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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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『ウルトラマンギンガ』に続く第2シリーズ『ウルトラマンギンガS』の劇場版で、『ギンガ』の映画としては3作目。
ただテレビ版の単なる拡大版だった前2作と違い、今回は久々に「映画」として作られたウルトラマンの新作だった。


e0033570_19220252.jpg『ギンガS』はちゃんと観ていなかったのだけれども、どうやらテレビ最終回の1年後という設定らしい。
冒頭はいきなり遊星ジュランで超時空魔神エタルガーと戦うコスモス。しかしコスモスはエタルガーと謎の女戦士アレーナに敗れ封印されてしまい、ムサシはその直前に分離される。
そこへゼロが駆け付けるが、次なる獲物を求めてアレーナとエタルガーは地球へと向かった。彼らは宇宙の平和を守るために邪悪なウルトラマンたちを封印するのだと嘯き、既にティガ、ダイナ、ガイア、ネクサス、マックス、メビウスを捕えていたのだ。


というところで舞台は地球へと移り、研修を終えたヒカルのUPG基地への帰還と、サクヤとマナが新たな仲間となったことを紹介したところでエタルガー襲来。ショウがビクトリーに、ヒカルがギンガに変身して戦うものの大苦戦、という展開になる。
そこへムサシが合流し、アレーナの正体を含めてこれまでの経緯を説明。ウルトラマンの封印を解き、エタルガーによって操られているアレーナを救い出す作戦を立てる。更には飛来したゼロによってヒカルとシュウに大特訓が科せられる。


特訓によってヒカルとショウは合体変身(ウルトラタッチ!)し、ウルトラマンギンガビクトリー誕生(まんまや…)。
そしてクライマックスバトルは封印を解かれたウルトラマンたちと、エタルガーが作りだしたダミーのダークルギエルやエンペラ星人、ダークメフィスト、ウルトラマンベリアルら強敵たちとの戦い。
このシーンでは各ウルトラマンたちの代表的な戦闘テーマ曲がメドレーで流れ、もう感泣モノ。タイプチェンジ可能なウルトラマンたちが次々と必殺技を繰り出すあたりは坂本監督ならでは。


監督ならではといえば、この映画の実質的な主役はアレーナ姫役の小宮有紗で、彼女の生身のアクションシーンも豊富に用意されており、中でもVS滝裕可里(アリサ)戦、VS小池里奈(サクヤ)戦、VS最上もが(マナ)戦に力が入っているように見えるのが如何にも。
またアクション面だけでなく、微妙な表情の違いや感情の切り替えを瞬時に要求される演出に彼女は十分に応えており、『特命戦隊ゴーバスターズ』のイエローバスター/宇佐見ヨーコ役から見ている方としてはその成長ぶりが頼もしい。

余談だが、エタルガーの声に『ゴーバスターズ』でヨーコのパートナーロボットのウサダ・レタスの声を演じていた鈴木達央を推したのは彼女自身だそうである。
あ、ショウ役の宇治清高が特訓シーンで上半身裸にさせられてるのも監督の趣味だろうな。そして特訓そのものはダン隊長へのオマージュ?


上映時間が1時間と聞いて、一体どうやってまとめるんだろうと心配していたが、UPGの各隊員にも、ウルトラマンたちにも皆見せ場があり、ミニチュアも使ってウルトラマンたちの巨大感も久々に表現。是非とも大画面で見るべき快作に仕上がっていた。
坂本浩一、恐るべし!


【ひとりごと】
アレーナの故郷がどうなってるのかとか、エタルガーの出自や目的がいまいち不明確なので、ヒカルやムサシの科白に説得力が欠けるのが難。
時間の制約の関係なのかなあ。それともそもそも掘り下げられることなくシナリオが書かれているのか。


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by odin2099 | 2015-03-14 19:26 |  映画感想<ア行> | Trackback(2) | Comments(2)

<坂本浩一監督祭り>もやっぱり継続中…。


e0033570_20114314.jpgCGが発達してきた昨今は、使い方を工夫すれば低予算映画でもそこそこの「絵」を見せることが出来る。それにアクションの凄さは勿論のこと、女性をエロかっこよく撮ることにかけては今の日本ではトップクラスの監督の手に罹れば、かなりゴキゲンなヒロイン・アクション・ムービーになることを改めて実感。


