【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_19365949.jpg9/7、ニッショーホールで行われた『Vシネマ 宇宙刑事シャリバン・宇宙刑事シャイダー/NEXT GENERATION 上映イベント』に参加してきました。最初に3人の宇宙刑事たち、三浦力、岩永洋昭、そして石垣佑磨の挨拶があり、串田アキラが登場して新曲(主題歌)を披露。会場内のテンションが盛り上がったところで、新作Vシネマ2作品の連続上映となります。


発売前だしネタバレ禁止令が出ているので詳しくは書けませんが――


物語の発端は十文字激が追っていたとある事件で、それに関連するエピソードが『シャリバン』『シャイダー』それぞれで描かれ、最後にそれぞれの点と線が繋がり、謎が解けるという流れになっています。
リリースは10月、11月に分かれていますが、出来れば続けて観るのが望ましいですね。


『宇宙刑事シャリバン/NEXT GENERATION』はかなりハードなストーリー。
日向快はパートナーのシシー(桃瀬美咲)、快と同じイガ星出身の宇宙刑事エステバンことセイギ(馬場良馬)と、その上官アイリーン(矢吹春奈)と共にネオマドー暗躍を阻止するべく動くのですが、一方で銀河連邦警察内にいる内通者を探る特命も担っています。
また彼には、師である初代シャリバン=伊賀電に認められていないという葛藤も抱えていました。
「宇宙刑事とは何か?」伊賀電に突き付けられた問の答えを、快は、セイギは見つけ出すことが出来たのでしょうか?


『宇宙刑事シャイダー/NEXT GENERATION』は、打って変わったコメディタッチ。
一乗寺烈の魂を受け継いだ十文字激、伊賀電とは違った熱さを秘めた日向快と違い、女と見ればすぐ口説くナンパなチャラ男という、生真面目な沢村大との共通点がまるで見いだせない烏丸舟のキャラはいっそ潔いです。
そしてパートナーのタミー(川本まゆ)は、スタイルこそ先代シャイダーのパートナーであるアニーを受け継いでいるものの、嫉妬深い凶暴キャラというこれまたトンデモなキャラクター。この二人が、フーマに誘拐された銀河連邦警察のゴードン新長官(藤堂新二)の娘ヒルダ(山谷架純=この役はアテ書きだったようですね)を追いかけるのですが、このラブラブなバカップルが実に良い味を出しています。


『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』はあまり「宇宙刑事」らしさの感じられない作品になってしまっていますが、この作品は世界観の繋がりを強く感じさせてくれます。
それは単に伊賀電(渡洋史)、アニー(森永奈緒美)、大山小次郎(鈴木正幸)といった懐かしい顔が出てきてるだけでも、全編にわたって渡辺宙明の音楽が彩っているだけでもなく、もっと根本的な組み立ての段階からシリーズに対するリスペクトが感じられるからでしょうか。例えば小次郎はギャバンを「激ちゃん」と呼びますし、さりげなく台詞の中に「月子」の名前が出てきたり…。
大迫力のアクション演出及び、ローアングルを多用して女性の美脚をこれでもかと強調するショットの多さも監督の持ち味でしょう。


e0033570_19371417.jpg2作品の上映後は、休憩を挟んでトークイベント。先ず石垣、三浦、岩永の3人の宇宙刑事が登場し、作品に賭ける意気込みなどを。


次に馬場良馬、桃瀬美咲、渡洋史が登場し『シャリバン』編の裏話を。ここで桃瀬美咲が、現場ではずっと「シャイダー派です」と言い続けていたエピソードを披露。喜ぶ岩永・落ち込む三浦の両名を尻目に、本当は…「初代シャリバンです!」と見事なオチを。
その後はサプライズで、5人の宇宙刑事が並んで一気に変身!特に伊賀電&日向快のダブル赤射は盛り上がりました。


入れ替わって今度は森永奈緒美、串田アキラ、それに坂本浩一監督が登壇して、今度は『シャイダー』編。話題はやはりアニーに集中しちゃいますね。監督はTVでも映画でもない、Vシネならではの拘りを語ります。

