【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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何故か<東映まんがまつり>じゃない、<東映まんがパレード>で上映された「ウルトラセブン」の劇場公開版。
まあこの頃はまだ<東宝チャンピオンまつり>は始まってなかったですけどねえ。
選ばれたエピソードは18話、テレビじゃ42話を放送してた時期なので、随分と前の作品になります。

e0033570_20323910.jpgベル星人の作り出した疑似空間に取り込まれたソガとアマギのサバイバル劇。
フルハシが序盤だけで後半は全く登場しなくなったり、キリヤマ隊長はソガやアマギのことは心配するのに、ダンのことは見捨てたり(さすがにアンヌだけは心配しますが)とドラマ部分は妙ですが、何処とも知れぬ世界でギリギリの体験をするというのはSFムードに溢れた異色作と言えそうです。

疑似空間内では異質なムードを出そうとしてるのか、音がくぐもった様に聞こえるのは演出なんでしょうが、ちょいと聞きづらいのが難です。
またマナベ参謀が疑似空間のことを知っていたり、どういう理屈か外部との通信のやり取りが普通に出来ちゃうのはご都合主義っぽいですが、まあそこまで「ウルトラセブン」にハードSFっぽさを求める必要もありませんね。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23792045/


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by odin2099 | 2017-04-20 20:34 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
一年通してのレギュラーという形ではないものの、新作テレビシリーズが継続して放送できるようになり、劇場公開版も毎年のように公開できるようになり、着実に復活しつつある円谷プロダクション&ウルトラシリーズ。
その最新作公開ということで劇場に馳せ参じました。
テレビシリーズの「ウルトラマンオーブ」は全然見ていなかったけど、多分、大丈夫…でしょう。。。

e0033570_20314246.jpgいきなりオーブと怪獣との戦いから始まり、そのピンチに颯爽と駆けつけるウルトラマンゼロ!
川井さんの作曲した「ウルトラマンゼロのテーマ」は、聴くほどに格好良さが増してくる感じ。
実は最初に聴いた時はパンチに欠けるかなあ、なんて思っていたんですけどね。
そのゼロの口からさり気なく?ギンガとビクトリーが行方不明なんていう重大情報がサラっと。何かが始まる予感です。

SSPの元へ届けられるエクスデバイザー。大空大地とのユナイトが解除されてしまったウルトラマンXが助力を求めてきたのだ。
それを狙って出現する宇宙人たち。だがその危機を救ったのは風来坊のクレナイ・ガイ。
ウクレレ弾きながら登場するガイさんには「キカイダーかよ!」とツッコミをいれつつも、素面のアクションには惚れ惚れ。結構動ける人なんだね、石黒英雄。

この後は敵か味方か?のジャグラーさんが笑いを取ったり、宇宙人役の山ちゃんがハイテンションで場を浚ったりしてるうちに、なんだかんだでギンガもビクトリーも復活。
3人のウルトラマンの力を「おかりします!」でトドメかと思いきや、このオーブトリニティーとやらが意外に強くありません。
そこに「お困りのようですね」と唐突に出てくるのが元祖風来坊のモロボシ・ダン!
デュワッ!とウルトラアイを着眼、セブン登場!

「セブン?」「セブン?」…とXやらギンガやらが口々に言うと、そのまんま♪セブン セブン セブン と主題歌のメロディーになるのは笑わせてもらいました。
そしてまあこのセブンが強い強い。
「さすが生涯現役!」なんて山ちゃん、じゃないや宇宙人がはしゃぎますけど、誕生50周年記念ですね、この活躍ぶり。
森次さんの台詞回しが少々怪しくなってきたのが寂しいですが、まだまだセブンには頑張って欲しいもんです。

限られた時間の中で怪獣・宇宙人を沢山出し、複数のウルトラマンの活躍を描き、ピンチからのパワーアップ、と展開にはお約束事が多いので忙しないですが、最後はもちろんハッピーエンド。
そういやゼロって序盤だけの登場かよと思っていると、最後の最後にやってきて「新しい戦いが始まるから、オーブの力、おかりします!」と言ってエンド。
この続きはテレビのミニシリーズで、ってことなのかな。

【ひとこと】
子供向け映画だからこそ、脇や悪役にはしっかり芝居の出来る人を置いて欲しいもんだね。


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by odin2099 | 2017-03-17 20:33 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
何気に<坂本浩一祭り>が始まっている?!
今度は「ウルトラマンギンガS」です。