これだけのボリューム(82分)の映画を、二週間で撮り終えるというのは、流石に台湾スタッフからクレイジーだと言われたようだが、そこは早撮りの監督らしく無問題。時期的には『仮面ライダーフォーゼ』に長澤奈央がゲストで出た回の後で、この作品の撮影後に『フォーゼ』の夏映画で再び木下あゆ美を起用している(長澤奈央もゲスト出演)。最近でも精力的に活動しているが、ちょっと働きすぎな気もする監督ではあるが。


斯様に魅力的なWヒロインを揃え、あとはお話に乗れるかどうかだけれども、パラレルワールド設定もSFの小道具として使うよりは、良く似た別世界に居る自分に良く似た存在を登場させるための手段、要は「色々な格好をした様々な長澤奈央と木下あゆ美を見たい!」という監督のスケベ心から来ているのだから、これでいいのだ。


オーディオコメンタリーでは主演の二人と一緒の監督が実に嬉しそう。是非ともパート2を!……なんて話をしているのだが、このあと二人は相次いで結婚→出産ラッシュ。続編に限らず、もうこのコンビが揃って出てくる監督作品は望み薄かなあ???


【ひとこと】
元々この作品、全7話構成のインターネット配信を想定していたんだそうな。
それで10分に一回の見せ場(アクションとお色気)が用意されていたんだそうで、後の『白魔女学園』でこの方法を実現させていたっけ。
この一本にまとめた劇場公開版がいわば<ディレクターズカット版>なんだそうだけど、機会があれば配信版も公開して欲しいもんである。


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by odin2099 | 2015-01-18 20:12 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

<坂本浩一監督祭り>続行中です。
e0033570_22022692.jpg今回は『赤×ピンク』、ヒーローアクション物以外で監督の最高傑作はこれかなあ、やはり。『俺たち賞金稼ぎ団』も捨てがたいところではありますが、女の子たちの頑張りに余計にポイント入れたくなります。
とにかくみんなのアクションというより、表情や構え、ポーズ、それに何気ない仕草などが良いですね。男目線だけじゃなく女性目線を取り入れた、ということでしたが、その狙いは成功していると思います。


で、オーディオコメンタリーですが、坂本監督をはじめ、芳賀優里亜、多田あさみ、水崎綾女、小池里奈のヒロイン4人が勢揃い。水崎綾女が引っ張る感じで、それに芳賀優里亜や多田あさみが絡み、それに時折?小池里奈が喋るという感じですが、各人のキャラ、持ち味が出ているガールズトークは面白いですね。その勢いには流石の監督もタジタジ…。
それでも撮影の裏話があったり、なんとかオーディオコメンタリーとしても成立しています。
さて、今度は<ディレクターズカット版>も観なくては。


【ひとりごと】
主役4人以外のガールズブラッドのメンバーの特徴を、今回ようやく把握しました。
今まで桃瀬美咲ちゃん以外がよくわからなかったんですよねえ。
もちろん西野翔、周防ゆきこ、大島遥といった方々は知ってはいるんですが…。


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by odin2099 | 2014-11-16 22:04 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

せっかくBlu-rayが2作品揃ったので、試写会以来の連続鑑賞。
別々のお話を一つに繋げたというよりは、一つのお話を二つに分けて膨らませた、のでしょう、多分。

『シャリバン』編単独で観た場合、日向快とセイギの確執、快と伊賀電の関係、銀河連邦内に潜入しているスパイの正体というものには一応の決着がつくものの、やはり背後に存在する大きな陰謀の行方は気になるところ。


『シャイダー』編はそれに比べると独立した作品として楽しめる余地は大きいが、それでも一見すると本筋にあまり関係なさそうな割に出番の多い十文字激や快が、一体何をやっているのだろうとの疑問が残る。


ということで2作品を続けて観るのが、やはり正しい鑑賞方法というのものだろう。2作品トータルでも2時間強だし、間にインターミッションが入ると考えれば、観るのも楽だ。
そして見終わった後は、オーディオコメンタリーでもう一度。本編との落差のあるバカ話っぷりに、もう一度観直したくなる…?

