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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_6102699.jpgハーバード、オックスフォード、プリンストンに学び、現在はカンザス大学歴史学部で現代日本史を専攻している準教授という肩書きを持つ著者が、ゴジラを始めとした日本の怪獣映画が、アメリカでどのように受け容れられ、受け止められているかを語った一冊。

この手の本にありがちな勘違いもなく、変にアカデミックになることもなく、逆に過度にマニアックになりすぎもしないという、適度なブレンドの逸品で、ちょっとインテリぶってみるも良し、アメリカで日本文化がどう見られているかを考察するも良し、ということで手にとってみては如何だろうか。
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by odin2099 | 2006-08-29 06:10 | | Trackback(1) | Comments(0)
「ゴジラ」が登場する4本目の怪獣映画で、前作ではアメリカからキングコングを招いて対戦させたが、今回は同じ東宝が生み出したモスラとの対決が主眼。これまで別個に存在していた怪獣たちに関連性を持たせたと言う意味では、記念すべき作品である。
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お話は『キングコング対ゴジラ』及び『モスラ』を踏まえた内容ではあるのだが、ゴジラは認識されているものの、モスラは曖昧だったり、共通するキャラクターはザ・ピーナッツ演じる小美人だけだったり、とシリーズとしての連続性は強調されていない。この頃の作品は全てそうで、一本の作品としての独自性、独立性を保っている。

「ゴジラ」シリーズとして初めてドラマ上の人間の悪役が登場するが、『モスラ』でのジェリー伊藤演じる強烈な悪役キャラに比べると、どことなく憎めない小悪党といった存在(演じているのはこの後に『ウルトラQ』で主演する佐原健二と、脇役で共演することになる田島義文)。その分ゴジラが、その造型を含めて悪役に徹しており、善なる存在モスラとの対比も巧くいっている(凶暴な面構えの、この作品でのゴジラの着ぐるみは、前作の着ぐるみと並んでファンには人気が高く、個人的にも一番好きだ)。
映画そのものも、シリーズ中で上位の出来栄えだ。

ちなみに、主人公がジャーナリストのコンビ(男性記者と女性カメラマン)、それに小泉博演じる科学者という組み合わせは、『モスラ』と同じである。
宝田明と星由里子の主演、新聞社のデスクが田崎潤、防衛隊の指揮官が藤田進、コメディ・リリーフが藤木悠と正に適材適所。
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by odin2099 | 2006-06-12 22:06 |  映画感想<マ行> | Trackback(7) | Comments(8)
7年ぶりに復活したゴジラ映画の第3弾は、アメリカからキングコングを招いての日米怪獣王頂上決戦!
――ということで期待して見ると、ちょいと肩透かしを食らった気分になるんじゃないかと思う。そもそもまともに戦わせたら、コングはゴジラの敵じゃないと思うんだけど、如何?

e0033570_11392552.jpgさて、この作品を怪獣映画の最高傑作に推す人は少なくないし、実際映画として面白いことも確かなのだけれども、見終わった後はキングコングとゴジラという二大スターの激突よりも、高島忠夫、藤木悠、有島一郎のトリオ漫才の方が強く印象に残ってしまう。
なにせ初めて見たときは、人間側のドラマが邪魔臭く感じてしまい、ゴジラ映画を見た気にはまるでならなかったくらいだ。当然映画そのものも、ちっとも楽しめなかった。
今は充分に楽しんでいるのだけれども、どうもそれは怪獣映画としてではなく、コメディ映画として面白がってるようだ。それって怪獣映画としては失敗作ってこと?
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by odin2099 | 2006-04-22 07:56 |  映画感想<カ行> | Trackback(3) | Comments(7)
前作の大ヒットを受けて半年足らずで公開された続編です。
この作品から円谷英二は「特技監督」として一枚看板を背負うことになりますが、その他のスタッフは監督(本多猪四郎から小田基義へ交代)も音楽担当者(伊福部昭から佐藤勝へバトンタッチ)も前作とは異なる顔触れで、キャストにしても志村喬だけが前作と同じ山根博士役で出ていますが、殆ど顔見世程度の出番しかありませんので作品のイメージは大きく異なります。
e0033570_15583131.jpg物語も、ゴジラを中心にしてそれに対する人間側のリアクションを見せることで進んでいた前作に対して、この続編では先ず人間側のドラマありきで、その中にゴジラが入り込んでくるという感じになっています。

