【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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ゴジラの息子ミニラが初登場するシリーズの8作目で、国連の気象実験チームが訪れたゾルゲル島は、巨大カマキリや巨大クモ、さらにはゴジラまで出現する”怪獣島”だった!というお話。
前作『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』に引き続いてゴジラは南海の孤島に出現、都市破壊のスペクタクルは今回もおあずけで、そちらは『フランケンシュタイン対地底怪獣』『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』の2本の”フランケンシュタイン物”や『キングコングの逆襲』が担った格好だ。二本柱というほどじゃないけど、ちゃんと色分けはしたってことだろう。
スタッフも入れ替えがあってベテランは主に新路線を担当、「ゴジラ」シリーズの方は、”息子”とまではいかないけれど世代交代が図られている。

e0033570_91607.jpg映画が始まってすぐにゴジラが現れるのはシリーズ最短。この頃は怪獣映画も各社乱立状態だし、TVでも『ウルトラQ』、『マグマ大使』、『ウルトラマン』なんかが活躍していたから、いきなり観客の、というより子供たちのハートをガッチリと掴もうという戦法か。
高島忠夫は老け役に挑戦してるし、他の研究者メンバーには平田昭彦、佐原健二、土屋嘉男ら御馴染みの面々が並んでいるし、『ウルトラマン』のハヤタ隊員・黒部進もチラっと顔を見せるサービスぶり。主人公のジャーナリストは久保明で、ヒロインには前田美波里を起用、と他社には真似の出来ない安定感。怪獣だってゴジラ親子に加えてカマキラス(3体も!)にクモンガと頭数は揃ってる。

閉鎖された環境を逆手にとって、土屋嘉男は精神に異常をきたすし、現地人の娘として前田美波里は野生的なコスチュームを着せられるし(だけど実は日本人という設定なんだな、これが。随分とバタ臭いルックスだけど)、密室劇とまではいかないがそれなりの閉塞感やサスペンス描写もふんだんには盛り込まれているのだけれども、ただ操演チームの演技力によって表現されたリアルな動きは充分に評価するにしても、やはり単なる大きなクモやカマキリじゃ”怪獣の格”としては物足りないか。
それでも、ラストの雪に包まれて眠るゴジラ親子の姿は美しい絵となっていて、怪獣映画の名シーンの一つに数え上げてもいいだろう。
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by odin2099 | 2008-01-12 09:15 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
大映は『ガメラ』と『大魔神』、東映も『海底大戦争』や『ワタリ』、『黄金バット』で特撮メインの作品を送り出し、TVでは『ウルトラQ』、『マグマ大使』、『ウルトラマン』が大活躍!という<怪獣ブーム>真っ只中に作られた作品。
「ゴジラ」物としては7本目となるが、一方で『フランケンシュタイン対地底怪獣』や『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』のようなアダルト・テイストの怪獣映画も作っていたので、差別化を図るためなのかガラッと路線変更。監督は福田純に、音楽は佐藤勝に、それに特技監督も実質的には有川貞昌が指揮を執るという具合にスタッフも世代交代。従来とは大きくその趣を異にしている。

e0033570_22455995.jpg南海の孤島が舞台ということで、都市破壊のスペクタクルを楽しむことは出来ず、エビラは単なる巨大なエビだし、モスラは顔見世程度の客演。しかも切っても切り離せぬ存在のはずの小美人が、ザ・ピーナッツからペア・バンビというやはり双子の歌手に切り替わったことで大きくイメージダウン。
肝心のゴジラにしてから、眠っていたところを人間の都合で勝手に起され、利用されるだけという為体。挙句の果てに「あいつもそんなに悪いヤツじゃない」みたいに言われてしまうとは、怪獣王も地に堕ちたものだ。
そのゴジラに、前作では『おそ松くん』に出てくるイヤミに倣って「シェーッ!」をやらせたスタッフは、今度は加山雄三を意識したのか鼻をこすらす仕草をさせた。そんなこんなでこの作品、ゴジラ版『若大将』なんぞと揶揄されたりもしている。

物語上の敵役としては”赤イ竹”なる秘密組織を設定。どうやら武装テロを目論む革命集団らしいのだが、その目的や背景、組織の規模が劇中で明かされておらず、主人公たちに相対するには兎も角、ゴジラ相手には力不足なのは否めない。怪獣映画としても特撮映画としても、周囲のライバルたちに比べると大きく見劣りする印象だ。
インファント島の娘を演じた水野久美を見るのだけが楽しみ?
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by odin2099 | 2007-08-17 22:47 |  映画感想<カ行> | Trackback(4) | Comments(2)
ここから発生します、ブログバトン!