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「赤射版」「焼結版」は特典ディスクとCD付き。
特典ディスクのメイキングは1時間くらいあるので見応え十分だし、CDはそれぞれの音楽集。
リマスターならぬニューマスターされた両作品のオリジナルBGM(『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』からの流用曲もあり)に、御年89歳の渡辺宙明大先生書下ろしの新曲まで網羅したファンなら必聴の一枚だ。


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by odin2099 | 2014-11-13 17:24 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

ギャバン=十文字激(演:石垣佑磨)は、シャリバン=日向快(演:三浦力)が逮捕したガイラー将軍から、一連の模倣犯の背後にはホラーガールという共通の存在がいることを聞き出し、そのアジトへ乗り込むが、そこは既に蛻の殻だった。


そんな激にバード星への帰還命令が下る。銀河連邦警察のゴードン長官(演:藤堂新二)の娘ヒルダ(演:山谷花純)が、ホラーガールと結託した神官ポーにより誘拐されたというのだ。秘書官エリーナ(演:穂花)は激に、ホラーガールの捜索中止を命じる。


一方地球ではシャイダー=烏丸舟(演:岩永洋昭)が、運び屋である不思議獣ピタピタを単独で追っていたが、その積荷は何と誘拐されたヒルダだった。しかし自分を外した舟に納得のいかない相棒の女宇宙刑事タミー(演:川本まゆ)とのコンビネーションはかみ合わず、逆にピタピタの策略によりヒルダと繋がれてしまった舟は焼結もままならず、囚われの身となってしまう。


激は命令を無視し、今は銀河連邦警察のサイバー犯罪対策課に所属している大山小次郎と共にホラーガールの捜査を続行。手掛かりをつかんだ激は、快を巻き込んで地球へと向かい、真犯人に繋がる重要な手掛かりを入手。舟の態度にショックを受け混乱しているタミーも、シシー(演:桃瀬美咲)のアドバイスを受けて舟の行方を追う。


舟と繋がれたヒルダには、彼が受けたダメージが伝わってしまい危険な状態に。舟はピタピタを説得して医者に診せることを承知させ、とある診療所へと向かう。そこで一行を出迎えたのは、かつて初代シャイダー=沢村大のパートナーを務めていたアニー(演:森永奈緒美)だった。エジプトで考古学を学んだ彼女は、難民キャンプの実情に触れて医学へ転身していたのだ。


舟と切り離されたヒルダを連れてピタピタは不思議時空を発生させそこへ逃げ込み、舟はそれを追って不思議界へ。診療所へと駆けつけたタミーも、アニーの励ましを受け舟を援けるべく後を追う。二人の絆に、自分と大との姿を重ねるアニーだった。
舟は何故タミーを任務から外したのか、そして激と快が辿り着いた事件の真相とは――?!


e0033570_20544072.jpg二代目シャイダー=烏丸舟とタミーのバカップルぶりが楽しめる『宇宙刑事シャイダー』の新作Vシネマ。とはいうものの、事実上「宇宙刑事NEXT GENERATION」という前後編の「後編」なので、単独で観ることはお勧めしない。


ギャバンの活躍で幕を開け、「シャリバン」編「シャイダー」編と並行してギャバンのエピソードを見せ、クライマックスで3人の宇宙刑事が揃うという構成は、同じ坂本監督の『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGAMAX』が7人ライダーのエピソードで始まり、狂言回し的にWのエピソードを挟みながら「オーズ」編と「フォーゼ」編の橋渡しを行い、最後に勢揃いという構成なのに酷似している。


ハードボイルドなタッチで描かれた『シャリバン』とは違い、こちらはかなりのコミカルテイスト。『シャリバン』から続けて見ると、その落差に愕然となるのも確か。
烏丸舟は『シティーハンター』の冴羽獠や『コブラ』、タミーは『うる星やつら』のラムちゃんがモデルだというこの二人、アニメならいざ知らず実写では成立しづらいキャラクターだが、岩永洋昭の硬軟の使い分けが見事で辛うじて見られるものに。
後半では一転して重く熱いドラマが繰り広げられるだけに、この二人を温かい目で見守ることが出来るかどうかで、この作品を愉しめるかどうかも決まってくる。