まあ<ウルトラマン><仮面ライダー><スーパー戦隊>を全部撮ってる監督なんてこの人しかいないもんなあ。
これでもし<ゴジラ>や<ガメラ>を手掛けるようなことがあれば…グランドスラム!

e0033570_00005838.jpgこの作品も監督の趣味が全開!
レギュラーの滝裕可里小池里奈最上もがは言うに及ばず、ゲストの小宮有紗も容赦なく動かされます。
それも「動きやすさ重視」という言い訳が効く衣装だったり、格好良く見える…だけじゃないアングルを多用し、好き勝手やりたい放題というのがお見事。
さぞかし現場は愉しいんだろうなあ。

忘れちゃならないウルトラマンたちも大活躍。
ダイナ、ガイア、ゼロ以外はオリジナルキャストじゃないのが残念だけど、各ウルトラマンの代表的な戦闘BGMをメドレーで聴かせてくれるクライマックスバトルは思わず大興奮。
このあたり、ファンのツボをよく心得ていらっしゃる。

波長や趣味趣向が合わない人にとっては退屈の極みなのかもしれないけれど、きっちりと結果を出してくれる職人監督なのは間違いないな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23501136/


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by odin2099 | 2017-03-15 00:07 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20423954.jpg映画としてのお色直しということで、新アレンジの主題歌を歌っているのは ささきいさお。
同時期に放送開始されたTVシリーズ「ザ・ウルトラマン」の主題歌も歌っているし、20年後には「ウルトラセブン」の主題歌もカバーしているというのは案外知られていないようで。
この新録主題歌はあまり評判良くなかったみたいですけど、僕はあんまり抵抗なかったですね。
むしろオリジナル版主題歌の方が古臭く感じられて、こっちの方が良いんじゃないの?なんて思ったり…。
今でも嫌いじゃないですが、この映画以外で聴く機会がないのが残念。
「ディスコ・ウルトラマン」なんかよりよっぽど時代にも作品にもマッチしていたんではないか
――なんてことをつらつらと書き連ねていると、バカにされそうなのでここまでにします。

前回の記事では「ジャミラは元からあんな顔だったのか?」とか、「ハヤタはスプーン置いて駆け出して行ってるのに、手に持っていたスプーンはどこから?」とか書いたんですが、こういうのは一応「愛あるツッコミ」ということで宜しいですかね。

こういうの、挙げだすとキリがないです。
「人間らしい心はもう無くしちまったのかよ!」と叫ぶイデに、一瞬歩みを止めるジャミラ、という感動的なシーンに、「はて、ジャミラは日本語が理解できたのかしらん?」とのツッコミは無用ですね。

シーボーズを宇宙に返すため、ロケットをウルトラマンの姿に似せるという必然性はどこに?
似ても似つかない上に、結局はウルトラマンがロケットまで誘導するんだから短時間でロケットの修理と改造をしたスタッフの苦労が報われてるとはとても思えません。

科特隊にはシフトという概念がないブラックな職場みたいですし、慌てて制服を後ろ前に着るキャップ、それって普通に着るより難しいですよ、きっと。

サングラスを外した地底人、目が退化したって解釈なんでしょうけど目隠し貼り付けてるのはいただけないなあ、とか、そんなことを思いつつも、やっぱり「ウルトラマン」って偉大な、エポックメイキングな作品なんだなあということを再発見した今回の観賞でした。
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by odin2099 | 2017-03-08 20:45 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
最初は「ウルトラマン」の新作映画を撮る企画もあったのだが、何せスケジュールの問題からTVシリーズも終わらせたくらいだから、更に映画を撮るなんて土台無理な話だったのかも。
ということで栄えあるウルトラ作戦第一号、もとい劇場用ウルトラ映画の第一号となったのはこれ。
円谷一が監督したTVの4話分の再編集版だ。

e0033570_21580220.jpg以前にも書いたけど、ファーストエピソードではウルトラマンの出番なし。ウルトラマンはハヤタの乗るビートルと衝突し、ハヤタの命を奪った挙句一心同体となるところまで。
フィルムを無理矢理繋ぎ、ベムラーは科特隊が単独で倒したことになっている。
だから肝心のウルトラマンがなかなか出てこない。
当時の映画館ではヤキモキした子供たちも多かったのでは?

