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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ/恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』(2014)

やけに長いタイトルの<スーパー戦隊VSシリーズ>の最新作は、従来通りのキョウリュウジャーと「特命戦隊ゴーバスターズ」の共演だけでなく、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」、「爆竜戦隊アバレンジャー」、それに新番組「烈車戦隊トッキュウジャー」、合わせて5大戦隊が登場するという豪華版!
TVシリーズ及び夏の劇場版、全話を執筆した三条陸の脚本に、メイン監督・坂本浩一という組み合わせ。


e0033570_17184128.jpg地球に接近する巨大隕石、その正体はデーボスと並ぶ宇宙の戦神ボルドスだった。かつて恐竜スーパー戦隊に敗れた者の復讐の念を吸収したボルドスはネオグリフォーザーとネオガイルトンを生み出し、デーボス軍と共闘。更にヴァグラスのエンターとエスケイプも復活させ、恐竜スーパー戦隊の力「ダイノホープ」を奪い取ろうとしていた。駆け付けたキョウリュウジャーとゴーバスターズだったが、その前に立ちはだかったのは何とティラノレンジャーとアバレッド! 彼らも既に敵の手に落ちていたのだ。そしてキョウリュウジャーは敵の仕掛けた巨大な罠に嵌ってしまう…?!


従来のVSシリーズだと、2大戦隊の出会いから対立、そして共闘へというパターンになるのが多いですが、今回の作品は「1時間の中によくぞこんなに」と呆れるぐらい詰め込んでいるので(DC版、熱望!!)、前作の『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー』を踏まえて両戦隊は面識有り、冒頭からゴーバスターズはキョウリュウジャーとは別にデーボス軍を追っているし、中盤以降の逆転の切り札となる「スーパー戦隊獣電池」はドクター・ウルシェードと特命部が共同開発していた代物という設定になっています(『スーパーヒーロー大戦Z』はなかったことになっているようですね)。


とにかくキャラクター多過ぎ!敵も味方も大所帯です。
ジュウレンジャーからはゲキ、アバレンジャーからは伯亜凌駕、三条幸人の二人が素面で出てキョウリュウジャーたちと絡みますが、やはりレジェンド戦士だけあって存在感は抜群。これにはゴーバスターズも若干霞み気味。ただしこちらにも陣マサトの復活というイベント要素があるし、エンターとエスケイプも顔見世だけかと思いきやかなり出番が多く、辛うじてキャラを使い切ったなあというところですね。


そんな中でも坂本監督だけあって、アミィとヨーコとエスケイプの生身のアクションなどという美味しいシーンはきっちりと用意しているし、トリンを見てフリーズしかけるヒロムとか、「3、2、1、来ます!」とか小ネタもしっかり拾っています。「キョウリュウジャー」と「ゴーバスターズ」の主題歌の使い方もグっとくるものがありましたし、ただヒーロー集めるだけで面白い作品が出来ると思ったら大間違いなのです。


ところで新ヒーロー「トッキュウジャー」は物語に一切関わりません。エンディング曲が流れても出てこないので「あれあれ…?」と思っていたら……
なんとエンドロール後に大々的なお披露目が!
生き残ったネオガイルトンがネオメサイアに進化、と思いきや、そこに現れたのがトッキュウジャー。かなーりぶっ飛んでるというか、脱力系?な印象を受けましたが、本編始まったらこれが格好良く化けてくれるんでしょうか。


【ひとりごと】
西興一朗と富田翔は違和感ないですが、引退していたとはいえ望月祐多(「祐」ではなく、正しくは「示」+「右」)はチトきつい。あの頃の面影は……ないですねえ。
ちなみにマンモスレンジャー、タイガーレンジャー、プテラレンジャーの声はそれぞれオリキャスの右門青寿、橋本巧、それに千葉麗子が担当してます。


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by odin2099 | 2014-01-18 17:26 |  映画感想<サ行> | Trackback(9) | Comments(4)
いや~、楽しいよぉ~、劇場版『キョウリュウジャー』!

