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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_10281246.jpg渡辺宙明先生が今夏卒寿を迎えられました。それを記念してのコンサートが去る8月30日、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて昼夜二公演行われ、その両方を聴きに行ってきました。
演奏するのは「伊福部昭百年紀」で聴衆を熱狂させたオーケストラ・トリプティークの皆さん、今回も興奮させてくれました。


二部構成になっていて、前半が「マジンガーZ」組曲「グレートマジンガー組曲」「大鉄人17」組曲「太陽戦隊サンバルカン」組曲、後半が「スパイダーマン」組曲「宇宙刑事ギャバン」組曲という構成でした。
監修・作曲:渡辺宙明、構成・編集:堀井友徳、指揮:松井慶太、司会は昼の部が小林淳、夜の部が西耕一、トークゲストはご子息・渡辺俊幸、という顔ぶれです。


コンサートは「マジンガーZ」の主題歌でスタート。オリジナルの演奏はここまで編成厚くないと思いますが、のっけからド迫力です。続けて「機械獣の進撃(II-2)」「Zの危機(C-4)」「マジンガーZ対機械獣(C-5)」そして「Zのテーマ」へと続きます。


更に「俺はグレートマジンガー」「戦闘(I-2)」「鉄也のテーマ」「グレート・ピンチ(M-6)」「戦闘2(M-1)」と一気呵成に畳みかけ、ボルテージは最高潮! 以前発売されていたCD『渡辺宙明グレイテスト・ヒッツI』に収録されていた「組曲マジンガー」のダイジェストといった趣きですが、編成は厚くなったもののアレンジ自体はオリジナルスコアに近づいた感じで、ここまでで十分に満足。
ただし欲を言えばダイジェストではなく完全版、特に『Z』のパートは全曲演奏して欲しかったところです。例え他の作品のブロックを削ってでも。


「マジンガー」に続くのは「大鉄人17」ですが、ここでステージからどっと人がいなくなりビックリ。「マジンガー」は50名ぐらいで演奏していましたが「17」は10数名。しかしこの少人数(しかも弦楽器抜き)でこの音の厚み!これには驚きです。やはり生で聴かなきゃ(見なきゃ)わからないことってあるんですね。
「17」は後半というか殆ど終盤しか観ていなかったので、実は劇伴音楽にはあまり馴染みはない筈なのですが、「宇宙刑事」はじめ多くの作品で流用されていることもあって、実際には良く知ったメロディの連発ということになります。


次の「サンバルカン」ではストリングス・セクションはじめ多くのメンバーが舞台に戻ってきましたが、「17」以上に本数を観ておらず、その数話でさえ既成曲の流用が目立っていたので、こちらは馴染みの薄い曲が続きますが、そこはやはり宙明サウンド、宙明節全開なのでノレます。


休憩挟んで後半最初の「スパイダーマン」も数本しか観ていませんが、サントラ盤『エキセントリックサウンド・オブ・スパイダーマン』はLPとCDを聴きこんできていますので、こちらは全く問題なし。
今回の演奏はそちらからの抜粋になっていましたが、「スパイダーマン」といえばやっぱり多彩なパーカッションの妙味。オーケストラ・トリプティークは「伊福部昭百年紀」のコンサートでも圧倒されましたがパーカッションが凄すぎで、今回もその力量は如何なく発揮されています。
そして一方でレオパルドンのテーマとして使われているメロディアスでシンフォニックなメロディは、思わず鳥肌が立つほどでした。


e0033570_10275533.jpg最後はこのコンサートの白眉!演奏時間も一番長いであろう「ギャバン」の組曲の登場です。これまた『渡辺宙明グレイテストヒッツ』の「組曲ギャバン」に準じた構成で、まず「マクー城(B-4)」が序曲として流れるだけで作品世界に浸れます。
「戦う電子星獣ドル」から「サイバリアン発進」のメドレー、そしてクライマックスは「襲撃2」即ち「レーザーブレードのテーマ」!最後は思わず「ギャバン・ダイナミック!」と叫びました(頭の中で)。
アレンジは近年の『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』や、『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』っぽさも多少感じられました。