続いて「怪獣無法地帯」多々良島へ。
ここでレッドキングやらチャンドラーやらピグモンやら、怪獣が一挙に出演。
これって当時のゴジラ映画と比べても、かなーり豪華な絵作りな気がする。
しかもベムラーやその後に出てくるゴモラも合わせりゃ、再編集とはいえ登場する怪獣はゴジラ映画に比べても遜色ないと思う。まだ「怪獣総進撃」が作られる前だし。
しかし「ナパームを使う時は一緒だ」と言っときながら、「早くナパームを投げろ!」とハヤタに命じるムラマツキャップって一体…?

三つめのエピソードはゴモラ登場の、「ウルトラマン」唯一の前後編。
一回戦の途中でベーターカプセルを落としてしまい、大慌てのハヤタ隊員。
前のエピソードでもベーターカプセルなくしてるし、意外におっちょこちょいなハヤタ、いやウルトラマン?
大阪城を舞台にしたゴモラとの攻防戦は、これは劇場映画と遜色ないくらい特撮が充実していて、前にも書いたけど「ゴジラの逆襲」よりも迫力がある。
大阪城内のゴモラの進行コースがイマイチわからないのだけれど、誰かまとめた人いないかな。
今度大阪城へ行ったら、そのコースを追体験してみたいんだけど。
ところで続けて見ると、ゴモラのいたジョンスン島って多々良島にソックリだねえ。
怪獣の生息しやすい立地条件なんだろうな。

ということで一本の映画としての構成、まとめ方はイマイチどころかイマニ、イマサンくらいだと思うけれど(余韻もへたくれもなしにブツっと終わっちゃうし)、何よりもTVが終わってすぐの子供たちへのプレゼント、いわばカーテンコールとしてのこの作品、満足度は高かったんだろうな、と思う。
今となっては、よっぽどのマニアじゃなければ無理して見るほどのこともないだろうけど。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8600734/


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by odin2099 | 2017-02-12 21:59 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「ウルトラ怪獣DVDコレクション」だけじゃなく、こっちのシリーズも揃えたんだよなあ。
今日は「ウルトラマンの日」ということでやっと鑑賞。
第1巻には「ウルトラマン」「ウルトラセブン」そして「ミラーマン」の第1話を収録。

e0033570_20144735.jpg「ウルトラマン」第1話「ウルトラ作戦第一号」
宇宙から謎の赤い玉と青い玉が地球に飛来。
調査に向かった科学特捜隊のハヤタ隊員が乗るビートル機と赤い玉が激突!

前兆となる不思議な事件が起きたり怪獣が出現したりということではなく、いきなりハヤタとウルトラマンとのファーストコンタクトを持ってくる導入部はかなり新鮮。他の作品ではあまりないパターンだ。
ハヤタを心配するホシノ君に気休めを言うムラマツキャップや、ハヤタが死んでも(?)悲しみの感情を表に出さないアラシやイデの態度に違和感を覚えたりと色々あるけれど、ウルトラマンとベムラーの対決に絞った作劇は、最初のヒーロードラマとして評価出来ると思う。この構成のどこまでが関沢新一脚本で、どこから金城哲夫がリライトしたのかは気になるが。

ところで竜ケ森湖って大きくて深いんですねえ。埼玉県にあるんだっけ?

「ウルトラセブン」第1話「姿なき挑戦者」
相次ぐ人間消失事件を宇宙人の仕業と断定した地球防衛軍は、ウルトラ警備隊に調査を命じる。
出動したフルハシとソガの両隊員は宇宙人に襲われるが、モロボシ・ダンと名乗る風来坊に救われる。彼によれば敵は地球人を研究のために浚っているというのだが…

「ウルトラマン」と違ってこちらは既に何かが起きており、その捜査の過程で様々なことが明らかになっていくというミステリー仕立て。
地球防衛軍の上層部に藤田進、佐原健二、宮川洋一、平田明彦らを配し、こじんまりとした家庭的な雰囲気の科特隊と、大規模な組織であるウルトラ警備隊との差、そして地球の置かれている危機的状況を強調。この緊迫感は素晴らしい。
その割に明らかに偽名を名乗る風来坊を、ろくに身元確認せずに入隊させてしまうギャップが何とも…。

ウルトラホーク1号の合体・分離シークエンスをもっと上手く見せられないかなとか、ウィンダムの出番はいらないから(ここでカプセル怪獣の設定を説明する必要があったのだろうけど)セブンの活躍をもっと見せるべきだろうとか、音楽をもっと鳴らすべきだとか、終わり方が尻切れトンボだとか、不満点は多々あれど全体的な完成度は<ウルトラシリーズ>のオープニングでは上位に位置すると思う。

e0033570_20145773.jpg「ミラーマン」第1話「ミラーマン誕生」
世界各地で異常現象が発生していた。カメラマン鏡京太郎も不思議な事件に遭遇する。
京太郎は育ての親・御手洗博士にそのことを相談する。博士はかつて地球の危機を訴え、それに備えSGMという組織を組織していたのだ。
博士はこの異常現象はインベーダーの仕業であることと同時に、京太郎の両親にまつわる驚くべき秘密を告げる。彼は二次元人の父と人間の母の間に生まれたミラーマンであるというのだ…!