先日(12/1)放送されたブレイブ39「せいぞろい!10だいキョウリュウパワー」にMeekoこと天野美琴役の中村静香がゲスト出演し、対する復活した獰猛の戦騎Dもオリジナル・ヴォイスキャスト宮野真守を迎え、もちろん坂本浩一監督登板でこの劇場版の続編をやってましたけど、こっちを先に見ておかないと面白さ半減。DVDリリース後のタイミングで放送した方が良かったんじゃないのかなあとは思いましたけどね。
とにかく30分が濃縮、凝縮、歌あり、踊りあり、アクションありのテンコ盛りの快作になっております。

e0033570_21201118.jpg本編ディスクの映像特典には「製作発表記者会見」の模様が収録されていましたが、会場がGロッソでかなり本格的なショー仕立て。いつもちょっとした寸劇はありますけど、相当気合の入ったアクションを披露していて見応えありました。

特典ディスクは収録時間が133分!
先ずは「未公開&エクステンドシーン」が約15分。
セリフだけで音楽や効果音がなかったり、エフェクトが追加されてなかったりと未完成シーンが大半。当然のようにアクションシーンが中心、あとは女の子のカットが一杯(^^♪
アミィがMeekoに嫉妬?したり、ディノガールズの可愛らしいショットなど勿体なさすぎなのでディレクターズカット版希望!

というか、今回は例年よりDVDのリリースが早かったのはてっきりその予定なんだろうと思ってるんだけど、どうなんでしょう?
昨年の『ゴーバスターズ』は<DC版>作ったし、坂本監督のことだからあって不思議じゃないというか、あるのが当然!って気持ちになってるんですけど。

そのほかにボリュームを取っているのが「密着!キャンペーンメイキング」。
70分ぐらいあり、大分、京都、和歌山と映画公開直後に強行日程でキャンペーンをこなすキョウリュウジャーのメンバーに密着! いやはや真夏の暑い盛りにハードスケジュールだねえ。

それ以外にも「完成披露試写会舞台挨拶」や「公開2日目舞台挨拶」など盛り沢山。
試写会の挨拶は『仮面ライダーウィザード』と合同で行われてますが、「チチンプイプイ!」とか「皆まで言うな」とかアミィやウッチーが『ウィザード』チームに絡んでましたが、中村静香が素でダイゴと間違えて「ハルトくん」とか言っちゃったりと和気藹々。

あー、それにしてももうすぐキョウリュウジャーともお別れなのが寂しいなあ。

劇場で鑑賞した時の記事はこっち

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by odin2099 | 2013-12-12 21:22 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
傷ついた少女を救う”白魔女”。かつて妹のかすみを救えなかった白鳥もがは、同じような少女たちを守りたいと思い「白魔女学園」へとやってきた。そこには彼女と同じ思いを抱えた少女たちが、”白魔女”になるべく集っていた。そこで生まれる友情、そして反発。上級生の指導の下、日々繰り返されるエチュード(訓練)の中で、一人また一人と少女たちは魔力を覚醒させてゆく。
だが、最後のエチュードは自らの手で友達を殺すことだった。最も強い痛みを抱えた者だけが”白魔女”になれるのだという……。

e0033570_20124243.jpgアクションとフェチの伝道師」(とコピーにある)坂本浩一監督の新作、というだけで鑑賞決定。脚本は吉田玲子、主演は「痛みを抱える少女代表」でんぱ組.inc(最上もが・夢眠ねむ・古川未鈴・成瀬瑛美・藤咲彩音・相沢梨紗)、相川結、白石さえ、小宮有紗、高良光莉、山谷花純ら。

良く知らないのですが吉田玲子という人は『けいおん!』や『ガールズ&パンツァー』などで評価されている方だそうで(コピーには「”少女”の危うさと魅力を限界まで描写する」とあります)、特撮界、アニメ界、そしてアイドル界という、重なりそうでなかなか重ならない世界同士のコラボというのを前面に押し出しています。それにしても坂本監督、この一カ月半で3本目の新作映画公開とは、ちょっと働き過ぎの感じがありますが。

