかんなかったけど(というか気にしてなかったけど)。


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# by odin2099 | 2017-07-02 19:57 |  映画感想<カ行> | Trackback(5) | Comments(2)
6年ぶりに作られたシリーズ5作目です。
出番僅かですが、ウィル・ターナー役のオーランド・ブルームとエリザベス・スワン役のキーラ・ナイトレイの二人がシリーズに復帰しました。

e0033570_22285213.jpg以前「ジャック・スパロウは主役であっても主人公に適さないキャラクターだ」と書きましたが、今回はウィルとエリザベスの息子ヘンリー・ターナーが主人公として物語をしっかりと引っ張ってくれています。そして本筋に直接関係なく、無責任に自由気ままに振舞ってこそのジャック・スパロウ。
前作「生命の泉」では若干窮屈そうに見えましたけれど、今回は伸び伸びと羽ばたいています。

彼を取り巻くキャラも、腐れ縁の一等航海士のギブスくんは今回も健在、そして宿敵バルボッサは本作の真の主役ともいうべき大活躍を見せてくれます。

今回ジャックたちの前に立ちはだかる”海の死神”サラザールを演じているのはハビエル・バルデム。メイクというかエフェクトかかった場面での登場が殆どなので、逆に怖さが今一つ伝わってこないような…。
ちなみに前作のヒロインを演じたペネロペ・クルスは奥さんでしたね。夫婦揃ってのシリーズ出演と相成りました。

5作目ではありますが、お話は「生命の泉」の続きというより前々作「ワールド・エンド」の続き。
あのアン・ハッピーエンドが納得できなくてシリーズへの興味をかなり失ったといっても過言ではなかったので、それを救済してくれた本作は久しぶりに楽しませてくれました。

なんだよ、あの感動が台無しじゃん!
――と仰る方がいらっしゃるのは重々承知ですが、いいじゃん、あのラスト、嫌なんだもん
ヘンリー、よくやった。

e0033570_22290541.jpgまた今回のヒロイン、カヤ・スコデラリオ演じるカリーナ・スミスは女だてらに天文学者。魔女だと思われ処刑されかけても自分をしっかり主張するあたり、エリザベスをどことなく彷彿とさせますね。
ヘンリー役のブレントン・スウェイツもウィルとエリザベスの息子として説得力ある風貌なので、純朴な青年と跳ねっ返り娘のカップル誕生は、原典である第1作「呪われた海賊たち」に戻った感じがします。

このカリーナにもちょっとした秘密があり、それがクライマックスの展開を盛り上げてくれるのですが、この流れ、最近どこかで見たような…? 
えーと、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」……???

エンドロール後のオマケシーンを見る限り、ジャックの冒険はまだまだ続くようですが、1作目から続く長いエピソードの大団円とも言える終わり方でもあるので、これで綺麗に終わらせてもいいんじゃないかなあとも思うのですが、全ては興行成績次第でしょうか。
今回チラっと若かりし頃のジャックが画面に登場しましたが、その頃の冒険を描くというのもアリだしなあ、なんてことも思ったりして。

ところで吹替版ではカリーナの声を栗山千明、ヘンリーの声を中川大志が担当しています。
栗山千明は「エクスペンダブルズ2」「スター・トレック/イントゥ・ダークネス」に続く3回目なのでもはや素人とは呼べませんが、声を張ったり叫んだりするのが下手なんですよね、彼女。感情の起伏の激しい役は駄目ですねえ。
一方の中川大志は、これはビックリ。スマートで若々しい声の持ち主で、本職と比べても遜色なしでした。

そういえば今回、音楽担当からハンス・ジマーの名前が外れています。
でもご心配なく、全編に亘り「彼こそ海賊」や「ジャックのテーマ」が(うるさいくらいに)流れますので、ジマーの不在は全くに気にならないでしょう。


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# by odin2099 | 2017-07-01 22:37 |  映画感想<ハ行> | Trackback(16) | Comments(4)
<ディズニーネイチャー>シリーズの4作目になるのかな。アフリカのジャングルの奥深くに住むチンパンジーの生態を追ったドキュメンタリー映画。

e0033570_23503743.jpg赤ちゃんチンパンジー、オスカーの誕生から始まり、最初のうちは母親と仲良く暮らす様がほのぼのと描かれていきますが、やがて森の中では群れ同士の縄張り争いが行われていることが明らかにされ、遂には戦いが起ってしまい、オスカーは母親とはぐれてしまいます。
群れからも孤立し、日に日に衰弱していくオスカー。ところがここで奇跡が起こり、なんと群れのボスがオスカーを自分の子供として育て始めます。これは極めて珍しいことなのだそうです。
他の群れの再度の襲撃を今度は撃退し、過酷な環境の中でもオスカーが逞しく育って行くであろうことを期待させつつ、映画は幕を閉じます。

人間に近い存在だけに、他のネイチャードキュメンタリーよりも動物たちに感情移入しながら見ることが出来る一篇。
ただ可愛いだけの描写だけでなく、過酷な現実も容赦なく映し出されるのがキツイ、という人もいるだろうとは思います。

特に驚いたのが、木の実を食べるイメージはあるのですが実はチンパンジーは結構雑食で、当然のようにヒトのように肉も食べるのですが、その肉というのが…。
ディズニー印の映画ですが、甘いものではありませんでした。

オリジナル版のナレーションはティム・アレンですが、日本語版は谷原章介
ナレーター・タイプの俳優さんではないと思いますが、聴きやすい声質なので悪くはないですね。
監督はアラステア・フォザーギルとマーク・リンフィールド。
エンドロールがメイキング映像になっていますが、撮影そのものもかなり過酷だった様子が窺えます。


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# by odin2099 | 2017-06-30 23:51 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
続いてBOX2を拝聴。

Disc4は「第四章 帝国の提案」、Disc5は「第五章 旧住民VS新住民」、Disc6は「第六章 捕虜交換式」、それに特典として「ローゼンリッター日報」を収録しています。

e0033570_21110342.jpg出演者は引き続きユリアン・ミンツ役・佐々木望を筆頭に、アレックス・キャゼルヌ/キートン山田、ワルター・フォン・シェーンコップ/羽佐間道夫、ダスティ・アッテンボロー/井上和彦、オリビエ・ポプラン/古川登志夫、フレデリカ・グリーンヒル/榊原良子、ライナー・ブルームハルト/難波圭一、オルタンス・キャゼルヌ/松尾佳子、フョードル・パトリチェフ/塩屋浩三、ラインハルト・フォン・ローエングラム/堀川りょう、ジークフリード・キルヒアイス/広中雅志、カスパー・リンツ/小杉十郎太、アレクサンドル・ビュコック/富田耕生らオリジナルキャストが集結しています。

で、懐かしくも愉しく拝聴した訳ですが…
気になるのはオリジナルキャストの「老い」。
当時のイメージそのまま、という人は正直言って数えるほど。
聴いていて一瞬「誰?」と思ってしまうことが多いのは淋しい限り……。