トトに! ←これがバトン名です!!

1番好きな怪獣は?
その理由
1番好きな怪獣特撮映画(TV番組)は?
その理由

このバトンは、「小さき勇者たち ~GAMERA~ 」にちなんで、こちらから誰かにバトンを手渡すのではなくて、心がつながった誰かが、自ら受け取ってくれるバトンです!

トトに!

てか、誰か受け取ってよねぇ、、、心配だぁ、、、


ということなので、猫姫さまのサイトから、バトンを勝手に頂いてきました(笑)

「トトに!」

1番好きな怪獣は?
 アーストロン(『帰ってきたウルトラマン』)

その理由
 正統派のデザイン、青のボディ・カラー、リアルタイムで見ている初の新怪獣(?)

1番好きな怪獣特撮映画(TV番組)は?
 うーん、一つと言われると難しいなぁ。
 平成ガメラ三部作なんかかなり好きだし、観ている回数で言えば『ウルトラマンZOFFY』がダントツのような気もするし・・・。
 強いてあげるなら『三大怪獣 地球最大の決戦』かな。

その理由
 ゴジラ、ラドン、モスラと特色の異なる怪獣の見せ場がきちんと描かれていること。
 そして、それに対抗する新怪獣キングギドラが出色の存在なこと。
 加えて人間側のドラマが、これでもか!と詰め込まれていながら破綻していないこと。

・・・こんなんで良かったのかなぁ???
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by odin2099 | 2007-07-11 23:02 | 映画雑記 | Trackback(5) | Comments(6)
新たに発見された木星の衛星・X星には、地球人類より優れた科学力を持ったX星人が住んでいたが、彼らはキングギドラの猛威にさらされていた。癌の特効薬のデータを見返りに、X星人はギドラ撃退のためゴジラとラドンを借りたいと地球に申し入れて来、ゴジラとラドンはX星へと運ばれる。X星での戦いで、見事にギドラを敗退させたゴジラとラドン。だが全てはX星人の罠だった。ギドラは元々彼らがコントロールしており、今度はゴジラとラドンをもコントロール下におき、地球を征服しようと企んでいたのだった。

e0033570_2359023.jpg「ゴジラ」物としては6本目で、従来の怪獣映画の路線と、『地球防衛軍』や『宇宙大戦争』などの侵略SF物の流れをミックスさせた娯楽作品。
主演は宝田明と、海外セールスを意識してか、『フランケンシュタイン対地底怪獣』のニック・アダムスをコンビで起用。引き続いて吹替を担当した納谷悟朗の好演もあるが、どことなく欧米のSF映画っぽさ、グローバル性とでもいったものを醸し出し、シリーズに新風を吹き込んでいる。また、X星人・統制官を無表情に演じた土屋嘉男、悲劇のヒロイン・浪川女史を演じた水野久美、とぼけた味を出した久保明らも忘れがたい。
伊福部昭作曲の軽快な”怪獣大戦争マーチ”の魅力もあって、シリーズ最高傑作に推す人も少なくないようだし、加山雄三の”若大将シリーズ”の一本『エレキの若大将』との2本立ては、最強の組み合わせだとの声も。

ただ、ゴジラたちの出番は案外少なく、それも侵略者の手先として暴れるシーンが主というのは、怪獣映画としては些か物足りないし、特撮カットも、『空の大怪獣ラドン』や『三大怪獣 地球最大の決戦』等からの流用が目立つのも興醒め。それに前作では、ゴジラとラドンにモスラを加えた地球怪獣連合軍が辛うじて宇宙へ追い返した感のあるキングギドラが、X星人のコントロールが切れるというアクシデントの下とはいえ、簡単にゴジラとラドンの前に敗退してしまうのも納得がいかないのである。
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by odin2099 | 2006-12-18 22:43 |  映画感想<カ行> | Trackback(3) | Comments(10)
2007年のお正月映画の公開が始まりましたが、そのラインアップを眺めてみても何となく物足りなさを感じてしまいます。
その理由は、やはり東宝の特撮映画が公開されないからですね(苦笑)。

1991年公開の『ゴジラVSキングギドラ』以降、『ゴジラVSモスラ』、『ゴジラVSメカゴジラ』、『ゴジラVSスペースゴジラ』、『ゴジラVSデストロイア』、『モスラ』、『モスラ2/海底の大決戦』、『モスラ3/キングギドラ来襲』、『ゴジラ2000/ミレニアム』、『ゴジラ×メガギラス/G消滅作戦』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ/東京SOS』、『ゴジラ/FINAL WARS』、そして昨年暮れに公開された『超星艦隊セイザーX/戦え!星の戦士たち』に至るまで15年間、毎年新作映画が公開されていたんですよね。