MCは昼の部では「グレート」と「17」の間で一回、「スパイダーマン」と「ギャバン」の間で一回、夜の部では「Z」と「グレート」の間で一回、そして「スパイダーマン」と「ギャバン」の間で一回のそれぞれ二回ずつ。
その二回目はご子息の俊幸先生を招いてのトークコーナーで、これはサプライズだったんでしょうかね。俊幸先生がイントロに「マジンガーZ」のメロディをフューチャーして編曲した「ハッピー・バースデー」を皆で大合唱しました。


また夜の部では「サンバルカン」の演奏が始まろうとした瞬間にステージ暗転!悪の軍団が宙明先生を狙って襲ってくるというヒーローショーもどきの寸劇が! ここに登場するのが芸術家アイドルユニット「ナマコプリ」で、宙明先生の新曲「ミラクル戦隊ナマコプリ」を初披露、というコーナーもありました。
この「ナマコプリ」、ナマコラブとマコ・プリンシバルの二人からなるユニットなんだそうですが、このうちマコ・プリンシパルは俊幸先生の長女、つまり宙明先生のお孫さんというワケで、親子孫三代勢揃いのファミリーコンサート、なのでした。


アンコールは、これは予想通りの「レーザーブレード」三連発! 
『グレイテツト・ヒッツ』のボーナストラックにも入ってますが、「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」3作品で使われた「レーザーブレードのテーマ」をメドレーで演奏したもの。これは燃えます! 


そして「本編演奏中には歌わないでください」という謎の?注釈つきの歌詞カードが入っていたのですが、最後の最後に宙明先生の指揮で大合唱というコーナーが。
昼の部は「グレートマジンガー」と「マジンガーZ」、夜の部は「駆けろ!スパイダーマン」と「太陽戦隊サンバルカン」! 
いやー、気持ちいいですねぇ。自分もそうですが、歌詞カードなんかなくたって歌える!という同志をあちらこちらで見かけまして、実に頼もしい限りです。


会場で配られた豪華なパンフレット、昼の部では公演開始前に搬入が間に合わずに公演終了後に配布、などというアクシデントもありましたが、これによると来年VOL.2とVOL.3の開催が決定とのこと。
今回「人造人間キカイダー」を温存したのは絶対に2回目を考えてのことだろうと踏んでいたのですが、まさか3回開催とは…?! 嬉しい誤算です。

3/5開催のVOL.2はオーケストラ・トリプティークではなく「渡辺宙明卒寿記念ブラスオーケストラ」を結成し、「キカイダー組曲」「イナズマン組曲」など70年代中心の小編成のものを取り上げる予定で、5/15のVOL.3では再びオーケストラ・トリプティークが、今度はパイプオルガン付で「宇宙刑事シャリバン組曲」や「機動刑事ジバン」組曲も演奏するのだそうで。
個人的には是非とも「鋼鉄ジーグ」と「マグネロボ ガ・キーン」、それに「野球狂の詩」はやって欲しいのですが、願いは叶うでしょうか。
そういえば最後に宙明先生が、来年は映像作品をやるかも?みたいなことを仰ってましたが……「宇宙刑事」の新作でもあるのかしらん?

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【ひとりごと】
自分の演奏時以外は、ノリノリでリズムを取ってる美人のヴァイオリンのお姉さんがいたので気になっていたのですが……あれ?元「12人のヴァイオリニスト」メンバーだった大河内涼子さんじゃありませんか。
どっかで見たことあるなあと思っていましたが。
それと、「ナマコプリ!」と叫んだフルートのお姉さんも可愛かったです。


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by odin2099 | 2015-09-05 10:36 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

e0033570_22215576.jpg一時代を築いた劇場版「マジンガー」の1作目。
といっても新作ではなく、第5話「ゴーストマジンガー出現」の拡大劇場版。
残念ながら劇場公開用の原版は残っていないらしく、これまでに何度かソフト化されているものの、いずれもTV放映版のままなので、厳密には劇場版を観たことにはならないかな。


お話は早くも偽物出現パターン。
マジンガーZの映像を投影し、その陰に機械獣を配してあたかもマジンガーZが暴れていると思わせるのが一捻り。偽マジンガー作るよりも安上がりだろう。
そしてドクターヘルのバーチャル映像技術も恐るべし。