川本まゆは『ハイキックエンジェルス』の時はもう少し可愛いイメージがあったのだが、役柄のせいかちょっとキツイ印象。もう少し愛嬌があると、バカップルぶりがもっと引き立つと思うのだが…。
今回のキーキャラクター、ヒルダ役の山谷花純は、監督が全幅の信頼を置くだけあって振り幅の広い難役を好演。これが3本目の坂本組参加だが、既に4度目となる次回作『白魔女学園2』の公開が待っており、また最近は他のドラマでも大いに注目されている若手の有望株だ。


出演者の中で最大の注目は、約20年ぶりに現場復帰となったアニー役の森永奈緒美だろう。伊賀電役・渡洋史の現役感とは比較にならないものの、その存在感は流石。沢村大役の円谷浩の出演が叶わない今となっては、二代目との引継ぎには欠かせないポジションで、メイキングで撮影風景を見た後だと、沢村大の写真に語り掛けるシーンは余計グッとくる。


復帰と言えばもう一人、「宇宙刑事」全作に出演した大山小次郎役・鈴木正幸の登場も嬉しい。『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』では唐突に名前だけ出てきていたが、今回は独特の訛りや十文字激を「激ちゃん」と呼ぶ口調など正に当時のイメージ通りの小次郎さん。ブランクを全く感じさせないのはプロの仕事だ。


『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』や『スーパーヒーロー大戦Z』には希薄だった「宇宙刑事」愛に満ちたこの二部作、受け止め方は様々でこれでもリスペクトが足りないとか、まるで別物で承服できないという人がいることも承知しているが、これを足掛かりとして更なる「宇宙刑事」の活躍を観てみたいと素直に思わせてくれるだけの熱のこもった作品にはなり得ていると思う。


3大宇宙刑事の母艦は今回も出てくるが、ブルーホークとかシャイアンといった乗り物は出てこないし、バトルフォーメーションだけで、最大のインパクトを与えるシューティングフォーメーションの出番は今回はなし。『シャリバン』編含めてそのあたりは次回作へ期待したい部分だ。
またコンバットスーツ含めて、3人とも装備が旧作のままなのも気になる。30年も経てば改良を加えたり、新兵器・新装備の類が登場してもおかしくないと思うが。


【おまけ】
ブックレットによれば、タミーは上原正三が好んで使う名前「民」「民子」(ギャバンの母親も一乗寺民子)から、シシーは上原正三が書いた『ウルトラセブン』の没脚本「300年間の復讐」に登場するトーク星人の妹シシー(アンヌと瓜二つという設定)から、ということで共に上原正三へのオマージュとのこと。
『ウルトラセブン』といえば、ピタピタが使った超絶興奮剤「メトロニア」は、メトロン星人由来だとか?!


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by odin2099 | 2014-11-08 20:55 | ビデオ | Trackback(1) | Comments(0)

坂本監督祭りはまだまだ継続中!今回は『ウィザード&フォーゼ』!!


e0033570_20372364.jpgウィザードとフォーゼ、メテオとなでしこの4大ライダーと、終盤に魔法の力で助っ人参戦するW、アクセル、オーズ、バースの先輩ライダーたち。それにイナズマンにポワトリン?!、はたまたキョーダインに続いて悪役化されてしまったアクマイザーも登場!とはいくらなんでもキャラ出し過ぎだろと思ったけれど、それでも面白く仕上げてくるんだから、まー大したもの。
もっともクライマックスバトルはしつこ過ぎて、流石に弛れましたがね…。


この映画で一番驚くのは、福士蒼汰のアクションじゃないかなあ。同じ主役ライダーの白石隼也がかなりスタントマンを使っているのに比べると、福士蒼汰は殆どがノースタントの印象。
危険なシーンは当然スタントマンを起用しているのだろうけれど、本人のアップショットも多いし顔がハッキリわかるショットも多いので、全部自分でこなしているように見える。激しいアクションになると後ろ姿やロングショットが増える白石隼也とは大違い。


実際は白石隼也もかなり頑張ってはいるのだろうけれども、福士蒼汰の身体能力が高すぎるんだろうね。吉沢亮も卒なくこなしているし、おまけにワンポイント出演の渡部秀がこれまた派手な立ち回りを自分でやっているもんだから、余計分が悪い。何しに出て来たのかイマイチわかりづらい映司くんではありますが。