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# by odin2099 | 2017-06-29 21:12 | アニメ | Trackback | Comments(0)
このシリーズ、1作目は何度か見直しているのだけれども、2作目以降は実は全然見てなかったことが、今回の再観賞ツアー?で発覚いたしました。
特にこの4作目なんか、お話全然覚えてなかった…。

いや、全然じゃないけれど、かなり断片的。
ジャックの偽者が出てくるのが導入部だったっけ?
結構気に入ってるシリーズのつもりだったんですが、楽しんだのは1作目だけだったのだな、多分。

e0033570_21152765.jpg今回、ジャックもバルボッサも黒ひげとアンジェリカも、みーんなが目指す「生命の泉」。随分と唐突な設定で作品世界にもジャック・スパロウにも似つかわしくないと思っていたんですが、そうか、3作目のラストでちゃんと伏線張ってたんですなあ。
この4作目はなんか番外編みたいな印象が残ってたんですけど、きちんと3作目ラストの続きになってたんですな。
ジャックとギブス、バルボッサ以外にレギュラーが出てこないのと、前作ラストがいきなり10年後だったので、時系列的に混乱してたというのもあるんですが。

ただ、それで本作が凄く面白いのかというと、やはり微妙。
以前にも書きましたけど、ジャックは主役ではあっても主人公には適さないキャラ。
本筋を進めるキャラクターが別にいて、それにちょっかい出したりして結果的にお話を引っ張る、というのならいいのですが、初めっからジャックありきで進めようとすると色々と制約もありそう。

宣教師と人魚のカップルもバッサリ切ってしまってもお話の進行上は問題ないし、むしろその分をバルボッサと黒ひげの因縁話に費やした方が「海賊映画」らしさが出て骨太な映画になったかも。
あとはアンジェリカを、黒ひげとジャック、どちらともつかず離れずにしておけば、「ルパン三世」における峰不二子みたいに描けたのかなあ?
なんて考えてしまいました。

さて、最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」の日本公開はもうすぐ。今のところ評判は悪くなさそう。
しかし今回で完結なワケじゃなく既に次の作品の話も聞こえてきてるというのに「最後」と付ける邦題や、「さらばジャック」みたいなコピーを使うのは、誇大広告を通り越して詐欺だと思うんですがねえ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/15030251/


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# by odin2099 | 2017-06-28 21:17 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(2)
e0033570_21363633.jpg朗読配信サイトの「キクボン!」では、「銀河英雄伝説」の正伝・外伝合わせて全15巻を既に下山吉光の朗読によってオーディオブック化していますが、原作の中でも唯一アニメ化されなかった外伝「ユリアンのイゼルローン日記」を、なんとオリジナルキャストで朗読化。そして今度はそれがCDになったというので思わずポチってしまいました。
豪華なブックレットもついた、全15枚組のCD完全版BOXです。

その中でまずはBOX1を聴いてみました。
Disc1は「第一章 偶数年のできごと」、Disc2は「第二章 はじめての給料」、Disc3には「第三章 全員集合」を収録。
あわせて特典として「堀川りょうインタビュー」や、二次創作ドラマの「くたばれ!カイザーに対するラインハルトの返事」、「再会」、「あざといフェザーン商人の要求」も収められています。

ドラマではないので基本はユリアン・ミンツ役佐々木望の朗読で進みます。ユリアンの書いた日記、という形式の小説なので違和感はありません。
その中で引用されている台詞部分、例えばアレックス・キャゼルヌの台詞であればキートン山田が、ワルター・フォン・シェーンコップであれば羽佐間道夫、ダスティ・アッテンボローなら井上和彦、オリビエ・ポプランは古川登志夫、フレデリカ・グリーンヒルは榊原良子が読み上げる、という構成になっているのです。

e0033570_21365046.jpg既に鬼籍に入られているヤン・ウェンリー役の富山敬、イワン・コーネフ役の鈴置洋孝、ムライ役の青野武の部分は代役を立てず、そのままユリアンが読み上げる、というのも朗読ならではでしょう。

音楽や効果音がないのは残念ですが(オープニングでマーラーの3番、流して欲しかったり…)、原作の中では一番明るくて楽しいパートなだけに、朗読でも実に良い雰囲気です。
実は部分的にはアニメ化されてはいるのですが、何らかの形で映像版も見たかったなあ。今ならネット配信の短編アニメ、なんていうのも良いんじゃないかと思いますが。


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# by odin2099 | 2017-06-27 21:39 | アニメ | Trackback | Comments(0)
今年の2月16日から22日まで全10ステージ、シアター1010で上演された<TOEI HERO NEXTステージ>のDVDが先日発売されたので早速観賞。

e0033570_20071577.jpgDVDに収録されてるのは22日の千穐楽公演の模様だけれども、自分が見た回(18日夜公演)とは細かい台詞が随分と違うなあ。
映像特典として千秋楽のアフタートークと、公演別エンディング、それに千穐楽カーテンコールの模様が収録されているけれど、これ見るとエンディングは毎回殆どアドリブの嵐だったようで、そうなると本編もかなりラフな感じで演じられていた様子。
こういうのってリピーターにはたまらないよねえ。

ボーナスディスクには残りのアフタートーク全公演分も収録。相変わらずの自由な空気、良いなあ。
<スーパー戦隊>の絆もあるけれど、若手注目株が揃ってキャスティングされてるだけあって、他の現場でも一緒になったりで元々縦も横も繋がりは密みたい。そういった素の顔が愉しめるのも、こういった公演ならでは。
自由すぎる冨田翔、それにツッコミを入れる林剛史、ヒーローの面影はもはや無いわな。

しかしながら肝心の本編ストーリーは、ちょっとキャラクター増やし過ぎな感があるのと、それに伴って主役が劇団バズーカじゃなくなってるのがちょっと物足りない。
それもあって、今後の予定はまだ発表されていないけれど、「俺たち賞金稼ぎ団」の続編になるかどうかはともかく、次の<TOEI HERO NEXTステージ>も是非やって欲しい。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25398748/
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# by odin2099 | 2017-06-26 20:09 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
e0033570_19441063.jpgスケジュール表をチェックしていて、久々に幸田さんのコンサートに行けそうだ、と思っていたのだけれど、よくよく見たら、え?村治さんとジョイントコンサート?!

ピアノの藤満健さんはわかりますけれど、まさかまさかの「村治佳織」の名前。
そもそもソプラノ歌手とギタリストという組み合わせ自体が珍しいと思いますが、これは想像もしなかった”夢の共演”!