しかし色々と矛盾点があるんだよね。本物の攻撃はすり抜けるのに、偽物の攻撃は命中するとか。
幻影だけだったり実体があったりと使い分けをしてるんだろうと脳内補完しておくけれど、もう少しきっちりと演出で見せて欲しいところ。
子供たちは混乱せずに見ていたのかなあ。それとも気にしなかったのかなあ。


e0033570_22213784.jpgこの回で甲児とボスは仲直り。
友情の始まりは案外早かったね。
もっともこれから色々あるのだけれど。


<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22086756/


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by odin2099 | 2015-08-27 22:24 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

劇場版マジンガーの最終作。

クライマックス・バトル(トドメを刺すのがグレンダイザーじゃなく、ゲッタードラゴンのシャインスパークなところがポイント高い!)の後、しんみりしたBGM(『グレンダイザー』主題歌のアレンジ)が流れ、勝利の興奮や爽快感ではなく、ヒーローたちの安堵感や疲労感を演出した場面が流れると、本当にしんみりときてしまう。

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観ていた当時は「これで最後」だと思っていた訳ではないけれど、製作サイドは最終作という意気込みがあったのだろう。
ならばこそマジンガーZの参戦を是非とも願いたかったが(TVの『グレンダイザー』では実現しそうもなかっただけに)、そのような構想があったとは聞かないのが解せない。
一方で鋼鉄ジーグやデビルマン、キューティーハニーとのコラボの話もあったようで、それはそれで観たかった。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2268047/


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by odin2099 | 2015-05-29 20:40 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_21184035.jpg<マジンガー>シリーズ劇場版、順番に観ていくと次はコレになるワケですな。一番イベント性が低いものの、土台となっているTVシリーズとの乖離が一番ないのもこの作品。
TFOが破壊されることに目をつぶれば、そのまんまTVの一篇として放送できそうな内容、ってことは以前にも書いてますが、本当になんでこの組み合わせなのかはギモン(過去記事はこちらこちらを参照)。
普通に考えれば当然『グレンダイザー対鋼鉄ジーグ』という組み合わせだし、現に企画書も存在しているし、何が引っかかったのやら。


放送局の違いは『マジンガーZ』(フジテレビ)と『デビルマン』(NET=テレビ朝日)がクリアしてるし、『グレートマジンガー』(講談社)と『ゲッターロボ』(小学館)のように掲載紙が違うわけでもないし、永井豪の単独原作じゃないのはやはり『ゲッター』(共同原作は石川賢、『ジーグ』は安田達矢)の時と同じだし、『ジーグ』のスタッフは『マジンガー』系から移行してるし(『グレンダイザー』は『ゲッターロボG』から流れている)……
となるとスポンサーか広告代理店絡みで調整がつかなかった、とか?!


グレートマジンガーとの共演は良しとしても、今度はマジンガーZ出さないのも不満。
主役のデューク=フリードの人気を食うから?とかいう理由で必要以上に兜甲児を活躍させない方針だったらしいけど、ならば劇場版くらい甲児クン活躍させてくれたっていいんじゃないの。


e0033570_21181066.jpgそんな『グレンダイザー』が最近『グレンダイザーギガ』としてリメイクされており、ひかるやマリアはいるけれど(設定は見事に一新)、甲児は不在……。
ん、あのキャラがひょっとして甲児のポジションなのかな?




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by odin2099 | 2015-04-28 21:20 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

これぞロボットアニメの最高傑作!
…とまでは言わないけれど、もっともっと評価されても良いと思っている一本。

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『闘将ダイモス』がSF版「ロミオとジュリエット」と言われていたけれど、恋人同士が敵味方に分かれて対決するというパターンはこちらの方が早いし、『機動戦士ガンダム』には同型のヤラレメカ(ザクなど)が登場して画期的と言われていたけれど、この作品に出てくる円盤獣(とは呼ばれてないけど)の方がやっぱり早い。


まあその辺は「だから何だ?!」というレベルではあるけれど、実際には30分の長さの中で、男女の愛(三角関係?)、主役メカの巨大感の演出、戦争の虚しさ…と娯楽作でもあり、問題提起の作品でもありという欲張り加減が見事に昇華してるというのが大きなポイント。


グレンダイザーの方が確かに洗練されているけれど、武骨なロボイザー、そしてスペイザーと合体した後のガッタイガーのインパクトは捨てがたいし、クールな美形キャラの『グレンダイザー』版に対して、ヒーローの王道を行く熱血漢の『宇宙円盤大戦争』版の宇門大介(デューク=フリード)は、やはりロボット物の主人公はこうでなくっちゃ、という安心感を与えてくれる。