全て劇場に足を運んで観ていますので、これがないとどうにも年末年始の気分にならないのですが、これも時代の流れなんでしょうかねぇ・・・。
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by odin2099 | 2006-12-08 23:38 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)
真冬だというのに夏のような異常気象に見舞われ、各地で流星雨が降り注ぐ。そんな中、極秘で来日しようとしていたサルジナ王国のサルノ王女を乗せた飛行機は、反対派によって爆破されてしまう。彼女の護衛を命ぜられていた新藤刑事は落胆するが、放送局に勤める彼の妹の直子が取材してきた、地球の危機を訴える金星人と名乗る予言者の写真を見て、それが死んだはずのサルノ王女だと確信する。彼女はラドンの復活、次いでゴジラの出現を予言するが誰も耳を貸さない。しかし来日中だったインファント島の小美人は密かに船を下り、九死に一生を得、以後行動を共にする。
一方、北アルプス山中に落下した隕石を調べていた村井教授を始めとする大学の調査団は、その異常性に気付き警戒の念を強めていたが、遂に隕石からキングギドラが誕生。かつて金星の文明を滅ぼした恐るべき大怪獣の出現。予言者が唱えていた地球の危機とはこのことだったのである。
その頃新藤は、サルノ王女を精神医学の権威・塚本博士の研究所に連れて行き、彼女を元に戻そうと試みる。しかしセルジナ王国から派遣された暗殺団は、執拗に彼女を付け狙っていたのだった・・・!

e0033570_23581358.jpgゴジラ、ラドン、モスラの三大怪獣が初めて一堂に会し、宇宙からの侵略者キングギドラに立ち向かうという、ゴジラ物としては5本目にあたる作品。短縮版が再公開されたときには『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』と改題されてしまったが、三大怪獣には本来ラドンが含まれており、それに対抗するゲスト怪獣がキングギドラなのである。
三大怪獣を相手に一歩も引けを取らずに人気怪獣となったキングギドラは、その後何回か地球に飛来してくるが、そのいずれもが宇宙人の手先と化しているので、縦横無尽に暴れまわっているのは実はこの作品だけ。即ち、キングギドラがキングギドラらしくある、唯一の作品でもあるのだ。

それにしてもこの作品の詰め込みぶりは凄まじい
主人公である新藤刑事とサルノ王女暗殺団との攻防、そして何故金星人と称しているかの謎解きだけでも手一杯なはずなのに、妹の直子が新藤とサルノ王女を引き合わせ、次いで取材を通じて村井教授ら隕石調査団、ひいてはキングギドラ関連の事件との橋渡しをし、一見バラバラの要素がいつの間にかきちんと繋がっているのには驚きを禁じえない
ラストには元に戻ったサルノ王女と新藤との間に『ローマの休日』風の淡いラブロマンスを描くなど、ドラマは盛り沢山、怪獣映画としての見所はタップリ、とあたかも贅沢なフルコースのような作品である。
強大なキングギドラを前にしてモスラがゴジラとラドンを説得する際に、その会話の内容を小美人が通訳するなど怪獣の擬人化を嫌う向きがあることは承知しているが、それで作品全体の良さが失われるわけでは決してないと思う。

ちなみに主役の夏木陽介は前作『宇宙大怪獣ドゴラ』に続いての登板だが、同じ刑事役、そして演技も同じパターンと言うことで何かシリーズ物のような感じを受けてしまうのはご愛嬌。なお、冒頭部分でサルノ王女が金星人として目覚めるシーンは、後にソックリ平井和正+石ノ森章太郎のコミック『幻魔大戦』に引用されているのは有名な話だろう。
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by odin2099 | 2006-09-21 23:32 |  映画感想<サ行> | Trackback(5) | Comments(4)
e0033570_6102699.jpgハーバード、オックスフォード、プリンストンに学び、現在はカンザス大学歴史学部で現代日本史を専攻している準教授という肩書きを持つ著者が、ゴジラを始めとした日本の怪獣映画が、アメリカでどのように受け容れられ、受け止められているかを語った一冊。