その人間側のドラマにしたところで、小泉博と若山セツ子の主役コンビがこれといって面白みのない人物になっている反面、飄々とした持ち味の千秋実が副主人公格を好演していて主役を食う活躍ぶりを見せてくれていますので、何となく落ち着かない印象が残ります。本来はメインとなるはずであろうゴジラ(前作でゴジラは死んでしまったため、これは同種の別個体という設定)と新怪獣アンギラスとの格闘も、霞んで見えてしまうほどです。現場のスタッフ、キャストは頑張ったのだと思いますが、肝心のホン作りの部分でもっと時間をかけて練るべきだったんでしょうね。この後ゴジラは即座にシリーズ化はされずに、7年間の眠りに就くことになりました。
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by odin2099 | 2006-03-02 22:26 |  映画感想<カ行> | Trackback(2) | Comments(2)
去年は「ゴジラ」シリーズ全作を順番に見ていこうと思っていたのですが、なかなか時間が取れずに結局断念。
今年こそは、と思っております。
というわけで先ずは第一作からです。

ゴジラというキャラクターの魅力、
日本で初めて本格的に導入された特殊技術、
それに宝田明、河内桃子、平田昭彦、志村喬らが織り成す人間ドラマ、等々。
観客の注意はどうしてもこちらに傾いてしまいますが、実は脇にも光るキャラクターがいるんですね。

例えば堺左千夫演じる新聞記者。e0033570_16104681.jpg事件直後から一貫してゴジラを追い続け、大戸島でもゴジラに遭遇して国会でその存在を報告するメンバーの一人となります。
その後も、平田昭彦が演じる芹沢博士という重要なキャラクターを、観客に紹介する役目を担っていますし、物語を上手く運ぶためのキー・パーソンと言えそうです。ゴジラの最後も見届けていますし。
大戸島島民の生き残りである新吉少年も、観客の視点に近い立場で主人公たちと接するという重要なポジションと言えそうです。
また村上冬樹は、志村喬扮する山根博士とは対照的な科学者を、抑えた演技で好演しています。
ちょっと視点をずらしてみると、また違った楽しみ方を味わえるのがこの作品の凄いところかもしれません。

逆に今回見直していて気になったのは、河内桃子が演じているヒロインの恵美子さん。深窓の令嬢で本質的には良い人なんでしょうが、見ようによっては凄くイヤな女とも受け取れますね。
彼女がいなかったらゴジラが退治されることはなかったかも知れませんが、確実に二人の男性の運命を狂わせてしまう”ファム・ファタール”・・・。当人に何の自覚もないことが、一層残酷な感じです。