ということで紀尾井ホールへ行ってきました。
ここは座席数が800席くらいらしいですが、SOLDOUTで当日券も出ておりませんでした。
流石に人気者同士の競演だけのことはあります。

プログラムの第1部は
◆モンテヴェルディ:オペラ 『オルフェオ』より“私は音楽”(ソプラノ+ピアノ)
◆ヘンデル:オペラ 『ジュリアス シーザー』より
 “2つの瞳よ”/“それにしてもこう、1日のうちに~わが運命を嘆こう”(ソプラノ+ピアノ)
◆J.S.バッハ/グノー:「アヴェ・マリア」(ソプラノ+ギター)
◆J.S.バッハ:プレリュードとフーガ BWV 998より(ギター)
◆J.S.バッハ:カンタータ第51番『すべての地にて歓呼して神を迎えよ』より
 第1曲アリア”全地よ、神に向かいて歓呼せよ”(ソプラノ+ピアノ)

第2部は 
◆マンシーニ(編曲:藤満健):ムーンリバー(ソプラノ+ピアノ+ギター)
◆E.クラプトン&W.ジェニングス:ティアーズ・イン・ヘヴン(ギター)
◆ハーライン (編曲:藤満健):星に願いを(ソプラノ+ピアノ)
◆R.ロジャース(編曲:藤満 健):『サウンド・オブ・ミュージック』よりメドレー(ソプラノ+ピアノ+ギター)
でした。

ギターの音色と幸田さんの声の相性はなかなかのもの。そしてこれにピアノが加わると無敵です。
最初にこのコラボが実現したのは第2部冒頭の「ムーンリバー」でしたが(これ、最初は藤満さんだけステージに登場してピアノを弾きはじめ、途中から幸田さん村治さんが参加する、という構成でした)、藤満さんのアレンジも素晴らしく、しばらくぼーっと聴き惚れてしまいました。最後の「サウンド・オブ・ミュージック」も圧巻でしたね。

アンコールはドヴォルザークの「家路」。
今回が初コラボだそうですが、次にも期待したいところですね。
なんといっても美女二人のステージは華やかですし。


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# by odin2099 | 2017-06-25 19:46 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
救いを求める未知のメッセージを受け取った旧ヤマト乗組員たち。
繁栄に酔い痴れる司令部は、これをまともに取り合おうとはしない。
宇宙の危機に対し、反逆者の汚名を着ても飛び立つヤマト。
追撃の命令を受け、ヤマトの前に立ちはだかる新鋭戦艦アンドロメダ。
一触即発!
だがヤマトは己が道を突き進んでゆく――

e0033570_19312173.jpgということで物語は「宇宙戦艦ヤマト2」とほぼ同じペースで進んでいきます。
もちろんそれだけではなく「2199」を踏まえた「2202」独自の展開も用意されています。
早すぎる地球の復興、そのからくり。そこにはガミラスの思惑が密接に絡み合っていますし、旧作以上に膨らんだレギュラーキャラクターたちにはそれぞれのドラマが用意されています。
しかし技巧派の躱すピッチングで行くのかと思いきや、時折変化球は交えるものの、基本はストレートでグイグイ押すスタイルなので、すんなりと物語世界に入り込むことが出来ました。

次なる第三章は「純愛篇」と銘打たれ、先が読めません。
普通に考えれば古代進と森雪の関係にスポットが当たるのかなと考えられますが、それならわざわざこんなサブタイトルにはしないでしょうから、もっと色々な意味が込められているのでしょう。

公開は10月14日
この日は「宇宙戦艦ヤマト2」の放送が始まった日なのですが、意図的に合わせたのでしょうか?

それにしても本作でのガミラスは地球やヤマトに対し、妙に卑屈に振舞っています。
「2199」の時はイスカンダルに対して畏怖と崇拝を示していましたが、もしかするとガミラス人というのは、ある種絶対的な存在に対しては盲従する気質の持ち主なのかもしれませんね。


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# by odin2099 | 2017-06-24 19:33 |  映画感想<ア行> | Trackback(4) | Comments(0)
e0033570_22280910.jpg「惑星ロボダンガードA」に「宇宙海賊キャプテンハーロック」、「SF西遊記スタージンガー」ときて、これが<東映まんがまつり>で上映された最後の松本零士原作のアニメ映画。
アニメが「子供のもの」から「若者のもの」へと移り変わっていったことの象徴みたいなものですね。既に2時間クラスの大作として、一般映画枠でヒットを飛ばしているのですから。
それを考えるとブームの末期に放送され打ち切りの憂き目を見た「無限軌道SSX」などは、逆に<まんがまつり>で劇場版を公開し、新たなファン層獲得を目指しても良かったのかも。

e0033570_22275223.jpgお話はテレビシリーズの一挿話として既に映像化されている「ガラスのクレア」のリメイク。キャラクターも設定もテレビ版に準じているものの、キャストやBGMは劇場版からの逆輸入。
元々のお話が良く出来た小品ということもありますが、これがよく効いています。
初期「999」の雰囲気を上手く伝える作品になっているのではないかなあと思います。

大作は大作として、それとは別に<まんがまつり>として小品のリメイクもシリーズとして続けていくのも面白かったかもしれませんね。テレビは反対に「君は戦士のように生きられるか!!」とか「永遠の旅人エメラルダス」みたいなスペシャル版志向に変わって行ってましたから、それらとは棲み分けが出来たらメディアミックスの先駆けになれたように思います。

その際には「蛍の街」なんかどうですか?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22779305/


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# by odin2099 | 2017-06-23 22:30 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21560652.jpg天才少年を浚い、フーマの教育を受けさせ、優れた戦士として全宇宙に売り捌こうという遠大な計画が今回の柱。
輸出して資金を確保するのも大切でしょうが、その前にその戦力を持ってシャイダー抹殺に振り向けるとか、地球侵略に使うとか、そっちの方が先じゃないの?
と色々突っ込みたくもなりますが、この時期の子供番組にそこら辺は期待しちゃいけませんね。
窮地の若き宇宙刑事コンビが、如何にこの危難を乗り越えるか、がこの映画の主題。

で、二代目シャイダーこと烏丸舟とタミーのコンビも良いけれど、やっぱり初代シャイダー・沢村大とアニーのコンビの方がいいなあ、と改めて感じた今回の再観賞。
生真面目とか爽やかとか、健気とか可憐とか儚げとか、そんな言葉が浮かぶ初代コンビに対して、軽薄とか凶暴とか凡そ真逆な言葉しか浮かんでこない二代目。
ここまで極端に違うからこそ、まあまあ許せるというところだなあ。

e0033570_20372267.jpg「ガールズ・イン・トラブル」ではタミーにまたまたキスシーン。
しかも今回のお相手はウメコ!
……なんだかどんどんネタキャラにされていく。

そんなこんなでオリジナルの「宇宙刑事」、きちんと最初から見直したくなってきた。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23314184/


