【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_2349217.jpg最近では『仮面ライダー龍騎』が、その最終回を映画作品としてTVシリーズに先駆けて公開してヒットさせたが、この作品はその元祖格にあたる。
『マジンガーZ』から『グレートマジンガー』へ、そのシリーズの移行を鮮やかに描いてみせたのが本作なのである。

ドクターヘルを倒して平和が訪れたと思ったのも束の間、突如ミケーネの暗黒大将軍率いる戦闘獣七つの軍団が世界各地を攻撃するという事件が起きる。
日本ではマジンガーZがこれに立ち向かって何とか壊滅を食い止めたものの、この戦いでZは大きなダメージを受けてしまう。
そんな中で再び出現した戦闘獣軍団に対し、傷つきながらも、満身創痍のZと共に最後まで戦おうとする兜甲児の姿には涙を禁じえない
一方、今正に崩れ落ちんとする”鉄の城”マジンガーZを救うべく、颯爽と登場するグレート・マジンガーの圧倒的な強さ。新ヒーローの魅力をこれほど強く印象付けた例は、そう多くはないはずだ(これが枷となって、後にシリーズになったグレートは人気面でも作品面でも苦戦することになる。最初のインパクトが強すぎたのだ)。

また、単にロボット同士の激突を描くだけでなく、短い時間の中で甲児と弓さやか、ボス、甲児の弟シローなど、登場人物もきちんと描かれているのは奇跡に近い。
勿論ロボットアニメとしての見せ場は充分あるし、渡辺宙明の音楽も光っている。
この作品をロボットアニメの最高傑作に推す人も多いようだが、同感だ。
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ところで作品を見た方の中には気づいた人もいるだろうが、この作品ではTV版の主題歌である「マジンガーZ」が一度も流れないのだ。
これは『対デビルマン』も同様で、どちらも主題歌扱いなのは「空飛ぶマジンガーZ」。
そして劇中には「Zのテーマ」、「マジンガーわがマシン」、「わが友マジンガーZ」と歌モノは結構使われているのに、肝心の主題歌はメロディーすら使われていない。
TVとは別物という決意の表れなのかも知れないが、ちょっと不思議・・・。
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by odin2099 | 2006-02-05 20:41 |  映画感想<マ行> | Trackback(4) | Comments(2)
e0033570_16223084.jpgこんな題名の映画、あったかな?と思ってる人もいるでしょう。
以前サイトにも感想書いてますけど、これはTVの1エピソードそのままです。
ただ天地を切ってワイド画面にし、タイトルもオリジナルのものに差し替えてますので、「映画」扱いにします。しかもDVD-BOXには、きちんと劇場公開用仕様で収録もされていることですし。

元ネタは第57話「Dr.ヘル日本占領」で、1974年春の<東映まんがまつり>の目玉作品になっておりました。他の劇場用新作を差し置いて

それだけ当時の『マジンガーZ』人気は凄かったというわけですが、このエピソード、実は前後編の”後編”です。
どうせ改題して劇場に掛けるなら、2本分を再編集するとか、そういう工夫くらいして欲しかったなぁと思いますが、お話の方はなかなか充実。作画レベルはだいぶ見劣りしますが、娯楽作品としては楽しめる出来です。
それがまた口惜しかったりもするんですがね(苦笑)。
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by odin2099 | 2006-01-29 23:03 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23483370.jpg『ダイナミックヒーローズ』なんてコミックを読むと、やっぱり見たくなっちゃうんだよね。
というわけでDVD-BOXを引っ張りだしてきました。
原作者が同じで製作会社も同じとはいえ、放映しているTV局も別だし、世界観も全く異なる二つの作品が、TVの枠を越えて劇場の大スクリーンで共演する、その衝撃と興奮は筆舌に尽くしがたいものがあった。
当たり前のように「スーパーロボット大戦」をプレイしている今の若い連中には、わからないだろうなぁ・・・。
といいつつ、リアルタイム世代でありながら劇場版マジンガーシリーズで、この作品だけ映画館で見ていないのは口惜しい

e0033570_10534983.jpg大胆な画面構成や目を見張るシーンもある反面、今見ると意味不明なシーンがあったりで、今ひとつ演出も脚本もこなれてない印象があるし、大口叩いている割にデビルマンがちっとも活躍しない(汗)など色々不満点もあるのだけれど、マジンガーZとデビルマン、この両雄が並び立つビジュアルのインパクトには、何者をも代え難い魅力があるのだ。