女性陣に目を転じると、先ずは少ない出番ながら原幹恵の頑張りが光る。彼女も殆どスタントを使っていないように見えるし、監督もお気に入りのご様子。以前にも書きましたが今夏の実写版『ルパン三世』、峰不二子を演じたのは黒木メイサだったけれど、ネット住人たちからは彼女を推す声もあったっけ。女優としての格は黒木メイサの方が上かもしれないけど、ことキャラクターイメージで言うなら確かに原幹恵の方がスタイル含めて雰囲気だよな。


で、ゲスト出演に過ぎない長澤奈央もワイヤーアクションを披露してるし、流石に高山侑子はスタントがバレバレだったけどポーズは決まっているので見劣りしないし、スタントを使っているようで意外に自分でこなしてるのが真野恵里菜。伊達にアイドルやってなかったな。


ただここに入来茉里という逸材が登場し、白石隼也と絡むのだからこれはお気の毒。新体操でインターハイ出場経験もあるんだからセミプロ級で、実際彼女はノースタントでポワトリンのアクションを演じきったようで、これは勝負にならないなあ。


アクション抜きの女性キャストは『ウィザード』レギュラーでは奥仲麻琴、中山絵梨奈、『フォーゼ』レギュラーでは清水富美加、坂田梨香子、志保がいて、『フォーゼ』編のゲストヒロインは最近売り出し中の足立梨花と、色々なタイプの女の子を取り揃えたこの映画、メイキングを見ても監督が実に楽しそう(この監督のメイキングで映る現場はいつもそうだが)。
しかし『フォーゼ』編の脇役というか、せいぜい順ヒロイン格の山谷花純が、後に監督のミューズになるとはちょっと想像出来なかった…。


ところでこの作品のキーになってる、弦太朗が持ってる写真。これが切っ掛けで弦太朗は教師を目指すことになった大事なアイテムだけど、ちょ~っと待った!
この写真は未来から来た弦太朗と接触した際に、偶然過去の弦太朗の手に渡ったものだけど、その時点ではまだ写真は撮影されておらず(物語のラストで撮影)、過去からずーっと持っていた写真のはず。…ってことはいつ撮ったんだ、この写真?! 一枚の写真がずーっとループしてる?!
未来の弦太朗から預かった晴人が、過去の弦太朗にフォーゼドライバーを返す時に一緒に渡した、というなら何となくわかるんだけどね。それでも矛盾はするんだが。


あと、アンダーワールドから現実世界に戻ると子供たち(これがサブロウ、ルビィ、コング、ネズミの幼い頃の姿なワケだ)はそのままだけど、上村優は……なんとドーナツ屋の店長だったというオチがつくんだけど、アンダーワールド内では容姿や年齢は自由自在? 戻っても上村優のままか、あるいは逆にアンダーワールド内でもKABA.ちゃんの姿じゃないとおかしくない?


ま、そういうことは考えちゃいけないんだろーけどさ。


関連記事はこちらこちら、そしてこっちも。


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by odin2099 | 2014-10-30 20:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

三回目か四回目の観賞になりました。
うーん、確かに面白いんですがねぇ、詰め込み過ぎな感じはやっぱり否めませんね。


e0033570_20390260.jpgぶっちゃけ、ゴーバスターズが邪魔。あ、ゴーバスターズには何の恨みもありません。
でも、物語の中心が”恐竜戦隊”というキーワードで占められていますので(敵側の目的も恐竜戦隊への復讐だし)、ゴーバスターズはたまたま『獣電戦隊キョウリュウジャー』という番組の前に放送していた戦隊、という扱いでしかないんです。


ヴァグラス側のエンターとエスケイプも、ついでに復活しました感がありあり。
そして『ゴーバスターズ』ファンからすれば感泣のイベント、陣マサトの復活もちっとも盛り上がりません。最終決戦の前に退場しちゃうし、何のために出て来たんだよ、陣さん。
しかも「これが最後」とか言っちゃうしさ。


『海賊戦隊ゴーカイジャー』という番組で、これまでの<スーパー戦隊>シリーズの垣根を取っ払ってしまった今となっては、この<VSシリーズ>自体も見直す時期に来てるのかも知れません。