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# by odin2099 | 2017-06-22 21:58 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
シリーズ最新作へ向けてのおさらいは続行中です。
今回はシリーズ3作目の「ワールド・エンド」、最初から三部作構想ではなかったと思いますが、結果的に三部作完結編となりました。
「スター・ウォーズ」のように2作目が「次へ続く」で終わっているので、さてどうなるんだろう?と公開を楽しみにしていたんですが、ちょっと、というよりかなーり期待外れでしたね。

e0033570_22273688.jpgまずキャラクターが多過ぎです。個性豊かな海賊たちが沢山出てきますが、個性豊かに見えたのは外見だけ。
中身は誰が誰やらで、何かあると右往左往するだけの烏合の衆。
その中の一人、サオ・フェンはチョウ・ユンファが演じるということで注目を集めてましたが、正直言ってどうってことないポジションです。
ジャック・スパロウのお父さん役でキース・リチャーズも出てきますけど、これも「悪ノリ」してるだけですねえ。まあ、こちらは大物のお遊び出演ということで許せるところではありますが。

そしてお話がもう何が何やら…。
これは登場人物が多過ぎることも原因ですが、誰が何を考え誰と手を組み、そして真の目的は何なのか?
裏切りに次ぐ裏切りで、落ち着いて大冒険を楽しむゆとりがありません。
それにエリザベスのお父さんとか、リントンさんとか、1作目からのレギュラーメンバーがあっけなく退場してしまいます。

それに最後のウィルとエリザベスの運命は…あれで良かったんですかねえ。

今度の5作目となる最新作にはウィルとエリザベスの息子が登場し、この二人も重要な役どころで出演する、と伝えられてますが、そうなると次の4作目はどういう扱いになっているのでしょうか?
まあ期待せずに見に行きます(^^;

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/6260606/


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# by odin2099 | 2017-06-21 22:29 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
出演者が木下あゆ美、菊地美香、森田涼花、桃瀬美咲、川本まゆ、原幹恵、佃井皆美、遊井亮子…って、これって監督念願の「スーパーヒロイン大戦」じゃないですか?!
男性キャラで名前があるのってドギーくらいしか出てきません。
現場、楽しかったんだろうなあ。「こっちがメイン」とか発言してたし。

「スペース・スクワッド」の前日譚ってことですが、ここで既にジャスミンとウメコは紅牙と接触してるんですな。だから「スペース・スクワッド」で紅牙が出てきても驚かない。
また紅牙は紅牙で、この時にシェリーの能力を知ったから「スペース・スクワッド」では彼女をターゲットにする、という具合に繋がっとります。

e0033570_21511401.jpg「幻魔空界」の十二使徒のひとりとして登場するのはヘルバイラ
これは「時空戦士スピルバン」のキャラですが、デザイン以外に共通項は無し。
一応「二面性のあるキャラ」という部分は残してますけど、これはちょっと物足りないかなあ。

「スペース・スクワッド」本編ではあまり出番がなかったジャスミンが、ここではウメコと並んで大活躍。タミーも得意の空手アクションを見せてくれますが、シシーはまたもアクションなし。そしてシェリーはこっちでも徹底的に痛めつけられます…。

原幹恵はここでも監督の寵愛を受けてるようだし、ネオクリン星(なんじゃそりゃ?)担当の宇宙刑事マキ役の佃井皆美もそんなに出番は多くないものの、キレのあるアクションを見せてくれます。
そういや常々彼女でビジンダー、というよりマリ役で「キカイダー01」をリメイクしたら雰囲気出るんじゃないかなあと思ってるんですが、どうでしょう? ちょっとあの頃の志穂美悦子を彷彿とさせるようなルックスだと思ってるんだけど。

銀河連邦警察の新長官ソフィも硬軟併せ持つ掴みどころのないキャラで面白く(でもギャバン教官の方が長官より偉いの?)、こりゃ本編のみならずこっちの外伝の方も、何としても続編頼んまっせ。
で、もし続編作られたとしたら、二役でシンケンイエローやキョウリュウシアン登場、なんてこともあるかな。そして監督が続投なら、ハリケンブルー、イエローバスター、キョウリュウピンク、モモニンジャーあたりは出てくるだろうな。


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# by odin2099 | 2017-06-20 19:45 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
東映版「アベンジャーズ」、日本版「アベンジャーズ」なんていう謳い文句を聞く度に「またそんなこと言って」と思っていたけど、まさかまさか、ひょっとするとひょっとするかもしれない新路線の誕生?

簡単に言うと恐るべき巨大な犯罪組織「邪神教・幻魔空界」に二代目ギャバンとデカレンジャーが立ち向かうというお話なのだが、この両雄の共闘が実にスムーズだしお互いのキャラも立っている。
やっぱり単に仮面ライダーやスーパー戦隊を一杯出して共演させれば良いってもんじゃないよね。

e0033570_21505970.jpg対する敵方、「幻魔空界」十二使徒のひとりとして登場するのが「ギャバン」とも「デカレンジャー」とも無関係のマッドギャラン(「巨獣特捜ジャスピオン」)と、「幻魔空界」諜報員のくノ一・紅牙(「世界忍者戦ジライヤ」)なのも不思議と違和感はないし、ドギー・クルーガーが一乗寺烈と旧知の仲だったり、初代ギャバンのレーザーブレードがエジンの星で鍛えられたものだったりと、小ネタもかなり放り込んできてる。なんせ非公認戦隊ネタまで…?!

ラストは新しく組織された<スペース・スクワッド>のキャップにギャバン=十文字撃が任命され、これからメンバーをスカウトしていく、というところで終るのは、おお、アベンジャーズ! 
<マーベル・シネマティック・ユニバース>!

この時にメンバー候補として映し出されるのがシャリバンやシャイダーは当然として、ジャスピオン、ジライヤ、ジバン、エクシードラフト、ジャンパーソン、ブルースワット、ビーファイター、デンジマン、フラッシュマン、ファイブマン、ギンガマン……本当に呼ぶのか?
そして幻魔空界の次なる刺客はクールギン(!)だそうで、ここまでやったら是非ともシリーズ化して欲しい。

キャストに目を転じると、二代目がすっかり板についてきた石垣佑磨が相変わらずの暑苦しい演技とアクションを披露。この昭和っぽいヒーローっぷり、嫌いじゃないぜ。
デカレンジャーサイドでは、ウメコの菊地美香の出番が多めで今回のヒロイン格。反対にバン役のさいねい龍二はスケジュールの都合かあまり出てこない。
声だけだったけどマッドギャランの春田純一は流石の存在感だったし、元祖ギャバンの大葉健二は今回もキレのあるアクションを見せてくれる。レジェンドだよなあ。

ギャバンの相棒シェリー役の森田すーちゃんは、見ていて可哀想になるくらい徹底的に痛めつけられるし、紅牙の原幹恵、なんか一番目立ってませんか、監督? ちゃっかり生き残ってるから、こりゃ続編にも出演必至でしょう。

ということでこのシリーズ、変に大所帯になって「スーパーヒーロー大戦」みたいに収拾がつかなくならなければ、和製「アベンジャーズ」、行けるかも!