その後は再び全員集合でフォトセッション(これが時間を喰う)→お開きということで、物足りなさもありましたが、先ずは愉しいひと時。
これを機に、もっともっと二代目のギャバン、シャリバン、シャイダーの活躍を観たいですし、それをステップに新たな第四、第五の宇宙刑事を誕生させ、シリーズそのものを復活させて欲しいと思います。


【ひとこと】
レーザーブレードを振るいながら、犯人を抹殺ではなく逮捕するというのが「宇宙刑事」シリーズでは斬新ですねえ。


【ひとりごと】
ジェンサー、か…。


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by odin2099 | 2014-09-09 19:40 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

e0033570_19034552.jpgなんとなく「坂本浩一祭り」になっているけど、昨夏公開の映画をまたまたDVDで鑑賞。『キョウリュウジャー』、やっぱり好きだなあ。29分全く無駄のない快作で、観ていると元気が出る!

レギュラーメンバーも然ることながら、流石にエロ監督だけあって(?)中村静香、桃瀬美咲、佃井皆実らゲストの女の子のショットが多く、それもまた嬉し愉し。これで戸松遥も顔出し出演してくれればなあ。
というか45分くらいにして、もっと出番を増やしてくれてもいいのに…と思う。今からでも遅くないから<ディレクターズカット版>よろ~。


余勢をかって、TVシリーズ39話「せいぞろい! 10だいキョウリュウパワー」も続けて鑑賞。
このエピソード、劇場版の完全な後日談となっていて、当然のように中村静香もゲスト参戦し、更には番組で初めて10人のキョウリュウジャーが揃って変身シーンを見せてくれるという、真にブレイブな超娯楽編。
ダイゴを巡る3人の女性(アミィ、弥生、Meeko)の激突?がこれまたニヤニヤしてしまう一遍で、これ、何かの機会に同時上映とか、そういったイベントでもやらないかなあ。


【ひとこと】
キョウリュウジャーがコンサート会場で変身するのに違和感。
ノっさんやアミィ、ソウジあたりは周囲の皆には正体隠してるんじゃないの?

以前鑑賞した際の記事はここあそこ


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by odin2099 | 2014-08-16 19:04 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』で「ウルトラマン」を手掛けた坂本監督は、この作品のTVシリーズで「仮面ライダー」に進出。そして劇場版の監督に抜擢された。
シリーズのメイン監督ではなく、全49話中6本のエピソードを手掛けただけの監督が劇場版を手掛けるのは極めて異例なことだと思う。


e0033570_20211245.jpgで、当時は坂本監督のことを何も知らず、どうも今回の劇場版は今までとは一味違うらしいという声を聞いても、「そんなものかなあ」程度の認識だったのだが、確かにこれまでと違って単純に面白かったなと思えたのは事実だったし、後で色々な作品を観ると「やっぱりちょっと違うな」と思うようになった。


アクションシーンに力が入っているのはこの監督ならではだが、もう一つの特徴は勿論女性キャラクターの扱い。
杉本彩は胸元がチラチラする衣装とか、ボディーラインが浮かび上がる薄物をまとい、変身する際にはうなじのコネクターにガイアメモリを差し込むし、八代みなせもコネクターが鎖骨の辺りにあるので、チラっと胸元をはだけてメモリを差し込んで変身するし……。この時はこんな監督だなんて知らなかったのだけれども。
後は出来るだけバリエーションを消化しようとしている多段変身の多用とか、シリーズのゲストキャラの特別出演も持ち味と言って良いのだろう。


「平成仮面ライダー」は、間違いなくこの作品から新たなステップへと突入した。

過去記事はこちらこちら


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by odin2099 | 2014-08-14 20:22 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_21410933.jpg『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』は、ウルトラシリーズ劇場版の一つのターニングポイントとなった作品だと思うが、この『ウルトラ銀河伝説』も円谷プロサイドの製作体制の刷新と合せ、間違いなく転換点と呼べる作品だろう。また坂本浩一監督が本格的に活動拠点を日本に置く切っ掛けを作ったという意味でも、日本特撮映画史上に特筆すべき作品だ。