それにしても「ゴジラ」シリーズは、全作品が繋がっているのではなく、何度かその歴史がリセットされて今日に到っているのですが、この一作目だけは否定されたことがありません(部分的な改定はありますが)。
それだけ偉大な作品、神聖にして冒すべからざる存在なのかも知れませんが、今後も長くキャラクターの命脈を保つためには、思い切った改革も必要かと思います。
第一作を否定した”新生ゴジラ”の誕生。
冒涜だと受け止める人もいるでしょうが、飽きられないためには英断も必要かと。
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by odin2099 | 2006-02-19 07:49 |  映画感想<カ行> | Trackback(9) | Comments(2)
クラシックや映画音楽で活躍した作曲家・伊福部昭氏が死去。
代表作はやはり『ゴジラ』シリーズということになるんでしょうか。
年齢を考えると早すぎるということはありませんが、やはり残念ですね。
ご冥福をお祈り致します。
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by odin2099 | 2006-02-09 06:25 | 音楽 | Trackback(3) | Comments(5)
かつて『ゴジラ対ヘドラ』を手掛けた坂野義光監督が、「ゴジラ」を3D映画として企画。
今年の始めにそのニュースを聞いたときは、「実現は難しいんじゃないのかなぁ」と思っていたもんですが、どうやら東宝も首を縦に振ったようで、一気に始動の見込み。
予定では来月下旬をめどに出資企業を決定し(日本だけでなくアメリカの企業の可能性もあるらしい)、3月から撮影に入り、公開は2007年夏になる見通し。
制作費が2500万ドル(約30億円)というから、これは相当大掛かりなプロジェクトです。
対戦相手は”公害怪獣”ということで、つまり自作のリメイクということになりますね。ただし舞台はメキシコとカリフォルニア。ハリウッド版GODZILLAではなく、今度は日本版ゴジラがアメリカで大暴れ! 最終決戦はラスベガスというから、華やかな映画になりそうです。
一応”本家ゴジラ”の復活とは別枠扱いになりそうですが、これは楽しみが増えました。
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by odin2099 | 2005-12-17 22:45 | 映画雑記 | Trackback(1) | Comments(2)
再来年春から米国で30分のTVアニメ・シリーズとなるらしい。
『GODZILLA』のTVアニメ版も成功とは言えなかったけどねぇ。
まぁ日本でも放送してくれたら見るかも?
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by odin2099 | 2005-10-29 05:57 | アニメ | Trackback(1) | Comments(2)
クラシック音楽の無駄な知識を集めたライナー・ノーツ付きのコンピレーション・アルバム。
その一発目のトリビアは”「ゴジラのテーマ」は、ゴジラのテーマ、ではない。”。

e0033570_2235461.jpgでもどうも僕はこの”トリビア”ネタってやつには付いていけないものを感じている。
いや、雑学ネタは大好きなんだけど、昨今盛り上がっているネタは、自分にとっては”常識”の範疇に属しているものが少なからずあるので、「どーしてこんなのが”トリビア”なの?」と思ってしまうのだ。
これだって、俗に”ゴジラのテーマ”と呼ばれているメロディが、実はゴジラと戦う自衛隊のテーマだってことはファンならごくごく普通に知ってることなんだけど、やっぱり世間一般には”トリビア”なんだろーなぁ。

他にも「『エリーゼのために』は、エリーゼに捧げられていない。」とか、
「『モーツァルトの子守歌』を、モーツァルトは知らない。」、
「『ゴッドファーザー』の作曲家は、交響曲でも凄かった。」辺りは「何を今更」感が強い。

それでも「結婚式で歌ってはいけない『愛の喜び』という曲が、ある。」
「軽井沢の鳥、鳴き声を曲にした人がいる。」
「小銭を落してあったまきた」、というピアノ曲が、ある。」などは、フンフンなるほど~と思っちゃったりなんかしちゃったりして~。
まぁ暇つぶしには丁度良いアルバムだろうね。ライナーノーツも、読み物として面白いし。ただし収録されている音楽はブツブツの細切れなので、フラストレーションがたまること請合い。
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by odin2099 | 2004-12-25 09:52 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_8231429.jpg『デビルマン』級とか『デビルマン』を凌ぐと言われている最新作にして最終作
さっそく初日に見て参りました。

詳しくはサイト内の「しねま宝島」にコメントしてありますが、結果的には『ゴジラ』>『ハウルの動く城』だと思います。
バカバカしくも楽しめました。ただ、万人向けじゃあないけど(苦笑)。