この手の本にありがちな勘違いもなく、変にアカデミックになることもなく、逆に過度にマニアックになりすぎもしないという、適度なブレンドの逸品で、ちょっとインテリぶってみるも良し、アメリカで日本文化がどう見られているかを考察するも良し、ということで手にとってみては如何だろうか。
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by odin2099 | 2006-08-29 06:10 | | Trackback(1) | Comments(0)
「ゴジラ」が登場する4本目の怪獣映画で、前作ではアメリカからキングコングを招いて対戦させたが、今回は同じ東宝が生み出したモスラとの対決が主眼。これまで別個に存在していた怪獣たちに関連性を持たせたと言う意味では、記念すべき作品である。
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お話は『キングコング対ゴジラ』及び『モスラ』を踏まえた内容ではあるのだが、ゴジラは認識されているものの、モスラは曖昧だったり、共通するキャラクターはザ・ピーナッツ演じる小美人だけだったり、とシリーズとしての連続性は強調されていない。この頃の作品は全てそうで、一本の作品としての独自性、独立性を保っている。

「ゴジラ」シリーズとして初めてドラマ上の人間の悪役が登場するが、『モスラ』でのジェリー伊藤演じる強烈な悪役キャラに比べると、どことなく憎めない小悪党といった存在(演じているのはこの後に『ウルトラQ』で主演する佐原健二と、脇役で共演することになる田島義文)。その分ゴジラが、その造型を含めて悪役に徹しており、善なる存在モスラとの対比も巧くいっている(凶暴な面構えの、この作品でのゴジラの着ぐるみは、前作の着ぐるみと並んでファンには人気が高く、個人的にも一番好きだ)。
映画そのものも、シリーズ中で上位の出来栄えだ。

ちなみに、主人公がジャーナリストのコンビ(男性記者と女性カメラマン)、それに小泉博演じる科学者という組み合わせは、『モスラ』と同じである。
宝田明と星由里子の主演、新聞社のデスクが田崎潤、防衛隊の指揮官が藤田進、コメディ・リリーフが藤木悠と正に適材適所。
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by odin2099 | 2006-06-12 22:06 |  映画感想<マ行> | Trackback(7) | Comments(8)
7年ぶりに復活したゴジラ映画の第3弾は、アメリカからキングコングを招いての日米怪獣王頂上決戦!
――ということで期待して見ると、ちょいと肩透かしを食らった気分になるんじゃないかと思う。そもそもまともに戦わせたら、コングはゴジラの敵じゃないと思うんだけど、如何?

e0033570_11392552.jpgさて、この作品を怪獣映画の最高傑作に推す人は少なくないし、実際映画として面白いことも確かなのだけれども、見終わった後はキングコングとゴジラという二大スターの激突よりも、高島忠夫、藤木悠、有島一郎のトリオ漫才の方が強く印象に残ってしまう。
なにせ初めて見たときは、人間側のドラマが邪魔臭く感じてしまい、ゴジラ映画を見た気にはまるでならなかったくらいだ。当然映画そのものも、ちっとも楽しめなかった。
今は充分に楽しんでいるのだけれども、どうもそれは怪獣映画としてではなく、コメディ映画として面白がってるようだ。それって怪獣映画としては失敗作ってこと?
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by odin2099 | 2006-04-22 07:56 |  映画感想<カ行> | Trackback(3) | Comments(7)
前作の大ヒットを受けて半年足らずで公開された続編です。
この作品から円谷英二は「特技監督」として一枚看板を背負うことになりますが、その他のスタッフは監督(本多猪四郎から小田基義へ交代)も音楽担当者(伊福部昭から佐藤勝へバトンタッチ)も前作とは異なる顔触れで、キャストにしても志村喬だけが前作と同じ山根博士役で出ていますが、殆ど顔見世程度の出番しかありませんので作品のイメージは大きく異なります。
e0033570_15583131.jpg物語も、ゴジラを中心にしてそれに対する人間側のリアクションを見せることで進んでいた前作に対して、この続編では先ず人間側のドラマありきで、その中にゴジラが入り込んでくるという感じになっています。

その人間側のドラマにしたところで、小泉博と若山セツ子の主役コンビがこれといって面白みのない人物になっている反面、飄々とした持ち味の千秋実が副主人公格を好演していて主役を食う活躍ぶりを見せてくれていますので、何となく落ち着かない印象が残ります。本来はメインとなるはずであろうゴジラ(前作でゴジラは死んでしまったため、これは同種の別個体という設定)と新怪獣アンギラスとの格闘も、霞んで見えてしまうほどです。現場のスタッフ、キャストは頑張ったのだと思いますが、肝心のホン作りの部分でもっと時間をかけて練るべきだったんでしょうね。この後ゴジラは即座にシリーズ化はされずに、7年間の眠りに就くことになりました。
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by odin2099 | 2006-03-02 22:26 |  映画感想<カ行> | Trackback(2) | Comments(2)

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