ホラーテイストと聞いていたので「自分の好きなタイプの映画じゃないかもなあ」と今回はあまり期待しないで見たのですが、思っていたよりも面白かったですね。殆ど救いのないお話でしたけど。
また、”アクション”よりは”フェチ”寄りな気もします。
実際はそれなりの量のアクションシーンが用意されてはいるのですが、アクションヒーローやヒロインが戦うのではなく、あくまでも生身の少女たちなので、バトル臭は薄められているのでしょう。

でんぱ組.incって本当に名前だけしか知らないもので、彼女たちがどういうキャラクターでまたどんなポテンシャルを持っているかわからないで見ていましたが、まあアイドル映画としては及第点でしょうか。もうちょっと可愛い娘がいれば、なんて思ってましたが、見ているうちに段々と輝いて見えてきます。

ラスボスとなるのが白鳥かすみ役の山谷花純。彼女は『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ/MOVIE大戦アルティメイタム』に続いての出演で、監督直々の御指名だそう。あの時とはちょっと顔立ちが違った気もしますが、なかなかの正統派美少女ぶりを発揮。
小宮有紗は『特命戦隊ゴーバスターズ』のイエローバスターこと宇佐見ヨーコ役でお馴染みですが、監督とは初顔合わせ。幼さの残るヨーコとはまるで雰囲気違いますが、妖艶な感じもなかなかイケます。それに<戦隊>経験者だけあって、ポーズが綺麗に決まりますね。

アクション担当的存在だったのが高良光莉。彼女はホリプロ所属のアイドルですが、アクションが売りなのかな、実に良く動いています。そういえば同じ事務所の桃瀬美咲水崎綾女と3人で「ピンクスパイダー」というアクション中心のプロモーションムービーを作ってましたが、坂本監督は『獣電戦隊キョウリュウジャー/ガブリンチョ Of ミュージック』で桃瀬美咲、次回作の『赤×ピンク』では水崎綾女を起用しているので、これで全員と仕事をしたことに。これは狙っていたのかな。

如何にもなBテイスト、低予算ムービーなのは毎度のことですが、その中で何か一つや二つは光るものを必ず入れてくる坂本監督は、ジャンルムービーの職人と言って良いでしょうね。
好き嫌いは分かれると思いますので誰にでもお薦めは出来ませんが、こういう作品をバカにせず(いや、ちょっとバカにしながらでも良いから)見てみるのもたまにはいいのでは?

【つぶやき】
初日は上映前に舞台挨拶があったようですが、二日目以降も上映後にイベントが。
日替わりゲストが登場するようで、今回は主演の最上もがを迎えての舞台挨拶とネット配信版の第10話(最終話)の生コメンタリー付きの上映会。
それ自体は面白かったのですが、会場の雰囲気には付いていけなかったなあ。
アイドルヲタクはやっぱり怖い……。








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by odin2099 | 2013-09-24 20:14 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_1033573.jpg『THE WOMAN FIGHTERS/ミレーヌ・ホフマンと石ノ森章太郎が生んだ闘うヒロインたち』

映画『009ノ1』のオフィシャルブックで、珍しいことに「サイゾー」から出ています。
そのせいなのかどうなのか、発売された筈なのにどこにも見当たらず、新宿・池袋その他諸々随分探し回ったものです。Amazonでも在庫なしだったし。
で、やっと一週間以上経って購入。

この映画、パンフが作られなかったので、その代わりに劇場で売っても良かったんじゃないかなあと思います。スタッフ、キャストのインタビューや企画の変遷、それに岩佐真悠子の撮り下ろし写真の美しいこと。映画でももうちょっと綺麗に見せて欲しかったですけどねえ。画面は全体に暗いし。
あとは長澤奈央の特写もあれば……。

後半は『仮面ライダーダブルFOREVER/AtoZ運命のガイアメモリ』に始まる石ノ森章太郎原作×坂本浩一監督作品の解説と、実写で映像化された石ノ森ヒロインの紹介ページ。
『フラワーアクション009ノ1』、『好き!すき!!魔女先生』のアンドロ仮面、『キカイダー01』のビジンダーから仮面ライダーファム、仮面ライダーなでしこまで。