坂本監督に関しては功罪様々な評価が下されるだろうが、良くも悪くも昨今の「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」への影響力は大で、もしその参加がなかったら今のヒーロー映画の在り様はかなり趣を異にするものになっていただろうことは想像に難くない。


てなワケで何度目かわからない見直しをしたのだが、アクションばっかで疲れるとか、そのアクションもウルトラマンっぽくないとか、キャラ詰め込み過ぎで散漫だとか、ヴォイスキャストが…とか色々不満点はあるものの、単純に観ていて惹き付けるだけの画面作りが出来ていて、かつ次の展開が気になるワクワク感で全編を引っ張っているというのは、娯楽作品としては十分な合格点を上げられる。
現在放送中の『ウルトラマンギンガS』には坂本監督が復帰しているが、シリーズにどんな新風を吹き込んでくれるのか(あるいは吹き込めないのかも含め)、最終回まで楽しみに追いかけたい。

過去記事ー、-、-


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by odin2099 | 2014-08-10 20:24 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

母親さゆりを殺害した容疑で逮捕された安藤リコは、取り調べ中に逃走、一年が過ぎた。
元刑事で今は交番勤務の警察官・青木純蔵はリコの無罪を信じ、「劇団バズーカ」を主宰する友人・金原寿朗に彼女の捜索を依頼する。自主公演を打ちたい金原は、報奨金300万円目当てに劇団員の黒田賢、緑慎太郎、桜川カオリ、それにひょんなことから知り合った就活中の学生・赤井達也を巻き込み、バウンティハンターならぬバウンティアクターとして行動を開始する。
さゆりの職場の同僚、リコの親友、リコの恋人、そしてリコ自身と接していくうちに、思わぬ真相が明らかに…?!


e0033570_22495504.jpg<平成仮面ライダー>や<スーパー戦隊>の卒業生たちが新たな活躍を見せる”TOEI HERO NEXT”レーベルの第4弾。
今回は『獣電戦隊キョウリュウジャー』のメインキャスト6人がそのまま出演。しかも『キョウリュジャー』と同じ世界観で、最終回の裏側で繰り広げられている全く別のお話という設定。
「キョウリュウジャー」「デーボス軍」「ゾーリ魔」などの名前は出てくるものの、キャラクターは一切登場しないという変則的な外伝?
監督はもちろん坂本浩一


竜星涼は普段はオドオドしたヒーローヲタクだけど、何かのきっかけで突然憧れのヒーローが憑依して暴れだし、斉藤秀翼は女性恐怖症で妄想壁のある劇団員でピュアな乙女心の持ち主。
金城大和は生真面目で感動屋の警察官で、実はリコに同情して彼女を逃がしたのは彼。
塩野瑛久はどんな役柄も作り込んで演じる切れ者役者で、プレイボーイという役どころ。おまけに喧嘩っ早い。
今野鮎莉はドSのツンデレ小悪魔で現役女子高生、そして丸山敦史はハイテンションな劇団の座長といった具合に、見事に「キョウリュジャー」とはキャラを変えてきているので、そのギャップがまた笑いを誘う。
今野鮎莉は一年間『キョウリュウジャー』を見ていてもちっとも可愛くは感じなかったのだが、この作品では抜群の可愛さ。坂本監督の新たなミューズの誕生だ
一方、斉藤秀翼と塩野瑛久のBLシーンは、見ていてちょっと……だったけれど。