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菊池俊輔メロディも緩急自在で、これは本当に埋もれさすには惜しい。

こちらに過去記事あり。


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by odin2099 | 2015-03-26 21:09 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
劇場用『ダンガードA』の第二弾だが、映画ならではのスケール感はなく、TV版まんまの印象。
それもそのはずで、どうやらTV版の再編集エピソードらしい。
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ちょっと記憶にないけれど。既に番組終了直前の公開だから、そこまでの余力はなかったのだろう。
前作『対昆虫ロボット軍団』と比べてみると、これが同一番組の映画化か、というくらいトーンもテイストも違うので、それはそれで面白い。
前作に登場しなかったドップラー総統やヘス副総統、途中参加の人気キャラ、トニー・ハーケンなどレギュラーは一通り勢揃いで、富田耕生、大竹弘、井上和彦らの声があちらこちらから聞こえてくる

しかし『ダンガードA』劇場版の企画としては、同じ「原作:松本零士」の冠を抱く『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『SF西遊記スタージンガー』との共演作もあったようで、<まんがまつり>ならではの企画としては観てみたかった。
ちょっと怖いけど…。

過去記事はこちら


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by odin2099 | 2015-03-10 22:32 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_22082556.jpgグレートマジンガーとゲッターロボ共演の第二弾!
空魔獣グランケン、結合獣ボング、光波獣ピグドロンの三大宇宙怪獣を操る宇宙人が、前作でギルギルガンを操った連中と同一かどうかの描写はないものの、最初からゲッターロボとグレートマジンガーにターゲットを絞ってきた辺り、続編的要素が強い作品。
ゲッターチームにムサシが健在で改めてその死が描かれるなど、もはやTVシリーズは存在しない世界だ。


一応時期的には『ゲッターロボ』から『ゲッターロボG』への移行、グレートマジンガーの新装備グレートブースターの登場といったイベントがリンクするようには作られているけれど、宇宙からの侵略者に立ち向かうゲッターチームとグレートマジンガーという図式にはどうにも違和感あって、恐竜帝国やミネーネ帝国はどうした?とツッコミを入れたくなるところ。


e0033570_16534252.jpgただこの頃は空前の「空飛ぶ円盤ブーム」「UFOブーム」だったからなあ。この作品の同時上映だった『宇宙円盤大戦争』などはタイトルから影響大だし、その発展形である『UFOロボ グレンダイザー』が『グレートマジンガー』の後番組になったのだからスゴイことだ。
あ、『UFO戦士ダイアポロン』は永井豪ともダイナミックプロとも関係ないですぞ。


その前には終末ブームというのがあって『日本沈没』とか『ノストラダムスの大予言』などが社会現象になったり、ユリ・ゲラーに代表される超能力ブームも起こったし、現実社会ではオイルショックがあったりで、人々が不安感や閉塞感を感じていたというのもこれらのブームの背景にはあったのだろうな。

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by odin2099 | 2015-03-04 22:09 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

『マジンガーZ対デビルマン』『マジンガーZ対暗黒大将軍』も、『マジンガーZ』というTVシリーズに沿ってお話が作られていた。空飛ぶ翼ジェットスクランダーの登場、Zからグレートへの交代などをTVに先駆けてお披露目する、TV版とはパラレルな世界の物語、というワケだ。


e0033570_16534252.jpgところがこの作品はそうではない。TVの『ゲッターロボ』とも『グレートマジンガー』の世界とも違う、いわば第三の世界が舞台になっている。この世界には恐竜帝国のメカザウルスも、ミネーネ帝国の戦闘獣も存在しないのだ。


ではゲッターやグレートは何のために存在しているのか、早乙女研究所や科学要塞研究所は何をしているのかというと、これは明確ではない。ただ両者ともライバル意識を燃やし、時にはいがみ合いながら世界の平和を守るために活動をしてるらしいことが伺えるのみである。


物語の構造を単純にするための改変だろうと思うし、実際に謎の円盤に操られる宇宙怪獣ギルギルガンとの戦いに集中させるためには悪くない判断ではあるとは思うものの、一方で作品世界が狭く感じられてしまうのは問題だろう。