ま、どちらかというとヒロイン特集よりは坂本監督の解題でも試みて頂きたいところだったけど、売りはヒロインだろうから仕方ないかな。
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by odin2099 | 2013-09-23 10:35 | | Trackback | Comments(0)
最近は<仮面ライダー>も<スーパー戦隊>も、TV映画問わずディレクターズカット版が発売されるのがお約束みたいになってきましたね。
今回発売されたのは『獣電戦隊キョウリュウジャー』の1~4話、ブレイブ1「でたァーッ! まっかなキング」、ブレイブ2「ガブリンチョ! カミツキがったい」、ブレイブ3「あれるぜ! ざんげきのブレイブ」、ブレイブ4「うちぬけ! ゆうきのガブリボルバー」の再編集版。『キョウリュウジャー』は『仮面ライダーフォーゼ』同様に4話までがパイロット。連続ストーリーになっているのでこれは妥当なところかと。

e0033570_231452100.jpgなんせ1話で変身するのはキョウリュウレッドのダイゴだけで、後の4人は正体不明。2話でブルーのノブハルとピンクのアミィ、3話でグリーンのソウジ、そして4話でようやく残るブラックの正体がイアンと判明して晴れて「戦隊」として確立するという展開だからだ。
この4話は全て脚本が三条陸で監督は坂本浩一。坂本監督は<DC版>登板率が高く、優遇されてますなあ。ゲストの木下あゆ美、海老澤健次、島津健太郎は『トラベラーズ/次元警察』からのスライドだし、春田純一や渋谷樹生も坂本組のメンバーと言っても良いのかな。

ランニングタイムは107分。
30分番組4話分というと、単純計算で正味25分×4=100分だから確かに長くはなっているけれど、解説には「21分38秒にも及ぶ圧倒的内容の未公開シーンを追加して」云々とあって…あれ?計算が合わないような。
と思ったけど、監督のコメントによると丸々1話分近く追加(トータルで5話分弱)ということなので、正味がもっと短いのだね。図ったことはないけれど。

1話毎の<DC版>を作るのではなく、一本の長編として<DC版>にしてあるのは嬉しい。
キャラクター描写が増えたのでドラマ部分は圧倒的に面白くなっているものの、アクションパートはやや食傷気味。大体元のエピソードには毎回クライマックスが用意されているのだから、それが4回も出てくれば「またか」という気にもなってしまうし、主題歌も何回流すんだよ~と言いたくなってもくるけれど、これは仕方ないところかな、とは思ふ。

オーディオコメンタリーは桐生ダイゴ役の竜星涼、イアン・ヨークランド役の斉藤秀翼、有働ノブハル役の金城大和、立風館ソウジ役の塩野瑛久、アミィ結月役の今野鮎莉、そして坂本監督の6人の座談会。いつもながら現場の楽しさ、チームワークの良さが伝わってくるし、撮影の裏話やオーディションの際のエピソードなど、比較的まとまりがある内容なのは珍しい?(^^ゞ
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by odin2099 | 2013-09-22 09:42 | ビデオ | Trackback(1) | Comments(0)
石ノ森章太郎生誕75周年記念作品ですが、公開劇場が単館上映に近いくらい少なく、しかもレイトショー公開のみというのがちょっと残念。幸い、初日舞台挨拶付きの回が取れたので新宿バルト9へ。
登壇者は木ノ本嶺浩、長澤奈央、市道真央、坂本浩一監督の4人で、主演の岩佐真悠子はフランスからの中継参加。実はこの作品がパリで開催されるエトランジェ国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、その舞台挨拶のためにフランス滞在中とのことでした。