「ウルトラマン」というより「ウルトラセブン」のムードを持った第1話で、状況説明の過程も似ている。
自分が普通の人間じゃないことを知った京太郎の苦悩と決意、<ウルトラシリーズ>の持つ明るさや華やかさとは違う作風はただの亜流作品ではなく十分差別化されているし、透明な宇宙船、神出鬼没で緑色の血液を持つインベーダーの不気味さなどSFマインドに溢れた出来栄え。
ただ惜しむらくは総じて地味なことで、これは早すぎた傑作といったところだろう。

ということで三作品の観賞終了。

ところでなんで今日が「ウルトラマンの日」かというと、1966年の7月10日に「ウルトラマン」の放映が始まったから、ではない。
通称「ウルトラマン前夜祭」と呼ばれる「ウルトラマン誕生」という特番が放送された日なのだ。
実際に「ウルトラマン」第1話が放送されたのは翌週7/10なのでお間違えなく。
ちなみに今年は放送開始50周年だけでなく、実は曜日も同じ日曜日に当たってるんだよねえ。もちろんリアルタイムは知らないけれど。

前番組「ウルトラQ」は28話分製作されたものの、実際にオンエアーされたのは27話分。
つまり未放送エピソードがあったのだけれども、内容が難解だったから放送が見送られたという説があり、その一方で新番組を盛り上げるために特番を編成したという説もあり、また「ウルトラマン」の製作が遅れたので急遽特番を作ってスタートを一週遅らせたという説まであるのだが、おそらくそれら全てが理由でそうなったんだろうな、と思う。
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【ひとこと】
リアルタイム世代ではないけれど、再放送で「ウルトラマン」及びそれに約2週間先行して放送開始された「マグマ大使」共々夢中になって見ていた筈だけれども、どうやら「マグマ大使」の方が好きだったらしい(^^;
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by odin2099 | 2016-07-10 20:20 | テレビ | Trackback | Comments(0)
「ウルトラマン」唯一の前後編かつ、ウルトラシリーズ初の前後編エピソードである「ウルトラマン」第26話「怪獣殿下 前篇」と27話「怪獣殿下 後篇」を一挙に収録した第5巻。
再放送で繰り返し見てた時は気にしてなかった、というより気付かなかったのだけれども、ある時に友人から指摘されて驚いたのがこのエピソードの特異性。

e0033570_22055217.jpg前後編だし、朝日放送の協力で大阪ロケを行ってるとか色々ありますけど、自分が驚いたのはこの点。冒頭で”怪獣殿下”と呼ばれてるオサム少年が、クラスメイトに揶揄われてるシーンがありますよね。
怪獣なんていない」とか「怪獣映画の見過ぎ」だとか。
あれ?怪獣なんていない?

ベムラー以来、バルタン星人やらレッドキングやら多くの怪獣や宇宙人が現れ、その度に科学特捜隊が出撃し、ウルトラマンが活躍してるはずなのに、怪獣が絵空事扱いされてるんです。
またおそらく近未来を舞台にしているであろう他のエピソードに対し、今回の時代設定は大阪万博を間近に控えた時期、つまり放送時のリアルタイムってこと。
あれれれれ…?

その割にウルトラマンの存在は(子供たちの間では)認知されてるようだし、科特隊の面々は有名人だったりと矛盾点も沢山あるんですが、これだけ番外編のメタフィクションだと捉えるしかないですねえ。
なんかヘンなの。

作劇に不慣れなのか前編が尻切れトンボで終わっちゃったり、空を飛ぶとBタイプからAタイプに変身しちゃうウルトラマンとか、大事な通信機(流星バッチ)を内緒で子供にあげちゃうハヤタ隊員の危機管理能力の無さとか、ツッコミどころも満載なのは逆に「ウルトラマン」世界の大らかさ、なのかなあ。
ちなみに「しおしおのぱー」は楽屋落ち?