今回『恐竜戦隊ジュウレンジャー』と『爆竜戦隊アバレンジャー』とコラボさせたように、単に前番組後番組という関係だけで共演させるのではなく、別の要素での共演もアリかもしれません。
一方でこの<VSシリーズ>には終了した前戦隊の”続編”としての側面もありますが、そちらはVシネマの「帰ってきた」シリーズが定着しつつありますので、そちらに譲るというのも一つの方法かなと思います。

過去記事はこちらこちら


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by odin2099 | 2014-10-24 22:21 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_16473759.jpgかつて銀河連邦警察が壊滅させたマクー、マドー、フーマとの関連が疑われる事件が頻発。これを追っていたギャバン=十文字激(演:石垣佑磨)は、一連の事件は模倣犯(コピーキャット)の犯行である可能性に思い至る。その背後には共通する何者かの存在が…。


一方銀河連邦警察は、ネオマドーの最高幹部ガイラー将軍(演:西興一朗)が宇宙マフィアのガマゴンを相手に、人間を不死身の戦闘マシーンに変えてしまう薬物ハイパーMの取引を地球で行うという情報を掴み、シャリバン=日向快(演:三浦力)と相棒の科学捜査官シシー(演:桃瀬美咲)を派遣する。地球で快は、同じイガ星出身の幼馴染である宇宙刑事エステバンことセイギ(演:馬場良馬)とその上官アイリーン(演:矢吹春奈)と合流し取引現場へと向かうが、その捜査の情報は漏れておりガイラーを取り逃がしてしまう。


実は快はシシーにも知らせず、ニコラス・ゴードン新長官(演:藤堂新二)から特命を受けていた。それは銀河連邦警察内部に潜入したネオマドーのスパイの正体を突き止めること。そしてその疑惑の眼は、不審な行動をとるアイリーンに向けられていた…。


『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』に始まり、『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』、『特命戦隊ゴーバスターズ』#31・32を経て『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』と続く一連の作品群を<平成宇宙刑事シリーズ>と呼ぶ動きもあるようだが、その系譜に連なる最新作がこれ。
試写会では箝口令が布かれていたが、ようやくソフト版がリリースされたのでここでレビュー。


出演は他に、アイリーンのかつての相棒ジェンサーに富田翔、ニュースキャスターに西嶋美幸、『ギャバン THE MOVIE』に引続いて登場の秘書官エリーナに穂花、二代目シャイダー=烏丸舟に岩永洋昭、そして初代シャリバン=伊賀電は勿論この人、渡洋史! 
脚本は荒川稔久、監督は坂本浩一。


セイギ役の馬場良馬は『ゴーバスターズ』のブルーバスター/岩崎リュウジでお馴染み、西、富田、西嶋の3人は『爆竜戦隊アバレンジャー』の主要キャスト、桃瀬美咲は『獣電戦隊キョウリュジャー/ガブリンチョ OF ミュージック』『赤×ピンク』に続いてこれが3本目の坂本監督作品への出演、矢吹春奈はかねてより監督がラブコールを送っていた相手とのこと。


コム長官を演じた西沢利明が亡くなった後、『スーパーヒーロー大戦Z』では不在だった長官役(初代ギャバン=一乗寺烈がコム長官に代わる役回りを演じていた)に起用された藤堂新二は、日本版『スパイダーマン』に主演した後は悪役に転じ、『電子戦隊デンジマン』のヘドラー将軍や『超人機メタルダー』では桐原剛造=帝王ゴッドネロス役でも知られているが、山城拓也はスパイダー星人ガリア(演:西沢利明)によってスパイダーマンになった、という経緯を知っているとこのキャスティングは感慨深いものがある。


物語は前回も書いたかと思うが、刑事モノらしいハードかつ熱いストーリー。香港ノワールや韓国映画を多少意識しているのかも知れない。
誰がネオマドーのスパイかというサスペンス風味もあるが、オーソドックスな作りなのでミスリードを排して行けば自ずと見当はつく。
ということで馬場良馬が振り幅の広い、ブルーバスターとは一味違ったヒーロー像(と言って良いものか)を好演している。


そしてこれを相手に、クールな計算で動く男から熱い感情的な男への豹変を三浦力が熱演。
オリジナルの『シャリバン』とは若干違う違うベクトルながらも、赤いコンバットスーツを纏うに相応しい新たなヒーローを誕生させた。


物語はこれで終わらず、次作『宇宙刑事シャイダー/NEXT GENERATION』へ続き、全ての謎が解き明かされる。


オーディオコメンタリーは三浦・岩永・石垣の3人の宇宙刑事プラス坂本監督。
男4人が集まって、これだけはしゃぎっ放しでうるさいコメンタリーも珍しいかも。必聴!