ところでこの映画を見る前に「宇宙戦隊キュウレンジャー」Space.18「緊急出動!スペースヒーロー!」を見たのだけれど、これって映画の前日譚という位置付けなのか。
あんまりうまく繋がってるようには思えなかったけどね。
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# by odin2099 | 2017-06-19 21:52 |  映画感想<サ行> | Trackback(1) | Comments(0)
なんとマッドギャランが遂に復活!と巷の噂に聞いたので(?)、ものすごく久方ぶりに「ジャスピオン」と再会。
これ、ビデオデッキ買ったばかりの頃に放送していたので、リアルタイム視聴だけでなく録画して何度も何度も見てたなあ、途中まで…。

<宇宙刑事>シリーズの後ということで凄く期待していたのだけれど、出来上がった作品は色々とモヤモヤが溜まる作品に。

宇宙刑事じゃないのに、宇宙刑事の色違いのようなジャスピオンのデザイン。
最初のうちは目立った必殺技はなかったのに、中盤からはブレーザーソードをプラズマブレーザーサードにチャージさせてからの「コズミックハーレー!」が登場。
これって「ダイナミック!」とか「クラッシュ!」とか「ブルーフラッシュ!」とかと変わんないよなあ。

巨大怪獣モノが不在の時に敢えて巨大怪獣=巨獣を前面に押し出した意欲は買うけど、巨大ロボットで立ち向かうというのは<スーパー戦隊>との差別化が図られてるとは言い難いもんね。
それにせっかくの巨大戦も走査線剥き出しのビデオ合成で描かれては興醒めもいいとこ。予算面で本格的な特撮シーンを作り出すことが無理なら、変に背伸びしないで身の丈に合った作品作りで良かったような。

e0033570_06445343.jpgまた<戦隊>だと、等身大戦があって一度は決着がついた後、リターンマッチという形で巨大戦があるというフォーマットが定着していたけれど、「ジャスピオン」では巨獣も被害者という立場なので、等身大戦、巨大戦どちらに比重を置くか、バランスを欠いてるエピソードも多かった。肝心要の巨獣が物語展開の枷になっていたんじゃないのかな。
サタンゴースの設定も微妙。
本来なら「宇宙の絶対悪」として、半ば抽象的な存在として描くべきなんだろうけど、ダース・ヴェイダーを彷彿とさせるようなメカニカルなデザインは完全に狙いから外れていたような。
終盤では実はこれが殻で、脱皮して大サタンゴースと化すのだけれど、今度は生物感を押し出し過ぎて潜在的恐怖感を殺してしまう結果に。

マッドギャラン(春田純一、好演!)も四天王(仁礼美佐は可愛かった)もギルザ(高畑淳子)とギルマーザ(賀川ゆき絵)の銀河魔女姉妹も活かしきれていたとは言い難いし、男言葉を喋る女アンドロイド・アンリ(塚田きよみ)も序盤のみで設定変更されてしまい魅力半減だったし、演者自身の都合もあるけれどブーメラン(渡洋史)の扱いの中途半端さ。最終決戦の時ぐらい、戻ってきてくれても良さそうなのに…。

ただ、もっとも大きな問題は主演の黒崎輝の演技に全く乗れなかったこと。
というか「伊賀野カバ丸」見ても「コータローまかりとおる!」見ても「影の軍団」見ても、この時期の黒崎輝がどうして人気あったのか全くわからない。高木淳也共々”第二、第三の真田広之”と持て囃されていたのも納得いかないし、子供番組のヒーローとして相応しかったのかどうか。
スケジュールが多忙だったので変身後の出番が増え、せっかくの本人アクション披露の場もそれほど多くなく、また髪型がしょっちゅう変わっちゃうのもマイナスイメージ。

東映ヒーローとしてはかなりの大冒険をしたつもりなんだろうけど、変えるべき点はそのまま、変えなくて良い部分を変え、やらなくて良いことをやり、やって欲しいことをやりきれなかった勿体ない、残念な作品がこの「ジャスピオン」という作品だった、というのが正直な感想だ。お話も大河ドラマ的構成かと思いきや、最後はやっぱり尻つぼみ…。

今回「スペース・スクワッド」にマッドギャランが参戦したことで、今後「ジャスピオン」という作品そのものにもスポットが当たる可能性が出てきたが、はたして再評価、復権の目はあるだろうか?

このビデオはジャスピオンとアンリの進行で作品を振り返る、放送終了後に発売された1時間足らずの総集編(今はDVD最終巻に特典映像として収録)。これ見るのも発売当時以来かなあ。
ストーリーの順を追って、ではないので、これだけ見てもどんなお話かは分かりづらいだろうけれど、「巨獣特捜ジャスピオン」という番組のプロモーションビデオにはなっている。
ジャスピオンとアンリがダイレオン艦内を歩きながら会話するという新撮シーンは船の科学館で撮影されたらしいが、この部分はビデオ撮りなので本編部分(フィルム撮り)との落差が激しいのはなんだかなあ…。
また巻末には黒崎輝、塚田聖見、春田純一のインタビューコーナーもあるものの、短すぎて淋しい。


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# by odin2099 | 2017-06-18 06:57 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
「忍風戦隊ハリケンジャー」の成功を受けて、「デカレンジャー」も10年後を描いた新作Vシネマが作られた。
残念ながらその後に続く戦隊がないのは、キャスト陣の熱意やスケジュールの問題か、それとも需要がないのか、はてさて…?

10年も経っているから、かつてのメンバーが今でも仲良くチームを組んで活動してる、ってワケもない。それぞれの道を歩んでいて、それでもデカレンジャーは新メンバーを加えて健在、というのはなかなかリアルな設定。私的な民間人の集まりの戦隊ではなく、公的組織な戦隊ならでは、というところ。

e0033570_16340648.jpgそこに新たな犯罪が起こり、今はバラバラになったメンバーはそれぞれの持ち場・立場で事件に挑み、最後は再び一丸となって解決するという正攻法な展開も、それだから余計に盛り上がるというもんである。
時折テレビシリーズの映像が挟み込まれ、否が応でも現役時代と今現在の姿を対比せざるを得なくなるのだが、成長を感じさせることはあってもイメージを損なっているメンバーは一人もいない。極めて幸福な旧友との再会の場と言えよう。

あれから2年、デカレンジャーのメンバーが今回、再び新作で帰ってくる。
ファンに愛され、スタッフ、キャストが誇りを持っている作品の生命は永遠だ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23854606/
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# by odin2099 | 2017-06-17 16:34 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
「シャリバン」編に続き、今度はシャイダー=烏丸舟を主人公にした「NEXT GENERATION」の後編。この両作品では別々の事件が描かれるが、ギャバン=十文字撃が追いかけている更に別の事件が二つの物語を繋ぐ、という構成になっている。
このパターン、同じ坂本浩一監督の「仮面ライダーフォーゼ×仮面ライダーオーズ MOVIE大戦MEGA MAX」と似た趣向で、あちらでは「オーズ」の物語と「フォーゼ」の物語を、インターミッションで登場する仮面ライダーWが繋ぐ、という流れになっていた。