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by odin2099 | 2016-07-06 22:07 | テレビ | Trackback | Comments(2)
「交響詩ウルトラマン/ウルトラセブン」3度目のCD化。
「交響詩ウルトラセブン」に関しては単独(といっても劇中使用のクラシック音楽とのカップリング)のCDもあるし、コンサートのライヴ盤もあるのだが、今回の特徴は2枚組となっていること。

e0033570_10295578.jpg1枚目は宮内國郎サイドとして「交響詩ウルトラマン」と、これが初CD化となった「交響組曲恐竜」とのカップリング。

「交響組曲恐竜」は当時の円谷プロ社長・円谷皐のプロデュース盤で、本来はウルトラマンとは何の関係もない企画盤だったのだろうが、映画「実相寺昭雄監督作品ウルトラマン」に楽曲の一部が挿入されたことで、ファンの知名度は高いだけに待望の復刻。
自分はリアルタイムでLPレコードを入手していたものの、ぶっちゃけあんまり気に入らなかったこともあって早々に聴かなくなって手放してしまっただけに、おそらく耳にするのは30年ぶりぐらい。
残念ながら「懐かしい」以上の感慨はないが、これを機にまた聴きこむようになれば違った思いも生まれてこよう。

しかし当時からなんで「恐竜」を題材にしたレコードなんか、と思っていたのだけれども、どうやら皐社長が大の恐竜好きなんだそう。
そういえばこの頃は「恐竜探検隊ボーンフリー」「恐竜大戦争アイゼンボーグ」「恐竜戦隊コセイドン」といった俗に<恐竜三部作>と呼ばれる作品を送り出していたんだっけ。

2枚目は冬木透サイドとして「交響詩ウルトラセブン」と、これが初お披露目となった「交響詩帰ってきたウルトラマン」を同時収録。

注目は勿論新規録音となった「交響詩帰ってきたウルトラマン」だが、こんなものをいつの間に?と思っていたら、実は録音自体は2年以上前に行われていたそうなのでお蔵入りしていた一品?
企画・選曲が庵野秀明で、演奏は東京室内管弦楽団名義。
「帰ってきたウルトラマン」の音楽がステレオで聴けるのは嬉しい反面、選曲・構成が自分の「帰ってきたウルトラマン」の音楽イメージと違うことと、他の音源に比べて音に厚みがないというか編成が薄いんじゃないか(録音メンバーに関するデータがないので、何人編成で演奏したのかは不明)、という点で軽い失望感も味わった。

ここまでくればどうせなら「交響詩ザ・ウルトラマン」と「交響曲ウルトラコスモ」も収録してくれれば良かったのだけれども、まあ多くは望むまい。


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by odin2099 | 2016-06-27 20:15 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
結局TVシリーズの「ウルトラマンX」は1話も見ずに映画館へ来てしまいました。
予備知識なしはキツイかなあとも思っていたのですが、それでも「怪獣映画」「特撮映画」として楽しませて貰いました。

e0033570_21392836.jpgまず端末を経由してウルトラマンと防衛組織のメンバーが日常的にコミュニケーションを取っているというシチュエーションが斬新ですね。これはTVシリーズ後だから成り立っているのかもしれませんが、主人公である大空大地がウルトラマンXに変身、じゃないユナイトするというのも、基本的には他の隊員たちが戦闘機や戦車に乗って出撃するのと同じような扱いで、ウルトラマンと防衛組織(Xio)の連係プレー、一体感が強調されているようでもあります。
「ウルトラマンメビウス」や「ウルトラマンギンガS」など、最近のウルトラマンと人間との関係はこのパターンが基本なんでしょうか。

相変わらず「奇跡」「奇跡」の展開には食傷気味ですが、ティガの登場、そして初代ウルトラマン登場のシーンは胸熱です。BGMも「ティガ」や「ウルトラマン」のものが(新アレンジ、新録音ですが)流れてくると安心感があります。
今はシリーズ物でも旧作の音楽を使うと色々とお金がかかるようですが、前作「ウルトラマンギンガS/決戦!ウルトラ10勇士!!」もそうでしたが、効果音含めて頑張っているなあと感じます。
それに比べると仮面ライダーも見習ってほしいものですねぇ。今度の「仮面ライダー1号」が菊池メロディ全開だったらスタッフを見直すんですが…と閑話休題。