「日曜朝では出来ないことを」というのが本作のテーマだそうですが、それは端的に行ってエログロの部分ですね。『トラベラーズ/次元警察』よりも血しぶきが飛んでいます。それに水着の女性が闊歩したり、ストリッパーが出てきたりでヌードも解禁。といってもメインキャストではありませんがね。
メインキャストではちょっとレズっぽいシーンやら男女のSEXシーンやらがあって、これは確かにニチアサでは無理なシーンではあります(監督が「長澤奈央や市道真央が、あんなことやこんなことを…?」と言っていたシーンでしょう)。ちょっと後味は悪いかも知れません。

e0033570_20324093.jpgお話は原作の『009ノ1』から幾つかの設定、シチュエーション、ストーリーを借りてきて継接ぎしたオリジナルストーリー。意外性のある展開かも知れませんが、原作ファンならば先は読めると思います。劇場作品とはいえ実際はVシネマの規模でしょうから予算はいつも通り。監督曰く「リミッター解除」とのことですが、そちらには期待してはいけません。<仮面ライダー>や<スーパー戦隊>劇場版の方が画面は豪華です。どことなく60年代、70年代の東映作品の匂いを感じたのは自分だけ?

では何が売りかと言えば、それはもうヒロインアクションに尽きます。
常連女優の長澤奈央は当然として、『海賊戦隊ゴーカイジャー』以来となる市道真央も結構動かされています。JAEのアイドルグループwipe out(当時)の3人――人見早苗、下園愛弓、佃井皆美――が揃って参加しているのも嬉しいですし、岩佐真悠子も思ったよりは良かったです。悪役でしたけど緑川静香は…監督好みの新星なのかな。

デビュー当時は注目していた岩佐真悠子でしたが、その後は近年の『帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー/last epic』などを見ても精彩を欠いてるなあという印象でしたが、今作ではシャープでクールな女性を体現。といっても激しいアクションシーンが多かったとはいえ、本人以外のスタントの起用が目立ったのは興ざめでしたね。

それにミレーヌ・ホフマンを演じる以上は、ヌードも辞さずの覚悟は必要でしょう。後ろ姿や肩から上のショットだけでは如何にも「ごまかしています」という雰囲気がありあり。不必要に脱ぐ必要はありませんし、これは本人だけの責任ではないのかも知れませんが、『009ノ1』というビッグタイトルを背負うという意気込みは見せて欲しかったものです。写真集では結構頑張っていたなあという印象だったのに…。

自分は原作ファンで作品に対する思い入れが強すぎるので、安易に実写映像化して欲しくないという気持ちと、このスタッフとキャスト、公開規模や予算ならば別物にならざるを得ないという諦めの気持ちの両方を持っているので、どこかにそのやり場のない想いをぶつける矛先を探さざるを得ない、というのも理由かも知れませんが。

『009ノ1』だと思わなければ、それなりに楽しめる作品でした。
杉本彩、本田博太郎、竹中直人らが怪演。舞台挨拶も和気藹々、現場の雰囲気の良さがいつもながらこちらにも伝わってきますし、坂本監督の「次」も楽しみです(桜庭一樹原作の『赤×ピンク』)。どうやら撮影がオールアップし、現場からそのまま駆けつけた様子。上映終了後もロビーで気さくにファンの握手に応じてましたね。

【ひとこと】
坂本監督の次回作『白魔女学園』のチラシを貰ってきたら、監督のことが「アクションとフェチの伝道師」と紹介されてました……(^^ゞ
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by odin2099 | 2013-09-09 20:41 |  映画感想<サ行> | Trackback(1) | Comments(0)
――したのはちょっと前ですが、主演の二人・長澤奈央と木下あゆ美と坂本浩一監督のコメンタリー付きで見直しました。

e0033570_21141083.jpgイメージとはちょっと違い、結構殺伐としたシーンがあったり、設定やシチュエーションが重たかったりする作品ではありますが、コメンタリーはひたすら明るく楽しいものになってます。まるで別の作品見てるみたい。仲良し二人のガールズトーク、そしてそれに嬉しそうに参加してる監督の絵が浮かんできちゃって、映画どころじゃありませんでした。