平たく言うと、グレートマジンガーとゲッターロボという、互いに歴史(=輝かしい戦歴)を背負った二大ヒーローの共闘というより、言ってみれば「地球防衛軍」的な大きな組織の、別々の二つの部署が協力し合ってるに過ぎないような矮小さを感じてしまうのだ。


剣鉄也も流竜馬をはじめとするゲッターチームの面々も、互いの動向を気にするだけのちっぽけな人間に見えてしまう。こんなのは鉄也でもリョウでもない(いや、鉄也に関してはあんなもんかな。後の兜甲児に対する態度を見ても)。


…とまあ穿った見方は出来るものの、マジンガー・サイド中心の展開とはいえ、レギュラーキャラクター各人に見せ場を割り振り(ゲッター1だけじゃなく、ゲッター2やゲッター3も活躍する!)、単純に観て格好良い作品になっているのは間違いない。
全盛期の渡辺宙明&菊池俊輔サウンドのノリの良さは尋常じゃないし。

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by odin2099 | 2015-02-18 06:24 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

地球を狙う宇宙からの侵略者と戦うダンガードA! 
というTVシリーズ『惑星ロボ ダンガードA』とは大きくかけ離れた番外編。

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第十番惑星プロメテの覇権をかけての地球人同士の争いがベースなだけに、こういう物語作りは難しかったんじゃなかろうか。
<マジンガー>シリーズの後釜作品だけに同じような娯楽編を期待されたのだろうが、スタッフやキャストが共通した同じロボットアニメとはいえ、似て非なるテイストもまるで異なる作品に対し、同じような要求をするのも酷な話だ。


ただ『ゲッターロボ』『宇宙円盤大戦争』『UFOロボ グレンダイザー』『大空魔竜ガイキング』からの大量の流用曲を含めた菊池俊輔メロディをバックに、「パルサーカノン!」「アイブレスターライホー!」「コズモアロー!」といった神谷明の数々の絶叫台詞が堪能できるのはロボットアニメの醍醐味。
こういう『ダンガードA』も作りようとしてはアリだったのかも知れない。

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by odin2099 | 2015-02-07 13:30 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)

やられの美学、なんでしょうね。
満身創痍のマジンガーZ、兜甲児。
そこへ颯爽と現れるグレート・マジンガーの雄姿!
グレートの悲劇は、初登場の時点で最高位に達してしまったこと。後はもう落ちるしかないんだよなあ…。


e0033570_23303966.jpgこの映画の時点では闇の帝王は影も形もなかったのか、ミケーネ帝国のボスは暗黒大将軍。副将の獣魔将軍もなかなかの面構えで、TV版に出てきても良かったかも。
実はその暗黒大将軍の尖兵(この作品ではアルゴス長官もいない)だったのがゴーゴン大公で、地上のあらゆる事柄を報告するのが任務。の筈なのに何故かマジンガーZの存在をスルーしてしまい、七つの軍団に犠牲者を出してしまった大将軍は当然オカンムリなのだが、何故ゴーゴンはZの存在を伏せたのだろう?
甘くみていたのか、それとも何か大将軍に含むところがあったのか…?


胡散臭い預言者、実は死んだと思っていた兜剣造博士を演じていたのは、先ごろ物故された大塚周夫
TV版の柴田秀勝ではこの味、ちょっと出せなかったかも知れない。
同じくTV版とキャストが違うのが剣鉄也役の田中亮一。正規キャストの野田圭一はこの時は戦闘獣の一体を演じている。
言わずと知れたデビルマンの田中亮一では剣鉄也のイメージと遠く、これは正式キャスト決定前の仮のキャスティングと言われているが、しかし鉄也の初期イメージは不動明似。ということはこの時点では田中亮一で行くつもりだったのが、その後に何らかの理由で鉄也のキャラクターの見直しが行われ、そこで野田圭一に交代になった、という可能性はないのだろうか、と考えてしまう。


e0033570_16571741.jpgそれにしても惜しかったのは兜甲児と弓さやかのキスシーンがカットされてしまったこと。子どもながらに映画館の暗がりでドキドキしながら観ていて「な~んだ」とガッカリした記憶がある。
色々と演出上の意図はあるのだろうが、シルエットなどでもいいから見せて欲しかったなあ。

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by odin2099 | 2015-02-04 20:37 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(4)

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