シリアスな「シャリバン」編と打って変わり、こちらはかなりのドタバタ劇、気恥ずかしくなるくらいのラブコメを正面切って描いている。シャイダーとタミーのバカップルっぷりは、微笑ましいというより呆れるほど。しかし根底にはハードな隠しテーマも内包されているので、終盤ではお笑い一辺倒ではない熱いドラマも繰り広げられる。

また旧作からの繋がりとしてはアニー役の森永奈緒美と、大山小次郎の鈴木正幸の出演が嬉しい。
特に昔のまんまの「小次郎さん」の姿は、オールドファンには感泣モノ(写真のみ出演の沢村大=円谷浩も…)。ぜひ次の機会には一乗寺烈や伊賀電との再会も描いて欲しいものだ。

e0033570_06400771.jpg最後は「シャイダー」編だけでなく「シャリバン」編から続いていた、大きな事件の黒幕が明らかになる展開が用意され、そこで初めて3人の宇宙刑事が揃い踏み。その鍵を握る少女を演じているのが、坂本組常連の山谷花純で、彼女の狂気に囚われた演技は必見。その後も順調にキャリアを重ねている彼女、監督は見る目があったんだなあ。

せっかく復活した<宇宙刑事>だったが、この2作品に続く新作は作られ仕舞いで残念な思いをしていたが、ようやく「特捜戦隊デカレンジャー」との共演という形で新作が作られることに。今度こそ、本格的に<宇宙刑事>を復活させて欲しいものだ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22552824/


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# by odin2099 | 2017-06-16 06:41 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_06363993.jpg<X-MENユニバース>はまだまだ続くようですし、水面下では<マーベル・シネマティック・ユニバース>とのコラボも噂されてますが、2000年の「Xーメン」以来全作品(!)でウルヴァリンことローガンことジェームズ・ハウレットを演じ続けてきたヒュー・ジャックマンは、本作をもって勇退です。
加えて、同じく1作目からプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを務めて来たパトリック・スチュワートも今回が最後になるとのこと。お疲れさまでした。

今回のお話は、殆どのミュータントが既に死んでしまい、また新たなミュータントが誕生しなくなってしまった近未来が舞台です。
ローガンは治癒能力を失い、チャールズは自分のテレパシー能力をコントロール出来なくなり、ひっそりと世間から隠れて暮らしています。
不死身ではなくなった初老の男と、痴呆症の性で時折暴走してしまう老人、かつての超人兵士の末路としては非常に憐れです。

そこへ一人の少女を連れた女性が現れ、ローガンに救いを求めます。
チャールズは少女の存在を予知していましたが、ローガンは取り入りません。しかし武装した集団が少女=ローラを連れ去ろうとした時、遂にローガンは立ち上がるのです。
謎の武装集団の目的は何か、ローガンと似た能力を持つ少女ローラの正体は何か、ローガンの最後の戦いが始まる、というのが大筋です。

時系列的にはシリーズ中で一番の未来、「X-MEN/フューチャー&パスト」後の世界を描いているのかなと思えるのですが、色々と矛盾点も生じているそうなので、これまでとは別のタイムライン、パラレルな世界だと受け取っていた方が良さそうです。

e0033570_06365337.jpg<X-MEN>シリーズどころかアメコミ映画の最高傑作、という声も聞くのですが、残念ながら自分好みの作品ではありませんでした。
ヒュー・ジャックマンもパトリック・スチュワートも、それからローラを演じた撮影当時11歳のダフネ・キーンも素晴らしいと思いますし、アメコミ映画の枠を超えたジェームズ・マンゴールドの重厚な演出も良いとは思うのですが、ただただ自分には合わなかった、ということですね。
これで<X-MEN>シリーズは9作目(「デッドプール」を含めると10本目)ですが、その中で自分が面白いと思えたのは二、三本。つくづく自分とは相性の悪いシリーズだなあと苦笑するしかありません。

シリーズ自体は来年怒涛の新作ラッシュで、4月に「X-MEN/ニュー・ミュータンツ」、6月に「デッドプール2」、11月に「X-MEN/ダーク・フェニックス」が予定されていますが、チャールズの方は既にジェームズ・マカヴォイにバトンタッチしていますけれど、もし別人が演じるウルヴァリンが出てきたらちょっと嫌ですね。

ただ今回の「ローガン」が、全世界で大ヒットながらも3カ月遅れで公開されたわが国では大苦戦と伝えられているので、順当に公開されますかどうか。
同じマーベル陣営が2月「ブラックパンサー」、5月「アベンジャーズ/インフィニティウォー」、7月
「アントマン・アンド・ザ・ワスプ」とぶつけてきますし、他にも強力なライバルがいそうですし、これまた心配…。

【ひとりごと】
「デッドプール」の新作からお呼びがかかれば、再びチャールズ役で出演する可能性が無きにしも非ずなことを仄めかしたパトリック・スチュワートに対し、ヒュー・ジャックマンは復帰を完全否定。
もっとも、もし「アベンジャーズ」参戦の可能性があったら、一作限定でも良いから戻ってきて欲しいですなあ。


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# by odin2099 | 2017-06-16 06:38 |  映画感想<ラ行> | Trackback(9) | Comments(0)
「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」「スーパーヒーロー大戦Z」もギャバンが主役で、シャリバン、シャイダーはゲスト扱いだったが、今度はその二人をそれぞれ主役に据えたVシネマが作られた。
それぞれ独立した作品でありながら、実は裏では繋がっていて実質的には前後編になっているという贅沢な作りで、ソフトは間を開けて別々に発売されたが、試写会で二本続けて見ることが出来たのは幸いだった。

e0033570_21362584.jpg「シャリバン」編はかなりハードな作り。
ネオマドーを名乗る犯罪集団にシャリバンと、同郷の宇宙刑事エステバンが挑むが、その一方でシャリバンには銀河連邦警察内のスパイを暴く別命も与えられていた。
何事も計算づくでクールに振舞うシャリバン=日向快が、計算だけでは解決できないこともあることを悟り、熱い人間性を開放するという成長譚になっていて、初代シャリバン=伊賀電が投げかけた「宇宙刑事って何だ?」という問いかけが全編に重くのしかかる。

シャリバン役・三浦力のストイックな演技、エステバン役・馬場良馬の振り幅の広い芝居、テレビシリーズよりも踏み込んだバイオレンス描写が特徴な<宇宙刑事>版のフィルム・ノワールといった重厚な仕上がりだ。