まあ延々と無関係な話をしてるわけではなく、適度に撮影の裏話――「これがファーストカット」「これ、明るいけど撮影は深夜」「この日は凄く寒かった」「この場面、雨が降ってた」「ここの血糊は合成」ナドナド――も盛り込まれていますので、これで「もう一回見よう!」という気にさせてくれます。
欲を言えばもっとメイキング映像や、グダグダだった初日舞台挨拶の模様などを入れて欲しかったんですけどねえ。

あー、それにしても続編が見たいよ~。

公開時の感想はこちら
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by odin2099 | 2013-08-28 21:14 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_225518.jpg今夏公開の劇場版メイキングDVDですが、よくよく見るとタイトルが「OF」じゃなくて「OFF」になってる~。なんか芸が細かいなあ。

30分ちょっとの長さですが、最初から最後まで現場の楽しさが伝わってくる一本。メインフューチャーされてるのは、やっぱりというか当然というか中村静香
次が桃瀬美咲佃井皆美かなあと思いきや、意外に出番が少ない?! 特にせっかくの坂本監督作品なのに、なんで二人のアクションシーンがないの?勿体ない話だー。
もちろんもちろんキョウリュウジャー6人も出ずっぱりで、撮影の合間のオフショットなども楽しめます。

ただ、特撮シーンとかスタントシーンとかの裏側の紹介は皆無なので、あくまでキャラクター好き、出演者好きな人向けですね、相変わらず。

あと、エンディング・ダンスのレッスン映像付き!
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by odin2099 | 2013-08-20 22:06 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_17331979.jpg夏映画の<戦隊>はどうしても<ライダー>の前座的意味合いが強いので、見ていて物足りなさを覚える方が多いです。”一本の映画”としての見応えをしっかりと感じたのは去年の『ゴーバスターズ』が最初かなあ。しかし、今年は違うぞ!というのが予告編の段階から伝わってきたのがこの『劇場版キョウリュウジャー』!! 監督以下スタッフが、見せたいものというより自分たちが見たいものに絞り込んで作ったからですかね。もー30分があっという間で、歌あり踊りありアクションあり、のてんこ盛り状態でした。

ゲスト主役はスーパーアイドルのMeekoこと天野美琴。一億年の昔、最初に誕生した獰猛の戦騎Dことデスリュウジャーは、獣電竜0号トバスピノを操って恐竜たちを滅ぼそうとしたものの、超古代人の巫女が歌う「祈り歌」によって封印されたという過去があったのですが、彼女はその能力を受け継いだ末裔。復活したデスリュウジャーは彼女のエネルギーを逆に利用し、今度こそトバスピノを手に入れようとし、キョウリュウジャーたちはそれを防げるのか?!というのが今回のストーリーです。

美琴はキングことダイゴの友人で、かつて互いに夢を語り合い更に密かに想いを寄せているという設定ですが、ここのところTVシリーズでも二代目キョウリュウバイオレットになる弥生に憧れられていたり、それを見ていたアミィが嫉妬したりとキングは急にモテ男になってますね。まあダイゴはそっち方面はからっきしで、ある意味ソウジ君よりもニブイから今のところ何の進展もありませんがね。プレイボーイはイアンの役どころなのに…。

美琴を演じている中村静香『トミカヒーロー レスキューファイヤー』でヒーローファンにはお馴染み。ダイゴから貰ったネックレスがポイントになってますけれど、これは胸元狙いのショットを増やすための小道具かなあ? デスリュウジャーに捕まって縛られている時も、心なしか前傾姿勢な気が…。

またTV版ではデーボス軍には着ぐるみ幹部しかいませんし、女性レギュラーはピンクのアミィだけですが(喜びの戦騎キャンデリラは、ヴォイスキャストの戸松遥がそのまま顔出しでアイドルを演じるエピソードがありましたけど)、劇場版ではデスリュウジャー配下にレムネアとアーシーという女性キャラが二人加わってます。演じたのはそれぞれ桃瀬美咲とJAEの佃井皆美で、どちらもアクションが出来るからと抜擢されたとのことですが、一気に女っ気が増えたのは監督の趣味以外の何物でもないでしょう。