『ハウル』といえば今原作を読み返しているんですが、見事にキャラクターが違っちゃってますなあ。
どっちが良い、とも言えないんだけどね・・・。


以下、「しねま宝島」から転載
”これが最後”という触込みの、シリーズ通算28作目にして誕生50周年の記念作
ということで早くからファンの注目を集めたが、灰汁の強い監督起用に喧喧諤諤。それでも『デビルマン』よりマシだろうというのが大方の意見(希望的観測ともいう)だったが、いざ試写会が始ってみると”『デビルマン』級”だとか”『デビルマン』より酷い!”と非難囂々。不安だらけで劇場へ足を運んだのだが、結果的には充分楽しめた(それにしても既に基準値となっている『デビルマン』の存在って・・・? もう一つ、『CASSHERN』という基準もあるのだが)。
「こんなゴジラが見たかった!」とは思わないが、「こんなゴジラもありだよな」という肯定派。
冒頭の東宝マークに往年の”TOHO SCOPE”のものを使っているのが「この映画は総集編的セルフパロディ映画なんですよ」という一つのサインで、これを素直に受け止めさえすれば二時間だれずに(人によっては大笑いしながら)楽しむことが出来るのだ。

登場する怪獣はゴジラ以外にモスラ、ラドン、アンギラス、ミニラ、マンダ、キングシーサー、クモンガ、エビラ、カマキラス、ヘドラ、ジラ(ハリウッド版『GODZILLA』モドキ)、ガイガン、モンスターX、そしてモンスターXの実体であるカイザーギドラ(キングギドラより凄い?!新怪獣)と錚々たる顔触れ。それに加えて地球防衛軍の主力戦艦はあの『海底軍艦』轟天号だし、攻めてくる宇宙人はX星人、地球に接近する天体は妖星ゴラス、と東宝特撮映画のアイテムてんこ盛り。もう最初から最後まで見せ場の連続で見終わった後はどっしりとした疲労感。でも不思議とゴジラ映画を見た、という気にはならないんだよなあ・・・。

というのも結局は人間ドラマというか人間アクションに主眼が置かれているからで、松岡昌宏とケイン・コスギのぶつかり合いとか、松岡昌宏と北村一輝の激突とか殆ど『マトリックス』状態のアクション・シーンばっか印象に残ってるからだ。
出てくる怪獣にしたってごく一部を除けば秒殺・瞬殺の嵐だし・・・って、これはギャグなんでしょうね、きっと。
また人間の出番が多いからといって人間ドラマがきちんと描けているってこともなく、表情に乏しい菊川怜や脚線美を見せるだけの水野真紀などなどキャラの掘り下げも殆どなし。まあヘンに説教臭いドラマをやらかされるよりは、テンション下がんない分遥かにマシなんですがね。

そんな中で出色なのは、X星人北村一輝の怪演。完全にイっちゃってて実に頼もしい
そして轟天号の艦長ダグラス・ゴードン大佐を演じた総合格闘技のドン・フライ。そんじょそこらの俳優さんよりも演技が上手いというか、存在感があるというか。あ、でも声を吹き替えた玄田哲章の巧さでもあるのかな。実質的にはこの二人が主役といっても過言ではなく、だからメチャクチャ強いはずのゴジラの存在感が霞んでるんだなあ。

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ただこの映画、音楽だけはまるでダメ!なんで今更キース・エマーソンなんか引っ張り出したのかわからないけど、全篇に渡って流れっぱなしのロック・サウンドは、耳に残るメロディーは皆無で五月蝿いだけ。
別に御大・伊福部昭を呼んで来いとは言わないけど、これだけ色んなキャラが出てくる作品なら伊福部メロディーが必要でしょ。せめて轟天出撃シーンくらいは。
その代り(?)劇中曲扱いなのか、佐藤勝版”メカゴジラのテーマ”が唐突に流れてきたりするのはなんなんだか。

そしてもう一つ、ラスト・シーン。ここまでお祭り騒ぎやらかしといて、これはないんじゃないの?
個人的にミニラが大っ嫌いってこともあるけど、最後の最後で緊張感の糸がぷっつり切れたかのような虚脱感に襲われました、ハイ。
この二点がなけりゃ、冒険作として結構な点を付けても良かったのになあ。もっともシリーズの最後でこうまで弾けた作品作っちゃうと、なんか勿体無いね。どうせ数年後か十数年後には甦ってくるんだろうけど、とりあえずの大トリを飾る作品としては許せない部分もあるなあ。というか、これで最後の『ゴジラ』です、とは認めたくないというか。