「ウルトラマンX」という作品そのものにも、レギュラーキャラクターにも思い入れが何もないもので、その点では今一つ乗り切れない面もありましたが(吉本多香美と黒田アーサーの芝居というか役作りにもちょっと引っかかるものがありまして)、これはTVシリーズをちゃんと見て、それからもう一度劇場版を見直さなきゃいけないな、という気持ちになりました。

今年はウルトラシリーズ生誕50年、新たなるウルトラマンの登場も予定されているようですし、他にも幾つか企画も準備中のようなので、これからの展開から目が離せません。


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by odin2099 | 2016-03-16 21:40 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(2)
第4巻は『ウルトラマン』39話「さらばウルトラマン」、『帰ってきたウルトラマン』51話「ウルトラ5つの誓い」の最終回2本立てとなりました。

e0033570_22005053.jpgまずは「ウルトラマン」、のっけから謎の円盤群が地球めざして飛来中というシチュエーションからスタート。
まだ目的不明の為にむやみやたらと攻撃するなとの命令が下りますが、岩本博士は侵略と断言。円盤は1930年代から地球を狙っていたのだと主張するのですが、既にバルタン星人やザラブ星人、メフィラス星人らがやってきているだけに今更な感のある台詞ではあります。

そうこうしているうちに、円盤の標的は科特隊日本支部及びウルトラマンであろうとパリ本部が判断し、健闘を祈ると無責任な命令を送ってくるのですが、こんなことならもっと早く対応しておけば…。
しかしながら日本支部は善戦、円盤群を撃退するものの本命の母船は逃し、また留守中の基地を狙って破壊工作を行うなど敵もさるもの、科特隊は大ピンチを迎えます。
こんな非常事態にもパリ本部やニューヨーク支部は援軍を寄こしてはくれないようで。

ゼットン出現!そしてようやっとウルトラマン登場!
…ですがいつもとは何だか勝手が違い、アレアレアレ…?!
ということでウルトラマン敗北というまさかの展開で幕を閉じる「ウルトラマン」。
ウルトラマンと分離したハヤタの記憶は第1話でウルトラマンと一体化する直前のままで、というのはこれはなかなか秀逸なアイディアだなあと感心しきりですが、後々のシリーズ化にあたっては些か扱いに困るものでもありました。

正攻法の侵略モノとして締めた「ウルトラマン」に対して「帰ってきたウルトラマン」も頑張っています。
冒頭の郷とルミ子の結婚式(ルミ子の夢というオチがつきますが)は飛躍しすぎですが、いきなりバット星人によって次郎とルミ子が囚われの身というのは、余計な説明省いていて潔いスタートだと思います。

バット星人は二人を人質に、そして最強怪獣ゼットンを繰り出すことで郷秀樹=ウルトラマンの心理的攪乱も狙ってきます。そしてゼットンとMATを戦わせている隙に基地を壊滅状態にするなど策士ぶりを発揮。実際このバット星人は、かなりの強敵と思わせるだけの存在感を持っています。

それに比べると肝心のゼットンがちっとも強そうに見えず、クライマックスでは「バット星人&ゼットンVSウルトラマン」という二対一のハンディキャップマッチとなるのですが、あっさりやられちゃうんですよねえ。
なので画竜点睛を欠く、というのがこの最終回への自分の評価で、「帰ってきたウルトラマン」という作品が大好きなだけに「う~ん」となってしまいます。
それに正直言って「ウルトラ5つの誓い」ってなんだよ、と思ったリアルタイム視聴世代なのですが…。

ところで最終回だけあって「ウルトラマン」では科特隊の基地セットを壊しちゃってますが、アキコ隊員がすぐ前に倒れてるのに爆破するなんてアブナイですねえ。

またバット星人、ルミ子と次郎の前で郷に対して「ウルトラマン」と呼び掛けてません?
そして挑発に乗った郷も、二人の目の前で変身しようとしてません?
初代ウルトラマンがストップかけたからいいものの、そうじゃなければこの時点で正体判明の恐れも?

【ひとりごと】
「帰マン」最終回のラストシーン、死んだ筈の郷が2人の前に姿を見せるシーン、あれは現実という解釈なのか、それとも幻という解釈なのか、どっちなんでしょう?
もちろんウルトラマンが勝って終わっているので郷が死んでるわけではないですが、エフェクトかけた演出といい、2人が見た幻とも受け取れるようになってますね。
郷秀樹は今度こそ死んで、残されたウルトラマンが郷の姿を借りて別れを告げている、というような気もしますが…。
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by odin2099 | 2016-03-10 19:55 | テレビ | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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