サイト内にも感想あります。



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by odin2099 | 2006-01-27 06:26 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(0)
以前、プレーステーション用ソフトで「クリックまんが」というものがあった。
コントローラーでコマをクリックして読む漫画というもので、部分的なアニメーションというか、コマの中あるいはコマとコマの間の動きが楽しめ、さらに効果音やBGM、台詞までもが楽しめるという、非常にユニークなものだった。

その中に『ダイナミックロボット大戦』という作品があったのだが(1999年の発売)、これはタイトル通りダイナミックプロが携わったロボット・アニメのキャラクターを一同に会し、新たな物語を紡ぎ出そうという、言ってみれば往年の<東映まんがまつり>における『マジンガーZ対デビルマン』に始まる共演モノを復活させようという試みだったのだ。
マジンガーZ、グレート・マジンガー、グレンダイザー、ゲッターロボG、デビルマン、さらにはキューティーハニー(予定では『ドロロンえん魔くん』も?!)なども登場するオールスター作品で、当時熱狂した世代には堪えられない企画だったのだが、全6巻の予定で進められていたこのシリーズは、2巻まで出たところで「クリックまんが」そのものがなくなってしまい、立ち消えになってしまっていたのだ。

ところが2003年になって、インターネット上の雑誌「Web現代」において、「e-manga」というものを使い、「オンライン・デジタル・コミック」として似た形式で再開されることになったのだ。
物語は再構成されたとはいえ、コンセプトは「クリックまんが」当時そのまま。で、読みたい!読みたい!と思っていたのだけれど、こちらは有料コンテンツなもので口惜しい思いをしてきたのだが、それがこの度とうとう単行本化された!(のを最近知った)
正式には『永井豪まんが外伝 ダイナミックヒーローズ』
著者名表示は「原作:永井豪/漫画:越智一裕とダイナミックプロ」。「クリックまんが」版の監督だった越智一裕の、これはリベンジだろう。

e0033570_1624339.jpg物語はTVアニメ『UFOロボ グレンダイザー』最終回の1年後からスタート。
平和を取り戻したかに見える地球だったが、<豹の爪>の暗躍、デーモン一族の復活、そして謎の宇宙人に追われて地球へ逃げ込んで来たスペイザー、さらにその宇宙人がかつてグレートとゲッターの共同戦線で追い払われた連中であり・・・とTV版と劇場作品両方の続編という形をとっているだけで大興奮!
最近では『真ゲッターロボ』や『マジンカイザー』など原作に即したリメイクや、あるいは原作版の続編なども幾つか作られているが、かつてのアニメ版の続きであり、絵柄も極力当時のアニメ版に似せているのが嬉しい。これは当時のファンだったオヤジ世代(になっちゃうんだろうなぁ、もう)には何よりだ。
まだまだ物語は序盤だし、キャラクターも出揃っていないが、これからの展開が大いに期待出来る。
ところで『えん魔くん』はともかく、『鋼鉄ジーグ』は出ないんだろうか?
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by odin2099 | 2006-01-23 23:09 | | Trackback(2) | Comments(3)
e0033570_16263271.jpgヤーバン大王の侵略から逃れたフリード星の王子デューク=フリードは、その野望を阻止するべくガッタイガーを駆って地球へと逃れた。しかしその魔手は遂に地球へも及んでしまう。しかもその指揮を執るのは、ヤーバン大王の娘テロンナ姫。デューク=フリードとテロンナは、幼い頃から共に育った幼馴染みだったのだ・・・。

1975年夏の<東映まんがまつり>で上映された30分のアニメーション映画で、『マジンガーZ』以来のロボットアニメ・ブームと、折からのUFOブームとを合体させた意欲作である。
原作は『マジンガー』シリーズの永井豪が担当しており、主役メカも、巨大ロボットと円盤が合体するというアイディアもの。
ご存知の通り、この作品をベースに『UFOロボ グレンダイザー』という『マジンガー』シリーズ第3弾のTVアニメが作られ、主題歌も歌詞の一部を変えて副主題歌に流用されているが、元々『グレンダイザー』のパイロット版として準備されたものではないそうだ。
グレンダイザーの洗練されたデザインも悪くはないが、個人的にはこの作品の無骨なガッタイガーの方が愛着がある。