また彼らを取り巻く人物も濃い面々が揃っていて、逃亡犯リコには『炎神戦隊ゴーオンジャー』ゴーオンシルバー/須塔美羽を演じた杉本有美
リコの恋人・堂島ワタルには『海賊戦隊ゴーカイジャー』ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役だった山田裕貴
リコの母・安藤さゆりに『百獣戦隊ガオレンジャー』ツエツエ役の斉藤レイ
リコの親友・風間静香に『轟轟戦隊ボウケンジャー』風のシズカ役の山崎真実
さゆりの職場の同僚でスーパーマーケットの下着売り場店員・後場妙子に『特命戦隊ゴーバスターズ』イエローバスター/宇佐見ヨーコ役の小宮有紗
人気ニュースキャスター米良麗子に『獣拳戦隊ゲキレンジャー』メレ役の平田裕香
赤井が大ファンの特撮ヒーロー番組『ヘルズフェイス』の主人公・澤村蓮治朗には『侍戦隊シンケンジャー』シンケンゴールド/梅盛源太を演じた相馬圭祐
スーパーマーケットの写真屋店員・恩田剛に『ゴーオンジャー』ゴーオンブラック/石原軍平役の海老澤健次
「七が丘不動産」店員・出掛井啓太に『特捜戦隊デカレンジャー』デカグリーン/江成仙一役の伊藤陽佑
医師の馬場昭一郎に『ゴーバスターズ』黒木司令官を演じた榊英雄
さゆりが務めていたスーパーに出入りしていたトラック運転手・権俵に『キョウリュウジャー』でジェントルを演じた島津健太郎
ファミレス強盗犯・針本健太に『忍風戦隊ハリケンジャー』ハリケンイエロー/尾藤吼太役の山本康平
そして詐欺グループのメンバーにはJAEの清家利一下園愛弓、更に赤井の父親役で『キョウリュウジャー』でもダイゴの父・桐生ダンテツを演じていた山下真司…と<戦隊>のOB・OGがずらりと顔を揃えている次第。
ちなみに主題歌を歌っているPASSPO☆は、『仮面ライダーウィザード』でコヨミを演じた奥仲麻琴が在籍しているアイドルグループだ。


そんな彼らが皆、かつて演じたキャラクターにまつわるコネタを挟んでくるのだから、場内は爆笑必至。それでいてホロっとさせられる部分もあったりで、見ていて飽きさせない。ロケ地も大泉撮影所の周辺ばかりで、OZやTジョイもチラホラ映る。
監督の狙いはサモ=ハン主演でジャッキーやユン・ピョウもゲスト出演した『五福星』にあったらしいが、どことなく昔の香港映画を彷彿とさせる場面もあったりで、それは成功しているのだと思う。エンドロールもNG集だし。
なので『キョウリュウジャー』のサイドストーリーという設定がむしろ邪魔。全く無関係でも良かったんじゃなかろうか。


『赤×ピンク』を見た時に、これは坂本監督の最高傑作かもなあと思ったが、今度の作品も甲乙付け難い。というより、純粋な愉しさという点ではこちらの方が遥かに上。
こうなると弥が上にも次回作へと期待が高まるが、次はTVシリーズの『ウルトラマンギンガS』のメイン監督とのことなので、今度はまたウルトラシリーズを活性化してくれることを期待したい。


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by odin2099 | 2014-05-13 06:20 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

劇場公開から2カ月でソフト発売。
このスケジュールは有や無や?
 「いくらなんでも早すぎるだろう」
 「劇場で楽しんで、すぐに家で何度でも楽しめる」
……はい、自分は後者です。
もう一回映画館に行こうかなと思ったりもしたけど、すぐにソフトが出るや、と自分に言い聞かせてリリース待ちしておりました。


e0033570_19122950.jpgボーナスディスクには「メイキング」「スペシャルイベント」「試写会舞台挨拶」「初日舞台挨拶」等々を収録。


舞台挨拶では「キョウリュウジャー」チームはダイゴ役竜星涼と空蝉丸役の丸山敦史の二人が代表を務めるケースが多いみたいですが、ウッチーは毎回噛み噛み…。ソウジくん(塩野瑛久)もノっさん(金城大和)もアミィ(今野鮎莉)もその傾向が強く、真面目なコメントもまるでコントのようになってしまいます。対する「ゴーバスターズ」チームは各人のベクトルが空回りして滑りまくる印象ですが、ファンイベントとしてはこんなのも良いでしょう。
ダンテツ役の山下真司の場違い感に、肝心の坂本監督のグダグダぶりもまた楽し。現場の雰囲気の良さが伺えます。