坂本浩一監督のミューズ(何人いるんだ?)の一人桃瀬美咲がシャリバンのパートナー、シシー役で愛嬌を振りまいている。
本来はアクションの出来る娘だが、今回はそれを封印してるようでちょっと勿体ない。
そして伊賀電役の渡洋史が画面を締めている。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22469858/
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# by odin2099 | 2017-06-14 21:44 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_21323416.jpgマジレンジャーとデカレンジャーが共演するVシネだけど、のっけからウメコが単独で出てくるし、ジャスミンも単独で敵のアジトに潜入するし、で意外や意外、デカレンジャーの出番は多い。デカレンジャーが公的組織だから動かしやすいということもあるんだろうけど、ゲストというよりはW主役といった感じ。
二大戦隊の共闘も、真っ直ぐすぎる二人、マジレッドとデカレッドがいきなり衝突するのを除けば、早い段階から融和ムード。その分、マジレンジャー側はデカレンジャー側に若干食われ気味なところも…。

ヒカルとテツが女装するという悪趣味な展開もあるけれど、ジャスミンとウメコがナイとメアの衣装、麗と芳香がジャスミンとウメコ、そしてナイとメアがジャスミンとウメコ並びに麗と芳香の衣装にそれぞれチェンジするというお遊びのシーンがあり、特にジャスミン・ウメコのゴスロリファッションは可愛いの一語。

e0033570_21321896.jpg「デカレンジャー」は「ハリケンジャー」の成功を受けて「10 YEARS AFTER」というVシネの新作が作られ、その撮影現場には「マジレンジャー」のメンバーも顔を出し、後に続けとばかりに企画を立てていたようだけれども、結局は実現しなかったのは残念。6人中3人が芸能界を既に引退したりでスケジュール調整が難しかったのかな(引退したメンバーも一時的に復帰するつもりだったようだけど)。
そういえば今現在、レギュラーメンバーの中で一番売れてるのは、ナイ役のホラン千秋だったりする?

【ひとこと】
「オーダーW6を実行」という台詞、「シスの復讐」だよな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/14489766/
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# by odin2099 | 2017-06-14 21:40 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
「テルマエ・ロマエ」を意識したのかなあというオープニングに続き、いきなり始まるギャバン対ウィザード! 
世界観の違うヒーロー同士の出会いというのは燃えますな。
その後もウィザード対キョウリュウジャーといった異種格闘戦が描かれ、ライダーと戦隊が潰し合うだけの前作「スーパーヒーロー大戦」よりも期待が高まります。

ところがワクワク感があるのもここらあたりまで。
ギャバンは一貫して出番があるので、この映画は実質的に「宇宙刑事ギャバン2」と言っても良いくらいの内容になってますが、ウィザードもキョウリュウジャーも途中で退席。どっか行っちゃってクライマックスまで帰ってきません。

e0033570_21294543.jpg代わりに頑張るのがゴーカイシルバーの鎧くんとイエローバスターのヨーコちゃん。
ヒロムとリュウさんも出てきますがすぐにやられちゃうし、宇宙海賊は終盤になってマベちゃんだけがオリジナルの声で出て来るだけなので、二人とも孤軍奮闘。
一見豪華で華やかな映画に見えながら、実は案外地味なメンバーが頑張ってるのがこの映画なのです。

先代ギャバンの烈隊長はトンデモな性格になっちゃってるし、シャリバンも頑固で融通が利かないし、イナズマンやキョーダインの登場も、メタルヒーローのレンジャーキーもなんだかなあという感じ。物語にちっとも活かされてません。
オリキャスの出演も少ないし、音楽も歴代ヒーローの流用曲なんて殆どないし、でクライマックスも盛り上がらず。そもそもレイダーがマドー復活に尽力してる段階で嘘つけ、てなもん。
春映画はつまらないもの、という評価はこの段階ですっかり定着しちゃいましたね。

ラストに思わせぶりに出てくるキカイダーはなんだったのか。この年にリメイクしたかったのかなあ。
実際はこの一年後に実現し、見事に轟沈…(だよね?)

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22366508/
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# by odin2099 | 2017-06-14 21:37 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
満を持して宇宙刑事ギャバン復活!
そして主演は大葉健二!
……と思いきや、石垣佑磨?!

e0033570_21151604.jpgということで期待から一転不安を感じさせるスタートとなってしまった新生宇宙刑事シリーズ。お話も壊滅したはずのマクーの復活を阻止っていうのは既に「ゴーカイジャーVSギャバン」でやってるじゃん?
コム長官が健在なのは嬉しいけれど、しれっとした顔で出てくる二代目シャリバン、シャイダーは、先代に遠く及ばない薄っぺらさ。
中途半端に大山小次郎なんて名前を使ってオールドファンに媚び得る姿勢も気に入らないし、何なのこの全体的にむず痒くなる三角関係がもつれた挙句の痴話喧嘩は?

しかし何度も見ると、そこら辺は些末なことで、もうどうでもいいや、という気分にもなってくる。
石垣佑磨はアクション頑張ってるし、滝裕可里もこの作品の前に「仮面ライダーW RETURNS」、この後には「ウルトラマンギンガS」、そして「ウルトラマンX」と「仮面ライダーゴースト」へのゲスト出演と、すっかり「こちら側」のヒロインとして活躍してくれているし、何といっても大葉健二!
次の「スーパーヒーロー大戦Z」でのギャバン=一乗寺烈はかなり残念な役どころだったけれど、最新作には復帰してくれるようで今から楽しみ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22362525/


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# by odin2099 | 2017-06-13 21:23 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21103896.jpg15分程度の短編とはいえ、こんな映画が作られたということは、如何に当時のUFOブームが凄かったのかの傍証になるでしょう。
ドキュメンタリータッチのアニメ映画、というのもその特殊性を際立たせています。

以前にも書いたかもしれませんが、この映画から得たUFOの知識って多いですね。
まあ実際はこの映画から直接、ではないんですが、定番中の定番の情報は短い時間ながら詰め込まれています。
マンテル大尉事件、ケネス・アーノルド事件、ヒル夫妻誘拐事件などの有名エピソードや世界各地に残された宇宙人?の壁画や遮光器土偶などの紹介と、ハッタリも効いていて実に夢がありました。

あれから40年以上の年月が過ぎましたが、UFOを取り巻く状況はあまり変わっていないような…?
むしろ、マンテル大尉事件は宇宙人とは何の関係もない、軍の秘密兵器絡みの事故だった、というのが公式見解として定着するなど、一歩も二歩も後退してしまってる気がします。

物語のラストには新作映画として「宇宙円盤大戦争」の告知付き。
そのためこの作品は、本来何の関係もなかったはずの劇場版<マジンガー>関連のソフトに収録されるようになり、一時の流行の仇花的な存在でありながら、比較的今日でも目にする機会が多いものとなっています。
e0033570_21105556.jpg
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3487664/