追伸。
エンドクレジットには、本編では使われなかったカットが随分使われてるので、最後まで席を立たないこと。

   ×  ×  ×

興行的にはかなり厳しいという話なので、もう一回見に行ってしまいました。これで当分スクリーンで『ゴジラ』とおさらばかと思うと、感慨深いものがあります。

それにしても、のっけから見せ場満載、ツッコミどころ満載の映画はなかなかないですねえ。
冒頭のゴジラ対海底軍艦の一戦、金子監督が『GMK』のクライマックスで実現出来なかったことをあっさりとやってのけてしまったわけですが、この初代轟天号の指揮を執っているのが中尾彬・上田耕一コンビなのが<平成シリーズ>をずっと見ている人にはニヤリだし、続いて新・轟天号が戦う相手がマンダなのは必然? 
しかもこの新・轟天のデザインが、二代目海底軍艦とでも呼ぶべき『惑星大戦争』版の轟天号のイメージに近いのも遊び心が出ています。

回想シーンで暴れている過去の怪獣たちが、バラン、バラゴン、ガイラ、ゲゾラ、それにチタノザウルスというセレクトなのも渋いです。でもどうせならメガロとかゴロザウルスとか他にもバンバン映して欲しかった怪獣はいますし、一体も選ばれていない平成怪獣群の中からも、例えばビオランテとかデスギドラとかダガーラとかオルガとか出して欲しかった気もしますね(あれ、メガギラスはいたんでしたっけ?)。

ゴジラ対GODZILLA実現!のジラ戦、あっけなくやられちゃうジラは拍手もので、「やっぱマグロ食ってるヤツはダメだな」という北村一輝の台詞も大笑いだし、アンギラス・ラドン・キングシーサーとの変則マッチが何故かサッカー映画風演出なのも子供には受けていたようです。
あっという間に出てきて消えるヘドラや、エビラに止めを刺す際の「悪いな、エビは嫌いなんだ」というケイン・コスギの台詞などは評判悪いようですが、まぁそんなに目くじら立てるほどのことではないでしょう(そんなことよりもドン・フライ同様、ケインの台詞も吹き替えにした方が・・・)。

そうそう、「これでも昔は”百発百中”と呼ばれた男だよ」という宝田明の台詞に、場内でただ一人反応してクスクス笑っていたのは私です(知らんだろうなぁ、その昔の宝田明の主演映画に『100発100中』というのがあって・・・・・・といっても見たことありませんが)。
南極にあるエリアGの隊員さんコンビの名前がニックとグレンだってことに反応したのも私だけだったかなぁ(これは、『怪獣大戦争』にニック・アダムスが出演した時の役名が、”グレン”だったことに引っ掛けたお遊びですな)。

かように古くからのファンはお遊びにニヤリ、これまで『ゴジラ』なんか見たことない!と仰る新参者にも敷居は低いのが本作の特徴でしょうね。その分、マニア、フリークの皆様方の中には強烈に拒絶反応を示していらっしゃる方もおりますが、これは仕方ないでしょうね。いわばこれまでのシリーズ全作品を、ある意味否定しまくっているわけですから。

しかしこうなると、次に『ゴジラ』を復活させる時は大変そうです(”最終作”と銘打ってはいますが、数年、十数年後にはまず間違いなく甦ってくるでしょうから)。これほど破天荒で能天気なオールスター映画を作られてしまうと、単純な対決モノでは小粒過ぎますし、かといってその対戦相手がリバイバル怪獣では新鮮味に乏し過ぎます。さりとて一作目に倣った単独の”恐怖ゴジラ”が上手く行くかというと難しいでしょうねえ。
禁じ手としてはその一作目のリメイクという選択肢もありますが、それはやらないでしょうし、うーん。ここはやっぱりガメラと対決させるしかないんじゃありませんか?

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by odin2099 | 2004-12-04 22:05 |  映画感想<カ行> | Trackback(3) | Comments(4)

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