それらはメイキングを見ても伝わってきて、特にダンスシーンを撮影中のキャストの弾けっぷりが物凄く、三条幸人役の富田翔とかエンター役の陣内将とかも役のイメージをぶち壊すエンターテイナーぶりを発揮してくれています。黒リン=榊英雄は…いつも通り?
また監督がヨーコちゃん(小宮有紗)とアミィと談笑してると、そこに絡んでくるエスケイプこと水崎綾女とか、スケジュールはかなりタイトでハードだったと思われますが、実に楽しそう。


映画本編は改めて見ると、ゴーバスターズが浮いている感が強く、もし完成度を高めるならゴーバスターズは完全オミットして、その分ジュウレンジャーとアバレンジャーに時間を割いた方が良かったとは思いますが、キョウリュウジャーとゴーバスターズの共演ありきの企画、その制約の中でギリギリの仕事をしたと言えそうです。

もっとも2大戦隊以外に(新番組として紹介を義務付けられている?「トッキュウジャー」は除く)歴代恐竜戦隊を出そうという発想そのものがいわばルール違反に近いのですから、これはある意味自業自得というか、自分で自分の首を敢えて絞めにいった結果でもあるのですが。


【おまけ】
クレジットされてない人もいますが、どうやらジュウレンジャー、アバレンジャー共に全員オリキャスが声を当てているという噂。代役に相当する人のクレジットもないですからねえ。色々”大人の事情”とやらがあるのでしょう。

劇場観賞時の記事はこちら


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by odin2099 | 2014-03-21 19:14 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

『赤×ピンク』のメイキングDVD3本目。SMの女王ミーコ様を演じる水崎綾女を中心に構成。

e0033570_19320979.jpg今回のキャストの中で一番アクション経験が豊富な彼女、メインキャストの中では一番早く出演が決まったそうで、実にクランクインの4~5か月前とのこと。多田あさみが藤田房代、芳賀優里亜がおそらく人見早苗にスタントを委ねたシーンがあったのに比べると、彼女は大半のシーンを自分で演じたようだし、一方で現場でのムードメーカーとして場を和ませていたようだ。


芳賀優里亜、多田あさみに比べると一番露出度が低いのが彼女だが、ちょっとした仕草や表情からもっともエロスを感じさせたのは彼女かもしれない。SMの女王というキャラクターだけに強面のシーンも少なくないのだが、それ以外で見せる優しかったりお茶目だったりする部分がキャラクターの幅を広げ、彼女の芝居力の高さも伺わせるようになっている。特に妹分的な存在の小池里奈との絡みは最高。一方で敵役となる人見早苗とのちょっと倒錯的なシーンでの表情も良い。


それにしても今回は主役4人を謳いながら、小池里奈だけメイキングDVDや映画と連動した写真集が作られなかったのは何故だろう?
またサブキャラとはいえ、桃瀬美咲、桜木梨奈、三田真央、西野翔、周防ゆきこ、大島遥、安田聖愛らの出番も少なくなく(特に桃瀬美咲)、彼女らももっと大きく取り上げて欲しかったなと思う。

ただDVDを3本製作しながら、共通するシーン、ショットが少ないのは評価に値するだろう。


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by odin2099 | 2014-02-27 21:06 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
『赤×ピンク』メイキングの2本目。DV夫から逃げ出した人妻…でありながら、実は空手一家に育ったという複雑な役を演じるのは多田あさみ。

e0033570_19321854.jpg彼女自身がインタビューで答えているが、今回のメインキャストの中では一番遅く決まったのだそう。製作サイドも色々オファーを出したようだが、ヌードシーンがあり、女性同士の絡みがあり、DV夫から暴力を受けたりレイプされるシーンがあることで、なかなか手を上げる人がいなかったようだ。そしてクランクインの2週間前になってようやく彼女に決まったとのことだが、他のメインキャストの芳賀優里亜、水崎綾女、小池里奈らと違って彼女はアクションの経験が無きに等しく、かなりの苦労をした模様。
しかしながら、現場で泣きながら食らいつく彼女の姿勢には頭が下がる。