演出の芹川有吾の持ち味というか、物語の主眼はデューク=フリードとテロンナの悲恋におかれ、SF版「ロミオとジュリエット」といった趣き。かなり際どい台詞もあり、アイシャドーがポイントの妖艶なテロンナのデザインと合せて、子ども向けにしてはかなり濃厚なムードがプンプン漂う。短い時間でテーマを明確に打ち出し、かつロボットアニメの魅力をも表現したという意味でも、この作品はロボットアニメ史上の傑作と評しても良いだろう。
同型のヤラレメカが続々登場したり、可変メカが中心になるのは『機動戦士ガンダム』の先駆け?
菊池俊輔の音楽も快調で、後に『グレンダイザー』を初め、『大空魔竜ガイキング』や『惑星ロボ ダンガードA』、『SF西遊記スタージンガー』などにも流用された。
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by odin2099 | 2006-01-20 06:13 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
e0033570_23332639.jpg1976年夏の<東映まんがまつり>で上映された一本で、『マジンガーZ対デビルマン』に始まる劇場用マジンガー・シリーズのトリを取る作品。

宇門大介ことデューク・フリードの操縦するグレンダイザー、剣鉄也の駆るグレート・マジンガー、流竜馬・神隼人・車弁慶が操るゲッターロボG、そして兜甲児の乗るダブルスペイザー。
それぞれ番組の主役を張った四大ヒーローが一同に会し、強大な敵と戦うというシチュエーションだけでも圧倒されっぱなしで、公開当時に既に劇場に2回も見に行き、その後も2度(だったかな)のテレビ放映もチェック。
さらにビデオ化されれば安価とは言えなかったソフトを購入し、以後もレーザー・ディスク、DVDとメディアが変って発売されるごとに買い直し、はたして何回見たのやら。間違いなく一番回数を見ている作品だ。既にサイトにも感想をupしている。

e0033570_16375320.jpg正直言えばキャラクターが右往左往しているだけの、決して傑作とは呼べない出来の作品で、見直す度に粗が目立つのだけれども、作品そのものに対する愛情には些かの陰りもない。
また、欠陥だらけな反面、意外な部分にファン心をくすぐるセリフ、リアクション、シチュエーションが隠されている点も見逃せない。

そして、黄金期のロボットアニメを彩る声優陣の熱演もまた然り。富山敬、石丸博也、野田圭一、神谷明らの武器や技の名前を連呼する”叫び”、それを支える渡辺宙明、菊池俊輔のBGMを聴いているだけでも充分だ。

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by odin2099 | 2005-12-22 21:00 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(1)
マジンガーシリーズのヒロインロボを使って、『チャーリーズ・エンジェル』をやっちゃおう!という発想のコミック(だと思う)。

e0033570_10525096.jpgヒロインは弓さやか、炎ジュン、牧葉ひかるの3人で、それぞれアフロダイA、ビューナスA、ダイアナンAに搭乗して犯罪者退治に大活躍!そう、この世界ではアフロダイとダイアナンが同時に存在し、なおかつ牧葉ひかるがロボットを操縦してるんである。
更に途中から第4のエンジェルとしてマリア・フリードが、なんとミネルバXを駆って参戦するようになる。

対する悪の機械獣犯罪者どもだが、これまたゴーゴン(虎を連れてる)、ガミア、あしゅら(男女二人!)、ブロッケン、ヤヌスらシリーズではお馴染みの面々。
そして脇には暗黒寺警部(渋いセレクト!)、ボス・ヌケ・ムチャの3人組に、なぜか直次郎まで出てくるというお遊びぶり。
要するに、これはマジンガーシリーズの変則的リメイクなんである。
最初はシリーズの続編的要素を期待していたのだけれど、残念ながらその願いは(今のところ)叶えられそうもない。

ドクターヘルまで出てくる展開になってきているが、残念ながらヒーローたちの影はない。ひかるの愛犬の名前が「大介」、マリアの愛犬が「デューク」というくらいだから、兜甲児も剣鉄也も出て来ないんだろうなぁ、寂しいけど。
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by odin2099 | 2005-04-21 22:30 | | Trackback | Comments(0)

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