【ひとこと】
宇宙刑事ジェンサー」は『宇宙刑事シャイダー』の仮題の一つ。古くからのファンには懐かしい名前だ。


【ひとりごと】
桃瀬美咲はメチャクチャ可愛い


【もうひとこと】
三浦力、髪型が全然違うから『ギャバン THE MOVIE』や『スーパーヒーロー大戦Z』のキャラとは別人に見えるぞ。


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by odin2099 | 2014-10-13 16:53 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

e0033570_09313802.jpg地味に「坂本監督祭り」は継続中です。
今回は『仮面ライダーフォーゼ』の劇場公開版ですが、再三申し上げているようにこの作品の主役はインガ・ブリンク=原幹恵
監督のミューズ木下あゆ美長澤奈央も必要以上に?出番が多いですし、福士蒼汰も吉沢亮も身体を張って頑張っていますが、やはり本作の肝は原幹恵ですね。
これ一回きりのゲストキャラじゃ勿体ないなあと思っていると、ちゃっかり次回作にも出てくるあたり本当に監督お気に入りのキャラなんでしょうな。


先日発売された「キネマ旬報」に掲載された坂本監督インタビューで、今後仕事をしてみたい注目の女優さんを問われた時に、まず名前が上がったのは武田梨奈、次いで清野菜名ですが、三番手がこの原幹恵。
以下、桃瀬美咲入来茉里と続いていくのですが……今まで仕事したことないのは最初の二人だけじゃないですかあ?(「宇宙船」最新号のインタビューだと桃瀬美咲と山谷花純を”坂本組常連”と称してますが)


そういえば、黒木メイサが峰不二子を演じたことで色々と物議を醸してる実写版『ルパン三世』ですが、ネットの海を彷徨っていると不二子役に原幹恵を推している人が少なくないですね。
まあ確かに彼女は動けるし、この作品でも披露している黒のライダースーツ姿もバッチリ決まってますし、何よりもそのボリューム感! 黒木メイサに恨みはないですが、こればっかりはどうしようもないところ。
知名度とか集客力とかは置いといて、純粋にキャラクターイメージだけで選ぶのならば、彼女も立派に候補足り得るなあと、改めてこの映画を観ていて感じました。

過去記事はこちらこちら、それにこちら


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by odin2099 | 2014-10-05 09:35 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_21061537.jpg仮面ライダーオーズと仮面ライダーフォーゼのみならず、仮面ライダーWや栄光の7人ライダーまで競演させた「MOVIE大戦」の第3弾。坂本浩一という監督を意識して見出した最初の作品、だな。


これまでの「MOVIE大戦」のように「オーズ編」やって「フォーゼ編」やって、最後に合流してクライマックスというパターンを排し、Wを狂言回しに設定して一本の大きなストーリーにしたのは大正解。「オーズ編」と「フォーゼ編」はテイストも違うのでそのまま繋げるとかなり違和感が出るところだが、Wが上手く橋渡しをしてくれているおかげで流れがスムーズに。またその際にWの二人が「先輩」として存在するが故に、その成長ぶりも描けているという一石二鳥の効果が。


W、オーズ、フォーゼそれぞれの単独戦では各ライダーのアクションを描き分けているし、自分の持っていたイメージとは少々違うのだが、7人ライダーのアクションは当時の雰囲気を今のテクニックで再現するという興味深い試みも。
そして生身のアクションシーンでは、渡部秀も福士蒼汰も容赦なく動かされ、またそれに応える熱演。渡部秀の旋風脚や福士蒼汰のアクロバティックな動きなど、アクション専門じゃないだけに余計迫力がある。
そして女性陣の優遇ぶり?は言わずもがな。
やっぱりこの監督はタダモノではないな。


過去記事ー、-、-、-


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by odin2099 | 2014-09-13 08:00 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

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