こちらにも今回の売りの一つである芳賀優里亜との濃厚なラブシーンを収録。しかしトップどころかヘアまで見せる芳賀優里亜と違い、豊満な肉体を持ち全体的に大胆な演技(艶技)を見せながらもそれらを死守する彼女のカット割りには些か不自然さが感じられるのは残念。二人ともならわかるものの、一人だけ。しかも積極的に相手をリードしていく役回りなだけに…。

また二面性を持つある意味でずるいキャラクターという性格設定もあるし、彼女自身の顔立ちが場面場面でコロコロと変わって見えるので、本編では今一つ魅力薄。メイキングでの頑張りはわかるのだが、監督も、キャラクターそして多田あさみ本人を捉え損なっているように感じるのは穿ち過ぎか。
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by odin2099 | 2014-02-27 20:06 | ビデオ | Trackback | Comments(2)
3本発売されたメイキングDVDの1本で、主演の芳賀優里亜をメインフューチャー。

e0033570_19322816.jpg皐月というのは性同一性障害に悩むという難しい役処だけに、若手の女優やらグラビアアイドルやら何人もの候補が検討されたものの、今一つ決め手に欠くなかで上がった名前が「芳賀優里亜」。監督のイメージとも合致してオファーしたところ、本人も期するところありで実現した、いわば奇跡のキャスティング。原作者の桜庭一樹も、どうやらリップサービス抜きで気に入っているらしい。

今回彼女に課せられたのは、男の子でも女の子でもないというキャラクターの内面を描き出すこと。それは役に入り込んでいるときの彼女の表情と、本編カメラが回っていない時の素の彼女の表情とのギャップを見れば立派に成功していると言えるだろう。
またフルヌードのシーンも誤魔化しなく、正々堂々とチャレンジ。メイキングDVDという性格ゆえに出し惜しみをしているかと思いきや、かなりのシーンが収められてるので、そちらに期待している向きにもお勧めかと。

そして坂本浩一監督と言えばアクション。空手家という設定だけに、こちらも手抜きなしの現場の雰囲気が伝わってくる。映像を見る限り、ハードな場面では人見早苗がスタントを演じているようにも見えるが、基本は彼女自身がかなりのシーンを演じ、その俊敏な身のこなしとキリっとした表情には惚れ惚れとする。
彼女には更なるステップへ、是非とも挑戦してもらいたい。
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by odin2099 | 2014-02-26 20:12 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

桜庭一樹の”初期傑作”と呼ばれる作品を坂本浩一監督が映画化!
出演は芳賀優里亜、多田あさみ、水崎綾女、小池里奈、山口祥行、前山剛久、杉原勇武、桃瀬美咲、桜木梨奈、三田真央、西野翔、周防ゆきこ、大島遥、安田聖愛、人見早苗、榊英雄、品川祐ら。
角川文庫創刊65周年記念作品、なんていう冠も付いてます。


e0033570_21415127.jpg六本木の廃校となった小学校では今夜も、性同一性障害に悩む空手家・皐月、SMの女王様ミーコら訳アリの女性たちがぶつかり合う非合法の格闘ショー”ガールズブラッド”が開かれていた。そこへDV夫から逃げ出してきた人妻・千夏と内気なOL・まゆもメンバーに加わり、皐月と千夏は互いに惹かれあい、ミーコはまゆを妹のように可愛がるようになる。だがそんな穏やかな日も長くは続かなかった。空手一門を束ねる千夏の夫・安藤が彼女を連れ去り、まゆもまた彼女たちの下から去っていく。更に安藤の画策によって”ガールズブラッド”は存亡の危機に陥ってしまう。
自分たちの居場所を、愛する人を取り戻すため、皐月とミーコ、そして仲間たちは今立ち上がる!