正直アミィちゃんがイマイチなもんで(汗)、Fカップのヒロインに、エロカッコイイ女幹部の参戦は諸手を挙げて歓迎すべき事態です。残念なのは出番が少ないことで、要望が大きければ<ディレクターズカット版>のリリースもあり得るとのことですからそちらに期待。何なら1時間枠でもOKですぜ。それと追加戦士の宿命か、他の5人に比べるとうっちーの出番も少なめですねえ。ま、こっちは<DC版>でも出番が増えるとは思えませんが…。

とにもかくにも最初から最後まで全力疾走!この監督に「緩急」なんぞは期待しちゃいけないのかも知れません!歌はポイントですけど「ミュージカル?」と引くほどじゃありませんし、これは大人から子供まで(あ、逆か)楽しめる<戦隊>映画史上でも上位に来る作品じゃないかと思います。監督の狙いは『ストリート・オブ・ファイヤー』に『超時空要塞マクロス』、更に『メガゾーン23』に『トップガン』に『ロッキー』に『フラッシュダンス』に…って、それは無謀だ!と思わないでもないですが。

エンディングのダンスシーンには徳永悠平、平山相太、森重真人のJリーガーが特別出演ということが話題になってますが、見ていて正直「誰それ?」な扱い。それよりも白石隼也、奥仲麻琴、永瀬匡、戸塚純貴、高山侑子の『仮面ライダーウィザード』レギュラーが出ている方をもっと宣伝した方が良いんじゃないですかねえ。Jリーガー出てくるからってわざわざ『キョウリュウジャー』の映画を見に行こうと思う人は少ないだろうけど、『ウィザード』が出てるなら楽しみ!という子供たちはきっといると思うんですが、これは仕方ないのかなあ。
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by odin2099 | 2013-08-03 17:36 |  映画感想<サ行> | Trackback(6) | Comments(0)
e0033570_1953818.jpgいつもなら春先に発売になるので、今回は<ディレクターズカット版>作らないのかなあと思っていたら、今頃になって(?)リリースされました。『MOVIE大戦アルティメイタム』に先越されるとは…?!

公開版は66分、<DC版>は89分、どこが増えてるかというと、まあ原幹恵とか木下あゆ美が映ってる場面(長澤奈央も?)、だと思ってほぼ間違いないでしょう、あの監督ですから……?

実際は、例によってシーン丸ごと復活させているよりも、既存のシーンに細かいショットを足したり、台詞を追加したりで長めにしている部分が多いです。
また順番を入れ替えたりで、より感情の繋がり盛り上がりを大切にした編集を心がけている模様。

単純にアクションカットを増やされても辟易してしまう人もいるでしょうが、そうなることでお話がわかりやすく、そしてキャラクターに感情移入しやすくなっていますので面白いものになっています。

個人的に今回一番のポイントだなあと思ったのは、ウィザードの初登場シーン。
これ、夏の<ライダー>映画でも冬の<戦隊>映画にも言えるのですが、どちらにも次番組のヒーローの先行お披露目を盛り込むことが最近の恒例になっています。
しかしまだ番組が始まっていませんし、というよりもパイロット版に先んじてというスケジュールになることも多いようで、その登場シーンにかかる曲は番組の主題歌でも作品中で使われるテーマ曲でもありません。
公開時はそれでも良いのかもしれませんけれど、後になって見返す時に非常に違和感を覚えるのですが、今回の<DC版>では『ウィザード』の主題歌に差し替えられていました。後で作る<DC版>ならでは、ですねえ。なんで今までの作品でこれをやってくれなかったのか……。
その為に例年よりリリースが遅くなったわけではないでしょうが、本当は公開版でもそこまでじっくりと手をかけ時間をかけて作って欲しいもんですが。

オーディオコメンタリー聴くと相変わらずコネタを沢山仕込んでるようですが、一体観客の何割ぐらいが気付くことやら。
そういや監督、原幹恵を「今日本で一番アクションの出来る女優さん」と大絶賛してましたね。『009ノ1』はどうせなら彼女主演で撮って欲しかったなあ。

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by odin2099 | 2013-06-23 19:07 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)

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