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# by odin2099 | 2017-06-13 21:18 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
本来ならVSシリーズは「ゴーカイジャーVSゴセイジャー」か、あるいは「ゴセイジャーVSスーパー戦隊」になってたんだろうけど、先行して「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」というどっちの要素も盛り込んだ作品を作っちゃっていたので、さてどうするのかなあと思ってると、まさかまさかの宇宙刑事ギャバンの参戦!
まあ何となくそんな噂は流れてきてはいたんだけれどねえ。

e0033570_21072479.jpgそしてこれが紛れもないギャバンの復活だったから二度ビックリ。
銀河連邦警察ではなく宇宙警察所属だったりという意味不明の改変もあったけれど(もしかしてスタッフが設定知らなかった?)、一乗寺烈のコスチュームも変わらないし、ギャバンのデザインも装備もそのまんま。
変にパワーアップしたりせずに電子星獣ドルを駆り、レーザーZビームやスパイラルキック、それにもちろんレーザーブレードで戦う姿の圧倒的な現役感。

そして渡辺宙明BGMに乗せて一乗寺烈=大葉健二が、あの頃と変わらぬアクションを見せてくれる。それだけでこの映画は大成功だ。
ゴーカイジャーだって大先輩のギャバンに遠慮して大人しくしてる、なんていうこともなく、丁々発止、がっぷり四つに組んでの大暴れ。だからこそより作品が盛り上がるという寸法。

更に悪ノリなのが”スーパー大葉健二大戦”とでも呼びたくなるくらいの一人三役。
ギャバン=一乗寺烈だけでなく、バトルケニア=曙四郎、デンジブルー=青梅大五郎も演じ、最後には三人同時変身!
…メインターゲットのはずの子供たちに、その面白さは伝わったのかなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22361175/


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# by odin2099 | 2017-06-13 21:16 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ウィーン美術史美術館改装の舞台裏を描いたドキュメンタリー映画。
てっきり美術館やその収蔵物を紹介している映画なのかな、と思い込んでいたので、いきなり無造作に床に穴を開け、壁をむしり取り、天井をはがす様が映し出されたりで、その点はちょっと面喰いました。

e0033570_20441545.jpg館長だけでなく、学芸員や美術史家、修復家、運搬係や清掃員にまでスポットを当てているのはユニークではありますが、そこで描かれているのは美術館としてのプライドとお金とにまつわる理想と現実のギャップ、待遇面での不満等々、どこの組織でも見られるであろう組織の暗部。
プロフェッショナルの矜持といえば聞こえはいいが、実際のところは我の押し通しに終始しているようで、その生々しさというか淡々とした描写は、時に睡魔を呼び込むことに…。

ちなみに副題に「ハプスブルク家からの招待状」とありますが、この美術館にはハプスブルク家歴代君主の収集品が多く収められているということから付けられたものでしょう。
主体はハプスブルク家にはありませんし、映画の内容は「招待状」という言葉から受ける優しいイメージとは程遠いものです。厳しい仕事の現場が映し出されたものになっています。


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# by odin2099 | 2017-06-12 20:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22110032.jpg本編とは関係ありませんが、「ゲッターロボ」のオープニング映像って良く出来てますねえ。
まず主題歌が格好良いのは当然として、ゲッターロボの特色である3つの形態への変型、その特徴ある戦いぶり、そしてそれぞれを繰る3人のメインパイロット(リョウ・ハヤト・ムサシ)たちを過不足なく紹介し、その上でヒロインであるミチルの存在もきっちりフォロー。
どなたがコンテを切ったのかは存じ上げませんが、小松原さんの流麗な絵の魅力と相俟って、番組の顔としては申し分ない出来です。

e0033570_20414896.jpgこの<東映まんがまつり>上映版はテレビの第6話。
リョウは学級委員とか生徒会長タイプでちょっと融通が利かなそう。ハヤトは自信過剰で自己中心的、尊大で本当に嫌な奴。ムサシもリョウとは違うものの曲ったことは大嫌いでピュア、と三者三様で、こりゃぶつかるのも仕方ないなあと思えるくらい仲が悪い。いやリョウとムサシは良識的な常識人だから、ハヤト一人で輪を乱してる。
この三人が抜群のチームワークを見せるのって何話くらいからだったんだろう?
この映画が公開された時は17話あたりを放送していたはずだけど、この頃はもう抜群のコンビネーションを見せていたんだっけ?

そういえばパンフレットなどの宣材を見ると当初は、爬虫類嫌いのムサシに代わって早乙女博士が出撃しようとする第2話の上映が予定されていたのかな、と思えるのだけれども宣伝のミスなのか、それとも急遽差し替えられたものなのかな?
斯く言う自分も、映画館で第2話を見た、という記憶があったんだけれども…。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23757386/


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# by odin2099 | 2017-06-12 20:47 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
地球侵略を狙うザンギャックの圧倒的な物量作戦の前に、大ピンチのゴセイジャー! 何度見ても燃える開幕です。
駆け付けたアカレンジャーとビッグワンに導かれ、ゴセイジャーは歴代33のスーパー戦隊と合流し、ここに「レジェンド大戦」が始まります。
この戦い、時間にすればものの数分、決着がついた後を含めても10分に満たないのですが、ここだけエンドレスにしたいくらい大興奮!真に贅沢なアバンタイトルであります。

いざ本編が始まると、実質的には毎回年明けにお披露目となる<VSシリーズ>の新作、「ゴーカイジャーVSゴセイジャー」を前倒しでやっているのと変わらないので若干トーンダウンしてしまいますが、いつもより長尺なこともあって各キャラクターがじっくり描かれているので見応えは十分。

e0033570_20385729.jpg不満と言えば、本来のウリであるところの歴代戦隊とゴセイジャー、ゴーカイジャーの激突シーンが長いこと(敵は歴代戦隊のレンジャーキーを使い、いわば”偽物”を生み出して二大戦隊を襲ってくるのです)と、二大戦隊の危機脱出に際しての”奇跡”が二回も起ること(レンジャーキーに宿ったレジェンド戦士たちの想いを受け、必殺武器「スーパー戦隊バズーカ」が登場する一連の流れと、応援する人々の声が集まりバリブルーン、スカイエース以下歴代のロボットが復活する件)、、それに一般人の代表(これがクライマックスへの伏線にはなるんですが)を巡る脇のストーリーが浮いてしまってること等々でしょうか。
自分はこの辺りでだれたり飽きたりしちゃったのが正直なところですが、劇場で子供たちが楽しめたのならいいのですがね。

余談になりますが、前倒しでゴーカイジャーとゴセイジャーの共演作が作られたのは結果的に大正解でした。
というのもゴセイジャーのメンバーはこの後、引退や活動休止が相次ぎ、今では全員が顔を合わせることが困難な状態だからで、もし例年通りのスケジュールだったら製作できなかった可能性があるからです。
またゴセイジャーとの共演が繰り上がった代わりにVシネでゴーカイジャーと共演することになったのが宇宙刑事ギャバン!
これが好評で「ゴーカイジャー」世界も拡大し、かつ宇宙刑事復活に繋がったのも嬉しい誤算と言ったところでしょうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22355543/


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# by odin2099 | 2017-06-12 20:45 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

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