このところ『009ノ1/THE END OF THE BEGINNING』『白魔女学園』と今ひとつ納得しきれない坂本監督作品が続いただけに、今度はどうなのかなあという不安も若干あったものの、見終わった後は完全に払拭されました。


芳賀優里亜が大胆フルヌードを披露!というのは今回の売りの一つですが、正直言って色々と誤魔化してるんじゃないのかなあと思ってました。ところがドッコイ、冒頭から全裸シーンがあってビックリ。しかもバストトップどころかヘアまで披露ということで、彼女の女優根性には敬服いたしました。スレンダーながらメリハリのついたその肢体は、少年の心に少女の身体という皐月のキャラクターに、より説得力を与えています。


謎めいた人妻を演じた多田あさみは、打って変わって豊満なボディーの持ち主。男を手玉に取る小悪魔的要素と成熟した大人の色香、その両方を兼ね備え、自分とは真逆なだけに皐月は千夏に惹かれたのかなと思わせてくれます。
ただ積極的に皐月をリードするという役どころでありながらその絡みのシーンは終始受け身で、後ろ姿でのオールヌードのショットは何度もありながら、バストトップは巧妙に隠し通し、夫にレイプされるシーンではカメラアングルに不自然さを感じてしまうのが残念でもあります。


水崎綾女は今回の儲け役、かつキーパーソン。
SMの女王様ということでボンデージファッションに身を包みながらも、素顔は面倒見の良い、人に気配りの出来るお姉さんキャラ。冷静に皐月や千夏を観察する眼を持ちながら、一方で妹分のまゆが去った後茫然自失する脆さもあり、彼女の演技力の高さの一端を覗かせてくれます。


その主体性に乏しく周囲に流されるOLまゆを演じた小池里奈は、守ってあげたくなるいたいけな少女の顔と、ふとした瞬間に見せる別次元へトリップしたかのような表情のアンバランスさがゾクゾクさせるし、そのまゆに異常な執着ぶりを見せるのはグレムリン/ソラこと前山剛久。彼の爽やかな好青年というのも見てみたいですが、それよりもこういう狂気をはらんだ役の方が本領を発揮できるのでしょうか。


強い女のイメージの強い人見早苗がチラリと見せたエロティシズムも酔わせてくれるし、何といっても弁解の余地ない榊英雄の悪辣っぷりに、あの黒リンの面影は皆無。ただ、最後はもっとコテンパンにやられてくれないと、見ている方の溜飲は下がらない…?


作劇上エロティックなシーンは比較的前半に集中し、後半は畳みかけるようなアクションの連続で、ボルテージは弥が上にも高まります。
アクション作品の経験者で本作でも大半のスタントを自らこなした水崎綾女のポテンシャルの高さも然ることながら、芳賀優里亜の身体能力の高さにも唸らされますし、期待していなかった多田あさみや小池里奈も十分に見せてくれます。そしてメインの彼女たちだけじゃなく、他の”ガールズファイト”のメンバーの頑張りにも脱帽です。


個人的にはこの中で光っていたなと思うのは桃瀬美咲。出番も4人以外の”ガールズファイト”メンバーの中では一番多く、キャラも立っていました。
坂本監督とは『獣電戦隊キョウリュウジャー/ガブリンチョ OF ミュージック』で既に組んでいますが、彼女もアクションをアピールポイントにしているだけに、ただのアイドルにはない存在感を示していました。


この作品で坂本監督は明らかに次の大きなステップへと駆け上った印象があります。
既に『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ/恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』は公開済みで、続いて「キョウリュウジャー」を中心にした<スーパー戦隊>シリーズのOB&OGキャストで固めた作品が公開待機中ですが、次の次、更にその次と期待は益々高まっていきます。


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by odin2099 | 2014-02-25 21:52 |  映画感想<ア行> | Trackback(3) | Comments(4)

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